芹ヶ谷だより

美術館スタッフが皆さまにお届けします。

2018年03月

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花が咲き、新芽が眩しいこの季節。
何か新しい事をはじめたくなりませんか?

この春、版画美術館は新たな試みをスタート!
展覧会情報は勿論、イベント、講演会、講座、コンサ-トなど
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みなさまのフォローをお待ちしております!

2018年度も国際版画美術館をよろしくお願いいたします。

「浜田知明100年のまなざし」を感じるコンサートでした

3月17日(土)に、企画展「浜田知明 100年のまなざし」関連イベント
「プロムナード・コンサート」を開催しました。

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演奏者は「プロムナード・コンサート」初めての登場となる、
中里 亜美(なかざと あみ)さん。
親しみやすい話し方で、曲と企画展のつながりを
わかりやすく解説していただきました。

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戦争という辛い経験をもとに描かれた作品と同じ題名の曲を弾いたり

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美しさの裏にある感情は、
温かいものばかりでなく冷たいものもあると、
伝わってくるような演奏であったり。

コンサートを聞きながら、
現代にも通じる「まなざし」を
考え直すきっかけにもなったのではないでしょうか。
200名近くものご来館、ありがとうございました。

次回の「プロムナード・コンサート」は
6月2日(土)に開催します。

楽しみにしていてください。

「浜田知明 100年のまなざし」展開催中!

暖かな陽気が続き、芹ヶ谷公園でも春が感じられるようになってきました。

版画美術館では3月10日から4月8日まで、企画展「浜田知明 100年のまなざし」展を開催中です。

 IMG_3376

昨年12月に100歳を迎えた浜田知明(はまだ・ちめい)は、日本を代表する版画家・彫刻家です。
20代で経験した過酷な戦争体験を糧に、1950年代前半に銅版画で『初年兵哀歌』シリーズを制作。
敵味方を超えて戦争の残酷さと哀しみを描いた作品は、発表当初から高く評価されてきました。

代表作の《初年兵哀歌(歩哨)》(1954年)は浜田の自画像とも言うべき作品です。

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厳しい軍隊生活に耐え切れず自殺を試み、ポロリと涙をこぼしたガイコツ姿の初年兵からは、作者が抱えた心の痛みが伝わってきます。


その後はユーモアを交えて社会や人を諷刺した作品を、銅版画と彫刻で手がけていきます。
例えば、一見すると可愛らしいブロンズ彫刻の《ボス》(1985年)。

 IMG_3382

ヒト以上に人間らしいチンパンジーが君臨していますが、やっと手に入れたトップの座は無理がたたって今にも崩れ落ちそう…。
ウィットに富んだタイトルに、浜田の皮肉が効いています。

ちなみにこの彫刻は、浜田による同じテーマとタイトルの版画作品に着想を得ています。
展覧会ではぜひそれぞれを見比べて、両者の魅力を楽しんでください。

ギャラリー
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