毎週日曜日を中心にアップしている「過去のきっぷから」。
今週は、こちらのプリペイドカードです。

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▲阪急電鉄・能勢電鉄共通カードシステムスタート記念 ラガールカード(1994年)


2018年1月末をもって自動改札機等での使用が終了した「スルッとKANSAI」。
その「スルッとKANSAI」という共通カードシステムが導入されるよりも前、阪急電鉄では同社独自のカードシステム「ラガールカード」を発売していました。
1992年からは、券売機できっぷに引き換えることなく、自動改札機に直接投入して利用できるという、当時としては画期的なシステムをスタートさせました。
そしてその約2年後の1994年4月に、能勢電鉄でも、ラガールカードと同様に、同社の「パストラルカード」により自動改札機に直接投入して利用できるシステムを導入しましたが、それと同時に、阪急電鉄の「ラガールカード」との共通利用が開始され、このカードはその共通システム開始を記念して発売された図柄でした。


その後、阪急・能勢以外の事業者も含めた共通カードシステムとして「スルッとKANSAI」が導入され、関西地区の事業者に広まっていったのは、ご承知の方も多いかと思いますが、その事業者間での共通カードシステムのはしりとなった、阪急・能勢両社での共通カードシステムは、これもまた当時としては画期的なサービスだったといえるでしょう。


それから20年以上が経過し、今や関西地区のみならず違う地域のICカードでも当たり前に利用できるのが当然の時代になっていますが、ここに至るまでは、このような歴史の積み重ねがあったのだな、と改めて実感した次第でもあります。


次週もまた、少し懐かしいきっぷ類をご紹介していきたいと思います。




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