2010年03月

2010年03月31日

春の長井葉山へ

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  3月から5月にかけて何度か予定している「春の長井葉山へ」は、今年は天候不順の影響もあってか、これまで参加者がなっかったのですが、30日は行ってきました。急なキャンセルがあってお一人だけの参加でしたが、Sさんはわざわざ神奈川からおいでくださいました。昨年6月の祝瓶山に続き、2回目の「葉っぱ塾」参加でした。遠くから、ありがとうございました。

IMG_3216

<中腹のブナ>


  この日まで寒気が入り込んでおり、3月末にしてはかなり気温が低い朝を迎え、前日まで山には雪雲がかかっていましたが、この日の予報では、雲も次第に晴れてくるということでした。途中、「姥石」あたりまでは青空が広がって、そのまま好天になるのかと思われました。しかし、山頂に着くころには再び雪雲がかかって、眺望もきかなくなりました。

  2日前の28日、同級生のNさんが、知人に依頼されて数名を葉山に案内したときの踏み跡が麓からずっと残っていたのですが、山頂近くでは30センチほどの新雪が積もっており、稜線に出てからはほとんどそれも見えなくなっていました。前回一人で来たときとほぼ同じ場所で積雪深を測ってみると290センチほど。2週間で70センチほど少なくなりました。


IMG_3229

<ヤドリギ>


  山荘で昼食を食べ、間もなく下山にかかりました。山頂の気温は低く、スノーシューをつける手もかじかむほどでしたが、途中まで降りてくると風も穏やかになり、やはり春を感じさせるものでした。ヤドリギが小さな黄色い花を咲かせていました。夏は生い茂るブナやミズナラの葉の中に隠れて、その存在に気づくことはほとんどありませんが、この時期はほとんど目の高さに見ることのできるものもあるのです。


IMG_3231

<イワウチワのつぼみ>


  麓が近づくと、南向きの日当たりのよい部分では地面が現れ始め、群生するイワウチワにはつぼみをつけているものもありました。いつも手元においてある鳥海昭子(とりのうみ あきこ)さんの短歌集『花と短歌365日』では、このイワウチワの花言葉が「春の使者」と紹介されています。そして短歌は「イワウチワ 春の使者とて咲きい出ずる 愛しきいのちうちふるえるを」とあります。山々の麓から、いわゆるスプリング・エファメラル(春の妖精)と呼ばれる可憐な花々が咲き始めてゆく季節が、もうすぐそこまでやってきています。

  今後の「春の長井葉山」の予定は、4月8日(木)、4月28日(水)〜29日(祝)(ムーンライト登山)、5月5日(祝)となっています。天気予報をご覧になって、ぜひお申し込みください。




happajuku at 04:46|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

2010年03月30日

桜回廊ウォーキング、平日プラン追加!

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

DSCF3704

<昨年の桜回廊ウォーキング>


  以前、4月18日(日)で募集しましたところ、すぐに定員を超えるお申し込みをいただきましたので、平日プランを追加しました。ご検討ください。


   ■■■ 葉っぱ塾 桜の名木めぐりウォーキング2010 ■■■

  暖冬という予想だったせいか、かえって寒さを感じたこの冬でした。しかし、着実に春にむかって季節が進んでいるのが感じられます。
  山形県の南部を置賜(おきたま または おいたま)地方といいますが、近年この地域の中にある桜の古木が注目を浴び、「置賜桜回廊」と名づけられ、訪れる人も多くなりました。その中でも白鷹町から長井市にかけての葉山山麓にはとくに多くの古木が残っています。
「  葉っぱ塾」ではフラワー長井線と自分の足をつかって、これらの古木をめぐる約15kmのウォーキングを計画してみました。車で走ったのではわからない小さな春の山麓の風景も楽しみです。ご参加をお待ちしています。

【期 日】  いずれも、小雨決行
     1回目 4月18日(日) ※1回目は満員御礼!

     2回目 4月20日(火)  
        
【参加費】   ¥2500 (保険料、写真代、列車運賃を含む)

【募集人数】  各8名 (先着順)

【締め切り】   いずれも4月15日(木) ※ただし定員に達し次第締め切ります。

【集合場所】   フラワー長井線「長井駅」集合 午前8時15分
          ※長井駅の駐車場に車を置いていきます。

【日 程】   長井駅(長井線)⇒四季の郷駅 → 赤坂の薬師桜 → 子守堂の桜 → スポーツ公園の桜 → 山口奨学桜 → 十二の桜 → 薬師桜 → 釜の越桜 → 葉山神社しだれ桜 → 総宮神社の桜 → 中里堤の桜 → 草岡大明神桜(車) ⇒ 長井駅(午後4時ごろ予定)

【持ち物】  昼食、雨具、タオル、帽子、飲料水、おやつ
        ※履物は履き慣れたものをご準備ください。
        ※両手があけられるようにリュックサックなどをご準備ください。

【申し込み】 葉っぱ塾 代表八木文明
   日本山岳ガイド協会認定ガイド  日本自然保護協会自然観察指導員
   TEL/FAX 0238−84−1537 e-mail happa-fy@dewa.or.jp


happajuku at 04:07|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年03月29日

浅田真央さんの長かった冬

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


IMG_2976


  北国にも春の足音が近づいてきて、本格的なウインター・スポーツのシーズンも終ろうとしています。この冬は冬季オリンピックというビッグイベントがあって、様々な盛り上がりがありましたが、私にはやはり浅田真央さん(以後、真央ちゃん)を通じてこの冬を過ごした感じです。

  こわいもの知らずだった4年前は、年齢制限でオリンピックに出られなかったので、今回が初の出場でした。しかしその門も、今シーズンの彼女には狭き門でした。「間に合うのか」という周囲の不安以上に、本人は追い詰められていたかもしれません。

  しかし、調子上向きで日本選手権優勝。そして念願のオリンピックへ! 女子フィギュア史上最高レベルの争いになって銀メダル獲得。韓国の選手には及ばなかったけれど、よくぞここまで立て直したなあ、と感激しました。

  そして1か月あまりおいてのこのたびの世界選手権。男子ではオリンピックの金・銀メダリストは出場せず、女子の金メダリストも、どうも調整不足の感が否めませんでした。そんな中、真央ちゃんは、見事優勝でした。内容的にはショート・プログラムもフリーも2位ということでしたが、彼女がこだわる「ノーミス」ということにはかなり近づいた演技ではなかったでしょうか。

  真央ちゃんを見ていてすごいなと思うのは、スポーツ選手でありながら、「誰々に勝つ」ということを目標にはしていないように見えることです。常に自分自身の可能性に挑戦しているように見えます。

  「発展途上人」の真央ちゃん。こんなおじさんも、ずいぶん励まされました。これからのさらなる飛躍を願っています。



happajuku at 05:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月28日

春、ちょっと後退

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


IMG_3201

<朱鷺色に染まる長井葉山>


  昨日の朝は、明け方までの雪がさらっと積もりました。ジョギングに出かけたのは間もなく日の出という時間帯でしたが、長井葉山が赤味を帯びた朝陽に照らされて、朱鷺色に染まりました。東の空に、ある程度の雲がかかっているときのほうが赤味が強いようです。東向きの斜面なので、朝しか見られないこんな風景を見ながら走る、フラワー長井線沿いのこのルートが大好きです。

  朝方の晴れ間も束の間で、昼前に曇りはじめ、正午過ぎからは小雪が舞う天候となりました。気温も上がらず、冬に戻ったかのような空でした。大きな声では言えませんが、この時期の寒さを私は内心喜んでいます。というのも、4月下旬に予定されているM旅行社の「桜回廊ウォーキング・ツアー」まで、桜が咲いていてほしいからです。あまり開花が早すぎて、「葉桜回廊」では申しわけありませんから。


IMG_3210

<北帰行を前にくつろぐハクチョウたち>


  最上川にハクチョウの越冬地があって、夜明け前後には、クワァクワァと鳴き交わす声がかなり遠くまで聞こえてきます。一週間ほど前、我が家の上空を北へと向かう一団を見送りましたが、まだたくさんの群れが残っています。最上川の支流の一つ長井野川にも、最近数羽が飛来しているのを目にするようになりました。昨年まではここでは見なかったことです。高気圧に覆われる好天の朝に旅立つので、予報から見ますと、30日か31日の朝あたり、また出発するグループがありそうです。

  旅立つといえば、高校を卒業した若者たちが、新天地へと向かってゆくのもこの時期です。「葉っぱ塾」の活動開始当初小学校3年生で、何度も行事に参加してくれたメイちゃんが、このたび仙台の大学に合格したと聞き、ささやかなプレゼントとして、葉祥明さんの本を注文していたのです。昨日届いたその本を携えて、メイちゃんの家を訪ねてみましたら、「昨日仙台に行きました」とのこと。おばあちゃんに預かっていただきました。

  30日に予定している「春の長井葉山」は、参加申し込みをいただいており、何とか実施できそうな予報です。移動性高気圧に覆われる見込みです。そしてこの日は今月2回目の満月でもあります。今年は1月にも2回の満月がありました。次の満月は4月28日ですが、この日は「ムーンライト長井葉山」を予定しています。28日深夜出発、29日日の出前登頂という予定です。ご参加下さい。

  今日から明日にかけても雪のマークの予報が出ています。「なごり雪」というには、寒さが真冬のようではありますが、光は春のものになってきたようです。
  

happajuku at 04:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月27日

ネイチャーゲームリーダー養成講座 イン 山形

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

養成講座2009(DSCF4389)

<昨年の養成講座の実習風景から>


  山形県ネイチャーゲーム協会では毎年1回、県内で「リーダー養成講座」を開催しています。今年は私が運営委員長をつとめる「山形おいたまネイチャーゲームの会」が主管団体として、地元の「飯豊少年自然の家」で開催します。すでに申し込みの受付を開始していますが、長野県の方から申し込みをいただき、感激しております。

  今、体験活動の必要性は、学校だけでなく、社会教育や観光の分野にまで広がっています。しっかりした研修を受けた指導者の需要が今後一層高まることが予想されます。小中学校の教員、幼稚園の先生や保育所の保育士さん、教育旅行を受け入れている団体の方、学生、社会教育関係者などがこれまで参加くださっています。要項の概要を掲載しておきます。お申し込みをお待ちしています。



          ■■■ あなたも自然案内人 ■■■

         ネイチャーゲームリーダー養成講座
        2010年6月 山形県会場 参加要項概要

■講座の概要
 

 ◇期 日 2010年6月25日(金) 13時00分受付開始 〜 6月27日(日) 15時30分

 ◇会 場 山形県飯豊少年自然の家
〒(999-0605)山形県西置賜郡飯豊町大字添川3535-33 
Tel 0238(74)2331  Fax 0238(72)2342

 ◇参加費 一般23,000円(宿泊費・食費・講習費・副読本・保険料を含む)
     (社)日本ネイチャーゲーム協会普通会員・学生22,000円)
     (日帰り参加も可能です。日帰りで参加の方は、参加費はそれぞれ1,000円安くなります。)
     ネイチャーゲームリーダー登録にかかる諸費用は、参加費に含まれておりません。
     初日の夜に交流会を予定しています。(参加費とは別に500円をご用意ください。)

 ◇主 催 山形県ネイチャーゲーム協会

 ◇後 援 山形県教育委員会

 ◇参加資格 ネイチャーゲームに関心のある18歳以上の男女30名を先着順に受付します。全日程参加できる方。日帰りで参加の場合は全講義・実習に参加できる方。

 ◇お問い合わせ/お申し込み先  「山形おいたまネイチャーゲームの会講座担当」 八木文明
 ※〒993-0053山形県長井市中道2-16-40
  TEL/FAX 0238-84-1537 (TELは18時以降) 
  E-mail: happa-fy@dewa.or.jp
※詳しい要項をお送りする場合もここにご連絡ください。

      (社)日本ネイチャーゲーム協会HP  も参照ください。


■内 容 

 ◇講 義 ネイチャーゲーム概論や理念・安全対策・自然体験活動の理念など室内で約8時間

 ◇実 習 野外で約12ゲームの体験学習、指導実習で約13時間
 
 ◇教 材 ネイチャーゲーム指導員ハンドブック及び副読本「ネイチャーゲーム1」(当日配布)
 
 ◇検 定 受講態度及び3日目に行われます30分程度の筆記試験による総合評価


★ネイチャーゲームの仲間たちは、県内の学校・幼稚園・保育園行事、子ども会活動、自然体験活動、環境教育などの場で幅広く活動しています。あなたも私たちの仲間になりませんか? (県内3つの会が活動しています。)

□「山形村山ネイチャーゲームの会」連絡先:有川(arikawa@ma.catvy.ne.jp)

□「山形庄内ネイチャーゲームの会」連絡先:加藤(kokato@ic-net.or.jp)
      
□「山形おいたまネイチャーゲームの会」連絡先:八木(happa-fy@dewa.or.jp) 

 ※ネイチャーゲームの出前のご相談も受け付けております。ご連絡ください。

happajuku at 04:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 | シェアリングネイチャー

2010年03月26日

出会いは新しい世界への「窓」〜研修2日目

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  若いお二人の研修2日目は、朝食後のチーズケーキ作りから始まりました。「△△の一つ覚え」のように時々私が作るやり方で、お二人に焼いていただきました。焼き上がりを待つ間、「葉っぱ塾」の写真帳を見ながら、どんな活動をしているのかをお伝えしました。種々雑多な活動は、まるで駄菓子屋さんの店先のようにも見えますが、こだわりを持って活動していることが伝わったでしょうか。
  

IMG_3187

<農家民宿「市兵衛」にて>


  焼きあがったケーキはお持ち帰りにして、向かったのは、昨年長井市で第1号の農家民宿「市兵衛」を開かれた大沼さんのお宅です。ここでは体験活動を中心に据えて民宿経営をする一方で、中学生の教育旅行の受け入れも行っています。「民宿」としてクリアしなければならない施設面でのハードルもあるとのことで、その実際を見せていただきました。そうしたノウハウもさることながら、「生き方の選択」という大沼さんの強い思いが、お話から伝わってきました。

  昼食を兼ねてその後訪ねたのは手打ち蕎麦処「蔵高宿」。遠く宮崎出身の若者佐藤君がここの2代目としてやってきたのですが、4月からはお菓子や加工品づくりに方向を転換しようとしていました。働きながら子育てをしてゆく若い夫婦の体験談は、研修のお二人にとっても、きっと近い将来現実的なものとして背負うことになる課題を示していました。私には、若者が農業と関わって自立してゆく難しさが日本の農政のひずみのように感じられるひとときでした。


IMG_3193

<「紅花の館」の工房にて>


  研修の最後の訪問先は、私の高校時代の同級生、今野正明さんが運営しておられる「紅花の館(はなのやかた)」でした。ここはこれまで何度か「葉っぱ塾」のお客様をご案内し、紅花染め体験をしていただいたところでもあります。

  今回は染めの体験ではなく、山形の紅花の復活に取り組んできた今野さんからじっくりお話をお伺いするのが目的でした。お二人がまるで「吸い取り紙」のように、熱心に話を聞くのにほだされたのか、今野さんのお話はなかなか尽きることがなく、2時間ぐらいの予定だったものが、3時間半近くにもなりました。


IMG_3197

<微妙な色合いが何とも言えない作品の数々>


  今後「葉っぱ塾」の行事でも、これまで以上にこの「紅花の館」との連携を強めた企画を考えてゆきたいものだと感じてきました。

  外に出ると、もうすっかり暗くなっていました。この日は朝から湿った雪が降っていたのですが、お二人の熱心さは雪をも溶かすほどでした。私は今回、様々な方との出会いをお膳立てしただけでしたが、お二人に私が最も大切にしているものを差し上げました。それは葉祥明さんの第一エッセイ集『地平線の彼方』です。彼女たちがこれから自分の人生を歩んでいく先々で、いろいろな困難に直面することがあると思うのですが、それを乗り越えるには、どんな人と出会うかがとても大切なことだと思います。そして、必要な出会いを引き寄せるのは、彼女たち自身の心のあり方だと思うのです。私がバイブルのように大切にしているこの一冊の本が、さりげなく彼女たちを支えることがあるかもしれません。

  若者たちの「研修」にお力を貸してくださった皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。私自身が一番研修したのかもしれないなあ、とこの二日間を振り返っています。




happajuku at 04:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年03月25日

これが噂の「なごみ膳」!

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリーCategories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


IMG_3182

<割烹着ののぼりが立つ「なごみ庵」入り口>


  昨日から若い女性がお二人「葉っぱ塾」においでになり、「研修」ということで白鷹町や長井市を一緒にまわって、いろいろな方々とお会いしています。将来、体験活動や民宿などを仕事にできないかと模索している彼女たちと気持ちが重なることもあり、セッティングしたものです。

IMG_3173


  午前中は白鷹町で、休校になっている小学校の校舎や、有志で町から借り受けている建物を見学させていただき、遅めの昼食を長井市成田にある「なごみ庵」に予約してありました。入り口にはここの経営者である菅野ちゑさんのトレードマークでもある割烹着ののぼりが立っています。

  ケヤキの大木を輪切りにしたぶ厚いテーブルに「なごみ膳」が運ばれてくると、自然に笑みがこぼれる「研修生」のMさんとEさんでした。


IMG_3170


  これが「なごみ膳」です。左上に盛り付けられているのが天ぷらで、ギョウジャニンニク、マイタケ、コンニャク、おからのハルマキ、麩のから揚げが一皿になっています。その右がワラビと糸こんと干しシイタケの白和え。

  中段左から、味噌揚げ、冷や汁(凍み豆腐、シイタケ、コンニャク、油揚げ、打ち豆をだし汁で和えたもの)、そして右がサラダで、ワサビナ、ベニダイコン、凍みコンニャク、ワカメが使われています。ご飯は黒米です。お膳の右にはフキとがんもの煮物、ダイコン、油揚げ、打ち豆が入った味噌汁。

  もうこれだけで言葉を失うほどの内容ですが、さらに別皿で「べろ干しダイコンと鰊(にしん)の煮物」、「キクイモとキュウリの漬物」を出してくださいました。さらにさらに、デザートには黒豆の豆乳でつくったプリンまで出してくださって、なんとお代が¥1300! Eさんにこの価格を伏せて「いくら払いますか? ¥3000でどうですか?」と尋ねたら、「払います!」とのこと。価格に似合わぬ豪華なメニューではありませんか。

  JRのチラシで大きく広報されていることもあって、遠来のお客様が多くなっているそうです。この日は私たちだけでしたので、食後に囲炉裏で足をあぶりながら、菅野さん、一緒に働いておられる高橋さんを交えて、いろいろな話題について語らってきました。

  先を歩いている人たちの背中を見ながら、MさんEさんたちが、それぞれの夢に向かって歩んでゆくことのお手伝いがちょっとはできたのでしょうか。

  「なごみ庵」は完全予約制で、火曜日が定休日。電話は、0238−84−7822です。このブログに「なごみ庵」のブログがリンクしています。「Links」から入ってください。



happajuku at 05:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年03月24日

「田んぼオーナー」あと1名!

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


IMG_1884

<昨年秋、稲杭にかけて乾燥させているときの「葉っぱ塾米」>


  「葉っぱ塾田んぼオーナー」を募集していますが、あと1名になりました! 早い者順になります。ご連絡ください。収穫量は天候などに左右されるものです。たとえ少ないとしても「末代までの恥!」などとは思わず、おおらかに受け容れてください。


     ■■■ 葉っぱ塾 田んぼオーナー2010 ■■■

           〜みんなで育てるコシヒカリ〜


  「葉っぱ塾田んぼオーナー」は地元の方のご協力をいただいて、3年目に入ります。自分たちが食べるものを作り育てるという体験をさらに深めたいと考えております。昨年は1オーナーあたり玄米で54キロの収穫があり、近隣の農家の方々からもお褒めをいただきました。今年はどんな実りがあるでしょうか。食べ物についてこだわりのある方、そして子どもたちに「食」の大切さを伝えたいという方などのご参加をお待ちしています。

【概  要】  長井葉山を見上げる水田に、朝日連峰の主峰・大朝日岳から流れてくる水を利用して、参加者1人あたり1アール(10m四方)のコシヒカリを栽培します。田植えや稲刈りなどの農作業を体験し、米づくりの過程やそれに伴うさまざまなご苦労を知ることを通じて、自分たちの「食」について考えていこうという体験型のプログラムです。除草剤は1回のみ散布、防虫農薬は不使用、化学肥料不使用(ただし有機肥料・発酵肥料は使用)という「スーパー低農薬米」とも呼べるお米の栽培を目指しています。

【指導者】    遠藤重夫さん(長井市勧進代在住)
            長井葉山の麓に居住し、この山をこよなく愛する農業人です。農薬大量使用の農業とは一線を画し、誠実なお人柄そのままに、2.5haの水田で米づくりに取り組んでおられます。

【参加費用】  ¥22000 (後日振替用紙送付します。)
1人当たりおよそ40〜50kgの収穫をめざし、その米代やさまざまなご指導をいただく経費、葉っぱ塾の連絡費、田植え、稲刈り時の味噌汁代などを含みます。(同量のお米を買うということに比べるとやや高めの価格設定になっておりますことはご承知おきください。)

【募集人数】  1名 (1ファミリー) ※昨年参加のファミリーは優先受け付けしておりました。 

【参加条件】  5月30日の田植えの作業、及び、10月3日の稲刈りの作業の、少なくとも一方にはご参加いただくこと。ご家族や子どもさんたちでの参加、大歓迎いたします。また、10月下旬もしくは11月上旬あたりに、収穫祭(参加費500円程度は別途徴収)を行う予定でおります。

【申し込み】  参加の意志表示をメールまたはファクシミリなどでお願いします。昨年オーナーとして参加された方を優先します。その後、新しい方の申し込みを受け入れてゆきます。定員に満たない場合は、このかぎりでありません。

【連絡先】    葉っぱ塾・八木文明   993-0053長井市中道2-16-40
  Tel/Fax 0238-84-1537 E-mail happa-fy@dewa.or.jp
   http://blog.livedoor.jp/happajuku/ (ブナの森から吹く風)
※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。


happajuku at 04:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2010年03月23日

山形では金より銀が上〜おめでとう渉子さん!

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


IMG_3157

<今朝の地元紙面>

  バンクーバーで開催されていたパラリンピック最終日、山形県出身の太田渉子さんが、距離スプリントクラシカル女子1キロで、見事銀メダルを獲得したとのニュースが昨日の朝伝わってきました。

  県外の方はご存じない方も多いと思いますが、太田さんは前回トリノにも出場し、射撃と距離スキーを組み合わせたバイアスロンで銅メダルを獲得していました。また、バイアスロンのW杯で年間総合優勝を成し遂げたこともある実力者です。技術を磨くために、高校を休学し、単身でフィンランド留学も経験しました。

  彼女は生まれつき左手の指先がないという障がいをもっていて、ストックを突くのも右手だけです。今回の大会はバイアスロンの射撃が不調で上位に入れず、私たちも、今回はだめなのかな、と思っていたところにこのニュースが入ってきたので、思わずテレビの前に駆けて行って、彼女のゴールの瞬間を見ました。

  今朝の地元新聞では、同じ日に金メダルを獲得した新田選手を圧倒する大きな写真が掲載されていました。スピードスケートの加藤選手に続く快挙に、山形は大いに盛り上がっています。

  オリンピックに出場するような選手も、育成資金の不足が問題になっていましたが、日本ではこちらのパラリンピックの選手たちはさらに苦戦を強いられていると聞いています。介助者などが必要な場合、それを全て選手が負担しなければならないのだというのです。スポーツそのものが「文化」として位置づけられていないことのしわ寄せが、こうしたところにも現れているのだなと思います。渉子さんの活躍が、そうした状況に風穴を開けることにつながればいいと願っています。

  障がいを持っていても、こんな活躍ができる! 私たち「健常者」に、何ができない、などという理由はないような気がします。こんなおじさんでも、大いに励まされました。ありがとう、渉子さん。


happajuku at 05:18|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月22日

一足早い春を味わう山行〜燕山・加波山

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画}というところをクリックしてご覧ください。


  昨日は「春分の日」でした。その前日の朝、我が家の上を、数十羽のハクチョウの群れが2つ、鳴き交わしながら北へと帰っていったのですが、一夜明けると低気圧から伸びる寒冷前線の通過で、明け方から大荒れの天候となりました。そんな中を、仙台C社のツアーのガイドで、茨城県の燕山、加波山へと向かったのでした。


IMG_3139

<燕山山頂にて>


  この日は、南へゆくほど天候は良くなると言う予報どおり、福島市を抜けるころには雨は完全に上がりましたが、ものすごい黄砂がやってきていて、視界が2キロあるかどうかというほどのものでした。これも「春の使者」のひとつといえるのかもしれません。

  茨城県の西部に、栃木県と接して桜川市があり、その東部の笠間市や石岡市との境に、筑波山を南端に配する小規模な連山があります。今回の燕山と加波山はその連山の中ほどの山です。麓の雨引神社の境内を出発したのはもう11時22分のことでした。

  山全体が花崗岩でできているこの連山の、南北に連なる稜線に出て南へと向かってゆくと、まだ風はかなり吹いてはいましたが、低気圧の南から吹き込んでくるので気温がかなり高く、中には途中から半袖で登られる方もおられるほどでした。標高701mの燕山までが、この日最大の登り。標高差350mほどをゆっくりと登りました。


IMG_3142

<加波山神社、いったいどれが・・・>


  ここからいったん鞍部に下ると「加波山神社」の立派な神殿がありました。ここまでは別の方向から車道があって、車で参拝する方も多くおられました。さらにここから先へ進むと、加波山親宮とか、中宮、本宮などが続いておりました。不信心な私には何が何だかわけがわかりませんでしたが、その都度ちょっとだけお参りの真似事。お賽銭も上げないので、きっと何のご利益もないことと思われました。

  加波山の山頂には目立たない三角点があって、ここが709m。この日の最高到達点でした。巨大な花崗岩が露出し、それが神聖な雰囲気をかもし出すのに一役かっていました。このあたりを通過するころから穏やかな天候になり、黄砂が去って青空が見え始めたのは、もしかしたら神様のご配慮だったのかもしれません。


IMG_3148

<この春の「初物」のシュンラン>

  
  加波山からは、麓の加波山三枝祇(さえなずみ)神社前で待っているバスに向かってひたすらの下りです。途中にはブナの大木もありました。見慣れない常緑樹が多かった中で出会うブナに、なぜかほっとします。

  前方を歩いている女性たちが歓声を上げているのはシュンランを見つけていたのです。山形県出身の歌人、鳥海昭子さんの短歌に、「雪に耐え、風雨をしのぎ藪中の、シュンラン今年の花を咲かせる」という作品があります。このあたりもこの冬は何度か雪に見舞われたことでしょうが、春の木漏れ日を受けながらうつむいて控えめに咲くシュンランの姿は、春を喜んでいるように感じられました。


IMG_3153

<下山路から見えた筑波山>


  すっかり青空になった麓まで下りてくると、南の方角に筑波山がくっきりと見えていました。関東平野を挟んで富士山と張り合っていたというだけあって、なかなか姿形のよい山です。バスで帰る途中では、その富士山もずっと向こうに見えてきて、ゲストの皆さんも大いに喜んでおられました。

  バスが北へと進むにつれてまだ強風が残っており、郡山あたりからは雪も舞い始めました。皆さんにお別れして自分の車に乗り換え、栗子峠に差し掛かると、吹雪圧雪となっていました。数時間のうちに春から冬へとタイムスリップしたようです。

  悪天候を覚悟しておいでくださったゲストのみなさん、思いのほか良い天候になり、何事もなく下山できました。何事もなければガイドもどこにいたのかわからないぐらいだったと思いますが、私はそれでよいと思っています。私も皆さんに負けずに「春だ!」と楽しんだ一日となりました。ありがとうございました。



happajuku at 06:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

2010年03月21日

春の長井葉山へ! 参加者募集中

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


DSCF5076

<長井葉山・奥の院から眺める祝瓶山>

  ■■■ 葉っぱ塾 春の長井葉山を楽しむ2010 ■■■

  標高の割に雪の多い長井葉山ですが、3月になると雪が締まって歩きやすくなります。また立木が雪の下になっていて、その眺望ときたら思わず「サイコーッ!」と叫びたくなるほどです。百名山のうち、6つの山々を眺めることができます。好天の日を狙って登ってみませんか? 前半の回は雪の山に親しみ春の気配を感じながら、そして後半の回は春の花々も楽しめます。

【期   日】
  1〜3 募集終了
   
  
  4 3月30日(火)
  5 4月 8日(木)
  6 4月28日(水)〜29日(祝)      ムーンライト登山
  7 5月5日(祝)

   ※天候の判断を前日に行い、眺望が期待できない場合は延期または中止します。
   ※6は、28日深夜出発。満月の明かりの中を登ります。山頂で日の出を見る予定ですが、月夜が期待できない場合は中止します。
   ※3人以上まとまれば、お好きな日にご案内することも可能です。
   
【参加費用】 ¥4000(保険料・写真代等含む)  
※スノーシューのレンタルは¥500増し

【募集人数】 各回8名以内(各回、3日前までに必ずお申し込みください。)
※保険の関係で、生年月日をお知らせください。

【集  合】 午前7時 フラワー長井線「蚕桑(こぐわ)駅前」が原則 
※必要な方には地図をお送りいたしますのでご連絡ください。

【日  程】 (※ 6は別日程。参加者に連絡)


  7:00    蚕桑駅前集合(?は0時集合となります。)
 7:30    薬師桜上墓地前出発     
 12:00ごろ 葉山山頂着・昼食          
 13:00    下山開始
 16:00ごろ  墓地前解散

【持ち物】 帽子(耳の出ないもの)、手袋(2つ以上)、しっかりした防寒具(スキーウェア可)、昼食、おやつ(非常食兼ねる)、スパッツ(靴に雪が入らないように。お貸しすることも可能です。)、ストック(スキーのときのものでよい)、テルモス(熱いお湯や飲み物を入れて)、かんじきまたはスノーシュー、サングラス、水(1リットル程度) 
※ 6はアイゼン(軽アイゼン可)、 
※下着は化繊やウールのものを。木綿のものの場合は必ず着替えを持参してください。

【連絡先】葉っぱ塾・八木文明 
      (社)日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員
      993-0053長井市中道2-16-40 
      Tel/Fax 0238-84-1537
      E-mail: happa-fy@dewa.or.jp    

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。


happajuku at 03:31|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年03月20日

近づく春

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


IMG_3129


  昨日の朝のジョギングのとき、路肩にフキノトウを見つけました! すでに天ぷらでいただいていましたから、よく探せばどこかには出ていたのでしょうが、自分の目ではこの春初めて。思わず「お! フキノトウだ!」と声に出してしまいました。誰もいないというのに。

  前日わずかに雪が降ったようで、ちょっと寒そうでした。春フキノトウを見ると、緑色の太陽のように見えます。明日は春分です。昼と夜の長さが同じところまできました。朝5時には東の空がかすかに明るくなっています。


IMG_3130


  フキノトウも春を教えてくれますが、もう一つの春は、山の木の根元から始まってゆきます。「根開き」とか「根回り穴」とか言うのですが、木の周りが丸く雪解けし、その穴が次第に広がって隣の穴とつながり、少しずつ雪が消えてゆきます。

  春は人事異動の季節でもあり、山形は昨日が県職員、教員の人事異動の内示の日でした。退職したのであのそわそわ感はありませんでしたが、トバッチリというのがありまして、退職時の高校から来年度また非常勤講師をお願いできないかという打診がありました。今年度、たった週2時間の授業を持つことで、2日間不自由だったことだけでも大変でしたが、来年度は6時間とのこと。いろいろ条件を提示して検討してもらっています。お金をもらえるのはありがたいのですが、不自由になるのはまっぴら御免です。どうなりますか。

  予報では明日から荒れ模様の天候になるとのことです。春はやはり一気にはやってきません。





happajuku at 05:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月19日

「安全安心登山の楽しみ」始まる

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


山の装備(DSCF4579)



  長井市勤労青少年ホームの教養講座の一つとして「安全安心登山の楽しみ」を開講することになり、準備を進めてきましたが、17日に、第1回講座を開催することができました。講座への申し込みは13名、当日のご参加は11名でした。

  参加者は長井市ばかりでなく、南陽市、米沢市、寒河江市、山形市からおいでくださる方もあって、遠いところからもご参加くださることが本当にありがたいです。

  施設の担当者から開講にあたっての挨拶と連絡などをしていただいてから、それぞれが自己紹介。これから登山を始めようとする方から、富士山にも登ったという方までいらっしゃいました。年齢は20代から60代まで。女性4名、男性9名です。

  第1回目のテーマは「山登りの体づくりと日常のトレーニング」でした。ここでは私自身がずっと以前、体重がかなりオーバー気味だったところから、ジョギングを中心にしてダイエットし、体づくりを進めてきたことをふまえてのお話をしました。短気であきっぽい私が、継続できた一つのポイントとして、「記録する」ということの大切さをお話しましたら、ジョギングの大先輩でもあるOさんも、そのような体験を披露してくださいました。

  とにかく無理をしないで、少しずつトレーニングを続けることは、山登りそのものに通ずることです。山頂を極めるのも、一歩一歩の積み重ねです。参加者の皆さんが、お互いの顔を思い浮かべ、「あの人も歩いているかな? 何か運動しているかな?」などということが励みになるのであれば、集まった甲斐があるというものです。

  講座への参加は次回以降でも可能です。今後の予定は以下のようになっていますので、ぜひ!

第1回  3月17日 山登りの体づくりと日常のトレーニング  ※終了
第2回  4月14日 山登りの用具と服装について
第3回  5月19日 山での食事や給水のしかたについて
第4回  6月12日 実践入門登山? 倉手山(小国町)
第5回  7月21日 山での危険と安全について
第6回  8月18日 地形図の読み方について
第7回  9月15日 山の天気と天気図の見方について
第8回 10月 2日 実践卒業登山? 鳥原山(朝日町)
         


 【連絡先】葉っぱ塾 TEL/FAX 0238−84−1537
           e-mail happa-fy@dewa.or.jp



happajuku at 05:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年03月18日

心に響く南風〜デュオ・ケーナルパコンサート

f6340caf.JPG






<最後の曲を終えて、「ほっ」の二人>


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  16日、私の弟たちの「デュオ・ケーナルパ」の第2回目のコンサートが、東京・初台の「東京オペラシティ」の中にある「近江楽堂」という小さなホールで2回公演で開催されました。午後3時開演の部には98名、午後7時開演の部には69名ものお客様がおいでくださいました。「葉っぱ塾」が呼びかけたことに応えてくださった方も多く、うれしい再会もありました。

  この日の東京は前夜から明け方にかけて降った雨も上がり、南からの風が吹き込んで、初夏のような天候になりました。街を歩いていると汗ばむほどでした。

  早めに会場に着いて、プログラムに様々なチラシを挟み込む作業を行いました。「葉っぱ塾」に何度もおいでくださっているSさんとKさんも、4月にご自分たちが準備を進めているスーザン・オズボーンさんのライブのチラシを持って現れました。プログラムと一緒に別の行事のチラシを配る。お客様がそれをご覧になって、その行事に参加する。その割合はそれほど高いものではありませんが、情報を直接お渡しするということは、主催する側にとってはとてもありがたい機会であることを、私もこれまで何度も経験してきました。彼女たちの「思い」が、多くの人たちにどうぞ伝わりますように、と願わずにはおれません。

  昨年秋、初めて「葉っぱ塾」が関わる行事に参加してくださった方が、お近くの和菓子屋さんのものです、とお団子とお饅頭をたくさん持ってご来場くださいました。ホールのスタッフの方々や、お近くにいたお客様にもおすそ分けし、まるで一足早く「花見団子」をいただいたような気分でした。お心遣いありがとうございました。

  チェリストの長谷川陽子さんのお母様もおいで下さいました。私の弟が以前あるオーケストラの事務局に勤めていたときに、まだ十代半ばだった長谷川陽子さんとそのオーケストラとの協演をプロデュースしたご縁があります。「新しいCDが出ました」とご持参くださいました。長谷川さんとめぐりあって、私たち夫婦はチェロの音色が大好きになりました。大切に聴かせていただきます。


IMG_3122

<近江楽堂の入り口から見た大きな吹き抜け>


  夜の部には、前日天目指ハイキングにご参加くださったSご夫妻が、連日おいでくださいました。もともとは昨年の「置賜桜回廊ウォーキング・ツアー」のお客様で、私がガイドを担当したご縁です。そんな細いご縁を大切にしてくださるお気持ちが、とてもありがたいのです。

  また、前日の天目指にご参加のMさんのご主人が、お酒をおみやげにご来場くださったのにも感激してしまいました。早速昨晩おいしくいただきましたことをご報告いたします。ありがとうございました。

  一昨年大阪でのイベントに出演者としてお招きを受けた際にスタッフをしてくださっていた方が、今は東京で働いていらっしゃって、お友だちと一緒においでくださいました。これまた、たった一度お会いしたご縁でしたのに、忘れないでそれを手繰り寄せてくださったのです。

  たくさんの心あたたかな皆様においでいただいたコンサートは、なかなか素晴しいものでした。とりわけアルパ(南米のハープ)を弾いて、ときにはボーカルも担当された池山由香さんは、声楽を専門にされているだけあって、柔らかな声が、まさに南風そのものでした。

  ケーナとアルパは、ともに南米の楽器でありながら、現地では一緒に奏でられることはないのだそうです。それは「調」が異なるからなのだとのこと。それで、アルパの調に合わせた特別のケーナを作って一緒に演奏しているのそうです。こういう話になると私にはチンプンカンプンなのですが、ユニークなこの組み合わせの音が、多くの人々に風を送るようなものになってゆけばと願っています。

  デュオ・ケーナルパのコンサートを、いつか「葉っぱ塾」が主催し、ブナの森にその風が吹き込んでゆくという機会を作ることができるように心がけたいと思います。

  会場では裏方に徹しており、おいでくださった皆様とゆっくりお話をすることもままなりませんでした。申しわけありませんでした。お目にかかれましたことをとってもありがたく、うれしく感じておりましたことをこの場からもお伝えしておきます。心からの感謝をこめて。

  ※参考:デュオ・ケーナルパのブログ




happajuku at 06:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2010年03月17日

天目指(あまめざす)〜根を張って生きるということ

  「葉っぱ塾」10周年記念行事の一つに位置づけ参加を呼びかけた「奥多摩・天目指を歩く」には、3名の参加を得て、それに私と講師の小岩先生を合わせて5名で15日に予定通り実施することができました。あまりに盛りだくさんで、ここではとりあえず全体の報告だけを写真とともにしておこうと思います。

IMG_3045

<いよいよここから天目指へと向かいます。公衆トイレが設置されていました。>


  青梅線「鳩ノ巣駅」を10時15分ごろ出発して歩き始めました。「坂下」という集落を抜けると、軽自動車がようやく通れるほどの細い道になります。車を使えるようになる以前は、人の肩幅ほどの道だったといいます。

  標高750mあまりの「城山(じょうやま)」という山の東側斜面に回り込むように道をたどると、多摩川の支流の「越沢(こいさわ)」に沿ったV字谷の左岸の急斜面を横切って、細い道が奥へと続きます。


IMG_3055

<天目指ただ1軒の加藤さんのお宅は、すばらしい石垣の上にありました。>


  駅からゆっくり歩いて1時間ほどで「天目指」集落に入りますが、現在ここで生活しているのは加藤さんご夫妻だけ。そのお宅は、まるでお城かと思われるほどの高い石垣の上に建っていました。関東大震災でもびくともしなかった石垣とそのお宅は以前、作家の吉川英治が「別荘として買いたい」と訪ねてきたことがあるそうです。当時の当主は首を縦には振らなかったとのこと。


IMG_3057

<門の向こうに加藤さんの家が見えます。>

  石垣を回り込むと門があり、その向こうに萱葺きにトタンをかぶせた屋根を持つ大きな家が現れます。玄関を入った正面には、一辺が30センチもあるケヤキの大黒柱があり、近づくと、鏡のように顔が映るほど黒光りしていました。


IMG_3070

<越沢への道>


  玄関先で加藤さんの奥様手作りの「トチモチ」やお漬物をいただいて、さらにその奥にあったという「越沢」という廃村を訪ねることにしました。今でこそゆったり歩けるほどの山道ですが、かつては斜度40度はあろうかと思われる急斜面を横切って、カニの横ばいのようにして歩かなければならない道だったそうです。途中には「地獄沢」などという地名の標識があり、小岩先生からは、こうした地名の由来は、転落や落石などによって死者があったことを示すものです、との説明がありました。


IMG_3082

<越沢にあるお稲荷さん>


  天目指から山道を1キロあまり歩いたところに、かつてはニ十数軒の家があったとも言われる越沢の廃村がありました。かろうじて1軒の家は残っていましたが、住んでいる気配もありません。急斜面にたくみに石垣を配して平坦地を確保してあるところが、かつて家や畑があったところです。石がごろごろしている土地であるのに、長年畑として利用してきたところだけは、深いところまで土壌があるのです。

  にぎやかにお祭りも行われていたというお稲荷さんが、半ば壊れかけて建っていました。正面両脇には大きなイチョウの木が植えられていました。もともとイチョウは自然林にはない樹種です。たくさんのギンナンが拾われることもなく落ちていましたが、子孫繁栄を願って人々が植えたものだということです。


IMG_3096


  加藤さん宅に戻ると、味噌汁や心づくしの手料理を準備してくださっていました。ダイコン、フキノトウ、ホウレンソウ、ジャガイモ、キウイ、ミソ、全てがご自身で栽培したり、作ったりしたものだとお聞きしました。「食料自給率ほぼ100%」ということです。ご夫妻の生き方はまるでこの急斜面にしっかり根を張って大木にまで育ったケヤキやトチノキのようだと感じました。

  奥様が私たちの相手をしてくださっている間、ご主人は畑の手入れをしておられました。イノシシ、サル、ニホンジカ、様々な鳥たちが畑にやってきては作物を食べてゆくそうです。竹でつくった柵や電気柵などを駆使して対処しておられました。「鳥は飛んでくるから打つ手はないなあ」と笑っておられました。

  自分で作ったものを食べて生きる。そこに感傷やロマンなどないかもしれませんが、私たちが様々な便利さと引き換えて得てきたものの底の浅さを痛感する天目指訪問となりました。


IMG_3105

<見送ってくださった奥様>


  時間の感覚がなくなってしまったように、私たちは気づいてみたらずいぶん長居をさせていただいていました。再会を約し帰り道を歩き始めた私たちを、手を振って見送ってくださった加藤さんの奥様の笑顔が、ほんとうに素晴しいものでした。

  加藤さんご夫妻、そしてご案内くださった小岩先生に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

  参加者の方からは、「2回目が楽しみ」との声もありました。また機会をみつけて計画してみましょうか。





happajuku at 13:27|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年03月16日

東京にて3月16日

 昨日(15日)、奥多摩の「天目指(あまめざす)」というところを訪ねました。この詳しい報告は、後日写真とともにアップしたいと思います。ただ1世帯でお住まいの加藤さんご夫妻に大変お世話になってきました。

 東京は、昨夜から朝方まで雨が降っていましたが、今(7時40分)は、あがっています。きょうは次第にはれて来るという予報です。

 きょうは、午後3時と7時開演で、弟たちのコンサートがあります。昼過ぎからお手伝いで会場入りします。3時の部は満席とのことですが、7時の部はまだ大丈夫です。このブログにも記事を掲載しています。当日入場でも、あらかじめご連絡をいただければ、前売り料金で大丈夫ですので、ご連絡ください。

 午前中は上野に行ってみようと考えています。

happajuku at 07:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月15日

東京にて3月15日

  きのう上京し、次男のアパートに泊めてもらっています。不慣れなパソコンで、操作がよくわかりません。次男は今朝は、早出の仕事があると、もうでかけてゆきました。
  
  きのうは夕方東京駅に着いたのですが、「ほわっ」と暖かく感じられました。やはり気温が高いのですね。自由が丘に出て、二人でしばし夕食。中華料理でした。値段が安くてなかなかおいしかった。ビールも「生エビス」でしたし。

  きょうはこれから奥多摩の「天目指(あまめざす)」というところを訪ねます。9日、10日あたり、30センチを超える雪が降ったそうです。東京にもそんなところがあるのですね。その報告、明日時間があれば、書きたいと思います。
  

happajuku at 06:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年03月14日

きょう上京します

01ae9d68.jpg











<デュオ・ケーナルパの2人>


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  今日午後、3か月ぶりぐらいの東京です。16日の弟たちのデュオ・ケーナルパのコンサートのお手伝いと、15日の「天目指ハイキング」が目的です。上野で開催されている「大哺乳類展」も見られたらいいです。

  コンサートは午後と夜の2部公演ですが、おかげさまで午後の部が完売したとのこと。夜の部においでください。チケットの申し込みは下記の「地球音楽工房」にお願いします。直前ですので、当日お渡しになります。私は受付でお待ちしております。

  「天目指ハイキング」は、ありがたいことに3名もの方が参加くださるとのことです。天候は曇りとなっていますが、晴れ間が見えるといいのですが・・・。


      Duo QuenArpa
■■■ デュオ・ケーナルパ 南風のコンサート第2回 ■■■ 

出演
八木倫明(ケーナ、アイリッシュ・フルート)
池山由香(アルパ、ヴォーカル)

2010年
3月16日(火)
昼の部午後3:00開演 (売り切れ)
夜の部午後7:00開演

東京オペラシティ3階 近江楽堂(おうみがくどう)
(京王新線初台駅下車すぐ)【定員120人】
カトリックの礼拝堂を模した、
四つ葉のクローバー形の素晴らしい音響のホールで、
生音(なまおと)の民族楽器にピッタリです。

前売料金:¥2500
当日券:¥2800


<予定曲>
 
♪コンドルは飛んで行く【自由の風求めて】
 (ペルー)D.A.ロブレス作曲
♪すみれ(アルゼンチン)ウニャ・ラモス作曲
♪チョグイ鳥パラグアイ伝統曲
♪カスカーダ【滝】(パラグアイ)D.ガルシア作曲
♪ラ・ゴロンドリーナ【つばめ】メキシコ民謡
♪ラ・サンドゥンガメキシコ民謡、オアハカ・ワルツ
♪コーヒールンバ(ベネズエラ)J.M.ペローニ作曲
♪君偲ぶ夜(パラグアイ)D.オルティス作曲
♪鳥の歌カタルーニャ民謡
♪The Water Is Wide【広い河の岸辺】スコットランド民謡
♪アメイジング・グレイス讃美歌
♪黄色い村の門アイルランド民謡
♪埴生の宿R.ビショップ作曲
♪風の通り道(映画『となりのトトロ』から)久石譲・作曲
♪ラピュタ・シチリアーナイタリア・ルネッサンス音楽+久石譲
♪在那遥遠的地方【草原情歌】(中国青海)王洛賓・作曲
♪さとうきび畑寺島尚彦・作
♪早春賦中田章・作曲 
♪木霊(こだま)キース・ジャレット作曲

******************************

主催:デュオ・ケーナルパ  
マネジメント:有限会社プラネット・ワイ
お申込み
【電話】(03)5988−9316【平日11時〜18時】
プラネット・ワイ
【電話・FAX】(03)3977―6631
地球音楽工房 八木 倫明
quena-y@sirius.ocn.ne.jp



happajuku at 04:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月13日

長井葉山、いよいよ春!

eef076d0.JPG






<麓ではマンサクが咲き始めました>


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  好天の予報が出ていた12日、まだ夜が明けないうちに家を出て、長井葉山へと向かいました。長井市勧進代地区の県道11号線、「蔵京(ぞうきょう)十字路」から西に向かって車を走らせると、冬の間除雪されていなかった広域農道まで除雪車が入っており、「炭焼き小屋」や「勧進代登山口」まで車を乗り入れることができました。

  前夜から空が晴れ上がり、放射冷却で気温は−6℃ほど。午前5時10分出発。日中解けていた積雪の表面はガチガチにかたまっていて、森林公園までの農道の上はスノーシューなしで歩きました。しかし、登り始めると不規則に踏み抜くので、スノーシューを履いて、白兎尾根を登ってゆきました。途中で日の出。2月6日に I さんと一緒にきたとき掘った雪洞が、まだかろうじてつぶれずに残っていました。

  3月に入ってあまりいい天気の日がなく、下界は雨が降ったりしましたが、山の中腹から上では雪だったようで、標高950mほどの「姥石」から上では、柔らかい新雪が40センチほど積もっていました。下に硬くなった雪があるために、元日のときほどラッセルはハードではありませんが、それでも一人は疲れるものです。

  3時間ほどかけて標高1100m付近の稜線に出たところで、ゾンデ棒を出して積雪を測ってみました。320センチある棒が全部もぐってもまだ地面に届かないので、スコップで穴を掘って試してみると、およそ360センチの積雪。下界がかなり
の少雪であることと比べると、極端に少ないわけではありませんでした。

DSCF5067

<葉山神社裏手のピークから見えた大朝日岳>


  午前8時43分、葉山山荘着。姥石付近からずっと、真新しいキツネの足跡が続いていましたが、山荘の手前で登山道から離れていきました。2つの祠にお参りして、すぐに裏手のピークへと登ると、そこには真っ白な大朝日岳、そしてその右には小朝日岳のピラミッド、さらに右手奥には少し霞んだ月山が見えました。

DSCF5076

<「奥の院」からは祝瓶山のピラミッドが見えます!>


  山頂の平坦地を、「奥の院」へと向かいました。ここは一年じゅう風が強い所です。小さなピークには花崗岩が露出しているのですが、ほとんど雪が積もってはいません。しかしこの日は南よりの弱い風。ほぼ西の方角には、祝瓶山の大ピラミッドがどんと構えていました。雪景色は真冬と同じようでありながら、光や風にはやはり春を感じました。

DSCF5077

<帰りは、ここから空へ飛び出します>


  午前9時40分、山荘前から下山を始めました。鉾立清水のあたりは、夏場は潅木が立ち上がって眺望のないところですが、雪の時期は視界を遮るものがありません。長井市内から白鷹町まで、最上川とともに一望できます。雪の斜面を駆け下り、腕を一杯に広げると、ふわりと空に舞い上がる! ことができるような気がします。

  平日だから誰にも会わないかな、と思っていましたが、山好きの人がこんな好天に黙っているはずもありません。知っている方の単独行で二人、二人連れが一組、登ってゆくのとすれ違いました。登るときはまだ暗かった登山口近くまで下りてきて、マンサクの花が咲いているのに気づきました。モノトーンに近かったブナの森に、いよいよ色彩が戻ってこようとしています。

  「葉っぱ塾」では5月上旬まで何回か「春の長井葉山へ」を計画しています。安全なルートでご案内いたしますので、どうぞご参加ください。この日のような好天のときだけご案内したいと思います。日程参考にしてください。なお、3人程度まとまれば、ご都合に合わせてご案内もいたしますので、ご相談ください。

 ―了
 ■碍遑横案(土)
 3月22日(祝)
 ぃ碍遑械案(火)    
ィ慣遏。呼(木)
Γ慣遑横呼(水)〜29日(祝)      ムーンライト登山
 В儀遑菊(祝)




happajuku at 05:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年03月12日

リンゴの木オーナー、あと1名募集!

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


IMG_2209


     ■■■ 葉っぱ塾 リンゴの木オーナー2010 ■■■


  「葉っぱ塾」の「リンゴの木オーナー」は3年目に入り、参加者を募集することになりました。

 「葉っぱ塾」のある長井市の隣町、山形県白鷹町は、おいしいリンゴの産地の一つです。そのリンゴ農家のお一人、平井正行さんと出会ったのは今から15年前のことです。一度このリンゴを食べると、これを上回る味のよいリンゴにはなかなか出会えなくなりました。「リンゴ名人」と勝手にお呼びしています。

 昨年は、「葉っぱ塾のリンゴの木」を3本選定していただき、それを合計9名で「所有」したのでした。台風の被害もなかったので、お一人当たり20キロ以上のリンゴをお分けすることができました。

 今年の募集は、1本のリンゴの木(品種は「ふじ」)を3人で共同所有するとい方式は変えず、本数を5本に増やしていただきます。昨年のオーナーの方9名は全員今年も継続していただけるとのことです。また、すでに昨年から「予約」という方がおられますので、今回の募集は1名限定です。参加費は年額¥5500です。この金額には、秋に収穫したリンゴの送料も含まれます。

 リンゴに限らず果樹は気候の影響を受けますので、収穫量が一定しない可能性があります。平井さんのはからいで、「最低10キロ保障」ということにしていただきます。それから、できるだけ「葉取らずリンゴ」に近いものにしたいと考えています。これは、リンゴの色付きを良くするために収穫期の少し前に、果実の周囲の葉っぱを摘んでしまうという作業を最低限度に抑えるということです。植物は葉っぱで栄養を作り出すので、それを除いてしまわないほうが味はいいに決まっています。たとえ色づきが悪くともです。

 収穫されたリンゴの中には様々な大きさや形のものが混じっています。ですから、全部が贈答用のような見かけのいいリンゴばかりではないこともご承知おきください。また、農薬散布の回数は通常の場合よりも減らしていただけるとのことで、低農薬ではありますが、無農薬ではありません。

 さらに、できればリンゴにかかわるいろいろな作業を体験させていただくこともご了解を得ています。ご希望の方はこちらに連絡ください。どの木にするかは、「花の咲き具合を見てから決めたらどうでしょうか」と言われております。このあたりのリンゴの花期は、サクラの少し後、ちょうどゴールデン・ウィークのころですので、「葉っぱ塾」では5月4日に「花見」を行い、木を選定していただく計画です。また、収穫は11月14日(日)の予定です。

 お申し込みは先着1名です。参加費は後日こちらから郵便振替用紙をお送りいたしますので、それでお支払いいただきます。参加希望の方は、下記へメールしてください。


  E-mail: happa-fy@dewa.or.jp  葉っぱ塾 八木文明



happajuku at 03:39|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 

2010年03月11日

高校無償化問題に関する友からのメール

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  静岡県にお住まいの友人竹野さんから、9日にメールが届きました。ぜひみなさんにもご紹介したいと思い、転載をいたします。私たちが黙することは、「差別」にくみすることになるのではないかと感じ、昨日、首相官邸宛に私の考えをメールで送りました。

  竹野さんのブログ「僕の平和への思い」はこのブログの「Links」から入ることができますので、ご利用ください。(以下転載)

********************************


 朝鮮学校の生徒のみ高校授業料無償化の対象から除外しようとする動きをストップさせるためにお願いがあります。それはおかしい!と政府や民主党にメールで声をあげてください。また周りのお友達にもメールするよう、声をかけてください。

 昨年民主党を中心とする連立政権が誕生し、これで日本もすこしはまともな国になると期待しました。高校授業料無償化の話がでたときは、心から歓迎しました。授業料も払えない、バイトして少しでも親の負担を減らしたいという生徒が増えていることを知っているからです。

 しかしよもや朝鮮学校の生徒だけ外す動きが出るなぞ想像もしませんでした。産経
新聞や中井拉致担当大臣の記事や発言、その後の鳩山首相発言を報道で知り、本当にがっかりしました。日本はこれほど程度が低い国なのかと。

 無償化除外を主張する人たちの論理(感情)は、「北朝鮮は拉致を実行した犯罪国
家である。日本は経済制裁を加えている。朝鮮学校はその北朝鮮を支持し、援助も受
けている。反日教育が行われている。そんな学校を支援する必要はない。制裁を加え
るのは当然」というものです。

 子供たちにどんな責任があるのでしょうか? 北朝鮮籍の人々にどんな責任がある
のでしょうか? 僕は10年以上に渡って、元は朝鮮総連に属し、朝鮮学校の校長先生や教師、総連の職員、朝鮮大学校の教授だった人たちと親交があります。彼らも拉致の事実に驚き、深く悲しんでいます。在日の人々には何の責任もありません。まして子供たちは全く関係ありません。

 静岡の初中級学校を2度見学したことがあります。言葉は朝鮮語ですが、教育内容
はほとんど日本のカリキュラムに準拠しています。最近知ったのですが、今では韓国
籍の子供が半分ぐらいいるそうです。

 日本にはアメリカ人・ブラジル人・中国人・韓国人、その他いろいろな国の民族学
校がありますが、朝鮮学校だけ無償化除外は国家による差別・いじめです。こんなこ
とを認めたら僕たち日本人全体が差別者になってしまいます。人権意識が低い後進国
と、世界から尊敬されない二等国民になってしまいます。

 文部科学省が省令で除外を認めることをさせなければ、この悲劇は防げます。まっ
とうな世論を高める、政府や民主党にそれはおかしいと声を伝えることが緊急に必要
です。

 僕自身、メールで政府に意見を伝えたり、新聞に投書したりしていますが、多くの
人の声が大切です。どうか貴方の声を政府や民主党、マスコミに伝えてください。

 ブログに昨日民主党県連に申し入れしたことや記者会見したことなどを書きまし
た。政府に送った文も載せてあります。参考までに読んでいただければ幸いです。

                        竹野昇

********************************

 首相官邸のHPにある「意見募集」のアドレスは下記の通りです。どなたでもご意見を送ることが可能です。
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html


 私は次のようにメッセージを送りました。

 
 来年度から高校の授業料が無償化になるということをとても喜んでいる一国民です。経済状況が厳しくなるのに伴って、授業料を滞納する生徒が増えています。関係者の苦労を少しばかり知る者としては、このたびの英断に拍手を送りたいと思っています。

 しかしながら、朝鮮学校がその対象から除かれると聞いて、耳を疑いました。これが大国のすることだろうか、と。

 そうした方針の原因が拉致問題であることは想像に難くありませんが、なぜそのことと直接関係しないその学校の生徒たちがこのような扱いを受けなければならないのか、理解できません。

 私はかつて学生時代に半年あまりをアメリカ合衆国で学びました。その際、国籍に関係なく、アメリカ国民が払った税金もあてられる公立の学校で学ぶことができました。アメリカを大きな国と感じたものです。

 今日本がなすべきことは、そのような偏狭な差別的な行為ではなく、寛容な心をもって全ての人々に接してゆくことです。世界に恥じない政治をどうぞ行ってください。政権交代を後押しした人間として、心から願うものです。




happajuku at 05:38|Permalink 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月10日

年度末を迎えて

bd8954f0.JPG






<10日朝、庭の雪景色>

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  昨年の4月からN高校の非常勤講師として週2回勤めていましたが、3日最終の授業、5日テスト、そして昨日成績処理を終え、1年間の役目を終えました。

IMG_2994

<9日のN高校のグラウンドは雪が消えかかっていました。>

  例年より雪が少なく、まだ3月上旬というのに、グラウンドの雪がなくなりかけていましたが、昨日午後1時過ぎから雪になって、今朝は10センチほどの積雪になりました。

  長い間教員をし、毎日のように学校という場に通っていた立場から、週2回だけの非常勤講師というのを初めて経験したこの一年を振り返ると、「難しかったなあ」という思いがあります。ふだんの学校生活を共にすることなく、「その時間」だけ授業するということの難しさです。

  「葉っぱ塾」の行事を計画すると、そこに集まってくださるのは、その行事に「参加したい」というお気持ちがあって、ご自分の意志で参加してくださるわけです。しかし今の高校の授業において目の前に座っている生徒たちの中には、「学びたい」という強い意志などない生徒が多いというのが現実です。幼児をなだめすかすようにして授業を進めるということに「疲れる」と思ったことが何度もありました。

  生徒たちの日常に触れることもなく、その時間だけ接する難しさをついに克服できずに一年を終えたような気がしています。そうした徒労感のようなものを感じる一方で、学校の教師というのは、若者たちの夢と可能性に賭けることのできる職業であるという思いは常にどこかにあって、そうした理想と現実のギャップに苦しんだ一年だったといえるかもしれません。

IMG_2993


  生徒玄関を入ったホールに、大きなモザイク作品が掲げられていました。先日終えた卒業式で、在校生が卒業生を送り出すはなむけに作ったもので、まもなく訪れる桜の季節を描いた作品です。一年間触れ合った32名の生徒たちにも、いつかそれぞれの花が咲くことでしょう。その花たちの栄養になることができたかどうか、はなはだあやしい一年でしたが、まずは自分自身に「お疲れ様」というところです。



happajuku at 06:36|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月09日

大島さん、ちょっとそれは・・・

5c86b58d.JPG






<数日前、川西町内から見えた大朝日岳>
   (クリックで画像拡大)

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  一昨日のインターネットのニュースに、つぎのような時事通信社の記事が載っていました。

  自民党の大島理森幹事長は7日、青森市内で街頭演説し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し「5月までにすべて決着しなかったら、鳩山(由紀夫)総理はお辞めになるべきだ」と強調した。さらに「(民主党は)選挙の時に『県外、国外に出す』と言って、沖縄県民、国民に約束した。沖縄県にもう一度戻すというなら、ちゃんと謝らなきゃならない」と語った。(時事通信)

  何とも言えない違和感を感じました。

  沖縄に、戦後60年以上にわたって多くの米軍基地を置かせてきたのは、前政権の方針としてではなかったか。アメリカの言うがままに財政負担さえも続けてきたのではなかったか。そのことが全ての沖縄の人々から問われているのではないか。自民党の人たちが言うべきは、民主党への批判などではなく、長きにわたってそうした方針を保ち続けてきたことへの反省であり、謝るべきなのはあなたたちではないのか。

  半永久的に続くかと思われた基地の問題を、現政権は新たな方向に進めようともがいています。沖縄県民の立場にたって「謝るべきだ」というのであれば、あなたたちも沖縄県民のために、その方向性を後押しすべきなのではないのでしょうか。

  先日、届けられた『週刊金曜日』3月5日号に、オーストラリア国立大学名誉教授、ガバン・マコーマック氏の「米国は辺野古から、沖縄から手を引け」という論文が掲載されていました。その中で氏は、日本本土と沖縄とが巧妙に分断されてきたと次のように述べています。

  日米安保条約のシステムは、その全期間にわたって不平等であり、ごまかしとウソに満ちている。1960年に衆議院で未明に野党不在のまま強行採決された第二次安保条約は、1951年の第一次安保条約で本土は非軍事化された「平和国家」日本で、直接米国支配下に置かれた「戦争国家」沖縄という分断状況を、より強固にするものであった。後になって、沖縄がごまかしの典型のような協定で名ばかりの日本施政下に戻されても、この分断は維持された。


  地理的に離れていることで、本気で自分たちの国の問題として考えられなくなっていた多くの国民と沖縄の人たちとが、心の面でも分断されてきたのではないでしょうか。そういう国民によって選ばれた政治家たちだから、沖縄のことはどこか他人事のように関わっているのではないのでしょうか。

  マコーマック氏は最後に次のように書いています。

  安保条約50年を記念する今年は、「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とする日本国憲法を持ちながら、よりにもよって戦争と戦争の威嚇を重要な国策遂行の手段とする国と一蓮托生の同盟関係を結ぶことになったのはどうしてか、そしてそのような国を今後も絶対的に支持し、気前よく財政援助を続けるのかどうか、じっくりと考える機会としなければならない。その第一歩として、今こそ過去50年の不平等な条約や秘密外交、ウソ、そしてごまかしを市民がオープンに論議し始めなければならない。

  ここでいう「市民」とは沖縄の人々だけをさすわけではもちろんありません。日本の国民全体のことです。新しい政権を選択したということは、もちろん、自民党的なものからの脱却の選択でもありましたが、新たな道を切り開く苦渋をも、私たちが選択したことになるのだと思います。「県外へ、国外へ」という方向性を少しでも後押ししたいものだと私は思っています。


※ガバン・マコーマック氏の論文を、全文ワードで打ちました。ご希望の方にメール添付で送信可能です。ご連絡いただければお送りいたします。





happajuku at 04:46|PermalinkComments(8)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月08日

葉っぱ塾田んぼオーナー募集中!

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


DSCF4202

<昨年の田植えの様子。秋の収穫も手刈りで行います。>

      ■■■ 葉っぱ塾 田んぼオーナー2010 ■■■

           〜みんなで育てるコシヒカリ〜


  「葉っぱ塾田んぼオーナー」は地元の方のご協力をいただいて、3年目に入ります。自分たちが食べるものを作り育てるという体験をさらに深めたいと考えております。昨年は1オーナーあたり玄米で54キロの収穫があり、近隣の農家の方々からもお褒めをいただきました。今年はどんな実りがあるでしょうか。食べ物についてこだわりのある方、そして子どもたちに「食」の大切さを伝えたいという方などのご参加をお待ちしています。

【概  要】  長井葉山を見上げる水田に、朝日連峰の主峰・大朝日岳から流れてくる水を利用して、参加者1人あたり1アール(10m四方)のコシヒカリを栽培します。田植えや稲刈りなどの農作業を体験し、米づくりの過程やそれに伴うさまざまなご苦労を知ることを通じて、自分たちの「食」について考えていこうという体験型のプログラムです。除草剤は1回のみ散布、防虫農薬は不使用、化学肥料不使用(ただし有機肥料・発酵肥料は使用)という「スーパー低農薬米」とも呼べるお米の栽培を目指しています。

【指導者】    遠藤重夫さん(長井市勧進代在住)
            長井葉山の麓に居住し、この山をこよなく愛する農業人です。農薬大量使用の農業とは一線を画し、誠実なお人柄そのままに、2.5haの水田で米づくりに取り組んでおられます。

【参加費用】  ¥22000 (後日振替用紙送付します。)
1人当たりおよそ40〜50kgの収穫をめざし、その米代やさまざまなご指導をいただく経費、葉っぱ塾の連絡費、田植え、稲刈り時の味噌汁代などを含みます。(同量のお米を買うということに比べるとやや高めの価格設定になっておりますことはご承知おきください。)

【募集人数】  10名 (10ファミリー) ※昨年参加のファミリーは優先受け付けしており、あと2名(2ファミリーです!) 
 


【参加条件】  5月30日の田植えの作業、及び、10月3日の稲刈りの作業の、少なくとも一方にはご参加いただくこと。ご家族や子どもさんたちでの参加、大歓迎いたします。また、10月下旬もしくは11月上旬あたりに、収穫祭(参加費500円程度は別途徴収)を行う予定でおります。

【申し込み】  参加の意志表示をメールまたはファクシミリなどでお願いします。昨年オーナーとして参加された方を優先します。その後、新しい方の申し込みを受け入れてゆきます。定員に満たない場合は、このかぎりでありません。

【連絡先】    葉っぱ塾・八木文明   993-0053長井市中道2-16-40
  Tel/Fax 0238-84-1537 E-mail happa-fy@dewa.or.jp
   http://blog.livedoor.jp/happajuku/ (ブナの森から吹く風)
※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。


happajuku at 04:46|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2010年03月07日

表現する子どもたち〜プラザ子ども演劇祭2010

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  いつも「葉っぱ塾」のいろいろな行事に参加してくださる川西町のFさんから先月、「子どもたちが舞台に立ちます」とご案内をいただいていました。6日、川西町フレンドリープラザで開催された「プラザ子ども演劇祭2010」に長女のSさんと、長男のT君が出演したのです。

  今回は山形県南部の「置賜(おきたま)地域」で活動している4つの団体がそれぞれの演目をかかえて出場していました。最後に登場したSさんやT君たちが演じたのは『時の音色』という30分あまりの作品でした。

  ある小学校に新しくキーボードが入ることになり、それに伴って、校舎の片隅に置かれていた足踏みオルガンが廃棄されることになります。それを知った子どもたちが、「古いものも大切にしよう!」と運動を起こし、そのオルガンの保存にこぎつけるというストーリーでした。

  「古いオルガン」。それは何と昭和35年にその小学校に寄贈されたものだというのですが、奇しくもそれは、私が小学校に入学した年でした。そうか、子どもたちにとっては、それははるか昔のことなんだなあ、と思わず苦笑していました。


IMG_2989

<最後に出演者全員がステージに上がって拍手を浴びていました。>


  今の学校でも「学芸会(?)」はあるのでしょうか。私もけっして主役などには当たらなかったけれど、ステージにあげられた覚えがあるのですが、そういうパフォ−マンスは苦手でした。何か心の中にバリアーがあって、なかなかそれを乗り越えることができないようなもどかしさは今でも感ずることがあります。

  そんな私から見ると、自分ではない何者かを、たくさんの観客の前で演ずる子どもたちの姿がとてもまぶしく感じられました。

  川西町は、作家・脚本家の井上ひさしさんの故郷です。今回会場になった「川西町フレンドリープラザ」は、演劇専用ホールを供え、町の図書館を兼ねたすばらしい建物です。そんなホールで舞台に立ち、スポットライトを浴びた子どもたちの心の中にまかれた種は、いつ、どんな花を咲かせることになるのでしょうか。


happajuku at 05:15|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月06日

読図講習会参加者からのご感想

26bdd06f.JPG






<読図講習会の様子>

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

  先月末に行った「読図講習会」に参加くださったSさんから、参加してのご感想をいただきました。

******************************

 先日の登山地図読図講習会ではお世話になりました。
学んでそれを活用することの楽しさを再確認したところです。
そして、地図を読むことの楽しさを知りました。
講義で教わったことを地図とコンパスを使い実際に自分で体験することで
わかりやすく身に付いたといえますが、それ以上に内から湧き上がるものがありました。
地図と周囲の地形が一致することや、自分のいる位置が地図のどこなのかを
読むことは子供心が甦ってくるようなわくわく感がありました。
GPSを使えば自分の位置は簡単にわかるかもしれませんが、地形を読むことはできません。地図とコンパスでなければ、自分で地形を読む楽しさは味わえないと思います。
今後、登山で地図とコンパスを使うことが楽しみです。その前に自分で読図の勉強をしてみますね。
写真も送っていただき有難うございました。お礼が遅くなってすみません。
今後のご講義も心待ちにしています。

******************************


  「葉っぱ塾」では来年も同じころ、この講習会を開催したいと考えています。地図を読むことで豊かに広がる山歩きの世界を、より多くの皆様にお伝えしたいと思っております。

  なお、Sさんのお便りに「今後の講義」とありますのは、3月から始まる「長井市勤労センター教養講座」の中の、“安全安心の楽しみ”のことで、下記のような予定で、参加者を現在も募集しております。どうぞご参加ください。詳しくはこのブログの「只今募集中の企画」というカテゴリーをクリックしてご覧ください。

    第1回   3月17日 山登りの体づくりと日常のトレーニングについて
    第2回   4月14日 山登りの用具と服装について
    第3回   5月19日 山での食事や給水のしかたについて
    第4回   6月12日 実践入門登山 〜匱蟷魁幣国町)
    第5回   7月21日 山での危険と安全について
    第6回   8月18日 地形図の読み方について
    第7回   9月15日 山の天気と天気図の見方について
    第8回  10月 2日 実践卒業登山◆…燦胸魁閉日町)





happajuku at 04:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 参加者からのお便り 

2010年03月05日

山形先行上映、藤沢周平作品『花のあと』

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  藤沢周平原作の新しい映画『花のあと』が、先月27日から山形県内での先行上映が始まりましたので、昨日見てきました。ロケのほとんどを山形県内で行ったことでの先行上映です。

  作家の藤沢周平は1927年山形県の現鶴岡市生まれ。1997年にまだ60代半ばで亡くなりました。多くの作品に故郷である山形県庄内地方の風物が登場します。『花のあと』も海坂藩という架空の小藩を舞台としていますが、雪深い冬がある庄内藩がモデルになっているといわれています。

  剣術に長けた父から手ほどきを受けながら成長した美しい娘、以登は、ある道場で男の剣士を相手に見事な腕前を披露します。しかし、そのとき所用で不在だった一人の剣士と、何としてでも試合をしたいと願っているのでした。それがある日、父のはからいで、自宅の庭で実現します。すばらしい剣さばきの前に、彼女は完敗します。それが彼女の恋の始まりであり、そして最後の日となりました。

IMG_2982

<『花のあと』ポスター>


  その後上士の婿となった剣士は、藩の遣いで江戸へ派遣されるのですが、謀略に巻き込まれ、責めを負って自ら命を絶ってしまいます。遠く海坂藩でその知らせを聞いた以登は、なぜ彼がそのようなことになったのかを探るうちに、謀略の黒幕を突き止めます。彼女はどうしてもその人物を許すことはできないのでした。自らの「恋」のために、たった一度会ったその人のために、しなければならないことがある。彼女は真剣をたずさえて、決着をつけるべく家を出るのです。女優、北川景子さんの女剣士振りがなかなか素敵です。

  藤沢周平作品は、実在の歴史上の人物が登場するものもありますが、多くはこの作品のように、架空の藩の、しかも、歴史には名を残すこともなかったであろう人々を描いています。時代小説でありながら時代を超えた共感を得られるのは、そうした人々が生き生きと動き回り、現代に生きる私たちの心理と重ねあうものが多いからではないかと思っています。

  私には、勝手に文章の師匠と崇めている人が二人います。一人は亡くなった写真家の星野道夫さん。そしてもう一人がこの藤沢周平です。たとえて言えば「白磁のような」文章だと思っています。淡々としながら、人物の深い心理を描き出すその文章力は、手本としながらも私など足元にも及びません。

  美しい庄内の四季の風景とともに、一人の女性の「恋」の顛末をお楽しみください。他県では3月下旬からでしょうか。原作は文春文庫『花のあと』に収録されています。




happajuku at 05:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月04日

スポーツとボランティアと

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

  昨日オリンピックに関連したことを書きましたが、あのあと朝刊に目を通していたら、朝日新聞(3日付)の『天声人語』に、石原都知事の発言が紹介されていました。「銅(メダル)を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」と。

  この人の発言はこれまでにも社会的弱者や女性を蔑視する発言があり、その都度論議を巻き起こしたりしていましたが、今回の発言も、ざらついた手で心の中をかき回されたような嫌な気分になるものでした。

  その夜のNHKの「クローズアップ現代」では、6年前にイラクでのボランティア活動中に誘拐された高遠菜穂子さんが、“自己責任”問題についてようやく語り始めたとの放送が流されました。

  一見遠く離れているようなこれらの話題に、共通の要素があると私は思っています。それは、多くの国民がなかなかできないようなレベルで活動を続ける、ということです。オリンピックに出ることも、海外に出かけてボランティア活動することも、ほとんどの人々にはなかなかできることではないのです。

  ならば、そうしたことは、選手や先進的なボランティアリーダーたちが勝手にやっていればいいものか、というと、そうではないと思います。金メダルは取れなかったけれど、日本選手の活躍、いや、世界の若者たちの活躍に、この2週間でどんなに勇気と感動をもらったことでしょう。理不尽な理由で始まったイラク戦争の犠牲者であるイラクの人々のために継続して活動する高遠さんの活動に、日本人としての誇りを感じた人はけっして少なくないはずです。

  私たち一般庶民は、私たちの代表としての彼ら彼女らに、自分の夢や思いを託しているのだと考えてみると、そうした人たちを支えることで、私たちも参加することにつながるということに気づきます。スポーツもボランティアも、勝手にやっているのだから、自分の金でやれ、という意見はとても悲しいものです。

  先日起こったチリ大地震と津波の被害は太平洋を越えて日本にも及びましたが、チリの惨状はやはりたいへんなものです。日本赤十字では支援のための募金を開始しました。現地に行けない私たちは、せめて募金での協力を惜しまないようにしたいものです。

IMG_2976


  昨日は『MAO〜 浅田真央公式写真集』を買ってきました。これを買うことで、真央ちゃん支援に少しはなるでしょうか?



happajuku at 05:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月03日

閉会式のユーモア

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

IMG_2917


  1日午前中、オリンピックの閉会式を見ていました。私は開会式のほうは見なかったのですが、聖火台を構成する4本の柱のうち1本が出てこないトラブルがあったのだそうですね。元スケート選手のドーンさんが点火するはずだったものが出てこなかったので、彼女は立ち尽くしていた、と新聞で読みました。

  閉会式はまさにそのトラブルを起こした「柱」から始まりました。他の3本は出ているのに、まだ出ていない1本の柱が埋め込まれている穴から、一人のピエロが這い上がってきました。腰には修理用の工具をたくさんぶら下げて。そして、そばに置いてあった2本の電気コードのコンセントを差し込むと、火花があがって接続完了。開会式で出てこなかった柱がゆっくりと現れ、ドーンさんが点火。そこから華やかな閉会式へとうつっていったのです。

  開会式で柱が出てこなかったときのスタッフは、きっとあせったことでしょう。何度もリハーサルを重ねて万全を期していたはずなのに、大事な本番でまさかのトラブル。ところが、閉会式ではそれを逆手にとって、その柱を主役級に注目させてしまうという演出に、私はすばらしいユーモアのセンスを感じました。

  もしこれが日本での出来事だったらどんなことになっていたのだろうと想像してみます。マスコミは「開会式が台無しに」などとデカデカと書かなかっただろうか、「関係者を処分する」などとならなかっただろうか、「責任者が陳謝」などとならなかっただろうか、などと。

  選手の服装の問題でも、文部科学大臣のコメントまで出るお国柄です。あの一件も、互いにもう少しユーモアのセンスがあれば、どうということはない出来事だった可能性があるのかもしれません。「すみませ〜ん」ではなくて、「寝坊して、シャツを入れるの忘れちゃったんで〜す」、と笑顔で言えばどうだったのでしょうか。見ている側も、あんなことに「怒り」をぶつけないで、あいも変わらぬ政治に対して本当に怒ってほしいと思うのです。

  そんなことを考えながら、閉会式の真央ちゃんを見ていました。

  きょうは3月3日、「ひな祭り」。講師をしている高校の、最後の授業日でもあります。

  



happajuku at 05:22|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年03月01日

地形図読図講習会を終えて

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  27日から28日の1泊2日の日程で、「読図講習会」を行いました。家に戻って、チリでの地震や太平洋を渡ってきた津波の被害のことなどを知り、びっくりしました。1月だったでしょうか、大きな地震は満月の前後に起きることがある、という科学者たちの研究があると聞いていましたが、今日3月1日が「望」です。地球と月との間に働く引力が岩盤のひずみを解放させるきっかけになる可能性があるという考え方のようです。チリで犠牲になられた方が数百人とのことです。ご冥福をお祈りするとともに、津波の被害が最小であることを願っています。

  読図講習会は2名の参加をいただきました。女性のMさんは、わざわざ横浜からおいでくださいました。昨年6月のM旅行社の祝瓶山登山のガイドをしたときのゲストのお一人で、全国の山を登っておられる方です。男性のSさんは昨年から「葉っぱ塾」に何度か参加いただいていますが、本格的な登山はこれから目指そうという若者です。

IMG_2968


  27日の午後から夕食をはさんで、およそ5時間にわたる机上講習を行い、地形図の見方、コンパスを使って何ができるかということを学んでいただきました。こういう講習会の講師を何度か務めたことがあるのですが、私の経験では、室内で講義を聞いているだけではなかなか身につかないというのが持論です。そこで私自身が理想とする「実践講習」を企画してみたのです。

  さまざまな解説書を読み、資料を集め、独自のテキストをつくりました。理論を徹底的に学んでいただいて、二日目はフィールドに出て道のない雪の上を、コンパスと地形図を頼りに歩くという実習を組み合わせての実施でした。

  二日目の最後では、山の向こうにあって見えない「飯豊少年自然の家」を目指し、自分たちでルートを決めながら歩く、ということもやっていただき、成果を試していただきました。

  地形図を「読む」ことで、ハイキングや山歩きがどんなに奥深いものになることでしょう。国土地理院が発行する2万5000分の1地形図はわずか¥270。ご自分の家を含むもの1枚だけでも買って見られたらいかがでしょうか。

  「葉っぱ塾」では、この読図講座を来年も同時期に開催したいと考えております。また、講座の「出前」もお受けしようと考えております。5名程度人が集まってくだされば、お伺いいたします。費用のことなどは、ご相談ください。



happajuku at 06:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート