阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、以下のツイッター
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カテゴリ:鉄道(関西地区事業者) > JR西日本

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こちらのエントリーでご紹介したように、この3月31日の運行をもって廃止となったJR西日本・三江線。

全区間に渡って一日数本の閑散路線ではありましたが、廃止前にはお名残乗車の乗客で大いに賑わいました。
その三江線の中でも、ひときわ注目を集めたのが宇都井駅。
のどかな谷間の集落という周囲の風景とはあまりにもギャップのある、地上20メートルの高架上に設置されたこの駅は、1975年の開業から2018年の廃止まで、ひときわ注目を集め続けていたといっても過言ではないでしょう。
特に廃止直前には、「天空の駅」とまで称され、多くの訪問客で賑わったのは勿論、昨年の大晦日のNHK「ゆく年くる年」で放送されただけでなく、最終運行日の夜には惜別の花火も打ち上げられ、文字通り有終の美を飾った象徴の駅、ともいえたでしょうか。

三江線廃止後は、駅構内への立ち入りは禁止されている模様ですが、廃止後のこの駅を外からでも見ておきたい、という方も少なからずおられるのではないかと思いますが、その際、三江線代替バスで宇都井駅に向かうにはどのようなルートをたどれば良いのか、調べてみることにしました。

調査に用いた情報は以下の通りです。
中国運輸局ホームページ(中国運輸局からのお知らせ)
上記Webサイトより、沿線各市町の代替バス時刻表ページを閲覧することができます。

(※)免責事項
下記の行程は、管理人が個人的に調査したものです。
誤り等があった場合はご容赦下さい。なお、本ページ掲載事項を利用したことによる損害等については、管理人はいかなる責任を持ちませんので、ご利用の際は必ず各自で確認をして下さい。続きを読む

先日、用事で和歌山県南部に出向いた際、どこかで紀勢本線(きのくに線)を海沿いで撮影できる場所はないかと探してみたところ、割とお手軽に撮影できる場所があったので、早朝に起きて撮影してみることにしました。

きのくに線:下里〜紀伊浦神間

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特急くろしお12号
287系充当列車なので、「パンダくろしお」がやってくることを期待しましたが、運用の都合上、通常の287系でしたが、朝日に輝く車体を海と交えて記録できたのは収穫でした。
次回訪問時には、海とパンダをからめた記録を撮影できればと思っています。

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同上
少しズームを引くと、このような形になります。

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普通2321M
上記の「くろしお12号」と紀伊浦神で交換する新宮方面への普通列車です。
先ほどの「くろしお12号」も、このポジションで撮影すると、岩場も構図に入れることができたなあ、と少し反省です。
次回の撮影に活かしたいと思います。


場所はこちら。
光の加減でいえば、昼前がいいかも知れませんね。
(上記の写真は3月の午前7時前後)





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本日が最終の運行となるJR西日本・三江線。
最終日ということもあり、どの列車も混雑していたようですし、宇都井駅では最終列車までをネット放送で生中継するという企画も実施されていました。
JR三江線「天空の駅」から最後の1日を生中継|ニコニコインフォ

その三江線ですが、無事に最終列車が終着駅に到着した模様で、JR西日本のWebサイト内・列車運行情報のページでは、三江線に関して以下のような情報がアップされていました。
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【三江線】 お知らせ 22時00分更新
最終列車がすべて終着駅に到着いたしました。
ながらくの間、三江線をご利用いただき誠にありがとうございました。
本日(3月31日)をもちまして、三江線の運転を終了させていただきます。
最後の最後まで、皆様にも猪にも愛される三江線でした。ありがとうございました。

○三江線沿線の皆様へ
安全運行への多大なご理解とご協力により、最終日まで運行することができましたことをあらためて感謝申し上げます。

三江線のことを忘れないでください。

今後とも、三江線沿線、JR西日本を何卒よろしくお願いいたします。


2018年3月31日
影響線区
三江線
江津 から 三次 まで

JR西日本列車運行情報(http://trafficinfo.westjr.co.jp/chugoku_history_detail.html?id=00041769)より引用、下線は筆者による


確かに「最終列車が無事到着した」という列車運行情報ではありますが、もはや乗車する人が存在しない路線に対する「運行情報」がアップされるとは思いもしなかっただけに、引用してみました。

「猪にも愛された」というのは、最終の江津行き列車が猪と接触した影響で20分程度の遅れが発生したことを盛り込んでみたのでしょうが、最後にウイットの効いた運行情報(猪にとっては災難だったでしょうが)となりました。

一方、「三江線のことを忘れないで下さい」というフレーズですが、路線図からは三江線は消えることとなりますが、多くの方が残した記録に、そして乗車した皆さんの記憶にいつまでも残っていって欲しいという、特に地元沿線の願いにも受け取れました。


そういうわけで、三江線の記憶・記録をいつまでも忘れないために、以前も紹介した三江線の歴史をまとめた書籍「三江線 88年の軌跡」を改めてご紹介します。


続きを読む

JR西日本の鉄道むすめ「黒潮しらら」。
当ブログでもこちらのエントリーで白浜駅に展示されている「黒潮しらら」のパネルをご紹介したところですが、この度JR西日本和歌山支社より、「黒潮しららフォトジェニックキャンペーン」の実施が発表されました。

●「黒潮しらら」フォトジェニックキャンペーン概要



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「黒潮しららフォトジェニックキャンペーン」告知
(上記Twitter投稿https://twitter.com/jrwest_wakayama/status/973459522185392128より引用)


上記公式ツイッターの情報によりますと、概要は以下の通りです。

・開催日:3月24日(土)〜25日(日)
・開催場所:白浜駅構内
・概要:
特急「くろしお号」利用の上、「黒潮しらら」パネルと記念撮影をすると、黒潮しららグッズをプレゼント。
更に、Twitter、Instagramなどでハッシュタグ「#黒潮しららin白浜」で投稿すると、更に「黒潮しらら缶バッジ」をプレゼント。
・グッズ引き渡し場所:
白浜駅のみで実施。駅員に申し出ることでプレゼント引き渡し

詳細は、上記ツイッター投稿をご覧下さい。


●特急「くろしお」利用促進の一環として鉄道むすめ「黒潮しらら」も活躍
こちらのエントリーでご紹介したデビュー以来のイベントになると思われる今回のキャンペーン。

注目すべき点は、特急「くろしお」利用がグッズ獲得の条件というところでしょうか。

こちらのエントリーでもご紹介したように、和歌山県やJR西日本などでは、特急「くろしお」の利用促進キャンペーンを実施しています。
今回の「黒潮しらら」キャンペーンは、同キャンペーンにはラインナップされてはいないものの、キャンペーン参加には特急「くろしお」利用が条件となっていることから、特急「くろしお」利用促進の一環と考えても良いでしょう。

参加条件では、「白浜駅まで特急「くろしお」利用」のみとなっており、発駅の指定はないことから、例えば隣の停車駅である紀伊田辺から白浜までの利用でもグッズ獲得は可能と思われますが、折角白浜まで来られるのであれば、大阪・和歌山方面から特急「くろしお」の乗り心地を存分に楽しんだ上で、グッズを獲得していただければいいな、と思っています。

私自身は、この両日に生憎白浜駅に行くことは難しそうですが、このツイッター情報や、当記事をもとに、多くの方にこのキャンペーンに参加していただければいいな、と感じたニュースでした。



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このブログでも時折ご紹介している「パンダくろしお」の撮影記録。
この週末は、和泉砂川〜和泉鳥取間の築堤を走行する「パンダくろしお」の様子を撮影してみました。

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くろしお9号(和泉砂川〜和泉鳥取)

今日は天気も良く、また日差しも順光だったので、側面の動物ラッピングがなるべく入るように撮影してみました。

来週末にも桜の見頃となりそうなので、この「パンダくろしお」と山中渓の桜の組み合わせが撮影出来れば良いなと思っています。



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JR西日本では、株式会社サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」とコラボレーションし、西日本の地域活性化をめざすプロジェクトを実施し、同プロジェクトにおいて500系車両を使用した「ハローキティ新幹線」を運行することを発表しました。

ひと、もの、こと。つないで、結ぶ「ハローキティ新幹線」登場!:JR西日本

●「ハローキティ新幹線」の概要
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「ハローキティ新幹線」ポスター
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/180314_00_kitty.pdfより引用



上記発表資料によれば、「ハローキティ新幹線」の概要は以下の通りとなっています。
・500系車両1編成に、「つなぐ」「結ぶ」という思いがつまったリボンをモチーフにし、ハローキティがそのリボンをつなぐデザインを施したもの
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ハローキティ新幹線外装
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/180314_01_kitty.pdfより引用

・1号車では西日本の地域を期間限定で紹介
・2号車は、ハローキティの世界観でおしゃれにかわいく飾りつけ
・2018年夏から運行開始

その他詳細は、上記発表資料及びスペシャルサイト(http://www.jr-hellokittyshinkansen.jp/)をご覧下さい。

●JR西日本の「ハローキティ」デザイン車両は、過去にも「ハローキティ和歌山号」(2014年)があり
一部界隈では「仕事を選ばない」ことで有名な「ハローキティ」。

JR西日本のセブンイレブン・ハートインの店舗でも、お土産でハローキティのキャラクターグッズが販売されているのを目にすることも多いかと思います。
また、列車へのラッピングもこれまで多く行われており、当のJR西日本でも、こちらのエントリーでご紹介したように、和歌山デスティネーションキャンペーンで運行された「ハローキティ和歌山号」以来になるものと思われます。

今回は、このハローキティが新大阪〜博多間を往復するわけですが、鋭い先頭車と円筒型デザインの500系に、どちらかと言えばユルいキャラクターのハローキティという、一見相まみえないような組み合わせですが、それを上手に組み合わせた外装デザインは、必見といえるでしょうか。

●「500 TYPE EVA」運行終了後に登場。ところで今回のデザインは屋外広告物となるのか?
500系といえば、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボした「500 TYPE EVA」が2015年11月から運行されていますが、こちらはこの5月に運行終了の予定です。
「ハローキティ新幹線」は、この「500 TYPE EVA」と入れ替わりの運行開始となりますので、引き続き、山陽新幹線でキャラクター系のデザイン車両が運行することとなり、鉄道ファンやアニメファン、キャラクターファンにとっては、目が離せないものといえます。

ところで、この「500 TYPE EVA」、下記東洋経済記事によると、「屋外広告物」としての規制をクリアするため、「エヴァンゲリオン」風のデザインとしつつ、車外には「エヴァンゲリオン」という直接的な表現を行わず、屋外広告ではないデザインとしたという、デザイン上の苦労があったとのことです。
徹底解説!エヴァ新幹線はどこがスゴいのか (2)| 新幹線 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
徹底解説!エヴァ新幹線はどこがスゴいのか(3) | 新幹線 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

今回の「ハローキティ新幹線」ですが、先頭車には紛れもなく「ハローキティ」のキャラクターとロゴが入っているのですが、その他はリボンをモチーフとしたデザインとなっています。
ワンポイントの掲出なら沿線の広告条例をクリアしているのかどうか、先の「500 TYPE EVA」での屋外広告物の規制をクリアする話を聞いていただけに、非常に気になるところですが、そういった裏話もどこかのメディアの取材があればいいな、とも感じたニュースでした。











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●2018年3月ダイヤ改正で、阪和線から103系が引退
この3月17日のダイヤ改正で、阪和線(羽衣線含む)では、全ての車両が3扉となり、103系、205系は阪和線より撤退することとなります。

このうち、車両寿命がまだ浅い205系は、他線区への転籍も十分あり得ますが、一方で経年が進んでいる103系は、今回のダイヤ改正で車両そのものが廃車となる可能性も高くなっています。

阪和線の103系といえば、そのスカイブルー一色のイメージが定着していましたが、押し寄せる時の流れには抗えず、といいましょうか、今回のダイヤ改正で遂に阪和線そのものから姿を消すことになります。

その阪和線103系の終焉間際の様子を見に、東羽衣駅まで向かうこととしました。

●東羽衣駅で撮影
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東羽衣駅に停車中の103系

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JR西日本では、和歌山線・桜井線において、新型車両の導入及び車載型IC改札機によるICOCAエリア拡大を発表しました。

和歌山線・桜井線への新型車両導入と車載型IC改札機を使用したICOCAのエリア拡大 :JR西日本

●概要
○新型車両
・車両形式:227系
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新型車両227系イメージ
上記JR西日本発表資料(http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/03/page_12012.html)より引用

・導入線区:
和歌山線・桜井線
紀勢線の一部を含む

・導入車両数:
56両(2両編成×28本)

・導入時期:
2019年春から順次投入し、2020年春に全車両置き換え完了予定

○車載型IC改札機を使用したICOCAエリア拡大
新型車両に全車置き換え完了後、「車載型IC改札機」を使用開始予定。
これにより、奈良県下全域及び和歌山線全線がICOCAエリアに

その他詳細は、上記発表資料をご覧ください。

●ついに和歌山線・桜井線の105系が置き換えに。しかも新車の227系投入という衝撃
現在、105系と117系が運用されている和歌山線や桜井線。
特にこの線区の105系は、かつて常磐線などで走っていた103系を国鉄時代に改造したもので、種車の時代を含めると、相当使い込んでいる車両となっています。

他線区で順次車両の置き換えが進んでいるものの、この105系はまだしばらく走り続けるものだと、個人的には勝手に思いこんでいました。

それだけに、今回の227系への置き換えには衝撃を受けた、という素直な感想しか出てきませんでした。

私の知人でも和歌山線(和歌山方)のユーザーは少なからずいますが、その多く、否、ほぼ全てのユーザーから、私に向かって開口一番聞かれるネタといえば、「和歌山線にはいつ新車が入るの?」というお決まりも問題です。

私自身も、聞かれる度に「なかなか採算が取れないみたいですからね…」とお茶を濁すこと幾度と知れず、といったところでしたが、今回のニュースにより、ようやく違う答えを示すことができるようになった、といえるでしょう。

●車載型IC改札機によりICOCAエリアへ
今回の発表では、もう一つ見逃せないニュースがあり、それがICOCAエリアの拡大です。

和歌山線(和歌山方)では、多くの駅が無人駅でもあり、未だにICカード利用エリア外となっています。

これまた知人の和歌山線ユーザーからは「ICOCAはいつ和歌山線で使えるようになるのか」という、これまたお決まりの質問を受けてきたわけですが、この車載型IC改札機により、ようやく導入されることとなりました。

この車載型IC改札機は、こちらのエントリーでご紹介しているように、2019年春に鳥取県の境線で導入されることは既に発表されていますが、今回は、この車載型IC改札機が和歌山線で導入されることで、めでたくICOCAエリアとなることができました。

●和歌山線の105系・117系は見納めへ
以上のように、和歌山線(和歌山方)で、2020年春にもの227系導入完了及びICOCAエリア拡大が実施されることとなります。

和歌山線の車両が全て227系になることから、現在の105系に比べると、格段のサービス向上となるのは、紛れもない事実といえるでしょう。
長年、使い古された105系で辛抱してきた和歌山線ユーザーにとってみれば、紛れもない「待望の新車」といえるでしょう。

と同時に、現行の105系や117系のタイムリミットも2020年春にもなることが、これでほぼ確定しました。
国鉄末期の費用節減から生まれた、105系改造車。
和歌山線の電化(1984年)から約35年、改造車でありながら、ここまで長い期間運用され続けたのにも驚くしかないわけですが、鉄道ファンにとっては、103系の雰囲気を多く残す105系が置き換えとなるわけで、これまた早めに記録しておく必要があるといえるでしょう。

また今回の発表では、117系についても置き換えの対象となっています。
この117系は、和歌山線ときのくに線で運用されていますが、きのくに線の運用では223系・225系が幅を利かせてきている現状です。
今回、和歌山線の117系も227系に置き換えられる、ということになりますが、これと同時にきのくに線からも117系が撤退することとなるのか、という点にも、今後の車両動向に注目する必要があるな、と感じたニュースでした。










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先のエントリーでは、B快速が遂に消滅する見込み、という内容だけで終わってしまった2018年3月のダイヤ改正における阪和線関連の内容紹介。
流石にB快速の消滅で終わり、というわけにもいかないので、私自身の備忘録がてら、主な変更点をピックアップしてみようと思います。

<特急「くろしお」関連>
・289系が白浜〜新宮で運用開始、283系(オーシャンアロー車両)の新宮発着は2往復維持
今回の改正では、特急「くろしお」の白浜〜新宮間の1往復削減が発表されている上に、283系の白浜以南の運用縮小等が検討されていることを、当ブログでもご紹介してきました。
その結果、283系をはじめとした、各形式の運用はどのようになったのか、特に新宮発着の列車についてみてみると、以下の通りとなりました。

(下り:カッコ内は新大阪発時刻)
283系:1号(7:33発)・13号(17:15発)
287系:17号(15:15発)27号(19:15発)
289系:5号(9:32発)・11号(12:15発)

(上り:カッコ内は新宮発時刻)
283系:16号(8:37発)・24号(12:50発)
287系:12号(6:30発)・20号(10:28発)
289系:30号(15:06発)・36号(17:44発)



結果としては、283系は引き続き白浜〜新宮間で運用されるとともに、289系が始めて白浜〜新宮間で運用されることとなりました。
これまで特急「くろしお」に関しては、381系・283系・287系の時代を経て、283系・287系・289系と3形式の車両が運用されていますが、白浜以南に関しては、これまで381系と283系、その後は283系と287系と、全形式が定期運用されることはありませんでした。

しかし今回の改正で、新たに289系が本区間での定期運用が開始されることから、特急「くろしお」白浜〜新宮間としては史上初の3形式揃い踏みが実現することとなります。

283系の車両寿命を考えると、白浜〜新宮間でこの3種類の車両がみられるのもそう長くないともいえることから、特に撮影を考えておられる方は、今改正以降の早いうちがチャンス、といえるでしょうか。

続きを読む

既にこちらのエントリーでご紹介しているように、JR西日本では2018年3月17日(土)にダイヤ改正を実施しますが、阪和線では特急「くろしお」の増発や新大阪発着の快速・B快速の取りやめ等が実施されます。

詳細なダイヤは、今後発売される時刻表等で確認することとなっていましたが、昨日発売された全国版の時刻表では、快速列車を中心としたダイヤを確認することができました。
私も本日、JTB時刻表2018年3月号を購入し、阪和線を中心としたダイヤ改正内容、そして今回の改正で一番気になっていたことを確認してみることにしました。
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その気になっていたことは、阪和線の「B快速」という種別が改正後も存続するか否か
ところでこの「B快速」がどういう快速列車を指すのかですが、大まかに言えば、以下の条件を満たす快速列車のことを指すと思われます。
1:日根野〜和歌山間が各駅停車
2:大阪駅に乗り入れない

登場当初は、天王寺〜和歌山間で、日根野以南各駅停車の快速を「B快速」と称していて、その後和歌山発新大阪行きのB快速も設定されました。
しばらくの間、この新大阪行きのみのB快速の時代が続きましたが、その後深夜時間帯に天王寺発和歌山行きのB快速が数本程度設定されるようになりました。

2011年3月のダイヤ改正で、朝ラッシュ以降の紀州路快速が日根野以南各停となった際には、上述の新大阪行きの他は、午前中の天王寺発、夕方の和歌山発が設定されていたものの、近年は和歌山発は紀州路快速に置き換えられました。

現在は、和歌山4:54発新大阪行きと、平日ダイヤの天王寺8:42発・9:42発の和歌山行きが、それぞれB快速として運行されています。


改正後は、和歌山4:54発の新大阪行きについて、和歌山発の普通列車と日根野発の快速列車に振り返られていますが、平日ダイヤの天王寺8:42発・9:42発の列車についても、日根野行きの快速に振り替えられていることが確認できました。

JTB時刻表では、阪和線快速列車のページにおいて「関空快速」「紀州路快速」「直通快速」「区間快速」はいずれも列車名欄に記載があることから、空欄となっている列車で、日根野以南が各駅停車となっている快速が「B快速」であると、比較的容易に判別できます。

改正後、そのような列車が存在するか確認しましたが、見当たらなかったことから、「B快速」という種別は、阪和線から姿を消すことが濃厚となってきました。

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B快速新大阪行き(2018.1.29、和泉鳥取駅)
新大阪行きが消滅するのは既に発表されていたので、記録程度に撮影しましたが、今回の改正で、「B快速」そのものが消滅するものとなりそうです。


和泉鳥取駅ユーザーである私にとって、この「B快速」という列車は、天王寺(あるいは新大阪)まで乗り換えなしで利用できる、非常に便利な存在でした。
かつては、ほとんど全ての紀州路快速が日根野以南も快速運転していたことから、日根野止まりの快速をB快速として和歌山まで運行してもらえれば非常に有り難いなあ、という希望を常に持っていました。

そんな希望が、ひょんなことから発展的に実現したのが、2011年3月のダイヤ改正による紀州路快速の日根野以南各駅停車化といえたでしょうか。
参考:平成23年3月のJR西日本ダイヤ改正内容発表。ひとまず阪和線分についてエントリー : 阪和線の沿線から
これにより、和泉鳥取駅では多くの時間帯で天王寺駅・大阪駅への乗り換えが不要になったほか、昼間時間帯は1時間に3本から4本に乗車チャンスが増加したことで、個人的には非常に便利になりました。

その後、若干の手直しは毎年の改正でみられているものの、基本的に2011年3月改正以降の運行体系が続いており、その根幹の一つである、紀州路快速の日根野以南各駅停車のはしりが、この「B快速」と考えてもいいのではないのでしょうか。

そんな「B快速」が、今改正を機に消滅するということで、個人的に阪和線の象徴ともいうべき種別がなくなるのは、やはりもの悲しく感じてしまうのは、否定できませんが、残された期間で、可能であれば改めて「B快速」の記録を残していきたいな、と感じた次第です。





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