こちらの乗車記録こちらの乗車記録でご紹介したように、数日東京近辺にいる間に、暇を見つけて西武鉄道の有料着席サービス「S-TRAIN」と「拝島ライナー」に乗車してみました。
その時の様子をご紹介したいと思います。

●S-TRAIN101号(飯田場〜保谷)

まず乗車したのはS-TRAIN。
平日は東京メトロ有楽町線の豊洲から、土休日は東急東横線横浜から、西武線方面に向けて運行される座席指定列車です。

この日は月曜日ということで、平日ダイヤの飯田橋から乗車してみることにしました。

DSC_9560

飯田橋駅のS-TRAIN指定券券売機。
駅係員が案内していることもあってか、指定券を購入する乗客が途切れることはなかったかと思います。

18時16分過ぎ、少し遅れて西武40000系「S-TRAIN」が入線してきました。

DSC_9562
DSC_9561
S-TRAINの行き先表示。

DSC_9568
車内の様子です。

車内は、窓側全ての席が埋まっている、程度の乗車率でした。
登場当初からがら空き、と言われていた頃から比べると、半分強の乗車率ならば、割と定着しつつあるのかな、といったところですが、キャパシティの大きい40000系なので、やはり空いているように見えるのかも知れません。

また、今回乗車したのは18時16分発の列車ですが、19時台以降になると、もう少し利用者も増えてくるのでは、とも感じました。


一方列車の走り的には、有楽町線内では追い越すことができないことから、頻繁に停車・発車を繰り返します。

とはいえ、ターミナル駅の池袋駅は低速ながら通過していくところは、やはりS-TRAINの醍醐味、とも言えなくはないでしょうか。

一方、小竹向原では乗務員交代のため、また練馬では運行上の都合で必ず停車することとなっています。


西武線内に入ると、他の優等列車と同じように走ります。
本来は終点の所沢まで乗車する予定でしたが、(こちらのエントリー)でご紹介した「ヤマノススメトレイン」が後から追いかけてくることが判明したので、保谷で下車します。

DSC_9573

保谷駅に停車中のS-TRAIN。
駅の案内では乗車ができない旨、放送されていました。

●拝島ライナー1号(西武新宿〜萩山)

翌日に乗車したのは「拝島ライナー」。
こちらを選んだのは、西武鉄道のチケットレスサービス「Smooz」では、クレジット決済であっても1,000円単位での積み立てが必要のため、先述のS-TRAIN乗車で残った490円をどう処理しようかと悩んでいたところ、拝島ライナーなら指定席料金が300円のため、積立金の余りを使うことができることから、選んだ次第です。

DSC_9645

前面の行先表示をアップします。
DSC04358_R



次に、側面の「拝島ライナー」の行先表示を記録します。
DSC04353_R

DSC04354_R


私は、10号車(拝島方の先頭車)の指定券を持っていたのですが、この10号車にはこのように「パートナーゾーン」というスペースが設けられています。
DSC04357_R
この「パートナーゾーン」は、車椅子利用者や子供連れでもゆったりと、また楽しんで利用できるように用意されたスペースとなっています。
実はこのスペースの様子も観察したく、10号車を指定した次第です。
今回の「拝島ライナー」は、S-TRAINと同じく18時台の列車を選んでみました。
発車5分ほど前には入線していました。

DSC_9646
今回はロングシートを予約してみました。
写真の記録などで立ち歩くことを考慮して、動きやすいロングシートを選びました。

ところが発車間際になってくると、そのロングシートに座ってくる人がちらほらとでてきました。

乗車率が2割ほどで西武新宿を発車。
そして次の高田馬場では、次から次へと乗客が乗り込んできて、瞬く間にロング・クロス含めて満席で発車しました。

DSC_9648
正直、ここまで席が埋まるとは思ってもおらず、勿論私が着席しているロングシートも全て埋まっていました。


18時台の列車でこの混雑ですから、それ以降の列車もやはり高い乗車率であることが、容易に想像つきそうです。


次の停車駅、小平からは各駅停車となり、また小平以降は指定券なしで乗車することができます。
そのため、小平から先は逆に立客が発生する事態となり、終点まで落ち着いて乗車したい方は注意がひつようでしょうか。

私は後の予定もあるので、小平の次の萩山で下車します。

●まとめ

今回、二日続けて西武鉄道の有料着席サービスを利用してみました。
どちらも40000系のロング・クロス車両を使用しているのは共通ですし、平日は帰宅時間帯を中心に運行しているのも共通しています。

一方乗車率は、18時台の列車でみると、S-TRAINは半分ほどであった一方、拝島ライナーは満席と、対照的な結果となりました。

「拝島ライナー」の場合、線内でもっとも利用者の多い高田馬場駅からだと通常は着席することが難しく、指定席料金を多少払ってでも座って帰りたい、というニーズを見事につかんだ結果、と言えるでしょうか。
同じことは、特急「小江戸」にもいえることで、先行する18時丁度の「小江戸」もほぼ満席で販売終了となっていました。

方やS-TRAINは、地下鉄線内で乗客の入れ替わりで座ることができなくもないこと、そして「拝島ライナー」ほど利用者が集中する駅がないことから、利用者からしてみれば、座席指定列車を利用しようとする動機に今一つ欠けるのかも知れません。

今後、S-TRAINにどのような利用向上策が行われるのか、また、高い人気となっている「拝島ライナー」の増発等はあり得るのか、引き続き注目していきたいと感じた、西武鉄道の有料着席サービスの利用でした。