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「選挙の片づけは終わりましたか?」朝8時前に電話が入りました。
先週、まだバタバタしていてお会いできなかった信州大学の中本名誉教授でした。

地域水道支援センターで国内の地方の水道施設の改善支援などをしている先生が私に会いに来てくれたのは、なんとサモアつながりでした。

今、先生が沖縄県と協力して支援しているのがサモアの水道施設の維持管理だそうです。はい。なんと私が30年前に建設に係わったサモアの水道です。

先生は大きな疑問を持っていました。「なんで比較的新しいURFというろ過技術が30年前のサモアに導入されたのか?」ずーっと悩んでいたそうです。
私のうろ覚えの当時の建設コンセプト「シンプルな重力式の水道システム」には、当時の水質の良好さもあり、スローサンドフィルターとクロリネーション程度しかなかったこと。また、今のURFのマニュアルが2000年過ぎにできていることから、1987年当時のプラントにはURFは無く、後年後付けで建設されたものではないか、という仮説をお話ししました。
「そうです、そうです!最初からなかったんですよね。ならば、今までの疑問がすべて解決です。最初からあったという前提でずっと考えていました。素晴らしい発見です。これで5月の研修で沖縄に来るサモアの人たちにしっかりと説明できます。ありがとう。ありがとう!会いに来て本当に良かった。」

30年前の記憶をたどる。自分が世話になった人たちの顔が浮かぶ。彼らに、彼らの子どもたちに日本の技術を伝える中本先生がいる。知った名前も出てくる。なんて、不思議な素晴らしいご縁なんだろう。いつの時代もどこの世界もつながってるって実感しちゃいますね。