2006年01月

2006年01月29日

スノーランタンの森づくり&スノーシューハイキング

 28日、山形県朝日町で蜜ロウソクづくりを営む安藤竜二さんが主催する「スノーランタンの森づくり」に参加しました。「葉っぱ塾」では毎年呼びかけて、翌日のスノーシューハイキングとセットで楽しんできました。
 今年の参加者は例年よりやや少なめでしたが、10グループあまりが参加。ブナとミズナラの林に雪で作った様々なランタンを作り、午後5時過ぎにいっせいに点灯。言葉では言い表わせないような幻想的な光景が出現しました。小雪がちらついていたものの、風も穏やかで、参加者は安藤さん提供のホットワインとあったかココアを飲みながら、感想を語り合いました。
 その後私たちはコテージへ移動し、4ファミリー一緒にワインパーティ。にぎやかに冬の夜が更けてゆきました。初めて会った人たちなのに、すぐに心から打ち解けられるのは、本当に不思議です。
 翌29日は、この冬久々の穏やかな好天。朝食後、みんなでスノーシュー・ハイキングに出発。ふかふかした雪を踏んでブナの森に入り込んでゆきました。雪の中で「うずまき鬼」や「この抜け跡だあれ」などのゲームをしながら3時間ほど遊び、昼食後は楽しいソリ遊び。思いついて取り出したブルーシートが何と「魔法のじゅうたん」のようなソリに変身。最後には10人で一緒に滑り降りてきました。参加者の心からの笑い声が冬の青空に吸い込まれてゆきました。

happajuku at 19:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2006年01月22日

葉っぱ塾・初めての雪の山体験

 ☆葉っぱ塾 初めての雪の山体験2006

雪山というと「冬山→遭難」と連想する方が多いですが、雪のある山でなければ味わえない楽しさもいっぱいです。長井葉山の中腹まで登り、ラッセルの体験や冬の山ならではの展望を楽しんでみませんか。また、地形図の読図も練習してみましょう。雪の山初心者の方のための入門体験講座です。

【期  日】     2月11日(祭日) ※かなりの悪天の場合のみ中止
【参加費用】     ¥2500(保険料・写真代等含む)
            ※スノーシューのレンタルは¥500増し
【募集人数】     数名(3日前までに必ずお申し込みください。)
【集  合】     午前7時 フラワー長井線「蚕桑(こぐわ)駅前」
          ※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。
【日  程】          7:00    蚕桑駅前集合
                 7:30    薬師桜上墓地前出発
                11:00ごろ 白兎尾根(天候により到達点に変更あり)、昼食
                15:00    墓地前着
                15:30ごろ  蚕桑駅前にて解散
【持ち物】 帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように。お貸しすることも可能です。)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、かんじきまたはスノーシュー、サングラス、水(1ℓ程度)
※地形図はこちらで準備いたします。
※下着はできれば化繊やウールのものを着用してください。
【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明    日本山岳ガイド協会認定ガイド,日本自然保護協会自然観察指導員
      993-0053長井市中道2-16-40  Tel/Fax 0238-84-1537
                E-mail: happa-fy@dewa.or.jp
※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。




happajuku at 08:32|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2006年01月21日

スノーシューハイキング

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「葉っぱ塾」スノーシューハイキングは、穏やかな晴天に恵まれました。ずっと寒気が続いていますが、この日はひさしぶりに青空がのぞき、ブナやナラの梢が空に向かって背伸びをしているようでした。また、新たに積もった40センチほどの新雪の上には、ウサギやキツネたちの足跡が交錯していました。厳しい冬の間にも時にはこんな日和があるのは嬉しいものです。次回のハイキングは2月5日です。(ブナの森から吹く風)

happajuku at 18:08|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 葉っぱ塾行事レポート

2006年01月03日

提供したい滞在体験型の旅(05年12月22日掲載)

白鷹町で様々な自然体験活動をし
ている「白鷹ふる里体験塾」の方々
が県内で類似の活動をしているいく
つかのグループに呼びかけて、題し
て「子ども体験塾サミット」という
集まりが、11月下旬、遊学館を会場
にして行われた。「葉っぱ塾」にも
声をかけていただいたので、活動紹
介のパネル展示や、“落ち葉アート”
を楽しんでいただくなど、他団体や
一般の参加者の方々との交流を深め
ることができた。
都市化が進んでいるとはいっても、
山形はまだまだ自然に恵まれた地域
である。しかし、その自然の中で生
き生きと遊び回る子どもたちの姿が
少なくなったのは、決して少子化の
影響だけではないように思う。
今回の「サミット」で、同じよう
な問題意識をもって地域に根ざした
様々な活動を展開している人々が、
県内の各地におられることを知った
ことは、とても心強いことだった。
私が常々感じているのは、自然体
験が少ないのはもはや子どもばかり
ではなく、若い親の世代にまでそう
した傾向が広がっているということ
である。そうであれば、家庭の中で
の体験の継承などは起こりえないわ
けである。であれば、誰かが意識し
てそうした体験の場を創り出してゆ
かねばならない。そのことは、物質
的に豊かすぎる私たちの生活を見直
すことへとつながってゆく可能性を
持つように思う。
「体験塾サミット」のもう一つの
可能性は、都市部に住む人々にも様
々な自然体験の場を連携して提供す
ることができるという方向にも開け
ているのではないだろうか。
 地方に住む私たちにとってはあま
りに当たり前なこの風土が、都市生
活者にとってはとても価値のあるも
のに見えるということは以前から言
われていたことだ。しかし、観光地
を巡り、温泉にひたるというだけで
は満足を得てもらえないのではない
だろうか。滞在体験型の旅をしたい
と考える人は今後益々増えてゆくよ
うな気がする。そうした人々を受け
入れ、無理なく継続してゆくために、
様々なノウハウを結集すること、受
け入れ側の私たちが多様なプログラ
ムを準備すること、そして何よりも
私たち自身が楽しんでいける活動を
創り上げていくことが大切なのだと
思う。
     (ブナの森から吹く風)

happajuku at 07:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ 

吉永さんが蒔いた平和の種(05年11月23日掲載)

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  10月下旬、小国町の基督教独立
学園高校の講堂で、女優の吉永小百
合さんをお招きしてのささやかな朗
読会をもった。

  題して『吉永小百合原爆詩朗読会
〜平和の種を蒔く』。

  高校生たちが、企画から当日の進
行まを担当し、吉永さんとの交流や、
参会者全員による『折り鶴』という
歌の合唱などをまじえ、有意義な秋
のひとときとなった。

  吉永さんは97年、広島の原爆詩
を収録したCD『第二楽章』を、99年
には『第二楽章〜長崎から』を出され、
これをきっかけにして、吉永さんがラ
イフワークと位置づけておられるこの
取り組みは、多くの人々に広まってい
った。

  いつかこの朗読会を山形の地で
開催したいと私が吉永さんにお手紙
を差し上げたのは、CDを聴いてしば
らくたった99年5月のことだった。

  それから6年近くたった今年2月、
吉永さん側から「年内の開催可能で
す」との連絡をいただき、まるで6
年越しの片思いが成就したかのよう
な喜びに満たされた。

  最初のお手紙を差し上げる10年
ほど前から私は、「山形日本フィル
の会」の活動を立ち上げ、市民によ
る山形県内での日本フィルハーモニ
ー交響楽団のコンサートの企画に携
わってきた。

  “音楽が聴ける平和いつまでも!
市民による日本フィルのコンサート”
というモットーが示すように、この会の
活動は一種の平和運動であると考え
てきた。

  また、私の「葉っぱ塾」の活動は、
自然の中の人間、地球の一構成員
としての人間の役割を知り、謙虚な
姿勢で生活してゆくことの大切さを
学ぼうというものである。

  一見異なって見えるこれらの活
動も、その大前提として、平和な社
会の存在が不可欠のものである。

  今回実現した朗読会を、これま
での私自身の活動の延長として位
置づけ、また、平和へのメッセージ
を発信し続けておられる吉永さんの
思いを、日ごろから平和の問題を
真剣に学んでいる若者たちに受け
止めてもらう機会としても役立てた
いと考えたのだった。

 
  吉永さんが祈るように読んでく
ださった何編かの原爆詩の一つひ
とつの言葉は、まさに“平和の種”
となって、若者たちの心の中でいつ
か芽生え、花開き、必ずや世界平
和への貢献につながってゆくだろう。

  この6年の経緯を振り返りなが
ら私も、私の心に蒔かれたその種
を大切に育ててゆこうと、決意を新
たにした。

    (ブナの森から吹く風)



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happajuku at 07:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ | 吉永小百合さん関連

問われる自然資源への姿勢(05年10月26日掲載)

10月の中旬、親しい友人を誘っ
て“朝日ミニ縦走”を楽しんできた。
白滝登山口から登り始め、ゆっくり
と鳥原小屋までが1日目。標高13
00m余りの鳥原湿原は、ひとりで
に笑いがこみ上げてくるような見事
な色彩の洪水だった。小ぎれいな小
屋で夜は蜜ろうそくを灯してワイン
を飲みながら語り合った。下界で見
るのとは比較にならないほど多くの
星がまたたく星空からは、宇宙の匂
いが漂ってくるような気がした。翌
日は紅葉のトンネルのような山道を
歩き、小朝日岳をまわって古寺鉱泉
に下ったのだった。
紅葉の中を歩きながら、この6月
の下旬に朝日連峰の稜線を歩いたと
きのことを思い出していた。前の冬
は雪が多かっただけに、季節風の風
下斜面にはまだたくさんの雪が残り、
所々で登山道を覆っていた。しかし、
露出した砂礫地のいたるところにヒ
ナウスユキソウやチングルマの大群
落が風に揺れて咲き競っていた。同
行した人たちは50数種類もの花々
を数えあげて興奮気味だった。私た
ちが秋の紅葉やこれらの高山植物に
ことさらひきつけられるのは、厳し
い気象条件の中で生命活動を営んで
いることへの尊敬といたわりの念を
持つからなのかもしれない。
山小屋で一緒になった他県の方か
らは、山の素晴らしさだけでなく、
山小屋の清潔さに対する驚きの声も
聞いた。それもそのはず、朝日連峰
の避難小屋のトイレは全て環境への
負荷を小さくするものに代わってい
るのに加え、多くの地元の方々が愛
着を持って維持管理にあたっておら
れるのだ。自分が褒められでもした
ように嬉しくなってしまった。
朝日連峰は、標高の高い所までは
車が入れないことや、営業小屋がな
いことによって、入山する人の数が
ある程度抑えられているという側面
がある。一昨年には「森林生態系保
護地域」に指定され、環境保全に一
定の前進があった。気がかりなのは
さらに「世界自然遺産」への登録を
目指そうとする動きがあることだ。
しかしそこには自然資源を観光目的
に利用したいという思惑が見え隠れ
しており、素直な気持ちで賛同でき
ないでいる。現に、今年「世界自然
遺産」に登録された知床ではすでに、
マナー欠如の人々による自然へのダ
メージが現実のものとなっていると
聞いた。「そこに存在するだけで価
値のある自然」と向き合う私たちの
姿勢が問われている。


happajuku at 07:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ 

自然との調和見せる「昭和堰」(05年9月28日掲載)

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<「昭和堰」の刈り払い作業>


  大陸から秋の乾いた空気が届くよ
うになり、山々の緑は少しずつ色を
変化させ始めている。

  毎年この時期になると、どんな紅
葉になるのか気になってくる。

  5年前の秋のこと、長井葉山の
山道の草刈り作業をしておられる地
元の方々とお会いしたことがきっか
けで、「昭和堰」の存在を知った。

  この堰は葉山の麓に広がる長井
市勧進代地区の水田に水を供給する
ため、1932(昭和7)年から3
年がかりで開削されたものである。

  しかし、最上川支流の野川にダ
ムが建設された昭和30年代以降は
その役割を終え、手入れする人も通
わなくなった山中の堰はやぶの中に
埋もれていったのである。

  地元の有志の方々が「昭和堰を
見る会」を立ち上げてこの堰に沿っ
た道の復元に取り組み始めたのは、
それから30年以上もたった92年
のことであった。

  一度森の中に埋もれてしまった
堰や道を見つけ出す困難さを克服し、
会の人々は数年がかりで枝を払い草
を刈って復元にこぎ着けたのだった。

  長井葉山の山頂から南西方向に
少し歩くと、「奥の院」と呼ばれる
小ピークがある。

  ここは冬でも雪が積もらないほ
どの強風にさらされるため樹木が大
きくならず、ほぼ真西にある祝瓶山
の優れた展望台になっている。

  この直下から流れ出す沢の水を、
動力を使わずに稜線を越えて反対側
に引いてゆくためには、ほぼ等高線
に沿った堰をつくって、尾根を大き
く迂回させなければならなかった。

  会の方々が復元した堰沿いの道
を簡易測量してその全体像を把握し
たとき、米作りに対する先人たちの
情熱や、自然との調和に心を配った
様々な工夫に脱帽の思いであった。

  この堰の建設から数十年の後、
この地域の地形地質や自然環境など
にはおかまいなしに無理やり建設さ
れようとした大規模林道の考え方と
は対極に位置づけられるといってよ
いだろう。

  「昭和堰」は現在、あちこちで
崩壊し、部分的に水が流れているに
過ぎないけれど、堰沿いの道はブナ
の二次林の中を通るほぼ平坦な道で、
初夏から晩秋にかけてはその時々の
美しい表情を見せてくれる。

  この堰と山道の復元は、単にそ
れにとどまらず、人と自然とが一体
となって生きていた時代の自然観を
取り戻すということにまでつながっ
てゆくような気がする。


happajuku at 07:38|PermalinkComments(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ 

廃校包む子どもらの歓声(05年8月31日掲載)

蒸し暑い日が続いていたわりには
梅雨明けが遅れ、しかも梅雨明け宣
言が出てからの夏空も長続きせず、
空模様が不安定な夏だった。そんな
空の下で迎えた葉っぱ塾の「子ども
キャンプ」だったが、突然の雨や雷
鳴をも楽しみに変えてしまう子ども
たちの柔軟さに支えられ、楽しく終
えることができた。
私たちの子ども時代は、学校はあ
くまでも生活の一部であり、子ども
たちの生活の本拠は家庭にあった。
そしてそのまわりには近所の子ども
たちによる異年齢の集団があり、年
長の子から年少の子へといろいろな
遊びやルールが伝授されていくのだ
った。「子どもキャンプ」はそうし
た人間関係の復活をも視野にいれて
の、大切な夏の行事として位置づけ
ているものだ。
キャンプの二日目、子どもたちと
一緒に向かったのは朝日町の大暮山
(おおぐれやま)地区。数年前に廃校に
なった分校の校舎を使った紙飛行機
大会に参加するためだった。普段使
われていない校舎は、前日の大掃除
にもかかわらず汚れがひどかった。
子どもたちと一緒に何度もぞうきん
がけをして、少しだけ大会のお手伝
いをさせてもらった。暑い中でのぞ
うきんがけは重労働ではあるけれど、
自分たちが必要とされているという
使命感の中での作業には力が入るも
のである。昼までに何とか素足で歩
けるほどに掃除することができ、子
どもたちは満足そうだった。
この大会の仕掛け人は、朝日町で
蜜ろうそく作りを営む安藤竜二さん。
この分校の校舎のたたずまいに魅せ
られ、何か夢のあるイベントをと考
えて、今回が七回目の大会であった。
小さな坂道を登った所に建つ古びた
分校の校舎は、今では一年に一度だ
け子どもたちの歓声に包まれ、生き
返るのである。廊下や階段はギシギ
シときしみ、窓の立て付けも悪くな
っているけれど、なぜかとても懐か
しく、ずっとそこに居続けたくなる
ような雰囲気がこの木造校舎には満
ち溢れていた。子どもたちの心の荒
廃が進んでいると言われて久しいが、
多くの学校の校舎が鉄筋コンクリー
トに変わってきたことがその遠因と
してあると私は思っている。今では
貴重となったこうした建物を保存し
活用することは、子どもたちの心を
育む一つの鍵になるとさえ思う。校
庭にワスレナグサが咲いていたとい
う。校舎からの精一杯のメッセージ
だったのだろうか。


happajuku at 07:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ 

森の中の時間共有したい(05年7月13日掲載)

 例年にない大雪だった長井葉山の
残雪は、山頂一帯の沢筋にわずかに
見られるものの、麓からは見ること
ができなくなって、いよいよ本格的
な夏山の季節になった。この長井葉
山を主なフィールドにして私が「葉
っぱ塾」と名づけた活動を始めてか
ら六年目を迎えている。“おとなも 
子どもも森で遊べ”をモットーに、
めぐりゆく季節の中での様々な自然
体験活動を通じて、私たち人間も自
然の一部であるということを感じて
もらえたらと願いながら活動を続け
ている。
 この活動の「種」を私の心に蒔い
てくださったのは画家であり詩人で
もある葉祥明(よう しょうめい)
さんである。人生の半ばにさしかか
った頃、自分の進むべき方向を探し
あぐねていた私に「自分がやりたい
ような“学校”を始めたらいいよ」
とアドヴァイスしてくださった。
 しかし、“学校”の具体的なイメ
―ジが浮かばないまま数年が過ぎた
とき、長井葉山に登る機会が訪れた。
前日の大雨から一転の上天気。残雪
とブナの新緑がまぶしい五月中旬の
ことだった。手を伸ばせば届くよう
に見えた大朝日岳。そして会津磐梯
山までもがくっきりと見えていた。
奇跡のように晴れ上がったあの空の
おかげできっと、私の心の中に蒔か
れた「種」は、発芽するきっかけを
得たのだと思う。
 その年の夏、小学生だった娘とそ
の友人を連れて長井葉山に登った時
のことだ。暑さの中での登りに疲れ
た子どもたちが音を上げそうになっ
てきた頃、山頂直下の鉾立(ほこだ
て)清水に着いた。真夏でも六℃前
後の手を切るような冷水に、子ども
たちは歓声を上げた。生き返ったよ
うに山頂に駆け登っていった姿を忘
れることができない。「人々と大自
然とを橋渡しするコーディネーター
が必要なのだ」という確信が生まれ
たのはその時である。
 近年、豊かな自然に恵まれたこの
地域にあっても、自然との関わりを
もたずに育ってゆく子どもたちが少
なくない。森の中にゆったりと流れ
る“もうひとつの時間”を多くの人
々と共有していきたいと考えている。


happajuku at 07:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ 

2006年01月02日

冬の縄文村スノーシュー・ハイキング

葉っぱ塾 縄文村スノーシュー・ハイキング2006
※ 体力初級者向け

スノーシューは、北米で発達した「雪面を歩く」用具です。日本の「かんじき」にあたるものといえばわかりやすいかもしれません。初めての方でも特別な技術は必要なく、楽しく雪の上の散歩を楽しむことができます。
長井葉山のふもと、長井縄文村。冬は訪れる人もなく、ひっそりとしています。しかしそこは動物たちの天国でもあります。足跡をたどって動物たちに出会えたらいいですね。また、冬の植物はどんなふうに寒さに耐えているのか、じっくり観察してみましょう。

【期   日】        1回目   1月21日(土)  ※19日締め切り
               2回目   2月 5日(日)  ※2日締め切り
【参加費用】    ¥1500  子ども(5歳以上)¥1000(保険料等含む)
        ※スノーシューのレンタルは¥500増し
【募集人数】        各回 大人7名まで 子ども8名まで
        ※ 小学生以上の場合、子どもだけの参加も可能。集合場所までの送          迎をお願いします。
【集   合】     午前9時半 長井市草岡 「縄文村・古代の丘資料館」前
        ※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。
【日   程】       9:30    古代の丘資料館前集合
             11:30    昼食(縄文村内の屋外炊事場付近)
             13:30ごろ 古代の丘資料館前解散
【持ち物】帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)
※ 下着はできれば化繊やウールのものを。木綿のものの場合は必ず着替えを持参してください。
【連絡先】  葉っぱ塾・八木文明    日本山岳ガイド協会認定ガイド
                    日本自然保護協会自然観察指導員
                    日本ネイチャーゲーム協会リーダー
※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。



happajuku at 09:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

葉っぱ塾2006年の予定

**********************
 葉っぱ塾イヴェント情報 2006年の主な予定
**********************  
行 事 名      時  期          会場 (山域)
■スノーランタンの夕べと
  スノーシュー・ハイキング☆ 1月28日(土)〜29日(日) Asahi自然観周辺

☆冬の縄文村スノシュー・ハイキング
 (スノーシューのレンタルあり 1月21日(土) 長井縄文村周辺
■卸5日(日) 

☆雪の山入門編〜初めての雪の山 2月11日(土) 長井葉山

☆「春の長井葉山〜雪の山から
   大展望の楽しみ」 。/18*  3/28
               4/2 4/14〜15
               4/29〜30 5/5* 長井葉山
             (*は翌日が予備日)
                 いムーンライト登山
■ネリモス改めSHINRAコンサート
 お申し込みは 03-3977-6631 へ 3月4日(土)   東京・ハクジュホール
                   18時〜
   
☆北緯38°東経140°に到達せよ!
  〜めざせ地球の交点〜      3月25日(土) 飯豊少年自然の家周辺

☆季節の山菜の味わい     5月13日(土) 長井葉山山麓

☆新緑の黒沢峠ハイキング      5月21日(日) 小国町黒沢峠
 
☆飯豊を眺めに倉手山へ     5月27日(土) 小国町倉手山

☆ヒメサユリの祝瓶山     6月10日(土) 祝瓶山長井ルートから

☆あこがれの大朝日へ     7月30日(日)
                   〜31日(月) 古寺鉱泉〜大朝日

☆夏の子どもキャンプ 8月5日(土)〜8日(火) 葉山森林公園周辺

☆断崖の鋭鋒・障子ガ岳 9月中旬 天狗小屋泊
☆秋の祝瓶山     9月下旬       祝瓶山

☆秋の黒沢峠ハイキングと落ち葉アート 10月下旬  小国町黒沢峠
☆晩秋の長井葉山       11月上旬    長井葉山
 
☆初冬の長井葉山       11月下旬     長井葉山
 
  ※このほかにも随時新規のものが入る可能性があります。それぞれの要項は1ヶ月前をめどに作成しますので、ご請求ください。
  ※遠隔地からおいでになられる方のために、交通、宿泊のご相談にも応じております。
グループでのオーダーメイドの旅のお手伝いもいたします。
  ※詳しい資料もお送りできます。ご連絡ください。



happajuku at 09:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画