2007年07月27日

キャバクラ嬢が背負うもの

Pもと@自宅です。

先日、前の会社の上司につれられて、東京某所のキャバクラに行った。

僕についてくれた女性は、現在18歳で大学に入っておらず、この仕事のみをしてお金を稼いでいる子だった。

昼の3時から朝の5時まで働く。単純に考えれば14時間労働である。さらに、休みは月2日か3日。「なぜそこまでして働くのか」と聞いたら、「親が両方とも入院してるから、入院代から生活費まで全てを自分で稼がなきゃいけない」からだという。

父は、がんと脳卒中を患っており、母はパニック障害と精神病だとか言っていた。

18歳と言えば遊び盛りの年齢だ。そう僕が言うと、「父親が死んだら、父親の分まで自分は遊んでやるんだ」と話していた。

18歳の女の子が一家の稼ぎ頭として家族を支える。彼女が背負っているものは、あまりにも大きすぎる。

人生において何かを背負うということは、人にとっていいことだろうか、悪いことだろうか?

ちょっと前にネットカフェ難民の特集をテレビでしていたが、そこに登場した30歳台の若者は、「自分は余計なものを背負いたくないからネットカフェ難民の生活を選ぶんだ」と答えていた。家の面倒くさいこともないし、会社の上司に頭をさげず、部下に気を使うこともないし、確かにそれは自由な生活だ。

ただ、僕はネットカフェ難民の彼のその発言を聞いて、「この人は、かっこわるいな」と思った。

家族を背負う人、会社を背負う人、もしくは、もっとでかい何かを背負う人がいる。確かに彼らの生き様は自由ではなく困難がつきまとうが、僕はそんな泥臭い生き方に「人間らしさ」を感じる。

僕は、14時間労働で両親の生活を支えるキャバクラ嬢に、「きっとがんばれば、将来いいことがあるよ」と励ましの言葉をかけようとしが、何にも背負っていない僕がそんなことを言っても、あまりにも空虚だと思って、やめた。


hansei_blog at 23:25 │Comments(2)TrackBack(0)clip!Pもと日記 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 通りすがりました    2007年07月31日 04:58
何か背負ってる子、もしくはなんらかの理由で昼も夜も活動してる子が少なくないですね。夜は。。
2. Posted by P    2007年07月31日 23:56
「通りすがりました」さん、コメントありがとうございます。

いろんな人がいますよね。ブランド物買う人もいれば、ホストクラブにつぎ込む人もいるし。。。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profile
訪問者数

    あわせて読みたい
    あわせて読みたい