警視庁 生きものがかり
福原秀一郎著
警視庁生活安全部生活環境課環境第三係――絶滅のおそれのある動植物の密輸・売買事件の捜査をする、この係を人はこう呼ぶ――「警視庁の生きものがかり」!
警視庁にそんな部署あったのか!?
はい、本当にあるんです!
「カメもサルもワニもレッサーパンダだってオレが守る!」
「動物愛」なら誰にも負けない、この男が本物の
「警視庁の生きものがかり」!
「愛」あればこそ、仕事に燃える「生きものがかり」の大活躍を描く、
笑いあり、怒りあり、涙もちょっぴりありの感動必至のノンフィクション!
Amazon内容紹介より
日本にいてはいけない生物、売買してはいけない生物。絶滅しそうな生物。
そんな生き物を守る正義の味方。
たまたまラジオでこの方の話を聞き、顔はいかついが心やさしき動物好き。興味をそそられ読んでみた。
多分福原さんの知識もそうとうなのだと思うが、「情報を持っているものに新しい情報は集まってくる。」とか「俺はわからないが、わかる方法はいくらでもある。私の背後にいるプロフェッショナルならわかる。そして私は誰がわかっているのかしっている」なんて、あ、そうだよね。プロフェッショナルとどんだけ繋がることができるか、相談できるかだよね。ワシの仕事もそんな感じだよって、うなずきながら読み進む。
反省させられたこともあった。
福原さんの「仕事は50%できれば100てんだという考え方でいいのではないか」ということ。
ワシは日頃「遊びは全力、仕事は腹八分」を信条としてきたのだが、これでは仕事をし過ぎだ!
もう少し緩めていくか。
どんどん読める、楽しくためになるお勧めです。