2014年03月27日

そんなわけで

そんな訳で、満喫した九州旅行。

加藤さんの熊本城、布田さんの通潤橋。
本当にうれしそうに地元の人は話してくれる。話しても話しても足りないって思いが伝わってくる。
これって、北海道にはあんまりないかもしれないなぁと。北海道の人は北海道大好きな人が多いと思う、ワシもそう。北海道が一番って思いは譲ることはできないのだけど、それを人に伝えるとなるとどう伝えるか。何を伝えるか。


こんな物語。道内の人誰もが知っているストーリー。もっともっと語りたくなるような物語。
そんなのがあればいいのかなぁ。そう思った。

そこに何がくるか。。。。。
やっぱり縄文だろうなぁ。

  

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2014年春 九州の旅 〜通潤橋〜

今回、期待はしていたが、期待以上の驚きと感動をワシらに与えてくれたところ。
阿蘇の宿を出て安全運転すること1時間半、ワシらを出迎えてくれたのはクマもんだった。

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杉の葉で作られたクマもん。ワシの大好きな杉玉のクマもん、馬と忍びの者と並び、かなりの迫力だ。


って、ワシらの目的はクマもんではない。

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通潤橋

小学校のたしか国語で習った記憶がある人もいるだろう。
周りを川で囲まれた白糸台地。高いところにある火山灰の土地には、水源がなく飲料水にも事欠くことがあったという。
貧しいその土地に水を引くため、水路を開きこの通潤橋を作った布田保之助さん。
できるだけ高いところに橋をかけるため 遠い川から1/1000の勾配で水を引き、連通管の原理(パイプの水は両はじが同じ高さになるやつね)水源の無い白糸台地に水を渡す。その連通管の部分が通潤橋だ。


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矢印で囲んだところが白糸台地なんだけど、わかるかなぁ。

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こんな石が並べられ、溝には漆喰が詰められた。水漏れしないために何度も実験を重ねこの漆喰になったそうだ。
石を組んだのは肥後の石工。あちこちに石橋を作った優秀な石工。ちなみに九州には日本の石橋の95%があるそうだ。

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こんな風に足場と土台(?かな)を木で組み、地震や寒暖の差による石の伸び縮み、詰まった時の修理のために石の管を並べた1本の水路には4つずつ木で出来た管もまざっている。
通潤橋の放水は管にたまったゴミを飛ばすためだそう。


布田さんの父さんの話から、肥後の石工、どのようにして作ったかなど、小さな資料館のおじさんはたっぷり2時間話してくれた。
話を聞くだけでも感動の物語。話すおじさんの橋への熱い思いも伝わってくる。
飽きずに2時間楽しんだ。


そう、この通潤橋はいつ来ても放水している訳ではない。
予約をすれば1日一組だけ受け付けてくれる。ただし今でも白糸台地に水を送っているので田植えの時期には観光放水もなし。
だが、今は田植えの時期ではない。二人の意見は一致した。
都会の荒波にもまれ、いやらしい大人になったワシらは、金に物を言わせて観光放水を申し込んだのだ。

ワシらが撮影ベストポイントに着くまで待ってくれ、いいタイミングで放水を開始してくれる。


橋の上に行くと、放水の係りのおじさんが迎えてくれた。

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これな栓を

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こんなトンカチを使って開けるのだ。

放水開始!!

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上からの写真!

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横からの写真!!

すごい迫力だぁ!!!


たまたま観光に来ていた人は、放水をみることができたことに喜び、ワシらにお礼を言っていく。
これで、この迫力を味わえるなら、これでこの素敵な橋を保存していくことができるなら、安いもんだぜ1万円!! てやんでぃ!!


それでは、ベストなポジションから思う存分撮った動画です。
迫力が伝わるかなぁ。伝わると思うのだけどね。
ちょっと長めだけど、楽しんでいただけると幸いに存じます。

  
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2014年春 九州の旅 〜高千穂・湯布院・豆田町〜

ずっと以前、写真で見て「ここは気持ちよさそうだ」そんな風に思った。ここで漕いだら、マイナスイオンをたっぷり浴びて若返れるんだろうな。そう思いながらどこにあるかも知らなかった。
今回の九州ツアーを決めた時、世界の平和のために誰かは言えないが某人が「ここも行きたい」と言った時、「ここだったのか!」と内心ほくそ笑んだワシ。久しぶりだが衰えてはいないはずの手漕ぎボートの腕前を見せつけてやろうじゃないか。二つ返事でオッケーだ。

狭い駐車場だが、小回りの利くマーチ君なら大丈夫♪

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散策路を下りながら、車で渡ったたぶん名のある石橋を望む。かっこいい。

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柱状節理の間をゆったりと川が流れる。
水は緑に近い青。

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こんなところに神様が。

きっと水にまつわる神様なんだろう。「今年も安全に川下りができますように、よろしくお願いします。」

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どんなことになったら、こんな複雑な岩になろんだろう。
地球の神秘・浪漫を感じる。

よく写真でみるところ。

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カヤックではヘタレだが、手漕ぎボートでは年季が違う。小さいころから名寄公園の池でボート競走していた腕前をみせてやろう。意気込み気分は腕まくりで臨んだ高千穂だったが、この日はボート点検のためお休み中だった。むううう。残念。だが、マイナスイオンをたっぷり浴び、それまで珍しく若干の頭痛に
悩まされていたのだが、すっかり治ったようだ。


軽くなった頭で向かったのは「天岩戸神社」

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天照大神(あまてらすおおみかみ)が暴れん坊の須佐之男命(すさのをのみこと)に怒り、隠れた洞窟があるところ。真っ暗になり困りはて神様たちが会議を開きあのてこのてを使ってもなかなか出てこない。最期に天鈿女命(あめのうずめのみこと)が岩戸の前で面白おかしく踊りを舞い、みんなが大笑い、大騒ぎをしているのを不思議に思った天照大神が岩戸を開けて覗いたところを天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が岩戸を放り投げ、再び明るい世の中が戻った。こんな話だった。
社務所で案内をお願いすると、鍵のかかった門の向こうの、洞穴が見える場所まで案内してもらえる。残念ながら写真撮影は禁止だが、この神社の御神体という神聖なところを拝めるのはありがたい。
崩れたり木に覆われたりのぼんやりした洞穴が遠くに見えた。

岩戸をすっとばした力持ちの神様。

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この逞しさ、力強さ、守ってくれそうさ、かっこいい。ワシ好みの神様♪

高千穂にはたくさんの神様がいる。
なんとなく神様を感じる。
たくさんいる神様、ワシの普段の良い行いにも気づいてくれたかな。


その夜は湯布院泊。
都会の荒波にもまれ、いやらしい大人になってしまったワシは ちょっと奮発した宿に泊まった。

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こんな素敵な通路を通り、

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たぶんヒノキの香りのする離れのお部屋の玄関。

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客室露天風呂でゆったり。旅の最終日、たまっているかもしれない疲れを癒す。
食事もとてもおいしく、贅沢な時間を過ごした。

最終日は一気に福岡に行く予定だったが、ある情報により途中の豆田町へ。

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江戸時代の初めに開かれた城下町らしい。
重要文化財に指定されている建物もある、趣ある街並みだ。
ここで団子を食べようと決意していたのだが、ワシの中でこういうところに必ずあるはずの団子屋はなく(探せなかっただけかもしれないが)おはぎでお茶を濁した。が、この小さな5個セットのおはぎが、やわらかくてなかなか美味しかった。
  
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2014年春 九州の旅 〜阿蘇〜

九州の旅。
ワシが若くてピッチピチだったころ、少しだけ前に行ったときに「すごい風景だなぁ。こんな景色好き♪」なんて感心しながら通った記憶があるが、細かいところは覚えていない、もう一度行ってみたかったのが阿蘇。

数日前まで火山の警報が出ていたらしいが、ワシは普段の行いがいいので大丈夫だろう。

草千里ヶ浜

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ガイド本でみると草原が広がり爽やかな景色が広がっていたのだが、まだ枯草ばかりでちょっと淋しい雰囲気だ。


ロープウェイを使わずに、金に物を言わせて560円を払い、河口近くまで車で行く。流石に標高が高いらしく、ワシでもジャンバーを着込んだ。


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迫力の火口。
地球は生きているんだ。こいつを怒らせたら大変だ。こんなワシでも真面目な顔をして火口を覗き込む。

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周りはこんな風。

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ちょっと変わった休憩所だ。なんて思ったのだけど、これ噴火しちゃったときの避難場所なんだろうな。火口側は壁で横から入るようになっている。
たぶん、本気で阿蘇が怒ったら、こんな避難所に逃げても埋まってしまいそうだけど。「なるべく穏やかにいてください」と火の神様にお願いしてみた。


たぶん今は穏やかな方なんだろうけど、それでも迫力のある噴火口を ちょこっと動画でどうぞ。

  
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2014年春 九州の旅 〜霊厳洞〜

23日の朝、熊本城に行く前に行ってきた。
ほっそい山道を慣れないマーチ君で進み、竹林を抜けた先には

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「霊厳洞」

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洞窟に行く途中には石仏がたくさん。五百羅漢の中には自分の親戚知人に似たものが必ずあるんだそう。
壮観だが、ワシにはちょっと怖くじっくり見ることができなかった。ごめんなさい。きっと本当はありがたいものなんだよね。

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霊厳洞
宮本武蔵がここで「五輪書」を書いたそうだ。

この後の熊本城でたまたまとおりすがった無料ガイドのおばちゃんの話では、武蔵さんは生まれ故郷の景色に似たここをたいそう気に入って、ここに籠ったとの話しだった。


待たせたな 小次郎!!

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2014年春 九州の旅 〜熊本城〜

古墳を堪能し、今回一番楽しみにしていた熊本へ。

出発の前日に夜間開放期間であるという情報が入ったので、ホテルにチェックイン後に熊本城へ向かう。

うわ〜〜〜!!
かっこいいぃぃぃぃぃ!!!

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ここからは、もう「かっこいいぃぃ!!」の連発。
夜の熊本城のかっこよさに惚れ惚れし、宿に戻った。


翌日は熊本城の本番。無料のガイドもあったのだが、ここは都会の荒波にもまれいやらしい大人になってしまったので、金に物を言わせ一人500円の有料ガイドをお願いする。

集合時間まで時間があったので、外で待機していると無料ガイドのおばちゃんが通りすがりにワシらに声をかけた。「ガイドどうですか?」ワシらはもう既に有料ガイドをお願いしていることを話したが、おばちゃん熊本城だけではなく、熊本城に行く前に行ってきた「霊厳堂」のことや宮本武蔵のことなんか話だし、ワシらも調子に乗って質問なんかをしちゃって、20分ほども話し込んでしまった。
話し終わっておばちゃんは「じゃあ、楽しんできて♪」なんて言って、トイレの方に小走りに去って行った。トイレに行く途中でもこんなガイドをしてしまうなんて、ほんとに熊本城、熊本を愛しているんだな。

昼の熊本城もかっこいい!!

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石垣は「武者落とし」敵はこの上に行くほど垂直になる石垣を、敵は登ってくることはできない。

天守閣へ続く地下の通路。

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天井の梁がものすごく太い。力強い頼もしい梁だ。


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こんな瓦のはじっこでさえかっこいい。

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床の板が時々こんな風にくりぬいて別な板をはめ込んである。なんのためかわからないが、大工さんの茶目っ気なのかな。

籠城に備えて加藤さんは井戸をたくさん掘ったらしい。その中で一番深い井戸。

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なんか変なものが写ったらいやだなぁ。。と思いつつ恐る恐る撮った。
井戸のはるか奥に空が写っている。周りは石が積んである。
この井戸一つでも大変な手間がかかっているんだろうな。


「不開門(あかずのもん)」

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ここは鬼門になっていて、めったに開けることはないそう。いい時に来た。


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重たい鎧を着て泳ぐんだね。ろくに泳げないワシには恐ろしい話だ。


階段はこんな風になっている。

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高さや幅をわざとに変えて、駆け上がりづらくしている。


石垣の上にはこんな穴が。

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かぎ状にの通り道を敵が攻めてくると、門を閉め閉じ込めたのちにこの穴から鉄砲の弾や矢が飛んでくる。
長いのが弓矢を引くため、短いのは鉄砲用の穴だそうだ。恐ろしい。こんなところ、いくら喧嘩っ早いワシでも攻めたくはない。
これ以外にも上から石を落とす穴があちこちにあったりする。

石垣に囲まれた通路のクランク状になったところを「枡形」と言うそうだが、熊本城は天守閣に行くまでにこの枡形を5つ越えなければならない。
ギザギザと進み、天守閣は見えるがなかなか近づけない、階段は走りづらいし、枡形に閉じ込められて上から矢や鉄砲や石が降ってくる。


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熊本城を作った加藤清正さんが築城を記念して植えた銀杏。
籠城に備え井戸をたくさん掘り、実のなる木もたくさん植えたそう。
熊本城は別名「銀杏城」と言われている。


加藤さんが亡くなる時、この銀杏が天守閣と同じ高さになった時に何か異変が起きるだろうと予言したらしい。それから270年後、明治10年の西南戦争。
熊本城に籠城した官軍。そこへあの薩摩軍が総攻撃をするが、結局二の丸までしか入ることができなかった。

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お堀を渡り、二の丸あたりから撮った天守閣。
西郷隆盛に「わしは官軍に負けたのではない清正公に負けたのだ」と言わしめたらしい。
あ、天守閣が火事になったのは西南戦争が始まる3日前。放火説・失火説・自焼説があるが、「天守閣が目立ちすぎる」と自ら燃やしてしまった説が有力らしい。

こんな話を聞くとますますかっこいい。ガイドさんがもっともっと話したくなるのもわかるような気がする。


御昼ご飯は本丸で。

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御昼ご飯「本丸御膳」。殿様気分で味わえる予約制3000円。
まぁ、そこそこなのかな。。。なんてなめてかかったのだが、これがなかなか。なんと言っても出汁がうまい。からしレンコンは優しい辛さで絶品。ここで売っているか尋ねたが、ここ用に作っているので売ってはいないとのことで涙をのんだ。


気分は歴女のワシを、予想通りに満足させてくれた熊本城だった。

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2014年春 九州の旅  〜塚原古墳〜

2014年春。
九州へ行ってきた。
まだワシがピッチピチでブイブイだったころ「女3人日本縦断ツーリング」で訪れて以来の約25年ぶりの訪問。あの頃は今よりも更に余裕がなく、コンビニ弁当を食べたりキャンプをしたりユースホステルに泊まったりの貧乏ツアー。
有名なお金のかかる観光地は避け、景色を楽しんだ。それでも、北海道はまるで違う景色をバイクで走ることがうれしく、気の置けない友人との旅が楽しかった。
また行きたい。そんな願いがやっと実現した。目をキラキラさせてヘルメット越しの景色に見とれていた純真なワシも、都会の荒波にもまれいやらしい大人になった。金に物を言わせながらの九州満喫の旅。

羽田で乗り継ぎ、いざ福岡へ!!


空港から降りたとたん「暑い!!」北海道からの厚着のワシには暑すぎるくらいだ。
レンタカーを借り、ジャンバーを脱ぐ。会計は世界の平和のために誰かは言えないヤツ。ワシは運転係り。

まず向かったのは「塚原古墳」
古墳時代の古墳がたくさんあるらしい。

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広い公園になった古墳群、パヤパヤと伸びてきた草と青空が気持ちいい。ってか暑い!
盛り上がったりしているのが全部古墳。

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こんな風に古墳の上に上がることもできる。
そしてまさかの古墳からソリ滑りに興じる父さんと子ども。

前方後円墳。

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大きいのでパノラマにしてみたのだけど、わかるかな。右手が「円」、左手が「方」ですね。
そして、まさかの前方後円墳でサッカーに興じる少年たち!!

古墳って確か昔の人のお墓だよね。そこでソリ滑りやサッカーなんて、なんて不謹慎!!
ってのもあるかもしれないけれど、この公園になった古墳には地元の人と思われる人が子供連れたり、友達と来ていたり、とても親しまれている公園なんだなって感じた。
これもありだよなぁ。
お墓の中で眠っていた人も、たまにしか人が来ないよりも、こうしていつも誰か彼かがやってきて楽しんでいく。その方が嬉しいんじゃないかな。そんな風に思えた。こうやって大昔の祖先と今の人がつながっていくのも、なかなかいいんじゃないかな。

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桜もだいぶ咲いていた。
一足先に、ちょこっとお花見をして、春の温かい空気を 胸いっぱい吸い込んだ。

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2014年03月18日

一安心。

そんなわけで、本日は人間ドック。
視力は右が1.5、左0.6と若干良くなったようだが、実際には本を読むときの「ろ」のつく眼鏡装着率は上がっている。
体重は着々と増加傾向。
コレステロールが高いのは想定内。

鼻から胃カメラの時、のどを通っていくときに、ちらりと声帯が見えたような気がした。
そうだ、確認してみよう。
「声帯のポリープなんてわかりますか?」
医師と会話ができるのが鼻からカメラのいいところだ。
十二指腸と胃を見終わり、カメラを抜く途中、声帯のところで寄り道♪

うん。
美しい声帯だ。
「みたかぎり、ポリープはないようですね」

ほっと一安心。
ポリープがないってことは、訓練すれば「マライアキャリーか美空ひばりか」ってくらいのワシの音域を取り戻せる可能性はあるってことだ。


そんなわけで、まだまだいきますよ!! からおけ♪  
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2014年03月15日

BLS for Healthcare Provider Courseってのを受けてきた

BLSプロバイダーコースってやつを受講してみた。
去年の11月にファーストエイドのコースを受け、(←その時の記事はここをクリック!)その後が気になった。
気になるともう気になるのが、ワシのいいところだったり、悪いところだったり。。。。
たぶん、今回は良かったのだと思う。

BLSってのは目の前で呼吸をしなくなった人の対応(でいいのかな)
数年前に東京マラソンのさいちゅうに、タレントの松村邦洋さんが心筋梗塞で倒れ、一時は心臓も止まったが助かったのを覚えている人も多いだろう。そんな時のためのBLS。助からない時は助からないかもしれないけど、何もしないでいたら助からないのがこれで助けられるかもしれない。

成人のCPR(心肺蘇生)から乳児のCPRまで、ビデオを見た後に人形を使って実際にやってみる。
覚えることはそう多くはないと思うが、実際に体を動かすとなかなかうまくいかないもんだ。

突然の心停止、呼吸停止、ワシは病院の中以外でそんな場面にあったことはないが、身近な人にはそんな場面にあった人もいる。
まぁ、ワシの父親が自宅でいきなりの心停止。母親が119番をして電話で教えられながら胸骨圧迫(ワシは古い人間なのでつい「心マ」と言ってしまうのだが)をしたらしい。
どこで心停止に遭遇してもおかしくはないんだ。

胸骨圧迫って、なんとなくこんな風でしょ。って人は多いと思う。ドラマや映画なんかでもそんな場面はみるから。
胸骨圧迫と人工呼吸を上手にできたら、それはより助かる確率が増えるってことなんだろう。

チームで行うことの重要性も話されていた。疲労ややっている人の心強さとか、時間を有効に使うことを考えると、できれば一人より二人、三人がいいってことなんだろう。
30:2とか、15:2とか、交代のタイミングとか、同じ認識がある人同志のほうが、そりゃあうまくいくだろうな。
街を一人で歩いているときとかでも、知らない人でも、こんな講習を受けた人がすぐにいればいいんだろうな。
もしかして、院内でも難しい時もあるかもな。
なんて、いろいろ考えた。

今回、実技のテストと筆記のテストもあったのだけど、その実技のテストの時に顔から火が出るようなミスをした。
ポケットマスクからバッグに付け替えるときに、バッグをマスクでなく別な部品にワシは一生懸命つけようとしていた。ひっくり返しても頑張っても付くもんではないのだけど、別なものにつけているってことなかなか気づかなかった。練習ではちゃんとできていたんだけどね。
「テスト」にはわりと強いほうだと思っていたけど、こんなもんなんだな。これ、実際の場になると、もっとおかしなことをしそうだ。その時は胸骨圧迫担当の人がマスクをこっちにおいてくれてやっと気づいた。入らないとなると何がなんでも入れようってことに気がいって、視野が狭くなるっていうか、他に考えられなくなるんだって、身をもって感じたんだ。
顔から火がでたので、次はこのミスはしないんじゃないかとたかをくくっているが、違うミスもしそうな気もする。
狭い視野でも二つ三つとなれば、気づいてもらえる機会も多くなるんだな。

そういえば、以前勤めていた病院では、新人でも夜勤に入る前には必ず。その後も時々急変にあったときの対応を練習していたな。はるか昔のことだけど。

これ、ワシ一人が受けて満足できるようなもんでないなと感じたんだ。
さて、これからどうしようか。。。。。

↓ これがポケットマスクってやつです。これを介してふーっと息を吹き込み人工呼吸するものです。
ポケットマスク  
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2014年03月14日

巣鴨プリズン13号鉄扉

巣鴨プリズン13号鉄扉 BC級戦犯とその遺族 [Kindle版]
上坂冬子 (著)

捕虜収容所長、軍医、捕虜護送隊長…。戦争前は名もなき一庶民だった彼らは何故に裁かれ、処刑されなければならなかったのか。巣鴨プリズンの刑場の露と消えたBC級戦犯をめぐる事実関係を丹念に掘り起こし、遺族たちのその後も追って、東京裁判にまで至るあの戦争の知られざる側面を浮彫りにした衝撃のドキュメント。
〜Bookデータベースより〜


ワシがまだピッチピチの若いころに一度読み「なんかやるせないなぁ」と思ったのだが、詳しい内容はすっかり忘れていた。
「最近また戦犯って、なんだkっけ」と、気になり、本棚から引っ張り出して読んだ。

日本軍の決まりを忠実に守り、その結果戦犯となった人。
捕虜を船で移送するときに、ろくな食事を与えずひどい環境で多くの捕虜を死なせてしまった(当時の状況では精一杯だったと思うのだけど)で戦犯となったもの。
B・C級の戦犯となり絞首刑になった人って、そんな人も多いんだろうな。

なんか、やっぱりやるせない。
そんなことが起きてしまうのも戦争なんだろう。
国のためって、いったい国の何のためなんだろう。国の誰のためにこの人たちは死ななければならなかったんだろう。。。。




  
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2014年03月09日

約束の海

約束の海
山崎 豊子 (著)

戦争とは? 日本人とは? 構想三十年、壮大なスケールで描く最後の長篇小説! 「戦争の時代に生きた私の、“書かなければならない”という使命感が、私を突き動かすのです」(山崎氏)。海上自衛隊潜水艦部隊の若き士官を襲う過酷な試練。その父は昭和十六年、真珠湾に出撃して――。時代に翻弄され、時代に抗う、父子百年の物語が、いま始まる。「この日本の海を、二度と戦場にしてはならぬ!」
〜Amazon内容紹介より〜


少し前になるが、またワシの好きな作家が亡くなった。
これは、その最後の作品になるのか。


自衛隊の潜水艦と遊漁船の衝突。
こんなワシでも記憶にあるあの事故のことか。
それは、やっぱり、引き込まれるように読み進まさる。
ここまででも、十分におもしろい。

だけどね、だけどね、ひと段落したあとの「著者のあとがき」によると、山崎さんが書きたかったのは、ここから先のことじゃないか。
そのあと、ここまで構想が進んでいたって内容があったんだけどね、そりゃあ、ワシだって、そこがどうなったのか気になるし、そこまでのストーリーがないのが残念。

きっと、ほんとうに残念に思っていたのは山崎さんだと思うのだけどね。


ほんとにこの先が気になって仕方がないんだ。かなわないのだろうけど。。。。

山崎さん、今までいろんな本をありがとうございました。
ちょっと遅くなっちゃったけど、安らかに。。。。。。


  
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2014年03月07日

床屋

今年初めて床屋に行ってきた。
いや、本当は美容院に行ったのだけど、「びよういん」って言いにくいのでワシの中では「とこや」に統一している。

普段はろくに鏡を見ないのだが、床屋では鏡の前に長い時間座っているので、しみじみと「白髪が増えたなぁ」と思わさる。
仕事柄、手洗いはまめにするのだが、職場の手洗い場は目の前に鏡がある。で、手を洗うちょっとの間だが鏡を見らさるのだが、自己顕示欲まるだしで ピョンっと飛び出ているのは決まって白髪。妖怪を感知して、頭のてっぺんからぴんと立っているのも白髪。白髪って、へたっているのかと思ったら、意外と元気いっぱいなのだ。

なので、白髪って、そう悪いもんではないのではないかと思っている。
なので、かっこいい白髪のばあちゃんを目ざそうと思っている。

かっこいい、白髪のしわくちゃのばあちゃんがワシの目標なのだ。  
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2014年03月06日

啓蟄

今日は啓蟄なんだね。

たぶん11月に旭山動物園に行ったのを最後に、札幌から出ることなく立派に引きこもっていたが、そろそろ冬籠りから出る準備をしなきゃ。

まずはウエットスーツのお尻の穴をなんとかしなければ。

ワシのソワソワが上昇中♪  
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