和歌山電鐵とヤマト運輸では、ローカル電車の路線網維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的とし、貴志川線の田中口〜神前間の電車で宅配便を輸送する「客貨混載」を開始することを発表しました。
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和歌山電鐵「たま電車」
「たま」が「クロネコ」の荷物を運ぶ、「ネコ」繋がりの客貨混載が始まります。

和歌山電鐵とヤマト運輸が鉄道で宅急便を輸送する「客貨混載」を開始 | ヤマトホールディングス

上記発表によると、この取り組みの内容は以下のフローとなっています。
●ヤマト運輸の和歌山太田センターで荷物を集配コンテナに積み込み、和歌山電鐵貴志川線田中口駅へ向かう。
●田中口駅7:15発の電車で集配コンテナとヤマト運輸社員が乗り込み、神前駅で下車
●神前駅到着(7:21着)後は神前地区に向かい、集配コンテナと自転車をドッキングし、リヤカー付き電気自転車で集配を開始
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運用フロー図(上記ヤマトホールディングスのWebサイトより引用)

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

ヤマト運輸では、既に路線バスによる客貨混載は、和歌山県内も含む9都道府県で実施していますが、今回はその仕組みが貴志川線で実施されることとなることから、全国的にも注目のケースといえるでしょうか。
客貨混載に使用されるのは早朝の下り列車ということで、通勤客の動きとは逆で、この時間に下りの利用者のメインである通学客も少ない時間であることから、利用率の低い列車の有効活用、という点では和歌山電鐵のメリットがある取り組みといえるでしょうか。

ヤマト運輸にとっても、住宅が密集する神前地区で、電気自転車により集配することにより、安全性と集配効率の向上が図られることとなっており、双方にとってメリットある取り組みといえるでしょう。

ヤマト運輸では既に、京都市内を走る京福電車で貸切車両による荷物輸送が有名ですが、今回の和歌山電鐵の取り組みは、旅客列車に混載する仕組みということで、利用者からも注目を集める取り組みなのかな、とも感じました。

早朝の列車となるので、実際見にいくことが難しいかも知れませんが、機会があれば、この貴志川線での客貨混載の取り組みを当ブログでご紹介できればと思っています。

ヤマト運輸、和歌山電鐵でも客貨混載輸送を開始 2月16日から | レスポンス(Response.jp)
wap ONLINE:貴志川線×ヤマト運輸、貨客混載を2月16日から開始
和歌山電鐵、ヤマト運輸と共同で鉄道で宅急便を輸送する「客貨混載」を開始 - kqtrain.net(京浜急行)



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