2026年01月25日

護られなかった者たちへ

護られなかった者たちへ   
中山 七里 (著)

「あなたにこの物語の犯人はわからない」―― 中山七里!
仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。
三雲は公私ともに人格者として知られ、怨恨が理由とは考えにくい。
一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
三雲の死体発見からさかのぼること数日、一人の模範囚が出所していた。
男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か。
なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか? 誰が被害者で、誰が加害者なのか。
本当に“護られるべき者"とは誰なのか
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
万般の思いが交錯した先に導き出される切なすぎる真実――。
“どんでん返しの帝王"中山七里が挑む、骨太の社会派ヒューマン・ミステリー。
〜Amazonの紹介文より〜



日本国憲法第25条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

護ると守るってどう違うのかな。
気になってチャッピーさんに尋ねてみた。

守る(まもる)
意味:規則・約束・状態などを壊さないように保つ/侵されないようにする
ニュアンス:・ルールや義務・状態を維持する・やや客観的・事務的
よく使う例:約束を守る、法律を守る、時間を守る、伝統を守る、城を守る
👉「決まりを破らない」「現状を維持する」感じ。

護る(まもる)
意味:危険や害から積極的にかばって守る
ニュアンス:・命・人・大切なもの・強い意志、感情がこもる・やや文学的・精神的
よく使う例:命を護る、子どもを護る、国を護る、信念を護る
👉「盾になってでも守る」イメージ。ちょっとヒロイック。



なるほどなぁ。大切な人や組織、人によって護るべきものはいろいろなんだろう。
憲法で言われている「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」は国として護るべきものなのだろうと思うけど、そこにも予算があるんだな・・・・
なんか、モヤモヤする。
こういうモヤモヤは、ちゃんと考え続けなきゃならないモヤモヤなんだろうな。






  
Posted by hane330 at 10:05Comments(0)

2025年12月31日

凍る体: 低体温症の恐怖

凍る体: 低体温症の恐怖
船木 上総 (著)

クレバス墜落の自らの体験をもとに生還の喜びと低体温症の恐怖!1981年3月、アルプスのモン・ブランへスキー登頂に挑んだ著者は、吹雪で登頂を断念、スキーで下山中、ヒドン・クレバスに落下してしまった。16時間後に救出されるが、体温は29度の低体温。苦しいリハビリの後に回復し、専門医となった著者は、その過程を語るとともに国内の事例から低体温症のメカニズムと恐ろしさを解説。
〜Amazon内容紹介より〜


いまだにワシはツィッターと言ってしまうのだが・・・・
Xで流れてきて、面白そうだなと思ったら、著者は知った名前。
昔ワシがブイブイ言わせていた頃、科は違うが同じ病棟で働いていた医師。船木先生の本だわ。先生はワシのこと覚えていないと思うけど。
これはポチっとね。
バブルの終焉の頃、病棟有志でニセコにスキー旅行。2歳だった子を負ぶって滑降していて、さすが山スキーをする人は違うわぁ〜と、勢いだけのスキーのワシは感心したものだ。
フランスの山で滑落したんだわって腕の傷を見せてくれたことはあったけど、こんなすさまじい事故だったんだな。

モンブランでの事故のことから、自身の治療。リハビリ。
低体温の成り立ちから対応とか絶対やっちゃダメとか、かなり詳しく書かれていて、勉強になる。
換気扇の下での細切れ読書だったけど、あっという間に読み終わった。
ぼんやりが始まるのって、ほんと短時間で始まるのね。
自覚なしに。
6月の白滝村の川で流された時「もう少しだまって流されたら、体力戻って泳げるかな」なんてのんきに考えていたのは、後から考えるとやっぱりおかしいし、他の人の舟につかまって岸にあがったらぜんぜん歩けなくなってるし。
大雪の雪解け水、恐るべしだったんだけど、ワシは街中でも「酔っ払ってその辺で寝るかもね」の心配がある。
これから日は長くなるが、寒さは厳しくなる季節。
懇親会に行く時には化繊の下着を着ていくことにした方がよさそうだね。
低体温、山だけではないよ。
この本、けっこうお勧めです。

その時の記事はここね  
Posted by hane330 at 19:38Comments(0)

2025年12月27日

透析を止めた日

透析を止めた日 単行本
堀川 惠子 (著)

「私たちは必死に生きた。しかし、どう死ねばよいのか、それが分からなかった」

なぜ、透析患者は「安らかな死」を迎えることができないのか?
どうして、「緩和ケア」を受けることさえできないのか?

10年以上におよぶ血液透析、腎移植、再透析の末、透析を止める決断をした夫。
その壮絶な最期を看取った著者による、息をのむ医療ノンフィクション!

<序章>より
「夫の全身状態が悪化し、命綱であった透析を維持することができなくなり始めたとき、
どう対処すればいいのか途方に暮れた。
医師に問うても、答えは返ってこない。
私たちには、どんな苦痛を伴おうとも、たとえ本人の意識がなくなろうとも、
とことん透析をまわし続ける道しか示されなかった。
そして60歳と3ヵ月、人生最後の数日に人生最大の苦しみを味わうことになった。
それは、本当に避けられぬ苦痛だったか、今も少なからぬ疑問を抱いている。
なぜ、膨大に存在するはずの透析患者の終末期のデータが、死の臨床に生かされていないのか。
なぜ、矛盾だらけの医療制度を誰も変えようとしないのか。
医療とは、いったい誰のためのものなのか」

〜Amazonの紹介より〜


換気扇の下の時間も有効活用して読んだ。
ワシがブイブイ言わせていたころに働いていた病院では、件数は少ないけれど腎移植もあり、腹膜透析もあった。
寝ている間にできるので週に3回も病院に行かなくていいし、食事や水分の制限も緩やか。
「ワシが将来透析をしなきゃならなくなったら、腹膜透析だな」
そう思っていた。
幸い、今のところワシの腎臓は元気だ。
1訪問ごとにトイレに行きたくなるので、コンビニでの買い物代がばかにならない。
で、あれから20年以上たったが、腹膜透析が広がっているようには思えない。
なんでかなぁ
きっと、大人の事情なんだろうな。
ぼんやりそう思っていた。
最近すごく思うんだけど。
ACPって、患者さんや利用者さんに、今の状況、これから考えられること、今からこれからできること、その選択を選んだらその先どういう事が考えられるかとか、良い情報ばかりではないと思うけど、そんなことを本人がわかった上で本人が考えることでないかなと思うんだけど、そこの情報提供がちゃんとできているのかなと。
そこをわかるように説明するのが専門家でしょ。
利用者さんが病院で「〜〜〜って言われた」とプリプリして話してくれることもあるのだけど、いやいやそれはこういう事だよ。こういうつもりで言ったと思うよ」と通訳することもけっこうあるし。
わかりづらくてすみません。
ごちゃごちゃしちゃったけど、本人の意志が、医療者側の思惑しだいになることが多いのかなと感じること、まだ多いんだよなぁ・・・・  
Posted by hane330 at 10:46Comments(0)

2025年09月21日

2025年9月20日シーソラ ダウンリバー

すっかりご無沙汰していました。
なんだか公私ともに忙しく、振り替えると2022年の10月を最後に、ワシスペシャルを作っていなかったんですね。
さみしい思いをさせてしまって、申し訳ありません。

たぶん1年以上ぶりのダウンリバーはシーソラプチ川。
いつもの朝食のベーグルをいただき、いざ!!

というわけで、ワシスペシャルど〜〜ぞ♪

  

2025年02月24日

地図のない場所で眠りたい

地図のない場所で眠りたい
高野 秀行/角幡 唯介【著】

紀伊国屋書店の内容説明より
探検部を卒業し、今を時めく人気ノンフィクション作家となった高野秀行と角幡唯介。未知の世界への憧れを原動力とする点は共通するが、テーマの選び方やアプローチの仕方は大きく異なる。高野は混沌とした人の渦へ頭からダイブし、角幡は人跡未踏の地をストイックに攻める。夢追い人二人の、仕事の流儀!

目次
第1章 僕たちが探検家になるまで
第2章 早稲田大学探検部
第3章 作家として生きること
第4章 作品を語る
第5章 探検の現場
第6章 探検ノンフィクションとは何か

著者等紹介
高野秀行[タカノヒデユキ]
1966年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大探検部在籍時に執筆した『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)でデビュー。『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で酒飲み書店員大賞受賞、『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)で講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞

角幡唯介[カクハタユウスケ]
1976年、北海道生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。同社退社後に執筆した『空白の五マイル』(集英社文庫)で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。『雪男は向こうからやって来た』(集英社文庫)で新田次郎文学賞受賞。『アグルーカの行方』(集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

↓ 紀伊国屋書店のサイト
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784062934633





読了迄に時間はかかってしまったが、面白かった。
いい意味で期待を裏切られた。
後半は、換気扇の下のモクモク団コーナーやお花を摘みながらなど、少しの隙間時間でも読んでいた。
早稲田大学 探検部の先輩と後輩の二人の対談。
「こんなすごいところに行った!」「こんな危険な目にあった!」そんな話がてんこ盛りで、怖くて震えながら読むことを覚悟していた。が、どんな思いで探検に取り組んでいるか、文章にすることをどんな風に考えているかどんな作品にしたいか、そんな内容だった。
探検・冒険ってだけで、ネタは十分と思っていたのだけど、それを作品にするための二人のこだわりの違い。

ワシは本を読んだらちょっとした感想くらいではあるがブログに残していた。もともと記憶力に自信がないワシは、「確かこの本読んだはずなんだけど・・・」と言う時に、自分のブログで記事を探し「あ〜やっぱり読んでいた」とホッとする。たいした感想は書いていないので、内容は思い出せないままではあるのだが。。。
そのブログもしばらく更新が止まっていた。
カヤックのことでさえ昨年と一昨年は書いていない。
この本を読み進むうちに丁寧に文章を書きたいなと思った。
フェイスブックはくだらないことを考えなしにペロペロ書く場、ブログは少し丁寧に書く場ではあったのだけど、もっと丁寧に書こう。読んだ本のこととカヤックのことだけでも、ブログを再開しよう。
ついでにYoutubeのワシスペシャルも再開だ。

と、今は思っている。  
Posted by hane330 at 13:31Comments(0)

2023年10月16日

豊平川っぷちを走っていると、今の季節街から南に行く22条橋手前に見える、この草むらが好き。

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Posted by hane330 at 08:04Comments(0)

2023年04月16日

運動 1年の振り返り

昨年の今日、自分に堪忍袋の尾を切らし、運動場に通いだした。知っている人は知っていると思うが、1年前はワシの情熱と同じくらい、体の厚さもすごかった。

 たぶん、月の半分くらいはなんとか通うことができているような気がする。予定がない日はスタジオものを可能な限り予約し、行かねばならない状況にする作戦でここまできた。
せっかくなので、この一年を振り返ってみようと思う。

■ 2022年4月16日
数年ぶりに運動場に通い始める。

■ 2022年7月31日
山なんて下から仰ぎ見るもの。登山なんかするもんか!
のワシが、白雲山登頂。

■ 2022年10月2日
シーソラプチ川 行けるんでね?
となったトラウマの瀬で沈。

■ 2022年10月8日
やや増水の沙流川三岡の瀬。行けるんでね?となりクリア。

■ 2023年3月某日
雨のなか、200mほど小走りをしする。

■ 2023年3月某日
箸より重いものを持ったことがないワシが、18Lの灯油入りポリタンク2個、両手でひょいと持ち上げ運ぶ。

■ 2023年4月14日
ピンクレディーのUFOを軽やかに踊る

 たまに失敗もあるが、小さな成功体験のようなことを重ね、今ワシはこれまでのネガティブ思考から、かなりのポジティブ思考になっている。
 きっと今年は、崖も登れる。
 これまで、そこに見えているのに届かなかった行者ニンニク。今年は、I山さんかI上さん並みに採れる気しかしない。
 4月と5月の例会、収穫用の袋を、これまでよりも大きなものにし、やる気満々で臨みます。
  
Posted by hane330 at 20:16Comments(0)ちょっと思った