こちらのエントリーでご紹介したように、西日本JRバスとJRバス関東では、京阪神と東京を結ぶ夜行高速バス「ドリーム号」に新型車両を導入することを発表していましたが、この度その新たなラインナップの名称及びダイヤ・運賃等を発表しました。

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【東京〜京阪神線】新型夜行高速バスの運行及びダイヤ改正について | ジェイアールバス関東
大阪〜東京間に新型夜行高速バス「DREAM Relier」デビュー!! 〜ドリーム号アンバサダー横山由依さん(AKB48)出演の新CM公開〜:JR西日本

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「DREAM Relier」外観イメージ(上記JR西日本Webサイトより引用)

新しいドリーム号の名称は「DREAM Relier(ドリームルリエ)」となります。
車内は、既に発表のあったとおり2つのクラスので構成されています。
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内装イメージ(上記JR西日本のWebサイトより引用)

まず高級クラスとなる「プレシャスクラス」は2列シート4席で、「プレミアムドリーム号」のプレミアムシートを採用、また3列シートとなる「アドバンスクラス」では、「グランドリーム号」の新型クレイドルシートをベースに、リクライニング機能を向上させて快適性を向上させたほか、全席で座席の前後幅を1メートル以上確保し、ゆったりと快適に過ごせるものとなっています。

また、プレシャス・アドバンス含めた全席にパーテーションとカーテンを設置し、個室のような快適な空間を提供することとしています。

車内サービスでは、全席にタブレット端末「iPad mini 4」を設置し、雑誌・動画等のコンテンツを提供するほか、充電用コンセント、フリーWi-Fi、トイレ、空気清浄機つきエアコン、スリッパ、毛布を標準装備しています。

運行開始日は2017年3月31日(金)からで、運行ダイヤは1日1往復で、具体的な時刻は以下の通りとなっています。
●大阪発:ドリームルリエ2号
大阪駅JR高速バスターミナル23:00発→バスタ新宿6:59着→東京駅日本橋口7:24着
●東京発:ドリームルリエ1号
東京駅八重洲南口23:10発→バスタ新宿23:50発→大阪駅JR高速バスターミナル7:50着
(※3月31日出発便は上下便とも特別ダイヤでの運行となり、バスタ新宿は経由しないほか、到着時刻が繰り上がりますので、運行開始日に利用の際はご注意ください)

運賃は、プレシャスクラス(2列シート)は14,000円〜18,000円、アドバンスクラス(3列シート)は10,400円〜12,500円となっています。
(※おとな普通運賃、乗車日により運賃は変動、アドバンスクラスには、主に平日(区分D適用日)に早売1(9,800円)の設定あり)

また、「DREAM Relier」の魅力を紹介するべく、ドリーム号アンバサダーの横山由依(AKB48)出演の新CMをドリーム号スペシャルサイトで紹介しています。
ドリーム ルリエ 2017.3.31 出発進行!|JR高速バス ドリーム号

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


こちらのエントリーでご紹介したように、この1月から完全個室となる夜行高速バス「ドリームスリーパー東京大阪号」の運行が開始されています。
今回の「ドリームルリエ」は、それに続き3月末からの運行となり、東京〜大阪間で「時間を有効活用しつつゆったり移動したい」という潜在ニーズに、より対応できるようになるのかな、とも思います。
もとより、流動需要の大きい東京〜大阪間では、夜行高速バスでさえも他の路線とは異なり、格安便から高級便まで、バス数台程度ならば運行が成り立つ環境にあるといえます。
今回の「ドリームスリーパー東京大阪号」「ドリームルリエ」の相次ぐデビューは、時期がたまたま重なったとはいえ、そういった旅客ニーズに対応した結果なのかな、ともいえるでしょうか。

とはいえ、先のドリームスリーパー東京大阪号のエントリーでも記したように、これが寝台列車で成り立つか、といえると話は別で、列車1本程度、大まかに考えるとドリームスリーパー東京大阪号の10台分程度の利用者を恒常的に集めることができるのか、と考えると、やはりそれはそれで難しいのかな、とも感じますし、そういったニーズに可能な限り対応できるのは、やはり夜行高速バスという、比較的単位あたりの輸送力が小さい手段だからこそ実現できたのかな、とも思っています。


ところで、今回の「ドリームルリエ」ですが、発表資料の最後にも記したように、AKB48メンバーの横山由依さんを起用し、新CMを作成しています。

AKB48といえば、言わずと知れた全国的アイドルグループで、その主要メンバーを夜行高速バスのPRに起用するというのも、夜行高速バスという輸送力の小さい交通機関のPRとしては、相当の力の入れようかな、と感じました。
もっともこれは、バス事業者としては規模が割と大きいJRバス2社の連携だからこそこういったPR活動もできるのかな、とも思うので、そういう意味でも他社との差別化、という考え方はできるのかな、とも感じました。


かつての格安競争から、環境の変化により高級化の動きが進んできている東京〜大阪間の夜行高速バスですが、「ドリームスリーパー東京大阪号」「ドリームルリエ」に続く超高級志向の路線は更に登場するのか、といったところも、今後としては目が離せないのかな、とも感じたニュースでした。


東京−大阪間の新型夜行高速バスは「DREAM Relier」: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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