f620a554.jpg魅せます宝塚 この日は、花組・トップ娘役、桜乃彩音(あやね)さん。(2002年、プラハの春初舞台)【新たな気持で舞台彩る】

◇最初に彼女の事を知ったのは、あさこちゃんのバウ『二都物語』のヒロインになったとき。
まだ研2だったのよね、早い抜擢だなあって思った。2006年、おさちゃんの相手役で娘役トップに就任。

普段、おっとりした物腰・喋り方なので、どんな人なのかなあ?って思ってて。岡山県津山市出身。

(記事より)
今回新トップコンビを組む真飛聖(まとぶん・ゆう)さんとの約束は『お互い本音でぶつかって、素直な自分でいられる関係でいようね』

今回の『愛と死のアラビア』アノノウド役。イギリス人・トマス・キース(まとぶん)に助けられて宗教も国も越えて結婚する。「原作でもアノウドだけが架空の人物、後書きにも『砂漠の戦いに生きた一人の男性に、つかの間の安らぎを与えたかった』と書かれていたのでそういう女性になりたいです」

役作りの前に、イスラム教の勉強をした。「宗教が関係してきますので、ちよっとした緊張感や、知らなくてはいけない気持はすごくあり、自分が知らないで、その世界を表現をしてはいけないと思いますので」‥‥大切にしたいのは「人を愛する、人間の純粋ですばらしい部分」と熱っぽく語った。

ショーでは全身を使った激しいダンスで熱い海を表現。「黒塗りですので、そこでもガラッと変わった感じが出るのではないかと思います」

「私の原点」母校訪問・恩師との再会・合唱部でコラボ・友人との再会、「」昔はすごく一つのことに一生懸命でひたすら宝塚だったんだなあ、それを認識、当たり前に舞台に立つのではなく、新しい気持で立ちたいってすごく思いました。」と原点を見つめ直せた。

まとぶんとのコンビは「いまさら緊張することもなく自然な感じでご一緒させていただいています」とにっこり。

新生花組がいよいよ開花の季節を迎える。
【私の原点】

桜乃彩音さんが故郷、岡山県津山市を訪れて、自分が宝塚に入りたいと思ったきっかけから努力を語ります。

まず、津山城址へ。母校・津山高校の近くで、よく来ていた、自分が芸名をつけるとき「津山と言えば津山城、津山城と言えば桜‥‥」ということで『桜』を使った。

三人兄弟の真ん中、3才でピアノを始め、その後バレエも習い始めた。

中学二年、初めて宝塚を知り、憧れ、目指した。

高校は津山高校に一年間在籍。

合唱部でピアノ伴奏をしていた。

バレエスクールの先生と再会。「舞台を観るときは、いつも心配しながら、パレードになると漸く安心して見れる」

友人(親友)と歩きながらお話。

高校時代の友人との再会で涙。ここで、みんなからの励ましの言葉や手紙を缶ケースに保管しているのを見せて、その中の一通を披露していた。

恩師との再会、合唱部の顧問の先生はあやねちゃんのことを努力家、と評し、音楽学校受験に際し、声楽を強化するために『夢路より』を練習・特訓してくださった。

そして、着到板、彼女の木札を先生が保管しておいてくれて、今回手渡してくれた。


現役合唱部の生徒さん達と『念ずれば花ひらく』をあやねちゃん伴奏、みんなで歌って、もう一曲はあやねちゃんも歌っていた。


とても優しそうな目をした先生でした。

卒業式の前に訪問、卒業生を送る会をしていた合唱部に立ち合っていたあやねちゃんは感動していたが、突然、在校生徒からあやねちゃんへも(色紙と記念品)が贈られ、驚きと嬉しい(涙)を流していた。


たった一年間しか居なかった津山高校を、現実には卒業出来なかったが、この原点を検証する番組により、色んな人との関わりを再びみつめ直した訪問だった。そして、その方々との再会を通して、確かに自分が津山高校に在籍していて、たった一年間だったけど自分の中では卒業を認識出来たのではないかと思った。

実はこの番組の中で、まとぶんと二人で話しているのがあるんだけど、まとぶんはあやねちゃんに『本音で素直に』と言っているんですよね。あやねちゃんが声を小さく、もごもご言ってたりすると、すぐまとぶんチェックが入り『もっと大きい声ではっきりと』と言われてる。宝塚の娘役の場合、トップさんに遠慮したり、気を使って、ちょっと以前と違うキャラクター設定にしている場合が見受けられる。

おさちゃんに対するあやねちゃんもそんな風に見えた。それに対して舞台では凄い爆発を見せたりする。

『くらわんか』での、おひいさんみたいな宮廷衣装を着て大声で喋る、それが段々にらんとむの口真似をして、凄い言い方をするようになる。その辺がすごくた楽しかったから。

そういう普段と舞台の違いは有って当たり前だけど、まとぶんは「相手を立てる為に自分を押さえなくていい」と言っている気がした。

二人でのプライベートな話ではなく、公共の媒体での話で、私的には非常に好感を持った。

まとぶん、いいヤツやなあ。あやねちゃんをよく見てる。滅多に『自分』を出さない‥‥(三人きょうだいの真ん中というのもあるかな?中間子って我慢強いって言うからね)‥‥彼女を側で見ていて心配するような事も有ったのかな? そういう事を見ていて、自分の相手役になったんだから、『本音で素直に』というコンビ・スローガンになったんだな‥‥‥そう考えると、まとぶんて、いいヤツだ。カッコイイ。

ゆうひくんが加入したことで俄然熱を入れるようになった花組、トップコンビの多数いい情報を仕入れての観劇が待ち遠しい。