千葉県の第三セクター鉄道いすみ鉄道では、JR西日本からキハ52形を譲受し、昨年春から土休日運転の急行として走らせていますが、このキハ52形に続き、今度はキハ28形を導入することが、いすみ鉄道の社長ブログから発表されています。

大本営発表!(いすみ鉄道 社長ブログ)

今回もJR西日本から導入する車両で、高山本線の富山口で2011年春まで活躍していたキハ28-2346号車とのことです。

上記ブログによると、この車両は昭和39年に製造後、長らく山陰・北陸地区を中心に活躍していましたが、新製当初の昭和39年夏に、房総の夏季輸送に活躍した経歴があるとのことです。もしかしたら、いすみ鉄道と外房線の接続駅である大原駅も通ったことがあるかも知れません。
そういう意味では、上記社長ブログにもあるように、48年ぶりの里帰りということになるのかも知れません。

今後の予定については、上記社長ブログにて随時掲載するとのことですので、今後の情報にも注目しておきたいと思います。

いすみ鉄道のある意味「奇をてらう」ともいうべき旧型気動車の導入ですが、当初のキハ52形だけでにとどまらず急行型のキハ28形も追加導入するあたり、これらの車両目当てでの旅行者が順調に乗車している証、ともいえるでしょうか。

旧型車両だけに、メンテナンスや車両トラブルに対する苦労は並大抵ではないとは思いますが、少し前の昭和の旅行を感じることができるこれらの車両をいつまでも楽しめることができればいいな、と思ったニュースでした。


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