京阪電鉄では、同社で運行する8000系に「京阪特急プレミアムカー」(仮称)を導入することを発表しました。

2017(平成29)年、「(仮称)京阪特急プレミアムカー」を導入!(京阪電鉄│報道発表資料)

新サービスの概要は、8000系8両編成のうち、6号車をすべて「京阪特急プレミアムカー」に改造するものです。
「プレミアムカー」のサービス内容としては、座席指定制とした上で、新たに開発するリクライニングシートを導入し2+1列のゆったりとした配置にすることとしています。
また、座席には大型テーブル、電源コンセントを設置することも予定しています。
加えて、乗客案内の専属アテンダントの乗務や、インターネット予約の導入も行うこととしています。
なお、プレミアムカー利用の場合には、特別車両料金が必要となりますが、料金や利用方法、サービス内容の詳細については、今後検討していくこととしています。

導入時期は平成29年上期を予定していますが、導入までの間に6号車を改造することから、改造期間中は1両減車の7両編成で運用する予定としています。
また、今回の投資額は約16億円を予定しているとのことです。

その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。


個人的な話で申し訳ないのですが、かつて2年間京都まで京阪特急で通学していた時期がありました。
この時期にに京阪特急のクオリティの高さを体感したわけですが、その一方で通学していた期間にも、朝の通勤時間帯の途中駅からの着席の難しさや、観光客と通勤・通学客の混乗を見てきたことから、有料着席サービスを導入したりする余地はあるのかな、とも薄々感じてはいました。

ただ、元々転換クロスシートという質の高い座席サービスを提供している京阪特急で、これ以上の有料サービスを提供するとなると、ただ単に着席保証するだけでは差別化という点では不十分なのかな、とも感じていただけに、今回のプレミアムカーは、そのあたりの問題をクリアしてサービス提供につなげた、という点では、個人的には評価したいと思っています。

サービスの詳細は今後検討・発表されていくものと思われますが、個人的に注目している点とすれば、座席指定券の発売方法とその料金でしょうか。
上記ニュースリリースではインターネットによる販売も行うとのことですが、乗車時間もそう長くない京阪特急であることから、ホーム上などでも気軽に購入できるような仕組み作りは必要なのかな、とも思います。

加えて、特別車両料金がどの程度の水準になるのか、という点も気になるところといえるでしょう。
座席や提供サービスが高い水準となることには間違いないものの、元々運賃があまり高くない京阪間で、運賃を超えるような座席指定料金となると、利用者も二の足を踏むことも考えられるため、価格の設定についてはそういったバランスを考慮しながらとなることから、果たしてどの程度の価格となるのか、という点も個人的には楽しみなところはあります。
また、京阪間のみならず、枚方市・樟葉といった途中駅での利用もそれなりにあると考えられますが、これら途中駅からの料金をどのように設定するのかも気になるところです。
もっと言えば、朝夕のラッシュ時と昼間、また平日と土休日といったように混雑の度合いが違う時間帯・曜日で料金を変えたりして柔軟な価格設定なども考えられますし、それこそ今後の公式発表を待ちたいところといえるでしょう。

ともあれ、8000系のリニューアルも近年に完了したところに、今度はプレミアムカーの導入ということで、あるいみ衝撃のニュースではありますが、上述の通り料金等の詳細も含めて、今後も引き続き目が離せないな、と思ったニュースでした。

京阪電鉄、座席指定の特別車両を導入へ…リクライニング3列配置 | レスポンス
京阪電鉄 座席指定の特別車両「(仮称)京阪特急プレミアムカー」 導入を発表 ( 鉄道、列車 ) - 西和路快速の撮り鉄 Nゲージ日記&情報局 - Yahoo!ブログ
京阪、2017(平成29)年に座席指定の特別車両「(仮称)京阪特急プレミアムカー」を導入 - kqtrain.net(京浜急行)
京阪、8000系に「(仮称)京阪特急プレミアムカー」導入: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
あらかわ交通ノート : 京阪の想像の詩人〜京阪特急にプレミアムシートの投入へ

↓その他の鉄道関係ニュースはこちらからもどうぞ
鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村