子どもたちの文明開化展、開催中です！

「明治維新から150年 浮世絵にみる 子どもたちの文明開化」展がはじまりました。

この展覧会では、明治時代の浮世絵のなかから“子ども”の姿をさぐります。

文明開化によって時代の空気が変化してゆくなか、
元気いっぱい遊び学ぶ子どもたち姿をご覧いただきます。

会期中はイベントが目白押し！

10/14（土）には、「一緒にあそんで、明治にタイムスリップ！」を開催しました。

作品のなかに描かれている昔遊びで遊んでみよう！というイベントです。

（今回イベントを担当してくださったのは「せりがや冒険遊び場」のみなさま。）

たけうま

宮川春汀「小供風俗 たけうま」明治30年（1897）、町田市立国際版画美術館



吹き矢

望斎秀月「新板流行商人つくし」（部分）明治18年（1885）、青木コレクション（千葉市美術館寄託）

そして、みんなでつくっているのは、でんでん太鼓！

楊洲周延「幼稚の戯れ」（部分）明治28年（1895）、玉川大学教育博物館

こんなにかわいいでんでん太鼓ができました。

ほかにも、だるまおとしや福笑い、お手玉などなど。

多くのかたにご来館いただき、ありがとうございました！

今週末は、「美術館でおはなし会　―絵本と語りの時間」を開催します。

そのほか、ワークショップや鑑賞会もあります。

詳しくはこちら

どうぞお気軽にお越しください！

大盛況だった「ゆうゆう版画美術館まつり」

国際版画美術館と国際版画美術館友の会で開催している
「第19回ゆうゆう版画美術館まつり」。
10月７日（土）・８日（日）に、美術館内と前庭で開催しました。

前日の夜の大雨の影響が心配されましたが、２日間とも晴天に恵まれ、

多くのお客様でにぎわいました。

催事を紹介します。

前庭では「チャリティ・アートバザール」

「玉川大学による屋外参加型アートイベント　『どうぶつ　すごロク！』」

などを行いました。

チャリティ・アートバザール

市内外のアート系団体が、自作の絵画・版画・陶芸・手工芸品・ガラスなどを

展示・販売し、売り上げの10％を町田市社会福祉協議会に寄付します。

玉川大学による屋外参加型アートイベント　　　　　　　　　　　　　 「どうぶつ　すごロク！」

大きなサイコロをふって、すごロク遊びを楽しみながら、自分だけの作品を作ります。

美術館内エントランスホールでは「木版画摺り体験」「ゆうゆうプロムナードコンサート」

「ポスターデザイン原画展示＆表彰式」などを行いました。


木版画摺り体験

友の会会員の個別指導のもと、はがきサイズ画仙紙の「多色摺り木版画」制作を体験。

後で塗り絵ができる図柄もあり、子どもたちから大人まで楽しめる時間になりました。

ゆうゆうプロムナードコンサート

バンドネオン：平田　耕治（ひらた　こうじ）氏  /  ピアノ：永易　理恵（ながやす　りえ）　氏

哀愁を誘うバンドネオンの音が、館内を秋色に染め上げました。

ポスターデザイン原画展示＆表彰式

デザイン審査委員長：浅井　竜介（あさい　りゅうすけ） 氏

「まつり広報用ポスター」に応募いただいた全作品を展示するとともに、

審査委員長による講評、各賞の授与を行いました。

美術館内アトリエでは「キッズ・アートスペース」を行いました。

キッズ・アートスペース　ビー玉ぐるぐる

好きな色、好きなモチーフを選んで、
針金とビー玉を使って作る手作りおもちゃを作りました。

きらきら揺れて、とても楽しい作品です。

講堂では「桜美林大学による子供向けアートワークショップ」などを行いました。

桜美林大学による子供向けアートワークショップ

手作りランタンや、ハロウィンメイクなど、楽しい体験になりました。

さて、美術館では「明治維新から150年　浮世絵にみる 子どもたちの文明開化」展

を開催中です（会期：2017年11月23日まで）。

子どもたちから大人まで楽しめる内容となっています。

是非、お越しください。