芹ヶ谷だより

美術館スタッフが皆さまにお届けします。

2017年08月

「いきものたち」の姿を探す学生コンサート

9月9日(土)に、2017年度2回目となるプロムナード・コンサートを
開催いたします。

2017年度 学生コンサートの様子
2016年度 学生コンサートの様子


玉川大学芸術学部と桜美林大学芸術文化学群の学生たちが、
開催中の企画展「紙の上のいきものたち!!」にあわせた曲を演奏します。

「あの版画に描かれていた『いきものたち』は、どんな音で演奏されるのだろう」
「曲から想像した『いきものたち』の姿は、この版画かな」などなど、
さまざまに思いをはせながら、
学生たちがつむぎだす、芸術のちからを感じとってもらえたら幸いです。

詳しくは、イベントページをご覧ください。
皆様のご来館を心よりお待ちしています。


ながさわたかひろ 公開制作のご案内

参加企画「アナタに褒められたくて」では、
ながさわたかひろ氏が8月中の毎週日曜日の午後、会場で希望者の写真を撮影し、
それをもとに銅版に描画をしています。

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会場の一角にいるのは?!

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(左)制作中のながさわ氏
(右)ニードル(鉄筆)で銅版に描いている様子

版の大きさはおよそ36×30cm。
その中に約30人の方の顔が描かれます。
どんな作品ができるのか、とても楽しみです。

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描画した銅版は、8/12(土)、19(土)、26(土)、9/1(金)の各日10時~17時(予定)に、
ながさわ氏が当館1階の版画工房で製版(腐蝕)し、印刷をしています。
その様子は版画工房前の廊下にある窓からご覧頂けますが、ちょっと遠い・・・
そこで、
もっと間近で見たい方はこちら!

公開制作「誰かと繋がる版画制作」
日時 9/2(土)13時30分~16時
会場 当館アトリエ、版画工房
入場無料、見学自由、混雑時は入場制限あり。

公開制作では、ながさわ氏が「愛・応援」をテーマに続ける
作家活動の原点から現在に至るまでをお話しし、
「アナタに褒められたくて」で制作した銅版の刷りを実演します。
版に描かれている方がこの日にご来場いただいた場合は、
ながさわ氏自らが、完成作品からその方が描かれている部分を切り取り
サインを入れてお渡しするという、
「褒められたくて」シリーズのクライマックスを体験していただけます。

みなさまのご来場をお待ちしています!

FC町田ゼルビアの選手が美術館にやってきた!

好評開催中の「インプリントまちだ展2017 絵描き・ながさわたかひろ・サッカーFC町田ゼルビアでブレイク刷ルー!」展。

この展覧会には、「応援」をテーマにアーティスト活動をするながさわたかひろさんの作品250点以上が集結しています。
現在、絵を描くことでゼルビアを応援しているながさわさんのもとへ、FC町田ゼルビアの選手が訪問。いつもとは逆に、選手たちが応援に来てくれました。

訪問してくださったのは、
ゴールキーパーの髙原寿康選手(背番号21)と、ミッドフィルダーの谷澤達也選手(背番号8)。
そしてゼルビアマスコットのゼルビー君です!

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ながさわさんの案内で、展覧会を見学。
 
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作品にはどれも、ながさわさんがゼルビアの練習を「出待ち」して集めた選手たちのサインが入っています。選手たちも作品を完成させた一員なのです。
自らも戦った試合の記憶が蘇ってくるような、臨場感溢れる作品の数々を両選手とも熱心に鑑賞してくださいました。

最後には、ながさわさんと髙原選手、谷澤選手、ゼルビー君、そして展示室に駆けつけてくれたサポーターの方々が集まって記念撮影を行いました。

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「サッカーは見るけれど美術館は初めて」というお子さんもおり、スポーツとアートの融合によって生まれた、貴重な出会いの場ともなったようです。

展覧会にはゼルビアを描いた新作のほか、プロ野球の楽天やヤクルトなどのシーズン全試合を8年間に渡って描き続けた『プロ野球画報』シリーズや、あこがれの著名人に突撃訪問し、彼らをモデルに銅版画、シルクスクリーン、リトグラフなどで作品を制作した『に・褒められたくて』シリーズも展示されています。
 
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ゼルビー君のお気に入りは『に・褒められたくて』シリーズ。作品が掲載された本を熟読してくれていました。

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皆さまもぜひ展覧会に遊びに来て、暑い夏をアツい応援の心で乗り切りましょう!
ゼルビアの皆さん、ありがとうございました!

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この夏、美術館でスポーツ観戦!

インプリントまちだ展2017「絵描き・ながさわたかひろ、サッカー・FC町田ゼルビアでブレイク刷ルー!」がはじまりました。

この展覧会のテーマはスポーツ。

「絵は声援に、応援は力になる」ことをコンセプトに、プロ野球の試合や著名人を絵や版画で描いてきた作家・ながさわたかひろを招聘し、これまでの作品と新作を展示しています。

250点以上並んだ作品に描かれているのはプロ野球の楽天やヤクルト、さらにはテレビでおなじみの「蛭子さん」などなど…

誰もが知っていても、アートの文脈ではなかなか取り上げられない存在が美術館に勢ぞろいすることで、ながさわ独自の視点が光ります。

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町田をホームタウンとするサッカーJ2のFC町田ゼルビアを描いた新作は、躍動感が漲る作品に仕上がっています。展覧会でゼルビアの新作を発表するために町田に引っ越してきたという、作家の渾身の作品をぜひご覧ください。

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会期中はイベントも盛りだくさん!

8月までの毎週日曜日13時~17時には、来館者参加企画「アナタに褒められたくて」を開催します。

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ながさわが展示室内で銅版画の新作を制作するイベントです。
新作に描かれるのはアナタ。ゼルビアのユニフォームを着た作家を見かけたら、希望者は勇気をだして声をかけてください。完成作品は会期中に随時展示室で公開します。

さらに9月2日(土)の公開制作では、「アナタに褒められたくて」で制作した銅版の刷りを実演します。
展覧会と合わせて、ぜひ遊びにいらしてください!

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