2010年05月

2010年05月31日

青空の下、田植えにぎやかに

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

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<青空と葉山が見守ってくれました。>

  30日は朝から爽やかな青空が広がる好天となりました。4月下旬並みの低温だった前日までと打って変わって気温も上昇し、まさに田植え日和となりました。

  今年は12ファミリーが「田んぼオーナー」になってくださいましたが、そのうち10ファミリーが参加し、人数は地元の方々も含めて総勢23名でした。

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<古い道具も活躍しました。>

  これまで2年間は全て手植えすることができなかったので、今回も目標は120mの長さのうち80mぐらいは終えたいものですね、ということで作業を始めることにしました。

  田植え作業の前に「ころばし」と言われる道具を使って、泥の上にマーキングしてゆく作業があります。機械植えになった今では使われなくなったこの道具はある農家の納屋に保存されていたものです。やってみると、まっすぐに転がすのがことのほか難しいのでした。

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<にぎやかな子どもたちに励まされました。>

  初めての子どもたちもいましたが、2回目3回目という子どもたちはすぐに要領を飲み込み、「手よりも口のほうがよく動いているんじゃない?」などと冷やかされながらも、にぎやかに作業に取り組んでくれました。

  「苗は5本をめどに植える」というご指導をいただいていました。今の機械植えだと2、3本で植えてゆくのだそうですが、農薬を使わない稲作ではこのぐらいがいいらしいのです。

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<田植えを完了した田んぼ>

  9時半すぎに作業を始め、当初途中までと思っていたのですが、思いのほか作業がはかどって、途中の休憩を含めておよそ3時間かかって、幅10m、長さ120mの葉っぱ塾の田んぼの田植えが終了しました。

  ご指導いただいた遠藤さんご自身の田んぼは機械で植えておられるのですが、昨年は手植えした葉っぱ塾の田んぼのほうが単位面積あたりの収量が良かったのは、手植えのときの苗の間隔が広いことが理由だったと思われます。一部を機械植えしていただいた昨年以上の収量になればと願っています。

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<公民館でのにぎやかな昼食>

  用水路で足の泥を洗い流し、公民館に移動してみんなで遅めの昼食としました。各自持ち寄ったお弁当と、妻が準備してくれていた山菜汁で、楽しいひとときを過ごしました。地元新聞社の記者も取材に来てくれたので、近々記事になるかもしれません。インタビューされていた子どもたち、何と答えていたのでしょうか。

  遠藤さんからはご自宅の裏の竹林に生えていた孟宗竹の大きなタケノコを、また、田畝さんからはご自身が栽培に取り組んでおられる「行者菜」をおみやげにいただきました。これは参加してくださった方の大特典でもありました。

  皆さんが帰られた後、ご指導くださった遠藤さん、お手伝いくださった金田さんと3人で「反省会」を持ちました。お二人のお話を伺っていると、米作りというものは生き方の問題でもあるのだということを感じないわけにはいきませんでした。自然を敬いながら謙虚であろうとするお二人の言葉に、心からの信頼の念をいだいた夕べのひとときでした。

  4ヵ月後の稲刈りまで、どうか順調に稲が育っていきますように。祈る気持ちを忘れることなく、しばしば田んぼに通いたいと思います。オーナーのみなさんは、このブログでどうぞご覧下さい。ついでがあればぜひお立ち寄りください。お疲れさまでした!







happajuku at 04:59|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー | 葉っぱ塾行事レポート

2010年05月30日

奥深い紅花染め体験

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  今日の「葉っぱ塾田んぼの田植え」を前に、今年から田んぼオーナーになってくださった千葉のSさんご夫妻が昨日車でおいでくださいました。紅花染め体験を「紅花の館(はなのやかた)」の今野さんにお願いしてありました。ご一緒してくださったのは長井市内に住まう息子さんのところに長期滞在中の宮崎のSさんたち。「LEAF」をお読みくださっている中ではいちばん南にお住まいの方でもいらっしゃいます。

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<模様をデザインする作業>

  「葉っぱ塾」のお客様をお連れして何度も今野さんの工房にはお邪魔していますが、お話を聞くたびに新しいことが付け加わっているようで、面白いばかりではなく、奥が深いと感じます。

  今野さんの玄関先には鉢植えのベニバナがあって、すでに茎が40センチほどに伸びていました。天候が不順で生育がなかなか進まないとのことでしたが、7月の第二土日が恒例の「紅花祭り」とのこと。そのころには見事な花を咲かせてくれることと思います。

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<今野さんの家の庭の「草木塔」>

  今野さんの庭の片隅に「草木塔(そうもくとう)」が建てられています。この山形県南部の置賜地方にはあちこちに草木塔があることが知られていますが、
生活に利用される植物にもいのちがあって、それを利用させていただいていることへの感謝の念を、私たちの先人たちが持ち続けていたことの証であるのかもしれません。

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<新野さんの畑で>

  
  千葉のSさんたちは、今年から新野祐子さんがやっておられる「葉山野菜パック」をとってくださることになっていて、このたびの訪問でぜひ新野さんにお会いしたいということでしたので、「紅花の館」からそちらに向かいました。

  もとはといえばSさんたちは昨年のM旅行社の「桜回廊ウォーキングツアー」に参加してくださったお客様でした。そのご縁がどんどん発展し、この長井や白鷹と結びついてくださいました。「葉っぱ塾」が果たす役割がこういうところにあるのだということを、とても嬉しく感じているところです。

  4月下旬並みの低温の中ちょっと冷えた体をあたために、その後温泉に寄っていただきました。

  さあ、きょうはいよいよ「田植え」です。12オーナーのうち10ファミリーがおいでくださいます。子どもたちも6、7名いますので、にぎやかな田植え作業になると思います。



happajuku at 05:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年05月29日

デュオ・ケーナルパ 南風のコンサート at カフェ・ブルーローズ

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  弟が関わっている「デュオ・ケーナルパ」のコンサートのご案内です。首都圏にお住まいの方、首都圏に知人がおられる方は、ぜひ広めてくださいますようお願いいたします。「葉っぱ塾」でもチケットのお取次ぎをいたしますので、どうぞご連絡ください。

  デュオ・ケーナルパは、このGWに、CD制作に向けて録音を開始しています。遠くない将来、初のCDが出ることになると思います。お楽しみに。

  また、このブログの「Links」にデュオ・ケーナルパのブログの入り口があります。このコンサートで演奏される「The Water is Wide」について、詳細なお知らせが続いていますので、どうぞご覧ください。
 

メンバーイラスト



Duo QuenArpa
デュオ・ケーナルパ 南風のコンサート at カフェ・ブルーローズ


南米アンデス地方先住民の縦笛ケーナ。ヨーロッパ人が南米にもたらした
ハープを模して先住民が生み育てた楽器アルパ。機能性をもとめて
複雑化していったヨーロッパの楽器に対し、最低限のシンプルさで
何百年も変わることなく続いてきたこの二つの楽器は、同じ南米の楽器
ながら、一緒に演奏される機会は多くない。
新しい可能性を求めて、地球の風、平和の風を奏でるデュオ。
                           

<予定曲>

♪コンドルは飛んで行く(ペルー)★D.A.ロブレス作曲
♪すみれ(アルゼンチン)★ウニャ・ラモス作曲
♪チョグイ鳥★パラグアイ伝統曲
♪カスカーダ【滝】(パラグアイ)★D.ガルシア作曲
♪ラ・ゴロンドリーナ【つばめ】★メキシコ民謡
♪ラ・サンドゥンガ★メキシコ民謡、オアハカ・ワルツ
♪コーヒールンバ(ベネズエラ)★J.M.ペローニ作曲
♪君偲ぶ夜(パラグアイ)★D.オルティス作曲
♪鳥の歌★カタルーニャ民謡
♪The Water Is Wide★スコットランド民謡
♪埴生の宿★R.ビショップ作曲 ♪風の通り道★久石譲・作曲
♪シチリアーナ★イタリア・ルネッサンス音楽
♪在那遥遠的地方【草原情歌】(中国青海)★王洛賓・作曲
♪さとうきび畑★寺島尚彦・作 ♪早春賦★中田章・作曲 
♪For The Peace Of All Mankind★A.ハモンド作曲

********************************

主催:南風の会いたばし、デュオ・ケーナルパ
  
★お申込み
【電話】 090(5540)7992 井垣
     03(3960)2387 カフェ・ブルーローズ



2010年
6月13日(日)
   午後3:00開演(2時30分開場)


板橋区蓮根1−12−12 「カフェ:ブルーローズ」(定員40名)
  都営三田線「蓮根駅」または「西台駅」より徒歩12分

料金(1ドリンク & 軽食つき)

 前売料金:¥2200
 当日券:¥2500



八木倫明[やぎ りんめい]
(ケーナ、アイリッシュ・フルート)
YAGI Rimmei


1958年生まれ。早稲田大学商学部卒。卒業後の1982年、フルートから独学でケーナに転向。1987年から異文化融合民族音楽としての「地球音楽」を提唱。尺八、マリンバ、コントラバス、各種打楽器などを交えた異文化アンサンブルを結成して活動を始める。2006年に、十弦ギター/小川和隆、尺八/戸川藍山とともに、風絃トリオ〈空〉(くう)を結成して、異文化融合の地球音楽の世界を深めている。これまでに、東京文化会館小ホール、めぐろパーシモンホール、光が丘IMAホール、大阪府立ドーンセンター、前橋テルサ、逗子文化プラザ、千葉市美浜文化ホール、東京オペラシティ近江楽堂ほか、都内ライヴハウスなどで演奏。



池山由香[いけやま ゆか]
(アルパ、ヴォーカル)
IKEYAMA Yuka


1985年生まれ。小学校5から年にアルゼンチン・ブエノスアイレス市に移り住み、アルパ(インディアンハープ)に出会う。メキシコ大使館主催パーティーや新星クラブコンサート、都内小・中・高等学校、カフェやレストランなどで演奏。これまでにチョチン・バルブエナ、チューチョ・デ・メヒコ、マルシアル・ゲレロの各氏に師事。また、声楽の分野では大学在学中にベートーヴェン《合唱幻想曲》アルト・ソロ、シューベルト《冬の旅》演奏会等に参加。国立音楽大学演奏学科声楽専修卒業。現在、桐朋学園大学声楽科研究科在学中。




happajuku at 04:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2010年05月28日

田植え待つ葉っぱ塾の田んぼ

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<代かきを終えた葉っぱ塾の田んぼ>

  30日に「葉っぱ塾田んぼオーナー」による田植え作業を行うことになっています。取り組み始めて3年目。初めて定員一杯のオーナーとなりました。幅10m、長さ120mの細長い田んぼ、10m×10mが1オーナーあたりの面積です。昔の尺貫法で表せばおよそ「一畝(せ)」となります。

  お世話いただく遠藤さんが代かきをしてくださって、昨日の朝田んぼを訪れたときには準備が整っていました。

  当日の天気予報も「くもり時々晴れ」と降水確率も低いようです。ただ、ここ数日気温が低かったので、水が冷たいかもしれません。

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<稜線まで新緑駆け上がった長井葉山>


  葉山の東斜面を駆け上っていたブナの新緑前線は、数日見ないでいましたらすでに稜線にまで達していました。雪解けもかなり進んだのではないかと思います。

  「葉っぱ塾」として田んぼオーナーやリンゴの木オーナーに取り組むようになって、季節に敏感になりました。農家の方々はそれ以上に神経を研ぎ澄ませて、風の冷たさや水の温度に気を使っておられるのだということが、身近に感じられます。米作りのほんの入り口に立ったような取り組みですが、千葉、埼玉、仙台など、県外からも参加してくださった今年の田んぼの推移を、オーナーの皆さんと共に、見守ってゆきたいと思います。



happajuku at 04:47|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2010年05月27日

ネイチャーゲームリーダー養成講座、参加者募集中!

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<長井市内のつつじ>

  長井市内の「白つつじ公園」は見ごろを迎え、市内のあちこちにも色とりどりのつつじが咲き競っています。

   
   ■■■ あなたも自然案内人 ■■■

         ネイチャーゲームリーダー養成講座
        2010年6月 山形県会場 参加要項概要


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<昨年の養成講座の実習風景から>


  山形県ネイチャーゲーム協会では毎年1回、県内で「リーダー養成講座」を開催しています。今年は私が運営委員長をつとめる「山形おいたまネイチャーゲームの会」が主管団体として、地元の「飯豊少年自然の家」で開催します。すでに申し込みの受付を開始していますが、長野県の方から申し込みをいただき、感激しております。

  今、体験活動の必要性は、学校だけでなく、社会教育や観光の分野にまで広がっています。しっかりした研修を受けた指導者の需要が今後一層高まることが予想されます。小中学校の教員、幼稚園の先生や保育所の保育士さん、教育旅行を受け入れている団体の方、学生、社会教育関係者などがこれまで参加くださっています。要項の概要を掲載しておきます。お申し込みをお待ちしています。



        ■講座の概要 

 ◇期 日 2010年6月25日(金) 13時00分受付開始 〜 6月27日(日) 15時30分

 ◇会 場 山形県飯豊少年自然の家
〒(999-0605)山形県西置賜郡飯豊町大字添川3535-33 
Tel 0238(74)2331  Fax 0238(72)2342

 ◇参加費 一般23,000円(宿泊費・食費・講習費・副読本・保険料を含む)
     (社)日本ネイチャーゲーム協会普通会員・学生22,000円)
     (日帰り参加も可能です。日帰りで参加の方は、参加費はそれぞれ1,000円安くなります。)
     ネイチャーゲームリーダー登録にかかる諸費用は、参加費に含まれておりません。
     初日の夜に交流会を予定しています。(参加費とは別に500円をご用意ください。)

 ◇主 催 山形県ネイチャーゲーム協会

 ◇後 援 山形県教育委員会

 ◇参加資格 ネイチャーゲームに関心のある18歳以上の男女30名を先着順に受付します。全日程参加できる方。日帰りで参加の場合は全講義・実習に参加できる方。

 ◇お問い合わせ/お申し込み先  「山形おいたまネイチャーゲームの会講座担当」 八木文明
 ※〒993-0053山形県長井市中道2-16-40
  TEL/FAX 0238-84-1537 (TELは18時以降) 
  E-mail: happa-fy@dewa.or.jp
※詳しい要項をお送りする場合もここにご連絡ください。

      (社)日本ネイチャーゲーム協会HP  も参照ください。


■内 容 

 ◇講 義 ネイチャーゲーム概論や理念・安全対策・自然体験活動の理念など室内で約8時間

 ◇実 習 野外で約12ゲームの体験学習、指導実習で約13時間
 
 ◇教 材 ネイチャーゲーム指導員ハンドブック及び副読本「ネイチャーゲーム1」(当日配布)
 
 ◇検 定 受講態度及び3日目に行われます30分程度の筆記試験による総合評価


★ネイチャーゲームの仲間たちは、県内の学校・幼稚園・保育園行事、子ども会活動、自然体験活動、環境教育などの場で幅広く活動しています。あなたも私たちの仲間になりませんか? (県内3つの会が活動しています。)

□「山形村山ネイチャーゲームの会」連絡先:有川(arikawa@ma.catvy.ne.jp)

□「山形庄内ネイチャーゲームの会」連絡先:加藤(kokato@ic-net.or.jp)
      
□「山形おいたまネイチャーゲームの会」連絡先:八木(happa-fy@dewa.or.jp) 

 ※ネイチャーゲームの出前のご相談も受け付けております。ご連絡ください。







happajuku at 05:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) シェアリングネイチャー | 葉っぱ塾の予定企画

2010年05月26日

生き方に引退はない

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<25日の長井白つつじ公園。ほぼ満開です!>


  一昨日のNHKの番組『クローズアップ現代』に耳が止まりました。いつもはテレビの音声だけをCDプレーヤーから流して聞いているだけなのですが、しばしテレビの前に出向いて見ることとなりました。

  「ハイチのマザーテレサ」という言葉にひかれたのです。紹介されていたのは須藤昭子さん83歳。修道女であり医師である須藤さんは、もう30年以上前からハイチの、とりわけ結核の患者たちの支援を続けてこられたそうです。

  このたび起こったハイチの大地震。私はもうはるか昔のことのように思っていましたが、須藤さんに同行したカメラを通じて報じられたハイチの現状のすさまじさに、胸が痛くなりました。

  30年間積み上げてこられた医療支援態勢が、一瞬のうちに崩れ去ってもなお淡々とした表情で「今できること」に取り組む須藤さんは、まさにマザーテレサでした。

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<街中で見かけた黄色いつつじ。こんな色のもあるんですね。>


  インドでの貧民の救援に取り組むマザーテレサに対してある人たちが「そんなことをいくらやっても、問題は解決しない」というような批判をしたのに対するマザーの言葉がいつも私を励まします。「確かに、私たちのすることは大海の一滴のようなものであるのかもしれません。しかし、その一滴が集まって大海となるのです。」

  番組の最後でキャスターの国谷さんが、「もう83歳。引退はお考えにならないのですか?」と尋ねました。須藤さんは「引退は仕事ならあるかもしれませんが、生き方に引退はありません。」と答えられました。

  須藤さんに比べるべくもない、ささやかなことをやっている自分ではありますが、こういう「生き方」を選択した、という背中をそっと押していただいたような気持ちになりました。

  ネットで「須藤昭子」で検索すると、いくつかの記事が出てきますので、一度ご覧下さい。




happajuku at 05:03|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年05月25日

長井の白つつじ満開です!

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<ほぼ満開の長井白つつじ公園>


  先日、長井白つつじ祭りの大きなイベント「黒獅子祭り」が終りましたが、例年より遅れて咲いた公園の白つつじはまさにこれから数日が見ごろです。この週末は天候も回復するようですので、きっと大勢の花見のお客様で賑わうことだと思います。

  子どもの頃はこの公園のことをわざわざ「白つつじ公園」などと呼びませんでした。単に「つつじ公園」。そこに白いつつじが咲いているので、ごく自然に「つつじとは白い花なのだ」と思い込んでいました。雪が降ったように一面に白くなるのが当たり前だと思っていたのです。

  しかし、実際には白いつつじだけの公園は珍しいのだと、大人になってから知りました。春先は桜もきれいですし、欅木もたくさんあって、新緑も見事です。また秋には紅葉も見栄えのする公園です。

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<ヤマツツジの「名所」も見つけました>


  数日前の朝のジョギングで、何度か通ったことのある細い道を登ってゆきましたら、見事なヤマツツジの群落を見つけました。日の出町から伊佐沢に抜ける細道です。個人所有の山のようで、林道沿いには「入山禁止」の表示をしてありました。

  新緑がみずみずしい中に咲く朱色のヤマツツジが、林道脇の南向き斜面のずっと上のほうまで咲いていました。少し離れた山がほとんどツツジが目立たないので、もしかしたら意識的に増やしておられるものかもしれません。

  伊佐沢で農家民宿をやておられるOさん宅の前でOさんにお会いし、そのヤマツツジのことをお話しましたら、「知らなかったなあ」とのこと。車一台がようやく通れる山道を、今はわざわざ通る人も少ないのですね。

  市内にはきっとこんなふうに「季節限定」の名所がまだたくさんあるに違いありません。




happajuku at 04:37|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2010年05月24日

イワカガミ咲く倉手山

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<初めて倉手山山頂からの景色を見る参加者のみなさん>

  参加者がおられずに中止かな? と思っていた2回目の「飯豊連峰展望台倉手山へ」に、直前になって3名の申し込みがありました。これまでとちょっと違って、インターネットでこの「葉っぱ塾」の情報をキャッチして申し込んでくださった方で、いずれも初めて参加くださった方々でした。参加者のFさんは、前日わざわざ仙台からおいでくださって、この「葉っぱ塾」に泊まってくださいました。

  このブログもていねいに見てくださっているとのことで、日々こうして記事をアップする私にとって、とても励みになる言葉をかけていただきました。

  国民宿舎「梅花皮(かいらぎ)荘」から登山口への林道は前日の22日に開通しており、私たちは直接登山口まで車で乗り入れることができました。予想にたがわず、新潟ナンバーの車など10台ほどが駐車場にとまっていました。

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<にぎわう山頂>

  前回のこの行事から5日たっており、その間雪解けも進んでいました。雪の上を歩く距離も短くなっていました。空は雲っていましたが、気温がさほど高くはないために、それほど大汗をかくということもなく、私たちは2時間5分ほどかかって山頂に着きました。

  日曜日ということもあって、山頂は賑わっていました。おもいおもいに敷物を敷いて、昼食をとっていました。目の前に広がる飯豊連峰の大パノラマを「おかず」にして食べる昼食は、例えようもないほどおいしく感じられるものです。

  Uさんご夫妻は前日は山菜採りに行かれたそうで、コシアブラや山ウドの料理を持参し、おすそ分けをいただきました。まだ登山の経験は浅いというUさんご夫妻ですが、次第に山の「魔力」の虜になっておられるご様子で、山のガイドとしてはありがたいことです。ぜひまたお客様になっていただきたいものです。

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<登山道脇に咲いていたイワカガミ>

  山の植物の様子は前回からたった5日後であっても違っていました。前回咲いているのを確認できなかったイワカガミ(オオイワカガミ?)が咲き始めていました。このところようやく気温の高い日が続くようになり、植物たちもこれまでの遅れを取り戻すかのように生育している様子でした。

  この日の帰り道には、足野水の集落に入り、朴ノ木(ほうのき)峠を越えて小国の街中へと入るルートをたどってみました。緑のトンネルのような峠道はなかなか快適でした。いつかここを「葉っぱ塾」の行事で歩いてみたいと考えています。

  ご参加くださったFさん、Uさんご夫妻、楽しい時間をご一緒できましたこと、本当にありがとうございました。ぜひまたのご参加をお待ち申し上げます。


happajuku at 05:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

2010年05月23日

勇壮、黒獅子>>>白つつじまつり最高潮

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<街の中心部を練り歩く黒獅子>

  22日は長井の「黒獅子祭り」が行われました。雨になることが多いといわれるこのお祭りですが、昨夜は気温も高く、気持よい月夜の中で祭りが進行しました。

  このお祭りが始まって20年ほどになります。市内のあちこちでは別々の日程で神社の祭礼が行われ、獅子舞が行われているのですが、5月下旬の「白つつじ祭り」の一大イベントとして、同じ日に黒獅子が街中に集結するようになりました。

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<おしっさまにパッコンしてもらう>

  このあたりでは「おしっさま」と言うのですが、お祭りのときにお神酒をあげておひねりを渡すと、頭の上で「パッコン」してくれます。幼い子どもにはとても恐ろしくて、昨夜も親に抱かれて泣き叫んでいる子どももいました。木でつくった獅子頭なのに、中に人が入って動けばまるで本当に生きているように感じられるから不思議です。

  十三体の黒獅子は、街中を練り歩いたあと、白つつじ公園内の特設会場に集結し、フィナーレを迎えるというわけです。勇壮な黒獅子の舞を、ぜひ来年見においでください。

  こちらのサイトを参照ください。



happajuku at 05:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2010年05月22日

今年も咲いたオキナグサ

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<秘密の場所のオキナグサの花>

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<ほおけた様子がさながら「翁」>

  実はもう10日ほど前のことなのですが、朝のジョギングでオキナグサの自生地を訪ねてみました。毎年ゴールデンウイークのあたりに咲いているのですが、今年は花が遅いようでしたので、少し時期を遅らせて訪ねてみたのです。

  オキナグサはキンポウゲ科に属する多年草で、山地の日当たりのよい場所を好んで生育する、と図鑑には書いてあるのですが、私はこのあたりの山では見かけたことがありません。全くの野生で育っているものなのか、あるいは誰かがそこに植えてくださって増えていったものなのか、私には知る術がありません。

  いつもそばに置いてある鳥海昭子さんの『誕生日の花と短歌365日』では、この花は4月9日の花となっており、“華麗、告げられぬ恋”という二つの花言葉が添えられ、「翁草咲く丘ありてひとり行く 想い告げ得ぬ遠き日ありき」という短歌が載っています。うつむいて咲くその姿を、恋心を伝えられずにじっと耐えている女性の姿に重ねたものでしょうか。

  今、長井市では「白つつじ祭り」が開催中です。遅れていた公園の白つつじの開花もようやく進んできて、今夜は「黒獅子祭り」です。雨のお祭りと言われるこのお祭りですが、今年は雨の心配はなさそうです。





happajuku at 05:22|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年05月21日

雨の蔵王でガイド研修

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<雨の中、真剣に行われたガイド研修会>

  私が所属する東北山岳ガイド協会の研修会に参加してきました。毎年の総会にあわせて開催されるものです。会場は蔵王刈田岳近く。標高1500mあまりのこの日の研修場所は、朝から雨が降っていました。新緑前線はまだここまで到達しておらず、豊富な残雪が待っていました。

  9時から16時まで、ゆっくりと昼食もとらずに、熱心な講習会が展開されました。私たち山のガイドの研修で最も時間を割いて行われるのは、何か起こった場合の対処の仕方です。転落、滑落、ケガなどが山で起こった場合、ガイドは最善を尽くすことが求められます。できればそういう事態には遭遇したくはありませんが、こうした研修を積むことで、どんな危険があるのかということにも想像力が及ぶことになります。

  2人組、3人組になり、一人がガイド役、他がお客様役となり、交代しながらいろいろな課題に取り組んでゆくのです。ふだんガイド活動ではめったに事故は起こりませんが、こうした研修会の経験は、ないとあるでは大きな違いとなる可能性があります。

  間もなく夏山のシーズンが始まるのですが、今年は雪解けがなかなか進まなかったものですから、残雪は多いと見なくてはなりません。事故なく山を楽しんでいただけるよう努めたいと思います。

  「葉っぱ塾」の山の行事にぜひご参加ください。「只今募集中の企画」をクリックしてご覧ください。




  

happajuku at 13:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年05月20日

募集! 朝日軍道と昭和堰をたどる長井葉山

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<水が入った水田に映る“逆さ葉山”>

  ■■■ 葉っぱ塾 朝日軍道、昭和堰をたどる長井葉山2010 ■■■

  上杉家の家老だった直江兼続が、米沢と、飛び地だった庄内を最短で結ぼうと整備させたと伝えられる「朝日軍道」は、別名「庄内直路(しょうないすぐみち)」ともいわれ、その登り口は長井の草岡だったとのことです。現在の「おけさ堀登山道」がその朝日軍道だったのです。

  その道をたどりながら、戦国時代の人々のかすかな気配に耳を澄ませてみませんか? また、この道の途中には、「嘉永堰」や「昭和堰」など、地元の稲作を支えた用水の跡も残されています。そうした遺構をたどり、残雪の朝日連峰の一角にある長井葉山に登ってみましょう。シラネアオイなどが咲いているかもしれません。祝瓶山や大朝日岳の眺望も楽しみです。

    【期  日】 (1)6月15日(火) (2)6月19日(土)
            ※天候の判断を前日に行い、中止することがあります。

    【参加費用】  一人¥4000(保険料・写真代含む)

    【募集人数】 各回8名以内(申し込みはそれぞれ3日前までに)

    【集  合】  長井市草岡、「古代の丘資料館前」 午前7時30分
             ※ご要望あれば現地までの地図をお送りします。

    【日  程】  7:30    資料館前集合・出発
           12:00ごろ  葉山山頂
           16:00    勧進代登山口へ下山
(車で資料館に移動)

    【持ち物】   昼食、雨具、水(1?以上)、手袋、おやつ、その他
※詳しくは参加申し込みされた方に御連絡いたします。

    【申し込み】  各回3日前が締め切りです。氏名、住所、電話番号、生年月日をお知らください。

【連絡先】  葉っぱ塾・八木文明 Tel/Fax 0238-84-1537
                 e-mail happa-fy@dewa.or.jp
        日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員



happajuku at 04:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年05月19日

春と初夏が同居する倉手山

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


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<ムラサキヤシオツツジ>

  18日の倉手山登山にはお二人の方が参加してくださいました。朝から気持よい好天でした。下見に来たのが5月5日でしたので、あれからおよそ2週間。どんなふうに様子が変化しているのか楽しみでした。

  梅花皮(かいらぎ)荘から飯豊山荘に入る林道はまだ閉鎖されており、ガードレールや反射ミラー設置の作業の方々が入って準備を進めておられました。梅花皮荘で聞くと、この林道の開通は22日に予定されているとのことでした。

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<ハクサンシャクナゲ>

  前回はようやくつぼみを見ただけだったムラサキヤシオツツジが満開だったのに加え、ハクサンシャクナゲがあちこちに咲き競っていました。何度も来た倉手山にこんなにシャクナゲが多いとは気づきませんでした。鮮やかな紅色が印象に残ります。

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<タムシバ>

  タムシバは春真っ先に白い花を咲かせる潅木です。雪の下に押し倒されていたものが起き上がり、青空に向かって花をいっぱいに広げていました。

  まだマンサクが咲いているのは、ようやく雪から解放された枝でした。そのあたりには、イワウチワ、ショウジョウバカマなど、「春告げ花」も咲いていました。

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<山頂一帯はまだ雪の上を歩く>

  2週間でずいぶん雪が減ったとは言え、山頂一帯はまだ1m以上の積雪がありました。しかし、気温もあがってきましたので、これからは溶けるスピードが加速することでしょう。

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<山頂からの大展望>

  倉手山からの飯豊の大展望に、2週間前と違って新緑の色が加わっていました。後退する雪線を追いかけるように、新緑前線が斜面を駆け上がっていました。出発が早かったこと、平日であったことで、私たちが山頂で過ごした1時間あまり、誰も登っては来ませんでした。

  下山して林道を歩いていると、重そうな山菜ザックを背負った女性を追い越しました。「ゼンマイですか?」と尋ねると、「コゴミだよ」とのこと。まだ雪解けて間もないところに採りに行ってきたのです。

  山は、春と初夏が同居するにぎやかな季節を迎えています。



happajuku at 05:26|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年05月18日

植樹地のブナ芽吹く!>>>6月に見学会

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


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<強風の中、芽吹いたブナの若葉>


  昨年11月1日、東北では初めてとなる、日本熊森協会主催の伐採地への植樹を、福島県国見町で行ったのですが、先週、5月12日、私が現地に出向き、町の村上産業振興課長さんらとお会いし、その後の様子を見たり、今年の計画を話し合ったりしてきました。

  当日は5月とは思えない寒気が入ってきており、標高600mほどの植樹地は、風速10〜15mもの風が吹き、気温は5℃ほどでした。冬の雪はすっかり消えていましたが、昨年秋に植えた稚樹たちがどうなっているのか、目にするまでは気が気ではありませんでした。

  吹き飛ばされそうになりながら昨年植樹したあたりで最初に目に飛び込んできたのは、ブナの若葉のみずみずしい緑色でした! 強風にちぎれそうになりながらも枝にしっかり付いている若い葉を見たとき、そのけなげな姿に涙が出そうになりました。

  私たちが植えた樹種の中で、ブナは一番芽吹きが早いのですが、他の木も、芽が膨らんでいました。トチは、最初の葉っぱが広がりつつあるものもありました。


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<そろそろ食べごろ、ギョウジャニンニク>

  また、苗木の間のあちこちに植えたギョウジャニンニクも、葉っぱが顔を出していました! もう少しすると食べごろになりそうです。どうぞ採集においでください。なお、その際、葉っぱを切り取るだけにして、根は掘り出さないようにお願いします。

  伐採作業で重機が動き回ったために、まだ背丈の高い草が生える様子も見られませんでした。もしかしたらこの夏は草刈りがいらないかもしれない、と村上課長さんはおっしゃっていました。これについては、夏の推移を見守り、必要に応じてお集まり願うかもしれません。

 町と日程を調整し合い、今年度はとりあえず次のように計画をしました。昨年の植樹に参加した方だけでなく、まわりの方にも呼びかけて、この植樹の輪を広げてゆきましょう。

    ■■■「植林地視察と萬歳楽山登山」■■■

  6月5日(土)午前10時00分〜午後3時00分
           国見町役場前集合・解散
 

※長靴や、トレッキングシューズ、昼食、雨具、水、おやつなど各自持参。

※集合場所までの交通について不安な方は下記にお問い合わせください。
       
※萬歳楽山(まんざいらくさん)は標高915mですが、車で登山口に移動し、そこからは山頂まで1時間ほどで着きます。体力初級者でも大丈夫です。ただし、雨天の場合は現地視察だけで終える場合がございます。

※申し込みは 山形支部長八木文明まで(締め切り6月1日)(火)
  氏名、年齢、住所、電話(できればケイタイ)を下記に連絡してください。
         八木文明 e-mail happa-fy@dewa.or.jp
                FAX 0238−84−1537

★「第2回植樹活動」(予定)

  10月30日(土)午後12時30分〜午後5時00分
         国見町役場前集合・解散
    (※詳細は秋になってから連絡します。)





happajuku at 04:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 

2010年05月17日

新緑の鶴岡を訪ねて

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  昨年、娘が鶴岡に転勤になってもなかなか訪ねる機会がなかったのですが、昨日はようやく夫婦二人の日程が合い、好天の下をドライブしてきました。

  鶴岡までおよそ110km。約2時間。最初に尋ねたTさんは、私が酒田に勤務していたときの「先輩」教員。彼が定年で退職したのと私が「中退」したのが同じ年。つまり退職同期というわけです。奥様も同じ職場だったことがあるのですが、その日はご勤務とのことで、お会いできませんでした。数年ぶりで元気そうなお顔を拝見してきました。

  お宅が娘の勤務先の近くで、毎日散歩で通るのだそうですが、「もしかしてあの人が娘かな」と思って私の娘を見ていたそうです。あとで娘にその話をすると、「ああ、大きな犬を連れて散歩している人ね」と、知っているのでした。人のつながりはおかしなものです。

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<「いもとようこ展」で買い物>

  子どもたちもたくさんの絵本で「お世話になった」、いもとようこさんの原画展が、鶴岡公園近くの施設で開催されていました。先日妻が探してみると、やはりずいぶん家にもありました。ほんわか優しい雰囲気の動物たちの絵が、心を和ませてくれる絵です。

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<鶴岡城址は映画『花のあと』のロケ地の一つでした。>

  午前中は用事があるという娘を待つ間、鶴岡公園(鶴岡城址)を散策。ここはこの春封切られた藤沢周平原作の映画『花のあと』のロケ地の一つでもあります。歩いていると、ガイドに引率された“ロケ地ツアー”の一行もやってきました。満開の桜の情景が、ここで撮影されていたのでした。

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<明治の建物が大切に保存されています。>

  鶴岡は城下町です。町の中心部の鶴岡城址は今は鶴岡公園。その中や周辺には緑が多く、様々な公共施設が建っていますし、このような古い建築物も、大切に保存、公開されています。

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<「子どもまつり」のイベントに特別参加>

  お堀では、子どもたちをカヌーに乗せるイベントが行われていて、カメラを向けていると、カヌーを操っている人が親しげに声をかけてくるではありませんか。よく見ると、知っている人たちだったのです。ダム問題や自然保護活動などに関わっている方たちがスタッフをしていました。「八木さんも乗りませんか?」と声をかけていただき、子どもでもないのに特別に乗船。気持ちが子どもであればよさそうでした。水面から眺める風景がまた素晴しかったです。風を切って進む心地よさもありました。

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<文章の「師」、藤沢周平さんの記念館を訪ねる。>

  4月末にオープンしたばかりの「藤沢周平記念館」はぜひ訪ねてみたかったところです。この建物も、鶴岡城址内にありました。つい先ごろも『よろずや平四郎活人剣』(上・下)を読み終えたばかりでした。練馬にあった自宅の書斎を忠実に復元したセットが、なかなか良かったです。たくさんの原稿も展示されていて、小説を書く下ごしらえの部分もそこここに現れていました。入館料¥300は安いです。

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<この日見られたリング状の虹>

  娘と落ち合って昼食を予約してくれていたところに向かう途中、空を見上げると、珍しい現象を見ることができました。太陽の周りに、二重のリング状の虹がかかっていたのです。「地震雲か!」とも思いましたが、今のところ何も起きていません。今朝の地元紙にも、大きく記事が掲載されていました。

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<庄内平野から見る残雪豊富な月山>

  四方を山に囲まれた置賜の盆地から庄内にくると、「山」というものの感じ方が違うように思えます。片方は日本海で開けており、北には鳥海山の端正な姿が見えます。西側の裾野が日本海に直接接しているので、「山」としての出っ張り方が際立っています。

  庄内側から見る月山は、急峻な崖のある面を見せ、内陸側からみる姿とは全く異なる山を見ているような気がします。近づけば、多いかぶさるような威厳をも感じます。

  田植えの準備が進む広大な庄内平野をあとに、家路へとつきました。



happajuku at 05:25|PermalinkComments(7)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | 山形県・長井市内名所案内

2010年05月16日

クマに出会った新緑の黒沢峠

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


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<トチの木も多い、黒沢峠>

  参加者がないかと思われた「新緑の黒沢峠」に、山の講座を受講してくださっているSさんから「友人と二人で参加します」と連絡があったのは締め切り直前のことでした。15日は、朝まではまだ寒気が残っていましたが、しだいに高気圧に覆われて晴れてくるとの予報で、しかもようやく気温も上昇傾向になるとのことでした。

  峠の入り口の駐車場の八重桜の下に車を駐め、歩き始めたのが9時半。今回参加のお二人は、地元の公立の病院に4月から新規に採用された同期とのことで、さまざまなストレスを解消したいという思いもあったようでした。次第に雲が切れてゆくにつれて、新緑のブナやトチの葉がステンドグラスのようになり、深く呼吸をしながらゆっくりゆっくり歩いてゆきました。

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<間もなく峠を登り切る>

  途中で休憩をとり、また藪に分け入ってコシアブラを採取し、峠の頂上に着いたのが11時ごろでした。今は高い木があって眺望はききませんが、昔、人がこの道を行き交っていたころはどうだったのでしょうか。それほど大きな峠ではありませんが、きっと登りきったあたりで一休みしたのではないでしょうか。

  峠の反対側へ下ると、30分ほどで横川ダム湖畔に着きます。今では水底に沈んでしまっていますが「市野々」という集落がこのあたりにあったのです。ダム湖を見ながら昼食。家の庭から取ってきたタケノコと、途中で採取したコシアブラを入れて味噌汁を作り、しばし歓談。

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<新緑と新芽の微妙な色のモザイク模様>

  来た道を戻るのもまた、風景は違って見えるものです。山肌は新緑と新芽の様々な色合いが競い合い、この時期にしか見られない色合いを見せてくれました。

  「古屋敷」という茶店跡までもう少しというところまできたときに、前方の斜面の下から黒いものが登ってくるのが目に入りました。その先は少し開けたところで、いろいろな山菜が採れる場所でもありますし、沢も流れています。クマの食事中を私たちが邪魔をしてしまったのかもしれません。

  クマから目を離さず少し後ろに下がったのはよかったのですが、道を踏み外し、斜面を滑り落ちてしまいました。二人に手を引いてもらって道に復帰し、クマが登っていった斜面の方向をじっと見ましたが、もう遠ざかって見えませんでした。持っていた笛を吹き、大きな声をあげてからまた歩き始めました。距離にして30mほどで見たことになります。何度も山に登っていますが、クマに出会ったのはこれで2回目のことでした。

  新緑よりも山菜よりも、「クマに出会った」ということが思い出になりそうな黒沢峠ハイキングでした。山に入るとき、時々音を出しながら、というのがクマに対してはやはりいいのだと思います。出会わない工夫ができるのは私たちの側ですから。


happajuku at 04:43|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年05月15日

置賜桜回廊最後の桜>>>下伊佐沢のかすみ桜

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  あれほど心浮き立たせてくれた桜も、すっかり目立たなくなりました。今は八重桜の濃い色の花がところどころで見られます。山の中腹あたりではオオヤマザクラもまだ咲いてはいるようです。

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<4月上旬。春近しと思われました。>

  「置賜桜回廊」の名木に数えられながら、他の桜よりずっと遅れて咲くために、その咲いた姿を最も見られることのない桜が、この「下伊佐沢のかすみ桜」かもしれません。

  4月に入ってすぐの朝、ジョギングで訪ねたときは、朝日を浴びて春の空に背伸びしているように見えました。

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<4月17日、季節はずれの雪!>

  しかし、天候不順だったこの4月。極めつけは17日に降った20センチにもなるかという雪でした。その日は車で行ってみたのですが、もう真冬とも思えるような雪の中でひっそりと耐えているようでした。

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<5月中旬、満開に>

  昨年は5月3日か4日あたりに咲いたこの桜が見ごろを迎えたのは、今年は中旬になってからでした。写真は12日の朝です。

  16世紀末に上杉家の家臣の平子一族がこの地に移り住んだのを機に、一族の墓を守るように植えられたというこの桜。もしそのときの桜だとすれば樹齢は400年を超えることになります。大きな桜ではありませんし、花の色は白いものですので、エドヒガンのような華やかさはありませんが、今は水田地帯の中にポツンと立つこの桜、なかなか風情があります。



happajuku at 05:14|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2010年05月14日

リンゴの花満開です!

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<オーナーのOさんに、代表して木にリボンを付けてもらいました。>


  気温が低かったために開花が遅れていたリンゴの花でしたが、昨日(13日)に畑に寄ってみましたら、ほぼ満開になっていました!

  4日に「リンゴオーナーのお花見」をした際には実は「ふじ」の花は咲き始めたばかりだったのです。木の選定をどうしようかと考えたのですが、その翌週の8日、遠く宝塚からおいでくださったオーナーのOさんに代表していただき、お世話になる平井さんのアドバイスをいただきながら、木を5本選定しました。木にはピンク色のテープを付けてありますので、お近くを通る機会がありましたら、立ち寄ってみてください。

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<「ふじ」の花が満開です。>

  5月上旬、初夏らしい好天と高温の日があったのですが、ここ数日再び寒気が入り込み、葉山の山頂付近は雪雲がかかっていました。それでも花はほぼ満開に近づいています。日曜日からは再び気温が上がるようですので、花粉を運ぶハチたちの活動も活発になるのではないでしょうか。

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<「ふじ」の花のつぼみは赤味を帯びています。>

  枝にびっしりと花が付く桜もきれいですが、このリンゴの花は、近づいて見るととてもおもむきがあります。種類によって色合いが少し違いますが、主力品種の「ふじ」は、つぼみが赤味を帯びているのに、咲いた花は真っ白です。花と一緒に緑の葉っぱが出るので、花のにぎやかさは桜には及びませんが、自分の美しさを知らずにいる清楚な女性のような趣が感じられる花です。

  秋の収穫を楽しみに待ちましょう。



happajuku at 04:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 

2010年05月13日

懐かしい映画ポスター展>>>長井「文教の杜」

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<文教の杜の「長沼孝三彫塑館」>

  長井市内に「文教の杜」という施設があります。三百数十年以上前に創業された丸大扇屋という呉服屋さんの古い商家を保存公開しているほか、この家のご出身の彫刻家、長沼孝三氏の作品を展示する彫塑館が併設されています。厳冬期を除いて公開されていますが、庭もなかなか見事なところです。「葉っぱ塾」のお客様もよくここにご案内しています。


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<文教の杜の「丸大扇屋」さんの蔵で展示会>

  その文教の杜の蔵で、今、懐かしい映画のポスター展が開催されています。このブログの5月1日の記事でも紹介した吉永小百合さん主演の映画のほか、昭和30年代後半から40年代あたりに上映された映画のカラーポスター数十点が展示されています。


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<おお! オードリー!>

  前回の記事の段階ではわからなかったのですが、このポスターを所蔵していたのは、長井市伊佐沢地内で「かつて商店を営んでいた方だとのことです。そういえば昔は、市内のあちこちに、映画の看板があったような気がします。その方は、掲示を依頼され、期限が終ったものを大切に保存しておられたのでしょうね。当時は誰もその価値を見出さなかったようなものが、数十年を経てみると、何かとても大きな意味を持ってそこにあるというのは、不思議です。


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<永遠の小百合さん>

  当時のポスターは今と違って写真ではなく、「絵」なのです。それを描く専門家がたくさんいたのではないでしょうか。そういえば昔の映画館の大看板も手書きでした。

  小百合さんにもこのポスターの写真をお届けしようと思います。懐かしんでいただけるでしょうか。

  この展示会は6月6日まで。「文教の杜」は原則、月曜休館で、開館時間は10時から16時半です。お問い合わせは0238−88−4151まで。


happajuku at 04:56|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2010年05月12日

予告! スクール・インタープリター養成講座 in 山形

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

  昨年山形県内では初めて開催した「スクール・インタープリター養成講座」を、今年も開催することになりました。この頃山形は「花笠踊り」の期間中です。観光を兼ねて研修においでになるのもよいのではありませんか?


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<昨年夏の長井での講座、野外実習>


  ■■■ スクールインタープリター養成入門講座 in 山形市内 ■■■
        (環境大臣・文部科学大臣登録講座)


●IPNET-Jスクールインタープリターの活動

体験活動を通じ、地域の自然のすばらしさ、感動、大切さを再発見・見直し、
将来ライフスタイルや環境問題に関心を持つ人間作りを目指す。
そのために子供たちと自然体験を中心に、自然と親しみ自然と友達になって
すばらしさや大切さを感じられる心を耕し育てる役割を担っていきます。


● IPNET-Jスクールインタープリター活動の場

小学校の生活科・総合学習を中心に校庭で行う

▽日時 2010年8月7日(土)9時15分受付。9時30分開始、終了17時00分。

▽会場 山形県山形市・山形大学内教室予定
     (参加者には後日詳しくお伝えいたします。)
     〒990-8560 山形市小白川町一丁目4-12 山形大学 

▽参加費 7000円(テキスト代を含む)

▽野外実習と講義 18歳以上の成人対象。どなたでも参加できます。初心者歓迎。 

▽定員 15名(少人数制。一人一人が参加できることを重視しています)
学生枠10名、一般枠5名

▽事前申込制(申し込み&問い合わせはメールで。締め切り8/2)
IPNET-Jスクールインタープリター講座山形市内参加希望と明記し、住所、氏名、メールアドレス、TELを下記のメールアドレスにお寄せください。3日以内に受付連絡がない場合は再度お知らせください。
参加費は、当日受付にて清算。

山形県内 E-mail happa-fy@dewa.or.jp 葉っぱ塾 担当 八木
山形県外 E-mail ipnetjpn@yahoo.co.jp IPNET-Jインタープリテーションネットワークジャパン 担当 本多

▽参照ホームページ
IPNET-J http://www.geocities.jp/ipnetj/
葉っぱ塾 http://blog.livedoor.jp/happajuku/
詳細は申込者に後日連絡

▽持ち物 水筒・ペットボトルなど飲み物(暑いので飲み物を用意ください。)、弁当、雨具、マイバック(エコバック)、筆記具、帽子など。

▽共催 葉っぱ塾、IPNET-Jインタープリテーションネットワークジャパン

▽プログラム
9:30午前 開会 
講義1 環境教育の理念 
講義2 インタープリテーションとは
野外実習1 プログラム体験、安全講習
野外実習2 プログラム実施の要点
野外実習3 スクールインタープリターをしてみよう
講義3 学校との連携
修了証授与 閉会
17:00 解散

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■■■ スクールインタープリター養成入門講座 in 長井市 ■■■
       (環境大臣・文部科学大臣登録講座)

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<フリップ・カード作成中>

●IPNET-Jスクールインタープリターの活動

体験活動を通じ、地域の自然のすばらしさ、感動、大切さを再発見・見直し、
将来ライフスタイルや環境問題に関心を持つ人間作りを目指す。
そのために子供たちと自然体験を中心に、自然と親しみ自然と友達になって
すばらしさや大切さを感じられる心を耕し育てる役割を担っていきます。


● IPNET-Jスクールインタープリター活動の場
小学校の生活科・総合学習を中心に校庭で行う

▽日時 2010年8月8日(日)9時15分受付。9時30分開始、終了17時00分。

▽会場 山形県長井市・市民文化会館 会議室
          山形県長井市館町北5の10


▽参加費 7000円(テキスト代を含む)

▽野外実習と講義 18歳以上の成人対象。どなたでも参加できます。初心者歓迎。 

▽定員 15名(少人数制。一人一人が参加できることを重視しています)

▽事前申込制(申し込み&問い合わせはメールで。締め切り8/2)
IPNET-Jスクールインタープリター講座長井市内参加希望と明記し、住所、氏名、メールアドレス、TELを下記のメールアドレスにお寄せください。3日以内に受付連絡がない場合は再度お知らせください。
参加費は、当日受付にて清算。

山形県内 E-mail happa-fy@dewa.or.jp 葉っぱ塾 担当 八木
山形県外 E-mail ipnetjpn@yahoo.co.jp IPNET-Jインタープリテーションネットワークジャパン 担当 本多

▽参照ホームページ
IPNET-J http://www.geocities.jp/ipnetj/
葉っぱ塾 http://blog.livedoor.jp/happajuku/
詳細は申込者に後日連絡

▽持ち物 水筒・ペットボトルなど飲み物(暑いので飲み物を用意ください。)、弁当、雨具、マイバック(エコバック)、筆記具、帽子など。

▽共催 葉っぱ塾、IPNET-Jインタープリテーションネットワークジャパン

▽プログラム
9:30午前 開会 
講義1 環境教育の理念 
講義2 インタープリテーションとは
野外実習1 プログラム体験、安全講習
野外実習2 プログラム実施の要点
野外実習3 スクールインタープリターをしてみよう
講義3 学校との連携
修了証授与 閉会
17:00 解散




happajuku at 05:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 | スクール・インタープリター

2010年05月11日

新緑の黒沢峠を歩く>>>今週末

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  週末に予定している「新緑の黒沢峠を歩く」の下見を兼ねて、昨日一人で歩いてきました。今のところ参加者がありませんが、よろしこったらご参加下さい。

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<ブナの若葉が美しい黒沢峠>


   ■■■ 葉っぱ塾 新緑の黒沢峠を歩く2010 ■■■

  飯豊連峰のふもとのブナの森の新緑を楽しんでみませんか。生命の鼓動を感じながら、身も心もレフレッシュしてみましょう。黒沢峠は、上杉の城下町米沢と越後とを結ぶ昔の街道にある「十三峠」の一つです。苔むした敷石が風情を感じさせてくれます。片道約2.5キロの峠道を往復します。体力初級者でも大丈夫なコースです。

【期   日】  5月15日(土)    小雨決行
※前泊ご希望の方には、宿泊の紹介もいたします。

【参加費用】  大人¥2000  子ども(小学生以上)¥1000
(写真代、保険料、含む)  ※昼食時味噌汁付き
※親子での参加歓迎。 

【募集人数】 先着15名程度(申し込みは5月13日まで)

【集合・受付】 長井市「白つつじ公園北側駐車場」(長井市民文化会館北側)
※国道113号線「道の駅いいで」での待ち合わせも可能

【日   程】
       8:30    集合・出発(8:50 道の駅いいで)
       9:30    小国町 黒沢峠黒沢口着
      11:30ごろ  黒沢峠着、 昼食
      14:00    小国町 黒沢口着
      15:00ごろ  長井着・解散

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<峠の途中から見える飯豊連峰本山。「代かき馬」の雪形が見えますか?>


【持ち物】各自の昼食、雨具(ウインドブレーカーや傘など)、タオル 、着替え、水、おやつ(非常食かねる)、ゴミ袋、敷物
※履物は長靴が最適です。

【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明  
  日本山岳ガイド協会認定ガイド
       日本自然保護協会自然観察指導員
       日本ネイチャーゲーム協会リーダー
993-0053長井市中道2-16-40  TEL/FAX 0238-84-1537
                E-mail: happa-fy@dewa.or.jp

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。
※集合場所の地図が必要な方はお知らせください。




happajuku at 05:18|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年05月10日

山の恵み、山菜に舌鼓

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


  土曜の夜から日曜の早朝にかけ一時的に曇ったようですが、この日もすっきりと空が晴れてゆきました。少し空気がひんやりする中を、参加者の皆さんに、葉山山麓に集まっていただきました。

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<林道では、山菜探しの「準備運動」>

  分乗して林道に入ってゆきます。小さな駐車スペースに車を置いて、体と目の準備運動を兼ねて林道を歩き始めました。講師のNさんに真っ先に注意されたのがトリカブト。ときどきニリンソウと間違えて採取する人がいるのです。花が咲いていれば間違えるはずもないのですが、葉っぱはよく似ています。

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<山の斜面はカタクリとコゴミがびっしり!>

  林道の終点からはまだ雪があちこちに残る沢に入り込みます。昨年より季節がずいぶん遅れていることが、生えている植物に現れていました。コゴミは昨年はもう遅くて手に入らなかったのですが、今年は豊富に見つかりました。

  山の斜面はカタクリやキクザキイチリンソウ、オオバキスミレなどが埋め尽くさんばかりに咲いていました。鳥海昭子さんの短歌「雪解けの山の斜面を埋めて咲く、カタクリの花そよぎやまざり」がまさにピッタリくるような風景でした。

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<収穫のごく一部>

  雪が谷を埋めているところから引き返しましたが、同じ道を帰ってきたのに、ずいぶん目が慣れてきて、登るときには目に入らなかった山菜をたくさん見つけました。

  この日採集した山菜は五十音順に、アイコ(ミヤマイラクサ)、アケビの芽、アザミ、アズキナ、アブラコゴミ、イワダラ、カンダイナ、コゴミ(クサソテツ)、ゼンマイ、タラノメ、フキノトウ、ミズ(ウワバミソウ)、ソバナ、ハリギリの14種類でした。

  これに前日まで別のところで採取していたりその日いただいたりしたものが、ウコギ、ウルイ、ギョウジャナ(栽培野菜)、コシアブラ、タカノツメ、ヤマブドウの若葉をあわせて、みんなでにぎやかに調理しました。

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<これが「山菜食い倒れバイキング」!>

  簡単なものはおひたし。少し手を加えて和え物。味噌汁はアイコやコゴミを入れ、さらにそこにサバ缶を加えます。ご飯は炊き立ての熱々に茹でたコシアブラを刻んでわずかに塩味にした「コシアブラご飯」。

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<コゴミの和え物>

  山菜料理はあまり細かに考えず、大胆に料理するのが良いようです。苦味と一口に言っても、苦味の具合が微妙に異なります。

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<天ぷらいろいろ>

  こちらは天ぷら。左からゼンマイ、タラノメ、上のほうがヤマブドウの若葉です。ほかにコシアブラも天ぷらにしました。

  食べ切れなかった分はみなさんで分けてお持ち帰りしていただきました。この日の山菜バイキングには、いつもお世話になっている勧進代のみなさんが応援してくださいました。公民館を借りられたので、調理も楽でした。

  山菜の季節は本格的にはこれからです。「葉っぱ塾」ではまた来年同じころに計画したいと思います。ぜひご参加ください。

  夕方家に帰って見上げた空を南西の方向に飛んでいった飛行機は、たぶん、宝塚から参加くださったKさんを乗せて山形から大阪に向かう便だったと思います。夕日に向かって飛んでゆくのを見送りました。

  遠く宝塚、東京、仙台からもご参加をいただきました。すばらしい5月の風景と山の恵みを楽しんでいただけたのではないでしょうか? おいでいただき、ほんとうにありがとうございました。



happajuku at 05:22|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年05月09日

今年一番のクリアな天気!

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<長井市内から見た8日朝の飯豊連峰>

  7日に降った雨が空気中の塵を除去してくれたからか、8日はすばらしくくっきりと晴れ上がりました。この日から「葉っぱ塾」にお客様をお迎えするということで、早朝、東山に山菜を探しにでかけたのですが、そこから見えた飯豊連峰はほとんど霞まずに見ることができました。以前はそれほど珍しくは感じなかったこんなクリアな空は、最近なかなか出会わなくなってしまいました。

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<ブナの芽吹きが中腹まで上がった長井葉山>

  目を長井葉山のほうに転ずると、最上川をはさんで、ブナの芽吹きの緑が中腹まで駆け上がった残雪の連山がこれまたくっきりと見えました。この日はこの地区の高校生山岳部の一行がこの山に登ると聞いていましたので、きっと最高の展望を楽しむだろうな、とうらやましくなりました。その高校生たちに、今朝これから、「講話」を依頼されています。若者たちの昨日の山の感想も聞いてみようと思います。

  この日は、遠く宝塚からKさんが、仙台からYさんが、そして県内からEさんとAさんが参加してくださって、「なごみ庵」での昼食と、白鷹町での紅花染め体験を楽しんでいただきました。

  移動の時間も、好天下のドライブとあってほんとうに気持よく、サクランボや桃の花があちこちに咲く田園風景に心が和みました。

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<「紅花の館」での紅花染め体験>

  「紅花の館(はなのやかた)」を運営しているのは高校のときの同級生、今野正明さん(くん)です。一度すたれた山形の紅花を、いろいろな方々との連携で復活させ、白鷹町を全国一の紅花産地にした立役者の一人です。

  遠く地中海地方原産というベニバナが日本に渡来したのは、2、3世紀あたりのことだと聞きました。そのベニバナがこの山形の地で栽培されるようになるまでの歴史や、染めの原理など、ていねいに説明してくれてからの染めの体験は、とても深い体験になるといつも感じています。

  どれだけ科学が発達しても及ばない天然の染料による鮮やかな色合いを、皆さんが楽しんでくださったようでした。

  今日はこれからさらに5名の参加者を加えて、「季節の山菜の楽しみ」の行事です。夜雲が出ていたのですが、また晴れてきました。山菜、どんなのが採れるでしょうか。




happajuku at 05:27|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年05月08日

桜から新緑へ

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<庭にある若いブナの若葉>

  つい半月前、雪の心配をしていました。桜の見ごろはゴールデン・ウィークにずれ込みましたが、3日から気温が急上昇し、6日には30℃を超えたと聞きました。どうりで暑かったはずです。

  わずかに芽吹いていたばかりだった木々の若葉が、まるで遅れを取り戻すかのように勢いよく成長しています。5月のまぶしい光を透かしたわが家の庭のブナは、鮮やかな萌黄色の葉っぱが、さながら緑のステンドグラスのようです。

ウコギ(IMG_3831)

<ウコギの若葉>

  山菜の出も遅れているとのことでしたが、庭の端にあるコゴミは、あっという間に葉を広げてしまい、食べごろを逃してしまいました。このウコギも「ワシャワシャ」という感じで、葉を広げています。

  何かのテレビ番組で「山形県人は垣根を食べる」と紹介されたらしいのですが、それはこのウコギのことです。トゲがあるために「敵」の侵入を防ぐことができると、上杉の時代には、家々の回りにこのウコギの垣根を育てることが奨励されたと言われています。しかもいざ食糧難になったら、その葉を食べることもできるというわけです。

ウコギの切りあえ(IMG_3834)

<ウコギの切り和え>

  この時期、わが家では毎日のようにウコギの切り和えです。慣れないと摘むときに指にトゲを刺してしまい、これがなかなかに痛いのです。摘んでも摘んでも、いったいどこを摘んだのかわからないほどに勢いがあります。その生命力にはほんとうに驚かされます。

  近年山菜として名が売れてきたコシアブラは、このウコギの仲間です。独特の苦味が人気の秘密なのでしょう。コシアブラのほか、里山を歩くとタカノツメやハリギリというウコギ科の植物もあり、これらも若葉は食用になります。

  今日、明日と「葉っぱ塾」にお客様がおいでになります。これからちょっと山に出かけ、今しか食べられないこれらの葉っぱを探してこようと思います。



happajuku at 04:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年05月07日

まだ置賜桜回廊

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  GW最終日の5日早朝、桜回廊の3つの桜を見に行ってきました。「葉っぱ塾」やM旅行社のツアーで歩いてくださった皆様に、これらの桜が咲いた姿を見ていただきたかったのです。

山口の奨学桜(IMG_3827)

<山口の「奨学桜」>

  白鷹町にあるたくさんの古木の中で、この「奨学桜」だけがソメイヨシノです。枝ぶりに風格があります。

十二の桜(IMG_3824)

<「十二の桜」>

  ツアーのときは、ここの売店の「そばかいもち」がおいしかったのをご記憶の方も多いと思います。咲いていなかったので、このあたりから「花より団子ツアー」の様相を呈してきたのでした。

喜三郎桜(IMG_3822)

<桜回廊の新人「喜三郎桜」>

  大きなコブシの木の近くにあって、まだ手書きの標識が立っているだけの桜でした。アスファルト道路からこの桜に通ずる未舗装の農道が、昔は「国道」だったと聞いてびっくりしたのです。ひっそりと3基のお墓を守るように立っています。

  ここ3日間ほど、30度近い気温になり、花は散り始めましたが、まだ何とか見られると思います。GW中お忙しかった方はこの週末にでもぜひ!





happajuku at 04:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2010年05月06日

倉手山にも春!

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  5日は「春の長井葉山」の予定だったのですが参加の申し込みがなく、天候は良さそうだったのでもったいなくて、中旬に予定している小国町の倉手山に下見を兼ねて出かけてきました。

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<「梅花皮荘」前で、雪の上で咲く桜をみることができます!>

  途中の国道や県道沿いの斜面にはオオヤマザクラが満開で、ブナの芽吹きも始まり、色彩感にあふれていました。

  登山口を通って飯豊山荘に至る道はまだ閉鎖されていましたので、手前の国民宿舎「梅花皮荘(かいらぎそう)」に車をとめました。そこで珍しい光景に出会いました。満開の桜の下にまだたくさんの雪があったのです。たぶん、宿舎玄関前の除雪で飛ばされた雪が残っていたのだと思うのですが、こんな光景はまず見られません。

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<ブナの芽吹き前線が斜面を登り始めました。>

  9時を少しまわってから梅花皮荘裏のつり橋を渡って歩き始めました。道路脇の斜面を、ブナの芽吹き前線が登り始め、日差しに淡い緑の葉の色が輝いていました。

  登山口までは歩いて15分ほど。イワウチワがたくさん咲いている山道を登ってゆきました。途中の日当たりのよいところでは、もう咲きそうなムラサキヤシオツツジの濃い紫のつぼみの色が目に飛び込んできました。

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<途中の雪渓は少し危険もあります。>

  標高680mほどのところで山頂に直接つながる尾根に出ます。ここまで数回雪の上を歩きますが、道を見失う心配はありません。アイゼンはなくとも大丈夫でした。そこからいったん鞍部を下り、再び登り始めると間もなく長い雪の斜面がありました。登山道ぎりぎりに雪で覆われ、一部にこうしたクラックのすぐそばを通るようなところもありましたので、しばらくは注意が必要です。山頂直下ではまた登山道が現れます。

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<山頂では飯豊の大展望を独占!>

  途中でもう下山してくる登山者5人とすれ違いましたが、私が山頂に着いたときには誰もいませんでした。目の前に覆いかぶさるように広がる飯豊連峰の大パノラマを独占です。風も穏やかでした。山頂にある平坦地にはまだ3mほどの積雪がありました。

  この写真の左奥にある雪渓が「石転び大雪渓」で、その右のピークが北股岳です。このGWは比較的天候が安定していましたので、登山者もだいぶ登ったかもしれません。

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<「梅花皮荘」の浴室からも飯豊の大展望が楽しめます。>

  山頂でゆっくりとおにぎりを食べ、写真を撮ってから下山しました。1時間ほどで梅花皮荘に戻り、温泉へ。温泉もしばらく貸切状態でしたので、カメラを持ち込んで写真を撮りました。だれかいたりすると盗撮と間違えられてしまいますから。すばらしい景色を眺めながらの入浴は本当に気持よいものです。

  「葉っぱ塾」では18日(火)と23日(日)に倉手山登山を計画しています。どうぞご参加下さい。



happajuku at 05:23|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

2010年05月05日

リンゴの木オーナーのお花見

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<お世話になる平井さんから説明を受けました。>

  4日は「リンゴの木オーナー」のお花見でした。今年のオーナーは全部で12名おられるのですが、遠方の方が多いですので、この日おいでいただいたのは仙台在住のオーナー3名とその関係者、合計6名でした。

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<「ふじ」の花は今年はまだ咲いていません。>

  昨年、一昨年とGWに満開となっていた主力品種の「ふじ」の花は、低温の影響で、桜と同じく開花が遅れ、つぼみの状態でした。植物たちは、気温のわずかな違いを敏感に感じ取り、最も良い時期を選んで開花するものなのでしょう。

  平井さんから、収穫に至るまでの作業の様子をお伺いしましたが、果樹というものは本当に手がかかるものだということが伝わってきます。気まぐれのような気象の変化が、一瞬にして収穫を無に帰することもあることを考えると、「いただく」という気持ちが自然に湧いてきます。

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<満開だったサクランボの樹下で懇談>

  リンゴの木のお隣のサクランボの木は、今が満開でした。平井さんたちはご家族総出で受粉作業を行っておられました。お茶とお菓子をいただきながら、しばし懇談の時間を持ちました。木の選定は花が開いてからということで平井さんと私にお任せいただくことになります。どうぞご了解ください。

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<「なごみ庵」での食事を味わいました。>

  その後、せっかくお集まりいただいた皆さんと、「釜の越桜」と「久保桜」を見学に行きました。いつもの年ならもう終っているはずの桜ですが、今年は見ごろでした。連休とあって、かなりの人出がありました。

  この日の昼食は「なごみ庵」にお願いしてありました。オーナーの菅野さんもサクランボの畑をお持ちで、受粉作業がお忙しいところでしたが、準備をして待っていてくださいました。いつもながら、すばらしい「芸術作品」のようなお料理に皆さん大満足されたご様子でした。

  オーナーになっていただいて、わずかでも作業を体験してみたり、農家の方々のご苦労話を伺うことで、作物に対する考え方は深まってきます。「安い」ということだけで選んでゆくことが、農業そのものや私たちの食生活にどのような影響を与えることになるのかということを思わずにはおられません。

  「ふじ」の収穫まで6か月ほどかかります。おいでになれなかったオーナーのみなさんと共に、順調な生育を願っています。生育の時々に、状況をお知らせいたしますのでご覧下さい。



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2010年05月04日

全国の仲間たちとともに

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  2日、尼崎市で開催された「第13回日本熊森協会全国総会」に参加してきました。その日の朝、早朝の臨時列車に乗るために家を出たときは、放射冷却で冷え込み、途中で立ち寄った「久保桜」では、木のまわりにめぐらされた木道の表面に霜がおりていました。しかし、その前日、葉山で遭遇したような不安定な天候は去り、気持よく晴れ上がっていました。

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<真剣な表情で聞く参加者のみなさん>

  東京駅で東海道新幹線に乗り換え、ちょっと眠っていたらもう新大阪。尼崎駅はJRでそこから3つめ。兵庫県なのにもうあっと言う間でした。会場のホテルは駅から見えているというのに、地元の会員の方たちが案内表示を持って立っていてくださり、迷うことなく会場へ。

  会場には「葉っぱ塾」の大切なお客様で、宝塚在住のOさんがすでに到着されており、懐かしい思いでご挨拶。昨年末、福井で開催された支部長会でご一緒した各地の支部長さんたちとも再会を喜び合いました。

  昨年2月に山形支部を結成した直後の総会には都合で参加できなかったので、私にとっては初めての会合でした。出席者の多くは兵庫や大阪の一般の会員の皆さんでした。総勢250名。直接話し合うことはできなくても、こうしてたくさんの仲間たちとお会いするだけで、わずかな人数で山形で細々と活動していることを励ましていただいたような気がしてきます。

  総会では名古屋大学の佐藤紳司先生が「北方針葉樹林 千年のものがたり」と題して、南東アラスカで撮影した豊富な写真を使って森の遷移について講演されました。人間一人の一生を遥かに超える時間の中でゆっくりと移り変わってゆく森林のお話でした。ややもすると性急に結果を手にしたいと考える私たちには想像もつかないような「時のはからい」。まるで大きな球体の上で暮らしているのに、大地が平であると信じて疑わなかった古代の人々と同じような私たちの存在の小ささを意識せずにはおれませんでした。

  奇しくもその佐藤先生とは宿泊の部屋が同室で、翌朝「エコツアー」のことなどでお話をする機会がありました。それは「葉っぱ塾」が目指しているものと重なるもので、貴重な時間となりました。

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<和やかに記念撮影>

  休憩を挟んでおよそ5時間の中には、熊森を支援してくださっているデュオの「コクーン」の歌や、ブレイクダンスで世界一となった風ノ介さんのダンスの披露などもあり、それは活動の多様さの象徴のようでもありました。

  総会に引き続き、本部のメンバーと支部長の私たちは、夜10時過ぎまでと、翌朝9時から正午まで、合わせて6時間以上、様々なことについて語り合いました。まだまだ若い組織であるがゆえに、未成熟な部分もある団体なのですが、その分、一人ひとりの会員の発言や行動が、協会の活動に影響を与えてゆくという面があります。

  私にとっては「葉っぱ塾」の活動と不可分の面があるこの協会の運動の土台を広げるということで関わっていくことができたらと考えています。

  3日昼過ぎ、会合を終え、すぐに電車に乗って帰途につきました。前日とは打って変わって初夏のような天候の山形に夕方戻りました。






happajuku at 04:56|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 

2010年05月02日

雪解け遅れる長井葉山

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<登山道沿いに咲くたくさんのイワウチワ>

  4月は少なかった好天の日に限って別の用事があり、葉山に登らずに終ってしまいました。「葉っぱ塾」の行事も参加者がいなかったり、いらっしゃっても天候が悪くて中止しました。ですから、昨日は3月30日以来の葉山でした。

  車は白兎登山口の鳥居のところまで入ることができました。しかしながら、雪の残り方は、ここ数年見なかったほど多く感じられました。登り始めて間もなく、イワウチワの群落が次々と現れます。

  花の形が桜に似ているために「ツチザクラ」という別名もあります。咲いたばかりの花はエドヒガンかオオヤマザクラを思わせる濃い桜色で、時間が経ってゆくと色が褪せていきます。「春の使者」というだけあって、長井葉山の春、最も目立つ花と言えるでしょう。

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<ブナの芽吹きも始まりました。>

  ブナの芽吹きにも登り始めて間もなく出会いました。この淡緑色の若葉の色合いが大好きです。近寄ってみるとたくさんの産毛に覆われた小さな葉っぱが、太陽の光を反射して、踊っているように思われます。

  天候の回復が遅れていたようで、途中で霰が降ってきました。寒気が入り込んでいるという予報でしたので、その影響だったのでしょう。姥石を過ぎると、うっすらと新しい雪が積もって、黄砂で汚れた雪面を覆っていました。このところの寒気は山では雪を降らせていたのです。どうりで寒いわけです。

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<山頂近くではブナの枝先が赤味を帯びていました。>

  稜線に出て振り返ると、そのあたりのブナの枝先の新芽は、少し赤味を帯びたばかりで、「芽吹き前線」がここまで達するにはまだ2週間以上はかかかるものと思われます。

  驚いたのは残雪の量です。いつものように、標高1100m付近でゾンデ棒を突き刺して調べてみると、270cm。3月中旬から1mしか減っていないのです。少し登って鉾立清水付近で測ってみると、310cm。ここもかなり多いのです。雪が少なかった春には、4月末に鉾立清水の水を汲んだこともあったのですが、今年はまだずいぶん先のことのようでした。

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<「とっておきのピーク」から見た祝瓶山>


  山荘に着くと、地元の高校山岳部のパーティがちょうど山荘を出て下山にかかるところでした。来週の高体連の大会がこの山であるので下見を兼ねて登ってきたとのことでした。彼らを相手に来週、講話を依頼されています。

  山頂付近は風が強く、時おりよろけるほどの突風も吹いてきました。勝手に「とっておきのピーク」と名づけたところまで行ってみると、大朝日岳は見えませんでしたが、祝瓶山がそのピラミダルな山容を見せてくれました。雪がずり落ちてまだら模様になった春の姿でした。

  朝日や飯豊の山々も、今年は残雪が多いことを覚悟して登ることが必要になりそうです。長井葉山の雪の状態ですが、かんじきやアイゼンなどはなくとも大丈夫のようです。ただ、ところどころ、雪を踏み抜くおそれはありますので注意が必要です。登山道から完全に雪がなくなるのは、この分だと、6月中旬以降になると思われます。


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2010年05月01日

置賜桜回廊<<<ブナと桜と小百合さま

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  一昨日、埼玉のSさんと長男のT君が「葉っぱ塾」においでくださっていました。小国町に用事があっておいでになったついでに、こちらに泊まってくださったのでした。

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<わが家の若いブナが、昨日芽吹きました!>

  そのお二人に、わが家の庭を案内していたところ、若いブナの枝先に、今しがた芽吹いた幼い葉っぱを見つけました。隣にある大きなブナはまだですが、桜に加えて、新緑の季節にもなってゆきます。小さな緑の葉を見るだけで、これからの山行きの意欲がそそられるというものです。


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<「丸大扇屋」さんのオオヤマザクラ>

  お二人を誘って長井市内を散策しました。市内の桜はまさに満開を迎えています。あら町の薬師寺さんのシダレザクラが見事でした。白つつじ公園の桜も、青空と緑のつつじの若葉にはさまれるように、花で重くなるほどの枝が、風に揺れていました。

  「丸大扇屋」さんに行ってみると、この庭にあるオオヤマザクラが、濃いピンクの花を青空に向かって咲かせていました。わが家のものより少し遅れて咲き始めた分、満開まではあと2,3日でしょうか。庭のモミジの新芽と色合いを競っていました。


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<懐かしい映画のポスター>

  その「丸大扇屋」さんにある事務室に、こんなポスターが貼ってあるのを見つけました。小百合さんではありませんか! 「これどうしたんですか?!」と尋ねましたら、このような古いポスターを保存していた方がおられ、GW明けから、こうした懐かしいポスターの数々をここの蔵に展示するのだとのことでした。

  ひとしきり小百合さんの話題で盛り上がり、1965年に、吉永さんが映画の撮影のためにこの長井市を訪れていたことを知りました。当時の「長井市報」に写真が掲載されており、「長井駅前はサユリストでいっぱいになった」と記載されています。何という映画の撮影だったのか調べてみることになりました。


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<赤湯温泉烏帽子山公園は、桜満開!>

  お二人を赤湯駅にお送りする途中で、伊佐沢の「久保桜」に寄りました。ここは5分咲きでしたが、スタッフの方が「今年は色が濃いです」とおっしゃっていました。日本桜の名所百選の一つ、赤湯温泉の「烏帽子山公園」にも行ってみましたが、ここはまさに百花繚乱! 先日、ツアーの方々がおいでになったときにはまだ咲き始めたばかりだったことが、何だか申し訳なくなるほどの見事さでした。

  桜が大好きというお二人を赤湯の駅で見送り、家に戻りましたら、そのツアーの参加者のお一人から葉書が届いていました。「寒くて、咲いている桜は見られなかったけれど、とても楽しい旅行でした」との嬉しいお便りでした。Sさんたちと一緒に過ごせたこと、嬉しいお便りをいただいたことで、心の中が暖かくなりました。

  いよいよ今日から5月です!





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