2009年04月04日

民主党の優勢は変わらず

民主党の優勢は変わらず

コスタリカ方式の失敗は福島県で顕著に現れる


 小沢一郎・民主党代表の公設秘書が逮捕されて以降、民主党の支持率は急降下していますが、それでも民主党の候補が優勢に戦っている選挙区が多い。
 
特に東北地方ではこれまでだったら保守王国として自民党が強かったが、山形県の知事選挙でも示されたように自民党に対して根強い不信感が漂っています。

 この自民党に対する不人気は地方の経済がガタガタになってしまったことに起因しますが、候補者の選出や選挙戦術などで大きな失敗をしているようにも考えられます。
 
福島県の各選挙区で、それが顕著に現れているので、それを選挙区ごとに具体的に見ていくことにします。

福島1区 亀岡偉民    53  自民現

       石原洋三郎   35  民主新

       山田  裕    54  共産新

 現職議員であった佐藤剛男氏は不運な政治家でした。本人はまだまだやる気が十分なのに、自民党執行部から無理やり引退を迫られてしまったも同然です。
 小泉元首相の郵政解散の時は、当時の中川幹事長によって突然比例区に回された。

 4期連続当選であったにも関わらず、4期連続落選していた亀岡偉民と入れ替わってしまいました。
 今回は佐藤氏が小選挙区、亀岡氏が比例区になると思っていましたが、今回も小選挙区は亀岡氏が出馬することになった。

 前回の経緯からして佐藤氏や佐藤氏の後援会の人たちが亀岡氏を支持する可能性は極めて低い。前回の経緯を振り返ってみたいと思います。

 この候補者の入れ替えは、福島県連にはまったく事前の相談がなく、一方的に本部から通達された。
 佐藤剛男前議員は小泉首相(当時)とは盟友関係の山派に属しており、勿論、造反議員でもない。郵政民営化法案にも賛成票を投じた。

 この本部の決定は地元に対して、佐藤前議員のほうから先に説明があったわけではなく、実はこれまでライバル関係にあった亀岡陣営から流された。
 亀岡氏は保守系無所属でこれまで選挙を戦ってきたが、正式な自由民主党の党員でもなかった。

 佐藤前議員は自民党の公認を優先的に受けられる福島支部長であり、これまでの選挙実績からして公認されるのは当然と受け止めていた。
 
地元の佐藤陣営は、この亀岡陣営が流した情報を最初は一笑に付した。しかし、当の佐藤前議員がなかなか口を開かず、情報が錯綜して行方が不明であった。
 本来なら衆院解散と同時に地元に来て、後援会関係者に挨拶するのが普通であろう。にもかかわらず、地元に顔も見せない佐藤前議員に支持者は苛立ち始めた。

 この間の事情は佐藤前議員が多くを語らないので真相は判然としない。しかし、洩れ伝わってくる話はこのようなものだったらしい。

 党本部に呼ばれた佐藤前議員は、ある新聞社が実施した世論調査の結果を示された。
そこには佐藤前議員が民主党の立候補予定者である石原信一郎氏に及ばない数字が書かれており、厳しい結果が予想されるので比例に回って欲しいというものだった。
 その代わりに公認されたのが亀岡氏だったわけです。

 さて、今回民主党の候補は前回の石原信一郎氏の弟の石原洋三郎氏ですが、このような経緯があるので因縁の対決となります。現職の佐藤剛男氏の支援者の動向によっては亀岡氏はかなり苦しい立場を余儀なくされることになるでしょう。

福島3区 吉野正芳    60 自民現

       玄葉光一郎  44 民主現

福島5区 坂本剛二    64 自民現

       吉田 泉    59 民主現

 今回の衆院解散総選挙での、自民党の最大の失敗はこの3区と5区の候補者選出ではなかったか。3区から立候補する吉野氏と5区で立候補する坂本氏は共に5区でコスタリカ方式で、互いに小選挙区と東北ブロック比例区に立候補して、協力しあって5区で戦って来ました。

 今回自民党は何故か、このコスタリカ方式を採用しないということを決めてしまった。これは昨年の6月頃に発表されました。毎日新聞のニュースから紹介します。

 自民党は28日、次期衆院選に向け、同じ選挙区の現職2人が小選挙区と比例代表で交互に立候補する「コスタリカ方式」を全廃する方針を固めた。2人の後援会が統一されないため選挙基盤が強化できないことや、比例代表に回った候補が名簿上位で優遇され、同じ比例ブロック内の小選挙区候補の比例復活当選の可能性を低くすることが理由だ。同党選対幹部は「衆院選で勝てる候補を優先し、党のためにならないコスタリカはもう残さない」と明言した。

 同方式は、96年の衆院選で中選挙区から小選挙区制度に切り替わった際、現職同士の調整がつかずに「特例措置」として導入。96年から続いているのは群馬1区だけだが、その後の入復党などで新たに導入した選挙区が増え、現在は8選挙区。 6月29日2時30分配信 毎日新聞

 しかし、これが今回は「党のためにならない」として廃止したが、福島県の場合、1区もそうですが、3区と5区においては惨敗となる可能性を指摘しておきたい。
 
吉野氏は元々選挙区でもない馴染みのない選挙区に半ば強制的に転出させられた。無様な戦いをすることも出来ないので3区での選挙に全力投球しないわけにはいかない。

 コスタリカ方式なら5区において、これまで通り自分の後援会と共に坂本氏の応援に全力を尽くしていた。それが今回は5区での動きは制限されてしまう。自民党は党員組織ではなく、個人後援会の力を無視することは出来ません。

 小選挙区は勝てる候補を優先したということで1区では候補者が決まり、首のすげ替えまで行なわれ、5区に関しては「どちらが勝てる候補」かの調査が行なわれた形跡はありません。
 順番から外れた候補者は隣の選挙区に立候補させるといった乱暴な手段では、選挙民を舐めているとしか言いようがないのです。

 これでは自民党が選挙で勝てる筈はなく、お先は真っ暗としか言いようがありません。

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Posted by hanrakukai at 12:52

2008年11月20日

麻生首相に「あんた」を連発・小沢一郎民主党首

麻生首相に「あんた」を連発・小沢一郎民主党首

 民主審議拒否、突然のトップダウン…現場は混乱

 民主党は18日、新テロ対策特別措置法改正案を審議している参院の外交防衛委員会など6委員会で審議を拒否し、対決路線の国会対応に転じた。

 麻生首相が衆院解散を来春以降に先送りする意向を示唆したことに、小沢代表が激しく反発したためだ。ただ、トップダウンによる突然の方針転換に対応できず、衆参で足並みの乱れが露呈するなど、党内は混乱した。

 17日の党首会談の出席者によると、会談で小沢氏は首相に向かって「あんた、10月30日に『2次補正を出す』と国民と約束したじゃないか」などと「あんた」を連発し、会談の最後には「じゃあ、そういうことでよろしく頼むよ」と告げたという。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081119-OYT1T00138.htm

 これぞ、小沢一郎の本性

 小沢一郎らしいと言えば、それまでですが、この報道に小沢の「本性」が良く現れています。まるで自分の考えていないことが通らないと駄々をこねる子供のようです。

 新テロ対策特別措置法の改正案にしても、この民主党の迷走ぶりにはあきれ返るばかりです。わが国が国際社会において、その果たすべき責任を審議する法案です。

 衆院においては、一日も早く審議をして、解散総選挙に追い込みたいということで、ろくな審議もせずに通過させてしまいました。共産党や社民党が激しく反発したのも当然です。

 参院では解散総選挙が遠のいてしまったというので、今度は衆院とは違って徹底審議をすると先日発表したばかりでした。ところが今度はその前言を翻して審議拒否に転じてしまいました。

 この国会における審議拒否・ボイコット騒動もかなり深刻ですが、この小沢の言葉遣いは何とかならないのでしょうか。

 何をそんなに偉ぶって、麻生首相に対して「あんた」などと連発したのでしょう。俺の方が<お前より数段偉いんだ>ということを見せたかっただけなのでしょうか?

 相手に向かって「麻生首相」でなくとも「麻生さん」と呼ぶならまだしも。「あんた」呼ばわりは、これは暴言というよりは侮辱に近い言葉でしょう。これから首相の座を狙う人の言葉にはとても思えない。

 国民としては党首討論の場で、是非とも小沢党首の麻生首相への「あんた」呼ばわりを見たいものです。礼儀知らずと言うか、もうこの小沢と言う人は、殆ど馬鹿者としか、国民の目には映らないでしょうね。

 

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Posted by hanrakukai at 12:11

2008年09月19日

国替えやら刺客やら

国替えやら刺客やらでてんてこ舞い

小沢一郎には麻生太郎!

久間章生には福田衣里子(薬害訴訟)!

千葉県キャバクラ嬢は福島2区へ!


 先ず、小沢一郎の東京12区への国替えです。
 小沢と公明党の太田昭宏の対決が見られれば一番面白いのですが、残念ながら麻生太郎氏が公明党へ強力な助っ人となりそうです。

 この小沢の東京12区への転出は創価学会に対する恫喝であって、最初から実現性は薄いと思っていました。しかし、何が起きるか分からないのが政治の世界です。

 実現してくれれば、これほど面白い対決もないと思っていたら、何と小沢が東京から出馬するなら、麻生太郎氏も東京から出馬して頂くという声が自民党から出てきた。

 菅義偉選挙対策副委員長が18日横浜市内で講演し、次のように述べた。

 「小沢氏が東京から出るなら自民党の新しい総裁になる人も東京から出馬してもらう」

 大衆人気のない小沢は東京のどこから出ても苦戦するに決まっています。ましてや麻生太郎氏との戦いになれば、吹き飛んでしまうでしょう。

 私は小沢は東京1区の与謝野馨氏との一騎打ち、そして注目の12区には日本新党の田中康夫参院議員が出馬すると見ていましたが、とんだ見込み違いになりそうです。

 18日に小沢一郎は長崎県において、久間元防衛長官に対して、薬害肝炎訴訟原告の福田衣里子氏を擁立することを公表した。防衛利権を巡る最大のライバル相手に、女性刺客を送り込んだわけです。

 また、19日には福島県郡山において、千葉県の補選で当選した太田和美氏の擁立を発表するようです。古賀誠の選挙区での出馬が噂されたこともありますが、私の郷土の福島2区での出馬のようです。

 この福島2区の根本匠氏は余り評判が良くない。地元の為に何をしたか、さっぱり分からないと言われており、今回は危ないということになりそうです。

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Posted by hanrakukai at 13:11