2007年01月

2007年01月30日

スノーチューブ〜冬の新兵器

59ada802.JPG 先週末の「葉っぱ塾」の行事で行った「飯豊少年自然の家」に、今回新しいものが導入されていました。写真の「スノーチューブ」がそれです。これまでも大型トラックのタイヤチューブをそり代わりにおいてありましたが、この冬を前にだいぶ買い揃えてありました。
 アウトドア用品のコールマン社のものです。1個5000円前後の価格のようです。サイズが2種類あって、これは大きなほう。子ども2人がゆうゆう2人並んで座ることができます。これより小さなサイズは一人用といったところでしょうか。
 上面の両サイドに握りがついていて、ぐるっとヒモがまわしてあります。タイヤと違って真ん中に穴はあいておらず、腰掛けやすいようにへこんでいます。
 タイヤチューブも一緒に持っていってどちらも試してみましたが、スノーチューブのほうは底面に溝のはいったシートが貼り付けられているために、直進性能はよかったです。タイヤのほうはあの黒いゴムチューブそのままですので、つるっとした表面ですから横に滑ったり回転したりもします。それぞれに良さがありました。
 いずれにしても、斜面に滑り込んでゆくときのぞくぞくしたりどきどきしたりの気持ちと、風を切って滑り降りる爽快感には子どもだけでなく、大人も引き込まれてしまいます。青い空を見上げながら遊んでみませんか?

happajuku at 04:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2007年01月28日

雨ニモ負ケズ、スノーランタン

9c66226c.JPG 27日〜28日は「スノーランタン&スノーシュー」ということで呼びかけをしていました。ありがたいことに、4ファミリー、10名が参加くださいました。
 例年にない暖冬で、雪が少なくて心配しましたが、「飯豊少年自然の家」は何とか70センチほどの積雪でした。しかし、27日は雪ではなくて雨が時折降るという、この季節とは思えないほどの天候で、ちょっと気が重かったのです。
 しかし、雨が時折みぞれになったり弱くなったりする間隙を縫うように、みんなでスノーランタン作りをしました。点灯は夕食の後にとっておいて、みんなで「自然の家」で夕食。この日の宿泊は「葉っぱ塾」だけ! 何と貸切でした。あったかい食堂で体の芯まで温めたあと、いよいよ点灯。
 短時間で作った割にはなかなかいい出来ではありませんか。今回初めて「葉っぱ塾」に参加くださったOさんのみさきちゃんは、小学校1年生でしたが、なんとなんとすばらしい作品を作りあげました。高台から眺めたり、屋内の窓から眺めたりしながら、キャンドルの揺れるともし火に、心が温まりました。
 28日も前日と同じような天候の予報だったのに、起きてみると青空ものぞいていました。表面が固くなった雪の上を、子どもたちはほとんど沈むことなくスノーシューで歩いてゆきます。ところが大人たちは「重い」分沈むのですね。ネイチャーゲームで遊んだり、雪の斜面をお尻で滑り降りたり、存分に戯れました。
 昼食後は「スノーランド」で、タイヤチューブ滑りを楽しみました。長さ50メートルほどの斜面を、大きなタイヤチューブに乗って一気に滑るのです。一人乗り、2人乗り、さらには4人乗りまで! 子どもたちに負けないほどに、大人たちが絶叫しながら滑り降りました。もう大人も子どもも関係ないほどに盛り上がりました。
 冬の週末、お腹の底から笑い転げて、本当に楽しかった! また遊びにおいでください。




happajuku at 20:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2007年01月20日

縄文村スノーシュー・ハイキング(1月20日)

d5d9ad6e.JPG 今年になって最初の「葉っぱ塾」の行事となった「縄文村スノーシュー・ハイキング」の1回目は、参加者がお二人だけでした。わざわざ山形市からおいでくださったMさんとKさんの友人どうし。これまでにも何度参加してくださった、いわば常連さんでもあります。
 朝方は小雪がちらついてはいたものの、曇り空ながらときおり薄日もさす日和でした。集合場所に私が着いてみるとすでにお二人は到着しておられました。そしてさらに、地元新聞社のN記者がなんと取材に来てくださっていました!
 去年の今頃の縄文村はもう2メートル近い積雪だったのですが、今年はまだ60センチほど。埋もれているはずの草や低木も雪の上に顔を出しているものが多かったです。
 縄文村に入って間もなくのところに一本の柿の木があります。誰が実を取るわけでもないので、枝についたままなのですが、この柿の木の下に、おびただしい数の動物たちの足跡がありました。夜の間、この柿を食べながら大宴会をしていたのかもしれません。また、たくさんのウサギの足跡に重なるように新しいキツネの足跡がついているものもあり、ウサギとキツネの「ドラマ」でもあったのではないか、と想像してみました。
 ゆっくりと2時間ほど歩いて「体験交流センター」内で昼食をとっている間に、青空も見え出し、外に出る頃には真冬とは思えぬような暖かな日差しになっていました。ナラの木立の中にあるバンガローは、冬場はひっそりとしていました。こんないい遊び場所、冬場誰も来ないなんて、何ともったいないことでしょう。
 2回目は2月4日、3回目は2月18日です。どうぞご参加ください。

happajuku at 14:17|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2007年01月18日

1.17鎮魂のキャンドル

7471d246.JPG 覚えています、1995年1月17日。朝テレビをつけるとすでに大きな地震があったことを間断なく伝えていました。仕事も手につかぬままテレビを見るたびに犠牲者の数が増えていきました。6400名以上の方が亡くなられたあの日から、昨日で12年。13回忌ということになります。

 この日神戸で開催される慰霊祭で使われるキャンドルを、有志で送り続けて9回目になります。そして、現地での慰霊祭にあわせてこちらでもキャンドルをともすことを始めて、今回が3回目でした。

 阪神大震災の後も、中越、スマトラ沖、ジャワ、などでもおおきな災害がありました。身近に犠牲者がおられなかった人々にとってはしだいに薄れてゆく記憶かもしれません。私たちが住むこの地域も大きな災害の少ないところですが、こんな活動を通じて、気持ちだけでも現地の方々と重なり合うことができたらと、続けています。

 今年は雪が少なすぎて、会場づくりに苦労しましたが、多くの方々のご協力を得て、無事に終えることができました。


happajuku at 04:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2007年01月17日

携帯電話、想像力欠如を助長も(07年1月17日掲載)

IMG_2538

<親子で楽しんだネイチャーゲーム>


  私が常々思い続けていることの一つは、この10年間の子どもたちや若者たちの変化が、携帯電話の普及と軌を一にしているのではないか、想像力の欠如を助長しているのではないか、ということである。

  聞くところによると、もはや携帯電話の契約は9千万台を超えているという。

  私のように持たないで生活している人間は、国民の4分の1にも満たないということだ。

  便利なものを生活に利用する。それはそれでいい。

  しかし私が問題だと感じているのは、電車の中でも、街中でも、とにかく暇さえあれば携帯電話の画面とにらめっこしている光景である。常にその機械を介して他者とつながっていなければ居ても立ってもいられないという様子なのである。

  そしてその携帯電話が、場合によっては、簡単に人を傷つけるメッセージを送る凶器に変わることもあるのだ。面と向かっては言えないようなことでも簡単に送ることができるということは、便利さと同時に恐ろしさもあわせ持っている。

  さらに、映像や文字がどんどん送り出されてくるため、自分の頭の中で情報の断片を組み立て、視覚化する、というような高度な大脳の働きが大幅に省略されてしまうということはないだろうか。

  そうした押し寄せるほどの情報は、子どもたちが豊かな想像力を獲得してゆくことを、かえって阻害することになってはいないか。そしてそのことによって、私たちの社会は取り返しのつかない「何か」を失っているのではないかという不安が募る。

  昨年は「いじめ」の問題が全国で顕在化したが、それも「想像力の欠如」が原因の一つだと私は思う。しかし、それは子どもたちから始まったことでは決してなく、大人の姿の鏡像のようなものかもしれない。

  経済成長優先の中で、子どもたちさえも消費者として位置づけられ、次から次と新しいものを手にすることができる「豊かさ」へと彼らを導いてきたのは私たち大人であった。

  その過程で、人々の想像力は次第に蝕まれてきてはいなかったろうか。
 
  どんな子どもでも、その心の中に「想像力の芽」を持っている。それをどう育んでゆくかが、私たち大人に問われている。


happajuku at 05:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 朝日新聞山形版掲載エッセイ 

2007年01月07日

スノーボード講習会に参加してきました!

 早くも今日は「七草」ですね。5日からスノーボードの講習会に参加するために蔵王に行っていました。5日は絶好の好天に恵まれ、周辺の山々の眺望もすばらしかったのですが、低気圧の影響で昨日は蔵王でも雨、さすがに昨夜から本格的な雪になり、今日は吹雪模様でした。

 スノボは昨年の年始に生まれて初めて挑戦してみました。ボードもレンタルだったのですが、雪まみれになりながらも「なかなか面白い!」と思い、バーゲンでマイ・ボードを買っておいたのでした。ですから、自分のボードで滑るのは今回が初めてということでした。
 
 スキーはもう半世紀近くやっているので、もうこれ以上上達するなどということはなかったのですが、ボードは全くの初心者ですから、もう雪だるまのようになりながらも少しずつ上達する実感がありました。講師をつとめてくださったK坂先生のかっこよい滑りのお手本を目の当たりにしながら、わたしたち初心者は時に転び、ときに希望しない方向に滑ってしまい、苦労しながらついてゆきました。今回が昨年に続いて2回目ですので、何とかターンらしいものができるようにはなりました。スキーで言えばプルーク・ターンぐらいですね。

 蔵王のゲレンデ状況は、雪が少なくてところどころブッシュも出ていたのですが、今日の雪でもう大丈夫でしょう。駐車場に行ってみたら、車が30センチほどの積雪に埋もれかけていました。でも山を降りてきましたら、下界は雨やみぞれでした。明日にかけてだいぶ荒れるようです。週間予報はこの先1週間はずっと雪マークです。

 天候のよいときに、景色を眺めながら、思い通りのターンができるようになったらどんなに楽しいでしょう。練習しなくては!


happajuku at 15:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2007年01月01日

2007年の初日の出

ef032d16.JPG <写真:葉山中腹からの2007年の初日の出>

 みなさん、新年明けましておめでとうございます。数年前に年賀状を出すのを原則廃止してしまいましたので、ごていねいに賀状をいただいた方には大変失礼しております。
 毎年元日は、「葉山の自然を守る会」の仲間と長井葉山に登っています。今日も朝5時過ぎに家を出て、6時過ぎから登ってきました。年末の寒波が一段落し、夜明け前は星空でした。風もなく、好天の予報そのままの空模様でした。
 今年はゲストはなく、いつものメンバー3人だけ。雪が少ないので、Hさんのジープに乗せてもらって、何と登山口まで入ることができました。昨年は麓でも2メートル近い積雪だったことと比べると、嘘のような雪の量です。
 登山口からスノーシューを履きましたが、この2,3日のものと思われる踏み跡があって、おかげで途中まではずいぶん楽に登りました。7時に、麓から時報のチャイムが聞こえてきたとほぼ同時に、東の山陰から、2007年の初日が顔をあらわしました。見る間に足元の雪面も朱鷺色に染まり、木々の影が長く伸びてゆきました。これだけで、なんだか「今年は(も)いいことありそう」と思えてしまいます。
 しだいに雪の量が増し、5合目を過ぎたあたりからは踏み跡もほとんど見えないほどに新しい雪が積もっていて、ラッセルに苦労しました。交代して先頭に立ちますが、スノーシューを履いていてもひざまで潜る雪に、あえぎながらの登行となりました。
 空は雲がほとんどなく快晴。振り返ると、会津磐梯山もその山頂が見えており、真後ろには蔵王連峰が白く輝いていました。
 山頂手前で積雪を測ってみると、約180センチ。去年の半分もありませんでした。出発してから5時間、ようやく山頂に着きました。葉山神社と月山神社にしっかり初詣をし、家族や友人たちの健康、山の安全を祈願しました。お賽銭を忘れたのが心残りです。神社の裏手から北西方向を見ると、大朝日岳の真っ白なピラミッドがそびえていました。青い空に白い山。登ってきた人にだけ許されるこの雄大な光景。何度見ても感激します。
 山荘でストーブを焚きながら、各自が熱いラーメンを煮始めました。湯気がもうもうと立ち、食欲をそそる匂いが山荘に立ち込めます。私の定番は「明星チャルメラ」です。ずっとこれを山に持ってきていたのには理由がありました。袋から麺を取り出すと、丸く固まっていたので、小さな鍋で煮るとき、そのまま入れることができたのです。ところが最近のチャルメラは四角く成型してあって、鍋に入れるには2つに割って入れないといけません。そろそろチャルメラも卒業しなければならないでしょうか。
 大朝日岳を振り返りながら下りにかかってまもなく、視野の前方をウサギが横切りました。登るときからずいぶんたくさんの新しい足跡がありましたから、きっと1羽ぐらいは見られると思っていたのです。すでに真っ白い冬毛に変わっていました。雪の上を一目散に駆けてゆきました。
 下りはわずか2時間たらず。しだいに雲が増して薄曇りに変わってきていました。今年も20回ぐらいは来ることになるだろうなあ、などと思いながら、久しぶりの雪の感触を足裏でかみ締めながら、麓に着きました。

happajuku at 15:57|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ