戦中戦後の長きにわたり活躍した版画家の関野凖一郎。
その生誕百年を祝う展覧会が始まりました。
会場入ってすぐは、なんと10代の作品です。
京都の一日を表現した連作は、印象派のモネの実験を思い起こさせます。
晩年になるにつれ、画面は明るく華やかになっていきます。
展示の最後を関野洋作氏作品との親子競演。
洋作氏は7月21日(月・祝)のトークイベントで、父・関野凖一郎の版画制作についてお話いただきます。
常設展示室では東海道五十三次を特集。
関野凖一郎の五十三次シリーズと比較してみて下さいね。
美術館スタッフが皆さまにお届けします。
暑い日には美術館前のせせらぎで遊ぶ子どもたちが多くなりました。「もう夏休み?!」と勘違いするほどにぎやかです。梅雨が明ければ夏休み!この夏の子ども向け講座とイベントを3つご紹介します。
7/19(土)と20(日)は夏休み子ども講座「版画でつくろう!2014夏☆Tシャツ」。
小学3年生から6年生を対象に、スクリーンプリントという技法でオリジナルTシャツを作る、人気の講座です。人気の理由は、楽しく指導してくれる大学生のお兄さん・お姉さんにあり!年ごとに工夫をこらし、去年より進化した内容で準備中です。応募方法など詳しくはこちら
昨年の夏期子ども講座の様子
8月23日(土)は、子ども講座①「ぼくの、わたしの、自分じるしバックをつくろう!!」。
講師の加藤順子さんといっしょに、自分らしい形を版で表現し、布バックに刷ります。こちらは小学1年生から6年生までご参加いただけます。どんな「自分じるしバック」があらわれるか、今から楽しみです。応募方法など詳しくはこちらをご覧ください。
企画展示室では、幅広い年代にお楽しみいただけるイベントを準備中です。その名も「夏休みわくわく☆ワークシート2014」。夏休み期間中(7/19~8/31)に開催される2つの企画展『生誕百年 関野凖一郎展』と『モンスターを探せ!!ピラネージからゴヤ、そしてエルンストへ』展を見ながら楽しいワークシートに挑戦!ご参加いただいた方には、かわいいミニブックをプレゼントます♪詳しくはこちらをご覧下さい。
楽しい夏休みの思い出とともに、自由研究や宿題に活用できるかも?!
ご家族揃って夏のひとときを美術館でお過ごし下さい。
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