2005年06月27日

ネット上の匿名に関する総務省の動き

なかなか更新できず、あいすまぬ事にて候。

実名でのネット活用促す 総務省「悪の温床」化防止

ブログの匿名性が低いということは、必ずしもブログの書き手が実名を使うということを意味しない。確かに辞書には、匿名というのは「実名を隠して別の名を用いること」と書いてあるかもしれないが、例えば「ウェブ掲示板に比べてブログのほうが匿名性が低い」というときには、実名で書く人が多いということだけでなく、好奇人のように「コテハン」(固定ハンドルネーム)で書く人が多いということも含意することが多い。

また「コテハン」を使うことを「匿名」とは呼ばないことがあるのに注意。例えば絵文録ことのは:匿名・仮名・実名論についての悪魔の辞典(ポイント整理)では「仮名」と呼ばれており、匿名とは区別されている。絵文録ことのはさんのいう「仮名」と「匿名」をあわせたのが、広い意味での「匿名」。

この辺のついて総務省の「情報フロンティア研究会」がどのような認識をしているかはちょっと気になる。記事上で「匿名」と「仮名」の区別がされていないのは、記者の力量不足のせいなのか、記事スペース不足のせいなのか、それとも「情報フロンティア研究会」が区別していないのか?この問題について「匿名」と「仮名」を区別しない議論というのはどうしようもない議論だと思うので、1番目か2番目の理由であってほしいと思う。

ついでに言っておくと、ネット上での匿名性の排除の重要性について教えるのは結構だが、それならあわせてネット上で個人情報を開示することの危険性についても触れておくべきだと思うなあ。

hao9i at 12:02│Comments(0)TrackBack(1) ことば 

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1. MiXiに登録。  [ P(ersonal)J-News ]   2005年06月28日 17:38
招待状をもらったので、MiXiに登録してみた。 中を覗いてみたけれど、やっぱりハンドルが多く実名で登録している人は殆ど居ないみたい。 写真も本人とはあまり関係ない画像が多いし。 (ちなみに私の写真は白衣観音です) ソーシャル・ネットワーク・サービスのような閉.

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