2007年10月

2007年10月30日

風弦トリオ「空(くう)」、オハナ・カフェ ライブ

とってもステキなカフェでのコンサートです〜

★練馬/オハナ・カフェ 定員35人
練馬区豊玉北5−20−4 紳士服ヤマト2F/
西武池袋線&都営大江戸線 練馬駅徒歩2分
http://www.ohanacafe.jp/map/map01.html

お問合せ/03-3994-9890  オハナ・カフェ
お問合せ・お申込み/地球音楽工房 03-3977-6631
          オフィス・スエルトン 042-668-0375

前売¥2500(当日¥500増し)ドリンク代別

☆予定曲
●ロドリーゴ:アランフエスの協奏曲から
●久石譲:風の谷のナウシカ
●内藤正彦:風絃トリオ〈空〉のための《風濤》
●スペイン民謡:空(そら)
●カタルーニャ民謡:聖母の御子
●ベネズエラ:きみの影になりたい(ピカピカ)
●アイルランド民謡:黄色い村の門
●ピアソラ:アべ・マリア 
●藤原慎太郎:『銀河鉄道の夜』〜白鳥の停車場  
ほか、全16曲程度


玄米菜食の人にも喜ばれる、
おいしくて安心なお店です。

オハナ は、ポリネシア語(ハワイ語)で、
家族 の意味だそうです。

お店のオーナー、木田早苗さん(kikiさん)、
素敵な人です。

11月10日はね、
風絃トリオ〈空〉の誕生日。
1周年の結成記念日です。
誕生日会の雰囲気で、ライヴできたらいいね。

お客さまに喜んでいただけること、何か考えるぞ・・・。

お客様が30人になりました。
あと5人で定員です。

お申込みお急ぎ下さい。
この日のお客様には、おみやげつきです。
 
  (メンバー八木倫明によるコメント)







happajuku at 04:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月28日

山のレスキュー研修

 東北山岳ガイド協会主催の「レスキュー研修会」に参加してきました。会場は西吾妻山の中腹にある「天元台」。冬はスキー場になるところです。

 山のガイドにとっては「レスキュー」する場面には出会いたくはないのですが、もしそうした場面に遭遇すれば、率先して動かなければなりません。数えられないほどの修羅場を経験した講師、堤 信夫さんの指導の下で、十数名の参加者は真剣に研修会に参加してきました。

 今回のテーマは、「登山道から落ちてしまった人をどう引き上げるか」でした。山ではとても起こりやすいことです。しかし、それを予想して用具を持っているか、あるいは全く持っていないかによって、できることは雲泥の差になります。

 ガイドとして山に出かけるときに、私たちはさまざまな用具をザックに背負ってゆきます。しかし、それらの大半は使われることはありません。それでよいのです。しかし、いざ何か起きたときに何ができるかは、何を持っているかで決まってしまいます。また、持っているものを使えるかどうかは、私たちのふだんの研修にかかっているのです。 気持ちの中では起こってほしくはないことに備えた研修をする。ある意味矛盾するのですが、ガイドとしての信頼性を得るためには避けては通れない研修です。

 天元台の麓、白布温泉あたりが、紅葉の見ごろとなっていました!





happajuku at 19:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 山旅の報告 

2007年10月25日

放射冷却の朝

abc71ce1.JPG☆霧の朝、その霧を透かして見る
 太陽は、まるで満月のよう。





  周囲を山に囲まれたこの地域は、「盆地霧」が発生しやすいところです。とりわけ夏の終わりから秋にかけては多いです。前日好天で、気温が高く、その天気が翌日にまで続くような場合、日の出の少し前から急に霧が発生します。日の出前は一日の中でも最も気温の下がる時間帯ですが、その頃ということになります。最上川やその支流の川から、あるいは水田から霧が立ち登ると、視界は100メートルにも満たなくなります。しかし、日の出の直後に霧が薄くなり始めた場合には、この写真のような「盆のような太陽」が見えることがあるのです。

 昨日(24日)の朝方、ジョギングの途中にある道路の温度計は「1℃」を示していました! この秋一番の冷え込みですが、今朝もまた、ずいぶんと冷え込んでいます。日中は20℃ぐらいまで気温が上がりましたので、寒暖の差が大きいです。これが紅葉をいっそう進めることになります。また、リンゴの最有力品種である「ふじ」も、この冷え込みで「蜜入り」が加速するのだそうです。毎年リンゴを購入しているHさんからは「11月中旬からだね」と言われています。寒さがリンゴの品質を上げるのです。人間もこうだといいですね。

 昨日出勤途中で飯豊連峰に目をやると、山頂付近が雪で白くなっているのが確認できました。いよいよです。平地に本格的に降るのはまだ先ですが、このあたりの人々の挨拶は「雪、いっぱい降んべがね(降るでしょうかね)?」などということになります。特にカメムシの寡多が話題になります。というのも、秋のカメムシが多い冬は大雪になる、との言い伝えがあるからです。これはけっこう当たるような気がしますので、大いに興味があります。今年は「多い」という人と、「少ない」と言う人がいるようですので、なんだかまだわかりません。

 11月3日、「葉っぱ塾・昭和堰をたどる長井葉山」を予定しています。刈り取りの終わった田園風景を山上から眺めてみませんか?



happajuku at 04:15|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2007年10月23日

山々からは初冠雪の便りが

 13日に山形・秋田県境にそびえる鳥海山から初冠雪の便りがありました。それに続いて、昨日は飯豊、月山、蔵王が初冠雪とのことです。公式な初冠雪は、気象台の職員が雪で白くなっているのを確認しないと認められないので、「まだ初冠雪がないのは大朝日岳だけになりました」と昨日のニュースでは言っていましたが、朝日ナチュラリストの家の西澤さんのホームページを拝見したら、13日の大朝日は雪だったそうです。

 初冠雪をもたらす寒さはまた、紅葉をうながす寒さでもあります。長井葉山もここ数日で明らかに色が変わっています。紅葉するのが早いカエデの仲間はもう平地でも色づいています。ブナやミズナラなど、紅葉の遅いものは、標高800メートルあたりまででしょうか。

 「葉っぱ塾」は、まだまだ秋の山にこだわって登ります! 11月3日には、20日に実施できなかった「昭和堰をたどる長井葉山」を再度計画しています。いつもは通れない林道のゲートを開けてもらって、林道の末端まで車で上がります。また、23日には、「初冬の長井葉山」を予定しています。この時期になると、木々の葉がすっかり落ちて、登山道はくるぶしまで埋まる落ち葉です。雪を踏むこともあります。ぜひご予定ください。改めて要項をアップいたします。



happajuku at 04:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2007年10月20日

中腹まで紅葉前線〜長井葉山

e1fc627d.JPG☆長井葉山5合目は、緑と黄色
 が半々ぐらいでした。





  20日に予定していた「昭和堰をめぐる長井葉山」を中止にしてその日の朝を迎えると、まだ天候は荒れ模様にはなっておらず、雨も霧雨程度でしたので、紅葉の様子だけでも確認しようと、駆け足のようにして葉山に行ってきました。といっても中腹まででしたが・・・。

 白兎森林公園周辺はようやく色づきが始まったばかり。それでも風が吹くとどこからともなく木の葉が舞ってきました。「3合目半」としている“大場さんのブナ”のあたりでは、ブナもようやく色づき始めていました。ブナは条件が良ければ「黄葉」するのですが、この秋は黄葉するものと枯葉色になるものとが半々ぐらいのようです。

 5合目の“見晴らし尾根”のところでようやく紅葉が見ごろ、と思えるような状況でした。雨に濡れた赤や黄色の葉を、時折雲間から射しこむ光が照らします。下から見上げるとステンドグラスのように見えるところもあります。サアッと雨が降ってきたのを潮時に、駆け足で下山にかかりました。

 下りてきて葉山を振り返ると、山頂はやはり厚い雲の中でした。今寒冷前線が通過中で、暖かな空気が吹き込んでいますが、午後からは寒気と入れ替わるとの予報です。秋の空はめまぐるしく変化しています。



happajuku at 10:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2007年10月19日

深まり行く秋

  17日朝の気温は、3℃。この秋一番の冷え込みでした。空が晴れていたので、放射冷却もあったようです。それなのに、日中は気温が20℃ぐらいまで上がりました。一日の中での気温の変化が大きくなっています。そして、この週末には山では雪が降るような空模様になるとの予報が出ました。急速に秋が深まってゆく感じです。

 20日に予定していた「葉っぱ塾。昭和堰をたどる長井葉山」は、昨夜の段階で中止を決めました。悪天候の象徴のような「二つ玉低気圧」が接近しています。そしてその背後には、この冬一番の寒気が入り込もうとしています。この辺の高い山でも雪になるだろうとの予報でした。こんなときに無理して出かけなくても、山は動かずにそこにあります。別の日に出かけようと思います。

 月のことに詳しい弟が、自分のブログに、10月26日が満月だということを書いていました。覚えています。16年前のこの日、やはり満月だったなあということ。実はこの日に母が亡くなったのです。ちょうどお昼ごろでした。長い間のガンとの闘病でしたが、そのときは、悲しみよりも「これで楽になれたんだね」と思いました。あの頃から、ちょっとだけ月の影響ということをまじめに考えるようになりました。今年は母の17回忌です。

 先日聞いた話ですが、月が正面に来たとき、たとえば北アメリカ大陸は、15センチほども持ち上げられるのだそうです。月の引力の強さがどんなものかを、端的に示していますね。そんな大きな力が働いているのですから、人間だって何か影響を受けるかもしれない、と考えるのは自然ですね。

 朝のジョギング、手袋が必要になりました。まだ真っ暗な中を走り始めるのですが、次第次第に夜があけてゆき、時々、神々しい光景にめぐり合うことがあります。朝はほとんど人も出歩いていませんから、そんな風景を独占できます。





happajuku at 04:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2007年10月13日

錦秋の祝瓶山〜Tさんご夫妻スペシャル

1d3521af.JPG☆祝瓶山南西斜面は
 見事な紅葉でした。





  ここ数日、朝の気温が10℃以下に下がるようになり、遅れ気味だった山々の紅葉も一気に色合いを変え始めていました。北海道には強い寒気が張り出し、旭川では初雪とのニュースを聞きながら、Tさんご夫妻をご案内して、祝瓶山に行ってきました。先月29日の「葉っぱ塾・秋の祝瓶山」のときは、葉の先がわずかに色づいた程度だったのですが、このところの冷え込みで、紅葉は山頂付近がまさに見ごろになっていました!

 今日は、歩き始めてしばらくしての桑住平では雨がパラパラと降り、山頂も雲の中に隠れていたのですが、東の急峻な尾根を登るにつれて、青空も見え始めました。3時間半あまりかかって頂上に着くと、20人ほどの先客が、昼食をとっていました。祝瓶山にしてはにぎやかなことです。登るときは汗ばんでいたのですが、山頂の風にあたるとさすがに肌寒く、フリースを着ないではいられません。始め雲に見え隠れしていた大朝日岳もしだいにはっきりと姿を見せるようになり、朝日連峰の稜線も標高1300メートル以上の高さは、紅葉の盛りといった風情でした。

 数ヶ月の間緑一色だった山々が、わずかな時間の間に色とりどりに変わってゆく不思議さ。その色合いを「美」として楽しむ私たち。四季のあることの豊かさ。この土地に住むということの、言葉では言い表せない幸せを感ずる一日でした。

 Tさんご夫妻は共に首都圏がご出身。こんな田舎においでになって、「葉っぱ塾」に出会ってくださって、いろいろな行事に参加してくださっています。「山にゆくのは葉っぱ塾でだけ」などと、私を喜ばせてくれる若いご夫婦です。奥様にとっては、「因縁の祝瓶山」でした。3回目の機会で初めて山頂に立たれました。今日の好天はきっと、山の神から奥様へのプレゼントだったかもしれません。

 祝瓶山荘に戻ると、明日N山岳会主催の登山に参加する人たちでにぎわっていました。中には初めてこの山に登る人もいるかもしれません。また、前においでになったときには天候が悪かったという人もいるかもしれません。どうか好天に恵まれますように、と願いながら、帰り道につきました。




happajuku at 20:50|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

2007年10月08日

音楽は祈り〜木曽真奈美ピアノリサイタルを終えて

  母校、山形県立長井高校にある1923年製のスタインゥエイのピアノを使っての「木曽真奈美ピアノリサイタル」が3日、無事に終了しました。廃棄寸前から復活したこのピアノを弾いてくださった木曽真奈美さん。すばらしいピアニストでした!

 今回のメインとなった曲はムソルグスキーの『展覧会の絵』。あまりに有名なこの曲ですが、木曽さんはご自身が「地の果て」のようなところにあるムソルグスキーの生地まで訪ねるという熱心さで、この曲をご自身のものにしておられます。珍しいことですが、ピアニスト自身が曲を説明しながらのコンサートでした。この曲の背景にあるストーリーを聞いてから鑑賞したことで、曲についてのイメージが深まるとともに、ある意味「目からウロコ」でした。

 木曽さんはこの曲を、ムソルグスキーが、先立った親友の画家・ガルトマンに贈った鎮魂の曲ではないかとおしゃっていました。この曲の中に賛美歌が引用されていますが、その部分は「友よ、僕ももうすぐそっちへ行くよ」という、死を覚悟した祈りのようにも聞こえました。木曽さんはこの部分を、まるで天を仰いで祈るように演奏されました。木曽さんの解説がなかったら、そのようなインスピレーションは湧かなかったかもしれません。

 今回のコンサートは、同窓会が主催し、現役の高校生たち向けと、地域の人たち向けの2つのコンサートを1日に行うハードなものでしたが、それを見事に演奏しきって、聴く人に大きな感動を呼びました。飾らないお人柄も、関係者を魅了したことはいうまでもありません。私は今回のコンサートの副実行委員長としてかかわってきたのですが、いろいろな大変さも一気に吹き飛ぶような一日でした。

 このコンサートに木曽さんを推薦してくれたのは、実は私の弟です。かつて彼が日本フィルの事務局にいたとき、木曽さんと日本フィルをつないだことがご縁でした。人と人とのつながり、「めぐり愛」が、こうして感動を生むことにつながっているのですね。

 みなさんのお近くで木曽さんのコンサートが開かれましたら、一度お出かけください。



happajuku at 15:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 長井高校スタィンウエイ・ピアノ | ピアニスト木曽真奈美さん

2007年10月07日

栗駒山、紅葉真っ盛り!

6ba8711d.JPG☆山頂直下から仰ぎ見る
 栗駒山山頂




 
 宮城、岩手、秋田3県の県境にまたがる栗駒山(1627メートル)にガイドとして行ってきました。仙台出発が7時半ということで、家を朝4時半に出ての参加でした。先週の祝瓶山での山の様子で、「この秋は紅葉が遅れている」と報告しましたが、栗駒山はご覧のように今が紅葉真っ盛りでした。3連休、そして好天とあって、多くの人たちが「紅葉狩り」に来ていました。

 栗駒山は、東北の山の中では紅葉がいち早く進む山ということで知られています。標高がさほど高いとは言えないこの山が青森、岩手、秋田などの高山よりも早い時期に紅葉するのには、理由があります。

 栗駒山は、比較的新しい時期に大きな噴火活動を起こした火山です。登山道近くには今なお有毒な火山ガスを噴出している噴気孔もあります。かつて大きな噴火があって、大量の溶岩や火山噴出物が山一帯をおおったことによって、おそらく山頂近くまで形成されていたであろうブナを中心とした森林がほとんど壊滅してしまったのです。登山の出発点になった「イワカガミ平」が、標高1100メートルとさほど高くはないのに、そこにもうブナの巨木が全くないことに、それが現れています。その後、荒廃した山肌に植物が進入し、少しずつ育ってきて現在に至っているわけですが、ツツジやカエデ、ナナカマドの仲間など、比較的早く色づく植物が圧倒的に多くを占めているのです。そのことが、「早い紅葉の山」である理由と考えられます。

 森は人間の一生をはるかに超えた時間スケールの中で少しずつ変化しています(遷移といいます)。栗駒山が今の気候のままであったとしても、いつかは、ブナやミズナラの巨木が標高1400メートル付近までおおうようになるでしょう。それまで何百年もかかるでしょうけれど・・・。そうなれば、もう少し紅葉の時期が遅くなるのかもしれません。でも、果たしてそれを確かめる「人」がそのころいるかどうか・・・。

 自分で車で出かけると、どうしても出発点に戻ってこなければならない、という制約がありますが、バスツアーの場合、今回のように出発点は「イワカガミ平」、終点は「須川温泉郷」というようにできるのはとても魅力的です。一日中、ずっと太陽に輝く紅葉を眺めながら歩くことができました。

 予報ではまもなく、大陸から強い寒気を伴った高気圧が近づき、本格的な西高東低の冬型の気圧配置が出現するとのこと。吹いてくる風の中に、かすかな冬の気配が感じられたのは、そのせいだったかもしれません。東北の秋は足早に冬へと向ってゆきます。



happajuku at 05:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート