2018年02月23日

木に学べ―法隆寺・薬師寺の美

木に学べ―法隆寺・薬師寺の美
西岡 常一 (著)

最後の宮大工棟梁が語り尽くしたベストセラー、待望の文庫化
宮大工棟梁として、木の心について、職人の技術について、法隆寺・薬師寺の魅力について語った入魂の哲学。
〜amazon内容紹介より〜



・一本一本が違った性質なんやから、同じ形にしたら無理が出る。それぞれの特徴を見抜いて、一本ずつの個性を活かしてやってるんですな。そうして全体のバランスをとる。
・木を組むには人の心を組め。

などなど。
そうだよなぁ。。。。。と思いつつ、個性を見抜いて活かすこと。節穴の目のワシには、なかなか難しい。



  
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2018年02月11日

慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件

慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件
木村 盛武 (著)


1915年12月、北海道苫前村の開拓地に突如現れた巨大なヒグマは、一軒の民家に押し入り、阿部マユと預かり子の幹雄を惨殺。村人たちは恐怖に震えながらも、ヒグマ退治に乗り出すが、冬眠しそこねて犒蟷たず瓩箸覆蟠暴化したヒグマは、悪魔のような知恵を働かせて、村人たちを次々と牙にかけていくーー。
死者8名という世界的にみてもヒグマによる食害事件としては類をみない最悪の惨劇となった「三毛別(さんけべつ)事件」の全貌を、生存者たちへの貴重な証言をもとに描き出す戦慄のノンフィクション。文庫化にあたり、著者の『ヒグマそこが知りたい 理解と予防のための10章』より、著者自身のヒグマとの遭遇事件、さらに福岡大学ワンゲル部の日高山系におけるヒグマ襲撃事件、写真家・星野道夫氏の事件など別のヒグマによる食害事件を検証した二章を特別収録!
〜Amazon内容紹介より〜


クマ好きの皆様なら、もうすでに知っている事件だと思います。
あの吉村昭さんの「羆嵐」も、この木村さんのこの調査を基にして書いている。
「いつかクマと友達に」といまだに思っているワシですら、三毛別の事件の本を読むたびに「クマ無理っ!」と一瞬思わせてしまう恐ろしい事件だ。
読み応えありです。

一瞬「クマ無理っ!」と思ってしまうけど、こんなクマを作らない関わりが大事なんだと思います。クマと友達になるために。


  
Posted by hane330 at 09:58Comments(0)クマ

洞窟オジさん

洞窟オジさん (小学館文庫) 文庫
加村 一馬 (著)

人生のほとんどを洞窟で過ごした男の物語

加村一馬、昭和21年8月31日生まれ。群馬県大間々町(現:さくら市)出身。68才。
昭和35年、当時13才だった少年は「両親から逃げたくて」愛犬シロを連れて家出した。以来、彼はたったひとりで誰にも知られることなく、足尾鉱山の洞窟、富士の樹海などの山野で暮らし、イノシシやシカ、ヘビにネズミ、コウモリ、野ウサギなどを食らい命をつないできた。発見された時、少年は57才になっていた--
2004年5月に刊行され、大きな話題を呼んだ『洞窟オジさん 荒野の43年』(小社刊)。あれから11年、社会復帰を果たした「オジさん」は、群馬県の障害者支援施設に住み込みで働いていた。彼はなぜそこで生きることになったのか。そして、「自分のため」ではなく「他人のため」に生きる喜びを知った「オジさん」は何を語るのか。
トラブル続きの集団生活、「天使のような」女性との出会い、ブルーベリー栽培への挑戦、初めての入院生活…。12万字を越える加筆で奇跡の文庫化!!
〜Amazon内容紹介より〜


新年早々の暗い本の紹介のまま放置してしまった。申し訳ありません。

さらりと読めそうな本にしてみました。
両親からひどい虐待を受け、家出。洞窟で暮らし始めた少年。長い洞窟生活を経て、少しずつ人と関わり、施設で働くようになる。

なんとなく、ちょっと洞窟生活がうらやましく感じてしまうんだな、ワシは。
小さなころから「無人島に流されたら、どうやって水を手に入れるか」「(小さいころに住んでいたところは近くに火山はなかったんだけど)もしもあのスキー場の山がが大噴火したらどの道を逃げるか」「大地震が来たら、まず何をするか」そんなことを時々考えていた。

「ゾンビが来たらどうするか」そんなことを考えると、ものすごく不安になって、「無理っ!」の結論しか出ないのだけど、「無人島」「大地震」「大噴火」では、「ムムム。。。」と思いながらもちょっとワクワクもしたものだ。

そんなエア冒険家が感じたこと。
エアの使い方、あってる?

  
Posted by hane330 at 09:43Comments(0)

2018年01月06日

「母親に、死んで欲しい」: 介護殺人・当事者たちの告白

「母親に、死んで欲しい」: 介護殺人・当事者たちの告白

いなくなれば、介護が終わる……
最愛の人を手にかける――彼らを追い込んだものは?

今、日本では2週間に一度「介護殺人」が起きている。
老老介護、多重介護、介護離職……高齢化ニッポンで避けては通れない「介護」。
肉親への献身から始まったはずが、なぜ悲劇へと変わり果てたのか――。
全国で起きた事件から見えてくる、決して他人事ではない、
当事者の口から赤裸々に語られる「終わりなき介護」の実態!

はじめに

第一章 介護は突然、始まった
CASE1 「私は母のことを、母の皮をかぶった化け物だと思っていました」
CASE2 「まさか自分が妻を介護するなんて、思っていませんでした」

第二章 別人のようになった妻でも離れたくない……
CASE3 「夫婦である以上、別居は考えたくなかった」
CASE4 「私がいなくなったら、妻一人では、一日も生活できない」

第三章 夫の介護は、私しかできない
CASE5 「後悔はしてない。悪いことしたとは思うてる。でも、ああするよりほかなかった」
CASE6 「今しかない、今しかない、お父さんを殺るのは今しかない」
CASE7 ~介護に身を捧げた女性たち~「家族が何人いても、結局介護者は一人だけです」

第四章 介護離職の先にあるもの
CASE8 「仕事を辞めずに介護ができれば一番良かったと思います。でもそんな方法があったのか」
CASE9 「かわいそうだから、殺してあげようと思った」

第五章 事件の境界線はどこにあるのか
CASE10 「結局、逃げたもの勝ちなんですよね」
CASE11 「介護を始める前の自分は、もう死んだんだと。そう思ってるんです」

第六章 悲劇を未然に防ぐことはできるのか

終章 介護殺人を追って

あとがき

Amazon内容紹介より


大晦日に重たい本を読んでしまった。
2010年から15年の6年間に、介護殺人の事件が、未遂や傷害致死などをふくめ、少なくとも138件。取材で状況が判明した77件中、「10年以上」15件、「5から10年」16件、「1から5年」26件、「1年未満」20件。事件を起こした人を調べると67件のうち50件でなんらかのサービスを利用していた。らしい。
サービスを受けていながらってところが、なんだか切ないなぁ。
これからのことを思うと、ますます辛くなる。
なんとかしなきゃとも思う。


  
Posted by hane330 at 21:07Comments(0)

2017年12月27日

カニのはさみ

昨日の「冬休み子ども科学電話相談」を、聞き逃しで聞いていた。

カニはどうしてチョキチョキするの?
のリサちゃんの質問。

そういえば、小さい頃に家で毛ガニを食べていた時、父親が「カニのハサミはこうして動くんだ」って、カニのハサミの部分の肉だけほじりだし、軟骨を引っ張たり戻したりしてチョキチョキやってくれたなぁ。

こんどカニを食べる時に、もう一度復習してみよう。

カニ食べたいなぁ。
ワシの誕生日、もうすぐだなぁ。
美味しいカニ、食べたいなぁ。。。。  
Posted by hane330 at 11:14Comments(0)

2017年12月25日

クマ問題を考える

クマ問題を考える 野生動物生息域拡大期のリテラシー (ヤマケイ新書) 新書 – 2017/4/21
田口 洋美 (著)


21世紀日本の重要課題! 深刻化する野生動物と人間の遭遇。保護か、捕獲か、駆除か。解説の糸口はあるのか?第一人者による、まったなしの緊急出版!
保護の対象とされている野生動物たち。そのなかでもツキノワグマの存在が、現代の人間にとって深刻な脅威になると、かつて予測できただろうか。今後さらに顕在化する困難な課題として、早くから注視してきた研究者による考察。

はじめに
第1章 平成のシシ荒れ
動き出した動物たち/受け身なクマ/自然変容説から環境適応説へ

第2章 生息域拡大期の現実
1 人喰いグマはいるのか ヒグマとツキノワグマ/肉食するクマ
2 被害の二重構造
2-1 春期 個体間の距離/クマの子殺し行動/行動の同調性/春期の人里出没/繁殖期の出来事/目撃情報の表と裏
2-2 秋期 採食行動の拡散/秋期の人里出没/沈静化する夏
3 むき出しの都市 河川を移動するクマ/痺れる現場/都市という名のフロンティア/人里に依存するクマ

第3章 近世の相克 「シシ荒れ」森の消長と野生動物
1 生きるための闘い
2 旧弘前藩領での出来事
3 動く森の片隅で シシ垣のある風景/近世における鳥獣害対策/村に雇われた猟師/近世から近代へ/山の消長とイノシシの動き/猪鹿害の再発/里山の奥山化

第4章 狩猟の公共性
1 接近する被害現場 ─バリア・リーフ構造の崩壊─
2 猟と農耕 狩猟と駆除、そして個体数調整/狩猟と農耕
3 狩猟の公共性

第5章 クマと向き合う
捕獲と威嚇のメッセージ性/規則性と不規則性/ゾーンディフェンスとオフェンシブなアクション/遭遇しないために
おわりに
amazon内容紹介より



久しぶりのクマ。
知る人ぞ知るクマ好き、いつか適当な距離を保ちベタベタしすぎない関係の友達になりたいと思っている。
だが、最近のクマは、かなり街までやってくること増え、ちょっと距離が近すぎる。友達になりたいとはいえ、クマはやっぱり怖い。
緩衝地帯がなくなり、人の住む街と森がくっつきすぎなのか。人が怖くなくなり、もともと住んでいた平地に戻ってくるクマ。

先日参加した「北海道の生物多様性を知る、新しい力」というフォーラムの後の懇親会で、そのうち札幌のクマが豊平川で遡上して来た鮭を取るのもあり得るよ。なんて話にもなっていたしなぁ。

とにかく、クマも人も、不幸なことにならないようであって欲しいんだよね。




  
Posted by hane330 at 21:09Comments(0)クマ

2017年12月23日

ちょっと早いワシからのメリークリマス♪



  
Posted by hane330 at 13:30Comments(0)カヤック