2010年02月

2010年02月27日

真央ちゃんは発展途上人〜銀メダル獲得の日に

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。



  オリンピックで日本の多くの人々が注目をしていた女子フィギュアのフリー演技をテレビのライブで見ていました。金選手のすばらしい演技は、付け入る隙を与えないものでした。文句のない金メダルでした。浅田選手は小さなミスがあったけれども、自己ベストとなる得点をあげての堂々の銀メダルでした。何よりオリンピック史上初めてトリプルアクセルを成功させた女子選手となった快挙に、大きな拍手を送りたいと思います。

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  本人はけっして満足はしていないことでしょうが、私は今日の結果をふまえたとき、4年後に夢をもらったなあ、と感じています。それは浅田さんの可能性の大きさを感じたからです。

  このシーズンの始めから、立て続けに演技に失敗し、オリンピック出場はようやくラストチャンスで決めた彼女。追い込んで追い込んでようやく本番に間に合ったという感じではなかったのでしょうか。今自分ができることに磨きをかける余裕のあった金選手とはそこが違っていたのかもしれません。金メダルをねらって取れなかった悔しさよりも、できるはずだと思っていたことができなかったことの悔しさが大きかったのだと思います。浅田選手はまさに、発展途上人ではないのでしょうか。

  同年齢のこの二人を見ていると、同時代に素晴しいライバルに恵まれた幸運が二人をここまで高めてきたと思うのです。昔、プロ野球でONがそうだったように、大相撲で柏鵬時代があったように、今の大リーグでいえば、イチロー選手と松井選手のようでもあるかもしれません。一時的に注目を集めても、そうしたライバルにめぐり合えないまま、急激な下降線を辿っていった選手も多かったと思います。二人はまだ十九歳。オリンピックにはあと2回は出られそうではありませんか?

  真央ちゃん、初のオリンピック出場で銀メダル! 胸を張っていいのではないですか。あなたの笑顔を見ることでどれだけ多くの人々が励まされてきたことか。「神様はその人が乗り越えられないような試練をお与えにはならない」と、私の母が生前語っていたことを思い出しています。    (2010年2月26日記す)




happajuku at 04:57|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年02月26日

半日だけでも長井人〜長井市をグリーンツーリズムで活性化する

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<南陽市梨郷付近、国道113号線からみた飯豊連峰 2月25日>

  「葉っぱ塾」は昨年、長井市や山形県の「グリーンツーリズム協議会」に加えていただきました。“グリーンツーリズム”という言葉は、農山漁村での様々な体験活動と、旅行とを結びつけたものとイメージしていただけるといいかもしれません。

  このような組織に加わる前から、「葉っぱ塾」で取り組んでいたことは、ささやかなグリーンツーリズムだったと振り返っています。単に名所旧跡を回り、温泉に入るだけでなく、その地域に短時間でも滞在し、人々と交流し、様々な体験活動に取り組んで、心を豊かにリフレッシュしていただきたいと願っての活動です。

  今、この長井市およびその周辺地域で、そういう活動に携わっている人々が、具体的に動き始めようとしています。名づけて、「半日だけでも長井人」。従来の観光という観点では集客が行き詰まっていた地域であっても、恵まれた自然やそこで育つ作物を介在させることで、リピーターを増やしてゆくことが、地域の活性化になってゆくのではないかと考えています。

  自分のことだけに限って言えば、今の「葉っぱ塾」のささやかな活動を続けるだけでもよいのですが、若い人たちの中にも、そういう方向を志向する人がいます。あと10年ぐらいできるかどうかわからないこの「葉っぱ塾」の活動が、名前を変え、内容を豊富にして、若い人たちに引き継がれてゆくのであれば、ささやかな一歩を踏み出した甲斐があるというものです。

  昨日は、今年の「田んぼオーナー」について、支援してくださっている遠藤さんと日程などを相談してきました。新たにオーナーになってくださる方を3名募集することにしています。低農薬コシヒカリを栽培することを通じて、地元の人々との交流をはかり、この地域の素晴しさを広めてゆきたいと考えています。







happajuku at 04:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0) グリーンツーリズム | 葉っぱ塾田んぼオーナー

2010年02月25日

スポーツ文化の土壌

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<24日、蔵王ライザスキー場から見た大朝日岳>


  オリンピックの熱戦が続いています。昨日はスキー授業のお手伝いで蔵王ライザスキー場だったのですが、リフトに乗っているときに聞こえてきたラジオ放送で、浅田真央さんがフィギュアスケートのSPで第2位になっていることを聞きました。帰宅してから何度か演技を見たのですが、素晴しかったですね。

  何より嬉しかったのは、演技終了後、氷上で飛び跳ねるような仕草で、無事に滑り終えたことを体全体で表現していたことでした。明日はフリーの演技があるのですが、メダルがどうこうというよりも、選手たちがそれぞれ最高のものを出し切ってほしいと願っています。

  昨日(24日)の朝日新聞に、スピードスケートで活躍した清水宏保さんが「悲しいお金の使い方」という題で寄稿しているのを読みました。オリンピックに出場した選手たちが、メダルを獲得することを求められているが、4年間のフォローを、国やJOCがしてきたのかどうか、という観点で、日本のスポーツ行政のあり方に疑問を呈していました。そしてさらには、日本ではスポーツは文化として根付いているのかどうか、という問も投げかけています。

  昨日、スキー授業に向かうバスの中で、若い体育講師とたまたまそんな話をしながら過ごしていました。スキー場がガラガラであること、蔵王スキー場のリフト料金が高すぎるということ、若者たちのスポーツ離れのことなどなど。

  私自身もかつて教員であったころには、競技スポーツの世界にどっぷりと浸っていたのですが、今になって振り返れば、つまらぬことに時間を割いていたものだと思えてしょうがありません。スポーツを心から楽しむのではなく、目先の勝敗にこだわることで、何か大きなものを失ってきたような気がするのです。

  清水さんはさらに書いています。「ヨーロッパではスポーツ省のある国が多い。スポーツを文化としてとらえる発想が根付いているからだ。生涯スポーツが、また競技スポーツのすそ野となる」と。

  そのような観点から言えば、日本ではスポーツが文化とまでは行っていないのだなあと納得せざるをえません。学校教育が、成果主義、効率主義に染まり、目に見えない価値を大切にしなくなっている傾向は、オリンピックのメダル至上主義とどこかで重なっているのかもしれません。
  




happajuku at 04:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年02月24日

春の兆し〜気温10℃を超える

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<長井市成田地内からみた、朝日に染まる長井葉山>

  昨日(23日)の朝、ジョギングに出ようと玄関を出ると、「ほわっ」と暖かい感じ。日中もよく晴れて、夕方のニュースでは今年初めて気温が10℃を超えたと伝えていました。3月下旬並みの気温とのことでした。「雨水」だった19日は気温が低かったけれど、あのあたりで「冬峠」を越えたのかもしれません。

  すでに「葉っぱ塾」では春の計画をいろいろ準備をしていますが、気になるのはやはり桜の開花のことです。先日山形市の開花予想が4月13日と発表されたのですが、例年より少し早そうです。

  昨年に続いて「置賜桜回廊ウォーキング・ツアー」のガイドを依頼されていますが、昨年も満開を少し過ぎてしまい、キャンセルされた方もあったと聞いています。あまり早いとそういうことも出てきていまいますから、考え物です。

  もちろんこのまま簡単に春を迎えるわけではないでしょう。いつも3月になってから「こんなに降るの?」とあきれるほどの雪もやってきます。寒暖を繰り返しながら春は近づいてくるのです。

  きょうは、N高校の最後のスキー授業です。好天になるとの予報です。




happajuku at 05:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年02月23日

細る樹氷、やはり暖冬

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<蔵王ライザスキー場第三リフト終点付近で>

  昨日(22日)は、N高校のスキー授業のお手伝い。私にとっては3回目で、蔵王ライザスキー場に行ってきました。朝から穏やかに晴れ上がり、絶好のスキー日和でした。担当した1年生の女子の班の生徒たちと第3リフトで上がったところで写真を撮影しました。

  ここは標高1450mほどあります。例年であれば、見事な樹氷が形成されているところです。しかし今年はご覧のように、アオモリトドマツという針葉樹の姿がほぼそのままに、雪が付着しているだけ、といった状況です。標高がもっと高いほうを見渡すと、何とか樹氷らしいものになっていましたが、やはり暖冬という感じです。

  年末から1月中旬にかけては3回ほど寒波が繰り返して訪れましたが、2月は上旬の立春寒波のみ。積雪もこのあたりで30センチほどと例年のいまの時期の半分ほどしかありません。

  春が来るのはいいのですが、季節変動の異常さを感ずるとなると、気持ちは複雑です。昨夜は寒冷前線が通過して、一時的に雨が降ったようですが、今朝はまた暖かな朝を迎えています。オリンピックの熱戦がもたらす一時的な温暖化であれば歓迎なのですが・・・。




happajuku at 09:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年02月22日

4県から参加、「森の勉強会」

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<講演する滋賀県支部長さん>

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  昨年2月に「日本熊森協会山形県支部」を結成して1年。昨日(21日)、山形市内の公民館で、支部の総会を兼ねて「森の勉強会」を開催しました。東北では協会支部の活動が行われているのは山形だけということで、本部と協力して周辺の県にも呼びかけをしていましたが、遠く秋田からや、宮城、福島からの参加もあって、予想を超える33名の勉強会となりました。

  年末に福井で日本熊森協会の支部長会が開催されたときにお会いした滋賀県支部の村上支部長さんに、わざわざおいでいただき、私たちよりも数歩先に進んだ活動をしておられる様子をお話ししていただきました。

  滋賀県支部に学ぶべき最大のことは、行政と連携した取り組みが行われているということでした。地域によっては、協会の活動が十分に理解されず、行政に対する圧力団体のように受け止められているところもあります。しかし、考えてみれば、森林を守り、野生動物との共生を追求してゆくことに、行政と民間が対立することなど、不毛以外のなにものでもありません。昨日の会合に山形県の「みどり自然課」の職員が、私的な立場とはいえ参加してくださったことは、今後の活動を進めるにあたっては本当にありがたいことでした。

  滋賀県支部は500名に近い会員がおられるとのことですが、山形はようやく40名を超えたところです。今後会員の拡大や、支部としての活動を創り出してゆかなければなりませんが、村上滋賀県支部長さんが、「それぞれがやれることを無理せずに」とアドヴァイスくださったことをかみ締めたいと思います。

  こうした活動を進めてゆくにあたって私が何より大切にしたいのは「継続」ということです。打ち上げ花火のような活動ではなく、「白金かいろ」のような、「湯たんぽ」のような、緩やかで持続的な活動を目指したいという思いでいます。

  さし当たっては、4月17日(土)に、鶴岡市(旧朝日村)の佐藤さんが飼育しておられるクマの「クロちゃん」に会いにゆく研修会を考えています。改めてご案内はいたしますが、会員はもちろん、今後活動に加わってくださろうとする皆様のご参加をお待ちしています。

  せっかくの休日、ご参加くださいました皆様、準備に関わってくださった会員有志の皆様、ありがとうございました。また、取材においでくださった新聞社の記者の方にも、御礼を申し上げます。



happajuku at 05:48|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 

2010年02月21日

春の長井葉山2010参加者募集!

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<長井市内、最上川右岸から眺めた長井葉山>


   ■■■ 葉っぱ塾 春の長井葉山を楽しむ2010 ■■■

  標高の割に雪の多い長井葉山ですが、3月になると雪が締まって歩きやすくなります。また立木が雪の下になっていて、その眺望ときたら思わず「サイコーッ!」と叫びたくなるほどです。百名山のうち、6つの山々を眺めることができます。好天の日を狙って登ってみませんか? 前半の回は雪の山に親しみ春の気配を感じながら、そして後半の回は春の花々も楽しめます。

【期   日】
  。碍遑隠各(土)  ☆中止します。
  ■碍遑横案(土) 
  3月22日(祝)
  ぃ碍遑械案(火)
  ィ慣遏。呼(木)
  Γ慣遑横呼(水)〜29日(祝)      ムーンライト登山
  В儀遑菊(祝)

   ※天候の判断を前日に行い、眺望が期待できない場合は延期または中止します。
   ※Δ蓮■横呼深夜出発。満月の明かりの中を登ります。山頂で日の出を見る予定ですが、月夜が期待できない場合は中止します。
   ※3人以上まとまれば、お好きな日にご案内することも可能です。
   
【参加費用】 ¥4000(保険料・写真代等含む)  
※スノーシューのレンタルは¥500増し

【募集人数】 各回8名以内(各回、3日前までに必ずお申し込みください。)
※保険の関係で、生年月日をお知らせください。

【集  合】 午前7時 フラワー長井線「蚕桑(こぐわ)駅前」が原則 
※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。

【日  程】 (※Δ亙牝程。参加者に連絡)


  7:00    蚕桑駅前集合(Δ錬飴集合となります。)
 7:30    薬師桜上墓地前出発     
 12:00ごろ 葉山山頂着・昼食          
 13:00    下山開始
 16:00ごろ  墓地前解散

【持ち物】 帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように。お貸しすることも可能です。)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、かんじきまたはスノーシュー、サングラス、水(1ℓ程度) 
※Δ魯▲ぅ璽鵝雰撻▲ぅ璽鷁帖法◆
※下着は化繊やウールのものを。木綿のものの場合は必ず着替えを持参してください。

【連絡先】葉っぱ塾・八木文明 
      (社)日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員
      993-0053長井市中道2-16-40 
      Tel/Fax 0238-84-1537
      E-mail: happa-fy@dewa.or.jp    

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。


happajuku at 05:21|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年02月20日

山形の森を守りたい

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<19日朝の雪景色。長井市伊佐沢地内>


  昨日19日は、二十四節気の一つ「雨水」。雪が雨に変わり始めるころ、というような意味なのですが、山形は時々雪が降る寒い一日となりました。

  午後、山形県庁近くの施設で、今年度2回目の「特定鳥獣保護管理検討委員会」が開催され、自然保護団体の代表として出席してきました。検討の対象は主にクマとサルでしたが、県内ではこれまで生息していなかったとされるイノシシやニホンジカの目撃などもあったとのことで、将来的にはこうした動物たちも本格的に話題にのぼることになるのかもしれません。

  山形県民の多くはあまり知らないでいるようですが、山形は「クマ捕殺大県」と言ってもいいくらいに、ツキノワグマを捕獲し、殺してきています。私が出席している委員会の第1回目に県が提出した資料によれば、2001年から2009年までに県内で捕殺されたクマは2000頭を超えています。全国的に大量出没した2006年には、692頭でした。

  今回の会議は、来年度の捕獲許可頭数をどれぐらいにするのか、ということが主な内容でした。様々な数字を引用して県が生息数を推定し、これまでの捕獲実績や、農業被害なども考慮しながら捕獲数の上限を示す、というものです。それによれば、県内には2059頭のクマが生息しており、来年度は218頭を上限として捕獲が認められることになるそうです。出席しているだけで心が痛くなるような会議です。

  私たちが「文化的な」生活を謳歌しているその近くに、クマをはじめ、多くの野生動物が棲んでいるということの意味を考えています。生態系の中でも上位にある大型の動物が生息していることは、生態系の豊かさを示しています。そして、その恩恵を私たち人間も、間接的に享受しています。一方で、農作物への被害も、農家の方々にとっては死活問題です。複雑に入り組む利害にどのように対処してゆくのかが問われています。

  来年度の捕獲を何頭にするか、というだけではなく、中長期的に、山形の森をどうするのか、ということをもっと議論しなければならないだろうと思います。森は植物と動物たちの生命によって支えられています。生態系の大きな異変が私たちの目に見える形で現れるときは、すでに手遅れということも十分考えられるのです。

  私たちは21日(日)、山形市の滝山公民館で、日本熊森協会滋賀県支部長をお招きして、「森の勉強会」を開催します。森や野生動物のことに関心のある方々、ぜひご参加ください。時間は午後2時から。参加費は無料です。


※参考 2001年〜2009年までの山形県内のクマ捕殺数

    2001年   204

    2002年   142
  
    2003年   216

    2004年   245

    2005年   192
  
    2006年   692

    2007年   124

    2008年   170
  
    2009年   112 



happajuku at 05:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 

2010年02月19日

天目指(あまめざす)をめざすハイキング〜奥多摩へ

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  以前から3月16日のデュオ・ケーナルパのコンサートのことをご案内していました(このブログにリンクを貼っております)。それにあわせて、一つ新たな計画を立てましたのでご案内いたします。

  今は一組のご夫妻によって生活が営まれているだけという、奥多摩の「天目指(あまめざす)」という集落を訪ねるハイキングを行います。長年この地域のフィールド調査をしてこられた小岩清水先生にご案内いただきます。ぜひご参加ください。

  ※「天目」とは、小粒の柿のこと。豆柿ともいい、柿渋を取るために屋敷まわりに栽培されたもの。柿渋は防腐剤や防水材として大切なものであった。「指」は焼畑地の意味を持つ言葉。(小岩清水先生レポートより)


        ■■■ 葉っぱ塾 奥多摩・天目指集落を歩く ■■■

  「葉っぱ塾」では初めて、首都圏での行事を開催いたします。長井の葉山にもおいでくださって多くのご教示をいただいている地理学者・小岩清水先生のご案内で、先生のフィールドの一つ、「天目指(あまめざす)」という集落を訪ねてみます。

  小岩先生のレポートによれば、「天目指は今から約300年前に、奥多摩多摩川中流の支流の越沢(こいさわ)左岸に聳える城山(じょうやま)中腹の斜面がわずかに傾斜を緩めた傾斜地に3家族が生活を刻み始めた」という歴史を持ち、「今日では奥多摩に生きた人々の生活文化の最後の砦として、奥深い山林で生活する場合に大切な前向きの精進のあり方を伝える場の、唯一とさえ表現できる、価値の高い自然と人間の緻密で有形・無形の奥深い暮らしを保っている場所である。」とのことです。東京の秘境と言ってもいいところかもしれません。

  先生のご好意によって、参加費はありません。自己責任でご参加ください。なお、参加者を掌握したいので、事前にお申し込みをいただきます。

【期 日】  2010年3月15日(月)    

【募集人数】  先着数名程度(申し込みは3月10日まで)

【日 程】
   8:04東京駅発、中央線快速「青梅行き」に乗車ください。
      8:04東京→8:19新宿→8:23中野→8:37三鷹→8:56立川→青梅着9:31
         ※青梅で乗り換え
      9:32青梅→10:01鳩の巣 下車 ⇒ ハイキング ⇒ 15:00ごろ鳩ノ巣駅解散

         ※鳩ノ巣駅発青梅方面 15:18、 15:51 があります。

【持ち物】各自の昼食、雨具(ウインドブレーカーや傘など)、タオル 、着替え、水、おやつ(非常食かねる)、ゴミ袋、敷物
    ※履物は履き慣れたトレッキングシューズや運動靴が最適です。

【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明 
       日本山岳ガイド協会認定ガイド
       日本自然保護協会自然観察指導員
        E-mail: happa-fy@dewa.or.jp

※このブログ記事の写真は、現地とは関係がありません。




happajuku at 05:50|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年02月18日

地形図読図講習会、参加者募集中!

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  なかなか開催される機会の少ない地形図の読図講習会を開催します。山に地図やコンパスを持っていっても、使い方をマスターしていなければ、何の役にも立ちません。山に行ったついでに身につけることはなかなかできないものです。一度しっかり学ぶということが大切です。ぜひご参加ください。

**********************************


 ■■■ 葉っぱ塾特別講習会 地形図の読図とコンパスの使い方 ■■■

    地形図の読み取りは山歩きの基本。その理論と実際を研修します!
  

  登山愛好者のみなさん、山に出かけるときに地図とコンパス(方位磁石)は持って行かれますか? 山を歩くときに、最も基本的なことの一つが地形図を「読む」ことです。地図やコンパスを持っていても、意外と実際には使えない方も多いようです。道迷いが遭難につながることも多くあります。この講習は、地形図やコンパスの使い方を基本から学ぶもので、机上講習と、夏道の見えない雪上を歩くことを組み合わせ、「地形図が読めるように、コンパスが使えるように」なることを目的として開催するものです。地形図を読めるようになることで、山の楽しみと安全が増すことにつながります。多くの登山愛好家のご参加をお待ちしています。

1.主催       葉っぱ塾

2.期日      2010年2月27日(土)〜28日(日)

3.会場      飯豊少年自然の家 及び その周辺

4.講師      八木文明(日本山岳ガイド協会認定ガイド)

5.参加費     10000円(講習料、宿泊料、食事2食、保険料含む)

6.募集定員    15名程度 (申し込み最終締め切り 2月22日)

7.日程 
  <27日>
          13:00〜13:30  受付〜開会行事
          13:30〜17:00  講習(1)
          17:00〜17:30  移動・ベッドメイキング
          17:30〜18:30  夕食・休憩
          18:30〜20:15  講習(2)
          20:30〜21:30  入浴
          21:30〜22:00  交流会

  <28日>
           7:45〜   朝食
           8:45   飯豊少年自然の家出発 講習(3)※屋外
                     (途中昼食)
          14:00      飯豊少年自然の家帰着
          14:00〜14:30  閉会行事・解散
     ※天候によって変更する場合がございます。

8.装備  日帰り装備、28日の昼食(屋外でとることになります)、雪上を歩ける
服装(スノーシューは飯豊少年自然の家から借用可能)、手袋(2つ)、帽子、シルバコンパス(No.3以上のタイプ。不安な方はお問い合わせ下さい。)、ヘッドランプ、非常食、筆記用具(できれば分度器も)
※コンパスは早めにお申し込みいただければ、こちらで代わって購入も可能です。

9.申し込み    葉っぱ塾(八木)
         筺0238−84−1537(FAX兼用)
        e-mail: happa-fy@dewa.or.jp  
※保険加入に必要ですので、申し込みの際に生年月日をお知らせください。       (何らかの傷害保険にすでに加入の方は申し込みの際お知らせください。)




happajuku at 05:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年02月17日

スキー授業お手伝いの日に

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<山形では銀より銅が上>
(クリックで画像拡大)


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  昨日は、この冬2回目のN高校スキー授業のお手伝いでした。今回は上山市にある「蔵王ライザスキー場」。朝から穏やかな天候で、そのわりには気温は−5℃ということで雪質もよく、とてもいい条件でした。

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  この日の生徒たちは、3回ある授業の2回目。前回とは違う班だったので、初対面の生徒が多かったですが、屋外での活動は、。天気良ければすべてよし、といったところです。私は、昼休みもそこそこに滑って、自分の練習としました。

  ちょうどこの日、オリンピックのスピードスケートに、山形出身の加藤条治選手が出場とのことでしたが、テレビ中継など見られない状況だったので、気になっていました。夕方学校の事務室に戻ってきてようやく結果を聞いて知りました。

  帰宅して届いた地元紙の夕刊では、世界がひっくり返ったらこのぐらいの大きさの活字や写真かと思われるほどに第一面に出ていました(上の写真)。しかも「銀」の長島選手より前に。かつて世界記録保持者だったこともある彼ですので、本人も周囲も、優勝しても不思議はないと思っていたことと思います。そういう意味では残念だったかもしれませんが、全力を尽くしてもメダルに届かない選手がほとんどなのですから、よかったではありませんか。

  しかし、スポーツ選手というのは、私たちのそんな気持ちとは次元が違うところで物事を考えているから、そこまで行けたという面はあるのかもしれません。いずれにせよ、スポーツ選手は、その競技で目立つのが一番似合っています。

  真央さんが気になります。



happajuku at 05:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年02月16日

大きな雪ロール

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  こちら山形は、立春(4日)を過ぎて強い寒波に見舞われて以降、雪の日が多くなっています。積雪は長井市内で40センチほどと、それほど多くはありませんが、明け方は−3〜−6℃という日が続いています。

  昨日の朝のジョギングで、面白いものを見つけました。道路の法面から転げた雪が大きなロールパンのようになっていました。直径およそ80センチほどもありました。日中気温が高く、雪が湿っているときにできたものだと思います。

  山形の庄内地方(日本海側)では、これと似た「雪俵」というのが、平地でできます。強風で雪の塊が転がされてしまうのです。それに比べてこのあたりは比較的風は弱いですので、平地で見られることはまずありません。こんな斜面で、さまざまな条件が整って、ロールパンになったものでしょう。

  今朝の地元新聞に県内の桜の開花予想が出ていました。山形市は4月13日の開花と予想されています。私が住む長井市ではそれよりも数日遅れるはずですので、まあ、例年どおりぐらいになるのでしょうか。

  「春と聞かねば 知らでありしを・・・」。唱歌『早春賦』の一節です。まだまだ雪は降る時期ですが、一度「立春」と聞いてしまうと、なぜか春が待ち遠しくなるから不思議です。

  きょうは、蔵王にスキー授業のお手伝いで出かけてきます。



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2010年02月15日

参加者募集! 県民の森スノーシュー・ハイキング

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   ■■■ 葉っぱ塾 県民の森スノーシュー・ハイキング2010 ■■■
             ※体力初〜中級者向け

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<正面に月山や村山葉山が見えるんです!>

  スノーシューは、北米で発達した「雪面を歩く」用具です。日本の「かんじき」にあたるものといえばわかりやすいかもしれません。初めての方でも特別な技術は必要なく、楽しく雪の上の散歩を楽しむことができます。
  白鷹山のふもとにある「県民の森」は、雪の時季は訪れる人もなく、ひっそりとしています。しかしそこは動物たちの天国でもあります。足跡をたどって動物たちに出会えたらいいですね。また、春を待つ植物はどんなふうにしているのか、じっくり観察してみましょう。月山や蔵王の眺めも最高です。

【期  日】  3月7日(日)  荒天中止    ※4日締め切り
                   
【参加費用】  大人¥2000  子ども(5歳以上)¥1500
       ※大人1人と子ども1人一緒に申し込みの場合は¥3000とします。
       ※大人1人と子ども2人一緒に申し込みの場合は¥4000とします。
※保険料、写真代、スノーシューのレンタル料等含む。

【募集人数】  大人8名まで 子ども8名まで
※小学生以上の場合、子どもだけの参加も可能。集合場所までの送迎をお願いします。

【集  合】  午前9時 山形市少年自然の家駐車場
※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。

【日  程】
       9:00    少年自然の家駐車場集合
      14:30ごろ  少年自然の家駐車場解散

【持ち物】帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、タオル
※下着はできれば化繊やウールのものを。木綿のものの場合は必ず着替えを持参してください。

【連絡先】  葉っぱ塾・八木文明
        日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員
         日本ネイチャーゲーム協会コーディネーター

993-0053長井市中道2-16-40
TEL/FAX 0238-84-1537
E-mail: happa-fy@dewa.or.jp    
ブログhttp://blog.livedoor.jp/happajuku/ (ブナの森から吹く風)

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。


happajuku at 05:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年02月14日

スノーランタン“大晦日”にともる

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<ただいま製作中>


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  新年明けましておめでとうございます! きょう14日は旧暦の元日にあたります。したがって13日は大晦日でした。朝日町の「ハチ蜜の森キャンドル」の安藤竜二さんと連携して開催している「スノーランタンの森づくり」に参加してきました。

  「葉っぱ塾」では毎年この行事と翌日のスノーシューを組み合わせて参加者を募集しているのですが、残念ながら今年は参加者がありませんでした。「葉っぱ塾」として参加し始めてから初めてのことです。ちょっと残念。広報が足りなかったのかと反省しています。おりしもオリンピックの開会式と重なりました、もしかしてそのせいだったのでしょうか?

  この日の朝は、妻から教えてもらったカボチャケーキを初めて自分で作って準備していきました。今回安藤さんのほうに申し込みがあった参加者に小さな子どもたちが多いということもありましたから。

  天候は晴れとはいかないまでも穏やかな空。一週間前の土曜日は吹雪でしたが、この日はさながら“スノーランタン日和”。


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<雪のブロックを並べて“街”のイメージ>

  秋のカボチャランタンでお会いした若い女性が、安藤さんのお手伝いを兼ねてお友だちと参加していました。「やあ、あのときの・・・」。また、今回の遠来は石巻の方でした。遠くからのご参加、県知事吉村美栄子に代わりまして御礼申し上げます。

  湿っていた雪も午後3時を過ぎて気温が下がり始めると表面から凍り付いてゆきました。午後5時点火式。まだ空に明るさが残っています。自分の作品にそれぞれが点火します。自分のイメージどおりのものになるのかどうか、気になる瞬間です。

  少しずつ空の明るさがなくなってゆくと、ランタンの灯りが鮮やかさを増してゆく、その移り変わってゆく様子がなかなかいいのです。

  上の作品は東北芸工大のOBの作品。大きな雪のブロックを立てたり横にしたりして並べたものです。小さなキャンドルをたくさん作って配置しています。これまでの作品にはなかった作り方。さすが芸工大、といった感じです。


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<いちばん手前がヤギおじさんの作品>

  私のは、大きな雪の柱を作り、外側と内側とから薄く削ってゆき、光を透かそうとしました。ところが途中で壁に穴があいてしまい、しかたないので、ハート型の窓にしました。バレンタインにちなんだ、というわけでもありませんが・・・。雪の固め方が足りなかったので、きれいな柱になっていなかったようです。

  その奥に見えているのは、小さなタッパーに入れて作った雪のブロックを積み重ねて作った作品です。この作り方のものが一番多かったようです。


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<大きなブロックもすっきりしています>

  この作品は、当初「高さ」を狙ったそうですが、途中までとなったようです。大きなブロックを光が透けるほどに薄くして積み上げるのはなかなか難しい技が必要なようです。

  参加者それぞれが感想を述べ合って閉会したとき空を見上げると、雲が切れて星空がのぞいていました。「あ! オリオン座だ!」と女の子。「よく知ってるね」というと、「ちょうど今勉強している」とのこと。こんな星空の下で、スノーランタンのともし火を見る。その体験は子どもたちの心をどれだけ豊かにしてくれることでしょう。


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<ブナの森を照らすスノーランタンのともし火>

  しんしんと冷えてきた会場をあとにするときに振り返ってみると、参加者が作ったスノーランタンの明かりで、ブナの木の枝先が照らされていました。春が少しだけ近くなりました。



  

happajuku at 06:05|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年02月13日

ストーブといろり

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<蔵高宿の薪ストーブ>


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  11日、小百合さんの映画の帰り道で、遅めの昼食に立ち寄ったのは長井市伊佐沢地内にある手打ち蕎麦処「蔵高宿(ぞうこうじゅく)」。ここ何年か元日の葉山登山に同行してくれている、宮崎出身の若者Sさん夫妻が任されているお店です。彼が書いているブログはこのブログにリンクしてありますので、場所などはそちらをご覧下さい。桜の名所「久保桜」の近くです。

  夏場は広々した座敷に上がれるのですが、今の時期は土間に薪ストーブを焚いて暖めてくださっていました。薪ストーブのぬくもりは、我が家で使っている石油ストーブとは「あたたかさの質」が違います。家にもこんなのがほしいのですが、問題はどこに置くかなんですね。

  そば粉100%の手打ちの蕎麦は、しっかりしたコシがあって、なかなかすばらしいです。付け合せに出される漬物や煮物も味わいがあります。お店のヒーロー大吉くんの笑顔を見るのも楽しみです。この日はパンツをはかない大吉くんが大サービスをしてくれました。


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<「なごみ庵」のいろりを囲んで>

  「蔵高宿」からさらに、届け物ついでに、長井市成田地内にある「なごみ庵」を訪ねてみました。この「葉っぱ塾」も一員に加えてもらっている長井市の「グリーンツーリズム協議会」のメンバーの菅野ちゑさんが経営しておられます。菅野さんの自宅敷地内にある小屋を改造した郷土料理のお店です。

  東京などからツアーでおいでになるお客様が多いとのことで、この日お邪魔したときも、「お客様はさっきお帰りになったばかり」というところにお邪魔しました。

  板敷きの和室に「いろり」が切られています。昔は私の家にもあったいろりですが、今はこうした家は少なくなっています。いろりを囲んで、足を「あぶり」ながら座っていると、自然に会話がはずみます。場がなごむ。だから「なごみ庵」なのでしょうか?

  この日お邪魔したら、お客様を見送って、遅めの昼食をとっておられたのですが、あたたかい「呉汁」というのをふるまっていただきました。大豆を摺って入れた味噌汁です。何だか遠い昔に食べたことがあるという記憶が戻ってきました。その後、いろりに金網をわたして焼いてくださったのが、「カヤの実」。写真にも写っています。これがすばらしく香ばしい! 「和製アーモンドです」とのお話に納得。

  「なごみ庵」(電話 0238-84-7822)は完全予約制で、お昼時に「なごみ膳」が¥1300で提供されています。団体で利用する場合は15名ぐらいまでがちょうどよい広さのようでした。



happajuku at 04:40|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2010年02月12日

小百合さま、『おとうと』拝見

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※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  親が子を殺し、逆に子が親を殺し、また、親族が財産をめぐって争いあい、いがみあう、ということをしきりに見聞きするようになってきました。人の「いのち」がどうしてこのように軽々と扱われていくのだろうと思います。  

  先月末に公開になった吉永小百合さん出演映画の114作目『おとうと』をようやく昨日(11日)に拝見してきました。底流にある大きなテーマは、「家族」です。そこに福祉の問題や看取りの問題、隣近所との付き合い方の問題などがちりばめられています。

  そういうテーマの映画に心が深く反応するようになったのは、やはり自分の年齢が「そういう」年齢に近づいているということかもしれません。見終えたあとに最初に思ったのは「日本人であってよかった」というものでした。山田監督の演出ということなのでしょうが、私たち、見る人の心の襞に入り込んでくるような言葉の選択がなされていたことが、そんな感想を引き起こしたのだと思います。

  印象的だった場面があります。婚家から戻ってきてしまった娘に、近所の幼馴染の大工の青年が好意を寄せていました。仲間が近々結婚するからみんなで集まる。一緒に行かないか、と娘を誘います。娘は「私なんかが行ったら場がしらけてしまう」と断ります。青年は怒って「そうか、じゃ、来なくていい」と雨の中へ飛び出して行くのですが、しばらくして戻ってきて彼女に言うのです。「俺、君が戻ってきたと聞いたとき、“ヤッターッ!”と思ったんだ」と。その一言を言うとまた雨の中に青年は飛び出してゆきました。

  ストレートには言わないけれども、しっかり相手に伝わる言葉を、私たちは持っているんだ。日本人であることの素晴しさを、そんなところに感じたのです。それは最近また読み始めた藤沢周平作品の登場人物にも通ずるものでした。

  15キロのダイエットをして「最期の場面」の撮影に臨んだという鶴瓶師匠の好演も光っていました。





happajuku at 06:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 吉永小百合さん関連 

2010年02月11日

『人の痛みを感じる国家』

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※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。



■『人の痛みを感じる国家』  (柳田邦男著  新潮文庫438円+税)

最初に問題です。
「お父さんは男です。ではお母さんは?」
みなさんならどうお答えになりますか? 

  ※答えを文末に示しましたができればそれは最後にお読み下さい。             

  昨年1月にお送りした「LEAF」129号に掲載したこのコーナーで、柳田邦男さんの『壊れる日本人〜ケータイ・ネット依存症への告別』と、その続編『壊れる日本人〜再生編』を紹介しました。私たちの社会は年を追うごとに便利になってきた一方で、子どもを育てる環境が大きく変化し、子どもの言葉の能力や感情表現の力をどのように育てるべきか、本質的な提言をされた本でした。そして今回紹介するのはその続編です。

  ご存知の方もおられるとは思いますが、柳田さんはNHKの記者を退社された後、ドキュメンタリー作家としての道を歩まれ、航空機や鉄道の事故などの背景を深くえぐるような作品を多く書いてこられました。その後柳田さんは、ご次男が若くして自死されたことをきっかけに、人間の精神世界についても深く考察するようになります。

  ご自身が深い悲しみの体験からはい上がるとき、絵本が非常に大きな力になったご経験から編まれた著書『砂漠で見つけた一冊の絵本』(岩波書店)も以前の「LEAF」で紹介したことがありました。

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  今回の作品で扱われている内容は、インターネット社会の中での子育て、国民に対する国家あるいは行政というもののあるべき姿、災害によって加速する過疎地域の破壊とふるさとを大切にすることの意義を問うもの、人間の生きがいにかかわるものなど、一見多岐にわたっています。しかし、その底流で、人間一人ひとりが大切にされることが国の大きな目標であるべきなのではないかという切実な問いかけがなされているように思えてなりません。

  中でも「“心の分娩”は三年かかる」の中で紹介されている、慶應大学医学部乳幼児医学専攻の渡辺久子先生が著した著書、『抱きしめてあげて 育てなおしの心育て』で取り上げられているA子さん、B子さんを紹介した部分は、かつて勤務していた高校での体験をまざまざと思い起こさせるものでした。

  不登校が続いていたある女の子が、どういう経緯かは省略しますが、保健室のソファの上で母親に赤ちゃんのように抱かれていた姿を思い出したのです。渡辺先生の言葉、<健やかな自立の背後には必ずや健やかな依存があるものです。>は、手がかからない子を「いい子」として育ててきた多くの親にとって、ずしりとした重みをもって受け止められるのではないでしょうか。

  冒頭に紹介した“問題”は、「現場・現物が語り出すとき」のはじめに紹介されているエピソードです。ある障がいをもった子どもが小学校の特殊学級に通うようになったとき、障がい児の手当てや手帳を受けるために医師から診断を受けたときの話です。

  その子の答えは「大好きです」というものだったといいます。「IQ37の世界って実はとても素敵で優しくてあったかい世界なんだ」と思ったというお母さんの言葉がまた素晴しいです。

  冒頭で紹介した作品とあわせてぜひお読みいただけたらと、ご紹介いたしました。


※この文章は通信「LEAF」第138号に掲載したものを加筆修正して転載したものです。


happajuku at 06:27|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年02月10日

今年も「春の長井葉山」へ!

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<昨年3月下旬の長井葉山で>


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


    ■■■ 葉っぱ塾 春の長井葉山を楽しむ2010 ■■■

  標高の割に雪の多い長井葉山ですが、3月になると雪が締まって歩きやすくなります。また立木が雪の下になっていて、その眺望ときたら思わず「サイコーッ!」と叫びたくなるほどです。百名山のうち、6つの山々を眺めることができます。好天の日を狙って登ってみませんか? 前半の回は雪の山に親しみ春の気配を感じながら、そして後半の回は春の花々も楽しめます。(当初DMでお送りした日程から少し変わっています。)


【期   日】 (好天が期待できる場合に実施します。)
 。碍遑隠各(土)
 ■碍遑横案(土)
 3月22日(祝)
 ぃ碍遑械案(火)
ィ慣遏。呼(木)
Γ慣遑横呼(水)〜29日(祝)   ムーンライト登山
 В儀遑菊(祝)

   ※天候の判断を前日に行い、眺望が期待できない場合は延期または中止します。
   ※Δ蓮■横呼深夜出発。満月の明かりの中を登ります。山頂で日の出を見る予定ですが、月夜が期待できない場合は中止します。

   ※3人以上まとまれば、お好きな日にご案内することも可能です。  

 
【参加費用】  ¥4000(保険料・写真代等含む)  
※スノーシューのレンタルは¥500増し

【募集人数】  各回8名以内(各回、3日前までに必ずお申し込みください。) ※保険の関係で、生年月日をお知らせください。

【集   合】  午前7時 フラワー長井線「蚕桑(こぐわ)駅前」が原則 
※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。

【日   程】※Δ亙牝程(参加者に連絡)

  7:00    蚕桑駅前集合(Δ錬飴集合となります。)
  7:30    薬師桜上墓地前出発     
 12:00ごろ  葉山山頂着・昼食 
 13:00    下山開始
 16:00ごろ  墓地前解散

【持ち物】   帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように。お貸しすることも可能です。)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、かんじきまたはスノーシュー、サングラス、水(1ℓ程度) 
※Δ魯▲ぅ璽鵝雰撻▲ぅ璽鷁帖法◆
※下着は化繊やウールのものを。木綿のものの場合は必ず着替えを持参してください。

【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明
   (社)日本山岳ガイド協会認定ガイド
      日本自然保護協会自然観察指導員
993-0053長井市中道2-16-40  
Tel/Fax 0238-84-1537
E-mail: happa-fy@dewa.or.jp
ブログ http://blog.livedoor.jp/happajuku/ (ブナの森から吹く風)

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。


happajuku at 04:47|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年02月09日

新雪パラダイス!〜県民の森でスノーシュー

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<ウサギの足跡があちこちに>

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。



  8日、若い友人のMさんと県民の森をスノーシューで歩いてきました。1月に一度、一人で歩いたことがありましたが、今後このフィールドを「葉っぱ塾」の行事にも使えないかと考えていました。Mさんは今、ここを仕事場にしておられるので、この日は「アドバイザー」ということで一緒に歩いていただきました。

  月曜日、しかもこの施設は完全休館日でもあり、駐車場には私たちの車だけ。全くの貸切状態でした。前日午前までは寒波の影響が残っていましたが、この日は朝から素晴しい天候に恵まれました。吹雪で閉じ込められていたウサギたちも活発に動き回っているようで、あちこちに足跡が残っていました。


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<雪のベンチをつくってランチ>

  途中まではクロスカントリー・スキーヤーのために圧雪車で整備した雪道を歩きましたが、「曲沼(まがぬま)」駐車場からは新雪へと踏み込んでゆきました。間もなく着いた小高いピークからは、北西側正面に真っ白な月山がドーンと構えていました。その月山を正面にして、スコップで雪のベンチを作り、二人でランチ。絶景を「おかず」にして、ずいぶんとゆっくりしてしまいました。


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<自分たちだけのトレースを刻む>

  その丘までは前日誰かが歩いた跡が残っていたのですが、そこから先は誰も踏み込んでいないまっさらな雪の斜面! こんなぜいたくなスノーシューはなかなかできません。昼を過ぎてしだいに気温も上がり始め、数日続いた寒波の後だけに、日差しが心地よく感じられました。「やっぱり春は近づいている!」。そんなことを確信できました。

  あまり気持ちがよかったので、「葉っぱ塾」では3月7日(日)に、ここでスノーシュー・ハイキングを行うことにしました。具体的な計画はこれからですが、ぜひご参加ください。






happajuku at 05:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年02月08日

長井市内の古い建物

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<長井市立長井小学校第一校舎>

  先週末から11日までの予定で、長井市立長井小学校のライトアップが始まりました。私の母校です。この小学校はたしか明治14年(1881年)の創立だと思いました。今年で創立129周年を迎えるはずです。在学中に80周年を祝ったことを覚えています。紅白まんじゅうをもらったような気がします。

  ライトアップされているのは「第一校舎」です。この校舎は1933(昭和8)年に建設されたものだそうで、喜寿を迎えたことになります。私は5年生のときにこの校舎の1階が教室だったことを覚えています。今は特別教室や職員室としての使用のようです。国の有形文化財に指定されている建物でもあります。

  最近の校舎は鉄筋コンクリートが多いですが、木造のこうした建物と、コンクリートの建物とを比較すると、育つ子どもまで違うような気がするのは私だけでしょうか。


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<長井市本町の旧小池医院>

  こちらは市の中心部、本町通りにある旧小池医院の建物です。個人所有の建物としては珍しい洋館です。ここは子どものころ風邪をひきやすかった私が何度も通ったお医者さんでした。祖母や母が具合が悪くて入院したこともあったと記憶しています。


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<旧西置賜郡役所>

  この建物は、旧西置賜郡役所です。市内の大町にあります。一時は幽霊屋敷のようになっていましたが、補修されて、現在は「小桜館」という名の公共施設となっています。

  この長井という町は、いまではあまりにぎわっているとはいえない町ですが、最上川の舟運が盛んだったころは、河岸に蔵が立ち並び、大きな商家がいくつもあったということです。そのことが、上杉の領地内にありながら、比較的開けた考え方をするような風土を作っていったのかもしれません。

  ユニークな古い建物はまだまだあります。いつかおいでください。





happajuku at 05:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2010年02月07日

寒波の中、雪の山入門編

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<ブナの森の斜面を登るMさん>


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  毎年2月中旬に実施していた「雪の山入門編」を、今年は少し早目の6日に実施しましたが、上空に−45℃というこの冬一番の寒気が入り込み、ときどき吹雪になるほどの天候になりました。「立春」を過ぎての寒波はとくに寒く感じられます。

  仙台から参加予定だったNさんには「無理しないでください」とお伝えしたので、参加者は山形市からMさんお一人になりましたが、もし仙台からこちらに向かっていたら、高速道が通行止めだったようで、途中で大変な思いをするところでした。いくら「雪の山入門編」だからといって、途中で車に閉じ込められては登山の楽しみどころではありません。

  天候は悪かったのですが、午前8時20分に、長井葉山の勧進代集落から歩き始めました。山頂を目指すというわけではなかったので、時間と天候の様子を考えながら、ほどよいところで引き返すという予定でした。Mさんは子どもたちに体験活動を指導する施設にお勤めで、引率で軽登山の経験はおありとのことでしたが、このような雪の山は初めてとのことでした。

  新潟、北陸方面がかなりの積雪になっている様子でしたが、長井葉山の麓は新たな雪は40センチほどでした。歩き始めてすぐに、左のほうから野ウサギが飛び出してきて、雪面を駆けてゆきました。真っ白な冬毛のウサギでした。この深い雪の上をあんな速さで走ることができるんだね、とMさんと顔を見合わせました。

  登山口の積雪は150センチほどでした。このあたりにすればそれほど多いわけではありません。10年ほど前、3月下旬に220センチなどというときもあったのですから。

  最初の斜面を登り始める前に、雪崩の弱層テストをやってみました。直径40センチほどの雪の柱をスコップで削り出します。ザラメ状になった雪の上に新雪が50センチ近く積もっているのが、目でわかります。

  上に積もった新雪の部分を両側から抱え、手首の力で手前に引くと、ザラメ雪と新雪の境界でスパッと動きました。もしこれが斜度30度を超えるような斜面だったら、この面を境にして上部の雪が滑り落ちて、表層雪崩が起こりやすい状況でした。そんなことをお話ししてからいよいよ登り始めたのです。

  思ったほど風は強くなく、空も一時は太陽がぼんやり見えるぐらいのときもありましたが、さすがに登るほどに気温は下がってゆきました。元日の登山のときと違うのは、新しい雪の下に硬くなった古い雪があることです。スノーシューがそれほどもぐりもまないために、まずまず歩きやすい状態でした。


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<雪洞を掘って昼食としました。>

  3合目ほどのところに「ブナの森入り口」と私が勝手に名づけているところがあります。このあたりからブナの太い木が多くなるのです。ここまで登って3時間経っていましたので、この日はここまでとしました。

  昼食をとるために、せっかくですので「雪洞」を掘ってみることにしました。スコップも2つ持ってきていたので、早速場所を選定します。ある程度の斜度のある斜面で、風下に入り口を設けることができ、雪崩や落雪の心配がないところ、という条件が満たされることがベストです。

  雪洞。ご存じない方もおられるでしょうね。「かまくら」はおわかりと思います。「かまくら」はいったん雪を積み上げてから中をくり抜いてゆくのです。それに対して「雪洞」は、そこに積もっている雪をそのままにしてくり抜いてゆくという違いがあります。このあたりの積雪は2mほどでしたので、雪洞を掘るには十分でした。

  この日は昼食の場を確保するということでしたので、二人が腰を下ろして荷物も広げられるぐらいをメドとして掘ってゆきました。二人でスコップが使えたことで作業がはかどり、上の写真のような雪洞を掘るのにかかった時間は、ちょうど30分ほどでした。スコップを持たずに雪山に入り、緊急事態で雪洞を掘る、などということになると、大変なことになることが想像いただけるでしょうか。


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<雪洞の中から外を見ています。>

  できあがった雪洞にザックを持ち込み、昼食にしました。外は時おり吹雪になるのですが、中にいると風はまったくなく、ほんわかと温かさを感ずるほどです。本格的な雪山に登る人の中にはこの雪洞に泊まりたくて登る人もいると聞きます。しっかりつくれば、快適な住居にもなるのですね。しかし、なにせ積もっている雪を掘るだけですので、時間とともに少しずつつぶれてゆくので、何日も過ごすことはできないと思います。

  下山は1時間半ほどでしたが、「葉っぱ塾」のこれからのことや、星野道夫さんのエッセイのことなどお話ししながら歩きました。雪洞のあたりでは二重の手袋でも冷たいぐらいでしたが、麓にくると体が温まっていました。

  いかにも「雪の山入門編」にふさわしい天候だったのかもしれません。3月中旬からは、「春の長井葉山」を何度か計画しています。天候の良い日、山頂を目指します。ぜひご参加ください。



happajuku at 05:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

2010年02月06日

熊森会員Sさんからの手紙〜支部会へのお誘い

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  「葉っぱ塾」のお客様で、田んぼオーナーにもなってくださっているSさんには、日本熊森協会山形県支部の会計監査もお願いしています。今月21日に予定している支部の集まりのご相談を申し上げたところ、「友人を誘うための手紙を書きました」と送ってくださいました。みなさんへのお誘いにも使わせていただこうと思い、本日転載いたします。
    
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  私達家族が、スノーシューハイキングやスノーランタン作り、山歩きや山菜とりなど、様々な企画を通して、山形の自然の楽しみ方を何度となく教えてもらっている自然体験塾「葉っぱ塾」の八木さんから「日本熊森協会」という自然保護団体のことを聞いたのは、おととしの秋のことでした。

  それは、兵庫県で結成され西のほうに多くの会員を持つ「日本熊森協会」の支部を、山形にも作ろう、という呼びかけでしたが、正直な私の気持ちは(自然の中で遊ぶのは楽しくて好きだけど、クマとか林業とか、そういう分野は縁遠くて苦手だなあ)というものでした。「クマ=人間に被害を与える怖い動物」という認識だけで、“千歳山にクマ出没!いうニュースを聞いても、なぜこれまで出なかった所にこの年出るのか、という事まで考え及ぶことなく過ごしていました。

  でも少しずつ話を聞くうちに、

・人間がクマの住める環境を破壊してきたために、山奥に生息しているはずのクマが人間の生活区域に出没せざるを得なくなっている事
・九州など西の地域では既にクマが絶滅して取り返しのつかない状況になっている事
・山形県はクマの捕殺(捕まえて殺す)数が全国一(2006)にもかかわらず、生息数は明らかになっていない事
・クマと聞いて即思い浮かべるのは、川で鮭をとって食べる姿だった私でしたが、あれは北海道にしかいない肉食のヒグマで、東北以南にいるクマは草食プラス昆虫少々のツキノワグマなのだという事

などなどを知りました。

  そして、クマと森と人間の関係がおぼろげながらに見えてきたのです。

  クマが住んでいた山に人間が入り込んで、開発・人工林化
→ クマは住処を失い、凶作の年は人里に出てこないと生きられなくなってきて出没
→ 人間は人や農作物への被害を恐れて駆除
→ 絶滅または絶滅の恐れ

  でも、それはクマの危機だけでなく、大きな目で見れば地球の生態系が壊れることにつながり、その一員である人間も無関係ではいられないという循環の中での出来事なのでした。そうしたら私の中では、遠い存在だったクマが自分の足元と地続きのぐっと近いものに感じられたのです。


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<クマは豊かな森を象徴する動物です。>

  昨年2月、「日本熊森協会」会長の森山まり子さんを山形に招いての講演会が行われ、その後山形支部が結成されました。森山さんは元兵庫県の中学校の理科の先生だった方で、爐發箸發肇マの事なんて何の興味もなかった“にもかかわらず、クマの現状を知った教え子達の『助けたい』という熱意に動かされて、共に立ち上がり協会を立ち上げ、生き方を転換して行動してきた方でした。(その経緯は、一冊の冊子にまとめられています。)

  山形支部では結成後、4月に自宅でクマを飼っているという旧朝日村の佐藤さんを訪ねました。佐藤さんは昔、猟友会に入ってクマ撃ちをされていた方でしたが、ある時母グマを殺されて残されていた小さな子グマを見つけ、思わずリュックに入れてしょって帰ったのだそうです。周囲の反対を押し切って、一時は添い寝し、食べ物を与えて育てたメスのクマは、クロちゃんと名付けられ、今では20歳ほど(人間でいえば、おばあさん)。佐藤さんのお宅を訪ねると、自宅の隣にもう一軒家が建っていて、ガレージのような1階に大きな檻が置かれており、クロちゃんが住んでいました。2階は何と、クロちゃんを見に来た人が集ったり泊まったりするためのリビングスペース!丸ごとがクロちゃんハウスなのでした!ゆでたうどんや果物が大好物という、人なつこいクロちゃんに会った事で、私は怖いクマのイメージがちょっと変わりました。

  11月、私は行けませんでしたが、福島県国見町で『どんぐりの木を植えませんか』という植樹の集いが開催され、総勢60人ほどの人達でミズナラ、シバグリ、ブナなど200本の苗木が植えられました。これは1回だけのイベントではなく、今後何年もかけて少しずつ苗木を植え続け、草刈りなどの手入れをし、広大な土地を生き物の住める広葉樹の森にしていこうという長期的な活動です。

  お知らせの通り、2月21日(日)に森の勉強会があります。山形での活動はまだスタートしたばかりですが、全国にはたくさんの支部があり既に様々な活動が行われています。その具体的な取り組みを知ることで、今後の山形の活動を考えていこうというものです。
ぜひ、一緒に参加しませんか?

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  ■■■ 森の勉強会 兼 日本熊森協会山形県支部総会 ■■■
  (どなたでもご参加いただけます。事前にお申し込みください。)

■日時     2010年2月21日(日) 14時〜16時30分

■会場     山形市滝山公民館
        〒990−2435 山形市上桜田1-17-26   TEL:023−622−3401 

■来賓講師   日本熊森協会滋賀県支部長 村上美和子さん
         「滋賀県での森づくりへの参加」


■申し込み   資料の準備などの都合がありますので、参加いただける方は下記までご連絡ください。なお、固定電話におかけの場合は夕方6時以降が好都合です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
       日本熊森協会山形県支部長 八木 TEL/FAX 0238−84−1537


happajuku at 04:40|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 

2010年02月05日

デュオ・ケーナルパ春のコンサート

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  おとといは「節分」、そして昨日は「立春」でした。まさに「春は名のみの風の寒さや」(『早春賦』)で、−5℃、小雪模様の朝でした。旧暦では2月14日が元日だそうですので、その頃になれば少しは寒さが緩むでしょうか。

  弟が関わっている「デュオ・ケーナルパ」の春のコンサートのご案内です。このコンサートには私も上京したいと思います。会場でお会いできますようにと願っております。また、首都圏に知人がおられる方は、ぜひ広めてくださいますようお願いいたします。ご連絡をいただければチラシそのもの、あるいはチラシのデータをお送りできます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

メンバーイラスト



Duo QuenArpa
デュオ・ケーナルパ 南風のコンサート第2回


南米アンデス地方先住民の縦笛ケーナ。ヨーロッパ人が南米にもたらした
ハープを模して先住民が生み育てた楽器アルパ。機能性をもとめて
複雑化していったヨーロッパの楽器に対し、最低限のシンプルさで
何百年も変わることなく続いてきたこの二つの楽器は、同じ南米の楽器
ながら、一緒に演奏される機会は多くない。
新しい可能性を求めて、地球の風、平和の風を奏でるデュオ。
                           

<予定曲>

♪コンドルは飛んで行く(ペルー)★D.A.ロブレス作曲
♪すみれ(アルゼンチン)★ウニャ・ラモス作曲
♪チョグイ鳥★パラグアイ伝統曲
♪カスカーダ【滝】(パラグアイ)★D.ガルシア作曲
♪ラ・ゴロンドリーナ【つばめ】★メキシコ民謡
♪ラ・サンドゥンガ★メキシコ民謡、オアハカ・ワルツ
♪コーヒールンバ(ベネズエラ)★J.M.ペローニ作曲
♪君偲ぶ夜(パラグアイ)★D.オルティス作曲
♪鳥の歌★カタルーニャ民謡
♪The Water Is Wide★スコットランド民謡
♪アメイジング・グレイス★讃美歌 ♪黄色い村の門★アイルランド民謡
♪埴生の宿★R.ビショップ作曲 ♪風の通り道★久石譲・作曲
♪シチリアーナ★イタリア・ルネッサンス音楽
♪在那遥遠的地方【草原情歌】(中国青海)★王洛賓・作曲
♪さとうきび畑★寺島尚彦・作 ♪早春賦★中田章・作曲 
♪For The Peace Of All Mankind★A.ハモンド作曲

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主催:デュオ・ケーナルパ  マネジメント:有限会社プラネット・ワイ
★お申込み
【電話】(03)5988−9316【平日11時〜18時】 プラネット・ワイ
【電話・FAX】(03)3977—6631 地球音楽工房 八木
quena-y@sirius.ocn.ne.jp

2010年
3月16日(火)
昼の部:午後3:00開演
夜の部:午後7:00開演
東京オペラシティ3階 近江楽堂【定員120人】
おうみがくどう
(京王新線初台駅下車すぐ)

カトリックの礼拝堂を模した形の
素晴らしい音響のホールで、生音
(なまおと)の民族楽器にピッタリです。

前売料金:¥2500
当日券:¥2800

八木倫明[やぎ りんめい]
(ケーナ、アイリッシュ・フルート)
YAGI Rimmei
1958年生まれ。早稲田大学商学部卒。卒業後の1982年、フルートから独学でケーナに転向。1987年から異文化融合民族音楽としての「地球音楽」を提唱。尺八、マリンバ、コントラバス、各種打楽器などを交えた異文化アンサンブルを結成して活動を始める。2006年に、十弦ギター/小川和隆、尺八/戸川藍山とともに、風絃トリオ〈空〉(くう)を結成して、異文化融合の地球音楽の世界を深めている。これまでに、東京文化会館小ホール、めぐろパーシモンホール、光が丘IMAホール、大阪府立ドーンセンター、前橋テルサ、逗子文化プラザ、千葉市美浜文化ホール、東京オペラシティ近江楽堂ほか、都内ライヴハウスなどで演奏。

池山由香[いけやま ゆか]
(アルパ、ヴォーカル)
IKEYAMA Yuka
1985年生まれ。小学校5〜6年にアルゼンチン・ブエノスアイレス市に移り住み、アルパ(インディアンハープ)に出会う。メキシコ大使館主催パーティーや新星クラブコンサート、都内小・中・高等学校、カフェやレストランなどで演奏。これまでにチョチン・バルブエナ、チューチョ・デ・メヒコ、マルシアル・ゲレロの各氏に師事。また、声楽の分野では大学在学中にベートーヴェン《合唱幻想曲》アルト・ソロ、シューベルト《冬の旅》演奏会等に参加。国立音楽大学演奏学科声楽専修卒業。現在、桐朋学園大学声楽科研究科1年在学中。




happajuku at 05:09|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2010年02月04日

母の道具箱

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<裏に日付が書いてありました。>


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  先日妻が掃除をしていて、部屋の隅に置いてあった母の遺品でもある道具箱を引っ張り出して整理していたときのこと、「裏に日付が入っていた」というので見てみますと、「1956.5. 帰省のとき 母よりの記念品 満26才」と筆字で書かれてありました。今から54年も前のことです。その道具箱を小さいときからずっと見ていたのに、そんなことは全く知らないでおりました。

  1956年5月といえば、私が2歳と7か月。弟はまだ生まれていませんでした。雪深い山形県の小国町にあった母の実家は、今はダム建設のために跡形もありませんが、雪がとけてようやく車で通行できるようになった頃だと想像します。母は小学校の教員をしていましたので、もしかしたら土曜日あたり休みをとって、日曜日にかけて1泊で帰省したものでしょうか。あの当時は日帰りできるようなところではありませんでした。今では車で40分ほどのところなのに。

  当時の国鉄米坂線の伊佐領駅からおよそ8キロの砂利道は、冬は除雪もされなくて、歩くしかなく、夏場でもまだバスは通っていなかったのではないでしょうか。誰かが駅まで自転車かトラックで迎えに来てくれたのかもしれません。きっと私も一緒に連れていかれたのではないかと思うのですが、記憶にありません。

  駅から、荒川の支流の横川沿いに遡ってゆく道の風景には、小学校に入るか入らないかぐらいの遠い記憶があって、当時は木の名前など知るよしもありませんが、ブナの巨木が並んだ道でした。


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  道具箱はそれほど高級なつくりでもありませんが、いわゆる「合板」製のものではなく、杉の板を加工して作られたものです。中には母が昔使っていた裁縫の道具などが入れられていました。中身を入れ替えて、いつも目に付くところで使うことにしました。

  母の母、つまり私の祖母から贈られたものということですが、どこかから買ってきたものなのか、あるいは土地の誰かに作ってもらったものなのか、今ではわかりませんが、手作りのぬくもりが感じられるものではあります。長く使い続けることができるものは、それだけで価値があるのだと思います。




happajuku at 05:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年02月03日

いのちを、守りたい

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  東京のKさんからメールで、「田川一郎で検索して、鳩山氏の施政方針演説について書かれたものを読んでみてください」とあったので、下記のページで読んでみました。(「田川一郎」で検索すると出てきます。)
http://www.inv.co.jp/~tagawa/kimagure.html

  恥ずかしながら、29日夜のニュースでその一部は聞いていましたが、このHPの記事を読んでから3日前の30日の新聞を引っ張り出し、全文を読みました。

  冒頭に「いのちを、守りたい。いのちを守りたいと願うのです。」と出てくるだけでも、国会での首相の施政方針演説としては異例のものだろうと想像します。マスコミは冷ややかな反応が多いということですが、私は心が動きました。

  その演説の最後に近い部分で「新しい公共」ということについて、神戸の震災慰霊祭に参加したときのことを次のように語っています。昨日のブログに震災関連のことを書いたこともあって、この部分だけ引用してみます。


  今月十七日、私は、阪神・淡路大震災の追悼式典に参列いたしました。十五年前の同じ日にこの地域を襲った地震は、尊いいのち、平穏な暮らし、美しい街並みを一瞬のうちに奪いました。

  式典で、十六歳の息子さんを亡くされたお父様のお話を伺いました。地震で、家が倒壊し、二階に寝ていた息子が瓦礫の下敷きになった。積み重なった瓦礫の下から、息子の足だけが見えていて、助けてくれというように、ベッドの横板をとん、とん、とんと叩く音がする。

  何度も何度も助け出そうと両足を引っ張るが、瓦礫の重さに動かせない。やがて、三十分ほどすると、音が聞こえなくなり、次第に足も冷たくなっていくわが子をどうすることもできなかった。「ごめんな。助けてやれなかったな。痛かったやろ、苦しかったやろな。ほんまにごめんな。」

  これが現実なのか、夢なのか、時間が止まりました。身体中の涙を全部流すかのように、毎日涙し、どこにも持って行きようのない怒りに、まるで胃液が身体を溶かしていくかのような、苦しい毎日が続きました。

  息子さんが目の前で息絶えていくのを、ただ見ていることしかできない無念さや悲しみ。人の親なら、いや、人間なら、誰でも分かります。災害列島といわれる日本の安全を確保する責任を負う者として、防災、そして少しでも被害を減らしていく「減災」に万全を期さねばならないとあらためて痛感しました。

  今、神戸の街には、あの悲しみ、苦しみを懸命に乗り越えて取り戻した活気が溢れています。大惨事を克服するための活動は地震の直後から始められました。警察、消防、自衛隊による救助・救援活動に加え、家族や隣人と励ましあい、困難な避難生活を送りながら復興に取り組む住民の姿がありました。全国から多くのボランティアがリュックサックを背負って駆け付けました。復旧に向けた機材や義捐金が寄せられました。慈善のための文化活動が人々を勇気づけました。混乱した状況にあっても、略奪行為といったものは殆どなかったと伺います。みんなで力を合わせ、人のため、社会のために努力したのです。

  あの十五年前の、不幸な震災が、しかし、日本の「新しい公共」の出発点だったのかもしれません。今、災害の中心地であった長田の街の一画には、地域のNPO法人の尽力で建てられた「鉄人28号」のモニュメントが、その勇姿を見せ、観光名所、集客の拠点にさえなっています。

  いのちを守るための「新しい公共」は、この国だからこそ、世界に向けて、誇りを持って発信できる。私はそう確信しています。

  人のいのちを守る政治、この理念を実行に移すときです。子どもたちに幸福な社会を、未来にかけがえのない地球を引き継いでいかねばなりません。




  ちょっと長い引用になりましたが、首相が「いのち」を語るということなどもしかしたらこれまでなかったのではないでしょうか。しかもここでは一国のこととしてではなく、地球全体という視点が盛り込まれています。こういう視点で物をいうのは足をすくわれる危険性もあると思うのです。大きな視野で考えるほど、物事は成就が難しいわけですから。

  ぶれているという批判があり、公約違反だとの声もあり、巨額の資金提供問題もあるけれど、「いのちを守りたい!」というこの呼びかけは、すばらしいと思いました。

happajuku at 05:33|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年02月02日

神戸から届いた「1・17の心」

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<いただいた感謝状>


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  去る1月17日は、あの阪神淡路大震災から15年の節目の日でした。私たち山形県民有志は、「ハチ蜜の森キャンドル」の安藤竜二さんの呼びかけで、毎年1月17日の現地での慰霊祭で使用されるキャンドルを作ってお送りしていました。その現地の実行委員会から昨日、宅配便が届き、「何だろう?」といぶかしく思いながら包みを開けてみますと、感謝状と、記念の時計が入っていました。何だか申し訳ないような気持ちで添え状を拝読しました。


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<慰霊祭会場に置かれたたくさんの竹筒>

  今年は私たち県民有志を代表する形で、安藤さんが現地に行ってくださいました。1月17日の慰霊祭の様子をご自身のHPにたくさんの写真と共にアップしてくださったのを拝見しましたら、何と私の名前を記した竹筒まで準備してくださっていました。現地の皆様方の細やかなご配慮に心から感謝申し上げます。

  あの大震災に際して、私たちができたことは、わずかな救援金での協力と、リサイクルキャンドルを作るということだけでしたが、その後日本の各地、世界の各地で起こった地震、津波などの災害のときに、現地の様子を想像し、いちはやく行動に移すようになりました。そういうことで現地の方々と、かすかではあっても連帯できるのだと思えるようになったのは、神戸のことがあったからです。ですから、感謝しなければならないのは私たちのほうなのです。


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<いただいた時計>

  送っていただいた時計には「1995.1.17」という日付が記されていました。6400人を超える方々が犠牲になられたこの日のことを心に刻みます。そして、繰り返される災害で支援が必要になる人が出たときには、ささやかながら行動を起こし、呼びかけ、連帯の輪を広げるように、今後も努めたいと考えています。

  ハイチでの大地震の犠牲者は10数万人とも言われています。日本ではもう、遠く過ぎ去ったことのような日常になっています。15年経っても悲しみが消えないのです。ハイチの災害からはまだ3週間。現地の混乱と悲嘆にくれる人々の表情を思ってみてください。どうかみなさんのお仲間に、みなさんお一人おひとりができるやり方で呼びかけを続けてくださるようお願いいたします。

  簡単なお礼状も早速出しましたが、「つどい」の実行委員長中島さんをはじめ、現地の関係者の皆様に、この場でも感謝の気持ちをお伝え申し上げます。ありがとうございました。


happajuku at 04:16|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年02月01日

地形図読図講習会のご案内

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  ■■■ 葉っぱ塾特別講習会 地形図の読図とコンパスの使い方 ■■■

    地形図の読み取りは山歩きの基本。その理論と実際を研修します!
  

  登山愛好者のみなさん、山に出かけるときに地図とコンパス(方位磁石)は持って行かれますか? 山を歩くときに、最も基本的なことの一つが地形図を「読む」ことです。地図やコンパスを持っていても、意外と実際には使えない方も多いようです。道迷いが遭難につながることも多くあります。この講習は、地形図やコンパスの使い方を基本から学ぶもので、机上講習と、夏道の見えない雪上を歩くことを組み合わせ、「地形図が読めるように、コンパスが使えるように」なることを目的として開催するものです。地形図を読めるようになることで、山の楽しみと安全が増すことにつながります。多くの登山愛好家のご参加をお待ちしています。

1.主催       葉っぱ塾

2.期日      2010年2月27日(土)〜28日(日)

3.会場      飯豊少年自然の家 及び その周辺

4.講師      八木文明(日本山岳ガイド協会認定ガイド)

5.参加費     10000円(講習料、宿泊料、食事2食、保険料含む)

6.募集定員    15名程度 (申し込み最終締め切り 2月20日)

7.日程 
  <27日>
          13:00〜13:30  受付〜開会行事
          13:30〜17:00  講習(1)
          17:00〜17:30  移動・ベッドメイキング
          17:30〜18:30  夕食・休憩
          18:30〜20:15  講習(2)
          20:30〜21:30  入浴
          21:30〜22:00  交流会

  <28日>
           7:45〜   朝食
           8:45   飯豊少年自然の家出発 講習(3)※屋外
                     (途中昼食)
          14:00      飯豊少年自然の家帰着
          14:00〜14:30  閉会行事・解散
     ※天候によって変更する場合がございます。

8.装備  日帰り装備、28日の昼食(屋外でとることになります)、雪上を歩ける
服装(スノーシューは飯豊少年自然の家から借用可能)、手袋(2つ)、帽子、シルバコンパス(No.3以上のタイプ。不安な方はお問い合わせ下さい。)、ヘッドランプ、非常食、筆記用具(できれば分度器も)
※コンパスは早めにお申し込みいただければ、こちらで代わって購入も可能です。

9.申し込み    葉っぱ塾(八木)
         筺0238−84−1537(FAX兼用)
        e-mail: happa-fy@dewa.or.jp  
※保険加入に必要ですので、申し込みの際に生年月日をお知らせください。       (何らかの傷害保険にすでに加入の方は申し込みの際お知らせください。)


happajuku at 06:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画