南海バスでは、庄内交通(山形県)との共同運行で、大阪・京都〜鶴岡・酒田間の夜行高速バスを運行することを発表しました。

南海バス|高速「大阪・京都〜鶴岡・酒田線(山形県)」デビュー!!
『酒田・鶴岡(山形県)〜京都・大阪・USJ線』の運行開始について|お知らせ|庄内交通
京都・大阪・USJ線|庄内交通

上記発表資料によれば、運行開始日は、平成29年4月28日(金)からで、ダイヤは以下の通りとなります。
●鶴岡・酒田行き
湊町BT(OCAT)19:40発→南海なんば高速BT19:55発→大阪駅前20:20発→高速京田辺21:00発→京都駅八条口21:30→庄内観光物産館7:45着→エスモールBT(鶴岡)7:55着→庄内町余目駅前8:25着→イオン酒田南店8:40着→酒田庄交BT8:55着→さかた海鮮市場前9:05着
●京都・大阪行き
酒田庄交BT19:00発→イオン酒田南店19:15発→庄内町余目駅前19:30発→エスモールBT(鶴岡)20:00発→庄内観光物産館20:15発→京都駅八条口6:35着→高速京田辺7:05着→大阪駅前7:45着→湊町BT(OCAT)8:05着→南海なんば高速BT8:20着→ユニバーサル・スタジオ・ジャパン8:50着

運賃は、大阪市内発着で、庄内観光物産館、エスモールBT(鶴岡)までは片道14,700円・往復26,460円、庄内町余目駅前、イオン酒田南店、酒田庄交BT、さかた海鮮市場前まで片道15,000円・往復27,000円となっています。

車両設備としては、3列シート・トイレ付きで、車内フリーWi-Fi、各席コンセント完備となっています。

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


庄内地方と関西地区を直結する公共交通機関としては、かつての寝台特急「日本海」、昼行特急「白鳥」が有名なところですし、また航空でも、庄内空港が開港してから、大阪(伊丹・関西)〜庄内便という路線が運航されていましたが、現在はいずれも廃止されています。
一方の高速バスでも、関西地区と東北地方を結ぶ路線としては、仙台、福島・郡山、山形、いわき等の路線が運行されていますが、こと庄内地方については、これまで路線自体が開設されたことがないことから、関西と庄内の両地区を直通する交通機関は現在のところ存在しない状態となっています。

そんな中で、今回路線が開設されることとなった大阪・京都〜鶴岡・庄内線は、バスとしては初めて、また公共交通機関でも久々の両地区を直通する交通機関の登場になるわけですが、路線の性格的に見れば、庄内地区から京都・USJといった関西方面への旅行等の需要を睨んでの開設、といった面が強いのかな、と感じられました。
とはいえ、庄内地方を目的地とする夜行高速バスの運行開始を期に、関西の人が庄内地方を観光等で訪問するきっかけになればいいな、とも思ったりしています。


今回の路線ですが、庄内交通と南海バスとの共同運行となります。
南海バスにとって、初めての東北地方、そして同社として最長距離・所要時間の路線ということになるわけですが、「長岡線」「銚子線」「小田原線」に続く、ニッチ的な需要を捉えた路線ということになるのかな、とも感じました。
南海バス「サザンクロス」が庄内平野を走る姿は勿論ですが、それに加えて、庄内交通の高速バス「夕陽」が関西を走る姿が見られることとなります。
特に「夕陽」は、車体側面に大きく描かれた夕陽がシンボリックでもあることから、運行開始後は、そういった姿を記録してみようという関西のバスファンの方もおられるのかな、とも感じました。

ともあれ、近年は縮小傾向にあった南海バスの夜行高速バスにとって、久々の新路線ということもあるので、多くの方に利用してもらえるといいな、と感じたニュースでした。

大阪・京都から鶴岡・酒田に高速バス: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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