昨日の日記(JR宝塚線事故その6)で書いていた懸念が現実のものになってきました。

尼崎脱線事故>ボウリング発覚、社長会見に異様な雰囲気

まあ事故当日にボウリングなんか、やめとけばよかったんですけどね。というか、普通は参加する気にならへんのやないのかな、とは思います。まず第一に。

で、このボウリング問題の報道が、本来の事故の報道よりここ数日はメインになってしまい、一体何が本来の報道であり、何が付随の報道であるのか主従逆転が起こってしまったことが、「懸念が現実化した」ことそのものです。

そもそも、今回の事故の原因と、対策を突き詰めていくのがマスコミの仕事だと思います。今現在も現場検証は行われているはずですし、鉄道事故調査委員会も事故原因の分析を着々と進めているはずです。

でも、そういう経過報告は何一つ入ってこない。いや、まだしも新聞はスペースを何とか捻出して書いているとしても、テレビは完全にこのボウリングの話題で持ちきり。

そもそもこういう大事故に対しては、マスコミも、「こうすれば事故は防げた」「停車駅はこれで妥当なのか?」等々、識者のみならず視聴者・読者からの意見もふまえてあれこれ建設的な提言するべきではないのかと思います。

私が見る限りそんな機会を設けているマスコミは皆無。あれば色々提言したいのですが、見つかりません。

やはりマスコミさんとしても、地道な議論よりも、スキャンダルや不祥事といった、いわゆる視聴率や発行部数を「稼げる」(JR西日本と同様!)記事を全面に出したい気持ちは分からん事もないのですが、鉄道と同じくマスコミも公共的機関なわけですから、JR西日本と同じく「稼ぐ」だけで記事を書いたりニュースを作ったりしていては、JR西日本と同じような道をたどってしまうのではないのでしょうか。

今回の事故は100%JR西日本の過失であるはずなのに、なぜかマスコミ批判のブログが多いのも、そんな底の浅いマスコミもJR西日本と同様と感じているブロガーが多いからなのかも知れません。