大好き!<イタズラなKiss>

韓国版イタズラなKissが大好きです。 切ないお話しか書いていないので、お好みではない方はスルーしてください。

2016年12月

今でも 310

一際目立つ集団を見つけたスンハは、ダニエルに肩車をされて緊張していた。
「大きくなったわねスンハ。」
「おばあちゃん、スンハねもうすぐ5歳になるの。」
ダニエルが肩からスンハを降ろすと、ジニは久しぶりに会う孫娘と視線を合わせるためにしゃがんだ。
ジニの陰に隠れてと言うよりも、ジニよりも少し背の高い女の子がニッコリと笑った。

「メアリー・・・・さん?」
「メアリーと呼んで、お姉さん。」
いかにも育ちの良さそうな、ヘラとは違う感じの女の子が両手を広げてハニにハグをした。
財閥令嬢のイメージは、あのユン・ヘラずっとイメージしていた。
ダニエルの妹がこんなに優しい感じの女の子でよかったとハニは思った。

ベビーカーの中のビクトルを覗き込み挨拶をすると、ビクトルはそれが判ったのか嬉しそうにキャッキャッと笑い声をあげた。
ダニエルとよく似た顔のケントを見て、スンハは不思議そうに見ていたが、滅多に人見知りをしないスンハが父の陰に隠れた。
「僕、嫌われたみたいだ。」
「違うよな?驚いただけだよな?アッパとよく似ているから。」
確かにスンハが産まれる前の、結婚したばかりの頃のダニエルとよく似ている。
その頃のダニエルよりも、少し細くて色が白い。
手も指も、何もした事のない女性のような手。
「似ていない!アッパの方が格好いいもん!」
アッパ大好きスンハのその言葉に、大人たちは大きな声で笑った。

育った環境が違うと、随分と雰囲気が違う。
ダニエル・ケント・メアリーは同じ両親で、似ているようで似ていないのは、ダニエルは生きて行く為に色々な仕事をして苦労をし、ケントとメアリーは何一つ不自由しない生活環境だったから静かな雰囲気で、私がメアリー位の年齢の時はもっと落ち着かなくて馬鹿な事をしては大騒ぎをしていた。

ダニエルが手配をした車に両親と兄弟が乗り、ハニたちはダニエルの運転で宿泊予定の保養所に向かった。
「黙っているけど、どうかしたのか?」
「お義父様とお義母様を見た時は、特に何も感じなかったけどケントとメアリーを見て・・・・・ダニエルの両親は、私が思う以上にお金持ちの人だと思って・・・・」
「先祖からの財産があるだけだろ?あの人たちは自力で働いた事が無いから、一般の人がどんな生活をしているのか知らない。その為に、お父さんはメアリーをこっちの大学に行かせたいのだろうけど、結局は行く大学も富裕層の令嬢が行く大学。そんな生活をしていれば誰だって外見はそう見えるようになるさ。」
「そうだね・・ケントもダニエルと似ているけど、私はダニエルの方がいい。」
「そりゃ、そうであってほしいよ・・・・オレは・・・・」
運転をしているダニエルは嬉しそうだった。
自分の兄妹をハニやスンハニ紹介し、兄弟に自分の家族を紹介できたのだから。

数日、済州島で休んでから、ダニエルが育った孤児院に行く事になっている。








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今でも 309

ひと月は早かった。
イギリスの両親に、自分が育った孤児院が寄付をしてくれたから随分と助かっているから、子供達が会いたがっている事と、手作りで綺麗になった建物を見せたいから一度来てくれないかと言ったのはひと月前。
あの頃は孤児院は麓とは違って、平穏な毎日を送っていた。
ケントやメアリーもその時に一緒に来て欲しいと言ったのは、オレがアンダーソン家の後継者の権利を放棄した事の理由を教えたかったから。
ケントは何度も、長男であるオレがアンダーソン家の15代当主になるべきだと言って譲らなかった。
いくら育った環境が違うと言っても、何度か渡英した時に話しをしたから適任かどうかが判ると言った。
裕福な環境で育ったケントは、全ての行動に余裕があって彼の方が15代当主に適任だとオレは初めて会った時からそう思っていた。
メアリーは、大学に行くならテハン大に行きたいから一度オレが生まれ育った国を見たいと言っていた。
まだ会った事のないハニや、姪のスンハに甥のビクトルともこの機会に会って近づきたいからと、オレの招待に直ぐに返事をしてくれた。

17年間、オレにとっての家族はキョンエ園の人間だけだった。
園長が母親代わり父親代わりをして、同じ年齢の子供の中でグォンとは殴り合いの喧嘩もしたが、兄弟のつもりでずっと一緒に居た。
ソンナは、喧嘩をするオレとグォンにとって、一番怖い姉のような存在。
それでいいと思っていた。
グォンもソンナも実の親がいたから、時々会いに行っていた。
オレは母親に捨てられ、父親知らずの子供として育っていたから、本当の家族というものを知らなかった。
それを教えてくれたのがハニだ。

『ただいま』と言って帰って来ると『お帰り』と言って迎えてくれて、『行って来ます』と言えば『行ってらっしゃい』と、送り出してくれる。
自分一人の部屋に帰る淋しさを、お母さんへの恨みで紛らわせていた。
ハニは何かに傷付いてあの駅にいたのに、ニッコリと笑って真っすぐにオレだけを待っていたと言う笑顔を向けてくれた。
その笑顔が本当の笑顔じゃない事は判っていた。
顔は笑っていたけど、瞳の奥は笑っていなかった。
あの人が現れた時は、顔は笑っていなかったけど、瞳の奥はキラキラと輝いていた。

ハニとこうして自分の血の繋がった親と兄弟を迎える事で、本当の家族が揃うのだろう。
「スンハ、イギリスのおじいちゃんとおばあちゃんの飛行機が着いたよ。」
「おじちゃんとおばちゃんもいる?」
「いるよ・・おいで・・・・」
少しかがんで両手を出すと、その中に飛び込むように入り、到着した人が歩いて来るのがよく見えるように肩車をした。
「おじちゃんの顔って、アッパと似ているの?」
「似ているかもしれないし、似ていないかもしれない。アッパの方が、陽に焼けているからどうかな?」
一人二人と開いたドアから姿を現すと、その向こうに姿を見つけたのかスンハは背をグッと伸ばして手を大きく振った。









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今でも 308

10年後も20年後もずっと一緒に居られるといい
ハニの方がオレよりも年が上だから先に死ぬかもしれない
案外、ハニの方が長生きをする気がする

あの日からダニエルは、何かを悟ったように澄んだ目で私や子供たちを見ていた。
孤児院で育ったから子供の世話は私よりも上手かもしれない。
スンハの髪を結んだり、洋服を着せるのは私だけど、子供達のおやつや食事はダニエルの方がとてもおいしいし見栄えもいいけど、スンハは私の作ったおやつや食事も美味しいと言う。
それは、ダニエルが私が作った料理をいつも美味しいと言ってお替わりまでしているのを見ているから。

「ハニ!ちょっとこっちに来て!」
洗濯物を畳んで、ダニエルが仕事に着て行くシャツにアイロンを掛けていたら、リビングで子供たちと遊んでいたダニエルがハニを呼んだ。
「何?」
ハニはアイロンのスイッチを切ってリビングの方に向かった。
大きな体を横たえて床に寝転んでいる。
そのハンダイ側でスンハもダニエルと向かい合うように寝転んで一点を見ていた。
「二人とも床で寝転んで何をしているの?」
ダニエルが手招くと、スンハも同じように手で招いている。
「ビクトルが寝返りを打っているんだ。」
「本当?」
「本当だよオンマ。コロンコロンと上手にしているよ。」
スンハの時にも、初寝返りを二人で見た事があるけど、今度はスンハも一緒に見る事が出来た。
ハニが近づくとダニエルは自分の前にハニを寝転がらせ、後ろからしっかりと身体を支えた。

全身の力を使ってこっちにコロン、あっちにコロンと転がると、スンハは大袈裟なくらいに両手を叩いて喜んでいた。
そんな様子が昔の自分とあまりにも似ていて、思わずクスリと笑いが漏れた。
「ハニがそんな風に笑うのは久しぶりだ。」
「そう?」
「その笑い声を聞くと、欲情しそうだ。」
「よくじょう?お風呂?」
「スンハがいるのに・・・・・」
なに?なに?と何度も聞いて来るスンハに、寝返りを楽しそうに繰り返しているビクトルが、両親の方を見た時にダニエルはハニをクルッと自分の方に向きを変えてキスをした。

「アッパがオンマにチューをしたぁ~」
最近のダニエルは、スンハがそこにいようといまいと、結婚した頃のように一日に何度もキスをする。
それを見ていたスンハは、それが愛情表現だと判っているのか、寝返りを楽しんでいたビクトルの動きを止めて同じ様にキスをした。
そんな幸せで仲の良い家族に、辛い出来事が訪れるとは誰もまだ気が付いていない。
もしかしたら、その時のダニエルは何かを予感していたから、ハニや子供達との時間を大切にしたかったのかもしれない。










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今でも 307

「まぁ、オレだってハニ以外に付き合った女の子がいたし、ハニが聞いたら答えるけど・・・・」
「聞いても、知らない女の子だから・・・・」
「知らなくもない・・・けどね・・・」
「どう言う事?」
ダニエルの周囲にいて、ハニが知っている女の子は孤児院出身の人間しかいない。
一人一人名前と顔を思い浮かべ、誰が一番ダニエルと仲が良かったのかと考えれば絞られてくる。

「まさか・・・」
「ぅん・・・そのまさかだよ。グォンも知っている・・・グォンが一時、実の親の所に行っていた事があったんだ。その時に付き合っていたよ。」
ダニエルが話したから自分も話さないといけないのだろうか。
グォンもソンナも、今は普通にダニエルと話をしたり、一番仲の良い親友として私たちと会っていた。
考えれば、キョンエ園を出て暫くグォンの民宿にいた時、そんなが私に言った事があったのに今気が付いた。
『ダニエルはハニが来るまで、真剣に人を好きになった事が無いの。自分の外見だけが見て近づく女の子が多かったから、付き合ってもあまり長く続かなかった。高校を休学する事になった時、私とグォンでよく話を聞いてあげたけど、グォンとは取っ組み合いのけんかもよくしていたわ』
今でこそダニエルはグォンと喧嘩をしたりする事はないけど、三人はキョンエ園の仲間の中で一番信頼し合っている。

「オレの初恋は、お母さん・・・最後に愛した人はハニ。二人とも似ている。お母さんは恋慕の丘でお父さんを思って泣いていた。その姿を見て子供心に僕が守ろうと真剣に思っていた。綺麗なお姉さんを悲しませる人を許さない・・・・・お母さんは、お父さんを探しにイギリスに行った。そして、ハニは駅のホームで、あの人を思って泣いていた。お母さんがお父さんを選んで、オレの所に帰って来なかった。差し出した手を拒否したから、オレよりもお父さんを選んだ。だから、オレの手を取って付いてきてくれたハニを、絶対にその手を離さないと決めた。オレの妻になり、オレがどれだけ愛してもハニの心の中にはあの人しかいない。」
「そんな事ないよ。私はダニエルを愛している。」
「いいから、黙って聞いて。」
酔っているのか、それとも酔っていないのに酔っていた振りをしていたのか。
いつも酔うとふざけた感じで話をするダニエルが、今日は知り合って初めて自分の心の中にしまい込んでいた事を話しているのかもしれない。

「正直に聞くけど、ハニはオレの中にあるあの人の面影を見ているのじゃないか?目の色も髪の色も違うけど、オレの中にある何かがあの人と似ている・・・違うか?」
「ダニエル・・・」
「会長と話をしていて言ったんだ。『息子・・・長男と似ている。外見は似ていないけど、目の奥に見える子供の頃に傷付いた心の傷跡が似ている・・・スンジョに・・・』って・・・」
あの時、スチャンと何を話しをしていたのか知らなかった。
笑いながら話をしていたから、面白い話をしているのだと思っていた。

「会長には、オレは高校を出ただけで頭はよくない。会長も社長もテハン大出身だし、長男は優秀な医者でしょう。そんな人に似ていると言われたら、嬉しいしハニも喜びます・・・そう言ったんだ。」
もう、私は気持ちを隠し切れないかもしれない。
ダニエルの声が淋しそうで苦しそうに話していて、私の心の奥に仕舞ってある物を引き出そうとしている。
「ハンダイに就職して、社長に気に入られて責任のある仕事をさせてくれて、会長夫妻と食事をして感じた事は、あの人はこんな温かくて素晴らしい家族がいる家庭で育ったから、自分の地位も名誉も捨てて貧しいキョンエ園の診療所であの村の人や麓の人たちに信頼されているんだ。ハニがあの人の事を好きになった理由も判る気がした。ハニはハニで、あの人の為に離れたのかもしれないけど、心は離れていても細いけど強い糸で繋がっている。」
ポロポロと涙を流して聞いているハニをダニエルは抱きしめた。
顔を上げて何かを言おうとするハニの頭を自分の胸に抑えて、絞り出すような声でまた話した。

「ハニは、オレに世話になったからいるのじゃない事も知っている。ハニは本当にオレの事を好きなのも知っている。オレが好きだと言うから好きになったのじゃなくて、オレの事を好きで選んでくれたから結婚した。でも、この間言った気持ちは変わらない。10年後かもしれないし20年後かもしれない。案外、ひと月後かも知れないけど、オレに何かあったらあの人、ペク・スンジョと再婚して欲しい。ハニが他の男に抱かれるのだけは嫌なんだ。あの人なら・・・あの人しかオレはハニを渡せない。」
「ダニエル・・・・」
「約束してくれるか?オレに何かあったら、スンハとビクトルと一緒にあの人の所に行って欲しい。」
ハニは声に出して答えなかったが、小さく頷くとダニエルの背中に両手を回してしっかりと抱き合った。










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今でも 306

「あ~よく飲んだ・・・たまにはこんな気分もいいなぁ~」
保養所と言っていても、ここはホテルと同じで従業員は深夜も仕事をする事がある。
本来なら保養所の中にある、従業員宿舎で生活をするのだが、ダニエルは社長であるウンジョに頼んで、一番最初に妊娠した子供を流産してから体調を崩したハニの為に、従業員宿舎で生活をする事許可して貰っていた。
時々ハニたちもこの宿舎に泊まる時もあるし、ダニエルも深夜近くになった時や、翌日の朝が早い時は泊まる時もあった。
マンションの一室のようなこの部屋は、平均的な夫婦と子供2人の4人家族が住むには充分過ぎるほどの部屋だ。
部屋に入るなりリビングのソファーで上着を脱いでソファーにゴロンと寝転ぶと、そのまま目を閉じて眠った。

「アッパ、ソファーで寝ちゃった。」
「ダニエル・・・ダニエル・・・着替えてベッドで休んで。」
スンハを洋服からパジャマに着替えさせ、子供部屋としている部屋に連れて行った。
何かが変わり始めている。
変わり始めているのと同時に確実にダニエルとの距離をハニは感じ初めていた。
今までは、酔って眠る事など無かった。
『ホロ酔いが好きだ』と言っていた。

「オンマ、おやすみ・・」
「お休み。」
枕元のスタンド電気だけを点けて天井灯を消して部屋を出て、向かい側の寝室で直ぐにダニエルが横になれる様に布団を開けて、リビングで寝ているダニエルの所に行った。

「起きて・・・私の力では寝室まで連れて・・・」
身体に手が触れた時にそのハニの手をダニエルが掴んだ。
「起きていたの?」
「うん・・・ハニと2人だけで話がしたい。」
身体を起こし、一度目を閉じて心を落ち着かせてハニに横に座るように合図を送ると、ハニは静かに座った。

「キスしていい?」
「どうしたの?いつも何も聞かないでしていたじゃない。」
「酒臭いからハニは嫌かな?と思ってさ・・・」
「お酒を飲んだ後にした事もあるよ。」
「そうだな・・・・・・ハニの初めてのキスと初めての男って誰かなぁ・・・と夫婦になったばかりの頃によく思っていた。」
話す事もないと思って話していなかったわけでもなく、話したくない自分だけの秘密にしたかった。
ダニエルは、気がついている。







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