2010年08月

2010年08月31日

でっかい飯豊・北股岳へ(2日目)

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。


☆前日アップした「でっかい飯豊・北股岳(1日目)」の記事を誤って削除してしまいました。どなたかコピーなどとっておられないですよね。とほほ・・・。


  29日は3時半過ぎに皆さんが起き出しました。北股岳山頂で日の出を見たいと相談していたのです。夜の間強く吹いていた風はだいぶ弱まっていて、まだ暗い外に出てみると、霧も晴れつつあるようでした。ヘッドランプをつけて4時03分、門内小屋を出発しました。

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<雲海のむこうに見えた蔵王連峰>

  4時半ぐらいまではヘッドランプがなくてはとても歩けない状況でしたが、しだいに東の空が白み始めました。稜線上の霧は完全に晴れ、その東側には大雲海が広がっていました。北股岳山頂には5時06分着でした。出発前にTさんに「北股岳到着は何時ごろ?」と尋ねたのですが、彼の予想より2分早い到着でした。山頂に到着するのと前後するようにちょうど日の出を迎えました。すばらしいタイミングでした!

  雲海の向こう、蔵王連峰の右(南側)から太陽が出てきました。蔵王連峰は真ん中のややへこんだところをエコーラインが通っており、その右がいわゆる南蔵王連山です。その右端(最南端)が不忘山です。また、エコーラインから左は刈田岳、最高点の熊野岳と連なり、左端(最北端)が三宝荒神山です。

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<朝日連峰と月山、鳥海山も!>

  目を少し北に転じると、朝日連峰がやはり雲海の上に浮かんでいました。右端に大朝日岳があります。そして真ん中やや右よりの奥に月山の姿が見えています。さらにさらに、上の写真の左奥にうっすらと、鳥海山も見えています! 最近は霞がひどくて遠くまで見えないことが多かったのですが、この日の展望は上々でした。

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<北股岳山頂で日のでを迎えた>

  眼下に「石転び大雪渓」を見下ろしながら、ある人はご来光に手を合わせ、またある人は写真を丹念に撮っておられました。

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<元気な若者たちも登ってきた>

  しばらくすると、私たちが登ってきたのと反対側の道、つまり梅花皮(かいらぎ)小屋のほうから賑やかな話し声とともに若者たち7名が登ってきました。元気に「おはようございます!」と挨拶をしてくれました。もしかして、と思って「君たちは学園生?」と尋ねましたら、やはりそうでした。地元小国町にある小さな私立高校、キリスト教独立学園高校の生徒たちだったのです。

  実はこの数日前に、この高校のI先生の奥様から、お送りしている「LEAF」へのご返信をいただいた中に、「週末、生徒たちが飯豊に行くようです」とあったのです。この学園の生徒たちにとって、飯豊や朝日連峰への登山は、とても大切な学びの場になっていると前々から感じています。若いときこんなすばらしい光景の中に身を置いた経験は、きっと彼らを内側から支えてゆくことになるはずです。

  彼らは私に「卒業生ですか?」と尋ねてきましたので、「いいえ、お世話になっている者です」とだけ答えておきました。彼らが入学する前の2005年10月、「葉っぱ塾」と学園との共催で、吉永小百合さんの原爆詩の朗読会を、学園の講堂で開催したことは、忘れられない思い出です。

  山頂を5時20分に出発し、門内小屋には6時16分帰着。すぐに朝食の準備にかかりました。賑やかだった前日の夕食にも増して、「まだあったんですか!」と驚くような品々が放出されます。一人で登っていたらインスタントラーメンで終っていた朝食でしたのに、いろいろなごちそうをいただきました。みんさんの「食への執念」のようなものを感じました。

  荷物の整理や小屋の清掃を終えて、ちょうど7時30分に小屋を出発しました。下りとはいえ、この日の丸森尾根も、厳しい下りになるはずです。

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<空にかすかに秋の気配>

  小屋を出てしばらくは稜線をゆったり歩くことができます。「扇の地紙」7時56分着、地神山山頂8時32分。そして、丸森尾根が稜線に出会う標高1800mの地神北峰着が8時49分でした。稜線を歩いているときに見る空は、どこかにかすかな秋の気配が漂っていました。

  丸森尾根は、梶川尾根と同じぐらい登りも下りも厳しいルートです。躓いて転倒したりすれば、下山では大きな事故につながりますので、場所によっては「お助けひも」を出したりしながら、慎重に、ゆっくりと下りました。若いTさんにはアシスタントがわりとなっていただきずいぶん助かりました。

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<丸森尾根の下りも手ごわい>

  大きな段差があるところは、木の根や枝につかまりながら降りるのです。「一気にふもとに近づくのだと前向きに考えましょう」などと励ましながら下るのですが、下っても下っても尾根は続きます。尾根を下り始めて4時間経っても私たちはまだ尾根上にいました。飯豊山荘の屋根を見下ろすことができるようになってきたころには、みなさん声も出なくなるほど疲れきっていました。

  尾根を下り始めてから5時間半、小屋を出発してから7時間たった14時30分、私たちはようやく飯豊山荘前の道路に降り立ちました。登りもきついけれど、下りもけっして楽ではない飯豊でした。それにしてもSさんは78歳。終始先頭を歩き笑顔を絶やすことがありませんでした。脱帽です。

  今度は飯豊の別ルートも歩いてみたいとおっしゃる方もおられましたので、来年、いい季節を見計らって計画してみましょう。

  みなさんと一緒に見た夕焼けや日の出の光景は、登る苦労を共にした者にしかわからない素晴しさがありました。ご一緒できた充実した二日間、私も存分に楽しみました。ありがとうございました。


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happajuku at 07:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山旅の報告

でっかい飯豊・北股岳へ(1日目)

☆記事を編集中に、誤ってこの記事を一度「削除」してしまいました。せめて写真だけでもアップしておきます。文章はもう2度と同じものを書けません。が、何とか気を取り直して、再度アップしました。


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  昨年北股岳をご案内した仙台のSさんが、今年はお友だちを誘って参加してくださいました。加えて長井で行なっている山の講座の受講生でもある若いTさんが参加してくださったので、総勢6名で出発しました。

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<湯沢峰から見た「石転び大雪渓」と烏帽子岳(左)、北股岳>

  飯豊山荘からの出発は午前6時30分。まだ気温はさほど上がっていなかったものの、いきなり「前の人のかかとを見ながら」登る梶川尾根で、たっぷり汗をしぼられることになりました。

  最初のビューポイント、湯沢峰には9時02分着。「石転び大雪渓」にはまだたっぷりの雪がありました。

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<梶川尾根をよじ登る>

  「滝見場」に10時13分着、そして名水「五郎清水」には11時30分に着きました。この清水は岩の割れ目から手を切るような水が豊富にあふれ出ています。暑さの中でも、この清水があるおかげで、背負う水の量を少なくできる、ありがたい水場です。水筒に冷たい水をいっぱい汲んで出発しました。

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<梶川峰を過ぎてようやく傾斜が緩む>

  登り始めて7時間。標高1692mの「梶川峰」の少し手前で、ようやく傾斜が緩みます。そこからは高い樹木もなく、高山草原です。

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<タカネマツムシソウは秋の山の花>

  お花畑の今の主役はタカネマツムシソウやウメバチソウ、そしてハクサントリカブトです。初夏のころの花のにぎわいはありませんが、ずいぶん楽しむことができます。

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<ほうけたチングルマ>

  花期が終わり、伸びた花糸を風になびかせているのはチングルマです。盛りではなくとも、こうして見ると毛槍のような姿はなかなか美しいものです。

  梶川尾根が稜線と出会う「扇の地紙」には14時27分着。ここはすでに標高1880mほど。登るときに頭上を覆ってくれた雲が次第に切れてゆく気配でした。その時点では門内(もんない)小屋も北股岳も見ることができませんでした。

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<この日の宿の門内(もんない)小屋>

  「扇の地紙」を出発してゆるやかなアップダウンを数回繰り返すと、雲が切れて、この日の宿である「門内小屋」が目の前でした。15時06分着。朝出発してから8時間30分あまりが経過していました。

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<小屋の前で見えたブロッケン現象>

  当初の計画では、この日のうちに北股岳を往復するつもりでしたが、着いた時刻が予定より遅かったことや、参加者の疲労を考え、翌日朝飯前の行動としました。

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<雲が切れて現れた北股岳>

  のんびりしているうちに、雲の切れ間から北股岳が姿を現しました! 東北百名山にも入っている標高2025mのこの山は、こちら側から見るのが一番ではないかと私は思っています。

  北股岳が明日となれば、あとの楽しみは夕食と夕焼けのひとときです。小屋の宿泊者は10名ほどと少なく、小屋のフロアをゆったり使っての食事となりました。それぞれのザックがまるで「ドラえもんのポケット」でもあるかのように、次々と食べ物が出てきました! グループで登ると、こんなことも楽しみになります。ただ、全て自分で背負ってゆきますので、そこが難しいところでもあります。

  合間に外に出てみると、西の空が晴れてきて、小屋の東側の谷を埋める雲に、小屋や自分たちの影が映る「ブロッケン現象」が見られました。たしか昨年もここでこの現象に出会いました。

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<門内小屋から見た夕焼け>

  日本海こそ見えませんでしたが、すばらしい夕焼けでした。翌日の好天を願いながらもう19時過ぎにはみなシュラフに潜り込みました。

  夜中、風が窓を鳴らすほどの強風になりました。トイレついでに外に出てみると、西から東へ雲が稜線を飛んでいくのでしたが、天候悪化の気配はなく、翌日の朝を楽しみにしながら再び眠りにつきました。
                           (つづく)


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happajuku at 05:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 | 葉っぱ塾行事レポート

2010年08月29日

文化祭のお手伝い

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<のぼり旗もにぎやかに文化祭!>

  27日は、非常勤講師を依頼されているN高校の文化祭のお手伝いでした。私が担当した「アロマキャンドルづくり」には60名を超える生徒が参加してくれました。

  もともとは阪神大震災の慰霊祭のために送っていた「リサイクル・キャンドル」が、さまざまなイベントにも利用されるようになってきましたが、今回は新たな取り組みでした。

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<アロマキャンドルづくり体験>

  石油から作られ、数分から数十分灯され、残りは「可燃ごみ」として捨てられる運命だった使用済みロウソクに、新たな生命を吹き込むのですが、その取り組みを楽しく行なうことができるのであれば、これからも広めてゆきたいものです。

  後片付けもそこそこに、28日からの飯豊連峰・北股岳のお客様の対応のため、帰宅しました。28日は早朝の出発でしたので、ブログを失礼いたしました。



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happajuku at 19:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年08月27日

「喜寿」を迎える母校のピアノ

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写真(8147 お庭 横)(縮小サイズ)

<ピアニスト、木曽真奈美さん>


  昨日、コンサートに向けた第3回目の実行委員会がありました。まだ夏の暑さが続いているので、何となく秋が遠い気がしていましたが、コンサートまであと2か月を切りました。チケット販売活動はすでに始まっていますが、今回は当日配布するパンフの広告集めや、当日のスケジュールについても話し合いました。

  新しい試みとして、昼の部(長井高校生向け)のコンサートで「ミニ・シンポジウム」を持つことにしています。今在学している高校生たちは7年前のこのピアノの「復活」の顛末をほとんど知らないので、関わった人たちにそれぞれの思い出を語っていただくという趣向です。

  地元の方はもとより、この機会に山形を旅行してみようなどという方も大歓迎です。宿泊や見学地などのご相談も遠慮なくお寄せください。


  ■■■ 長井高校スタインウエィ・ピアノ復活記念第3回コンサート ■■■

       「名曲をお話でつづるコンサート」のご案内
 


 例年になく暑かった夏の暑さにもようやくかげりが見え始め、夜はコオロギが鳴き始めました。お健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?

  1923年にドイツのハンブルグで製造され、長い間女学校や現在の長井高校で活躍していたピアノが、廃棄寸前の状態から甦り、完全にリニューアルなって戻ってきてからまもなく7年になります。私はその後、長井高校同窓会の中に設置された「ピアノ委員会」のメンバーとして、このピアノを活用してのコンサートの実現に微力を尽くしてきたのですが、今年も皆様にご案内を差し上げるところまで準備が整ってまいりました。

  折りよく今年は長井高校創立90周年の節目の年にあたっており、これまで重ねてきました会合で、出演者や演奏曲目などについても検討して参りました。その結果、ピアニストには前回のこのコンサートで大好評を博した木曽真奈美さんに引き続きご出演いただくことを快諾いただいたばかりか、この長井の地を何度も訪れている日本フィルハーモニー交響楽団の弦楽のメンバー4名にも協演していただけることになりました。

  7月に実行委員会を開催した際に、木曽さんに長井までおいでいただき、私たちコンサートづくりに関わる実行委員のメンバーともコンサートのあり方についての話し合いに加わっていただきました。その真摯な演奏家の姿勢に、私たち一同は敬服の念を新たにいたしました。

  今回のコンサートでは木曽さんがピアノ演奏のほかに、コンサート全体の案内役をしてくださいます。ピアノのソロ、弦楽だけの演奏、そしてピアノと弦楽のアンサンブルと、多様な曲目をお楽しみいただく予定です。メインとなるシューマンの『ピアノ五重奏曲』は、生で聴く機会はめったにないものですし、ラフマニノフの『鐘』は、昨シーズンのフィギュアスケートで浅田真央選手が演技に使用し、注目を集めた曲です。

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<昨シーズンの真央選手>

  秋の夜のひととき、ぜひ会場においでいただき演奏をお楽しみください。チケットは、こちらにご連絡をいただければ郵送(代金は郵便振替)することも可能です。お早めにお求めくださいますようご案内申し上げます。会場でお目にかかること楽しみにしております。

長井高校同窓会スタインウエィコンサート実行委員長
   八 木 文 明

〒993-0053 長井市中道2−16−40 
TEL/FAX 0238−84−1537
e-mail happa-fy★dewa.or.jp (送信の際は★を@にかえてください)



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happajuku at 05:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ピアニスト木曽真奈美さん | 長井高校スタィンウエイ・ピアノ

2010年08月26日

自分にとっての「平和」の意味を問う

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<月山山頂近くで見たアザミ。ナガバキタアザミ?>


  昨夜、長井市民文化会館の会議室で、「『いのちと平和』講演会」が開催されました。主催したのは長井市の「レインボープラン」に関わっている人たちを中心とした実行委員会。講師は弘田しずえさん。日本女子修道会という組織で重職を担われている方でした。

  7年ほど前からこの組織のシスターたちが、様々な体験をすべく長井市を訪れていたのだそうですが、世界を舞台に活躍しておられる弘田さんがおいでになるのだからと、急遽講演会の開催が決まったのだそうです。

  主催者が開会の挨拶を始めたころ、入り口付近に座っていた私の右隣に黒いTシャツとジーンズ姿の女性が座られたのですが、司会者が「では弘田さんお願いします。」と言ったときに私の傍から立って行ったのが弘田さんでした。

  弘田さんのお話は、彼女が世界のあちこちで活躍しておられることそのままに、ぽんぽん飛ぶものですから、ついてゆくのがやっとという感じでしたが、印象に残ったいくつかの言葉があります。

  「『9条』は守るだけでなく『生かす』ことが大切」。世界各地の良心的な人々が憲法9条に注目しているとのこと。

  「『平和を愛する』というのは単に感情的なものではなく、極めて政治的な行為」。世界中にばらまかれた「点」のような人々がネットワークをつくることの大切さ、そしてオルタナティブ(他にとるべき道がないかと問う)であること。

  「市民運動の大切さ」。とりわけその「質」。それにかかわる人間の「質」が重要であること。運動に関わる人々がそれぞれに、自分にとっての「平和」が具体的に何を意味しているのかを問うこと。

  そのように語る弘田さんが、けっして眉間に縦しわをつくらず、微笑みながらお話をされたことが最も印象に残りました。



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happajuku at 05:34|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年08月25日

アルクセッション「駅からハイキング」羽前成田駅編!

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アルクセッション 2010.911

<9月11日の“駅からハイキング”チラシです!>


  長井市観光協会とフラワー長井線の山形鉄道が連携して、「駅から歩くちいさな旅(通称「ちい旅」)」をいくつか企画しているのですが、9月11日(土)の企画のガイドを、私がつとめることになりました。

  色づき始めた水田地帯を歩き、地元の歴史や自然に触れるハイキングにぜひご参加ください。


  ■期日   9月11日(土)

  ■集合   フラワー長井線「羽前成田駅」 9時40分

  ■ルート  羽前成田駅 → 「おせき」の碑 → 檜田遺跡 → 横山家の大杉 → 洞松寺 → 縄文村・古代の丘資料館 → 大明神桜 → はぎの湯 → あやめ公園駅(16時10分)  (歩行距離 約10キロ) 

  ■参加費  無料。 ただし昼食、入浴料などは各自で負担

  ■持ち物  昼食、雨具、おやつ、水

  ■申し込み  長井まちづくりNPOセンター 高橋さん
          電話 090−6223−0430

  ■締め切り 9月6日(月)

  ■みどころ  色づき始めた水田地帯を、葉山連山を眺めながら歩きます。現在は使われていない「栃の木堰」にまつわるおせきさんの紙芝居、縄文村でのかいもちのふるまいなども盛り込まれています。田園風景を楽しみながらのハイキングです。ご家族で、お子さん連れで(小学校3年生ぐらいなら歩けると思います。)、お友だちと一緒に、ご参加ください。


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happajuku at 04:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年08月24日

広がるナラ枯れブナ枯れに胸痛む

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  初夏の頃の長期予報が「冷夏」だったはずですが、どうしたわけか猛暑の夏でした。お元気で夏を乗り切られましたか? 昨年の「梅雨明けなし」の夏から一転、今夏は夜も気温がなかなか下がらないために、果樹農家の皆さんはさまざまご苦労をされているようでした。

  8月4日、担当した夏季集中講座の一環で、山形大学の学生たちと長井葉山に登りました。ここ5年ほどナラ枯れが広がっていましたが、7月下旬になって、新たに枯れ始めたナラの木の葉っぱが赤茶けて葉山の東斜面にさらに拡大しました。毎年4倍ぐらいに拡大してゆくと言われていた通りの拡大スピードです。さらに、ナラより少し上で多くなるブナの樹幹が遠目にみても茶色っぽい色に変色しているのは、ウエツキブナハムシによる「ブナ枯れ」です。目にしみるような緑であるべき山肌のこのような様子を見ると、胸が締め付けられる思いがします。

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<長井葉山山麓のナラ枯れ>

  森に起こっているこれらの異変の原因は、直接的には昆虫によるもの、あるいは昆虫が媒介する菌類によるものですが、これまで目立たなかったこのような現象がここ数年続いている背景はいったい何なのでしょうか。ある人は温暖化だと言い、ある人は酸性雨だと言います。また別の人は農薬散布が絡んでいるとも言います。原因がはたして一つであるのかどうかもわかりません。このまま進めばあと何年かしたらこのあたりの森は立ち直れないほどのダメージを受けるのでしょうか。

  「ナラ枯れ」に関しては、これまで県が進めてきた薬剤注入がほとんど効果を示さないことだけは明らかです。一方で、日本熊森協会の顧問の宮下先生が、佐渡の森で炭を撒いたところに効果が見られたとの報告が先日ありました。それは果たして全ての地域で有効な方法であるのか私にはわかりませんが、試してみる価値があるのではないかと考えています。

  森の現状を見て心が痛む一方で、どこか楽観的な自分もいます。その根拠は自然林に見られる種の多様性への信頼です。ナラが枯れ、ブナの葉っぱが食害を受けても、100%やられるわけではありません。また、森にはブナやナラ以外の様々な樹木が生育しています。そうした多様性が、森の全滅の防波堤になることもあるのではないかと考えているのです。あまりに楽観的すぎるでしょうか。

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<ウエツキブナハムシにより食べられ始めたばかりのブナの葉>

  森の変化のサイクルは少なくとも数百年を単位とするものです。それにひきかえ、私たち人間のサイクルはせいぜい数十年。例えてみれば、針の穴から巨大な象を覗いているようなものかもしれないのです。あわてて目先だけの対処をすれば、かえって事態の悪化を招くということもあるかもしれません。

  そのように考える一方で、森の野生動物たちにとってみればやはり厳しい状況であるとは言えるでしょう。山形では春先にクマの目撃情報が相次ぎ、これは2006年の大量捕殺の年の再現かとも懸念されたのですが、夏に入って目撃も捕獲(捕殺)もほとんど増えてはいません。しかしながら、これから秋にかけて、クマたちは多くの食べ物を必要とします。やはり秋のことが気がかりでなりません。

  今年は「生物多様性年」ということで、秋に日本で国際会議が開催される予定です。これをきっかけに多くの国民が種の多様性の重要性に気づき、私たちがその多様性を維持してゆくためのきっかけになることを願っています。暑さはもう少し続きますね。どうぞお元気で。


※今日の記事は、希望者に不定期でお送りしている「LEAF」第143号の“朝日連峰・葉山の四季だより”vol.104 に補筆したものです。



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happajuku at 04:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2010年08月23日

夏の終わりの蔵王・月山

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<蔵王のお釜くっきりと>

  21日から22日にかけて名古屋C社のツアーの皆様に同行してガイドをしてきました。遠くから山形までおいでくださった20名の皆様、ほんとうにありがとうございました。県民を勝手に代表して心から御礼申し上げます。

  天候もまずまずでした。歩きはじめの蔵王は、シンボル的な「お釜」をくっきりと見ながら歩くことができました。熊野岳山頂に着いたころから雲が出てきましたので、タイミングがよかったと思います。

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<海を渡る蝶アサギマダラ>

  ヨツバヒヨドリという花を好むというアサギマダラがたくさん飛んでいましたね。帰宅して新聞を広げたら、あのとき近くの蔵王中央高原では「マーキング観察会」というのをやっていたそうです。アサギマダラの翅の裏に日付、場所、番号、自分のイニシャルを書いて285頭放したとありました。どこか南の島で見つかるかもしれません。

  下山のときに転倒した方がおられました。山歩きでは下山のときに事故が多くなります。幸い深刻なケガにはなりませんでしたが、どうぞこれからもお気をつけください。凍らせて持参した水筒が役立ってよかったです。

  自分も楽しみながらのんびり歩いていましたら、予定よりも40分ほども遅れてしまいましたね。しかし、蔵王温泉から高速を使って鶴岡までおよそ2時間で着きました。私にも初めてのことでしたので、その速さにびっくりしました。また、鶴岡の宿「ホテルイン鶴岡」のお食事や従業員の対応など、素晴しいものでした。ビジネスホテルとは思えませんでした。

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<月山参りの人々>

  22日の鶴岡市内はよい天気でしたが、月山を見ると山頂付近に雲がかかっていました。結局この雲は、私たちが歩いているあいだじゅう、切れることがありませんでしたね。下りるころに少し眺望が開けてきた感じではありました。

  月山は信仰の山で、こうした白装束でお参り登山する方々も多くいらっしゃいました。このご一行は熊本からおいでになったとのことでした。若い方々も多かったです。また、個人でおいでの仙台からの90歳の女性にもお会いしました。ゆっくり下山するところをすれ違ったのですが、ただただ感服するばかりでした。私などまだ少年のようなものではありませんか。

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<月山山頂付近は霧の中>

  山頂まではかなり強い風を感じるところもありました。すれ違いで下山する人に「山頂はどうでしたか?」と聞きましたら、「ガス山ですよ」と洒落を言われてしまいました。

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<ウメバチソウが盛りでした>

  花の種類はさすがに7月には及びませんでしたが、それでも月山は花の種類が多いと思いました。目立ったのはこのウメバチソウです。あちこちに白い花の群落がありました。座右にある鳥海(とりのうみ)昭子さんの『誕生日の花と短歌365日』ではこのウメバチソウは11月18日の花として掲載されており、添えられた短歌は

  けんめいに 今年も其処(そこ)に咲いている
     ウメバチソウよ けなげな花よ

  です。細い茎の花でありながら強い風に吹かれても風がおさまれば何事もなかったかのようにじっと咲いているその姿は、芯の強い女性を連想させます。

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<秋を感じるエゾオヤマリンドウ>

  蔵王にもありましたがエゾオヤマリンドウはやはり秋を感じさせる花です。鮮やかな紫色が目に染み入るようでした。

  今回歩いていて、アザミの種類が多いのになかなかわからないなあと感じました。葉っぱに切れ込みがないもの、深く切れ込んでいるものなどかなりの種類がありました。来シーズンは少しアザミを勉強してみようと思います。

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<下山後の月山湖で見た大噴水>

  涼風の吹いていた月山から下山すると、下界は30度を超える気温でした。バスのドライバーさんが気をきかせてくださって、月山湖の大噴水の見学ができました。毎時00分から12,3分しかやらないようなので、タイミングがよかったのです。水沢温泉では私がお勧めした「地ビールソフトクリーム」をみなさんに食べていただきました。私がつくったわけではありませんが、喜んでいただけて嬉しかったです。

  主に月山で22日見た花々を、記憶に基づいて列挙しておきます。

  イワイチョウ、イワオトギリ、イワショウブ、ウサギギク、エゾオヤマリンドウ、エゾシオガマ、トモエシオガマ、キヌガサソウ(白い花の状態はすでに終っていました)、キンコウカ、コバイケイソウ、コバギボウシ、シロバナトウウチソウ、シロバナニガナ、タテヤマウツボグサ、チングルマ、ナンブタカネアザミ(登山道にたくさんあった葉がきざきざしたアザミ)、ニッコウキスゲ、ネバリノギラン、ノリウツギ(ガクアジサイに似た白い花)、バイケイソウ、ハクサンイチゲ、ハクサンシャジン、ハクサンフウロ、ハクサンボウフウ(たくさんあった白いセリ科の花)、ハナニガナ(黄色いニガナ)、ヒナウスユキソウ(別名ミヤマウスユキソウ、エーデルワイスの一種)、マルバシモツケ、マルバダケブキ、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマホツツジ、ミヤマリンドウ、モミジカラマツ、ヤマハハコ、ヨツバシオガマ。

  他に、蔵王ではシラタマノキ、ザオウアザミ。

  両日とも霞がとれず、遠望がききませんでしたが、雨が降らなかったことは幸いでした。名古屋ですとなかなかおいでにはなれないかもしれませんが、飯豊や朝日を歩かれる機会がありましたらお声をかけてください。

  最後に、姥ケ岳山頂でみなさんで撮った集合写真ですが、ここに掲載するのは控えました。それで、記念に必要な方は下記にメールでお知らせくださいますと、返信の際添付でお送りいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

  e-mail  → happa-fy★dewa.or.jp (送信の際は★を@に変えてください)

  とても楽しい山の時間をご一緒できましたこと、心から感謝申し上げます。いつか「葉っぱ塾」のお客様になっておいでくださることお待ちしています。ありがとうございました。



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happajuku at 05:32|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 山旅の報告 | 葉っぱ塾行事レポート

2010年08月22日

ただいまガイド中

昨日からツアーに同行しています。昨日は蔵王、今日は月山のガイドです。天候も良いです。蔵王名物のお釜もくっきりと見え、皆さんに喜んでいただきました。これから月山に向け出発します。


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2010年08月21日

「駅から歩くちいさな旅」参加者募集中!

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<田んぼの中に立つ「おせき」さんの碑>

  長井市観光協会とフラワー長井線の山形鉄道が連携して、「駅から歩くちいさな旅(通称「ちい旅」)」をいくつか企画しているのですが、9月11日(土)の企画のガイドを、私がつとめることになりました。

  色づき始めた水田地帯を歩き、地元の歴史や自然に触れるハイキングにぜひご参加ください。


  ■期日   9月11日(土)

  ■集合   フラワー長井線「羽前成田駅」 9時40分

  ■ルート  羽前成田駅 → 「おせき」の碑 → 檜田遺跡 → 横山家の大杉 → 洞松寺 → 縄文村・古代の丘資料館 → 大明神桜 → はぎの湯 → あやめ公園駅(16時10分)  (歩行距離 約10キロ) 

  ■参加費  無料。 ただし昼食、入浴料などは各自で負担

  ■持ち物  昼食、雨具、おやつ、水

  ■申し込み  長井まちづくりNPOセンター 高橋さん
          電話 090−6223−0430

  ■締め切り 9月6日(月)

  ■みどころ  色づき始めた水田地帯を、葉山連山を眺めながら歩きます。現在は使われていない「栃の木堰」にまつわるおせきさんの紙芝居、縄文村でのかいもちのふるまいなども盛り込まれています。

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<由緒あるお屋敷>

  田園風景を楽しみながらのハイキングです。ご家族で、お子さん連れで(小学校3年生ぐらいなら歩けると思います。)、お友だちと一緒に、ご参加ください。


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happajuku at 05:06|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 | グリーンツーリズム

2010年08月20日

猛暑の中の講座を振り返る

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。


  8月上旬に行なった山形大学の夏季集中講座「環境地理学演習」でお世話になった勧進代地区の有志のみなさんにお集まりいただき、「反省会」を行ないました。

  下旬になって振り返れば、やはりあの4日間はこの夏で最も暑い時期だったようです。それに参加した学生たちの「熱い」レポートもすでに全部私の手元に届き、昨夜はそれらを印刷し、また、学生たちがグループごとに作成した「壁新聞」を見ていただこうと持参しました。

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<学生たちのレポート>

  15名の学生が提出したレポートはなかなかの力作ぞろいです。全く知らない土地に連れてこられて、初めて会う人々からお話を聞き、山に登り、縄を綯う体験をした彼らが感じ、考えたことが、しっかりと書かれています。

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<公民館で「壁新聞」を見る勧進代のみなさん>

  また、講座の最終日に学生たちがまとめた「壁新聞」は、秋のこの地区の文化祭で地域住民の方々に見ていただこうという趣旨で作成しましたので、「若いよそ者」がこの地域をどんなふうに見て、何を感じたのか、多くの人に知っていただくよい機会になると思われます。

  仲立ちをしてくださった大学のY先生は、学生たちをその文化祭に連れてきたいとおっしゃっていますので、そのときにも交流ができるものと考えています。

  2001年9月に長井葉山の中腹で勧進代の方々とお会いしたのがきっかけとなって始まった交流から、今回の講座が実現しました。人と人との出会いとは、何と面白いものなのでしょうか。今回の講座が今後どのように発展してゆくのかも楽しみです。



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happajuku at 06:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年08月19日

いろいろな秋見つけよう!>>>葉っぱ塾当面の秋の予定

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。



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<昨年の秋のブナの黄葉>

  この夏は、いろいろな行事があってゆっくり秋の予定を考える余裕がありませんでしたが、先日ようやくおおまかなスケジュールを作成しました。とりあえず10月までのものをお知らせします。


        〜 おとなも子どもも森で遊べ 〜

    ■■■ 葉っぱ塾 2010年当面の主な予定(8月版) ■■■

  葉っぱ塾は、自然と芸術に触れることによって、一人一人が地球に生きる人類の一員としての意識に目覚め、知性と感性と霊性を豊かに育むためのエコ&ネイチャースクールです。従来の学校教育を超えた、新しい時代に生きる人々のための自己教育システム、未来学校です。(画家・詩人  葉 祥明)

【8月】
    18日(水)   「安全安心登山の楽しみ」第6回講座(地図とコンパス)
    28日(土)   飯豊・北股岳個人ガイド  
       〜29日(日)  ※ 一般の参加者2,3名受け入れ可能


【9月】 
     1日(水)   日本山岳ガイド協会公開講座(講演会) 仙台市民会館
                 ※ 参加無料。先着500名。
     7日(火)   「秋を探しに栂峰へ」 ※募集中
     
    15日(水)  「安全安心登山の楽しみ」第7回講座(天気と天気図)
  
    23日(祝)   日本山岳ガイド協会公開実技講座 泉が岳
                 ※ 保険料・リフト代個人負担。先着50名。
        


【10月】 
  
     2日(土)  「安全安心登山の楽しみ」実践卒業登山   磐梯山
                 ※ 一般の参加若干名受け入れ可能
   
    3日(日)  「葉っぱ塾田んぼオーナー稲刈り」

     5日(火)  「錦秋の祝瓶山へ」 ※募集中

     9日(土)  「朝日ミニ縦走」 小朝日岳・鳥原山へ  ※募集中
〜10日(日)
     
  17日(日)  「全国一斉ネイチャーゲームの日」

21日(木)  長井高校スタインウエィピアノコンサート
                 ※チケット取り扱い中
   
    23日(土)  「秋の越後古道・萱野峠〜朴の木峠を歩く」 ※募集中
   
   30日(土)  日本熊森協会 福島県国見町での第2回植樹


葉っぱ塾 八木文明  〒993-0053 長井市中道2−16−40
 TEL/FAX 0238−84−1537 e-mail happa-fy@dewa.or.jp

  日本山岳ガイド協会認定ガイド
 日本自然保護協会自然観察指導員
 
★葉っぱ塾主催の上記の行事はいずれも事前の申し込みが必要です。また、山案内は原則3名以上まとまれば、ご希望の日に実施することも可能です。どうぞお問い合わせ下さい。このブログで詳細を紹介してゆきます。



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happajuku at 05:31|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年08月18日

夏と秋が同居する蔵王へ

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。



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<緑一色のゲレンデを歩く>

  今週末ガイドがあるので、昨日は蔵王の一部だけ、ちょっと歩いてきました。16日からの不安定な天候は、平地では過ぎていましたが、登れば登るほど荒れ気味の天候の昨日でした。

  ロープウェイを1本使って着くのが冬場は「ユートピアゲレンデ」と呼ばれているところですが、標高1300mあまりのこの高さが夏と秋の境目だったようです。下界はよく見えるのに、山頂方向は雲の中。しかも強い西風が吹いていました。

  ユートピアゲレンデのなだらかな斜面を登ると、そこには「観松平」という平坦地が広がっています。冬には樹氷を形成するアオモリトドマツに混じって、キタゴヨウマツが生育し、それらが「生きた盆栽」のようにユニークな樹形を見せてくれるのです。

  その奥にある「いろは沼」にかけては遊歩道として整備されているので、ロープウェイとリフトを乗り継げばサンダル履きの人も歩けるところです。そこを登山の格好をして歩くことのほうが奇妙に見られるほどでした。

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<「いろは沼」に咲くイワショウブ>

  「いろは沼」は小さな池がたくさん点在することからの命名でしょう。日光の「いろは坂」のようなものです。キンコウカがすでに終っていて、目だったのがこのイワショウブ。小さな花が集まっているのですが、この時期は上のほうから赤味を帯びてきて、群れて咲いているとなかなかいいものです。

  昨日はこの「いろは沼」から山頂方向をめざし、祓川コースを登って、熊野岳と地蔵岳の鞍部に出たところまでで戻りました。標高1700mの鞍部は濃い霧と、西からの強風でした。半袖ではちょっと歩けないほどでした。

  週末のルート確認ができたので、来た道を引き返しました。次第に天候は回復傾向のようでしたが、熊野岳山頂は見ることができませんでした。

  ロープウェイの下の駅前の駐車場は、朝登るときよりも車が増えていて、平日とは思えない賑わいでした。さすがに夏休みだからですね。これだけの人が訪れるというのに、ロープウェイのチケット売り場の女性が、全く笑顔を見せるでもなく応対していたのが残念でした。もしかしたら、他県から山形を訪れた人が最初に見る山形県人があなたかもしれないのですよ。

  蔵王では今ちょっと魅力的な取り組みがなされています。ロープウェイの夜間運行です。29日までです。天候が良ければ、山形市内の夜景や、街中ではみられないすばらしい星空が見られるでしょう。登りの最終は19時50分とのことです。寒さ対策をしっかりしておでかけください。


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happajuku at 05:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2010年08月17日

秋を探しに栂峰へ(登山のご案内)

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<登山口の標識>

   ■■■ 葉っぱ塾 秋を探しに栂峰へ2010 ■■■

  長井から南方を見ると、南東の吾妻連峰と南西の飯豊連峰の間に、けっして低くはない山塊があるのに気づきます。標高1541mの栂峰(つがみね)です。昔も今も信仰登山で登られているようで、毎年9月上旬に祭礼があると聞きました。
  麓の飯豊町小屋の集落は、豪雪地帯でかなり過疎化が進んでいます。しかし残っている民家はそうした豪雪にも耐えてきた、がっしりした造りになっています。
  本格的な秋はまだ少し先ですが、山頂では秋の気配が漂っているのではないでしょうか? 東北百名山にも入っています。一緒に登ってみましょう! 

【期   日】   2010年9月7日(火)
※前泊ご希望の方には、宿泊の紹介もいたします。

【参加費用】    ¥4000  (保険料・写真代等含む)
※長井市内から同乗希望の方はガソリン代をご負担ください。

【募集人数】    先着8名(申し込みは9月5日まで) ※定員に達し次第締め切り

【集合・受付】   長井市「白つつじ公園北側駐車場」(長井市民文化会館北側) 6時半
             
【日   程】
       6:30    集合・出発
       8:00    小屋登山口着
       8:15  同上発
      12:00ごろ  山頂着・昼食
      12:30   山頂発
      15:30    小屋登山口帰
      17:00ごろ  長井着・解散

【持ち物】 雨具、水(最低2リットル)、タオル、帽子、着替え、昼食、非常食、手袋、敷物 (帰り「フォレストいいで」での入浴希望者はご準備を)

【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明 
       日本山岳ガイド協会認定ガイド
       日本自然保護協会自然観察指導員

993-0053長井市中道2-16-40  TEL/FAX 0238-84-1537
                E-mail: happa-fy@dewa.or.jp

※留守の場合もありますので、ご連絡いただく場合は夕方6時から9時ごろが好都合です。
※集合場所の地図が必要な方はお知らせください。



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happajuku at 04:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年08月16日

出穂、開花、葉っぱ塾の田んぼ

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<15日の田んぼの様子>

  5日に山形大学の学生たちを「葉っぱ塾の田んぼ」に案内したときには、まだ穂が現れていなかったのですが、この10日間でずいぶん成熟が進んできました。昨日訪れたときには、背丈が70センチほどに伸び、穂が出始めていました。

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<小さな花が咲き始めています。>

  近づいてみると、イネの花も咲き始めていました! 小さな小さな白い花です。収穫まであと1か月半。一粒一粒に栄養を蓄えていってほしいものだと思いました。

  大学生たちと地元の方々のお話をお聞きしたときに、この夏は昭和8年だったかの夏の天候と似ているということでした。その年は大豊作だったそうです。この分でゆけば、今年もそういうことになると予想されます。私たちには嬉しいことなのですが、農家の方々はちょっと複雑な気持ちでおいででした。昨年の米が余っているところに今年豊作になれば、さらに米の価格が下落するだろうというのです。今の状況でさえも、米作りはわりに合わない、ということなのに、いったいこの先どうなるのでしょうか。

  今、学生たちのレポートを読んでいます。同じような疑問を書いている学生がけっこういます。彼らにとっても、「現場」を見なければ、そうした現実に気づくこともなかったということでしょうか。消費者が「安い」だけの米を買うのではなく、付加価値のある米を、リーズナブルな価格で求めるようにならなければ、日本の米作りは崩壊してしまうのではないでしょうか。



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happajuku at 05:24|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2010年08月15日

山の講座最終盤>>>参加者募集します


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<昨年の秋の祝瓶山で>


        ■■■ 長井市勤労青少年ホーム教養講座 ■■■
           「安全安心登山の楽しみ」

 3月から月1回行なってきた山の講座が、終盤にさしかかっています。残すは机上講座2回、実践登山1回です。重要なテーマが残っておりますので、そのテーマのものだけ受講したい、という方の参加も受け付けます。これから秋の山のシーズンですが、こうした講座を活用し、安全な登山をお楽しみください。


1.主催       長井市勤労青少年ホーム

2.主管      葉っぱ塾

3.会場      長井市勤労センター集会室

4.講師      八木文明(日本山岳ガイド協会認定ガイド)

5.参加費     机上講習 各回1000円 ,  実践登山 2000円
           ※当日、会場で納入してください。

6.募集人数    若干名
          申し込み先:「葉っぱ塾」
              (0238−84−1537)

7.講座日程と内容(予定)      

    第6回   8月18日 地形図の読み方について
                 ※参加の際、コンパス(方位磁石)持参ください。お貸しすることも可能です。

    
    第7回   9月15日 山の天気と天気図の見方について
    
    第8回  10月 2日 実践卒業登山(2) 磐梯山(福島)
         

8.問い合わせ    葉っぱ塾(八木)  0238−84−1537(FAX兼用)
                    e-mail: happa-fy@dewa.or.jp
  


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happajuku at 05:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2010年08月13日

かすかな秋の気配の中で>>>夏休み子どもキャンプ終了

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。


  7名の子どもたちの参加を得て、10日から行なった2泊3日の「子どもキャンプ」が昨日無事に終了しました。

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<お世話になった森林公園の「兎夢創観(とむそうかん)」>

  上は中3から下は小1まで、これまでになく年齢層が広く、リピーターあり、「新人」ありで、にぎやかでした。夏休みとはいえ、平日の森林公園は、静かでした。この小屋があるおかげで、突然の雷雨でも安心して過ごすことができるのはありがたいことです。

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<まずは自己紹介から>

  初めて顔を合わせるときはやはり緊張するのでしょうが、時間が経つにつれてその関係が和らいでゆき、それぞれの個性がはっきりと見えてくるようになります。

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<炎天下のジャガイモ掘り>

  キャンプの「初仕事」はジャガイモ掘り。今年はわが家の畑で行ないました。収穫した新ジャガがキャンプでの貴重な食料となるのです。

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<姥ケ岳山頂でヤッホー!>

  2日目は月山登山を予定していましたが、午後に雷雨の予報もあって、現地で急遽、隣の「姥ケ岳」に目的地を変更しました。山頂では「雲に触った!」と大騒ぎ。みんなでヤッホー!」と叫び、こだまが返るかどうか試していました。

  下山して温泉に入っているところに、大雨洪水警報が出るほどのどしゃぶりの雷雨があり、予定変更が功を奏しました。

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<月山の湧き水で頭を冷やす>

  早めに下山して浮いた時間を、月山の麓にある「県立自然博物園」で過ごしました。ブナの森の中に「月山の湧き水」があると聞いて探して歩きました。頭にかけると、痛みを感ずるほどの冷たい水でした。

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<たき火を楽しむ>

  夕食後、小屋に残されていた薪でたき火をしました。木を燃やすだけですが、そんなことも日常の生活の中では経験できなくなっている子どもたちには面白い体験だったようです。川に沿って吹いてくる風は冷気を含み、たき火の暖かさがかえって気持よいほどでした。

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<小さな灯りで夜を過ごす>

  この森林公園は電灯がまったくありません。私はそこも気に入っているのですが、小さなガスランタンの灯りが子どもたちには心強い味方のようでした。懐中電灯を持たずに森の中の農道をみんなで歩いてみましたが、暗闇に対する恐怖感というのは子どもたちには共通するようです。ありったけの大声で次から次へと歌を歌い、恐怖を紛らわせようとする子どもたちの様子は、眺めているととてもおかしく、いたずら心をくすぐられました。

  1日目の夜、広場にブルーシートを敷いて寝転び、黙って見つめた星空には、まわりに灯りがないことと新月とが重なって、ひときわくっきり「夏の大三角形」が見えていました。音もなくそして速く動いてゆく人工衛星もいくつか、空を縦断してゆきました。

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<「縄文村」で遊ぶ>

  最終日は台風が接近するというので上流での川遊びを変更し、縄文村と街中探検で過ごしました。土偶広場にはちょうど7体の土偶のレプリカが置いてあり、みんなで土偶になりました。

  最終日の朝は、気温が20度ほどに下がっていたと思います。半袖では肌寒いような空気の中に、かすかな秋の気配を感じました。

  リピーターの参加者には、小学校の低学年だったときからの参加者もいたのですが、年に一度ここで会うことで、その成長や変容がはっきりとわかるのも楽しいものです。短い夏のひとときの体験が、わずかであっても彼らの成長の糧になるのであれば、このキャンプにもそれなりの意味があるかもしれません。

  来年はどんな子どもたちが集ってくれるでしょうか。楽しみにしています。



happajuku at 05:06|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年08月12日

キャンプ最終日の朝

キャンプ場は半袖では肌寒いような朝を迎えました。昨日の月山の予定を隣の姥ケ岳に変更したことで、午後の激しい雷雨を回避できました。台風が接近中のようですので本日も予定少し変更です。子どもたちはみんな元気です。


happajuku at 04:58|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年08月11日

夏休み子どもキャンプ!

昨日からキャンプに入りました。中3女、中1女、小6男、小3男、小2女、小2男、小1男、皆で7名の参加です。昨日は暑い中でジャガイモ掘りをし、夕食の味噌汁に使いました。今日は月山に向かいますが、天候どうでしょうか。


happajuku at 04:02|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年08月10日

デュオ・ケーナルパ、南風のコンサート

メンバー写真(5) 2010.3.16(IMG_3117)

<デュオ・ケーナルパの二人>

  弟の八木倫明と、仲間の池山由香が出演するコンサート情報が入りました。首都圏の方、おいでになれるようでしたらぜひ!

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    ■■■ デュオ・ケーナルパ 南風のコンサー at 汐留AX ■■■

2010年8月24日(火)

●1回目
午後2:00開演
●2回目
午後4:00開演
(2回目のみプログラムが一部違います)
●3回目
午後5:45開演
演奏時間 各回約50分
各回とも定員130人

●会場
日本テレビ内ライブハウス 汐留AX(しおどめアックス)
都営大江戸線、ゆりかもめ線
汐留駅下車。または各線新橋駅から徒歩8分。

★前売料金¥1500
前売券をお申込みの方には、当日会場にて《広い河の岸辺》の楽譜と
歌詞カード(英語/日本語、小澤一雄漫画、演奏者サイン入り)を差し上げます。

< 予定曲 >

♪コンドルは飛んで行く【自由の風求めて】(ペルー)★D.A.ロブレス作曲
♪チョグイ鳥★パラグアイ伝統曲
♪コーヒールンバ(ベネズエラ)★J.M.ペローニ作曲
♪君偲ぶ夜(パラグアイ)★D.オルティス作曲
♪広い河の岸辺【The Water Is Wide】★スコットランド民謡(八木倫明・訳詞)
♪埴生の宿★ヘンリー・ローリー・ビショップ作曲
♪ラピュタ・シチリアーナ★イタリア・ルネッサンス音楽+久石譲・作曲
♪さとうきび畑★寺島尚彦・作
♪ラ・ゴロンドリーナ【つばめ】
 ★ナルシソ・セラデル・セビージャ 作詞作曲(日本語詞:青木富美子)
ほか

主催:汐留AX/日本テレビ  
マネジメント:有限会社プラネット・ワイ

★前売券お申込み
プラネット・ワイ(03)5988−9316 【平日11時〜18時、8月13日休業】
または、八木倫明へのメールでお申込みください。
quena-yagirin@ac.auone-net.jp

★当日券は、11時から汐留AX前チケットブースにて発売



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happajuku at 04:38|PermalinkComments(3)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2010年08月09日

学び続けるSさん>>>スクール・インタープリター養成講座 イン 長井市

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  8月8日は、語呂合わせで「葉っぱ」にひっかけて「葉っぱ塾記念日」でした。活動を始めて10年になりました。いまだに細々とした活動ですが、多くのみなさまからのご支援をいただきながら、ヨタヨタと歩んでいます。

  この日は、一般公募の参加者による「スクール・インタープリター養成入門講座」を地元長井市で開催しました。遠く茨城県から参加してくださったIさん、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。無事にお帰りになられましたか?

  この前日の大学での講座では、20歳そこそこの若い学生たちが真剣に学んでくれましたが、この日は70歳になられる米沢市のSさんが参加してくださいました。Sさんは6月下旬に2泊3日の日程で行われた「ネイチャーゲームリーダー養成講座」も受講してくださった方ですが、古希を迎えてなお学び続けるお姿に、ただただ敬服しました。

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<右から2番目がSさん>

  もし私が70歳になったとき、何か新しいことを学ぼうとして出かけてゆくことができるだろうか? そういうみずみずしい心を持ち続けているだろうか? と考えると、ちょっと自信がありません。Sさんが自分の子どものような年齢の方々に混じって活動されるご様子は、若さとは心のあり方の問題であるということを示すものです。新しいことに挑戦し続けるSさんを見習っていきたいと強く思いました。

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<自分の名前を絵文字で紹介>

  子どもたちを相手にすることを想定して活動プログラムを創るのが講座の実習部分のメインとなっていますが、子どもたちが興味を示すようにと、様々な工夫を試みます。これは「自己紹介カード」。名前を絵文字で表しているのです。子どもたちは何と読むのか、きっと必死に考えるでしょう。

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<講義風景>

  講義の一部を私も担当しました。真剣に聞いてくださる参加者は、まるで「吸い取り紙」のように感じられました。

  今回「スクール・インタープリター養成講座」を開催して、この講座が環境教育の将来に重要な役割を果たすだろうという可能性を一層深く感じました。「何のために体験活動をするのか」という根源的な問いかけがあるからです。そしてその手法は、小さな子どもたちだけではなく、大人たちにも応用できると私は感じています。

  こうした講座の開催は「未来への投資である」というように考えることが大切だと私は考えていますが、なかなか行政の皆さんにはご理解はいただけないようではあります。助成金(補助金?)も削りに削られ、開催の労苦に見合う収入にはなりそうもありません。しかし、「熱いハートを持った環境教育リーダー」が増えてゆけば、おのずと環境問題の解決の糸口も見えてくるのではないだろうかと思います。未来への希望を失うことなく、この講座の開催を何とか継続してゆこうと思います。



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happajuku at 04:21|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スクール・インタープリター | 葉っぱ塾行事レポート

2010年08月08日

スクール・インタープリター養成講座 イン 山形大学

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。

            本日は「葉っぱ塾記念日」です!




  前日終了した人文学部の集中講座の延長に位置づけ、「環境」をキーワードに、学生たちにスクール・インタープリターの講座を受講してもらいました。4日間の私の講座に参加した学生以外にも参加があって、嬉しいことでした。

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<午前中はびっしり講義を行ないました。>

  「スクール・インタープリター」はまだ新しい資格制度で、全国におよそ800名の講座修了者がいます。全国で考えると、それほど多いとはいえないので、知名度があるものではありませんが、「環境問題のために行動できる仲間を増やそう」というコンセプトに私は大きく共感して、この講座を共同主催したのです。

  おりしも山形の「花笠踊り」の真っ最中で、学生の中には前夜の踊りで脚を引きずるほどの疲労をかかえながら参加してくれた人もいました。お借りした教室は空調が効いているものの、屋外に出れば猛暑の一日、学生たちは本当に真剣に参加してくれて、こちらが感動するほどでした。

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<午後は前庭で実習を体験しました。>

  「スクール・インタープリター」は基本的には小学校低学年の子どもたちを相手にする活動プログラムをつくり、それを体験させることを通じて環境問題の解決のために行動できる人をつくってゆく役割を担うものです。午前中、基本理念について学んだ後、午後は実習を重ね、実際に活動を体験し、自らプログラムを作成してみる体験まで行ないます。

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<よく見るとこんなところにもいろいろな生き物がいるのです。>

  自然を体験する場が山や森とは限りません。とくに学校の場合、限られた授業の時間で行なうには、校庭や中庭など、ありふれた環境の中で行なうことが求められます。学生たちが日々何気なく通り過ぎていたキャンパスの木立ちも、目を凝らしてみると、いろいろな生き物たちが関係しあって生きていることに気がつきます。「自然」とはどこか遠くにあるものでなく、いつも間近に存在しているのだということに気づくことは、環境問題を考える上で、大切なポイントになるものだと私は考えています。

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<子どもたちを相手にすることを想定し、フリップカードも工夫します。>

  子どもたちが興味をもって参加できるように、活動で使用するフリップカードやワークシートにも様々な工夫を凝らします。楽しく活動するためにどんな工夫が必要なのかを学ぶことも、講座の中では重要な位置を占めています。

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<修了証を手にし、新しいスクール・インタープリター誕生です!>

  夕方5時。ようやく講座が終了しました。受講生たちの表情も一気に和み、修了証を手にした学生たちは満面の笑みをたたえながら教室をあとにしてゆきました。

  講座の中で取り上げられる2つの絵本がとても印象に残ります。一つは『大きなかぶ』。もう一つは『ニャーゴ』という作品です。前者はあまりにも有名になっている名作です。いったい作者はどんなことを伝えたいと考えてこの作品を書いたのだろうか、と受講者は講座の中で投げかけられるのです。同じものを見聞きしても、様々な感じ方があるということに驚くのです。後者については、人と人とが思いやりをもちながら生きてゆくことの大切さということに気づかされる作品です。

  今回参加してくれた学生は、日頃環境問題に関心が高いとは思えない(間違っていたらごめんなさい)学生たちでした。でも、こうした講座を、参加費を払って受講するというところに、何か行動したい、という「芽」があるのだと私は強く感じました。学生たちが全て女性だったことはさらに印象的でした。女性の感性が未来の地球を変えてゆくということを感じるのは大げさでしょうか。

  大学を借用する便宜をはかってくださったY先生、そして参加してくれた学生さんたち、本当にありがとうございました。


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happajuku at 05:22|PermalinkComments(6)TrackBack(0) スクール・インタープリター | 葉っぱ塾行事レポート

2010年08月07日

まとめる力>>>山形大学での講座終了

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。


  3日から4日間の日程だった山形大学の「環境地理学演習」の講座は昨日が最終日でした。朝の1コマ目からの授業に現れた学生たちは、前日までの猛暑の中の勧進代体験で少し疲れた表情はあったものの、全員出席してきました。

  この日はグループごとのまとめの作業で、終わりがバラバラになるということもあったので、最初に星野道夫さんのエッセイ、「アラスカでの出会い」を紹介しました。「星野道夫さん知っていますか?」と尋ねると、何人かの学生が手をあげました。聞けば教科書に載っていたのだとのこと。亡くなってからの年月の長さを思いました。

  このエッセイの最後の一節を彼らに伝えたいと思ったのです。「人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で無数の人々とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている。」(「アラスカとの出会い」より)

  私と彼らとの出会い、彼らと勧進代の皆さんとの出会い、そしてこの講座にたまたま集まった彼らどうしの出会い。そんないくつもの出会いが、きっといつか彼らの人生の中で「意味」を持つことがある。そんなふうに信じていたいと思います。

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<割付を考える>

  4つのグループに分かれて、大きな紙2枚に、今回の勧進代での体験をまとめることがこの日の作業でした。前日のうちにグループごとに分担を決めて、どんなテーマで書くのか、どんな写真を使うのかある程度決めてきたようで、こちらが心配していた混乱もなく、彼らはすぐに作業に取り掛かりました。

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<大きな紙に下書きをしてゆく>

  この「まとめ」は、秋に勧進代集落を含む長井市の西根地区の文化祭で、地域の皆さんに見ていただくべく展示を予定しています。彼らが見たり聞いたりしたものを、彼らの感覚で表現し、学びの成果を「伝える」ことが、地域の方々への恩返しにもなると考えたのです。

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<いよいよ清書!>

  午前中はなかなか「形」が見えてきませんでしたが、昼食の時間も惜しむように取り組んだ成果が、昼を過ぎた頃から一気に現れてきました。それぞれのグループが工夫を凝らして「作品」の完成をめざしました。

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<ついに完成!>

  午後2時を回るころ次々と完成した「作品」の出来栄えはなかなか素晴しいものでした。人に伝える技術として、こうした「壁新聞」のようなものは、古臭い技法のように思われがちですが、私はけっしてそうは思いません。人間の温かみが伝わってゆくような気がするのです。

  「体験」そのものには形がありませんが、それをこうして写真や文章を持ち寄ってつなげることで「形」ができ、人から人へ伝わってゆく。彼らと過ごした、終ってみればあっという間の4日間の、私にとっての貴重な宝物のように思える作品でもあります。学生たちの力量、捨てたもんじゃありません。

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<これから「花笠踊り」へ出発!>

  講座を終え、翌日の「スクール・インタープリター養成入門講座」の打ち合わせを終えて建物の外に出ましたら、大学の職員や学生の有志が、前日から始まった「花笠踊り」のパレードに出発すべく、練習をしていました。山形の夏も最高潮に達しています。


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happajuku at 04:52|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年08月06日

若者たちの勧進代体験

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  3日から始まった山形大学人文学部の「環境地理学演習」は、2日目の4日、と3日目の5日は1泊2日で長井市の勧進代集落に来てもらいました。おりしも猛暑の二日間となり、ふだんあまり運動していない学生には体力的にも大変だったと思います。軽い熱中症になった人もいましたが、何とか無事に二日間を乗り切りましたね。

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<ブナの幹に耳をあててみました。>

  大汗をかきながら長井葉山に登ってゆきました。途中のブナの林で休憩しながらブナの幹に耳を押し当ててみました。「心の耳」で聞こえた音はどんなものだったでしょうか。

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<昭和堰をたどり、米づくりへの執念を体感しました。>

  葉山の山中に、昔人の米作りへの執念を感じさせる堰跡があります。3時間もかけて登ったところに延々と続いている堰のスケールを体で感じてもらうのが今回葉山に登った最大の目的でした。

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<猛暑の中、ついに山頂へ!>

  へとへとに疲れながらも、励ましあいながら山頂まで着ました。大きな展望は苦しさを克服した人にだけ待っているものです。記念写真を取り合う学生たちに、高原の風は気持よく吹きぬけてゆきました。

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<高層湿原の「御田代」は神様の田んぼです。>

  葉山山頂にある「御田代湿原」は、貴重な高層湿原です。地元の人々の作物の神様の場所でもあります。

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<「嘉永堰」の歴史を地元の方々の紙芝居で学びました。>

  江戸時代末期の嘉永年間につくられた「嘉永堰」のことは、地元の有志が紙芝居を上演して歴史を教えてくださいました。IT時代と言われますが、人と人とが直接つながって伝え合うことの素晴しさを感じる上演でした。

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<地域の古老から古い時代のお話をお聞きしました。>

  勧進代二日目は、地域の古老、金田芳樹さんのお話を伺いました。ご自宅の茶の間では、嘉永堰を作る以前の「雨乞いの祈願」で使われたという竜神様の巻物を見せていただきました。「お宝」の迫力に息を飲みました。竜神様のおかげかどうか、学生たちを送って長井に戻ると、葉山に雨雲がかかり、しばらくぶりに雨粒も落ちてきました。

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<田んぼでは品種によるイネの様子の違いに気づきました。>

  田んぼでは「はえぬき」や「コシヒカリ」など、品種が違うと成長や葉っぱの色合いが違うことに気づきます。なにげなく見ているだけだったときと、視点が異なるということでしょう。

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<最後は縄を綯(な)う体験でした。>

  藁は、以前は大切な資源でした。雪に覆われる冬場、藁で縄を綯い、それが翌年の様々な作業で役立っていました。縄を綯うという技術も、受け止める人がいなければ絶えてしまうのです。自分が綯った縄を、学生たちは大切そうに持ちかえってくれました。

  今回の講座に参加してくれた学生たちの専攻は様々でした。彼らにとっては長井葉山に登りたい、などという気持ちがあったわけではないのに、こんな猛暑の中を登らされてしまった、という意識もあるかもしれません。しかし、ひょんなことで選択してしまったことから、もしかして一生体験できなかったようなことを体験し、会うことがなかったかもしれない人々に会ったと考えることもできるのではないでしょうか。「人と人とが出会う限りない不思議さ」ということを思います。

  10年以上も前、偶然のことから葉山の山中で勧進代のみなさんにお会いした。そのことからめぐりめぐって、多くの地元の方々のご支援をいただき、すばらしい時間を過ごすことができました。若者たちの心に蒔かれた「種」が、いつか成長し、芽吹いてゆくことを願っています。

  講座は本日が最終日。三日間のまとめを行ないます。勧進代の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。



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happajuku at 05:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2010年08月05日

講座三日目の朝

山形大学の講座は、昨日が長井葉山に登るという最大の山場でした。猛暑の中の登山となり、途中で引き返した学生もあったのですが、予定していたスケジュールを終えることができました。今日は集落の中での見学や体験を予定しています。朝から猛暑の兆しです。


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2010年08月04日

葉っぱ塾のリンゴたち

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<リンゴの畑にも夏の光が満ちていました。>

  リンゴオーナーのみなさん、ごぶさたしてもうしわけありませんでした。なかなかリンゴを見に行くことができずに日が過ぎてしまいました。3日、山形市に向かう途中で立ち寄ってきました。

  この夏は夜になっても気温がなかなか下がりません。「めりはりのない暑さ」とでもいうのでしょうか。冷涼な気候のほうがリンゴにはよいと言われていますので、ちょっと気になります。

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<果実の直径は6、7センチほど>

  木に近づいてみると、「摘果」という作業が終っていました。収穫する果実を大きく実らせるために、余分な果実を今のうちに摘んでしまう作業です。これたいへんな作業だそうですが、家族総出で平井さんがしてくださったとのことでした。

  果実は上の写真のように、テニスボールを一回り小さくしたぐらいの大きさです。まだ赤味は帯びていませんでした。少し離れた場所の早稲種は、もう色づきが始まっていました。

  昨日から、こんな青いリンゴのような山形大学の学生たちとの講座が始まりました。今日は葉山へ、明日は勧進代集落での体験や取材活動の予定です。報告は後日まとめて行なうことにいたします。


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happajuku at 05:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 

2010年08月03日

夏の風景

※「葉っぱ塾」では、10周年記念事業としてデュオ・ケーナルパのCD制作支援へのご協力を呼びかけ、協力をお願いしています。詳しくはこちらをご覧ください。


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<休耕田に咲き始めたヒマワリ>

  各地で猛暑が続いています。山形も連日30℃を超えています。しかし、このところ、すかっとした夏空ではなく、どんよりと霞み、湿気が多く不安定な空です。この夏の特徴は雷雨が多いことだと思うのですが、みなさんの地域はいかがでしょうか? その雷雨や急な増水に関わっての事故も多くなっているようです。どうぞお気をつけください。

  7月は山に出かけた日が多く、行かない日は足の休養ということでジョギングに出かけることがありませんでしたが、昨日しばらく振りで朝、ジョギングしてきました。途中の休耕田にたくさんのヒマワリが咲き始めていました。やはりこの花は「夏」によく似合う花です。

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<もうコスモスも咲いていました。>

  山でもナナカマドの紅葉が始まっていることを先日のブログに書きましたが、平地でも密やかに秋が始まっているようです。秋桜(コスモス)が咲き始めています。8月7日はもう「立秋」なのですね。季節はある日を境にしてきっぱりと変化すると思えることもありますが、気づかないうちに静かに移り変わっていることにはっとすることもあります。

  今日から4日間、私は山形大学の夏季集中講座を担当します。いつもお世話になっている勧進代地区の皆さんから様々なご協力をいただく予定です。学生たちが長井の葉山やその麓に暮らす人々から多くの気づきを得てくれたらと願っています。


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happajuku at 04:57|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2010年08月02日

デュオ・ケーナルパ初CD制作応援!>>>葉っぱ塾10周年記念事業

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。

メンバー写真(5) 2010.3.16(IMG_3117)

<デュオ・ケーナルパの二人>

           ■■■ 葉っぱ塾10周年記念事業 ■■■
  
          デュオ・ケーナルパCD制作ご支援のお願い


  お元気でお過ごしでいらっしゃいますか。いつも「葉っぱ塾」を応援してくださってありがとうございます。このたびはお願いがあってご連絡を申し上げます。
  
  私の弟でケーナ奏者の八木倫明と、アルパ(南米のハープ)奏者の池山由香が、「デュオ・ケーナルパ」というコンビを組んで活動しています。珍しい組み合わせの楽器に池山の歌を交えて、様々なジャンルの音楽を演奏し、楽しんでいただいています。彼らの音楽は国境を越え、歴史を飛び越えて、聴く人々の心に平和とやすらぎのメッセージを届けてくれています。
 
  このたび二人は「デュオ・ケーナルパ」として初のCD制作に取り組んでいます。完成はまだ少し先ですが、このたび有志によって「デュオ・ケーナルパCD制作を応援する会」を立ち上げました。多くのみなさまからのお力添えで、CD制作にかかる費用の一部を支援しようというものです。
 
  2000年に活動を始めた「葉っぱ塾」は、今年で10周年となります。この間「葉っぱ塾」は、様々な方々が山形のブナの森を訪れてくださることで成り立ってきました。それと同じように「デュオ・ケーナルパ」の音の森にも、いろいろな方々が集ってくださっています。その重なりは、私たち兄弟にとって、かけがえのない出会いをもたらしてくれています。10周年の節目に、そうした出会いの妙を「音の宝箱」という形で表現する取り組みを応援したいと考えています。
 
  誠に厚かましいお願いではありますが、趣旨にご賛同いただきお力添えくださいま
すようお願い申し上げます。                                       (2010年8月 呼びかけ人代表 八木文明)
 

                  記

 ■協力金    1口 3000円(複数口歓迎)
           CD完成の際、1口につき1枚のCDをお送りいたします。(パンフに氏名掲載)
           ※協力金以外のカンパも大いに歓迎いたします。

 ■目標金額   300,000円

 ■募集期間   2010年8月1日〜2010年9月30日
         ※この期間内の協力者のお名前をCDのパンフに掲載させていただきます。

 ■協力金受付口座  郵便振替口座 02420−5−19722
              名義人 八木文明
         ※納入の際には通信欄に「CD制作協力金」とご記入をお願いします。
 
■問合せ先   「葉っぱ塾」八木文明 TEL/FAX 0238−84−1537
                    e-mail happa-fy@dewa.or.jp

 <呼びかけ人 (五十音順)>

青木小百合(東京)   青山均(千葉)     井垣寿子(東京)

石川由美子(茨城)   上田健治(東京)    大澤貴代子(兵庫)

奥山真理子(三重)   螺澤智子(愛知)    筧美知子(千葉)

上村ひでみ(大阪)   川添英雄(埼玉)    木曽義尚(岐阜)

木村寿行(東京)    澤田怜子(東京)    菅原歓一(東京)

菅原元彦(埼玉)    菅原明子(埼玉)    菅原容子(宮城)

須藤泰一(山形)    千葉典子(福島)    戸室久美子(千葉)

延原幹英(福岡)    畑井馨(宮城)     畑井紀代子(宮城)

峯正江(神奈川)    峯沙織(神奈川)    森田秀巳(埼玉)    

山下英世(東京)    吉原敦子(山形)    渡辺政成(埼玉)    

八木文明(山形)



    ☆メンバーからごあいさつ 

メンバーイラスト


 ■プラネット・ワイという音楽事務所の制作面でのお手伝いをしていて、池山由香と僕が出会いました。パラグアイの民族楽器であるアルパ(インディアン・ハープ)を弾きながらクラシックの声楽の勉強もしているという、一人の中に異文化の音楽が共存している池山の生き方に共感し、一緒に演奏しようと僕から声をかけ練習し始めたのが去年の7月でした。アルパとケーナは南米の民族楽器であることは共通していますが、ジャンルも違えば、楽器の調性(key)も違うので、一緒に演奏されることは滅多にありません。親子ほど歳が離れているデュオも日本では珍しいですね。

 アルパの「弾き歌い」という、日本ではあまりお目にかかれない彼女の才能を花開かせ、多くの人に聴いていただいて共感を得られるようにと、日本ではまだ誰も歌っていない彼女の持ち歌が必要と考えました。そこにケーナが絡んで効果的な歌・・・《コンドルは飛んで行く》 と 《The Water Is Wide》を選びました。《コンドル・・・》には自作の歌詞をのせ、《The Water ・・・》では、世界初の日本語版を創りました。1オクターブの範囲しかない民謡らしく平易な、しかも美しく心にしみる旋律と歌詞で、きっと多くの日本人に受け入れられ歌っていただけるものと思います。

 皆さんのお気持をお寄せいただければ幸せです。
                          (八木倫明)


 ■アルゼンチンから帰国してから13年、現地でおなじみの楽器であったケーナの音色を日本で聴くことはなかなかありませんでしたが、ひょんな機会に奏者の八木倫明さんに出会いました。素晴らしいプレイヤーであると同時に有能なマネージャーでもある八木さんと共に、明るく、優しく、そしてお客様が肩に力を入れずに気軽にお楽しみ頂ける音楽を求めて地道に演奏活動を続け、遂に、多くの皆様にご支持頂いたお陰でCDの収録にこぎつけることができました。様々な国の様々なジャンルの音楽を選曲し、聴きなじみのある曲や、そうでなくても口ずさみたくなる曲をいっぱいに詰め込みましたので、きっと永くお楽しみ頂けるCDが出来上がります。お手元にお届け出来ますよう、ご支援いただければ幸せです。よろしくお願い致します。
(池山由香)


●コンドルは飛んで行く
ペルーの作曲家、民俗音楽研究家ダニエル・アロミアス・ロブレス(1871-1942)の1916年の作のオペラ《コンドルカンキ》の序曲として書かれました。劣悪な労働条件で働くペルーの鉱山労働者たちが団結し、鉱山を牛耳るアメリカの資本家と闘うという、いわゆる労働組合運動の元祖を描いたオペラで、初演当時かなり話題となりましたが、支配階級(アメリカ)側から見ればかなり過激な内容のため上演禁止となり、歌詞がなく美しいメロディを持った序曲だけが民族音楽のように「歌い」継がれたのです。今ではこの曲に世界で4500種類の歌詞がつけられているそうです。

♪自由の風求めて ぼくの心に翼が 
小さな翼だけれど 飛び立つ勇気さえあればいい
人はひとりじゃ生きられず いつも誰かに
支えられて生きるぼくも 誰かを支えて生きている
自由の夢求めて きみの心に翼が 
小さな翼だけれど はばたく勇気さえあればいい 
                       (詞:八木倫明)

●広い河の岸辺 【The Water Is Wide】
 16世紀から歌われているというスコットランドの民謡です。向こう岸の見えない、広い河の岸辺に立って、この河を渡らなければ未来がないように思える。……でも行く先が見えず、渡り方もわからず、?途方にくれることがあります。そんなとき、二人乗りの小さなボートを一緒に漕いでいこう、と互いに言える関係が残っていたら、それは希望ではないでしょうか…

♪河は広く 渡れない
飛んで行く 翼もない
もしも小舟が あるならば
漕ぎ出そう ふたりで

愛の始まりは 美しく
優しく 花のよう
時の流れに 色褪せて 
朝露と 消えていく  

ふたりの舟は 沈みかける
愛の重さに 耐えきれず
沈み方も 泳ぎ方も
知らない このわたし

河は広く 渡れない
飛んで行く 翼もない
もしも小舟が あるならば
漕ぎ出そう ふたりで    (訳詞:八木倫明)




happajuku at 04:52|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | やぎりん、木星音楽団関連

2010年08月01日

夏の蔵王でネイチャーゲーム

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<名前からして涼しい「樹氷の家」>

  ある語学教育の団体の夏合宿が毎年7月下旬に蔵王高原で開催され、選択の活動プログラムの中にネイチャーゲームが入っているので、指導を依頼されていました。

  会場は毎年蔵王中央高原の「樹氷の家」周辺と決まっています。ここは標高1346mありますので、下界との気温差が10℃近くもあり、昨日も朝の気温は20℃ほど。風が吹くと肌寒いほどでした。心配された雨も降らず、昼食をはさんで3時間半ほど、高原の森の中を歩きながらネイチャーゲームを楽しんでもらいました。

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<木からどんな音が聞こえたかな?>

  私が担当したのは小学校3年生から高校生までと、付き添いの先生方合わせて16名。ほどよい人数でした。子どもたちは全国から集まっており、総勢200名以上もいたそうです。これだけの人数になると、大きなホテルとはいえ、お風呂に入るのも大変で、何回にも分けながら、昼過ぎからお風呂に入るグループもあるほどでした。

  大学生たちがアルバイトでスタッフをしているのですが、こうした学生たちは、自然の中で子どもたちを動かし、しっかり安全管理をするというような技術を身につけているわけではありません。そういうスタッフが大人数の子どもたちに接してゆくのですから大変です。集合のときなどは、点呼をとるのもなかなか終了できない様子でした。

  ほんとうは、こういう機会にこそ、野外での活動の専門家がしっかりサポートして子どもたちの活動を見守ってゆきたいと思うのです。私たちは「パートタイム」で、その時間帯だけ一緒に過ごしたわけですが、活動全体を動かすところにも関わることが本当は必要なのかもしれません。

  10日から「葉っぱ塾 夏休み子どもキャンプ」です。今年は7名の参加の予定です。東京から初参加の兄弟がいますし、もう「ベテラン」の子どももいます。中日の11日は月山登山の予定をしています。大人数のキャンプとは対照的なこじんまりしたキャンプ。どんなふうに展開するのでしょうか?



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happajuku at 05:09|PermalinkComments(4)TrackBack(0) シェアリングネイチャー | 葉っぱ塾行事レポート