大好き!<イタズラなKiss>

韓国版イタズラなKissが大好きです。 切ないお話しか書いていないので、お好みではない方はスルーしてください。

あれから20年が過ぎて 32

「あっ!パパ、いつ来たの?気が付かなかったわ。」
自分の方に近づいて来る人の気配を感じて、ハニが顔を上げるとそこに父ギドンがいた事に気が付いた。
「ギドンさん、話に夢中で気が付きませんでした。」
「熱心に話し込んでいたから、声を掛けにくくてね・・・スンハの部屋をリフォームするって・・・」
ギドンはハニの心がそこまで回復して来たのだと、顔には出さないが安心した。
「うん・・少しずつ前を向いて行こうって・・・ナムさんに、施工会社の人からの見積もりの説明を受けていたの。まだ資金が残っているから、スンハの部屋とパパが来た時の客間をリフォームしようかと思って。」

高額の慰謝料が手に入っても、それを使う事は本当はあまり気乗りがしないが、ここでの生活にそれほど娯楽もないからお金もかからない。
カフェの収入だけで、母と娘と贅沢をしなければ困らない生活は出来る。
ただギドンは、ハニが前向きになったのなら、過去の出来事を忘れる事は出来なくても、生涯の相手と出会って幸せになってほしいと願っていた。

「じゃあ、ナムさんこの見積りで工事の方をお願いしてもらってもいいですか?」
「すぐに手配してもらうよ。」
不動産屋のナムに向けるハニの安心したような表情を見ていると、自分とあまり年が違わないこの人と幸せになってくれればいいのにとギドンは思っていた。
「ギドンさん、今回はいつまでここに見えますか?」
「明後日には帰らないと、週末に予約が入っているのでね・・・そうそう、これいつものだけど食べてください。」
「すみません、気を使っていただいて。じゃあ、失礼します。」

ナムを見送る為にハニは後ろを付いて行き、離れて行くその後姿を見送った。

「なぁハニ・・・」
「何?」
笑顔で振り向いたハニは、スンジョの事や忌まわしい事件の事を本当に忘れる事が出来たのではないかと思うくらいに、明るい昔のハニの笑顔だった。
「ナムさんのプロポーズを受けたらどうだ?世の中には親子ほど年の離れた夫婦もいるし、彼ならスンハも懐いているから・・・」
「私は誰とも結婚はしない、出来ないの・・・・」
「ハニ、お前・・・」
「スンジョ君の事も、あの事も忘れる事は出来ないのもあるけど、ナムさんと結婚してもナムさんの赤ちゃんを産む事が出来ないから・・・・」

ハニの心の傷はいつになったら治るのか。
このまま自分が年老いて行き、いつかはハニをこの世に置いて逝かなければいけない。
それと共に、スンハも手が離れた時に、過去の悪夢のようなことを思い出した時の恐怖を誰かに癒して貰えれば、自分がいなくなった時の心配はないのにと思っていた。



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あれから20年が過ぎて 31

古い診療所をリフォームしたカフェの前で、小さな女の子が庭の花を摘んでいた。
遠くから走って来る車の音が聞こえると、顔を上げて立ち上がった。
色白で大きな目、鼻筋が通っているその顔は成人したら美人になると、そこに住んでいる人たちは噂をしていた。
敷地内の駐車スペースで車が完全に停まったのを確認すると、持っていた花を地面に置いて駆け出した。
運転席がドアを開いて降りて来た人は、女の子を抱き上げて頬ずりをした。

「迎えに来てくれたのか?」
「うん!おかあさんね、今ね不動産のおじちゃんとお話してるの。」
「ナムさんと?またどこかを直してもらうのか?」
「スンハの部屋だって。小学生になったらおかあさんとは別の部屋で寝るんだよって言われたの。」
ハニはスンハが生まれてからずっと一緒のベッドで眠っていた。
格安で購入した診療所は値段の割に大きな建物で、広い家の中でスンハを一つの部屋に置いて眠るわけにはいかないと言ってずっとそうしていた。

「いつも世話になっているから、店の方に挨拶に行こうと思っていたけど、行き違いにならなくてよかったよ。中に入ろうか?」
小さなスンハの手はギドンの首にしっかりと巻き付いた。
カフェのドアを開けると、店の奥のテーブルで図面を広げて熱心に二人は話し込んでいた。
不動産屋のナムは、スンハが生まれる前のあの事件の後からずっとハニの生活の支援をしてくれていた。
二年前に診療所をカフェに改造する時も、信頼できる業者を紹介してくれた。
改造にかかる費用が、あの三人組の親たちだという事以外は何も問題ない。
示談にはしないで刑事処罰をする事に同意しての慰謝料を一度は辞退したが、ナムが仲介に入ってくれたおかげでハニは受ける事にした。
あの三人組が、ここにまた戻ってくるかもしれないから、ナムは毎日のようにハニの開いたカフェに来てくれていた。
もちろん、ハニの母親のハナの実兄とその妻も、スンハに会うという理由を付けてを時間の空いた時には訪れていた。
たまにしか来る事の出来ないギドンは、ナムや妻の兄夫婦とはハニに知られないように連絡を取っていた。

「スンハ・・・ナムさんがお父さんだったら嬉しいか?」
「ナムさんは不動産屋さん・・・スンハのおとうさんは・・・いないよ・・」
スンハはナムに懐いているが、自分の祖父のギドンと歳が違わない相手が父親には思えないのだった。
「ハニはナムさんに心が開いているし、ナムさんには世話になっているからな・・・プロポーズをどうして受けないのだろうか。」
ギドンはプロポーズを受けない理由がスンジョへの想いだと分かっているが、ここに来る事を話した時に新しく出直すと自分からそう言った娘が幸せになる事だけを願っていた。
いつまでも未婚で子供を育てるには、田舎のカフェだけの収入じゃ難しい事を話してもハニは頷く事はなかった。





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あれから20年が過ぎて 30

のどかな風景に幸せそうに微笑む若い母娘(おやこ)が小さく映っている写真は、主として写された物とは違うが思わぬ評判になった。
マネージメント契約でそこに写っているタレントやモデルでもなく、素人だから演技ではない温かな雰囲気が引き付けられたのだろう。
ネット検索で上位に上がる事はないが『この場所はどこだ』と、ハッシュタグが付き拡散されるようになっていた。

「お兄ちゃん、いくつか似ている場所があるってコメントを書いている人がいるみたい。不思議よね・・・ハニちゃんと子供が気になっているなんて・・・」
「そうだな。でも、別にオレが持っていた雑誌は専門誌だけど、あの写真はそれとは無関係の企業の広告だからな。」
その企業にどこで撮影したのか、何度も問い合わせをしても、ハニと無関係の人達の興味だけの問い合わせと同じ扱いだった。

「それなら出張に行く道中に似た景色を探したりしたらどう?」
「オレ一人で行くわけじゃないから、そんなに自由な行動は出来るわけがない。」
病院の医師数人と出張に行く時に探し出せるのなら探し出したい。
そうしないとオレには時間にゆとりがないのだから。

リビングのテーブルの上には、書店で販売している雑誌をどれだけ買って来たのか分からないほど積み重ねられていた。
どれも旅行雑誌ばかり。
それもグミがハニを探すため、色々な人気旅行地域の特集の号や、風景の写真週刊誌を集めて似ている場所はないかと毎日のように見ていた。

「ほどほどにしろよ。」
「ほどほどにって、お兄ちゃんはハニちゃんたちを探す気はないの?あなたが心を許したたった一人の女性と、血の繋がった子供でしょう。無責任じゃない?」
グミに言われなくたって、探したい気持ちはあった。
探さないで欲しいとギドンから言われているのに、無理に探し出して会う事はとてもできない。
自然な形や偶然の再開をしたいとスンジョは考えているが、それはグミの言う通り無責任なのかもしれないとも思っていた。




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