前回の記事「家族でたのしむ展覧会★その1」に続き、
「浮世絵にみる 子どもたちの文明開化」展の関連イベントの様子をご報告していきます。
11月15日(水)、
「0歳からの美術館★家族鑑賞会」を開催いたしました!
実は1年半ほど前に開催した浮世絵展「清親―光線画の向こうに」の際に、
「平日に赤ちゃんと参加できるイベントがあれば・・・」というご意見をいただきました。
それ以来、「浮世絵×赤ちゃん」でどんなイベントができるのだろう、と考えていました。
そこで、このたびお越しいただいたのが、
NPO法人赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会代表理事の冨田めぐみ先生です。
冨田先生は、25年以上にわたり、0歳から小学生とその家族を対象としたワークショップや鑑賞会を実施していらっしゃいます。
当館でも、赤ちゃんと家族の鑑賞会を開催していただくこととなりました。
果たして赤ちゃんが浮世絵を観てくれるのだろうか・・・と疑問に思っていたところ、
冨田先生より、赤ちゃんも作品を観るということ、なかでも浮世絵は結構観てくれるのだと教えていただきました。
当日、お天気にも恵まれて16組41名のご家族にお越しいただきました!
まずは先生から、鑑賞のポイントや展示室でのお約束などをお話いただきました。
その後、いよいよ展示室へ移動。作品を観ます!
また、葉っぱや花、ゾウやさかな、鉄道や車といった、知っているモチーフにも反応を示してくれました。
そして、赤ちゃんが浮世絵版画に興味を示してくれるのは、その鮮やかな色彩も要因のようです。
特に、明治の浮世絵に特徴的な「赤色」は目を引きます。
ちょうどこの日は水曜日で、「トークフリーデー」でした。
家族で思い思いに会話をしながら、それぞれのペースで鑑賞していただきました。
展示室内には一時、和やかで穏やかな時間が流れていました。
約30分の鑑賞タイムが終わると、
最初の講堂に戻り、振り返りを行います。

お子さんたちがどのような反応を示していたかを、参加者のみなさまにお話いただきました。
その間、子どもたちは絵を描いたり、おもちゃで遊んだりして過ごします。心なしか、鑑賞前よりも元気でのびのびした様子。
展示室での反応は年齢によってもさまざまでしたが、美術館という特別な場所での家族とのコミュニケーションが、子どもたちとってはそれぞれに刺激となったようです。
また今回、みなさまがそれぞれのペースで作品と向き合っている姿がとても印象的でした。
展示室のなかには多数の作品があふれていますが、「必ずしも全部見なくても大丈夫」という先生のアドバイスにより、気軽な気持ちでご覧いただけたようです。
イベントを通して冨田先生には、子どもと大人の両方にとっての美術鑑賞の魅力、作品との出会いにより世界が広がってゆく楽しさを教えていただきました。
ご参加いただいた皆様、そして冨田先生、どうもありがとうございました!
当館では、毎週水曜日と土曜日におしゃべりをしながらの鑑賞を気兼ねなく楽しんでいただく「トークフリーデー」を設定しているほか、
今回の展覧会では触って遊べるコーナーを設けています!(11/23まで)

また今後も、展覧会ごとにさまざまなイベントを実施いたします。
小さなお子さまと美術館へ行くのはハードルが高い、と感じていらっしゃる方も多いと思いますが、
ぜひ、家族の思い出づくりにお気軽にお越しください!









































