2011年06月

2011年06月30日

☆本日第2信 強化週間活動報告〜「アウトドア義援隊」

  6月22日から28日までを「アウトドア義援隊」の活動強化週間として取り組んできました。地域での認知度や信頼が高まるにつけ、依頼も多くなってきたことで多くの人手も必要となってきていました。「隊長」のHさんが、Facebookに報告を書いてくれましたので転載しておきます。

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<雨の中活動する「アウトドア義援隊」のメンバー>


★強化週間まとめ。

  今回の強化週間、日曜は40名を越える参加者。おかげで22〜28日で17件もの依頼をお手伝いする事が出来ました。遠方から来てくれた皆さん、雨の中活動して下さった皆さん、東北人として本当に嬉しく、そして続けてきて良かった…と思えました。ありがとうございました!
初めて来た人、1ヶ月ぶりに来た人、毎週来てる人…それぞれ何かを感じ何かを思ったでしょうか。

  山大農学部チームが野菜の苗を届けた平田さんは、本当に嬉しくてやる気がわいてきて19時まで庭いじりやったんだ!と言ってました。
  これまで手伝ったお宅にさくらんぼを届けながら色々お話しましたが、床板はがしの大工さん500人待ちだ というお宅もありました。(うちらじゃはがせないような床)
  野蒜の坂本さんは「義援隊に政権を渡したい。」と笑。同じく野蒜の遠山さん「若い皆さん方は服買ったり遊んだりしたいだろうに、何回もここにきてくれるその情熱・思いは一体どこからくるのか」と心からの感謝とともに不思議がってました。

  また住めるかわからないとしても、自分の家を綺麗にすることは希望というか楽しみというか、前に進む要素なのだと思います。決して無駄じゃないです。
7月も毎週あると思うのでどうかよろしくお願い致します。
そっくりそのまま自分に返ってきそうですが、それぞれ家族・恋人・自分の時間…を大切にしつつご参加下さいね。

  あとあれです、テント静かにね!みんな声大きいから!


happajuku at 14:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2011年06月29日

ヒメサユリに出会う祝瓶山

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<いきなりつり橋を渡ります。>


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<ゴゼンタチバナの白さがくっきり>


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<稜線でみたランは「コケイラン」>


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<霧でしっとりした鮮やかなヒメサユリ>


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<山頂は雲の中>


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<かわいいつりがね、ウラジロヨウラク>


  今日29日は、東京M旅行社の祝瓶山ツアーのガイドにあたっていました。昨日、一昨日とまた大雨で、昨日はアクセス道路が気になって、片道65キロの道のりでしたが、通行可能かどうかチェックしに来たのでした。県道に迂回路がありますが、「りふれ」から針生平への道は大丈夫でした。

  今朝は2時半起床、3時家を出ました。東京からの夜行バスは4時前には「りふれ」に着いていました。バスに同乗させていただき登山口へ。心配された雨は降っていませんでした。前日夕方の予報では雨が降るようにも出ていたのですが、結局下山するまで雨にあたることはありませんでした。

  その代わりというのでしょうか、標高1000m以上は雲の中に入っており、期待した展望はお預けとなりました。せっかく遠くからおいでいただいたのに、なんだか申し訳ないような気持ちです。晴れていれば磐梯山や日本海まで見えるのですが・・・。先日の私の下見山行のレポートを参考になさってください。

  ヒメサユリは、盛りを過ぎてしまったものが半分、今さかりのものが4半分、あとはつぼみという感じです。雪があとまで残っていたところのものはこれから咲きます。前夜までの雨と霧とでしっとりと潤いのあるヒメサユリはほんとうに美しいものです。自分自身が美しいということを意識しないような清楚さがあるというべきかもしれません。

  大好きな山形県出身の歌人、鳥海昭子(とりのうみ あきこ)さんの『花と短歌365日』に紹介されているヒメサユリの短歌は6月23日の項にあって、

   楚々として咲くヒメサユリ 看護婦のあの娘(こ)に似ると思いにとどむ

  そして、次のようなコメントが添えられています。「私の勤めた養護施設から看護師として巣立った少女がいました。“飾らぬ美”という花言葉をもつヒメサユリの花のような女性になりました。」とあります。

  遠く関西からこのツアーに参加してくださった方もおられました。山で天候が悪かったり眺望がきかないときは、「もう1回おいでということだね」、ということになっています。こんどはぜひ「葉っぱ塾」のお客様として山形の山においでください。お待ちしています。

  この日見た花を列挙してみました。

 アカモノ、イワカガミ、ウラジロヨウラク、オオカメノキ、ギンリョウソウ、コケイラン、ゴゼンタチバナ、コメツツジ、サラサドウダン、タケシマラン(実)、タニウツギ、ツクバネウツギ、ツクバネソウ、ツマトリソウ、ヒメサユリ、マイヅルソウ、ヤマツツジ



  参考までに、私の大好きな長井葉山から今年見た祝瓶山の写真が、こちらの記事にアップしてありますのでご覧ください。

happajuku at 16:54|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2011年06月28日

☆本日第2信 頼られる「アウトドア義援隊」

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<野蒜付近の水田は手付かずの状態>


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<解体されるこの家の片づけを依頼される>


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<置き去られた家財>


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<だいぶ床も見えるようになってきた>


  先週、22日から「取り組み強化週間」となっていた「アウトドア義援隊」。週末は雨にもかかわらず、連日30名を超える人たちが活動に参加してくれたとのことでした。

  日本熊森協会でつながっている関西の女性二人が活動に参加したいとのことだったので、案内を兼ねて昨日現地へと行ってきました。何度も通っているとずいぶん片付いたところもありますが、最初の写真のように、「あの日」から少しも変わっていない風景もあちこちにあります。

  「アウトドア義援隊」の活動はかなり市民にも周知されてきていて、現地出身のSさんが、最新の東松島市の広報誌に、市民からの活動への感謝のメッセージが掲載されていると知らせてくださいました。私たちのボランティア活動は単に瓦礫とのたたかいにとどまらず、結局は人と人との交流なのだと感じます。

  東松島市のボランティアセンターが7月いっぱいで閉鎖されるという情報が入ってきました。夏休みにボランティア活動をしたいという人たちの受け入れができなくなります。しかし現地を見る限りは、もう人手がいらないという状況ではけっしてありません。もしかすると、「アウトドア義援隊」の存在意義がいっそう大きくなってくる可能性があります。

  一緒に活動したい方はご一報ください。


happajuku at 09:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

サクランボの季節

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<サクランボの分別作業>


  この時期の山形といえばサクランボ。季節がやや遅れ気味だったのですが、ようやく収穫の時期を迎えています。県内では寒河江(さがえ)市や東根市が最大の生産地です。こちらは雪が少ない地域でもあり、少し早めに収穫期を迎えていたようです。

  昨日は、東松島での「アウトドア義援隊」の活動に参加する仲間たちに届けたいと、長井市内でサクランボを栽培しているKさん宅に朝8時過ぎにおじゃましたら、すでに女性4名が分別作業にとりかかっていました。「早いですね」と言いましたら、朝5時から収穫し、朝のうちに分別、パッキングし、出荷とのこと。一つ一つ手作業でサイズ分けされてゆくのです。

  全国に出荷されてゆきますが、やはり地元で、その日の朝に収穫されたものを食べるのが一番おいしいのですね。今年は震災の影響で、山形を訪れる観光客の足もまだ例年ほどには戻っていません。バスなど大型車が高速無料になったことの効果がどう出るのか見守っています。


happajuku at 06:09|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2011年06月27日

劇画になった「アウトドア義援隊」

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<劇画誌の表紙>


  買ったことがない劇画週刊誌を買う気になったのは、この中に「アウトドア義援隊」を題材にした作品がある、とボランティアの仲間たちから聞いていたからです。

  天童での1か月ほとんど毎日被災地にトラックを走らせ続けた大阪のYさんがモデルとなって、この作品では「西田さん」として登場。実物よりもずっとカッコよく描かれています。

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<GWの被災地が舞台>

 
  ストーリーは、ゴールデンウィークに「アフロ田中」という人物が、友人に誘われて被災地でボランティア活動に参加するというもので、描かれているのは、実際に仲間たちが東松島での一週間で体験し、考え、話したことです。この劇画の作者がYさんの友人ということでした。

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<最終ページ>

  最後に主人公がこんなふうにつぶやくのです。「丸7日間いたのに・・・、全然景色変わってないんスね!・・・。少しは役に立ったのかな・・・オレ・・・」

  これは現地で作業してみるとほとんどの人が感ずることなのです。側溝のドブさらいをして、一人で一日30mも進めばよいほうでしたから。そして最終ページに書かれたような思いがこみ上げてくるのです。

  何百万トンにもなるという瓦礫やヘドロの圧倒的な量に対して、私たちはほんとうにアリ一匹のようなものです。しかし、その小さな存在なくしてはそれらが片付かないのも事実。

  先週22日から「取り組み強化週間」と銘打って、全国から「アウトドア義援隊」の活動に参加している人たちは、週末は一日で30名を超える日もあったようです。

  急な話だったのですが、今日は大阪から女性が二人参加したいとこちらに連絡がきました。出迎えついでに私も一緒に東松島に行ってきます。雨の中の作業になるようですが、アリのように動いてきたいと思います。


happajuku at 04:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2011年06月26日

☆本日第2信 デュオ・ケーナルパ10月までのコンサート情報

  弟でケーナ奏者の八木倫明と、アルパの池山由香による「デュオ・ケーナルパ」。10月までの主なコンサートの情報を、あちらのブログから転載いたします。

大沢悠里ゆうゆうワイド出演記念

<TBSラジオ「大沢悠里ゆうゆうワイド」出演のときのスナップ>


群馬県

★7月9日(土)午後6:00 群馬県館林市

正田醤油本社 文右衛門ホール(定員80人)

入場料¥3500 
お申込み:ジョイハウス 0276−73−1669
めったに入れない、正田醤油の蔵を改造たホールです。



大阪

★7月30日(土) 2:30/6:00大阪公演 昼夜2回公演

高槻市/カフェ・アルヴァーマー

定員は昼/夜ともに30人。

前売券
昼の部¥2500(1ドリンクつき)  
夜の部¥2500(飲食代別)

当日は各¥500プラス。
小さな会場ですので、早めの売り切れが予想されます。

■カフェ・アルヴァーマー
高槻市城北町2-10-20-103(阪急京都線高槻市駅 徒歩3分)

お申込み(03)5988―9316プラネット・ワイ または

やぎりん  yagirin88@gmail.com



名古屋

★7月31日(日) 2:00
ミューズ音楽館ホール(定員50人)

■ミューズ音楽館:名古屋市北区大曽根2-8-58

地下鉄名城線大曽根駅3番出口5分/名鉄瀬戸線森下駅徒歩2分

JR名古屋駅から中央本線で大曽根駅下車、北口改札徒歩7分

前売券¥2500 当日券¥3000

お申込み:(052)910−6700ミューズ音楽館

または、(03)5988―9316プラネット・ワイ

または、やぎりん yagirin88@gmail.com



東京都狛江市

★8月26日(金)4:00、7:00  二回公演

■泉の森会館(第7回南風のコンサート)
小田急線狛江駅北口から、左へ徒歩50秒!
4時の部は、あかちゃんもOKのファミリーコンサート。

子育て真っ最中のお母さん方のためのコンサートでもあります。

前売券

4時の部(ファミリーコンサート)0歳〜2歳 無料

 3歳以上一律¥1100(当日¥1500)

7時の部(一般公演)小学生以上

 ¥2200(当日¥2700)

お申込み

(03)5988―9316プラネット・ワイ




東京都立川市

★10月2日(日)2:00 立川市

アミューたちかわ小ホール

(第8回南風のコンサート) 立川市地域文化振興財団との共催

前売券(自由席)

一般¥2000  学生¥1500 (当日券は各¥500プラス)

お申込み

アミューたちかわ(042)526―1311(9時〜17時)

月曜休館、祝日の場合火曜休館。

または、(03)5988―9316プラネット・ワイ




神奈川県逗子市

★10月22日(土)7:00 

逗子文化プラザさざなみホール

(第9回南風のコンサート)

前売券(6月22日発売)自由席

一般¥2000  学生¥1500 (当日券は各¥500プラス)

お申込み
(046)870−6622逗子文化プラザ。第一、第三火曜休館。

または、(03)5988―9316プラネット・ワイ




東京都小平市

★10月28日(金)7:00 小平市

ルネこだいら(小平市民会館)レセプションホール

小平市文化振興財団主催 ルネこだいらサロン・コンサート

入場料¥1500(ドリンクつき)自由席 150席限定売切まぢか

お申込み:042−346−9000 ルネこだいらチケットカウンター


happajuku at 16:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

ようやくヒメサユリが!〜大朝日岳古寺ルート

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<古寺山手前から望んだ月山>


  前2日が大雨洪水警報発令という大雨。しかし25日は前線の南下で天候は少し回復し、東京のM旅行社のツアーの皆様と大朝日岳に行ってきました。時折雨には降られましたが、山の天候としては穏やかな部類であったと思います。何より風が強くなかったのは幸いでした。午前5時前にスタートし、帰着は午後5時。12時間かけて大朝日岳を満喫したと前向きにとらえたいものです。

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<熊越付近のヒメサユリ>


  登りのときに短い時間でしたが眺望が開け、まだ残雪の多い月山を見ることができました。この時期の関心はやはりヒメサユリです。が、やはり今年は季節が遅れ気味で、古寺山と小朝日の鞍部にわずか、そして熊越付近にわずかに開花しているものがあるだけでした。つぼみはけっこう見つけられましたので、来週になればかなり咲きそろってくるのではないでしょうか。

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<「銀玉水(ぎんぎょくすい)」はまだ雪の下>


  水場の状況ですが、「一服清水」、「三沢清水」、「銀玉水」ともに採水は可能です。「三沢清水」はほんの数日前に管理人さんが沢から水を引く作業を終えられたばかりでした。毎年、ありがとうございます。「銀玉水」も例年にない雪で、水の出口はまだ雪の下でしたが、流れてきた水を汲むことはできます。ここももう一週間もたてば、完全に姿を現すでしょう。

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<途中で見えた「y字雪渓」>


  今年の「y字雪渓」は太くがっしりしています。大朝日岳のシンボルともいえるこの雪渓を見ることができたのは、今回の天候にしてはラッキーだったのではないでしょうか。残念ながら山頂は見えませんでしたが・・・。

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<「銀玉水」上の雪渓>


  次に雪渓の状況ですが、このルートで雪の上を歩くのは、写真にある「銀玉水」の上部の雪渓と、小朝日の巻き道にある1か所のみです。巻き道のほうはあと2,3日でなくなるでしょう。しかし、「銀玉水」からの雪渓はまだまだ長い距離を歩かねばなりません。油断せず、アイゼンを使用しましょう。お客様の中に6本爪のアイゼンを使用しておられる方がおいでになりましたが、急斜面の下りではそれでも不安定だ、とおっしゃっていました。このぐらいの規模の雪渓で「4本爪」というのは、まずは「なし」に等しいと考えるべきだと私は思います。

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<大朝日小屋の前で>


  大朝日小屋に到着すると、管理人の阿部さんが迎えてくださいました。この春先、「アウトドア義援隊」のことがテレビで放映されたのに私が映ったのをみて、「一緒にボランティアに行きたいが・・・」とお電話をくださったことがありました。この日聞けば、亘理町に1週間行ってこられたそうです。山小屋の管理人というボランティアにかかわる人はやはりこういう事態には黙っていることができないのですね。

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<山頂付近のヒナウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)>

  
  山頂付近ではチングルマはほぼ終わっていましたが、エーデルワイスの仲間のヒナウスユキソウが盛りを迎えていました。氷河時代の生き残りといわれている貴重種です。

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<サラサドウダンは、稜線で見ごろ>


  麓近くでは終わっていたサラサドウダンは古寺山付近から今が見ごろです、木によって色合いが微妙に異なり、目を楽しませてくれます。

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<マイヅルソウがいたるところに!>

  珍しい花というわけではありませんが、マイヅルソウの小さな白い花の群落がいたるところでみられました。この花を見るといつも思い出すのが、山形県出身の歌人、鳥海昭子(とりのうみ あきこ)さんの短歌です。

   少女らの面影ありて舞鶴草 白くさやかに咲きひろがりぬ

  私は、バレエの華やかな白い衣装を身に着けてくるくる回る少女を連想しながらいつも見てしまいます。みなさんはいかがですか?

  この日お客様のみなさんと楽しんだ花々を覚えている限り列挙しておきます。もし「あれもあったよ」というものがありましたら、ゲストの皆様、ぜひお知らせください。

アオノツガザクラ、アカモノ、イワカガミ、イワナシ、エンレイソウ、オオカメノキ、オオナルコユリ(朝陽館脇)、オオバキスミレ、カタクリ(咲き残り)、ギンリョウソウ、ケマルバスミレ、ゴゼンタチバナ、コバイケイソウ、コミヤマカタバミ、コメバツガザクラ、サラサドウダン、サンカヨウ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、ズダヤクシュ、タケシマラン、タニウツギ、タムシバ、チングルマ、ツガザクラ、ツクバネウツギ、ツバメオモト、ツマトリソウ、ツルシキミ、ノウゴウイチゴ、ハクサンチドリ、ヒメサユリ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ミヤマオダマキ、ミヤマハタザオ?(大朝日小屋前)、ミヤマカラマツ、ミヤマキンバイ、ミヤマスミレ、ムラサキヤシオ、ユキザサ、リュウキンカ

  おしまいに、「花の名前」のことを書くといつも思い出す川合千鶴子さんの短歌を道々ご紹介しましたが、参考までにここにアップしておきます。

   花の名前 聞きては忘れこのごろは 聞くこともなし 美しければよく


  私が大好きな朝日連峰を楽しんでいただけましたか? 百名山を目指されている方が多かったようですが、「大朝日岳はこれで終わった」などとおっしゃらず、別の季節に、今度は「葉っぱ塾」のお客様としておいでくださることを願っています。移動や宿泊のことなどなんなりとご相談ください。楽しい一日を共に過ごすことができました。ほんとうにありがとうございました。

happajuku at 06:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2011年06月24日

雨の中、「アウトドア義援隊」集結中

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<わが家の畑のギガンチウムの花>


  山形は昨日一日、県内ほぼ全域に大雨洪水警報が出されるほどの雨に見舞われました。幸いこのあたりは被害はありませんでしたが、浸水、列車の運休などがありました。梅雨前線が長々と日本列島を横断し、今日の前半までは警戒が必要のようです。

  雨で心配しているのが東松島で活動している「アウトドア義援隊」です。22日から28日まで、「強化週間」とのことで、この週末を中心に、遠くは大阪から今も東松島を目指しているグループがあります。大阪からだと900キロぐらいあるようです。

  先週末、スクールインタープリターの仲間と東松島を訪れたのをきっかけにして、現地のボランティアに関係している人たちのメーリング・リストに加えてもらいました。さまざまな情報交換がなされていて、別々の動きをしているようであっても、復興への思いのベクトルは同じ方向を向いていると感じています。今後、いろいろな連携ができるかもしれません。

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<「アウトドア義援隊」宣伝ポスター>


  地域のあちこちに宣伝ポスターを貼ったことで、かなり出動要請がきているようです。今後まだまだ仕事はありそうですが、雨と暑さが懸念されます。無理せず、安全第一でいきましょう。

  昨日気づいたのですが、このブログを始めてから昨日でちょうど2000日目でした。これまでの訪問者は92000名を超えています。いつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


happajuku at 05:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 葉っぱ塾からのメッセージ

2011年06月23日

夏至の日の田んぼ

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<こちらは葉っぱ塾の田んぼ>


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<こちらはお隣の田んぼ>


  きのうは二十四節季のひとつ「夏至」。その前日にこちらも梅雨入り宣言があったのですが、22日は気温が30度を超え、蒸し暑い一日でした。

  夕方近くなって、白鷹町のNさんのところに写真を届けに行った帰り、田んぼに寄ってきました。田植えから2週間あまり。「葉っぱ塾の田んぼ」のイネたちは、元気に育っていました。植えたときのなんとも頼りない姿に比べると、小さいながらシャキッと独り立ちしているような風情です。

  あぜ道隔てたお隣の田んぼは機械植えの田んぼです。比較のためにほぼ同じ角度で写真を撮ってみましたが、違いがわかりますか? 緑の色合いが少し淡いですね。それに「葉っぱ塾」のほうは株間の間隔がやや広いのです。もう少し育つと、こうした違いはいっそうはっきりしてきます。

  梅雨の季節の後の夏の天候が、大きく作柄に影響してゆきます。どんな夏になるのでしょうか。


happajuku at 05:21|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2011年06月22日

☆本日第2信 「アウトドア義援隊」平日出動中!

  東松島市で活動している「アウトドア義援隊」は、いつもなら週末に人が集まるのですが、今週は「取り組み強化週間」とのことで、今日10名ほど現地に行っています。

  まもなくカナダへの留学(?)を控えた長野のKさんも、名残を惜しんでか、夜通しかけて現地入りしたようです。隊長のHさんも、お休みとったのか、私が紹介した若者を連れて出かけています。

  今日は夏至。昨日山形は梅雨入り宣言があったのですが、きょうは朝から蒸すような暑さ。こんな中での作業は大変だと思います。熱中症対策に、隊長は瞬間冷却材を購入して備えています。皆様からの募金でいろいろ購入できてありがたいです。

  今週末、仙台でモンベルの「フレンドフェア」というのがあるのですが、みなさんそれにも顔を出したくているようです。

  作業の内容は泥上げや床下掃除など大変なことばかりですが、こうして年齢性別に関係なく、近くから遠くから何かしたいと駆けつけてくれる彼らを動かしているものは何でしょうか。

  「葉っぱ塾」では、こうしたボランティア活動にかかる様々な経費を皆様からの募金でまかないたいと考え、呼びかけをしています。現地においでになれない方は、資金提供でお力添えください。自分でできることを無理せずに。これがボランティアの基本かもしれません。これでに、土嚢袋、スコップ、土嚢袋スタンド、マスク、ドブ板移動器具などを購入して活動に生かしています。


  【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

     郵便振替口座   02420−5− 19722

     加入者名      八木文明

      ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。


happajuku at 13:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

作物を育てる

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<ダイコンの葉>

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<実った小さなキュウリ>


  今年、畑のことをいろいろやり始めました。今まではずっと父に任せていたのですが、今年86歳になる父はもう自分で畑をやろうとしなくなりました。

  4月末から、少しずつ草を取ったり畑を耕して畝をつくったりして、何種類かの種をまき、苗を植えてきました。ダイコンがだいぶ葉を広げ、土からのぞく「根」も直径3,4センチほどの太さになっています。ジャガイモの薄紫色の花が咲き始めました。キュウリも最初の1つが大きくなり始めています。

  雑草たちが驚くような勢いで勢力を伸ばしていますので、それに負けないように作物を世話するのはなかなかたいへんです。毎日畑に出るようになると、これまで気づかなかった植物や、葉っぱにいる虫たちに目が向くようになります。

  ナス、コマツナ、チンゲンサイ、カブ、トマトなど植えてあります。これからどんな成長をしてゆくのか、久しぶりに、子育てをしているような気分で見守っています。


happajuku at 04:46|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2011年06月21日

☆本日第2信 モンベル辰野会長講演会、山辺で

  「アウトドア義援隊」で何度かお会いする機会があったモンベルの辰野会長の講演会が、山辺町で開催されます。震災の前から決まっていたものです。この講演会を主催しているのは TAIKEN堂 というグループ。そのHPから案内を転載いたしました。


       夢と冒険
    〜生きる力を育む野遊びのススメ〜

7月8日 (金) pm7:00〜 山辺町中央公民館  ¥1500


※お問い合わせ edyamabe@town.yamanobe.yamagata.jp



■講師:株式会社モンベル代表取締役会長 辰野 勇(たつの いさむ)

  1947年、大阪府堺市生まれ。少年時代にハインリッヒ・ハラーのアイガー北壁登攀記「白い蜘蛛」に感銘を受け、以来山一筋の青春を過ごす。69年にはアイガー北壁日本人第二登を果たすなど、名実ともに日本のトップクライマーとなり、70年には日本初のクライミングスクールを開校。75年に登山用品メーカー「株式会社モンベル」を設立。この頃からカヌーやカヤックに熱中し、第3回関西ワイルドウォーター大会で優勝。以降、グランドキャニオンやユーコンなど世界中の川に足跡を残す。91年には日本初の身障者カヌー大会をスタートさせるなど社会活動にも力を注ぎ、びわこ成蹊スポーツ大学客員教授、文部科学省独立行政法人評価委員会など、野外教育の分野においても活躍。このたびの東日本大震災では、「アウトドア義援隊」を組織し、被災地の復興支援活動に取り組んでいる。


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思いをつなげる橋になる

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<「OUTWARD」表紙>


  天童での1か月にわたる「アウトドア義援隊」の緊急物資支援活動を終えてしばらくしてから、モンベル本社広報のNさんから、モンベルクラブ会員に配布する会報に報告を書いてほしいとの依頼がありました。文章をまとめ、写真とともにお送りしたのですが、「会報ができあがりました」と先日送ってくださいました。

  モンベルクラブの会員は全国に30万人近くおられるそうです。たくさんの方々に私たちの活動を知っていただけるのは嬉しいことです。

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<記事のページ>


  ここに書いたように、私たちの活動は、被災地の避難者の方々と、全国の支援者の方々を橋渡しするという役割でした。あの段階で必要なのは、お金ではなく、食料であり、衣類であり、医薬品であり、生活必需品でした。全国から寄せられた物資を可能な限りスピーディに現地に届ける。すばらしいチームワークの中でボランティア活動ができたことを、今改めて振り返っています。

  あのときのチームとしてのつながりから、現在は東松島市を中心とする現地の復旧作業を行なう活動へとつながっています。新たなメンバーも加え、週末を中心に活動を行なっています。この活動にはどなたでもご参加いただけます。ご希望の方はご連絡ください。責任者に取り次ぎます。

  

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2011年06月20日

気になる被災地間格差

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<多賀城市の避難所の掲示>


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<人形劇に見入る子どもたち>


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<ミニチュア・ハットづくりに取り組む男の子>


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<宮戸島子ども祭りに参加>


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<若い保育士さんたちも参加>


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<子どもたちが描いた“Tシャツ”>


  スクールインタープリターの仲間たちとの被災地訪問の2日目は、毎回訪れている多賀城市と、今回初めて訪れた東松島市の宮戸島でした。

  多賀城市では仮設住宅への入居がかなり進んでおり、避難所はかなり避難者が減っていました。毎回訪問しているある避難所では、子どもたち向けの人形劇や、大人も楽しめるミニチュア・ハットづくりを提供しました。「今日これから仮設に引っ越します。」と、顔見知りになった年配の女性が挨拶をしてくださいました。さまざまな思いが交錯してか、涙ぐんでおられました。

  仮設に入れば入ったで、その後の生活への不安は大きく、さらに震災をきっかけに仕事を失った方は、今後の就労についての問題も抱え、前途は本当に多難です。

  出かける前日、登録しているフェイスブック経由で、東松島市内の宮戸島で子ども祭りがあるとの情報を得ていました。「アウトドア義援隊」で活動している地域から少しだけ足を伸ばせば行けるところでしたので、急きょ訪問することにしました。

  ここは、外洋に向けて突き出た半島で、津波の被害がとても大きかったところです。かろうじて残った橋を渡り、デコボコの悪路を通って会場へと向かいました。

  初めてお会いする主催者のOさんは、私たちの参加をとても喜んで迎えてくれました。多くのボランティアがそれぞれ得意の分野で地元の子どもたちに楽しいひとときをプレゼントしようと集まっていました。

  私たちのブースにミニチュア・ハットづくりに訪れた女性たちがあまりに明るいので、一緒に訪問した仲間のMさんが驚いて、「お強いですね」と話しかけると、「何もかもなくなったから、もう笑って開き直るしかないの」とのこと。ここでは、まだ仮設住宅はまったくできてはおらず、被災者は全員不便な避難所で生活しておられるとのこと。「遠くからこうやってきてくれるあなたたちがいるからがんばっていられます」との言葉に励まされたのは私たちのほうでした。


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2011年06月19日

待っていてくれた子どもたち〜山元町で

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<自分で作ったミニチュア・ハットを手にする女の子>


  スクールインタープリターの仲間たちと山元町の二つの避難所をまわりました。

  午前、午後それぞれ1か所ずつでしたので、準備したミニチュアハットづくりなどにゆっくり取り組むことができました。

  先週あったばかりだったこともありますが、「あ、ヤギおじさんだ!」と声をかけて集まってくれました。

  仮設に移る被災者がおられる一方、避難所に残らざるをえない方がおられます。仮設に入れば、以降の生活は全て自分で負担しなければなりませんが、経済的な理由でそれが困難な人がおられるのです。

  犠牲者への弔慰金や義援金もまだ支払われていないとのこと、対応の遅れが気になります。

  今日は多賀城、七ヶ浜などを回る予定です。

  昨夜もやや強い地震があった仙台ですが、いいお天気です。


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2011年06月18日

「アウトドア義援隊」東松島6.16〜6.17写真報告

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  天童でも長期で活動してくださった大阪のKさんと一緒に1日半、東松島市東名(とうな)で作業してきました。主に側溝の泥上げです。ボランティア・センターでは個人の住宅の片付けなどはするのですが、こうした公共的な部分は手付かずになっています。作業しているKさんの左後方の住宅は、片づけが全く行われていません。もう一度住むというつもりがないのかもしれません。


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  こんなチラシが準備され、地域の何か所かにも掲示されています。これをみて、仕事の依頼をくださる方も出てきています。「アウトドア義援隊」の活動が、地域の方々に浸透し始めています。


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  1階部分が水没するほどの海水につかったこのあたりでは、植え込みなどが軒並み枯れていますが、不思議とランの仲間は元気です。スズランや、この写真のシランなど、あちこちのお宅で見ることができました。塩水に強い性質なのですね。


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  まだ明るいうちに夕食になりました。西の空が美しく染まるのを眺めながら、Kさんと語らいました。Kさんは2週間ほど滞在するとのことですが、帰るとすぐに結婚式の司会を頼まれているそうです。Kさんは司会を引き受ける代わりに、北海道だった新婚旅行先を、宮城でのボランティアに変更せよと迫ったそうです。新婚さんたちがこの被災地に現れることになるようです。


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  日がとっぷり暮れるとランタンの灯りが暖かな光を発し始めます。テントサイトのあちこちで、交流の輪が広がりますが、みな作業の疲れもあるのか、早めの就寝です。

  前回から3週間ぶりに訪れてみると、ずいぶん片づけが進んだとは感じます。しかし、もし初めてここに来た人が見たら、まだまだ驚くような状況もあります。二人で側溝の泥上げをしていると、一日で30mか40mできればいいほうです。土嚢袋で150袋ぐらいになります。水が流れないと、これからの季節、ボウフラが発生したり、不衛生な状況になってしまうことが懸念されます。

  被災地での人手は、まだまだ必要です。


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2011年06月17日

二度目の東松島

  昨日から東松島に来ています。「アウトドア義援隊」の活動に週末に参加することができないので、平日の何も予定のない日を見計らってのボランティアです。

   天童で一緒に活動した大阪のKさんが先週からおいでになっていて、合流して活動しています。

   地域の人たちからの信頼を得てきていることを肌で感じます。参加する仲間たちの真摯な態度が地域の方々から好感を持って受け入れられているのでしょう。 市内のテントサイトの駐車場には全国からボランティアがおいでになっています。車のナンバーは次の通りです。

  札幌、沼津、山梨、京都、なにわ、三河、浜松、横浜、八王子、習志野、愛媛、相模、名古屋、那須、鹿児島、伊豆、所沢、多摩、長野、岐阜、富士山、神戸、宮城、そして山形。

  皆さんもおいでになりませんか?


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2011年06月16日

祝瓶山長井側ルート開通!

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<木地山ダム湖畔からの朝の祝瓶山>


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<たくさん咲いていたイワカガミ>


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<右奥が大朝日岳>


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<咲いていたヒメサユリは2輪だけ>


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<アカハナ尾根から見る祝瓶山>


  15日、祝瓶山に行ってきました。祝瓶山登山口に長井側から入るルートが先週末、10日にようやく冬季閉鎖が解除になりました。ダム工事事務所あたりから新しい道路に入ることになりますので、標識をご覧ください。

  登りは東壁直登ルート、下りはアカハナ尾根経由で周回しましたが、雪の上を歩くことはありません。また、山頂で小国側からの登山者と会いましたが、そちらもルートに雪はないそうです。ただ、山頂手前の急斜面は、かなり浮石が多く、グループで登るときには落石に要注意です。

  イワカガミがたくさん咲いていて華やかでした。ヒメサユリはつぼみのものはたくさんありましたが、咲いていたものは2輪だけでした。これからです。

  「葉っぱ塾」では22日と26日、祝瓶山への登山を計画しています。ぜひご参加ください。「ただ今募集中の企画」で要項をご覧いただけます。祝瓶山の美しい山容を楽しめるよい機会です。


happajuku at 04:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2011年06月15日

『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第7番』

青い地球の写真


 このブログにいつも温かいコメントをよせてくださる友人のきよこさんが「仙台でもありますよ」と教えてくれた上映会に、13日行ってきました。龍村仁監督が手がけたこの独特のドキュメンタリー作品を見ることで、これまでもいろいろな出会いやインスピレーションがもたらされていました。自主上映でしか見ることができないので、なかなか機会に恵まれませんでしたが、ようやく実現しました。

  この映画の製作にかかる費用の一部を、ほんの少しですが協力していたこと、また、千葉に住む大切な友人が、映画の裏方としてボランティアで関わったことなどもあり、映画そのものとは別の意味でも楽しみだったのです。

  会場がまた良かった。仙台市長町駅近くにある「びすたーり」というお店は、民家を改装して営む、コンサートや芝居も楽しめるレストランでした。50名だけ入れる小さな会場の一番前で見てきました。

  このシリーズでずっと変わらないスタイルは、世界の様々な分野の第一線で活躍する何人かに焦点をしぼり、その活動や、メッセージを淡々と伝えるというもの。派手な演出はないけれど、映像の美しさ、そして音楽の選択の素晴らしさに、いつも感嘆します。

  今回の出演者は3人+1。「+1」の部分は、人ではなく、日本古来の神道が、この作品を通じて随所に取り上げられていることのつもりです。

  環境教育家の高野孝子さん。犬ぞりとカヌーによる北極海横断を成し遂げ、その様子を衛星通信を駆使して世界の子どもたちに発信した方です。ふるさとの魚沼で、子どもたちの体験活動などもやっておられます。「昔の叡智は、未来の科学」というタイトルのこの章は、比較などしたら失礼になるかもしれませんが、私の「葉っぱ塾」の活動もまた、ささやかながら同じ方向を向いている、と大いに励まされる内容でした。

  世界に冠たる自転車レース、ツール・ド・フランスに、ヨーロッパ人以外では初めて優勝を成し遂げたグレッグ・レモンさんの章は、「自転車的未来へ」でした。優勝直後に猟銃の事故で瀕死の重傷を負いながら、3年後に見事にカムバックして優勝。奇跡とまで言われたその背後には、意識的に自然とつながろうとする彼の心の世界での前向きな関わり方がありました。「われわれ一人ひとりは、皆地球の大きな生命が進化する過程で生まれたひとときの姿なのです。」と語っています。

  医学博士、アンドルー・ワイルさん。現代の薬漬けの医療に疑問を感じ、人間が本来持っている「自発的治癒力」を大切にした活動を展開している方です。「私たち一人ひとりが、ほんの少し生き方を変えるだけで、その影響は地球環境に現れます。私たち一人ひとりが、自分の場、自分のやり方で一歩踏み出すことによってのみ、地球規模の変革が起こる。」というメッセ−ジは、今のこの日本の困難な状況の中に置かれている私たちに、深く問いかける言葉でした。

  素晴らしかった数々の音楽の中で、吉野大地さんに「再会」しました。数年前、ピアニストのウォン・ウィンツアンさんのライブにお招きを受けたとき、ウォンさんが素晴らしい声の持ち主として紹介されたのです。今回は、ウォンさんが監督に自ら彼を紹介し、この映画の中で使われたとパンフレットにありました。『光をあびて』という曲が、映画の中では2度使われていますが、最後の場面で、人工衛星から撮影した青い地球の映像とともに流れるシーンは圧巻です。

  このシリーズを見るといつも励まされます。いつもマイナーな立場にいることで心細くなるとき、世界の変革はそうしたごく少数の人々から生み出され、広がっているということです。人と比較しようとしてかえって落ち込むようなとき、この映画から受けたメッセージを思い出そうと考えています。目の前にある一つのハードルを、ていねいに乗り越えてゆく。自分の道はそのことによってしか開いてはいかない、と。

  ■『地球交響曲第7番』公式HP


happajuku at 04:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 本・CD・映画などのレビュー | 地球交響曲第3番

2011年06月14日

☆本日第3信 ネットで見つけた詩一編

  仙台市内に住む小6の少女が、祖父母の住む山元町を訪ねたことをきっかけに書いた詩とのことです。



  ない


        岩見夏希




    見わたせば



    なにもない



    そこにあるはずの



    風景



    思い



    ぜんぶない



    でも



    そこにあった



    ものをとりもどす



    ために



    がんばっている



    ぼくたちには



    まえとはちがうが



    必ずいいものが



    帰ってくるだろう


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  子どもたちに「いいものを帰す」のは、私たちの役目です。


happajuku at 19:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

☆本日第2信 田植えから一週間〜葉っぱ塾の田んぼ

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<葉山を映す葉っぱ塾の田んぼ>


  田植えから1週間たった13日早朝、ジョギングを兼ねて田んぼに行ってきました。弱弱しかった淡い緑色の葉が、長さはそう目立って伸びてはいないものの、しっかりと空に向かってしゃきっと立っていました。

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<近づいてみると・・・>


  植えられたイネに近づいてみると、あちこち虫に食われているようです。ちょっと心配。水面にはアメンボウがすいすいい泳ぎ、カエルもたくさん見られました。さすが「生物多様性田んぼ」です。

  写真をとって農道をゆっくり走っていると、遠藤さんの青い軽トラがやってきました。イネミズゾウムシも発生しているそうで、心配しておられましたが、有機肥料を前日与えてくださったそうで、「もう一週間するとだいぶ様子が変わってくるはず」と語っておられました。

  まだ本格的な梅雨には入っていない山形です。


happajuku at 11:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

「アウトドア義援隊」11日〜12日の活動報告

  先週末、東松島市内で活動した様子を、メンバーの一人Kさんが報告してくれました。

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<津波で浸水した家屋〜5月>

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【東松島かんたん報告】

  今週末参加の皆様、雨と思えば晴れ、気温も上がると目まぐるしく変わる天候のなか、一生懸命活動してくださり、ありがとうございました。

<11日:参加人数=25人>
・鈴木さん宅の床あげ・泥出し
・畑のヘドロ清掃
・側溝ドロ出し

<12日:参加人数=22人>
・田島さん宅の高圧洗浄
・畑のヘドロ清掃
・側溝ドロ出し


  個人宅の案件は減少傾向も、畑(空地)の清掃や側溝清掃はいくらでもやるべき場所あり。また、自治会消防団に話を聞いたところ、ボラセンに頼んでいなくとも手伝いを要する個人宅や、持ち主が亡くなったりして手がついていない土地などもあり、ニーズはまだ多い模様。義援隊メール、オカリナと早ねぇの番号、ハカセ制作のチラシ数枚渡してきました。

  また、有償案件で、大工のニーズがかなりあるようです。知っていたら是非紹介してほしいと頼まれたので、心辺りある人はレスください。

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   「葉っぱ塾」ではこうしたボランティア活動を継続してゆくために、「ボランティア支援募金」を呼びかけています。できるだけ多くの方が今回の震災に何らかのつながりを持てるように、との願いもこめています。

   郵便振替口座  02420−5− 19722

   加入者      八木文明

   通信欄に「ボランティア支援」と記入ください。


happajuku at 04:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2011年06月13日

☆本日第2信 先週末の被災地活動写真レポート

  スクールインタープリターの仲間たちと、11日から12日、宮城県山元町、多賀城市、七ヶ浜町に行ってきた際の写真をアップいたしました。


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<ライアの音色に耳を傾ける山元町の子どもたち>


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<工作に取り組む5歳の女の子>


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<すそ上げおじさんともお会いしました。>


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<子どもたちの写真を撮ってプレゼントするプロ写真家も>


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<『さんぽ』でダイナミック手話体操!>


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<多賀城市の市民活動サポートセンターで関係者と懇談>


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<工作に登場したヤギおじさんとホンダさん>


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<避難所でご一緒した保健師さんたちは岡山からの派遣>


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<学生ボランティアも真剣に工作に取り組んでくれました>


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<入居始まった七ヶ浜町の仮設住宅>


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<基礎しか残っていない場所に、縫いぐるみが集められていました>


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<津波被災地にしっかり咲いていたゼニアオイ>


  IPNET−JのHPにある下記のブログ記事も参照ください。

  6月11日、山元町の避難所へ


  6月12日、多賀城市、七ヶ浜町の避難所へ
  





happajuku at 09:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | スクール・インタープリター

体験を聞く〜七ヶ浜町で

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<七ヶ浜町の避難所での茶話会>


  スクールインタープリターの仲間たちとの被災地訪問二日目最後は、私にとって初めての七ヶ浜町の避難所でした。地域の公民館や老人センターなどが一緒になった公共施設を訪ねました。

  一週間前から、その施設のすぐ前に建てられた仮設住宅への入居が始まり、一時は400人ほどもいたという被災者は40名あまりとなっていました。私たちが茶話会の準備をすると間もなく3名の女性が、そしてしばらくして、炊き出し前の2名の女性がおいでくださいました。

  同行したNさんが奏でるライアの音色に導かれるように、最初の3名の女性はご自身の体験をさまざまに語ってくださいました。

  言葉に訛りがないなと感じていた物静かな女性は、80歳にはとても見えません。やはり東京のお生まれだとのこと。食品店を営んでいたそうですが、「ほんとにぜ〜んぶなくしました」とのこと。いったん避難し、家に戻ろうとしたときに、強く止められたそうです。もし戻っていたら命はなかったのだとのこと。高さ20mの津波の白い波頭が近づくのを高台で見ておられたそうです。その高台も波に飲まれそうになり、さらに避難したと語っていました。

  一番話をしてくださった方は70歳。民宿をやっておられたようでした。28歳のときに、ご主人を船の事故で亡くしておられます。当時3歳と1歳だった娘さんを一人で育ててこられたそうです。娘さんたちはすでに結婚し、お孫さんもおられるとのこと。

  地震直後に隣家の方に避難の声をかけられ、何とか難を逃れたそうですが、町内会の会費を預かっていたのを取りに戻ろうとしたが制止されたことを繰り返し語ってくれました。

  ご主人が最後の船出をするときに、二人の名前を書いた表札を作ったのだそうです。「新居ができたら掛けよう」と。ご主人はそのまま帰らぬ人となり、表札は仏壇に置いてあったそうですが、捜索の自衛隊員がそれを見つけてくれたことを、いとおしむように話されました。

  もうお一人は、傾いた自分の家に、今でも住んでいるとのこと。石巻のご親戚が何人か亡くなられたそうです。「家にある様々なものと離れては暮らせない」とのことでした。

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<七ヶ浜の津波の爪あと>


   子どもたちと遊びの時間を持つというのがメインと考えてはいたのですが、こうやってお年寄りたちのお話をじっくりお聞きする時間を持ってみると、この方たちがご自身のことを語りたがっていることが強く感じられました。後片付けをしてお別れの挨拶をしたのに、去りがたいという風情でその場にとどまっておられ、、「今日からは大広間に私一人だけだ」と、その広間へも案内してくださいました。

   この三人に共通していた「ある雰囲気」。表情はやや微笑みながらお話しされるのに、目が静かに悲しみをたたえていて、どこか遠くに焦点があっているように思えたことです。私たちに語りながらも、ただご自分に話しかけているようにも思える不思議な雰囲気を持っておられました。

   仙台市に向かうとき、海端の道を通ってみました。津波の爪あとがまだそのままに残っている一帯で車を止めました。三人の女性のお話とこの眼前の風景が重なりあったとき、目頭が熱くなるのを抑えることができませんでした。


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2011年06月12日

雨のち晴れの山元町で

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<山元町の避難所で子どもたちと『さんぽ』に合わせて踊る>


  大震災からちょうど3ヶ月めの日、スクールインタープリターの仲間たちと共に、宮城県の山元町の避難所を回りました。

  私が前回訪ねてから1ヶ月半。体育館などにたくさんおられた被災者の方々はずいぶん減っていました。
子どもたちには簡単な工作、お年寄りの方にはライア演奏や歌、そして軽運動などを提供しました。

  お茶とイチゴも持参したのですが、一人の女性から「ああ懐かしい。あの日もイチゴの畑にいたんです。この3ヶ月で初めて食べます。」としみじみ言われました。山元町はイチゴの一大生産地だったのです。

  昨日仙台についてすぐ、そして先ほどにも地震がありました。海岸近くを走るとまだまだ津波の爪痕が痛々しい状況です。

  今日は多賀城市と七ヶ浜町を回ることにしています。


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2011年06月11日

カルミアとノイバラ

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<カルミアは花もつぼみも華やかです>


  わが家の庭の小さな森に次々と花々が咲き出して、「あれ、こんな花が咲くのか!」と驚くことがあります。今、カルミアというツツジ科の潅木の花が盛りを迎えています。「アメリカシャクナゲ」、「ハナガサシャクナゲ」などという別名もあるようです。花もつぼみもどこか洋風の華やかさがあります。

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<清楚な感じのノイバラ>


  小径をはさんでその向かい側にはノイバラが咲いています。これは栽培されているバラの原種だとのことですが、集まって咲いている分の賑わいはありますが、一輪一輪は清楚な花で、カルミアとは対照的に和風の美を感じます。

  きょう11日は、二十四節季の「入梅」。そしてまた、あの震災から3か月でもあります。「葉っぱ塾」では昨日の記事で。「11日、キャンドルナイトにしませんか?」と呼びかけています。こちらをご覧ください。

  私はこの週末、スクールインタープリターの仲間たちと宮城県内の避難所を訪問してきます。まもなく出発します。弱い雨が降っています。暦どおりの梅雨入りなのでしょうか。

  そうそうもう一つお知らせ。昨日の記事で「アウトドア義援隊」のHさんのことを紹介しましたが、「ブログ見てください」とご本人から申し出がありましたので、このブログの「Links」に追加してあります。芸術系の大学を出られた彼女らしいなかなか素敵なブログで、ボランティアへの思いなどもつづられています。「山形ストラット」をクリックしてみてください。


happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連

2011年06月10日

☆本日第3信 11日はキャンドルナイトにしませんか?

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  明日11日は、大震災から3か月目。まだ8000名以上の方々が行方不明です。明日の夜、可能な方は、電気を消してキャンドルナイトしてみませんか?

  あの震災の日、このあたりはほとんど停電しました。真冬のような寒さの中で不安な一夜を過ごしました。あの日のことを振り返ったり、この夏の電力消費のことを考えたり、それぞれの時間を過ごしてみましょう。そして、静かに亡くなられたたくさんの方々のご冥福を祈りましょう。

  「葉っぱ塾」からの提案でした。


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☆本日第2信 デュオ・ケーナルパ第6回南風のコンサート報告

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※デュオ・ケーナルパのブログより転載



6月7日(火)、デュオ・ケーナルパ第6回南風のコンサート。
これは、3月30日の第4回南風のコンサートの追加公演として
企画されたものです。
会場は、東京オペラシティ3階 近江楽堂。

震災前の2月中に3月公演昼の部/夜の部が売り切れて、
3月初旬には追加公演の開催を決めました。
チラシを作っている最中に震災が起こり、
公演の主旨を変更して開催しました。

5月末には、わたしたちは、
『愛とヒューマンのコンサート委員会』の派遣により、
岩手県の被災地(宮古市、山田町、大槌町、陸前高田市)を
訪ね、避難所などで演奏させていただくという
得難い経験もしました。

被災地演奏のための旅費は、東北から九州までの
日本各地のデュオ・ケーナルパ・ファンの方々からの
カンパでまかなうことができました。
皆さん、本当にありがとうございます。

息の長い支援・・・被災地とそうでない場所の市民との
継続的な関係が、日本を新しい時代に導くと信じています。
これからも時間のゆるす限り、被災地支援演奏も
続けていきます。
応援よろしくお願いいたします。

6月7日公演の報告につきましては、
コンサート・プロデューサーの門馬義夫さんが
こちらにまとめてくださいました。


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漬物屋さんじゃあなかったの?

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<「香味庵まるはち」の内部>


  山形市内のお店については全く疎い私です。昨日は「アウトドア義援隊」の“隊長”を務めてくださっているHさんと昼食を食べながら打ち合わせ。Hさん指定のお店は「香味庵まるはち」というところでした。漬物の老舗ですが、10年ほど前から、レストランにもなっているとのことでした。

  昔の古い道具類がそのまま保存されている内装は、しっとりと落ち着いて、なかなかいい雰囲気のお店でした。

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<これが「香味膳」>


  お店の名前を冠するものが「代表格」かと思い、注文して出されたのがこちらです。ボリューム的には女性向きでしようか。季節によって変化する品があるのかもしれません。

  Hさんは、天童での「アウトドア義援隊」に参加し、それ以降の東松島市内での復旧活動をみなに提案し、まとめ役を買って出てくださっています。こういう役を若い女性が担ってくださると、男性が元気に反応するようで、毎週末は東松島市内でのボランティア活動に10名から20名も参加しています。「葉っぱ塾ボランティア支援募金」の一部を彼女に託し、活用をお願いしたところです。


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2011年06月09日

☆本日第2信 ヒメサユリの大山自然公園

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<大江町や寒河江方面を望む>


  昨日、娘の車購入の商談に付き合いに鶴岡まで出かけた帰り、前から気になっていた大江町の「大山自然公園」に立ち寄ってきました。ヒメサユリを栽培して増やしているとのことを聞いていました。

  「ユリまつり」という幟旗に誘導されるように高台に向かって車を進めてゆくと、公園はその頂上一帯に広がっているようでした。周囲の展望もなかなかよかったです。

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<たくさんのヒメサユリが見ごろを迎えています>


  ヒメサユリは新潟、福島、山形3県の一部の地域にしかない植物です。以前は平地にもあちこちに自生地があったようですが、現在は飯豊、朝日などの山々に行かないと見られないものになりつつありますが、ここは、車で行けるヒメサユリ園ということになります。花は例年よりもやや遅く、今が盛りを迎えていました。

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<朝日連峰の眺望も抜群>

  歩き回ると、それぞれの方角の展望スポットがあり、朝日連峰全体が見渡せる場所、月山を一望できる場所など、眺望にも優れています。

  苦労して山に登ってようやく目にするヒメサユリの美しさには及ばないかもしれません。


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