JR北海道では、旭川市の「旭山動物園」へのアクセス列車として、キハ183系の内外装を改造した「旭山動物園号」を運行してきました。
一方で、キハ183系は昭和50年代前半に製造された車両であり老朽化が進んできていることから、今後の去就が注目されていましたが、それに関連する発表がJR北海道よりありました。

JR北海道では、今年の7月〜8月の土・日・祝日に、特急「ライラック」の一部列車を変更して、特急「ライラック旭山動物園号」として運転することを発表しました。

特急「ライラック旭山動物園号」に乗って旭山動物園へ行こう!(JR北海道|プレスリリース)

上記発表資料によれば、「ライラック旭山動物園号」として運転される列車は、札幌8:30発・旭川9:55着(ライラック5号と同時刻)、旭川17:30発・札幌18:55着(ライラック38号と同時刻)の1往復で、使用車両・運転時刻・停車駅はいずれも通常ダイヤのライラックと同様となります。
運転日は、平成29年7月〜8月の土・日・祝日の計20日で、「ライラック旭山動物園号」運転日は、ライラック5号・38号は運休となります。

車両編成は指定制3両・自由席3両で、1号車のグリーン席は販売せず、記念撮影スペースとします。
車内サービスとしては、旭山動物園の動物をデザインした記念撮影用シートを設置(岩見沢〜深川間で実施)、乗車の配布、着ぐるみスタッフとの記念撮影となっています。

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


今年3月のダイヤ改正により、かつて「スーパー白鳥」として新青森〜函館で運転されていた789系0代が、札幌〜旭川の「ライラック」に転用されたのは、記憶に新しいところですが、この度、旭山動物園への観光アクセス列車としての役目も担うこととなりました。
一方で、昨シーズンまで運行されていたキハ183系「旭山動物園号」の去就ですが、一部報道によると、今年度中にも廃車される予定と報じられています。
人気車両「旭山動物園号」廃車に…経営難のJR北海道、後継導入は「困難」 - 産経ニュース
さよなら「旭山動物園号」 JR北海道、年度末にも廃車 | どうしんウェブ/電子版(暮らし・話題)

「旭山動物園号」自体は運行から約10年経った今でも高い人気を集めていたようですが、キハ183系0代の老朽化に加え、代替の車両を用意する余裕が現在のJR北海道には無いことから、「ライラック」のグリーン席を使用して記念撮影スペースとするという、厳しい環境にある現在のJR北海道として、実現可能な「旭山動物園号」の代替サービスとなった、とみていいのかな、と感じました。

勿論、本来ならばキハ183系0代の後継車両(キハ261系投入で置き換えられた「北斗」用キハ183系)を投入したいところでしょうが、経営再建中のJR北海道としてはそれは難しいことでして、それだけに、今回旭山動物園へのアクセス観光列車を完全に廃止するのではなく、通常ダイヤの「ライラック」を使用して、可能な限り観光客にも楽しめるものとしたことについては、やはり一定の評価があっていいのかな、とも感じたニュースでした。

JR北海道の『旭山動物園号』が789系に…グリーン室を記念撮影スペースに開放 | レスポンス(Response.jp)
JR北海道 特急ライラック旭山動物園号 運転を発表 ( 鉄道、列車 ) - 西和路快速の撮り鉄日記&情報局 - Yahoo!ブログ
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