「宿木小虎の観測点C」全7公演無事に終了から早一週間。改めまして!ご来場くださった皆様、何かと手を貸してくださった皆様、話題にして盛り上げてくださった皆様、ありがとうございました!
そして座組のみんな、お疲れ様でした!
こんにちは。今日も日誌の更新は山川です。
いやー!地震の余震や大雨や花火、いつもながらハラハラする事案と隣り合わせでしたが、大きな影響もなく無事に終えることが出来て何よりですよ。
今回も、ここ最近の公演でおなじみ(?)の、ハンニャーズのある意味「働き方改革」的な取り組みが実践されました。
とにかく、ニャ員は役者も裏方業務を能動的にやる。お手伝いではなく、メインで。
今回出番の多かったヒロイン2人も、小道具や会計などの裏方業務をこなしつつの出演。
皆さんの目に触れるところでは、当日の受付や駐車場誘導なども役者が殆ど対応させていただきました。
出演者が駐車場や受付に立つ、という流れはハンニャーズでは今までありませんでした(坂井さんが前回の公演でいち早くやってたけど)。
予約確認やお金の受け渡し、ロビーでの案内など、出演前にお客様に接するのは大変緊張しましたが・・・良いものですね。いやほんとに皆さんにお会いできて良かったです!
まだまだ試行錯誤していて反省も多いのですが、今後につなげてどんどんアップデートしていけたらと思います!
今回も楽日はそのまま稽古場で打ち上げ!
あのパンドラさんの全面協力で豪華お料理が並びました!
花火もね!
観劇後、残って打ち上げに参加してくださった方も多く、最後まで一緒に盛り上げてくださりありがとうございました!
さあさあ!また加藤さんから素敵な舞台写真が届きました。恒例の(?)舞台写真を見てあーだこーだ言いながら振り返るコーナーで宿木Cを締めましょう!ちょっとしたウラ話も交えつつ、観に来てくれた方も来れなかった方も、ゆっくり見て行ってね。
まずは~、本編の前の、齋藤さんがギターとともに漫談調に軽快に語る「これまでのあらすじ」のコーナー。
7公演、毎回微妙に、いや明らかに違うことしてたよね。(あらすじ内容は同じこと言ってましたよ)
THE☆いんぺ~い!(好評だったフレーズ)
何気にこんなギター弾きながら語るのは凄いっす。
ニャ員、誰もできないからね。
そして物語の本編は、事件発生の瞬間から始まります。
ばきゅーん!
おや?このつなぎを着た集団・・・どこかで見たような・・・?
(開演前に)
おなじみのこの刑事と探偵のコンビのWヒロイン・・・ですが、なんか前作と雰囲気が違うんですよね~。
この木曜さんは冒頭の事件の記憶を失くしてるし
宿木さんはなんだか・・・
そこにオカメマスクをかぶって登場した不審者。その正体は・・・!
覚えていますか?「宿木小虎の観測点 #1停止点」でも登場した、議員の六条瞳氏です。ほら、あの絵画を手に入れようと奔走したり、ギャンブルに溺れたり、宿木と変に裏で繋がってたりしたあの人です。
そしてそんな六条氏が連れてきたのは、今回宿木シリーズ初登場の本間智さん演じる優秀な探偵・熊田
おメガネがセクシー。どうしてくれよう。
熊田の所属する会社の社長が殺されたんだよねー
六条さんが再び宿木のもとを訪れた魂胆はなに~?
宿木Bにも出てきたこのキリンたちが今回も様々な仕事をしてます
六条さんて、そういえば木曜さんのこと気に入ってたよね?
コーヒーが美味すぎて驚きのあまりこんな顔になっちゃう木曜さん
「そんな美味いわけないやろ~」
「いやいやマジ飲んでみ~」
「な?」
「う~ん・・・」
(台詞違うけどまあこんな感じのシーンでした)
場面は変わり、被害者の妻・桜寺夫人への事情聴取
カタヤマも苦戦してたよねー彫刻家である被害者の妻。この妻も色々ワケあり。
キャピっとした雰囲気を一切封印したカタヤマの新境地
ベレーと眼鏡で変装したつもりの木曜さん。かわいいなおい!
「桜寺せんせ~」
ぬっとでてきた彫刻のモデル末町さん。ガウンの下は全裸との噂。
この二人の関係は深く語られませんが、まあ、「まだ」なんじゃないかな?というのが私の見解です。
キリン大活躍。キリン、全3体いるんですけど全員オスなんですよ。
(宿木Bのときは全員メスでした。プチ情報)
あの大スターを意識したこの男!なんか腹立つね!
これでも調査会社の警備主任だよ!
クールな部下・井関さん(たかしま)とのギャップすごいね
大スターを意識したこのこだわりのポーズ!誰も見てねえ!
まだやってる!
だから井関さんに嫌われるの!
場面は変わり別なお宅での事情聴取。
「ここの奥さん、パッとしない奥さんだけど気を付けろ~」とか言ってる
・・・ところに、はいパッとしない奥さん(わたし)登場~
はいはい、パッとしないですよ!(気にしてる)
オカメ!?
このシーン、やってて楽しかったなぁ~
テンポが大事な掛け合いシーンで、毎回このシーンの前には舞台袖で熊田役の本間さんとグーパンで気合入れてたんすよ~(殴り合いじゃないよ!)
派手なアクションシーンはお馴染みの(?)人形劇で語られました。
この辺りで、熊田さん(右)はオカシイ人だともう皆気づいたかな?
檻の中にいるこいつは・・・
ヤマダ!・・・扮する池丸。犯人?犯人なの?悪役っぽいよ!
悪そうな2人のやり合うシーン、静かだけど緊張感あって好き
六条さんの美脚が今回話題になったね。確かに・・・!
「抜け殻・・・本体・・・あー!!!」お口パカー!!
「絵画の在り処わかったの!?」
「どこ!?」
「社長の脳内でぇす!」
「ふざけないで宿木さん!」
「キャー!!!のぞき!!!不審者!!!」
(台詞違うけどそんな感じのシーン)
「だめぇぇぇっ!!!」
絵画がぁぁぁ!!!
くすんくすん。
桜寺夫人の涙ながらの申し開きシーン。
ここで六条さん、ちょっとグッとくること言うんだよね。
はいでもその後即六条さんの怖さ発揮。
迫力だけでない。根回しがゴイスーな六条さん。
「思い出した~!」え?木曜さん記憶戻ったの??
「桜寺せんせ~」
再びぬっと現れる、彫刻のモデル末町さん
「俺の絵があぁぁぁぁ!!!!」
いい横顔ら
宿木さん、どうしたの?
わかりましたぁぁぁ!
「犯人がわかりました」
『いつもの』このキメ台詞キメ表情!見事よね。ニヤリ。
はい、みんなを集めてぇ~の、
謎解きシーン!宿木がイキイキ!
わたしじゃないわ!
わたしじゃないわ!
わたしじゃないわ!
んもう!誰なの!?
まあまあ。
あっ!!!
きっっ、、、
桐船さーーーーん!!!
このシーン、嬉しいよね。
そんなあなたはツウだね。
きっっ、きっっ、
キリン。
なんかキリンのことわざあったよね。なんだっけ。
そして~
ここ!ここ!!!
もう、これまでの全部が伏線だったかのような!!!
宿木が、なんか違うな~っていうのがここでうわ~っと!!!
六条さんはもう、いいこと言ってんのかなんなのか・・・
ずい・・ずいと・・・
宿木さんに迫って・・・
エーーーーッ!!!宿木さんこんなんなっちゃったよ!
六条も宿木も善人でもないけど悪人でもない、もしかして善人?いや、そう見えるのはこれまでの伏線のせいかな?
少し違う世界が見えたラスト。ああもう!この人たちったらすごく、、、愛おしいね。
皆さんにはどう映ったのかな?
宿木を生きるのはすごく難しかったと思います。
以前の日誌で宿木役の中村が苦戦する様子を伝えましたが、最後まで苦戦していました。
宿木次第で作品の仕上がりが左右されると言っても過言でないことは、観た方ならわかると思います。
そら苦戦するわ!
色んな伏線が、根回しが。回収されたり、今後の伏線かな?と思わせたり。
「・・・内緒にしておいてください」
~~~~♪夜の匂い♪~~~(夜がはじまる・エンディングテーマ)
「宿木小虎の観測点C」は、これでおしまい。
ですが宿木シリーズは、まだ完結していません。今後どうなるかはまだわかりません。
「D」あるのかな。
今回は、「生活の中に役者としてのトレーニングを組み込む」ということを役者全員の課題として稽古期間を過ごしました。筋トレや身体トレーニング、連動した発声。公演本番は非日常ですが、稽古は日常。
芝居を生活の一部に落とし込まないと続けていくこと自体難しく、身体も動かなくなってしまいます。
本番を終えても芝居人生は終わりじゃないから、稽古期間でない日常生活にも身体トレーニングは必要ですね。痛感しました。
さあ、言ってしまった!やらねばなりませぬ。
さて、今後のハンニャーズについてはまた次回。
それではまたね!
2019年07月
8
7月