京王電鉄は京王線の新宿、井の頭線の渋谷という二つの路線が出ており、両線は明大前で接続しています。
新宿・渋谷ともに代表的なターミナルなのですが、どちらも都心を代表する繁華街なだけに、両方のターミナルで乗り降りできる定期券があればいいな、と思う利用者も少なからずいるのではないかと思います。

この度京王電鉄では、通常の定期運賃に1ヶ月で1,000円をプラスして新宿・渋谷の両駅で乗降できる定期券を発売することとしました。

新宿駅・渋谷駅のどちらも利用できる定期券を発売します(京王電鉄|ニュースリリース)

発売対象区間は、(1)明大前以西の各駅(京王線・井の頭線とも)〜新宿駅+『渋谷駅』で乗降可能となるパターン、(2)明大前以西の各駅(京王線・井の頭線とも)〜渋谷駅+『新宿駅』で乗降可能となるパターンが発売対象となります。なお、(1)の場合は渋谷〜明大前の途中駅、(2)の場合は新宿〜明大前の途中駅では定期券での乗降ができません。
また、他社線との連絡定期券は、(1)の場合は新宿駅連絡、(2)の場合は渋谷駅連絡のみの発売となります。

また、発売券種はPASMOの通勤定期券(1・3・6ヶ月/大人・小児)で、磁気定期券・通学定期券での発売は行われないので注意が必要です。

発売額は、先にも記した通り、通常の通勤定期券に1ヶ月1,000円をプラスしたもの、ということですが、詳細は以下のとおりです。
(大人)1ヶ月:+1,000円、3ヶ月:+2,850円、6ヶ月:+5,400円
(小児)1ヶ月:+500円、3ヶ月:+1,430円、6ヶ月:+2,700円

発売開始は2014年9月1日(月)からで、事前発売は行わないため、継続購入等でこの定期券を購入される方は注意が必要です。
また、発売箇所は京王線の定期券発売窓口および全駅の自動券売機となっていますが、他社線との連絡定期券は京王のみでの発売となりますので、注意が必要です。

また、京王電鉄では、この新しい定期券の発売を記念して、この定期券の愛称を投票形式で募集しています。
応募期間は5月16日(金)〜6月8日(日)で、詳細は後日ニュースリリース等で告知されるとのことです。

なお、似たような定期券制度は、他社にもあり、例えば西武鉄道では、池袋線では小竹向原経由と西武池袋経由の両方のルートが利用できる「だぶるーと」、新宿線では高田馬場駅でJR線と接続する定期券で西武新宿駅も利用できる「Oneだぶる」という名称の定期券をそれぞれ発売しています。
だぶるーと・Oneだぶる♪(PASMO定期券):西武鉄道Webサイト

また、近鉄では、「奈良線と大阪線」「大阪線と南大阪線」の一部区間で選択乗車ができる制度を設けています。
近畿日本鉄道|通勤定期券の選択乗車制度


大人1ヶ月1,000円で新宿・渋谷両方利用できるというこの定期券ですが、明大前〜渋谷・新宿は片道133円なので、回数券利用の場合を除くと、単純計算すれば毎月8回以上の利用があれば元が取れる、ということになります。
特に都心に複数のルートやターミナルを有する場合、こういった形で選択利用できるようになれば、利用者にとっても便利となる良いニュースかな、と思ったニュースでした。

京王、新宿、渋谷のどちらも利用できる定期券を発売: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
京王、新宿駅・渋谷駅のどちらも利用できる定期券を発売 - kqtrain.net(京浜急行)


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