2006年03月

2006年03月31日

『なごり雪』じゃあなかったの?

 今日で3月も終わりというのに、29日から断続的に降り続いている雪は、今日の未明から降り方がさらに本格的になって、もう20センチ近くになりました。28日は「ああ、春がくるんだなあ」という天候のもと、長井葉山に登った、そのわずか1日後には冬に逆戻り。『なごり雪』なら、“落ちてはとける雪”でなくてはならないんじゃないの、などと思いながら空を見上げています。
 この雪で、2日に予定していた「春の長井葉山」は中止にしました。天候のよい時に、楽しんでいただけたらと思います。山は動かずに待っていてくれます。
 今朝、自分通信として友人や知人に発信している「LEAF」第103号を投函しました。

happajuku at 17:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2006年03月29日

めざせ地球の交点! GPSの表示画面

北緯38°東経140°

 3月25日の「北緯38°東経140°に到達せよ!」で、持参したGPSの表示画面をご紹介します。なかなか数値が一定せず、撮影に苦労しました。ちょっとピンボケはご了解ください。
画面の数値の最小のケタは「0.1秒」で、これは距離にすればおよそ3メートル。歩けばどんどん変わるので驚くほどでした。(写真協力:みずえさん)

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2006年03月28日

春の長井葉山〜雪の山から大展望(3月28日)

 今年の「春の長井葉山」は、第1回目は参加者がなく、中止になったので、今回が今シーズンの最初の回になりました。天候が下り坂との予報でしたが、私たちが下山するまで、青空が持ちこたえてくれました。
 登山口付近はもう少しで夏道がみえそうなところもありましたが、ずっとスノーシューでの行動でした。標高1000m付近での積雪は3メートル以上ありました。多いように思われるかもしれませんが、このあたりとしては少ないほうです。
 日本海の低気圧に向かって南風が吹き込んだせいで気温が高めでしたが、山頂付近では、熱くなった体を適度に冷やしてくれる心地よい風が吹いていました。かすんでいたために飯豊や蔵王は見ることができませんでしたが、大朝日岳や祝瓶山はしっかり見えました。初めて葉山に登るという方は、大変感激しておられました。
 ブナの芽が少しずつ膨らみ、赤みを帯びてきていました。カモシカと出会いました。マンサクの花があちこち咲いていました。もうまもなく、「スプリング・エフェメラル」とよばれる可憐な春の花々が咲き始めます。
 予報では明日から3日間は雪が降るとのこと。寒さの戻りはありますが、着実に春への足取りは進んでいます。

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2006年03月27日

北緯38°東経140°に到達せよ!

北緯38°東経140°の交点に到達!

 3月25日は、朝から快晴。風も穏やかで、絶好のハイキング日和に恵まれました。「飯豊少年自然の家」に集合した総勢16名の参加者は、バスで川西町の塩ノ沢地区に移動し、まだ1メートルほどもある雪の上を、スノーシューを履いて歩き始めました。少し高いところに登ると展望が開け、蔵王や吾妻の山がくっきりと見えました。
 途中に牧草地があって、真っ白な雪の大斜面になっていました。帰りにここで雪滑りすることを楽しみに、「交点」に近づきます。「交点」は、アカマツとコナラの混じった雑木林の急な斜面を100メートルほど下ったところにありました!
 GPSの画面が「N38°00'00"0 E140°00'00"0」を示しますが、すぐまた数値が変化し、なかなか一定しません。しかし、みんなでその画面を確認し、満足感に浸りました。全員で記念撮影を行い、「交点」達成を祝いました。到達は午前10時40分でした。  
 この日、庄内の友人達が、鳥海山の南にある「北緯39°東経140°」の交点への同時到達を目指していましたが、私たちとほぼ同じ時刻に「到達!」との連絡がケイタイに届きました。
 牧草地の大斜面まで戻り、春の日差しを浴びながら昼食。子供たちは昼食もそこそこに、雪滑りを始めました。持参したビニールの敷物に乗って歓声をあげながら滑ります。大人たちもそれに触発されて、童心に返って続きました。イナバさんが、腹ばいになって上体をそらせ、両腕を広げて滑走すると、誰よりも遠くに滑っていきました。みんなで「イナバウアーだ!」。74歳のおじいちゃんが、目を見張るようなスタイルで続くと、みんな腹の皮がよじれるほどに笑いました。笑い声が青い空に吸い込まれてゆきました。(写真協力:みずえさん)
 
 


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2006年03月18日

葉っぱ塾・季節の山菜のたのしみ

   <葉っぱ塾 季節の山菜の楽しみ>

雪解け、山の花々、そしてブナの新緑。この季節はまた山菜の季節でもあります。知らない人にはなかなか見つけられない山菜も、詳しく知っている人と一緒なら、教えてもらいながら採取できます。山の幸を少しだけ分けていただいて、みんなで食べてみませんか。沢の中を歩いたり、多少のヤブこぎもありますので、そのおつもりでお申し込みください。

【期  日】5月13日(土)    小雨決行
【参加費用】大人¥1500  子ども(小学生以上)¥1000
      (保険料等含む)
※親子での参加歓迎。
【募集人数】先着15名程度(申し込みは5月10日まで)
【集合・受付】白鷹町「薬師桜」西約300mの墓地前 午前8時半〜
※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。
【日   程】 8:30〜   受付
         8:40    墓地前出発
      〜11:30ごろ  山菜採取
      〜12:00    白兎森林公園に移動
      〜14:00ごろ  山菜調理・昼食
       14:30ごろ  後片付け後解散
※希望者は「あやめ温泉桜湯」入浴可(大人¥300 子ども¥100)

【持ち物】各自の昼食、雨具、着替え、軍手、水、食器、長靴、
     おやつ(非常食かねる)、ゴミ袋、敷物、
    (天候によって防寒具)

【連絡先】葉っぱ塾・八木文明   日本山岳ガイド協会認定ガイド
                     日本自然保護協会自然観察指導員
                     日本ネイチャーゲーム協会リーダー
993-0053長井市中道2-16-40  TEL/FAX 0238-84-1537
                E-mail: happa-fy@dewa.or.jp
※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から
 9時ごろが好都合です。


happajuku at 16:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

春の訪れ

 寒暖を繰り返しながら、季節は着実に本格的な春へと向かっています。雪国・山形も、あんなに多かった雪がどんどん解けています。
 今朝、ジョギングにおろしたてのシューズで出かけました。春に備えて、冬のうちに準備していたものです。新しいシューズは足がスムーズに出る感じが何とも言えず心地よいです。そんなシューズで走っていると、国道の路肩に数株のフキノトウを見つけました。自分ではこの春初めてで、思わず「あっ、フキノトウだ!」と一人叫んでしまいました。放射状に伸びた黄緑色の葉を見ていると、小さな太陽のようにも見えました。勝手に「今日から春!」と決めました。
 「葉っぱ塾」の行事も冬のものから春〜初夏のものへと変わります。ブナの新緑に染まりにおいでください。

happajuku at 16:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2006年03月03日

北緯38°東経140°に到達せよ!

GPSをたよりに歩く   <葉っぱ塾 めざせ地球の交点 北緯38°東経140°へ到達せよ!>
アメリカの一青年がインターネット上で始めた「交点プロジェクト」というのをご存じですか? 緯度○○°と経度□□°の交点に行ってみよう、というただそれだけのものではあります。日本の地上には42の交点があるそうですが、なんとそのうちの2つが山形県内にあるのです。そしてそのうちの一つ、北緯38°・東経140°の交点が、川西町にあります。登山と違ってそこに到達したからと言って何があるわけでもありません。ただの自己満足に浸るだけなのですが、それでもよろしかったらご参加ください。雪のある時期はヤブこぎしなくても行けるのではないかとこの季節に計画してみました。雪上の歩行が往復4時間程度になると思われますので、それを考慮してお申し込みください。

【期   日】  3月25日(土)    小雨・小雪決行
【参加費用】  大人¥1500 子ども(小3以上)¥1000
            (保険料等含む)
       ※スノーシューのレンタルもあります。
       ※かんじきをお持ちの方は持参ください。
【募集人数】  先着10名〜15名程度(申し込みは3月21日まで)
         小学生の場合、子どもだけの参加も可能。集合
         場所までの送迎をお願いします。
【集合・受付】 午前8時〜8時半 飯豊町・「飯豊少年自然の家」
       ※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡
        ください。
【日   程】 8:00〜 受付  8:30〜 であいの集い
         8:45  移動 9:15 川西町塩の沢地
                       区より出発
       11:00ごろ  目標地点到着
       12:30ごろ  下山開始(川西側へ) 
       ※バスでのピックアップ
       14:00ごろ  飯豊少年自然の家帰着・わかれ
                の集い・解散

【持ち物】 帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっか
      りした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常
      食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように)、
      ストック、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、
      敷物
       ※下着はできれば化繊やウールのものを。木綿のも
        のの場合は必ず着替えを持参してください。

【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明

日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員
        日本ネイチャーゲーム協会リーダー
 993-0053長井市中道2-16-40  TEL/FAX 0238-84-1537
 E-mail: happa-fy@dewa.or.jp
※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から
 9時ごろが好都合です。



happajuku at 07:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2006年03月02日

北緯38°東経140°の交点下見(06年3月2日)

GPSをたよりに歩く

 3月25日に予定している「北緯38°東経140°に到達せよ!」の下見に出かけました。「葉っぱ塾」の行事にいつも参加してくださるKさんに当日のアシスタントをお願いしているので、今日も来ていただいて、一緒に歩いてみました。
 「飯豊少年自然の家」から歩いてゆく計画でしたので、地図をたよりにスノーシューを履いて出発。時折雪が吹きつけましたが、青空も顔を見せるという変わりやすい空でした。二月後半の暖気で、ずいぶん積雪は減ってはいましたが、風下斜面にはまだ相当の雪がありました。
 目標の「交点」に近づいてからはGPSを見ながら歩きました。0.1秒の単位まで表示されるのですが、これは距離にして約3メートル。歩いてゆくとどんどん数字が変わってゆきます。緯度、経度とも00分00秒0の場所は、稜線から斜面を100メートルほど下ったところにありました! なんの変哲もない場所。でも、長い時間歩いた人にだけは特別な場所ですね。
 雪の山は、ドラえもんではないけれど“どこでも道!”です。楽しい下見の一日が終わりました。下山後はもちろん温泉に! 今日は川西町の『まどか』でした。
 


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2006年03月01日

心透き通るキャンドル作り(06年3月1日掲載)

阪神淡路大震災から11年たった1
月17日、今年も私たちが送ったリサ
イクル・キャンドルが現地の慰霊祭
で使われた。時の経過とともに体験
の風化ということが心配されている
が、じっと炎を見つめ涙を流す人た
ちの姿をテレビの画面で見ながら、
少しではあるが、被災者の方々にと
っての大切な節目の日のお手伝いが
できたことに安堵していた。
このキャンドルづくりを最初に呼
びかけたのは、朝日町で蜜ろうそく
づくりを営んでいる安藤竜二さんで
あった。注文された蜜ろうそくが、
震災のためにお客さまに届かなかっ
たことをきっかけとして、現地の方
々との交流を深めておられた安藤さ
んが、慰霊祭にたくさんのキャンド
ルが必要と相談を受けたとのことだ
った。
今では県内の多くの方々が、あち
こちに働きかけてくださっているお
かげで、寺院、結婚式場、葬祭社な
どから、段ボール箱にいっぱいの使
用済みろうそくが届けられ、材料に
不足することがないほどに集まって
くるようになった。私たちが使わな
ければ捨てられてしまう運命のもの
だったそうである。
キャンドルの製作を直接担ってく
れているのは、高校生や中学生たち
が中心だ。ボランティア活動の一つ
として毎年取り組んでくれるグルー
プがいくつかある。彼らには、幼い
ころに起こった震災の記憶はほとん
どないが、キャンドル作りを通じて
自分が知らないでいた人々と心がつ
ながるという体験は、社会の弱者の
視点に立って物事を考える、ひとつ
のきっかけになる可能性を持っては
いないだろうか。
最近このリサイクルキャンドルが
あちこちから利用されるようになっ
てきた。商店街活性化のための事業
の一つとして、省エネ推進のための
イベントとして、さらには学校の環
境学習の一環としてというものまで
ある。
目的は様々だけれど、キャンドル
の炎を見つめる人々の表情は共通し
て、穏やかで透明感があるように思
えてならない。やがては燃え尽きる
キャンドルの炎に、限りある人の命
を重ね合わせるという心のはたらき
が、そのような表情をつくり出すの
かもしれない。


happajuku at 07:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ