芹ヶ谷だより

美術館スタッフが皆さまにお届けします。

2011年06月

「フランスの詩と版画-ひびきあう魂の航跡-」展がはじまりました!

6月18日から、新しい企画展「フランスの詩と版画-ひびきあう魂の航跡-」が始まりました!
7月2日(土)、7月16日(土)には14時より当館講堂にて学芸員によるスライドレクチャーがございます。
説明の有り無しで、作品を鑑賞する面白さが違います!
(※聴講無料。ただし企画展ご観覧の方が対象です。)
ご来館おまちしております。

企画展をご覧頂いた方に、ルオーの絵葉書をお一人様一枚、プレゼントしています!
お土産に一枚どうぞ。

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また、現在、節電中で少し暗めなエントランスホールですが、
ボランティアの方がお花を活けてくださいました。
お花がひとつあるだけで、エントランスホールも、ぱっと明るくなりました!

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ご参加ありがとうございました。大盛況のワークショップ ― みんなで「こころの造形」に挑戦! ―

本格的な機材と専門のスタッフがそろった国際版画美術館の版画工房では子ども
から大人まで、年間多くの方に版画制作を楽しんでいただいています。

初夏を思わせる暑さとなった6月4日、この日は版画工房を飛び出し、エントランス
ホールで、駒井哲郎展にちなんだイベント『モノタイプで遊んでみよう ―こころの
造形に挑戦― 』を行いました。

モノタイプとは1枚しか刷れない版画のことです。
<モノ>とはギリシア語で「1」をさし、「単一の」「ひとつの」という意味。
「モノクローム」といえば単色ないし白黒の写真や映画のこと、「モノレール」
なら1本のレールの上を走る電車です。
詳しくは6月1日付の当ブログをご覧ください。

参加者の皆さんは、思い思いの心に浮かんだかたちを画用紙から切りとり、イン
クをのせたアルミ板の上にレイアウトして、多色刷りの版画作りに挑戦しました。

駒井哲郎展もいよいよ6月12日(日)までです。お見逃し無く!!!!

会場風景(2)
会場風景

ただいま印刷中
ただ今印刷中

駒井哲郎展 ワンポイント鑑賞講座 その6

「多色のモノタイプ」

「版」を刷った一点ものの作品をモノタイプといいます。たとえば金属板の上に筆で描いた像を刷りとった作品は、同じ絵柄を複数刷ることが出来ないので、モノタイプです。駒井哲郎は1964年頃から多色のモノタイプをつくりはじめ、70年前後に集中して制作しました。
それらのなかで花瓶に挿した花を描いた静物画は、ルドンが50代になって制作しはじめたパステル画を想起させます。
駒井がそれらを50歳前後に制作していることも、まるでルドンさながらです。
しかし、作品内容の違いは明らかです。
ルドンは妖艶で神秘的な空間を創出しましたが、駒井は古い西洋の地図の断片などを張り込んで、平面的で装飾的、物質感のある画面をつくり出しました。
多色のモノタイプには、一見ルドン風なところもありますが、駒井作品のオリジナリティは明らかです。



モノタイプ001


モノタイプ002

上・下 モノタイプ作品の展示風景

ギャラリー
  • 展示だけじゃない!「インプリントまちだ展2018」(2)
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