今日は小雨です。
しっとりとした冷たい空気に芹ヶ谷公園の木々も色づいています。
美術館の入り口には開催中の谷中安規展の掲示。
赤地にインパクトのある画像は、谷中の作品「妄想F」です。
「幻怪」が大きく開いた口から長い舌を出し、
その上を裸の人が踊るようなかっこうで傘をさして
顔に近づいていくという、強烈なイメージです。
谷中の作品は白黒が明快で、彫りもシンプル。
「これなら私にも作れるかも?!」・・・と思うのですが、
独特のイメージを構成するセンスに脱帽します。
「女の顔」 | 「半仙戯」扉絵 |
この展覧会の体験コーナー用に
谷中の作品からスタンプをご用意しましたが、
「これもかわいい!」という作品ばかりで制作数を絞るのに悩みました。
お陰様で、たくさんの方にスタンプコーナーをお楽しみいただいています。
なかにはご自分の手帳にそっと捺していかれる方も。
デザインのヒントがいっぱい! | はがきにスタンプしてみました |
試しにスタンプをはがきへ捺してみると、
すてきなカードになりました!
体験コーナーに、はがきのご用意はありませんが
年賀状の参考にいかがでしょう。
展覧会でもデザインのヒントになる作品がたくさんお待ちしています。
展覧会も体験コーナーも11月24日(月・振休)まで。
みなさま、ぜひご高覧ください。