2018年が穏やかにスタートしました。
いずれも入場無料です。
ぜひ、ご来館ください。

①北斎_遠江山中 ②IMG_b_007277
左)葛飾北斎(1760-1849) 
「冨嶽三十六景 遠江山中」 大判錦絵 天保1-4年(1830-33)頃 
右)『フローラの神殿』より「カナダユリ」 1799年 メゾチント

さて今年最初の芹ヶ谷だよりは、「中学校美術・収蔵作品展」について紹介いたします。
この展示は、1月12日から始まる「中学校美術作品展(第31回町田市公立小中学校作品展)」の会場内で同時に開催するものです。

町田市立国際版画美術館では町田市内の公立小学校および中学校の児童生徒による美術・図工・書写の展覧会を毎年開催しています。
1990年度の第4回展以降は、中学校美術作品展に出品された平面作品から毎年10点(94年度までは40点)を選び、資料として収蔵してきました。

この活動は初代館長・久保貞次郎氏(1909-1996)の提言により始められました。
美術評論家、コレクターとして知られる氏は、美術教育にも大変造詣が深い人物でした。
子供たちの作品に「時代を反映する貴重な美術資料」としての価値を見出し、保存してゆくことを提案しました。

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1993年に当館で開催した「久保貞次郎と芸術家展」図録表紙
(売店にて販売中)


地味な活動ですが、これまで25年以上にわたり438点の作品が集まっています。
一見、いつの時代もかわらぬ「中学生らしい作品」とも思われますが、これだけの期間を経てみると、中学生の視点や描かれたものに時代の差異が見えてきます。

収蔵した作品は10年ごとに中学校美術展の会期にあわせて展示をおこなっています。
前回の展示から10年を経た今年度は2007~2016年度の収蔵作品、全100点を、小中学校作品展の会場内で展示いたします。

小さな展示ですが、是非お立ち寄りください。
(1/12から1/21まで。企画展示室1内。)

④2008会場写真1

前回の展示(2008年1月)