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意外と早くに目が覚める。時差ボケとも言う。

ホテルは朝食付なので、朝ごはんを食べる。ナンとチーズとジャムと紅茶。
イランの新年は3月21日のノウルーズと言って、12月31日は別に普通の日。特に何の盛り上がりもなし。

ムサビさんというホテルの人が何かと良くしてくれる。イランリアルをまったく所持していなくて水さえ買えない状態だったのだけど、お金を貸してくれた。というわけでお金を両替する言葉まず第一の目的になった。

新しい街に来たとき、まず歩いてみたいと思う。自分の体で地図を拡げていきたい。なので、ある意味目的はなんでもいいのだ。

新しい街は、とにかく分からない。知ってる街なら、あっちに行けば何があるなとか、こっちに行けばかにがあるなとか、あるいはありそうだとか、そういうことが分かる。知らない街は何がわからないのかさえ分からない。なので、まず版図を拡げるべくして、自分の足で歩く。

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ホテルの周辺はどうやら自動車部品街みたい。テヘランはどうやら、ひとつの業種が集まって営業する傾向があるようだ。日本でいうと秋葉原電気街とか、日暮里繊維街みたいな感じなのかね。

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10分くらい歩くと、テヘランでも大きなイマームホメイニー広場に辿り着く。ここから通りを登って行くと、今度は金融街になる。銀行の本店もあれば、両替商もたくさんある、目的地は両替商。ムサビいわく11:30過ぎのレートが良いって言うんで、それまでぶらぶら街でも見てようと思ったら、リサーチしてたらそんな時間になったので、いちばんレートが良いところで換金。1ドル323,000リアル、350ドル両替したので、11,305,000リアルになりました。1000万以上の金持ちにはなかなかなれないので、気分が良い。50万リアル紙幣とかあって、所持も容易でした。

屋台で買い食いなどしつつホテルに戻って、仮眠をとって、そういえば昨日の送迎できたムサビの兄弟が、今日はイランリーグの試合があるって言ってたなと思って、調べたら17時キックオフだった。サッカーは19時とかにキックオフだよねという思い込みは良くないね。他のゲームなんて12時とかキックオフだったよ。
で、慌てて調べて行ってみる。電車で行けそうなので、先ほど買っておいたスイカ的ICカードを駆使して電車を乗り継ぎ、スタジアムのある駅にたどり着く。思ったより時間がかかって、キックオフから1時間が経過していた。まあ後半戦が見られればいいか。

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が、何時まで経ってもたどり着かない。地図観た感じ、すぐ着きそうなのに、なかなか着かない。途中バスターミナルに迷い込んで怒られたりしつつ、結局駅から30分かかってスタジアム到着。これ、書くと短いけどわりかし辛いわ。

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最後の1分間を見て、首位のチーム、エスタコバルだっけ、ホームの青いユニフォームのチームが快勝したようで、良かったですね。

その後なんとなく流れに乗って、まあ流れに乗れば帰れるだろうと高をくくっていたら、駐車場に出てしまって大弱り。結局遠回りしてまた駅に戻ることに。郊外の面白くもない眺めを、でもまあこれも経験だと噛み締める。

駅でアミールくんと友達の2人組の若者に話しかけられて、英語でおしゃべり。アミールくん途中で降りちゃって、コミュニケーション出来ない二人が取り残される。そしたら英語が出来る人が仲介してくれたりした。

というわけで、この日はひたすらお散歩をしたよ。

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ばんごはんのサンドイッチ。SUBWAYの2倍で100円。

総括としては、イラン人は良い人です。