2009年03月

2009年03月31日

春の雪雲が去って

DSCF3347

  5日間ほど続いた雪模様の天候でしたが、ようやくその雪雲も去ってゆきました。このあたりの積雪はせいぜい4、5センチで、午前中には消えてしまうぐらいではありましたが、早めにタイヤ交換した人は泣かされたことだと思います。昨日(30日)の朝は放射冷却で、ジョギングで見た国道の温度計は「−4℃」でした。ふと路傍に視線を移すと、霜がおりていました。小さな雑草の緑の葉っぱに細かい針のような霜柱が立っているのです。でも、こんな時期に葉を出すのですから、それなりの「覚悟」はできていたはずですね。

DSCF3351

  少し離れたところに、ツクシの群生を見つけました。フキノトウも出ています。こちらは全身に朝日を浴びて、霜も解けかかっていました。ツクシを見たのはこの春初めてでした。まだ背丈も短くて、小学校1年生のような感じです。空もすっきりと青く晴れて、いい一日になりそうだなあなどと考えながら家に戻りました。

  そこにTさんから電話が入りました。筆不精、電話不精のTさんが電話をかけてくるのですから、「何事か!?」と身構えました。彼は高校の山岳部の顧問をしているのですが、数年前に電話があったときは、葉山の麓の農道に車で入ろうとして雪で立ち往生したので、ロープを持って助けに来てほしい、という電話でした。そしてこの日の電話は、葉山の山荘に昨夜泊まり、今しがた下山してきたのですが、山荘の前にピッケルを2本忘れてきてしまいました。近々葉山にいくのでしたら、持ち帰ってもらえませんか」というものでした。

  ジョギングをしたら、その日は山には行かないのが普通ですが、この日はあまりに天候が良かったので、「いつでもいいです」というTさんの言葉ではありましたが、「今日行っても、いつでもということになるよね」とばかりにそそくさと山支度をして葉山に向ったのです。荷物は最小限のものだけを持ちました。葉山を登り始めてみると、彼らがその前日登り、そして下山したトレースがしっかりついていて、スイスイと登れるではありませんか。2時間ほどで山頂についてしまいました。ピッケルは山荘の前の雪に2本とも刺してありました。無事に回収。この数日間の寒気で、山頂一帯は30センチほどの新雪が積もっていました。

DSCF3357

  21日に登ったときほどではないにしても、この日も大朝日岳はくっきりと見えました。なにより、この日の青空が澄んでいました。そしてその青空にまるで大きく背伸びするかのようにブナが枝先を伸ばしていました。芽も少しずつ膨らんできています。麓では花芽をつけたブナもありました。今年はブナの実が稔る秋になるのかもしれません。

  Tさんのおかげで予定外の長井葉山を、一人で独占できました。ありがとうございました。


happajuku at 04:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月30日

長井葉山ムーンライト登山

1f486cbc.JPG☆葉山が朝日に染まる頃に山頂にいる
 というのもなかなかいいものです。
 (クリックで画像拡大))




 ■■■ 葉っぱ塾 長井葉山ムーンライト登山2009 ■■■

 4月の満月の前後は、雪や寒さなどの条件がほどよく揃い、月明かりの中を登るには最適の時期です。今年の4月の満月は4月9日ですが、一日ずらして週末にかけて登ります。好天の雪の夜はライトも要らないほどの明るさです。山頂でご来光の時を待ちましょう。大朝日岳や祝瓶山などが朱鷺色に染まるのを一緒に眺めにいきませんか? ふだんは寝ている時間帯に行動します。事前の体調の管理には万全を期してご参加ください。

【期  日】  4月10日(金)〜11日(土)
※天候の判断を前日に行い、眺望が期待できない場合は中止します。
    
【参加費用】  ¥3500(保険料・写真代等含む)  
※スノーシューのレンタルは¥500増し

【募集人数】  8名以内(4月5日までに必ずお申し込みください。)
※保険の関係で、生年月日と、加入している傷害保険のある方は、「死亡時補償額」をお知らせください。

【集  合】  10日(金)23時30分 フラワー長井線「蚕桑駅前」
※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。

【日  程】  23:30   蚕桑駅前集合
         0:00   森林公園出発 
         4:30ごろ 葉山山頂着・朝食
         7:30   下山開始
         10:00ごろ 森林公園解散

【持ち物】 帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、朝食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように。お貸しすることも可能です。)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、かんじきまたはスノーシュー、サングラス、水(1ℓ程度)、アイゼン(軽アイゼン可)、
※下着は化繊やウールのものを。木綿のものの場合は必ず着替えを持参してください。

【連絡先】  葉っぱ塾・八木文明 
        (社)日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員

993-0053長井市中道2-16-40  Tel/Fax 0238-84-1537
   E-mail: happa-fy@dewa.or.jp 
   http://blog.livedoor.jp/happajuku/ (ブナの森から吹く風)

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。

 *******************************

<「葉っぱ塾」のその他の予定> ※要項請求ください。

■「春の長井葉山」 4月19日(日)

■「桜名木めぐりウォーキング」 4月21日(火)

■「山荘で泊まる長井葉山」 5月2日(土)〜3日(日)

■「季節の山菜を味わう」 5月10日(日)



happajuku at 05:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2009年03月29日

御岩山〜高鈴山〜助川山縦走ガイド山行

  28日は、仙台C社のツアーのガイドで、19日に下見をした日立市の高鈴山などの縦走山行でした。現地の好天は予報で約束されていたものの、早朝まだ暗いうちにこちらを出るときは、さらっと雪が積もっており、途中の米沢市内や栗子峠は圧雪凍結の雪道でした。途中の高速のPAに車を置いて一行のバスを待っていますと、この日から地方の高速料金が値下げになった影響か、売店などの人の混雑が結構ありました。ETCなるものをつけていない私のような人はお呼びではない今回の値下げに、果たしてどんな意味があるのか、疑問に思う偏屈な私です。

DSCF3337

  御岩神社から入った山道は、19日と比べると花の咲き具合がかなり進んでいました。神社の境内からもうショウジョウバカマの歓迎を受けました。イワウチワが見られるという岩場のあるルートを通過しましたが、ここではわずかに2、3輪咲いていただけでした。長井葉山で見慣れたイワウチワに比べると、葉も花も小ぶりでした。

  この日の最高点の高鈴山で少し遅めの昼食。展望のよい山頂で、わいわいと食べる昼食は、山での楽しみの一つです。添乗員のKさんは、花にも山にも詳しく、展望台から見える山を説明してくれました。かなりの勉強家です。

DSCF3341

  樹木のほうは、落葉樹の芽吹きにはまだ少し早いのですが、目だったのはこのキブシです。黄色みを帯びた房状の花があちこちで見られました。また、雌花が小さいバナナのように見えるダンコウバイ(檀香梅)も多く見られました。キブシは山形の森でも時折目にしますが、ダンコウバイはほとんど見たことがありませんでした。それもそのはず、ダンコウバイは暖かい山地に生えると図鑑にありました。

DSCF3340

  ルートの半ばを過ぎたあたりにある「百体観音」も、見ごたえのある場所です。薄い石の板に観音様が浮き彫りされているのです。壊れているものを含めても百体はないのですが、一つひとつ皆違っています。説明板によれば江戸時代後期のものいのようです。薄い石の板といえども、これを背中に背負って登ってくるのは大変な労力だったのではないでしょうか。

DSCF3343

  最後のピーク助川山は、標高320mほどの山ですが、眼下に日立市街地、そしてその向こうに広がる太平洋を一望できるすばらしピークでした。山人間の私には、山に登って海が見える、などというのは最高のご馳走です。下見をしたときには霞んで見えなかった犬吠埼が遠くに見えました。

  5時間半ほどかけて歩き終えた縦走の後のもう一つのご馳走は温泉です。この日は太平洋に面した温泉宿泊施設「鵜来来(うらら)」というところ。私は初めて知ったのですが、長良川の鵜飼で使われているウミウ(海鵜)は、この日立の海岸で捕獲されるものなのだそうです。そこから名前をとった施設ということです。週末とあってにぎわっていました。大浴場の窓から太平洋が見えるのです。お風呂からあがって、大好きなソフトクリームを食べてバスに乗りました。夜9時過ぎに帰ったわが故郷は、積もるほどの雪降りでした。

  仙台C社のツアーのみなさま、楽しい時間を共に過ごさせていただいて、ありがとうございました。何度もお会いする方も次第に増えてきました。また別の山でお会いできたら嬉しいですし、この6月にはC社のツアーで「直江兼続の朝日軍道をたどる長井葉山」が予定されています。私の故郷の山をご案内できるのはこの上もない喜びです。多くの皆さんにご参加いただけるようお待ちしております。


happajuku at 06:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2009年03月28日

北帰行を前に

DSCF3335

  昨日、用事があって川西町内を通っていましたら、田んぼの中にたくさんの白いものがあり、よく見るとハクチョウたちでした。今年は雪が早く消えたので、北へ帰る前に毎朝田んぼに「出勤」して、秋の落穂や小さな動物たちでも食べているのかもしれません。

  しばらく車を止めて見ていますと、時折首をもたげて、翼をばたつかせ、何だかうずうずしているように見えるハクチョウもいました。移動性高気圧がやってきて、南風が吹いた朝などに、グループで北を目指して帰ってゆきます。もう間もなくその日が来るようです。彼らにとっても、この季節は旅立つ季節なのですね。

DSCF3331

  雪が降ってこれで3日です。日中はさほどではありませんでしたが、昨日の朝の最上川はご覧のようにうっすらと雪化粧。そして今朝起きてみますと、5センチほどの積雪になっていました。

  31日に予定している新潟の角田山も雪が降りました、当日案内してくださるTさんから連絡がありました。一緒に送ってくださった写真では、雪の中にカタクリが咲いていました。春早く咲く花々は、こうした事態に備えるしくみは何か持っているのでしょうか。

  もう数日、気温の低い、雪模様の日が続きそうです。今日28日は、大阪で、友人たちが主催する葉祥明さんと詩人の吉武祥子さんのコラボイベントです。たくさんの方が集い、新しいめぐり愛がありますようにと、遠くから願っております。
奇跡をさがして(2009.3.28)チラシ(康史デザイン)




happajuku at 04:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月27日

グリーンツーリズムの可能性

4b97bb6b.JPG☆ブナの新緑の季節が待ち遠しい
 このごろです。
 (クリックで画像拡大)




  先日、「長井市グリーンツーリズム協議会」の交流会が開催されました。昨年からこの「葉っぱ塾」も仲間に入れていただいていましたが、これまでの会合は別の行事と重なって参加できませんでしたので、初めて参加してきました。

  このグリーンツーリズムとはそもそも何か。辞書で調べるとたとえば「農村や漁村での長期滞在型休暇。都市住民が農家などにホームステイして農作業を体験したり、その地域の歴史や自然に親しむ余暇活動」などと表現されています。長井市のように目だった観光地を持たず、人口も減少傾向にある地域にはうってつけのものではないかと思えます。

  現在需要が多いのは「教育旅行」というものだそうです。これは小学校や中学校が、これまでの修学旅行とは一線を画して、体験活動を主眼として児童・生徒を短期間田舎に滞在させるというものです。問題となるのはそうした子どもたちの受け入れのことです。

  ホームステイの場合、一軒の家に泊まることができるのはせいぜい5,6名。一つの学校の一つの学年が一斉にやってくるとなれば、数十軒から百軒の家庭で受け入れることが必要となります。 また、仮に受け入れられたとしても、そこでどんな活動を体験させるか、ということが次の問題です。

  こうした活動を受け入れてゆくことのメリットとしては、地域にある程度のお金が落とされることや、その体験を通じてその後地域の農産物などの販路が広がる可能性があるというようなことがあげられると思います。

  「葉っぱ塾」の活動は小さな小さなグリーンツーリズムと言えなくはないのですが、規模が違えばそこには質的な違いも当然あります。ですから目指しているものが完全に一致するわけではないのですが、この地域に住む者として、こうした動きに協力してゆくことができないだろうかと考えています。

  私は常々、今の教育の世界には「第三の大人」の存在が必要であると感じていました。多くの子どもたちが、親や教師としか接しないという現状の中では、多様性への寛容ということがなかなか育まれることがないように思うのです。頭でっかちの人間が教師になり、官僚になり、会社の役員になり、医師になり、政治家になってゆくというようなことでは、「痛み」を分かち合えない世の中になってゆくような気がするのです。

  教育が「種を蒔く」ようなことであるとすれば、グリーンツーリズムもまた、一つの教育として大切なものかもしれないと思うのです。




happajuku at 04:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | グリーンツーリズム

2009年03月26日

「なごり雪」は旅たちの歌

DSCF3323


DSCF3324


  25日、朝から雲って気温が低かったのですが、昼前にちらほら降り始めた雪が、午後にはうっすらと積もるほどになりました。我が家の庭もご覧のとおり雪化粧です。まさに「なごり雪」です。

  先週末の朝日新聞「be」に、この『なごり雪』という曲のことが詳しく掲載されていました。学生時代に、イルカさんの歌で大ヒットした名曲ですね。私にとっても若かりしころのほろ苦い思い出とともに心の中に、この曲があります。この曲の作詞作曲はかぐや姫というグループの伊勢正三さんですが、彼は大分県の出身で、「東京」という歌詞はあるのですが、ご自分の故郷の「津久見駅」をイメージして作った曲だということが記事で紹介されていました。そしてそれは若者たちの旅立ちのうただったのだ、ということも。

  ちょうど1年前に大学を卒業した娘は、1年間の本社勤務を終え、鶴岡支社に転勤となりました。彼女にとっては初めての庄内地方での勤務になります。また、昨年私が退職したときに、心のこもった手紙をくれた教え子のHさんは、先ごろ見事に第一志望だった大学に合格し、新たな生活を始めるところです。

  いろいろな旅立ちがあるこの季節。その先に、すばらしい未来があるようにと願っています。私も、昨年まで勤務していた高校で、週2回、非常勤講師を務めることになりました。若者たちと夢を共有できたらいいなあと思っております。






happajuku at 05:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月25日

春の長井葉山、計画に変更あり!

3b9c4bc1.JPG☆麓から雪解けが進む長井葉山
 (クリックで画像拡大)





!!当初の計画に少し変更があります。ご確認ください。


 ■■■ 葉っぱ塾 春の長井葉山を楽しむ2009改訂版 ■■■

 標高の割に雪の多い長井葉山ですが、3月になると雪が締まって歩きやすくなります。また立木が雪の下になっていて、その眺望ときたら思わず「サイコーッ!」と叫びたくなるほどです。百名山のうち、6つの山々を眺めることができます。好天の日を狙って登ってみませんか? 前半の回は雪の山に親しみ春の気配を感じながら、そして後半の回は春の花々も楽しめます。

【期   日】
        。碍遑横稿(日)
        ■慣遑隠亜紛癲法腺隠影(土)ムーンライト登山
        4月19日(日)
        ぃ儀遑夏(土)〜3日(日)※葉山山荘1泊

※天候の判断を前日に行い、眺望が期待できない場合は延期または中止します。
※△蓮■隠案深夜出発。月明かりの中を登ります。山頂で日の出を見る予定ですが、月夜が期待できない場合は中止します。
※い蓮▲好蝓璽掘璽坤麝僂凌佳泙必要です。(レンタル可能です。)
※3人以上まとまれば、お好きな日にご案内することも可能です。(水・金以外)
   
【参加費用】  ¥3500(保険料・写真代等含む)  但しい蓮6000
※スノーシューのレンタルは¥500増し

【募集人数】  各回8名以内(各回、3日前までに必ずお申し込みください。)
※保険の関係で、生年月日をお知らせください。

【集  合】  フラワー長井線「蚕桑(こぐわ)駅前」
※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。

【日  程】 7:00蚕桑駅前集合(△錬飴 い錬隠瓜が集合となります。)
       7:30    森林公園出発     ※◆↓い亙牝程
      12:00ごろ  葉山山頂着・昼食
      13:00    下山開始
      16:00ごろ  森林公園解散(◆↓い錬隠飴ごろ解散)

【持ち物】   帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように。お貸しすることも可能です。)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、かんじきまたはスノーシュー、サングラス、水(1ℓ程度) 
※△魯▲ぅ璽鵝雰撻▲ぅ璽鷁帖法◆´い魯轡絅薀嬋要
※下着は化繊やウールのものを。木綿のものの場合は必ず着替えを持参してください。

【連絡先】葉っぱ塾・八木文明 
   (社)日本山岳ガイド協会認定ガイド
   日本自然保護協会自然観察指導員

993-0053長井市中道2-16-40  Tel/Fax 0238-84-1537
    E-mail: happa-fy@dewa.or.jp 
    http://blog.livedoor.jp/happajuku/ (ブナの森から吹く風)

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。

*********************************

<他の行事の予告>

■「桜名木めぐりウォーキング」 4月21日(火)
   白鷹町、長井市にある桜の古木を巡りながら、春の葉山山麓を歩きます。歩行13キロぐらい。

■「季節の山菜を味わう」 5月10日(日)
   山菜に詳しい地元の方と歩きながら、山の神様から山菜を分けていただき、みんなで調理をし、じっくり味わいます。種類を覚えたり、料理の仕方を学んだりできます。




happajuku at 05:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2009年03月24日

角田山下見行

  新潟市の南西、日本海岸ぞいにある角田山(「花の百名山」の一つ)に今月の31日に「葉っぱ塾」で行く予定をしており、23日はその下見ということで行ってきました。新潟市内にお住まいのTさんに案内役をお願いしました。

  Tさんとは昨年9月に「葉っぱ塾」で大朝日岳に登ったとき、大朝日小屋でお会いし、その後交流が続いている方です。山での出会いは、ときとして思いもかけない方向に発展することがあります。昨年4月、初めてガイドとして角田山を訪ね、「いつか葉っぱ塾で来たいなあ」と願っていたところに、山で新潟の方にお会いできる。神様のいきなはからいのようにも思えます。また、下見に出かける前に、「こんなコースがありますよ」と知らせてくださった福島のSさんも、初めてお会いしたのは鳥海山でした。

DSCF3316

  低気圧の影響で朝から強い風が吹き荒れていました。海岸の駐車場では砂がビシビシ飛んでいました。しかし、登り始めるともうカタクリの花がたくさん咲き始めていました。この山の今の季節、ミスミソウが有名ですが、多いのはやはりカタクリです。気温が低いために開いているものはまだそれほど多くはありませんでしたが、時に強く吹いてくる風に揺れながらも、うつむき加減にしっかりと咲くその姿は、やはり可憐な少女のイメージです。

  山形県出身の歌人、鳥海昭子さんは「雪解けの山の斜面を埋めて咲く カタクリの花そよぎ止まざり」と詠んでいます。まさにそんな光景があちこちに広がっていました。

DSCF3314

  角田山の山頂から少し下ったところに「観音堂」があり、そこは展望が開ける場所です。新潟市内が一望できました。残念だったのは雲が多く、すっきり晴れていれば見ることができるはずの飯豊や朝日の山々が見えなかったことです。

DSCF3318

  斜面を登りながら振り返ると、日本海にはまだ白波が立っていました。写真でははっきり写りませんでしたが、佐渡の島影をうっすらと見ることもできました。

  今回は、31日に予定している企画の下見ということで、Tさんには案内図にも載っていないようなコースを教えていただき、いくつかのルートを登り、また下ってみました。多くの人に歩かれた道もあれば、ほとんど人が歩かないような道もありました。

  山の花々を見ていつも思うのは、もしかしたら誰にも見られないかもしれないのにただ淡々と美しく咲いている、そのことの不思議さです。「美しく」などというのはこちらの勝手な思い込みでしょう。しかし、「美しい」と感ずるのは、彼らが自分を「美しい」とは意識していないからかもしれない、と思うのです。

  そして花を「美しい」と愛でる人間はといえば、その美しさを自分だけで独占しようとする人が少なからずいるという悲しい存在でもあります。Tさんの話では、盗掘が後を絶たないそうです。ミスミソウは、同じミスミソウでも白〜淡い桃色〜濃い桃色〜薄紫〜紫と色彩の多様さが特徴ですが、色つきのものが近年減っているのは、盗掘にあっているからだとのこと。残念なことです。

  この日、そうした色つきのミスミソウにもたくさん出会いましたが、あえてここに写真は載せません。どうか山でそっと見て、写真に撮ったり、心に刻み付けるだけにしてほしいと願わずにはいられません。

  メモしてきた花々を五十音順に列挙しておきます。アヅマイチゲ、エンレイソウ、オウレン、カタクリ、キクザキイチリンソウ、コシノカンアオイ、コシノコバイモ、ショウジョウバカマ、テングスミレ、ナニワズ、ニリンソウ、ネコノメソウ、ヒメカンスゲ、マキノスミレ、ミスミソウ、ミズバショウ、ヤブコウジ。山の花、まだまだわかりません。

  31日の角田山、あと2人参加が可能です。山形から出かけてもいいなあという方、ご連絡ください。こちらから乗り合わせてゆきます。


happajuku at 06:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 | 山旅の報告

2009年03月23日

祝瓶山〜東北のマッターホルン

DSCF3126

<長井葉山から見た2月28日の祝瓶山>


DSCF3287

<長井葉山から見た3月21日の祝瓶山>

  冬場は眺望がきく長井葉山は、雪解けが進み、潅木が立ち上がってくると見通しが悪くなります。しかし「奥の院」という小ピークは、四季を通じて見晴らしがよい場所です。冬でもほとんど雪が積もらないほどに風当たりが強いために木が大きく育つことができず、そこからは祝瓶山を西側の正面に見ることができます。

  標高は1417mと、朝日連峰の中ではさほど高くはないのですが、周囲に高いピークがないために、独立峰の風格を備え、「東北のマッターホルン」と言われることもあります。

  登るルートは主に2つです。一つは、二等辺三角形をしたこの山の真正面の尾根を直登する「東壁ルート」、もう一つはちょうどこの裏側の小国町針生平(はんなりだいら)から登る「鈴振尾根ルート」です。

  長井側から登るには、祝瓶山荘まで車で入ることになるのですが、この林道の最後の数キロが細く荒れた道であるために、バスなどは入ることができません。したがって、バスツアーではこちら側のルートは使われないことになります。

  それぞれのルートに特徴がありますが、長井側から登るほうが、山頂を常に視野に入れながら登ることができるという点で、楽に登れるような気がします。小国側からですと、山頂はよくよく近づかないと見えてきません。おまけに途中に「だましピーク」もあって、知らずに登るとがっかりさせられることがあります。

  また、長井側から登ると、下山に「アカハナ尾根」をまわっての周回コースで歩けるというメリットもあります。このルートを下りてくると、木肌が白くて美しい「アカハナのブナ林」の中を通ってくることになり、気持のよい場所でもあります。

  いずれのコースを登るにしても、除雪しない林道が通れるようになるのはたいてい6月に入ってからとなります。「葉っぱ塾」では6月の中旬以降、ヒメサユリが稜線に咲く頃をねらって「ヒメサユリの祝瓶山へ」を、また9月下旬から10月上旬、紅葉の始まるころに「紅葉の祝瓶山へ」を毎年計画しています。長井側の林道が通行止めになっていない限り、こちらのルートで登ります。ぜひ皆さんの計画に入れてください。

  出発が朝早くなりますので、遠方からのご参加の場合は、長井市内に前泊していただくほうが便利です。そのことも含めてご相談ください。また、3人以上のグループの場合は、ご都合に合わせてご案内することも可能ですので、どうぞご連絡ください。

happajuku at 04:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2009年03月22日

天気最高!〜今年最初の「春の長井葉山」

  毎年3月の中旬から数回にわたって開催している「葉っぱ塾・春の長井葉山へ」の今年第1回目は、当初の20日が天候が悪かったことで、1日順延しての実施となりました。そのために当初予定していた方の都合がそろわずに、私を含めて6名での実施でした。おいでになれなかった方には何だか申し訳ないような好天に恵まれました。

  葉山の山麓を通っている農道は除雪されていないために、まだ通行できる状態ではありません。20センチから30センチの積雪があります。しかし、勧進代集落から登ると、葉山森林公園の南約500メートルほどの「炭焼き小屋」のところまで車で入ることができました。今のところ、ここが最もアクセスがよいと言えます。

  朝の気温が−3度ほどだったこともあって、持参したスノーシューやかんじきも、ザックにくくりつけたままで登ることができました。白兎登山道はまだ下から雪道ではありますが、マンサクの花が咲き、イワナシやショウジョウバカマなどの花芽がつき始めていました。

  標高1100m付近の稜線で積雪を計ると、およそ4mありました。2月28日に登ったときは、雪を掘ってから長さ3.2mのゾンデ棒を差し込んでも地面に届かなかったのですが、この日は、80センチほど雪を掘って、ようやく棒の先端が地面に達しました。「暖冬」と言われながら、山の雪は、特に標高1000m以上のところでは決して少なくはありません。

DSCF3297

  4時間10分ほどで着いた山頂では、展望はもう「ほしいまま」という状況でした。数日続いていた黄砂が前日の雨で洗い流されたようで、空気がかなり澄んでいました。大朝日岳はすぐそこにあるように見えました。

DSCF3294

  また、朝日連峰の後方にある月山も、この日はきれいにその真っ白な姿を見せてくれました。今月山では春スキーのシーズンに向けての除雪作業が進んでいるとのことです。

DSCF3295

  山頂では、じっとしていればまだ寒さを感じるような風が吹いていました。しかし、日差しはどこかしら春を感じさせるものでした。「とっておきのピーク」で大展望を楽しんで、大きな雪の斜面を下って山荘へと向いました。

DSCF3299

  下りも白兎登山道を下るつもりでしたが、天候が良いので勧進代の尾根を下ることにしました。その前に、下界が見渡せるスポットで蔵王連峰や最上川を背景に記念撮影。ここは思わず走り出したら空に飛び上がれそうな感じがする場所です。

DSCF3301

  山頂から勧進代尾根に入るまでの稜線は、広々として眺望もよく、途中には「こんな斜面は尻滑りしかないよね」というところが何箇所かあります。みなさん、少年少女に戻って、楽しみました。ただこの稜線は、天候が悪いときはどこを歩いているのかもわからなくなる可能性がありますので、地図とコンパスが使えない方には不向きです。

  今回は、初めて長井葉山という方もおられました。すばらしい日にご案内できて、本当に嬉しいことでした。山は動かずにいつもそこにあります。無理せず、できるだけいい天候の日に登るようにしたいものですね。「春の長井葉山」、3月中は25日と29日を予定していますが、25日は雪の予報も出ていますので、実施できるか微妙な状況です。



happajuku at 04:27|PermalinkComments(12)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2009年03月21日

葉っぱ塾田んぼオーナー募集!

DSCF1107

<昨年の田植えの記念写真。背景は長井葉山です。>

 ■■■ 葉っぱ塾 田んぼオーナー2009 ■■■
      〜みんなで育てるコシヒカリ〜

  「葉っぱ塾田んぼオーナー」は地元の方のご協力をいただいて、2年目に入ります。自分たちが食べるものを作り育てるという体験をさらに深めたいと考えております。昨年は1オーナーあたり玄米で53キロの収穫があり、近隣の農家の方々からもお褒めをいただきました。今年はどんな実りがあるでしょうか。食べ物についてこだわりのある方、そして子どもたちに「食」の大切さを伝えたいという方などのご参加をお待ちしています。

【概   要】  長井葉山を見上げる水田に、朝日連峰の主峰・大朝日岳から流れてくる水を利用して、参加者1人あたり1アール(10m四方)のコシヒカリを栽培します。田植えや稲刈りなどの農作業を体験し、米づくりの過程やそれに伴うさまざまなご苦労を知ることを通じて、自分たちの「食」について考えていこうという体験型のプログラムです。除草剤は1回のみ散布、防虫農薬は不使用、化学肥料不使用(ただし有機肥料・発酵肥料は使用)という「スーパー低農薬米」とも呼べるお米の栽培を目指しています。

【指導者】    遠藤重夫さん(長井市勧進代在住)
            長井葉山の麓に居住し、この山をこよなく愛する農業人です。農薬大量使用の農業とは一線を画し、誠実なお人柄そのままに、2.5haの水田で米づくりに取り組んでおられます。

【参加費用】  ¥22000 (後日振替用紙送付します。)
1人当たりおよそ40〜50kgの収穫をめざし、その米代やさまざまなご指導をいただく経費、葉っぱ塾の連絡費、田植え、稲刈り時の味噌汁代などを含みます。(同量のお米を買うということに比べるとやや高めの価格設定になっておりますことはご承知おきください。)

【募集人数】  10名 (10ファミリー) ※3月20日までにすでに8ファミリーの応募をいただきました。あと2名(ファミリー)です!  

【参加条件】  5月31日の田植えの作業、及び、10月上旬の稲刈りの作業の、少なくとも一方にはご参加いただくこと。ご家族や子どもさんたちでの参加、大歓迎いたします。また、10月下旬もしくは11月上旬あたりに、収穫祭(参加費は別途徴収)を行う予定でおります。

【申し込み】  参加の意志表示をメールまたはファクシミリなどでお願いします。昨年オーナーとして参加された方を優先します。その後、新しい方の申し込みを受け入れてゆきます。定員に満たない場合は、このかぎりでありません。

【連絡先】    葉っぱ塾・八木文明   993-0053長井市中道2-16-40
  Tel/Fax 0238-84-1537 E-mail happa-fy@dewa.or.jp
   http://blog.livedoor.jp/happajuku/ (ブナの森から吹く風)

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。


happajuku at 04:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2009年03月20日

日立市、御岩山〜高鈴山〜助川山縦走下見行

  月末に予定されている仙台C社のツアーの下見を兼ねて、同行するもう一人のガイド、Wさんと、茨城県日立市にある御岩山、高鈴山、助川山の3つのピークをつなぐルートの下見にでかけてきました。

  山形から茨城というと、もう東京にでかけるようなつもりでいたのですが、東北道、磐越道、常磐道と高速がつながっており、二人が合流しようと打ち合わせていた日立市役所前まで3時間20分で着きました。距離はおよそ250キロありました。

DSCF3257

  市役所で案内図などを手に入れた後、下山口になる助川市民の森に1台車をデポし、Wさんの車で登山口となる御岩神社に向いました。数日前から春特有の黄砂がかかって霞む風景を見ながら山間へと入ってゆきます。御岩神社は、杉の巨木が生い茂り、ひっそりひんやりとしたたたずまいでした。 

DSCF3260

  太い杉の根元は緑色のコケで覆われ、古くから周辺の人々の聖地であったようです。神社の本殿を過ぎれば細い山道が上に続いていました。道が険しくなって、その名の通り、大きな岩が覆いかぶさるように出てくると間もなく御岩山。標高は500mにわずかに届かないほどです。あまり眺望はありませんでした。

DSCF3267

  御岩山に登る道とは打って変わって幅の広い尾根沿いの道をしばらく歩くと、たくさんのテレビアンテナなどが立っている高鈴山山頂です。この日のルートでは最も標高が高く、623mあります。細い車道があって、車でも来れるせいか、せっかく「花の百名山」になっているというのに、ゴミが気になりました。山を自分の足で登る人は、こんなふうにゴミを放置はしません。ちょっと興ざめしました。しかし展望はまずまず。

DSCF3272

  高鈴山からは、本当にのんびりした下りの多い尾根歩きとなります。アセビの林が見事でした。花芽がついていましたからもう少しすれば、白い花がたくさん見られることでしょう。途中には江戸時代に建立されたという「百体観音」もあり、信仰の対象にもなっていた山のようでした。また、山道の脇には地面に放射状に葉っぱを広げたショウジョウバカマが今にも咲きそうに花芽を出し始めていました。月末のツアーではたくさんの花が見られそうです。

DSCF3277

  標高400mにも満たない助川山は、眺望がすばらしいピークでした。この「市民の森」の一番奥にある山ですが、私たちは「市民の森」からすれば、ずっと奥から歩いてきましたので、そこでの開けた眺望にはここが最高点であるような錯覚を覚えるほどでした。眼下に日立市街地があり、その向こうには太平洋が広がっていました。黄砂で霞んで、ハワイまでは見ることができませんでした。

DSCF3280

  そこからは「市民の森」を下るのですが、日当たりのよい斜面にシュンランが咲いていました! 「雪に耐え、風雨をしのぎ藪中の、シュンラン今年の花を咲かせる」。山形が生んだ歌人、鳥海昭子さんの短歌です。このあたり、雪はそれほど降らない土地ではありましょうが、それでも冬の寒さはあるはずです。彼らは、この暖冬と早めの春を、喜んでいるのかそれとも戸惑っているのか・・・。

  汗ばむほどの陽気でしたが、それもそのはず、帰りの車で聞いたラジオで、福島や仙台では観測史上初めて3月に夏日(気温が25度以上)であったと言っていました。ツアーの当日も天候に恵まれますように。私は28日のツアーのガイドを担当をします。




happajuku at 05:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

2009年03月19日

葉っぱ塾、こんなことできます2009

DSCF2954


       ■■■ 思い立ったら葉っぱ塾 ■■■

      〜 おとなも子どもも森で遊べ2009 〜

 「葉っぱ塾」は長井市を中心に、2000年春から活動を始めました。「おとなも子どもも森で遊べ」のテーマが示すように、長井葉山やその周辺の恵まれた自然環境を生かしながら、さまざまな活動を行っています。みなさんの活動にお役に立てることがありましたら、ご遠慮なくお声をかけてください。こちらの資格やそれに関わる活動などをご紹介します。

■「葉っぱ塾」独自企画

    四季を通じて「葉っぱ塾」独自に、あるいは他の団体などと協力して企画行事を開催しています。
    <冬> スノーシュー・ハイキング、スキー指導、雪遊び、スノーランタン
    <春> 春の長井葉山トレッキング、季節の山菜を味わう、新緑ハイキング
    <夏> 子どもキャンプ、朝日・飯豊連峰トレッキング、紅花摘み体験
    <秋> 紅葉ハイキング、カボチャ・ランタン、いも煮会、秋山トレッキング
  ※協力団体等・・・ハチ蜜の森キャンドル(蜜ろうそくづくり)、紅花の里(紅花染め)、蔵高宿(手打ちそば)、ノラの会(有機農業、農山加工品づくり) ほか


■自然観察指導員(日本自然保護協会)
    身近に豊かな自然があても、どうやって楽しんだりできるかわからない、という場合もありますね。野歩きや散策の中で、新しい発見や気づきはあるものです。花の名前を知ることだけが自然観察ではありません。街中の公園でも、学校の校庭にも身近な自然はあるのです。感性豊かな子どもたちにはとりわけ多様な体験をしてほしいと願っています。


■ネイチャーゲーム・コーディネーター(日本ネイチャーゲーム協会)
    ネイチャーゲームはアメリカで誕生した自然を理解するための様々なアクティビティーの総称です。年齢に関係なく、私たちが備えているいろいろな感覚を使い、楽しみながら自然を理解できます。環境教育という側面もあります。小学校の宿泊体験、子ども会キャンプ、PTA親子行事、青少年研修会、若手教員研修会などのプログラムとして採用されています。また、所属する「山形おいたまネイチャーゲームの会」が主催する行事も、年2〜3回あります。


■スクール・インタープリター(インタープリテーションネットワーク・ジャパン)
    比較的新しい資格で、2009年3月現在山形県では私一人だけです。環境省や文部科学省にも登録されているものです。学校における環境教育の支援をするのが大きな目的です。小学校の生活科や、小中高における総合学習などで、教師が行う環境教育をサポートしたり、ゲストティーチャーとして活動を行います。2009年8月30日、長井市民文化会館において、「スクール・インタープリター養成講座」を開催予定です。また「葉っぱ塾」では、環境教育の一環としてのリサイクル・キャンドルづくりのノウハウも豊富です。各種イベントに活用されています。


■登山山地ガイド(日本山岳ガイド協会)
    日本山岳ガイド協会の検定や更新研修を受けて、山のガイド活動を行っています。「葉っぱ塾」が計画する山の行事もありますが、そのほかに、個人やグループの希望に合わせて山のご案内が可能です。また、登山や地図の読み方などに関する講習会も開催しています。学校登山の付き添いや事前学習などもお引き受けできます。主に朝日連峰や、飯豊連峰を中心に企画行事があります。


■日本熊森協会山形支部
    兵庫県に本部のある「日本熊森協会」の山形支部長として活動しています。一般の方々向けには、山形の森や野生動物についてのミニ講演の依頼に応ずるほか、、森林での研修・体験活動などを提供していきます。


■その他の活動

  〇勸蕕董⇒靴咾覆匹亡悗垢襯潺帽岷蕕筌札潺福
     「葉っぱ塾」の活動のきっかけをつくってくださった、画家・詩人の葉祥明さんを山形にお招きしての「ブナの森セミナー」をこれまで6回開催してきました。今後も不定期ですが開催してゆきます(2009年5月に第7回開催)。南陽市教育委員会主催の「子どもの居場所づくり講演会」や山辺町内の小中学校の親子を対象にしたミニ講演会、新潟市内、米沢市内の幼稚園の保護者向けの講演会などを手がけてきました。堅苦しくない雰囲気の中で、豊かな感性を身につけた子どもを育てるヒントなどお話しできると思います。2008年3月まで県立高校の教員をしておりました経験をふまえてのお話も可能です。

  農業に関すること。
     「葉っぱ塾」では昨年から白鷹町のリンゴ農家との連携のもと、「リンゴの木オーナー」を、また長井市の農家の支援のもとで「田んぼオーナー」を始めました。さらに友人に有機農業に取り組んでいる人もいます。こうした方々のご協力で、様々な農業体験が可能になっています。

  7歃儡嫋浚覯
     「山形日本フィルの会」の20年にわたる活動を通じて、多くの音楽関係者との交流を深めてきました。こちらが主催して行う行事のほか、出演者の依頼や交渉などのノウハウも提供できます。


★講師としての派遣を要請される場合の経費については、原則的には主催者の財政事情の許す範囲の中でお考えいただければけっこうです。(ただし山のガイドについては別途ご相談させていただきます。)

★「葉っぱ塾」の活動には、地域の多くの団体や個人の皆様方にご協力ご支援をいただいております。今後もさらにいろいろな方々とつながることによって、多様な内容にしてゆきたいと考えております。ご支援のお申し出もありがたく承っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

葉っぱ塾  代表:八木文明(ヤギ フミアキ)
〒993-0053 山形県長井市中道2−16−40  TEL/FAX 0238−84−1537
e-mail happa-fy@dewa.or.jp
ブログ http://blog.livedoor.jp/happajuku/  (ブナの森から吹く風)


happajuku at 04:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2009年03月18日

緑の小さな太陽!

e4eeaee0.JPG☆農家の庭先に緑色の太陽のように
 フキノトウが出ていました!
 (クリックで画像拡大)




  「葉っぱ塾」の田んぼのことでお世話になっている農家に、今年のことの相談に行ってきた昨日、雨も昼過ぎにはあがり、太陽が顔をのぞかせていました。そしてそのお家の庭先に、淡い緑色の小さな太陽たちが顔を出していました。モノトーンだった雪景色が次第に春色に変化してゆく中で、目を凝らすと小さな色彩があちらこちらで自分の存在を主張するかのようです。

  まだ寒暖の差が大きく、暖かいと思えば翌日には雪が舞ったりします。しかしその雪も「なごり雪」の風情となりつつあります。

  昨日は山形県内の公立高校の合格者の発表の日でした。喜びに満ちた顔もあったことでしょう。苦渋を味わった人もいたのでしょうね。それぞれの道でのびやかに青春時代を楽しんでほしいと思います。

DSCF3243

  わが家のネコたちも、何だかちょっとそわそわしているようです。外に出てくる回数が増えています。その分、帰ってくると疲れているのかぐっすりと眠ります。「リンゴ」という名のこのネコも、冬のふっくらした体型が少しずつスリムになりつつあります。

  みなさんのお家のまわりではどんな春が展開しているのでしょうか。



happajuku at 05:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月17日

「自衛隊イラク派兵差止訴訟 判決文を読む」出版!

「判決文を読む」カバー


  一週間ほど前、本が入っていると思われる郵便物が届きました。差出人は川口創(かわぐち・はじめ)さん。自衛隊のイラク派兵差止め訴訟の弁護団の一人で、昨年6月15日にここ長井市で「違憲判決報告学習の集い」を「葉っぱ塾」が呼びかけて開催したときにおいでくださった方でした。

  開封して出てきたのがこの本(角川書店 ¥1575)でした。そして添えられたお手紙の中に、「あとがきに八木さんのお名前を出させていただきました。」とあってびっくり。すぐに「あとがき」のベージをめくってみますと、ありました! こんなふうに書いてくださるとは、本当にありがたいことです。

  自衛隊のイラクへの派兵は憲法9条に違反する、という訴訟が呼びかけられ、全国から三千人を超える人々が原告として参加しました。私もその一人でした。名古屋地方裁判所での第一審は全くの門前払いで、憲法判断などは何もありませんでした。

  続く名古屋高裁での裁判の判決が昨年4月17日にあり、損害賠償請求ということについては認められなかったために「敗訴」となりましたが、判決文の中で、自衛隊のイラクでの活動が戦争行為そのものであり、憲法違反であるということが明記されていました。「勝訴」した被告である国は上告できず、敗訴した側も上告をしなかったために、この判決は日本の歴史上初めて、違憲判決の「確定判決」となったのでした。

  この本は川口さんと、大塚英志さんの共著の形になっています。大塚さんはまんが原作者で、川口さんがこの訴訟を始めようとする際に相談相手となり、原告団にも加わった方です。

  内容としては、まえがきとして大塚さんが「あの日、ぼくは何故、川口弁護士の背中を押したんだろう」という文章が載っています。そして次に、判決文の全文が掲載されています。続いて、この本の主たる部分ですが、大塚さんと川口さんの対談という形をとっています。法律の素人である大塚さんが、専門家の川口さんに解説をしてもらいながら、判決文を少しずつ読み進んでゆく、という展開になっているために、扱っている内容が「自衛隊のイラク派兵」というものでありながら、とてもわかり易く書かれています。

  イラク戦争年表もついていますので、この判決が、どのような事態を踏まえて書かれたものであるかもわかるようになっています。そして最後は川口さんによる「あとがき」です。

  この本の印税についてはお二人の著者ともに、自分では受け取らず、イラクの子どもたちや市民のために使われるということでもありますので、ぜひ多くの皆さんにこの画期的な判決の意義を学んでいただければと思います。もちろん一般の書店でお求めになれますし、ネット注文もできるようです。「葉っぱ塾」でも何冊かまとめて買おうと考えています。お近くの方はお声をかけてください。


happajuku at 06:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | 本・CD・映画などのレビュー

2009年03月16日

平成の吉田松蔭?〜夢塾・古市憲一先生にお会いする

  年明け早々のころだったと記憶していますが、新潟の友人、Hさんから、「夢塾というのをやっておられる古市憲一先生という方が、八木さんに会ってみたいとおっしゃっているので、機会をみて上京しませんか、とお誘いをいただいていました。

  失礼ながら、私は古市先生が何者であるかも存じ上げず、Hさんがファクシミリでお送りくださった先生の文章を拝読して、その人となりを推測するばかりでした。ずっと以前から古市先生と交流のあったHさんと東京駅で待ち合わせ、15日昼前、小田急線の百合ヶ丘駅近くにある先生の「夢塾」にお邪魔してきました。「夢塾」は小さなアパートの一室で、先生の描かれた絵がたくさん飾ってありました。

DSCF3230

  先生は長く御茶ノ水女子大学付属小学校にお勤めになり、そこの副校長を歴任されたのを最後に現役を退かれた方でした。先生の経歴の中でやはりインパクトがあるのは、1992年、それまで長く行われていた付属小学校の入学選抜試験を廃止された立役者であったということだと思います。世に言う「お受験」を廃止し、何と抽選で入学者を決めることにしたというのですから驚きます。そしてそれは、現在もそのようになっているのだそうです。

DSCF3228

  部屋に着くなり、まだ真昼間だというのに、缶ビールと先生の手料理で歓迎を受けました。「今夜は夜を徹して語り合いましょう!」などとおっしゃいます。細身の体からは想像できないほどのエネルギーが発散されているような方でした。

DSCF3229

  朝山形を出るときには吹雪模様の中を駅に向ったというのに、先生の部屋の窓の外には梅の花が満開となっており、その枝先には小鳥たちが盛んに訪れて来ていました。

  夢塾を拠点に現在先生は、日本の教育改革についての提言を、様々な方法で行っておられるのでした。自らが御茶ノ水で行った入試の廃止を、全ての高校、大学にまで広げようという、壮大な計画を持っておられました。現在の入試制度がいかに日本の教育を荒廃させているかということを、ご自身の経験に照らして力説され、「農夫が死ぬまで農夫であるように、私は退職したとはいえ、死ぬまで教師でありたい」とおっしゃるのです。そして教師である限り、教育を正すことに力を惜しみなく注ぎたいとの信念で活動をしておられるのでした。

DSCF3241

  Hさんを含めて3人で昼食を始めたのがお昼少し前。午後Hさんが新潟に変えられるのを駅まで見送って、さらに延々と私たちの話は続き、本当に夜通しか、と覚悟をしていましたら、夜中の12時過ぎに「じゃあ少し寝ましょうか」となりました。ここまででほぼ12時間。さらに翌朝6時過ぎに二人で起き出して、朝食をはさんで3時間あまり。私たちの話し合いはあわせて15時間にも及びました。

  「葉っぱ塾」というささやかな枠の中で活動を作ろうとしている私などは足元にも及ばない先生の活動のスケール。未来の日本のためにという一念で全国を動き回っておられるのでした。

  帰り際、ご自身の言葉を書いた達筆の色紙を何枚か見せていただきました。「競争ではなく共創を」というこの色紙が、今回の訪問で最も印象に残りました。それは、「教育とは種を蒔くようなもの」という私の考えとも共鳴するものでした。「5月か6月に、山形に行ってみようかな」とおっしゃる先生と再会を約束し、夢塾を後にしました。



happajuku at 17:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月15日

乳児園主催のミニ講演

DSCF3218


  14日は米沢市内の乳児園からの依頼を受けていた小さな講演をしてきました。もう昨年の秋にお電話をいただいたいたものです。会場は同系列の幼稚園のホールでした。以前米沢の学校に勤務していたときには毎日のようにその建物のそばを通っていたところでした。

  「すこやか講演会」と名づけられたこの行事は、もう13回目だとのことでした。そのような伝統ある講演会に招いていただけたことは、本当にありがたいことでした。

  お集まりくださったのは、子どもたちの父母や乳児園の先生たち、中にはおじいちゃん(?)とおぼしき方もいらっしゃいました。先月の新潟の幼稚園でのときはほとんどがおかあさんたちだったことを考えると、こういうところは地域性の表れでしょうか。

  今回は、導入の部分でアイスブレイキングやネイチャーゲームを取り入れて、お話に入ってみました。真剣なまなざしで聞いてくださるみなさんの目は、輝いていました。まだ小さな子どもたちと過ごす日々の中に、どうかたくさんの喜びと楽しみを見つけながら、子どもを育てること、子どもが育ってゆくことの素晴らしさを味わってほしいと願っています。お招きいただいて、本当にありがとうございました。

  帰るころには完全に雪に変わっていました。そういえばこの日は「ホワイトデー」。まさにその通りの空になりました。




happajuku at 04:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2009年03月14日

リンゴの木オーナー、今年も募集

b23ac3fa.JPG☆枝の剪定作業を進める平井さん
 (クリックで画像拡大)





  ■■■ 葉っぱ塾 リンゴの木オーナー2009 ■■■

  「葉っぱ塾」では昨年に続き、今年も「リンゴの木オーナー」を募集することになりました。

 「葉っぱ塾」のある長井市の隣町、山形県白鷹町は、おいしいリンゴの産地の一つです。そのリンゴ農家のお一人、平井正行さんと出会ったのは今から14年前のことです。一度このリンゴを食べると、これを上回る味のよいリンゴにはなかなか出会えなくなりました。「リンゴ名人」と勝手にお呼びしています。

 昨年は、「葉っぱ塾のリンゴの木」を2本選定していただき、それを合計6名で「所有」したのでした。台風の被害もなかったので、お一人当たり20キロ以上のリンゴをお分けすることができました。

 今年の募集は、1本のリンゴの木(品種は「ふじ」)を3人で共同所有するとい方式は変えず、本数を3本に増やしていただきますが、昨年のオーナーの方6名は全員今年も継続していただけるとのことですし、昨年からの「予約」の方がおられますので、今回の募集は1名限定です! 参加費は年額¥5500です。この金額には、秋に収穫したリンゴの送料も含まれます。

 リンゴに限らず作物は気候の影響を受けますので、収穫量が一定しない可能性があります。平井さんのはからいで、「最低10キロ保障」ということにしていただきます。それから、できるだけ「葉取らずリンゴ」に近いものにしたいと考えています。これは、リンゴの色付きを良くするために収穫期の少し前に、果実の周囲の葉っぱを摘んでしまうという作業を最低限度に抑えるということです。植物は葉っぱで栄養を作り出すので、それを除いてしまわないほうが味はいいに決まっています。たとえ色づきが悪くともです。

 収穫されたリンゴの中には様々な大きさや形のものが混じっています。ですから、全部が贈答用のような見かけのいいリンゴばかりではないこともご承知おきください。また、農薬散布の回数は通常の場合よりも減らしていただけるとのことで、無農薬ではありませんが、減農薬ではあります。

 さらに、できればリンゴにかかわるいろいろな作業を体験させていただくこともご了解を得ています。作業への参加の度合いを、収穫のときに勘案して分配いたします。どの木にするかは、「花の咲き具合を見てから決めたらどうでしょうか」と言われております。このあたりのリンゴの花期は、サクラの少し後、ちょうどゴールデン・ウィークのころです。オーナーになって、その頃、満開のリンゴの花咲く「葉っぱ塾のリンゴの木」を見においでになりませんか?

 お申し込みは先着順です。参加費は後日こちらから郵便振替用紙をお送りいたしますので、それでお支払いいただきます。参加希望の方は、下記へメールしてください。

E-mail: happa-fy@dewa.or.jp  葉っぱ塾 八木文明



happajuku at 04:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 

2009年03月13日

帰ってきたっ これでまた山に登れる!〜池田昭二先生『忘れがたい山』

70402156.JPG☆先ごろ出版された池田先生の
 新著のカバー










  池田昭二先生といって、おわかりにならない方も多いかもしれません。鳥海山に登ったことのある人であれば、知らず知らずのうちにお世話になっている可能性があります。というのは、池田先生は長く、昭文社から出ている「山と高原地図 鳥海山」を執筆してこられた方だからです。

  独立峰でありながらも、多くの登山道が網の目のように錯綜する鳥海山の、ありとあらゆるルートを詳細に調査されて書かれたあの山岳地図は、同社から出版されているほかの山域の地図の解説と一線を画するほどの内容でした。

  池田先生は、私が新米教員として酒田に赴任したころ、同じ市内の別の高校に勤務されていた大先輩でした。そんなことは知らず、娘さんを担任したことも、後になって知ったというその頃の私は、山とは無縁な生活を送っていたのです。池田先生たちが、その山の仲間とどんな登山をしておられたのか、知る由もありませんでした。

  さまざまなご縁があって、ずっと私の自分通信である「LEAF」をお送りしていたのですが、先月末に一冊の本を送っていただきました。題して『忘れがたい山』(無明舎 ¥1575)です。その帯には「帰ってきたっ これでまた山に登れる! 1750余回の山行の中から、心に残る山、忘れがたい山を11編のエッセイ(紀行)に編む! 後輩たちへのメッセージ!」とあります。

  くどくど説明するよりも、その目次を紹介することで、内容がかなり伝わるかもしれません。

  1 元旦の出羽丘陵単独横断

  2 鉾立東面壁初下降

  3 飢餓山行

  4 二本のピッケルと胃袋四分の三を犠牲

  5 一生に一度の鳥海山元旦登頂

  6 鳥海山、中央火口壁一周

  7 “山岳会シリウス”で登った山々(上)

  8 “山岳会シリウス”で登った山々(下)

  9 後立山連峰縦走

 10 九死に一生の新婚旅行

 11 雪洞とフォーストビバーク


  以前、池田先生のご自宅にお邪魔をしてお話を伺ったことがありますが、驚いたのはその山行記録でした。全ての山について、帰ったらその日のうちに、レポート用紙に記録をまとめられたものが、きちんと整理されているのでした。いつ、誰と、何を持ってゆき、何を食べ、何をみて、どこを何時に通過し到着したかなどが、詳細に記録されていました。今回の著書にも、自筆のルートマップや地形のスケッチなどの貴重な資料が盛り込まれています。

  よりすぐって厳しい条件の中での山の記録を紹介くださっていますので、私たちは、危険を回避するには、というような観点で、あるいはどんなときに遭難するのかという観点で、読み進めることができそうです。もちろん一般書店を通じてお求めいただけるものです。



happajuku at 06:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | 本・CD・映画などのレビュー

2009年03月12日

短期入院報告

  2年前の3月に左下の親不知を抜くために入院したのに続き、今回右下のを抜くために、10日午前入院、午後手術して、さきほど48時間ぶりに帰宅しました。

DSCF3194

  病院のベッドに空きがないために、望んでもいなかった「個室」を使わせていただけることになりました。リクライニング・ベッド、テレビ、冷蔵庫、シャワーも使える部屋でした。テレビも冷蔵庫も、全然使いませんでしたが。

  10日午後3時半過ぎに始まった手術。部分麻酔なのです。意識はあるつもりでいたのです。自分では30分から40分ぐらいかかったような気がして、「終わりましたよ」と声をかけられてから時計を確認しますと、2時間が経過していました。

  親不知の手前の奥歯も一緒に抜いたのですが、そちらは抜くだけですから簡単だったようです。しかし私の性格に似たのか、ひねくれたように顎の骨に半分埋もれている親不知は、「抜く」ことはできず、結局砕いたそうです。

DSCF3200

  術後すぐに「夕食です」と出されましたが、それは全く食べる気もおきませんでした。この写真は手術翌日(11日)の朝食です。全部ミキサーにかけられた流動食です。食べれば味はたしかに味噌汁だったり煮物だったりするのですが、形も舌触りも歯ごたえもないわけです。何だか「無機的な食事」という感じでした。

DSCF3195


DSCF3202

  病室のまどからは西のほうが見えました。上は入院した10日。春を実感させるような暖かい日だったのですが、一転、11日から雪になり、下の写真は今朝(12日朝)の様子です。積雪はさほどではありませんが、まだ冬将軍は完全に去ってはいないのですね。

  何人もの看護師さんに会いましたが、一人、教え子がいました。なんだか見違えるようになっていました。

  たくさん時間があるだろうからと3冊の本を持参しましたが、全て読んでしまい、昨日の午後は、売店で1冊追加。藤沢周平の『密謀』(上下)を二度目の完読。関が原の合戦前後の上杉家の重臣直江兼続と、豊臣の重臣石田三成を中心としての歴史小説でした。今の大河ドラマが描いている時代の少し先の話になります。これがなかなか面白いのですね。先日ご紹介した鈴木由紀子さんの『直江兼続とお船』とあわせてお読みになったらより深まると思います。

  術後の経過は順調です。ご心配なく。前回は腫れがひどかったのですが、今回はミニ講演直前ということで、腫れを抑える薬も使っていただきました。それでもよく見ると少し腫れていますが、それも数日のことでしょう。

  ブログ1日お休みしてしまいましたが、また続けます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



happajuku at 12:22|PermalinkComments(8)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月10日

春へまた一歩

DSCF3190


  昨日は日中の気温が10度を超えるところまで上昇したとのことでした。特に朝から昼前にかけては、雲もほとんどなく、穏やかに晴れました。いくつかの用事があって山形市に向う途中の国道348号線の峠からは、大朝日岳がきれいに見えました。こちらから見る大朝日岳は、季節風の風下側でたくさんの雪が溜まっている側から見ることになるために、とりわけ白さが目立ちます。背景が青空だとなおさらです。大きな翼を広げた鳥のようにも見えます。

  用事の一つは映画だったのですが、月曜日が「メンズデー」で1000円で入れることも、昨年退職してから知りました。昨日観たのは『エレジー』という映画。先月の新聞のコラムに沢木耕太郎さんが取り上げていたのを読んで、観ておきたいと思いました。内容については、このブログの「Links」に公式サイトのURLを貼り付けておきましたので、そちらからご覧ください。老い始めた男と、若く美しい女の、ちょっと悲しい物語です。

  山形からの帰り道、ケイタイ電話が鳴りました。東京のM旅行社からでした。4月の末に「置賜桜回廊ウォーキング・ツアー」のガイドをする予定なのですが、お客様の募集はわりと順調で、予定している2回とも実施できるのではないか、との見通しを伝えてくれたものでした。問題は桜の開花の時期です。あまり早すぎないことを願っています。

  「葉っぱ塾」の春の行事への申し込みも届き始めています。「春の長井葉山」は、第1回目の3月20日は、ほぼ定員に達しました。できれば2回目以降に申し込みください。21日から22日の「読図講習会」はまだまだ余裕があります。31日の新潟・角田山はあと1名可能です。ご連絡をお待ちしています。

  今日は夜から雪になるとの予報です。

 

happajuku at 04:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月09日

野に庭に春が来た

DSCF3175

  中学・高校と陸上競技部に所属していたのですが、思い出すのは高校のとき、春休み中の3月下旬か4月上旬、グラウンドにまだ1メートル近い積雪があって、みんなでスコップを持って穴掘りをしたことがありました。4月まで雪が残るなんて、珍しいことではなかったのです。

  まだ3月の上旬というのに、このあたりは田畑の雪もほとんど消えかかっています。朝のジョギングも乾いたアスファルト道路の上を走ることができます。昨日は途中で「こんなところに石仏が?」と立ち止まりました。何度も車で通っていたのに、気づかなかったのです。近づいてみると、頭部が欠けています。誰が、いつ、どんな願いをこめたものなのでしょうか。いつもの年だったら、まだ厚い雪の下に埋もれていたはずです。

DSCF3178

  家に戻り、庭の様子を眺めてみましたら、子どもたちが小さかった頃に、「これはトトロの木だよ」と教えていた大きなトチノキの根元に、スイセンの芽が出始めていました。常緑のものと異なって、芽生えの緑色の何と新鮮なことか。その色合いにははっとするほどの「強さ」がありました。モノトーン状態だった庭に、色彩が戻りつつあります。

DSCF3181

  夕方買い物に出かけた妻が、「フキノトウ売っていたよ」と1パック買ってきて、夕食には天ぷらにして出してくれました。家の前にもあったはず、と出てみますと、まだ地面から芽の先端が出たばかりでしたが、赤みを帯びた丸い形の芽からはうずうずしているような生気が発散されているような気がしました。

  そういえば、「春の使者」ともいわれる黄砂が、このあたりにはまだ来ていません。西日本あたりはどうなのでしょうか。先日葉山に登ったときも、雪は真っ白でした。大陸に雨が多く降っているのか、あるいは単に風向きの関係なのか・・・。

  今のところ、やはり春は早めに進んでいるようです。内心ハラハラしているのです。4月下旬にM旅行社の「桜回廊ウォーキング・ツアー」をご案内する予定なのですが、こちらの日程は桜の開花が例年通りということで日程が決まったのです。葉桜見物にならなければよいのですが。「3月、ちょっと寒い日が多いといいなあ」、などとこれまでになかったようなことを願いながら過ごしています。



happajuku at 04:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月08日

今年の山形盛り上がる?

DSCF3174

  いやはや、きのうは「大勝」でした。WBCのことではありません。山形はそれどころではありませんでした。ご覧のように、今朝の地元紙は、サッカーJ1に今季初加入したモンテディオ山形が、アウェイの試合でありながら、チーム最多得点となる6点を奪って快勝したニュースのほうが、WBCよりも上位にくるのです。

  相手がジュピロ磐田などと聞きなれたチーム名だったことで、サッカーのことに疎い私は、「何だか名前負けしそうだ」などと思っていたのです。しかし、そんな予想をいい意味で裏切る初勝利。不況で元気のないこの地域が、こうしたことで活性化されていくのかもしれません。

直江兼続とお船(鈴木由紀子さん著書)

  モンテディオほど派手さはありませんが、今年ブレイクしそうなのはNHKの大河ドラマ『天地人』かもしれません。とりわけその舞台となる上杉家ゆかりの地、米沢は、アカデミー賞を受賞した映画『おくりびと』撮影の地である酒田や鶴岡と並んで、たくさんの人が訪れてくださることになるかもしれません。

  私が“自分通信”である「LEAF」をお送りしている中に、米沢市在住の歴史作家、鈴木由紀子さんがいらっしゃいます。この1月、幻冬舎新書から『直江兼続とお船』という著書を出版されました。

  地元の人間以外はそれほど知名度はなかっただろう直江兼続という武将の名は、NHKの『天地人』が始まると同時に、どんどん浸透していっているようです。お船はその奥方のお名前です。

  鈴木さんは8年ほど前にいくつかの地方紙に『花に背いて』という小説を連載されました。それは単行本ばかりか、このたび文庫としても出版されているのですが、その主人公はこのお船でした。そしてこのたびは、小説ではなく、“歴史解説書”とでもいうべき今回の著書を出されたというわけです。

  こうした解説書をあらかじめ読んでおくことで、時代背景や人間関係などが理解され、ドラマを見る楽しみが深まるのではないでしょうか。ぜひ多くのみなさんに読んでいただきたいと願っています。

  この直江兼続に因むことで私がもくろんでいるのは、彼が指図して整備させたといわれる「朝日軍道」を歩く企画についてです。長井葉山のいくつかの登山道のうちの一つ「おけさ堀コース」がその朝日軍道の一部だといわれています。「葉っぱ塾」の活動にいろいろな形でその歴史の道を辿るという計画を盛り込んでみたいと考えています。

  

happajuku at 05:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月07日

参加者募集!〜当面の葉っぱ塾の予定

★ブログに別々に掲載してあります当面の行事をまとめてみました。今年は春が早そうですね。そろそろ計画をたててみませんか?


  ☆☆☆ 葉っぱ塾 当面の主な行事(2009年3月7日現在)☆☆☆

    ※いずれも詳しい要項を準備しております。お問合せください。



■地形図の読図とコンパスの使い方(読図講習会)

DSCF2946


  山を歩くときに、最も基本的なことの一つが地形図を読むことです。地図やコンパスを持っていても、意外と実際には使えない方も多いようです。道迷いが遭難につながることも多くあります。この講習は、地形図やコンパスの使い方の机上講習と、登山道の見えない雪上でのルート・ファインディングの実践を組み合わせ、「地形図が読めるように、コンパスが使えるように」なることが目的です。
【期   日】    2009年3月21日(土)〜22日(日)
                21日 13時集合 〜  22日 14時30分解散予定
【会   場】    飯豊少年自然の家 及び その周辺
【参加費】     10000円(講習料、宿泊料、食事2食含む)
【募集定員】    15名 (申し込み最終締め切り 3月15日)



■春の長井葉山を楽しむ2009

DSCF3127

 <長井葉山から見た祝瓶(いわいがめ)山>

  標高の割に雪の多い長井葉山ですが、3月になると雪が締まって歩きやすくなります。また立木が雪の下になっていて、その眺望ときたら思わず「サイコーッ!」と叫びたくなるほどです。百名山のうち、6つの山々を眺めることができます。好天の日を狙って登ってみませんか? 前半の回は雪の山に親しみ春の気配を感じながら、そして後半の回は春の花々も楽しめます。

【期   日】  。碍遑横案(祝)
         ■碍遑横稿(日) ※当初より1日繰り下げました!
         4月9(木)〜10日(金)ムーンライト登山
         ぃ慣遑隠稿(日)
         ィ儀遑夏(土)〜3日(日)※葉山山荘1泊

   ※3人以上まとまれば、お好きな日にご案内することも可能です。

【参加費用】  ¥3500(保険料・写真代等含む)  但しイ蓮6000
※スノーシューのレンタルは¥500増し
【募集人数】  各回10名以内(各回、3日前までに必ずお申し込みください。)



■新潟・角田山ツアー

DSCF0956


  新潟市郊外にある角田山は、弥彦山に近い低山で、カタクリやオオミスミソウの咲き乱れる山です。「葉っぱ塾」では、少人数でのツアーを3月31日(火)に予定しています。参加ご希望の方はご連絡ください。参加費¥3000(同乗の場合¥5000)で、あと2名募集します。


■「第7回ブナの森セミナー」

DSCF1081


  【主  催】 葉っぱ塾(代表 八木文明)

 【後  援】 葉祥明美術館,Asahi自然観,ハチ蜜の森キャンドル

 【開催日時】 2009年5月16日(土)午後1時〜17日(日)午後3時

  【会  場】 山形県朝日町白倉 「Asahi自然観」およびその周辺                山形県西村山郡朝日町白倉745-1(Tel. 0237-83-7111)

  【宿  泊】 「Asahi自然観」 コテージ及びホテル

  
【参加費用】 18000円(ただしホテルのツインルーム希望者は20500円)      申し込み時、予約金4000円(参加費の一部)を振り込んでいただきます。
     キャンセルの場合の予約金の返金はできませんのでご了承ください。
 
  【参加対象】 中学生以上の方(男女は問いません。)
           ※小学生はご相談ください。

  【募集人数】 すでに仮申し込みが定員に達しました。今後はキャンセル待ちに              なります。  

  【内  容】
     ☆ブナの森からの贈り物〜蜜ろうそくづくり 
     ☆フルートとケーナのミニ・コンサート 
     ☆参加者による朗読を楽しむ会 
     ☆新緑のブナの森ミニ・ハイキング 
     ☆季節の山菜を味わう 
     ☆棚田やワイン城を訪ねて     ほか

 
【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明  
       (社)日本山岳ガイド協会認定ガイド
       日本自然保護協会自然観察指導員
       日本ネイチャーゲーム協会コーディネーター

993-0053長井市中道2-16-40  Tel/Fax 0238-84-1537
         e-mail happa-fy@dewa.or.jp
 


happajuku at 04:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2009年03月06日

「啓蟄」の風景

DSCF3168

  昨日、3月5日は、二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」でした。虫たちが這い出してくるころということのようです。朝の気温は−2℃ほどでしたが、日中は晴れて気温も上がり、暦どおりの日和となりました。

  朝のジョギングで、飯豊連峰がきれいに見えました。まだ雪で真っ白です。この写真は、長井市内を流れる最上川にかかる「さくら大橋」から撮影したもので、南西の方角を見ています。ここからだと、見えるのは飯豊本山のあたりだけです。「葉っぱ塾」では昨年8月中旬に飯豊の北股岳まで行きましたが、今年も同じ頃に計画しようかと考えています。できれば2泊で、飯豊の最高峰である大日岳まで行ってみたいと考えています。

DSCF3172

  家に戻ってふと庭に目をやると、マンサクの黄色い花が咲いていました! いつ開花したのか気づかないでいました。春になると「まず咲く」が転じて「マンサク」になったという説がありますが、このあたりの山でも「春告げ花」です。長井の葉山では雪の中から出ている枝に花が咲いているのを見たこともあります。雪が多い年ですと庭のこのあたりは、屋根から落ちた雪の山ができていて、このマンサクの木も半分以上埋もれているのですが、今年は軒下に残る雪もわずかです。記録をつけているわけではないのですが、こんなに早く咲いたのはこれまでなかったような気がします。

  昨日は、“自分通信”として発行している「LEAF」を完成させ、印刷や紙折、発送する封筒の準備などをしました。まもなくお届けすることができます。号を重ねて130号になりました。日々更新しているこのブログとは異なり、気が向いたときにワープロに文章を打ち込みます(ワープロです!!)。詩や本の紹介なども、季節感を考えたりしながら選ぶ作業は楽しいものです。


happajuku at 05:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月05日

まもなく結婚する姪へ

f3a42637.JPG☆フラワー長井線の写真を撮る
 姪のM子。
 (クリックで画像拡大)




  仙台に住んでいる姪がこの春結婚して大阪に行くことになるということで、先日長井の祖母の家(私の妻の実家でもある)を一家で訪ねてくれました。結婚するのは三人娘の真ん中のM子です。少しばかりのお祝いに添えて、吉野弘さんの詩集『二人が睦まじくいるためには』(童話屋)を贈りました。

  この詩集のタイトルは、その巻頭に収められている『祝婚歌』の冒頭の一節からきています。最近結婚式で紹介されることが多くなったようです。この詩は東京在住の吉野さんが、出身地の酒田で開かれた姪御さんの結婚披露宴に出席できないかわりに作って贈った詩であると聞いたことがあります。

  ある教え子の披露宴で祝辞を頼まれていた私のことですが、この詩集を携えて参加し、前の方の祝辞を聞いてびっくり! 何とこの詩を紹介し始めたのです。まさか同じものを紹介するなどできないなあと、必死でページをめくっていたら、『生命(いのち)は』という詩を見つけました。

  そんな出会い方をした詩であるせいかはわかりませんが、『祝婚歌』よりも『生命は』のほうが私は好きです。この詩には、人生のあらゆる場面で、自分が知ると知らずとにかかわらず、私たちが他者とかかわりながら生きてゆく、という大切なメッセージがこめられています。そんなことをちょっとだけ姪に伝えて見送りました。

  二つの詩をご紹介しておきます。


『 祝 婚 歌 』
            吉野 弘


二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったり ゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら

生きていることのなつかしさに

ふと 胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい


******************


『生命は』    
          吉野 弘


生命は
自分自身では完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない





happajuku at 05:47|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月04日

素敵な待合室

 3日の午前中、山形市内に出かけた理由の一つは、「ブナの森セミナー」の準備の一つを、セミナーのスタッフのお一人、Yさんにお願いすることになっていたからでした。Yさんは眼科医院の奥様です。「葉っぱ塾」の考え方にご賛同いただき、いろいろなご協力をいただいております。

 「ちょっと待合室をご覧になりませんか?」とのお誘いに、お邪魔しましたら、待合室の片隅は、「葉っぱ塾」と「葉祥明さん」と、「熊森」のコーナーになっていました!

DSCF3153

 嬉しいですね、こんなふうに広めていただけるなんて。葉祥明さんのメッセージブックや絵本などは、まさに「目の保養」になるのではないでしょうか? こんな待合室なら、用事がなくても出かけたくなります。

DSCF3154

 そしてこの医院の駐車場から西の方角にめをやると、真っ白なトンガリ山、そうです、大朝日岳が見えるのです! 電線がちょっとじゃましていますが、なかなかのロケーション。この山を見るのもまた、「目の保養」ですね。

 午前中に用事を済ませて、午後はそのまま蔵王温泉スキー場に向かい、リフトの4時間券を買って、昼ご飯も食べないでただ黙々と滑りまくりました。

 家に戻ってメールのチェックや電話への対応に「追われ」ました。「ブナの森セミナー」は仮申し込みがほぼ定員に達しました! 「春の長井葉山」にも参加申し込みがありました。開店休業状態も終わるのでしょうか。




 

happajuku at 05:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2009年03月03日

読図講習会を開催します

DSCF2947

<山を歩くとき、地形図とコンパスは共に持たないと役には立ちません。>

 ■■■ 葉っぱ塾 地形図の読図とコンパスの使い方 ■■■

 地形図の読み取りは山歩きの基本。その理論と実際を研修します!

 山を歩くときに、最も基本的なことの一つが地形図を読むことです。地図やコンパスを持っていても、意外と実際には使えない方も多いようです。道迷いが遭難につながることも多くあります。この講習は、地形図やコンパスの使い方の机上講習と、登山道の見えない雪上でのルート・ファインディングの実践を組み合わせ、「地形図が読めるように、コンパスが使えるように」なることが目的です。「いまさら人に聞けない」などと思っておられる方も、ぜひこの機会にマスターしてみませんか? 多くの登山愛好家のご参加をお待ちしています。

1.主催      葉っぱ塾(代表 八木文明 日本山岳ガイド協会認定ガイド)

2.期日      2009年3月21日(土)〜22日(日)

3.会場      飯豊少年自然の家 及び その周辺

4.参加費     10000円(講習料、宿泊料、食事2食含む)

5.募集定員    15名 (申し込み最終締め切り 3月15日)

6.日程   <21日>
          13:00〜13:30  受付〜開会行事
          13:30〜17:00  講習(1)
          17:00〜17:30  移動・ベッドメイキング
          17:30〜18:30  夕食・休憩
          18:30〜20:15  講習(2)
          20:30〜21:30  入浴
          21:30〜22:00  交流会

 <22日>
           7:45〜   朝食
           9:00   飯豊少年自然の家出発 講習(3)
               (途中昼食)
          14:00      飯豊少年自然の家帰着
          14:00〜14:30  閉会行事・解散

7.装備  日帰り装備、25日の昼食(屋外でとることになります)、雪上を歩ける
服装(スノーシューは飯豊少年自然の家から借用可能)、手袋(2つ)、帽子、シルバコンパス(この記事の写真がシルバ社のものです)、ヘッドランプ、非常食、筆記用具

8.地形図     講習で使用するものは当日配布します。

9.申し込み    「葉っぱ塾」
          筺0238−84−1537(FAX兼用)
          e-mail: happa-fy@dewa.or.jp

※参考までに、私が朝日新聞山形支局の依頼で書いていたコラム『つれづれに』に寄稿した文章を載せておきます。

■地図とコンパス、山には必携(07年3月14日掲載)

  先月中旬の好天に誘われて、地図とコンパス(方位磁石)を持って、飯豊町にある「飯豊少年自然の家」周辺の里山を歩き回ってみた。雪の少なさは雑木林の中を歩いてみることでも実感する。ふだんの冬なら雪に埋もれてしまう細い木々が、埋もれることなく突き出ているため、すこぶる歩きにくいのだ。

 この日は、私が所属する「東北山岳ガイド協会」が主催して3月下旬に実施する予定の講習会の下見を兼ねていた。一般の方々が山を歩くときに必要となる地形図の読み方を、机上講習と実地研修をまじえて習熟していただこうと計画し、準備を進めている。

 山での事故が増えてきているのが気がかりだ。事故には至らないまでも危ない経験をした人もいるのではないだろうか。先日も八甲田で雪崩による犠牲者が出たが、四季を通じて、山での道迷いが直接間接の事故の原因になることは多い。

 残念なことだが、山で出会った人が地図を持っていないことはよくあるし、地図を持っていてもコンパスは持っていないという人はさらに多い。また、コンパスを持っていても使い方は知らないという人もいる。地図とコンパスは両方を持っていてはじめて意味をもつものなのだ。

 地図を「読む」ことができるようになると、山の印象はずいぶんと変わってくる。
登りながらも途中にいったん下りが入るとか、道の傾斜がどのように変化するとどのあたりだとか、どの場所から山頂がどの方向に見えるはずだ、というようなことをあらかじめ頭に入れておき、それを確認しながら登ると、その山を立体的にイメージできるようになってくるし、何よりも「先を読む」ことで、疲労感が少なくなってくるような気がする。

 何度も通い慣れた登山道であっても、その道沿いの地形が地図にどのように表現されているのか、新しい発見をすることもある。

 数年前、長井市と小国町の境にある祝瓶山に登ったときのこと。先に頂上に着いていた方が、東側の道へ「お先に」と下りて行った。しばらくすると戻って来て、「間違えた」と、今度は西側の道を下りて行ったことがあった。地図とコンパスで確認すればこういうことは起きようがない。人間の方向感覚というのは、思っているほどあてにはならないものなのである。




happajuku at 04:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2009年03月02日

「第7回ブナの森セミナー」正式要項!!

DSCF1081


 ■■■ 第7回 葉っぱ塾 ブナの森セミナー ■■■

  皆さん、この冬は風邪などひかれませんでしたか? 私は昨年3月末で教員を早期退職し、「葉っぱ塾」に専念しております。その「葉っぱ塾」はおかげさまで、活動を始めて10年目を迎えました。この小さな「葉っぱ塾」にとって最重要事業と位置づけております【ブナの森セミナー】を下記により開催できるはこびとなりました。五月中旬、山形のブナの森は若葉が陽光に輝き、生命の躍動感に溢れます。山菜が豊富な時季でもあります。爽やかな五月の風に吹かれながら、しばし、ゆったりと流れる時間の中に身を置いてみませんか。これまでと違って、今回は地元に住む大切な友人たちが共にスタッフとしてサポートしてくださることになり、一層心のこもったおもてなしができると自負しています。これまで以上に多彩な内容で皆様の参加をお待ちしております。葉祥明さんも一般の参加者として「遊びに」おいでくださいます。お友だちと誘い合ってのご参加も、お一人でのご参加も大歓迎です。

  【主   催】 葉っぱ塾(代表 八木文明)

  【後   援】 葉祥明美術館,Asahi自然観,ハチ蜜の森キャンドル

  【開催日時】 2009年5月16日(土)午後1時〜17日(日)午後3時

  【会  場】 山形県朝日町白倉 「Asahi自然観」およびその周辺               山形県西村山郡朝日町白倉745-1(Tel. 0237-83-7111)

  【宿  泊】 「Asahi自然観」 コテージ及びホテル

  【参加費用】 18000円(ただしホテルのツインルーム希望者は20500円)      申し込み時、予約金4000円(参加費の一部)を振り込んでいただきます。
     キャンセルの場合の予約金の返金はできませんのでご了承ください。
 
  【参加対象】 中学生以上の方(男女は問いません。)
           ※小学生はご相談ください。

  【定  員】 26名(定員に達し次第締め切り。)
☆第一次案内を公表し仮申し込みを受け付けておりましたが、すでに定員まで残り10名を切っております。お早目のご連絡をお待ちしています。


  【内  容】
     ☆ブナの森からの贈り物〜蜜ろうそくづくり 
     ☆フルートとケーナのミニ・コンサート 
     ☆参加者による朗読を楽しむ会 
     ☆新緑のブナの森ミニ・ハイキング 
     ☆季節の山菜を味わう 
     ☆棚田やワイン城を訪ねて     ほか

  【申込み先】 葉っぱ塾 
      993-0053 山形県長井市中道2-16-40 八木文明(ふみあき)
      TEL/FAX 0238−84−1537  e-mail happa-fy@dewa.or.jp

    ※ご連絡をいただきますと、申込書や振替用紙をお送りできます。


葉っぱ塾は、自然と芸術に触れることによって、一人一人が地球に生きる人類の
一員としての意識に目覚め、知性と感性と霊性を豊かに育むためのエコ&ネイチ
ャースクールです。従来の学校教育を超えた、新しい時代に生きる人々のための
自己教育システム、未来学校です。(画家・詩人  葉 祥明)



■ブナの森セミナー日程

※天候などで変更になる場合があります。またここにお示しした列車の時刻は09年3月のダイヤ改正で変わる可能性もありますのでご注意ください。

【16日(土)】  ※首都圏からお越しの方は、東京発8:08つばさ105号に乗車し、赤湯駅で山形鉄道フラワー長井線に乗り換え、その終点荒砥駅までおいでください。そこにAsahi自然観の送迎バスを待たせます。

・受付                  〜13:00
・開会行事                13:00〜13:15
・蜜ろうそくづくりと安藤さんのお話 13:15〜16:00
・移動、休憩               16:00〜17:45
・夕食                  17:45〜19:00
・ミニ・コンサートと           19:15〜20:30
   参加者による朗読など(朗読をなさりたい方歓迎!)
・交流会                 20:30〜

【17日(日)】

・朝の散歩                6:00〜 7:00(自由参加)
・朝食                  7:30〜 8:30
・新緑の森ミニ・ハイキング        9:15〜11:30
・昼食準備、昼食            11:30〜13:30
    (みんなで季節の山菜を味わいましょう!)
・後片付け、閉会行事          13:30〜14:00
・棚田とワイン城を訪ねて        14:00〜15:30

※バスは16:16左沢(あてらざわ)駅発の列車に連絡。山形新幹線17:05山形発つばさ126号に乗車可能。東京着は19:56 (早めの列車希望の方はご相談ください。)



☆セミナーのついでにご旅行をとお考えの方へ☆

1.Asahi自然観に前泊・後泊を希望の方は、申込書にその旨ご記入ください。ホテル宿泊1泊2
食で9000円程度です。

2.セミナー終了後Asahi自然観以外に宿泊される場合は、JR左沢駅までバスでお送りいたします。上山温泉、山形市内、蔵王温泉、天童温泉などへの宿泊が考えられます。その他何でもご相談ください。

3.「葉っぱ塾」では18日(月)は、希望者がおられれば、新緑のブナの森のハイキングなどを実施することが可能です。経費はお一人4000円程度ですが、人数によって変動します。これに参加の場合の宿泊は、「葉っぱ塾」でご相談に応じます。事前に必ずご相談ください。



<セミナー講師・スタッフのご紹介>

■安藤竜二さん  
父親のもとで養蜂を学びながら、88年、独学で蜜ロウソク製造に着手する。90年、日本で初めて蜜ロウソク製造業として独立。「ハチ蜜の森キャンドル」代表。NPO法人「朝日町エコミュージアム協会」副理事長。「日本エコミュージアム研究会」理事。大暮山分校白い紙ひこうき大会実行委員長。山形県環境アドヴァイザー。国土緑化推進機構「森の名手・名人百人」。編著『みつばち〜朝日岳山麓養蜂の営み』がある。

■特別参加者 葉祥明さん
 画家であり詩人。北鎌倉と故郷である阿蘇にご自身の作品のための美術館をもつ。その絵を見る人、詩を読む人の心に奥深いメッセージを届けるスピリチュアル・メッセンジャー。「葉っぱ塾」を始める大切なアドバイスをくださった恩人でもあります。

〜 スタッフからひとこと 〜

■吉原敦子  豊かな自然に囲まれた山形に生まれ育ったにもかかわらず、この美しさに気づかず過ごしてきました。葉っぱ塾と出会い、ブナの森に入ってたくさんのことを思い出しました。そしていつも素敵な人たちとの出会いで、心が満たされています。葉 祥明さんとの出会いも葉っぱ塾です。葉さんからは、「命」の意味をいつも教えてもらっています。葉さんとそしてたくさんの人たちと今回お会いできること、この朝日の豊かな森で時間を共有できることを楽しみにお待ちしています! 

■我妻いづみ  以前に「自然は大きなホスピタル」というCMがありました。そんな言葉通り不思議な力を持っている“ブナの森”。私はその森に癒された一人です。でも、一人で行ける範囲は里山程度。そんな時インターネット上で「葉っぱ塾」を知りました。大好きなブナの森や自然の中に、その人のペースに合わせて連れて行ってくれるヤギおじさんは、奥山に入らなくても身近にブナの森と触れられる場所を教えてくれる山の案内人です。「葉っぱ塾」は私にとって、自然をより近くに感じさせてくれるとても大切な場所なのです。新緑の“ブナの森セミナー”でスタッフとして皆さんにお会い出来ることを楽しみにしています。 

■大石栄子  私の葉っぱ塾は、ブナの森の豊かな自然の中でおりなす人と人との出会い、語らいの中から、大切なものを気づかせていただき、自分が見えてくることです。そして、葉 祥明さんの“詩と絵”にも出会い、鎌倉にある葉祥明美術館まで案内して下さったのも葉っぱ塾で出会った素敵な仲間です。今は、葉さんの詩に時々助けられ勇気をいっぱいいただいております(感謝)。
 今年もきっと、新緑のまぶしい朝日のブナの森が暖かく私たちを包み込み、素敵な出会いと時間を下さることでしょう! 楽しみにしております!!

■八木文明  昨年3月で教員を早期退職しました。「葉っぱ塾」を始めて10年目に入って、ようやくライフワークらしくなってきました。これまでは私と妻だけで細々とセミナーを開催していましたが、今回は強力なスタッフに支えられながら、にぎやかに準備を進めています。参加された皆様の心のひだにしみこむようなセミナーにしたいと思っています。お会いできる日を楽しみにしています。

■八木稲子  セミナーも今年で7回目。そのたびそのたび感性豊かな人との出会いがあり、私の心の財産です。今年はどんな出会いがあることでしょう。楽しみにしています。自然のめぐみは大ざっぱに(私の性格そのもの)調理しても、素材の良さでおいしいです。腕を磨いてお待ちしています。


happajuku at 04:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2009年03月01日

ぎりぎりセーフ、2月の長井葉山へ

  昨日(28日)は、山にでかけるつもりはなく目ざめ、メール便を出すついでにジョギングをと思って走り始めたのです。振り返るとくっきりと葉山が見えていたので、「走っている場合じゃないな」と思いなおし、すぐに家に戻って山への準備を始めました。2月のうちに葉山に登るのは数年ぶりです。

  前日の高い気温で融けた雪面が、夜の放射冷却でしっかりと凍り、「堅雪」になっていました。麓の森林公園まではスノーシューなしでもその上を歩くことができ、ずいぶん時間の短縮になりました。

DSCF3090

  白兎登山口の鳥居です。このあたりの積雪は120センチほど。例年の半分といったところです。

DSCF3094

  「3合目半」としているあたりにある通称「大場(満郎)さんのブナ」のあたりでは、積雪160センチ。私が指してるところが2mです。

DSCF3096

  夏場なら見上げる高さにあるヤドリギが、目の高さにありました。黄色い花が咲き始めていました。ヨーロッパのどこかの地方には、ヤドリギの下にいる女性にはキスをしてもよい、ということになっているそうですが、誰も相手はいませんでした。

DSCF3109

  標高1000mを過ぎたあたりからは、うっすらと新しい雪が積もっていました。その真っ白な雪面に、オレンジ色のウサギの尿の痕が残っていました。婚姻の時期を迎えた今だけの現象だと聞いたことがあります。

DSCF3111

  標高1100mで稜線に出ますが、いつもこのあたりで積雪を計っています。この手袋の脇に頭だけ見えている「ゾンデ棒」(雪崩捜索用の棒)は長さが320センチほどあるのですが、ここまで埋めても先端が地面に届きませんでした。試みに、スコップで60センチほど掘り下げてから刺してみましたが、それでも届きませんでした。結局「測定不能」。380センチ以上ということです。下界の少雪に比べると、このあたりの積雪はそう少ないというわけではありません。

DSCF3114

  「鉾立(ほこだて)清水」付近のこの坂を登りきれば、山頂は間近です。

DSCF3120

  葉山山荘の裏手のピークから眺めた大朝日岳です。手前の日陰になっているピークは御影森山です。この日は月山も見えましたが、その山頂付近は雲に覆われていました。

DSCF3127

  自分で勝手に「とっておきのピーク」と名づけているところからの祝瓶山です。急な斜面の雪がまだ雪崩を起こしておらず、白いピラミッドのような堂々とした姿です。長井側からのルートは、この「二等辺三角形」の正面の細い尾根を登るのです。

DSCF3140

  山荘から下り始めてすぐに、下界が一望できる場所があります。夏場は潅木が立ち上がっていて眺望がききませんが、雪の時期だけの眺望です。川西町や米沢市の方向を見ています。新潟のWさん、ご覧になっていますか? あなたのご実家がこの風景の中にあるはずですよ。

DSCF3139

  蔵王連峰をバックに撮ってみました。最上川の流れも見えています。

  この冬は、極端な暖冬で、水田地帯はもうその地面が見え初めているところがほとんどです。これから雪が降るにしても、3月の雪はわりと早くなくなります。しかし注意が必要なのは、山の雪はそう少なくはない、ということでしょうか。春山や残雪期の登山では注意したいところです。

  「葉っぱ塾」の“春の長井葉山へ”は3月20日が第1回目です。好天の日のみの実施で、5月上旬まで5回予定しています。ぜひご参加ください。




happajuku at 04:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート