好評開催中の「吉例浮世絵大公開!江戸ノスタルジア」展も、
今週末でいよいよ終了です。
お出掛けがてら“美術館でお花見”はいかがですか?
現在展示中の作品から、桜を題材にしたおすすめ作品をご紹介します。
夜桜を愛でる武家の女性と子どもたち。
明治の浮世絵師・楊洲周延は、江戸時代の女性の姿をよく描きました。
江戸前期、延宝年間(1673-81)の花見の様子。
幔幕の向こうの二人組がうっとりした表情で眺めているのは、
桜ではなくて樽人形を持って踊る女性のようです。
日傘を差して花見を楽しむ、江戸後期、文政年間(1818-30)の武家の女性たち。
お揃いの青い傘が背景の桜に映えて、鮮やかです。
江戸城大奥にて、夜桜を鑑賞する奥女中たち。
細かく描き込まれた着物の模様も見どころです。
ぜひ近寄ってご覧ください!
桜や花見を描いた作品は、まだまだほかにもあります!
4月8日(土)にはギャラリートークも予定しています。
芹ヶ谷公園の桜は、満開の一歩手前、といった感じです!
今週末が見ごろでしょうか。こちらもぜひお楽しみに!
