大好き!<イタズラなKiss>

韓国版イタズラなKissが大好きです。 切ないお話しか書いていないので、お好みではない方はスルーしてください。

2018年07月

霞色の空のむこう側に 9

何も知らないで地震で被害を受けたハニへの募金活動をしているジュングの姿を見つけ、スンジョはこのまま通り過ぎたいと思っていた。
募金に協力をする事に何も疑問を持たないが、関わりたくないと思っている連中に協力をする気持ちはなかった。
「おい、ペク・スンジョ!」
そのまま通り過ぎるつもりで真っすぐに教室入り口を見て歩いていたら、ハニと同じクラスのポン・ジュングに声を掛けられ足を止める事になった。
「お前に一言いいたい!」
一言ジュングに言われる理由がないわけでもないが、それに付き合うのが面倒でもあった。
言いたい事は大体分かっていた。

「誰のせいでハニの新しい家が地震で壊れたと思っているんだ。」
なるほどというよりやっぱりと言った言葉だった。
「オレのせいだと言うのか?」
「お・・お前の・・・」
「自身が起きたのも家が壊れたのもオレのせいじゃない。」
こういう相手を負かすのは簡単だ。
簡単だがギャフンと言わせないと、同じことを言うに決まっている。

「オレには地震を起こす能力はない。自然災害をオレのせいにするのは小学生でもしない。」
案の定、スンジョが思った通りの反応をジュングはした。
「わ・・分かっているわ。お前がハニに恥をかかせた日に地震が起きて家が壊れた。一日でこんなに可哀想な事が普通は起きるか?」
手強かった。
オ・ハニと言う人間を知ってから、オレの予想通りに進まなくなっているのは気が付いていた。
「要はオレに募金をしろと・・そう言う事か?」
スンジョが財布から紙幣を一枚出すと、募金箱の口を白い手がふさいだ。

「あんたなんかに助けてもらいたくない。」
オ・ハニだった。
「オレに助けてもらいたくない?」
ニヤッとスンジョは笑った。
笑った理由は、もやもやとした何かが晴れて行くようなそんな感覚になったからなのかもしれない。





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霞色の空のむこう側に 8

部屋の隅で膝を抱えて拗ねているウンジョを無視するように荷物を運んでいるグミと、弟を心配そうに見ながら荷物を運んでいるスンジョは荷物を床に置いて、ドスンとベッドに腰かけた。
「父と娘だから客間に二人で使っても問題ないだろう。何もウンジョの部屋をその娘のために明け渡す必要があるか?」
「いいじゃないの。女の子の部屋の準備をする楽しみをずっと夢見ていたの。それに・・・・」
「それに?それにってなんだよ。」
スンジョの顔を見てフフッとグミは笑った。

「女の子に興味がないスンジョのためにも、隣の部屋にした方が普通の男の子と同じようになるかなって思ってね・・・・」
「何を言っているんだ。女の子に興味がないって、そんな事は・・」
スンジョの言葉を聞き流しながらグミは、ウンジョの部屋からスンジョの部屋に荷物を運んでいた。
「じゃあ、男の子が好きなの?」
「バカバカしい!」

スンジョとグミが少し言い争う感じで話していると、ウンジョは兄の部屋に運び込まれている自分のベッドに潜り込んでいた。
「少しは普通の高校生みたいになりなさい。勉強も一生懸命にしなくても分かるし、運動もコツさえ掴めばすぐに出来るし、確かにあなたは親として自慢の息子だけど、あなた自身は毎日がつまらないのでしょ?」
つまらないとかつまらなくないとか、そんな事を考えた事もないし困った事はなかった。
どこの大学に行って、どんな企業に就職をするか、進路はどうするのかと考えた事もなかった。
自分の未来を想像してみようと思った事もあったが、現実ではない事は昔から認める気持ちにはなれなかった。
恵まれた家庭環境で育っているからと人は言うだろう。
成績優秀で何も問題行動を起こさない。
このまま父の会社を継ぐ事が決まっているのなら、大学を選ぶのも簡単で心配ないと言われた事も何度もあった。
ただスンジョは、その決まったレールに不満はあったが、決められた生活を乱されるのは好きではなかった。

「親父の親友の家族との同居は嫌じゃないけど、他人がオレの心に入り込むのだけが嫌なんだ。」
本当にそうなのだろうか。
それさえもスンジョには分からない事だった。





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霞色の空のむこう側に 7

まさかと思う事が全国版のニュースで流れた。
「漫画みたい・・・」
小学生のウンジョがそう言うのも無理はない。
震度2の地震で物が落ちたのではなく家が崩壊したのだから。
震度2なんて、体感できるか出来ないかの揺れだ。
「お兄ちゃん、どう思う?」
「紙でできた家なんだろ?」
冗談のような出来事に、父が言った一言で見るつもりもなかったテレビの方に顔を向けた。   

「ママ、オ・ギドンはワシの親友だよ。前に話した事があるだろ?中学の時に世話になったヤツだって。高校を出てギドンは就職したから会えなくなって・・・」
「ええ、聞いた事があるわ。」
「中学の頃に世話になったから、助けてあげたいなぁ・・・・」
そんなスチャンの話を聞きながら、画面で泣き叫んでいる女の子の姿に気が付いた。
パパ・・パパ・・・と泣き叫びながら、その女の子に付き添っている3人の友達の顔にも見覚えがあった。
スンジョに誤字脱字だらけのラブレターを書いたオ・ハニと友達たち。

『パパが家の中に・・・パパ・・・』
「ギドンの娘だ・・・確かスンジョが生まれた頃にギドンも子供が生まれたと風の便りに・・・」
夫の親友の子供が女の子と聞いたグミは、一瞬にしてアンテナが伸び、夫のためだという理由でテレビ局に電話をかけて、現場になっている震度2で崩壊した家の情報を聞き出していた。


それから数時間後の夕食が終わった頃に、嬉しそうな父の顔とそれよりも張り切っている母の様子にスンジョは多少不安はあったが、またいつもの思い付きでとんでもない事を思いついたのだろうと思っていた。
「今日、ニュースで見たでしょ?」
「紙の家?」
「紙の家じゃないでしょう。震度2で倒れた家ね、パパが探していた親友の家なの。新築で壊れて、すごく可哀想だと思わない?」
グミの考えている事が大体スンジョには察しが付いた。
夫の願いと自分の願望が、一度に訪れたという事だろう。

「思わないよ。だって紙の家に住んでいるんだから。」
ポコッとグミの拳骨で頭を叩かれたウンジョは、プクッと膨れ顔になった。
「パパの親友の娘さんね、何とスンジョと同じ年で同じパラン高校なの。運命だと思わない?」
家族の前でスンジョは『思わない』とは言えなかった。
数日前に誤字脱字のラブレターをくれた女の子で、高校1年からストーキングをされていたのだから。

「お二人をね、我が家に呼んで住んでもらおうと思うの。」
グミの言葉に一瞬光が点滅したような気がした。
その光は針の孔ほどの小さな光で、スンジョにはそれが何か嫌な事の前触れなのだと感じた。





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霞色の空のむこう側に 6

関わりたくないけど、添削した手紙を返したい。

そんな気持ちだけで声を掛ける気持ちになった。
まさか、これが縁でオレの障害のない生活が変わるとは思わなかった。
「オ・ハニ?」
名前を言ってみると、一人の女の子が顔を上げた。
あの女の子だ。
いつもスンジョの姿を柱の陰から見ていて、一向に近づいてこなかった女の子。
スンジョはその女の子が頷いて立ち上がると、今上がって来たばかりの階段をゆっくりと降りて行った。

無表情にその女の子に近づくスンジョと、赤い顔をしてうつむき加減に近づいてくるその女の子。
冷やかしている女の子の友達の一人の声と、スンジョが美人でもない普通の女の子と向かい合いのを見て悲鳴を上げている女の子たちで、その場は耳が痛くなるくらいにうるさかった。
ポケットの中から添削した手紙をその女の子に差し出すと、女の子は一瞬驚いたが嬉しそうな顔をした。
きっと勘違いをしている。
スンジョはそう思った。

「読んでもいいの?」
面倒で声に出して返事はしなかったが、女の子はその手紙を見て嬉しそうな顔から一気にショックな事に遭遇したような顔に変わった。
そりゃあそうだろう、まさか自分が書いたラブレターが添削されただけならまだしも点数までつけられていたのだから。

一番関わりたくないタイプの人間がどう思おうと気にしなかったが、その子が見せた一瞬の表情に心が痛んだ。
その女の子よりももっと関わりたくないタイプの人間が、その子が手にしている手紙を奪い取ってそれを読み始めた。
いつもオレにまとわりついていた一学年下の・・・・誰だったか名前を忘れた。

「お前らは他人の手紙を面白がって人前で読むのか!!」
呆然としているスンジョに手紙を渡した女の子の友達なのだろうか、女の子の手紙を読み上げていた女の子からその手紙を取り上げて顔を赤くして怒っていた。
「頭のいい奴らは、人が一生懸命に書いた手紙を面白がって読むのか?人の気持ちを弄んで何が面白いんだ!!」
「ジュング!やめて・・・私は気にしていないから。」
「ハニ、お前はいつも優しいから、こういうタイプの人間に傷つけられるんだよ。おい!待てよ!」
ジュングはその場から離れようとしたスンジョの肩を掴んで、右手を振り上げて殴ろうとした。
が、スンジョはその手を焦る様子も見せないで余裕の表情で止めた。

「頭の悪い人間はすぐに暴力を振ろうとする。」
ニヤッと笑ってそれだけを言ってスンジョは降りて来た階段をまた上がって行った。

それからどれくらい経ったのだろうか、日曜日の夕方のニュースを家族で見ていた時に、スンジョの人生はその日を境に変わって行く事になった。



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霞色の空のむこう側に 5

あなたは私を知らないと思います。私は・・・・

小学生並みの文書力に、最初は適当に読んでいたスンジョが、あまりにも誤字脱字が多く無意識に添削を始めていた。
まるでテストの解答用紙のように学年と暮らすと名前が書かれているのだから添削して点数を付けても問題ないと思えた。

「情けないな・・・ラブレターのつもりで書いたのだろうけど、こんな落第点を取るような女には相手にもなりたくない。」
どんな相手からの手紙かもわからず、靴と一緒に入っていた事も加わって、この手紙の持ち主を見つけたら返そうと思っていた。
返せば自分が関わりたくない人間と繋がりは無くなるだろうと単純に思っていた。
三年7クラスと書いてあるのだから、そのクラスの教室に行けば問題ないが、わざわざこちらからこの間違いだらけの手紙を持って行く必要はない。
それよりも勉強など興味のないいつも騒がしい教室に行く方が、自分らしくないと思ってそのまま手紙を持っている事になった。

そんな事があってから一週間もたたない頃に、自販機などが置いてあるミニテラスを通り過ぎようとした時、時々自分を見ていた視線の持つ主が二人の友達と騒いでいた。
騒いでいる相手に一言『うるさい』と言ってやりたい気持ちはあったが、指摘をしたら10倍以上の言葉で帰ってくるくらいに、その場にいた三人だけが異様にうるさかった。

「オ・ハニ・・・・ハニ?・オ・・ハ・・・・ニ」
階段を上がりかけていた時に、覚えのある名前を区切って呼んでいた。

オ・・・ハニ・・・・

ポケットの中に忍ばせていた添削した手紙の最後の行の辺りを探し、そこに書かれている名前を確認した。
キャーキャーと騒いでいる三人を階段を上がってすぐの所にある手すりから下の様子を窺った。



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