2012世界シンクロナイズド・スケーティング選手権 総合成績

●フィンランドの 「ロケッツ」 ・・・2010、2011と2年連続で金メダルに輝いたチーム・・・は総合4位でメダルを逃したが、フリーでは1位と実力を発揮していた。 FS成績 スコア

●1位なんだから素晴らしい演技だったに違いない!と思って、観客席から映された動画を見ましたが・・・なぜか感動できる演技ではなかった。 この演技に、どうして高いPCSが出るんだ? なぜなんだ? とさえ思った。

●男女シングルと同じように、私のようなニワカ素人ファンと、ジャッジの先生方とで、見え方の乖離が大きくなったのだろうか?

●新採点方式で高得点を狙うことと、観客に感動させることの両立は、難しいのか?

 フィギュアスケートの競技は、もう観客に見せるものでは、なくなってしまったではないのか?

●モヤモヤして、昨年見たいろいろな映像を、見直してみる。


↓これはカナダの名門チーム「ネクシス」のプロモーションビデオ。 今回、総合2位になったチームだ。


●これを見ると、とても 生き生き して見える。 

●ぐぃ~ん と近づいてきて、すーっと駆け抜けていく

  魂をさらわれるような滑走

 はじめて生でシンクロを観戦したとき、感じたように。 いい演技なんだよな。


↓こちらは昨年の 「ロケッツ」 の演技(ただしフィンランド選手権)・・・注!プログラムは別ものです


  隊形の移り変わりの 絶妙さ 滑らかさ

●昨年、動画を見て、とてもスマートな演技だなと思った。 吸い込まれそうな演技だった。

●どんどん隊形が変形していくんだけど、瞬時に あまりに滑らかに 移り変わってゆくから、

 その大変さに、全く気づかない・・・エフォートレス


↓再び今年の 「ロケッツ」 の演技・・・ジャッジとは反対側の観客席で撮影された映像・・・を見てみる。


●やっぱりそうだ。 ジャッジに向けて、演技しているから、反対側からはよくわからなかったんだ。

●ジャッジ席から見て、加速感、疾走感 を感じるように、演技している・振り付けられている。

 ジャッジ席に向かって近づいたり、ジャッジ席から遠ざかったりする。

 例えば、複数ライン(ブロック)で手を繋いだ状態(ホールド)で、ぐい~んと旋回していく技。


●ジャッジ席から見たら、もっと違うふうに、もっと躍動した演技に、見えるのではないか?

 できるなら ジャッジ席で観戦したい

 しかも、ジャッジのめんどくさい任務なんか(拙者ごときができるわけないんだけど)、これっぽちもしなくて、いちファンのまま、観たい。


 そう納得しようとしても、疑問が残る。


●たしかに勝つためには、ジャッジにいかにアピールするかが重要なんだろうけど・・・

●シンクロでも、ジャッジに採点のためのテクニックを見せることが重視され、観客にどう見せるか、感じさせるかは、あまり重要でなくなってしまったのではないか?

●技術を優先するにしても、それで良いのか?

●専門家のツボをおさえるだけじゃなく、観客のツボもおさえられないのか?

 いや、観客のツボをおさえつつ、技術を見せつければ、それが一番いい演技なのでは?


↓こちらは優勝したスウェーデン「チーム・サプライズ」のFS演技(スウェーデン・テレビ提供)
チーム・サプライズFS
 ジャッジ側から撮影されているので、とても生き生きして見えます。

↓こちらは観客席から撮影されたもの
チーム・サプライズFS
 ジャッジ席の反対側では、面白みが激減してしまうけれど・・・それでも

●「サプライズ」というチームは、

  全方位に対して、何かをふりまくようにして、演技してくれる。

 観客を盛り上げるように。

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[追記] 拙者の言いたいことが、うまく伝わらなかったかもしれないね・・・

●「サプライズ」は、ジャッジ席の方角をメインに演技してはいるけれど、それでも、

 全ての方角の観客・・・特にジャッジ席の反対側のたくさんの観客・・・・を意識して、

 観客を盛り上げるように、演技していると思う。

 こういう観点は、フィギュアスケートとして、演技構成として、重要だろ と思う。

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 今年は、大好きな「サプライズ」が とびっきり 良かった。

 あ、「ロケッツ」の記事のつもりだったのに・・・ 「ロケッツ」を下げて「サプライズ」を上げてしまったぞ。

 拙者は「サプライズ」オタ認定か(笑)

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