はやいもので今年も12月になった。いつものように12月は更新を休もうと思う。
今年は、出生数が思いのほか減少し、世間でも話題になった。岸田総理の言う異次元の少子化対策は財源も明確ではなく、効果はもっと不明確だ。下手すると、異次元の少子化促進にすらなりかねない。
これは岸田総理のせいではないが、慌てるのが遅すぎる。どうして団塊ジュニアが子供を産める時にもっと切迫感を持たなかったのか。本当に不思議でならない。
国が毎年税金を使い切らないといけないかのような財政の仕組みもおかしいように思うな。好景気の時に備蓄し、不景気やコロナのような災害の時に吐き出すシステムを批判する人がいるのかと思う。
次に、多様性の議論が進む中、弱者男性が話題になったことは良かったと思う。女性は、弱い立場の人でも大きな声で代弁してくれる人がいる。他方、弱い立場の男性はそういう人がいない。前から書いていることであるが、女性の権利を主張する人々がより広範に弱い立場の男性も含んで擁護すれば、その公平感が男性の支持をも集めそうな気がするのだが、そういうのは進まない。博愛主義で行く方がいいのではないかと思うのだが。
2020年2月のクルーズ船の話から大きくなっていった国内のコロナ感染は、かなり落ち着いてきた。荒川氏なども指摘するところであるが、結婚までの交際期間を平均3年とすると、人流に制限があったこの3年間に交際段階になった人は減少していると思われ、婚姻数が減少する可能性がある。さらに、それに遅行する形で出生数もより少なくなるんじゃないか。
正直言って、少し国が補助をした程度で少子化がおさまるような気はしない。また、少子化対策と言えば国民に増税や負担の増加を飲ませることが出来ると考えているようにも感じるが、国民負担率の増加が結婚や出産に与える負の影響は言うまでもない。
まとめると、今年は少子化や弱者男性が話題になったのは良かったが、問題が顕在化しただけで、解決の糸口が見えたとは到底思えない1年だった。
では、良いお年を。
今年は、出生数が思いのほか減少し、世間でも話題になった。岸田総理の言う異次元の少子化対策は財源も明確ではなく、効果はもっと不明確だ。下手すると、異次元の少子化促進にすらなりかねない。
これは岸田総理のせいではないが、慌てるのが遅すぎる。どうして団塊ジュニアが子供を産める時にもっと切迫感を持たなかったのか。本当に不思議でならない。
国が毎年税金を使い切らないといけないかのような財政の仕組みもおかしいように思うな。好景気の時に備蓄し、不景気やコロナのような災害の時に吐き出すシステムを批判する人がいるのかと思う。
次に、多様性の議論が進む中、弱者男性が話題になったことは良かったと思う。女性は、弱い立場の人でも大きな声で代弁してくれる人がいる。他方、弱い立場の男性はそういう人がいない。前から書いていることであるが、女性の権利を主張する人々がより広範に弱い立場の男性も含んで擁護すれば、その公平感が男性の支持をも集めそうな気がするのだが、そういうのは進まない。博愛主義で行く方がいいのではないかと思うのだが。
2020年2月のクルーズ船の話から大きくなっていった国内のコロナ感染は、かなり落ち着いてきた。荒川氏なども指摘するところであるが、結婚までの交際期間を平均3年とすると、人流に制限があったこの3年間に交際段階になった人は減少していると思われ、婚姻数が減少する可能性がある。さらに、それに遅行する形で出生数もより少なくなるんじゃないか。
正直言って、少し国が補助をした程度で少子化がおさまるような気はしない。また、少子化対策と言えば国民に増税や負担の増加を飲ませることが出来ると考えているようにも感じるが、国民負担率の増加が結婚や出産に与える負の影響は言うまでもない。
まとめると、今年は少子化や弱者男性が話題になったのは良かったが、問題が顕在化しただけで、解決の糸口が見えたとは到底思えない1年だった。
では、良いお年を。