東京F応援隊

フィギュアスケートの☆を応援するブログです! (東京のスケーターを中心に応援します)

大庭雅

★大庭「雅」な表現力 ~2014 GPロシア

★グランプリ・ロシア大会、女子は本郷理華さんが「金」星。本郷さんの快挙は、皆さんが記事にしていらっしゃる。 拙者は、グランプリデビューの大庭雅さんが、ショートプログラムから立ち直って、フリープログラムでは会心の演技を見せたことがとても嬉しかったので、そちらの方を記事にしたい。

★大庭さんは、夏にジャンプ転倒で頭を打ってしまったそうだ。脳震盪か? 選手同士の衝突だけではない、一人だけでも大きな怪我を負う危険があるのだから、ドクター必須の競技だと思う。 それはさておき、身体が覚えてしまった恐怖心・マイナス思考に打ち勝つのは、並み大抵のことではなかったと思う。 大庭さんのフリースケーティングは、そんな危惧を払拭しても余りある、素晴らしい演技だった。 拙者は感激しました。 ご本人やコーチは、ほっとした気持ちの方が強かったようにお見受けしましたが・・・。



★ジャンプ・・・フリースケーティングの「レ・ミゼラブル」は、昨年の全日本選手権でトリプルアクセル3Aに挑戦したプログラム。 そのときは、3A挑戦ばかり注目され、その後の演技をまとめきれなかった大庭さんだけれど、パーフェクトで演技を遂行すれば、こんなに素晴らしい演技になる。 大庭さんの魅力として、回転軸を早く作るのがうまいジャンプを先ず思いつくのだけれど・・・それだけではなく、身体のうごきが滑らかでいいなと拙者は思っていました。 表情はあまり変わらないのだけれど、それよりも身体全体の動きで表現した方が、嫌味が無く、上品だな、「雅」だな、と拙者は感じる。 いっそ顔はノーメイクで、動きを観てよ、という方が拙者には好印象だ。 大庭さんは、ジュニア時代から、ジャンプだけではなく、身体表現も素質があったと拙者は思う。 

大庭さんの「レ・ミゼラブル」は、神への祈りを、その感情が腕の動き、身体の動きで、うまく表現していると思う。 振り付けは、宮本賢二さん。

★ステップシーケンス・・・大庭さんでジュニア時代に残念だったのが脚の動き。 まるで棒のような脚の動きだった。 それが、膝を曲げて、エッジを深く、できるようになったのがいい。 上半身の動きはジュニア時代もよかったのだけれど、昨シーズンにレミゼを始めた頃から、脚の動きがより深く滑らかになって、大庭さんが本来持っていた身体全体の大きな可動性が生き生きしてきたと思う。 滑りと身体の動きの調和・・・振付師・宮本賢二さんの尽力もあったのではないか?

次回は、ショートとフリーを合わせた総合得点で、びっくりするような点をたたき出すかもしれない。何を跳ぶのかわからないジャンプ構成も楽しみだ。



《雅な世界》・・・拙者の大好きな過去の大庭雅の演技

2013-14 SP テンペスト


2012-13 FS 火の鳥


2010-11 SP リバティー・ファンファーレ

★大庭雅のトリプルアクセル挑戦~2013全日本

大庭雅選手 果敢に挑戦しましたね トリプルアクセルに!

2013全日本選手権フリー 「レ・ミゼラブル」


0:40~曲がはじまり
0:52~フォアストロークを短く4回くらいしてスピードを出し
0:56~フォアのまま右アウトサイドエッジから
0:57~フォアのまま左アウトサイドエッジに切り替えてトリプルアクセル!

女子のトリプルアクセルとしては、拙者はみたことも無いような入り方でビックリしました。 バックの滑走がない。 大庭選手が挑戦することを事前に知らなかった会場の人は、ダブルアクセルに失敗したくらいにしか、見えなかったかもしれません。

回転不足で転倒してしまいました。

------大庭選手に対して、たいへん失礼な言い方かもしれませんが・・・
上の動画で5:40~のスロウ再生だと、厳しく見て、ほぼ半回転足りない・・・体は前向きで着氷しているし、ブレードはトゥが着いたときの角度で45°よりも大きい回転不足ではないかな、と拙者なんかは思います。 ただし天野さんがアシスタントについたテクニカルジャッジの判定はUR(DGではない)・・・耳を疑いましたが荒川解説だと「きっちりと回転も回って、しっかりともう着氷につながりそうなトリプルアクセルでしたので」とおっしゃいました(もしかして試合ではなくて練習の3Aのことだろうか???)。 拙者は会場で6分間練習でのすべての3A挑戦を見たわけではありませんが、6分間練習の3Aも回転不足がまだ大きいように見えました。 2年ほど前に浅田選手の3Aに対して付けられたDGの判定レベルでいくと、そんなふうに見えました。

しかし放送中の八木沼さんのお話だと、公式練習では、非常にきれいなトリプルアクセル・・・もっと高いジャンプを跳んでいた(もっと回転していたらしい)・・・とのこと。 それが試合で出来ていれば、スゴイ反響だったでしょうね。

(追記)2014.3.9
http://www.youtube.com/watch?v=XaSesgJ4dD8#t=262
上の動画の4:22~、全日本選手権の6分間練習で跳んだ3Aが映っています。

------大庭選手の挑戦は3A挑戦だけではない!
大庭選手は、今シーズン、ショートプログラムでは、3Lo-3Loに挑戦してきていて、今回はセカンドに3Loを付けられずに失敗、しかし次に3S-3Tを跳ぶという、すごいリカバリーをしました。

正直、トリプルアクセルを跳ぶなら、ショートプログラムに入れて、3A, 3Lo-3Lo, 3Sというセンセーショナルな構成、浅田選手がやり遂げられなかった構成(3Aとセカンドのトリプルループが入った構成)で、またチャレンジして欲しい。

------フリースケーティングで大技に挑戦するということは・・・
結局、大庭選手は、フリースケーティングで3A失敗後、後半のジャンプにミスが出て点が伸びませんでした。

ジャンプ以外の演技の内容がとてもよかっただけに、ジャンプでミスが連発したのは、ちょっと残念でした。

大技に挑むなら、ただ大技に挑むだけではなくて、その大技に失敗しても後のすべての演技を完璧にやり遂げられるくらいにならないと、なかなか認めてもらえません。点が出ない。これは浅田選手にもいえることですが・・・その大変さが大庭選手の挑戦を見てもわかるのではないでしょうか。

------ 長く曲がりくねった道
どうしても稀代の天才浅田選手と比べてしまいますが・・・女子でトリプルアクセル、加えてセカンドのトリプル・ループも入れようという選手・・・女子ではもう誰もやらないだろう、コーチがやらせたくないだろう、と言われているようなジャンプ構成に挑む選手・・・本当は絶賛されていい挑戦に挑む選手が、今現在! いることに・・・驚きと 尊敬と 嬉しさ を感じます。

加点が付くジャンプにすること、大技だけでなくプログラム全体を完成させること・・・それは長く曲がりくねった道だと思うけれど・・・たいへんだろうけど、ガンバ!大庭雅★

スケート村へスケート村の入口
最新記事
最新コメント
記事検索
プロフィール

hanuman4580

  • ライブドアブログ