今日は晴明さんの話をしましょう。
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カッコイイ。。。

■野村萬斎
「羽生選手が安倍晴明をやりはじめてから解き放たれた」
 SANSPO.COM(サンスポ)

(記事より抜粋)
羽生のフリーの演目「SEIMEI」は、野村の主演映画
「陰陽師」のサントラ曲を使ったことで有名だが、
「映画に出たのはずいぶん前のこと」と振り返り、
「安倍晴明があまりにも私自身とセット感があって、
距離感を模索してあえて避けていた」と告白した。
 「羽生選手が安倍晴明をやりはじめて呪縛から
解き放たれた」と苦笑するも、「(梅若実玄祥)先生から
『趣向を変えてやってみたい』と声をかけていただいて」
オファーを受けた経緯を明かした。
(全文はコチラ↓)
http://www.sanspo.com/geino/news/20180611/geo18061116340025-n1.html


■現代能「陰陽師」、演出&出演の野村萬斎が語る
「今、能として上演する意味」
ナタリー

(記事より抜粋)
萬斎は、2018平昌冬季オリンピック大会で
連覇を成し遂げた羽生結弦が、安倍晴明を
演じる「SEIMEI」をフリープログラムで
披露したことに触れ、「私が映画で晴明を
演じたのもずいぶん前。自分と晴明という
キャラクターとの距離感を模索していたので、
あえて避けていたところもあります。
羽生選手が『SEIMEI』をやり始めたのも、
『映画版を観て触発された』とおっしゃって
くださって。彼に私の“安倍晴明イズム”を
お伝えし、彼が晴明を演じたことで、私も
呪縛から抜け出せたと思います」と羽生との
エピソードを語った。
(全文はコチラ↓)
https://natalie.mu/stage/news/286194
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野村萬斎さん演出・出演の現代能
「陰陽師 安倍晴明」は
9月6、7日、東京・新宿文化センターにて。
チケットは6月30日10:00から発売です。


確かに、一度「嵌り役」を演じてしまうと
それが自身の代表作になるのですが、
その後、自分自身が役に囚われたり
世間のイメージが定着してしまい、
払拭できないデメリットが出てきます。
特に役者はそうかもしれません。

新しい役をこなす時に、前の色は邪魔に
なるので、演者のイメージは常に新鮮で
真っ白である方が望ましい場合もあります。

羽生くんの場合はどうでしょう。
「バラード1」も「SEIMEI」は以前に世界歴代
最高得点を出していて、世間に強い印象を
残しています。
それにも関わらず、羽生くん自身はまったく
気負いもせず、五輪シーズンに、むしろ
「これこそ、やりたかったことだ!」
と嬉々として演じているようにも見えました。

前年度に新しい試みを入れて
「プリンス」と「自然の精」と言う、まったく今までと
違うキャラクターを演じて、前のイメージを一旦
断ち切ったのも、大きなプラスに働きました。

その結果、たったの一年で変化を遂げ
SPでは高貴な深窓のお坊ちゃま然とした、
「僕のバラ1」から、荒々しい大人の恋も
知っている「俺のバラ1」として、そして
フリーでは、妖しい少年魔術師から、
一人の人間としての厚みのある「清明」に
進化しました。

とにかく以前の清明は妖気が凄かった。
蛇のようにクネクネとクロスしながら
ジャッジの前を通り過ぎる様子を初めて
見た時は、
「陰陽師なのか、それともキミが魔物なのか!」
とも一瞬思ってしまったのです。

それも、魅力的でしたけどね。w

時に、「憑りつかれたような演技」だと言われて
いますが、「憑依」と言う表現は、実は私は好きでは
ありません。
自分自身がいろいろと「受けて」しまう体質からして、
あまり使いたくない言葉だったりします。

表現者の上に、何かが降りたような状態は
たまに目にするのですが、
結局は、個人の潜在意識の引き出しの一つ
ではないかと考えます。

時に冷血な雰囲気であるのも、羽生くんの
演技の魅力ではあるのですが、演技としても
そして普段の様子も、以前よりずっと
「体温」を感じられるようになったと思います。
人間味が出てきたと言いましょうか。。。

羽生くんの「SEIMEI」の物語は、エキセントリックな
少年が、様々な苦難と苦悩を乗り越えて、より
生身の人間に成長して還って行くストーリーだとも
感じます。

平昌五輪のフリーの前日に、私は
「頼む! スケート界とその周辺の闇も魔も、すべて
焼き払うような滑りをしておくれー」
と言う記事を書こうとしていたのですが、ハタッと
手を止めました。
神聖なはずの氷上で、いくらなんでも、彼一人に
そこまで背負わすのは良くないと思ったからです。

例え、選手に対してIDパスが平等に配布されなくとも、
例え、次から次へと間違いや、煽りだらけの変な
ニュースが来たとしても、
例え、ネットと巷に、あれこれ言いたがる輩や
魑魅魍魎が跋扈していたとしても、

「そんなことは、羽生くんの美しい滑りに何ら
関係ないじゃないか!」

と思ったのです。

しかしフリーの本番、彼は、五輪のあの
美しい紫のリンクで、すべてを燃やし尽くし、
焼き払うような演技をして見せてくれたのです。

ジャンプをすべて飛びきった後の、ラストに
向かうコレオシークェンスでは、嬉しくて
「思わず、自分に帰っちゃった」そうで、
「やったぁ、ウィニングランだー。みんな見てー」
と思いながら、滑っていたらしいですから、
実に愛らしい人だと、改めて思います。
そして本当は、とても明るい側面を持った
ユニークな人でもあるのでしょう。

最終的に、演じることから外れて、自分自身に
戻って行ってしまわれたのですが、
あの瞬間、彼は今までのすべての苦痛や
重圧や呪縛から解き放たれたのかもしれません。

羽生くんの演じた「SEIMEI」は一旦役目を
終えて、彼の手を離れ、もう一度「晴明」として
萬斎さんの元に帰って行きます。

その様子は、まるで、繰り返し演じられることで
今の世の中にも、これ以上、魔が広がらないように
見守っているようでもあります。

さてと、ブログ村の魔はどうなったかな。。。

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五輪2連覇おめでとう、羽生結弦選手&皆様に良いことありますように!
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