2017年11月19日

『鳳凰伝』感想・1

月組全国ツアー『鳳凰伝』-カラフとトゥーランドット-を観てきました。
会場は梅芸で11月17日(金)15時30分開幕、初日です。

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『鳳凰伝』、話はなんとなくは知っていたし、映像で部分的に見たことはありました。が、通して観たのは今回が初めて。

全ツ2番手のれいこちゃん演じるバラクがかなりあっさり死んだのにびっくりしました。
出番そんだけかよ!みたいな。
(ちなみに過去の宙組大劇場公演で使われたという本水は今回はナシ)
これは元がオペラだからこんなもん(比重が主人公たちに比べて軽い、なんならタマルやアデルマのほうが大きな役にみえる)なのか、初演が「動く大道具」を擁していた時代の宙組ゆえなのか……と考えてしまいました。


登場人物たちもちょっとアレな感じはあります。
めっちゃ逆恨みのアデルマ姫のみならず、「国とかいいんですか?」とちょっと聞いてみたくなるカラフとか。
でも元はオペラだしなぁと思ってるせいか、さほど気にならずに済みました。


カラフ王子のたまちゃんは堂々とした体躯、堂々とした存在感。
主人公としての存在感や真ん中としての納まりの良さが素晴らしいです。
これは得難い資質。

トゥーランドットの美しさに魅せられ命がけの謎解きに挑むのも、たまちゃんなら「だって男だから」で納得させられます。
疑いなく男、なんだもの。
そしてそこに疑問を差しはさんだところで、分厚い胸板で跳ね返されます。
男だから求めるさ、だってロマンだもの――ああそうですかとしか言いようがない感じがすごい。


ちゃぴさんのトゥーランドットはわくわくした。こういう重みのある女役が似合う。
登場時、息を呑むほどの美しさではなかったけれど、舞台上で十分に「トゥーランドットだな」と思えるほどには綺麗でした。

謎かけの場面は次々変わる表情が見ごたえあり。
冷たい微笑、勝ち誇ったような笑み、動揺、高笑い、侮蔑――などなど。
引き込まれる演技でした。

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hanazononiyukigamau at 01:40|PermalinkComments(0)月組 

『神家の七人』感想・1

専科バウホール公演『神家(こうや)の七人(しちにん)』11月18日(土)11時公演を観てきました。
19日も観る予定。

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総出演者9人のこぢんまりした公演です。
この9人の力をフルに活かしたとてもいい作品でした。
専科さんはお茶目で可愛くかっこよく、月組生は若手ながらついていっていました。

みんなよかったんだけど、中でもぐっさんの違和感のなさはなんなんだ……。
専科さんに馴染みまくってる。まだ研ひとケタですよね?
これからも脇で渋く活躍していただきたい。


専科さんではヒロさんのかっこよさにやられまくりでした。
なんなのーあの色気は―――!!!
ダブルのスーツが似合いまくり。ああああああもうかっこいいわぁぁぁぁぁ!!

一緒に観劇したお友達と「年を取って汝鳥さんになるのはわかる。まりんさんになるのもわかる。でもどうやったらヒロさんみたいになるのかわからない!」と言い合ったのでした。
どういう過ごし方をしたら50代(仮)になったときにヒロさんのごとき色気を身につけられているというのでしょうか。
ほんと謎。


作品はコメディです。
どっかんどっかん笑いがぶち込まれてる。
気楽に笑えて最後はちょっとホロリとするかもしれない。

過去の宝塚作品を思い起こさせる小ネタがちょこちょこと入ってくるのも楽しい。
風共っぽいのとか、桜華っぽいのとか、マイヒーローっぽいのとか。
でも観ていない作品でも問題ありません。知ってる作品なら「もしかして?」とクスっとくる感じです。

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hanazononiyukigamau at 00:50|PermalinkComments(0)専科 | 月組

2017年11月18日

どっぷり中

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ムラに来てます。

昨日は月全ツ梅芸初日、今日は専科バウと雪大劇、明日は再び専科バウと月全ツ梅芸楽の予定です。
今日で3公演観ましたがどれもそれぞれに楽しい。
3日間で計5回しか観られないのが残念です。

スカステが入る宿に泊まっているのでどうしてもテレビの前から離れられません。
今日は朝は『BUND/NEON上海』、観劇が終わってからは『CODE HERO』というツボ作品の放送日なのでほんとたまらん気持ちです。
夜になったら「メラコリ」で、明日の朝は『Shakespeare』だっっ。やばい、楽しすぎる。

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hanazononiyukigamau at 20:50|PermalinkComments(0)宝塚一般 

2017年11月17日

『ポーの一族』制作発表

花組大劇場公演『ポーの一族』の制作発表が昨日行われたんですね。
各社記事が出てますが、ほんと大量にあるので写真が多いのと読みがいがあるのだけリンクを貼っておきます。

コミックナタリー

ステージナタリー

クランクイン!

産経WEST

出演者3人とも美しい。
みりおは異世界の住人にふさわしい幻想的な雰囲気を持っているし、かれーちゃんは少年の儚い美しさがある。
仙名ちゃんもシーラの大人びた優美さ、妖艶さが出てる。

動画はまだ見れていませんが、さぞ耽美的な世界が繰り広げられていたんだろうなぁ。


「ポーの一族」舞台化を約30年の間、夢見てきたという小池。一方の萩尾は「小池先生の作品は『蒼いくちづけ』『華麗なるギャツビー』を拝見して、どちらも私好みの作品で素晴らしいセンスでした。先生ならいつでも舞台化OKですよと言っていたのですが、こんなに待たされたという話でございます(笑)」と冗談交じりに振り返る。小池はポスター撮影時の様子を思い返しながら、「明日海の扮装を見たスタッフが『何十年も待った甲斐がありましたね』と言ってくれて、僕もすごくそう思いました。彼女がやるときのために、運命の神はそれまでやらない状況を作られたのかなと思った次第です」と、明日海が演じるエドガーへの手応えを明かした。


上はコミックナタリーより。
エドガーとアランのキャストが揃うまで待った甲斐があったというものでしょう。


なお本作では原作の「メリーベルと銀のばら」のエピソードがメインになり、年齢設定は明確化されない。

(中略)

またエドガーの妹、メリーベルの扱いについて、「必ずしもメリーベルがヒロインという形でなくても成立すると思い、宝塚娘役のキャリアのある人間にとってやりがいのある役という点で、仙名はシーラを演じます。宝塚版では仙名の役者としての魅力を生かしていくほうが大事だと思った。それぞれの組のメンバーと合わせていく、それが宝塚と作品の設定かと思う。そういった調整にさまざまなご意見が出ると思いますが、より“宝塚”の舞台で生かすための算段だと思っていただければ」と観客にメッセージを送った。


上はステージナタリーより。
話のメインは「メリーベルと銀のばら」なのね。


そんな折、昭和60年にコーヒーショップで偶然、萩尾氏と隣の席に居合わせた。「一期一会。2度と会えないかもしれない」と思った小池氏は「ファンなんです」と声を掛けた。名刺とたまたま持っていた赤いバラの花を渡し、初対面ながら、宝塚で舞台化したい自身の思いを伝えたという。


上は産経WESTより。
名刺だけじゃなくて赤いバラの花もあったのか!
運命の神の手の存在を感じてしまう。

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hanazononiyukigamau at 08:20|PermalinkComments(0)花組 

2017年11月16日

10周年記念アンケート結果《娘役度・2》

●咲妃みゆ

・みゆちゃんの娘役度は、台詞声の美しさ。芝居少女に毎回やられてた!

・可愛らしいのに、女役もできてすごい

・寄り添い芸と言っていいと思います

・咲妃さんの、相手を一層輝かせて、自らもやわらかな光を放つ、そのよりそい力は過去最高なのではとすら思っています。

・相手役さんを立てて、慕う心、舞台に彼女のお姿全てから感じられる

・宝塚のミニーちゃんでした。

・本当は「芝居」欄にも入れたい程の演技力があるにもかかわらず、相手役さんを尊敬し、慕い、見事に私達ファンが思う娘役像に徹していたところはスゴい。個人的には「宝塚の北島マヤ」だと思います。いつかガラスの仮面の舞台があるならぜひ。


1位のゆうみちゃん。
宝塚の北島マヤは何度か見聞きしたことがありますが、宝塚のミニーちゃんは(私には)初だ!
でもしっくりくる。

話し方がトロ~っとしてるようで、決して失言をしない、きちんとした考え方をする娘役さんだなぁと感じていました。


ちゃぴさんの新進娘役時代、実は私はゆうみちゃんの存在が怖かったんですよ。新進娘役時代って、娘役転向してからトップ娘役が決定するまでだからごく短いんですけどね。

初演『Dance Romanesque』ではタリスマンの場面でまさおの相手役やってたし(その場面ではちゃぴはワンサで踊ってました)、『アリスの恋人』のドードーは眼鏡っ子でおどおどしてるのに可愛い。どこがどう可愛いのかわからないのに可愛い。
『Misty Station-霧の終着駅-』ではきりやんと組んでたちゃぴさん(カツラが似合ってなかった……)よりも、ぶっちゃけ弟役のゆうみちゃんのほうが可愛かった。
当時まだ音校事件でモヤモヤしていたのをもってなお、可愛いものは可愛い。


自分が勝手に気にかけてる娘役の1期下に、確実に彼女より娘役度が高く可愛らしい娘役がいる。
脅威でした。
別に、私がここで何を書こうと劇団人事になんの影響を及ぼせるわけでもないですが、それでもおいそれと「みゆ可愛い」と書くのは憚られたなぁ。
かと言って無視するのもむつかしいし……。


だからちゃぴさんのトップ娘役就任が決定したときはほっとしました。
1期下に脅かされずにすむというのと、堂々とみゆを愛でられるというので。

と、思い出話をしてみました。

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『Bouquet de TAKARAZUKA』感想・2

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・あーちゃんの可愛さというのは私の中では上手いとかヘタとかを超越したもののようです。
今回も堪能したぜ。

可愛かったりキレイだったりするのもいいけど、ドヤっとした感じで真ん中にいてくれるのもいい。
セ・マニフィークの淑女Sとかスパニッシュの場面のジプシーの女Sとか。
トリプルデュエダンの黒薔薇の女もよかった。
小顔でそれなりに身長があるから衣装映えするのがいいのかな。

一般的に宝塚の娘役としては今一つな要素なのかもしれないが、声の低さも私は好きだ。
あの顔とのギャップもあってセクシーだと思う。


・上手いの担当というかなんというかで上がってきたのがくらっち。
中詰の最初はあーちゃんと同じ衣装に見えてびっくりしたぜ。(そして違いがわからなかった)

こちらは小柄で背の低めの男役さんとも合うのがいいところ。


・小柄で可愛いのははるこも。
あいかわらず研いくつかを感じさせないフレッシュさ。くぅぅ可愛い……。

パリの場面では退団するせれ奈ちゃんと海賊風の衣装でキレのあるダンスを披露。
(役名「アパシュの女」だけど、「アパシュ」は「ならず者」「チンピラ」的な意味なんですね。語源はアメリカインディアンのアパッチ族らしい……)

この場面はカイちゃんもかっこいいし、後ろや横にいる生徒さんの小芝居も楽しい。


・「夜霧のモンマルトル」でシルクハットに燕尾の男役がずらりと並ぶところは、これぞ宝塚でこれぞ澄夫ちゃんな場面。
美しいしかっこいい。


・中詰後のスパニッシュの場面も宝塚らしくてかっこよかった。
いかにも!な場面ではあるけれど、お約束はお約束としてちゃんと観たい。
べにーさんのソロはちょっと長すぎたが……。


・ロケットの衣装、微妙だったなぁ……。


・エトワールはみねりちゃん。
きれいなソプラノ。

プログラムによれば、真ん中降りしている生徒はエトのみねりちゃん含めて14人。
2~3人降りが多いからではあるけど、たくさんスターがいると感じられて好きです。

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hanazononiyukigamau at 06:59|PermalinkComments(0)星組 

2017年11月15日

『Bouquet de TAKARAZUKA』感想・1

雪組公演も始まってるというのに、まだ書いてなかった『Bouquet de TAKARAZUKA』のざっくりした感想を残しておきます。
観たのは10月9日(月・祝)11時公演と24日(火)13時公演です。

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・澄夫ちゃんのレビューは好きです。というか好きでした。
なのでわりと楽しみにしてたんですが――期待ほどではなかったなぁ。私の中では。

なにがダメだったのか……。まずは衣装かな。
プロローグのベージュピンクみたいな衣装の色味が好みじゃなかった。舞台がどことなくベタっと平面的に見えた。
プロローグでがっつり心を掴まれたらある程度楽しさは持続するんだけど。


・出演者の歌その他の技量のムラがすごい。

どこの組だって上手い人もいればそうじゃない人もいる。
そんなことはわかっているし、私も上手い人ばかり好きになるわけじゃないけど、「プロだな」「超プロ!!」のみならず「素人くさい……」までが真ん中付近にいるのがなんともいえない。
素人くさい発声はやっぱり聞いていて辛いです。


これまでカチャの声質が苦手だったんですが、それでもカチャはちゃんとプロの舞台人なんだなと感じました。
「花夢幻」のソロ、とてもよかったです。
それに今までより歌が上手くなってたような……?


・歌わせても踊らせても「超プロだな!!」と思わずにいられないのがれいまこっちゃん。
彼が出てくるとほっとするような心躍るような。
お金を払う気になれます。

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hanazononiyukigamau at 01:22|PermalinkComments(0)星組 | 専科

初日映像&振付動画

ここ10日間ほど腰痛&腹痛を再発させたり、お腹下したり、風邪ひいたりとちょろちょろとヤバい感じで生きてました。
まぁ気合いで治したけどね!
週末は遠征しなきゃだし。(けして仕事のために治そうという気にはならない)

日曜日など20時間くらい寝ていて、つくづく「小さい子供がいない家でよかった」と思いました。
絶対に落ち着いて寝られないし、自分の風邪が子供に伝染して、それがまた別の家族にうつって……の地獄絵図しか思い浮かばない。
そして父が家事やれる人でよかった。

体調もいい感じになってきたので遠征の準備を始めなければ。

ということで、公式HPの雪組公演の動画を見ます。
初日舞台映像もロングバージョンが出てよかった。


芝居は真彩ちゃんのヤバい感じが魅力的。
冷たい目で「この女ヤバいヤバい、だいもん逃げて―――!!」と言いたくなる感じから少女のような純真さを取り戻していくように見えたけど、実際の舞台ではどうなんだろう。


ショーは歌詞がつっこみどころありすぎてどうしよう。
あーさが「泣き虫プリンセス」言うたか!? 言うたな!
コマが「私の目をくらませる」って歌った!
パレードでの「合言葉は……アイラブユー!!」は笑った。

どうしよう、観劇のとき笑わずにすませられる自信がない。

あと、新公主演未経験なのにピンで映してもらえる縣くん恐るべし。



振付レッスンは、振りがわりと単純でほっとしました。
(でもきっとやらないと思う)

注意事項のところでオペラグラスを使うあーさは観劇時の自分のようだと思いました。踊るよりジェンヌさんを観たいのよ。
でも「周囲のお客様の目線を遮らないようにしよう」なんて言うくらいなら、手を上にあげる振りなんてつけなきゃいいのに。

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hanazononiyukigamau at 00:55|PermalinkComments(0)雪組