2011年12月

2011年12月31日

東松島の大晦日

朝、暗いうちに雪の山形を出発し、東松島に来ています。快晴で穏やかです。

なにわナンバーの車もあります。こちらで年越しの義援隊メンバーもいます。


happajuku at 09:42|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2011年12月30日

細く、長く〜カレンダー販売への協力に感謝

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<「難民を助ける会」へ>


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<「ペシャワール会」へ>


  秋以降、このブログを通じても呼びかけてきました「葉祥明“言葉”カレンダー」と「日本フィル“音楽猫”カレンダー」の代金が先日まとまり、例年のように、NGО「難民を助ける会」に45000円、さらに今年は、アフガニスタンで地道な活動を続けている「ペシャワール会」(中村哲さん代表)に5000円を送金いたしました。多くの皆様からお力添えをいただきましたことに、心から感謝申し上げます。

  ニュースでも報道されましたが、10月23日、トルコで大きな地震が発生し、大勢の方が犠牲になりました。「難民を助ける会」は直後に職員3名を現地に派遣し、支援活動にあたっていました。ところが、11月10日に発生した余震で、宿泊していたホテルが倒壊し、宮崎さんという職員が亡くなられました。志半ばで派遣先で犠牲になられた宮崎さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

  今回「難民を助ける会」に送金した募金は、このトルコ大地震への支援活動に使っていただくよう、通信欄に記入しましたことを、皆様にもご理解いただきますようお願いいたします。

  「ペシャワール会」は、医師の中村哲さんが、アフガニスタンでの医療活動と平行して、戦火で失われた緑の大地を取り戻すべく、武器ではなくスコップやつるはしを持って、現地の方々と共に灌漑事業などに取り組んできています。

  今回会から届いた会報の巻頭にある中村さんの『人と和し、自然と和することは、武力に勝る力』というタイトルの文章は、「武器輸出を緩和する」などという政府方針をはるかに凌ぐ説得力で私の心に迫ってきます。

  少額の募金ではありますが、こうした活動に、カレンダー購入にご協力いただいた皆様と共に関わることができることを誇りに思います。

  カレンダー購入による支援は、もう22年目になりました。細く、長く続けるつもりです。来年またお力添えください。本当にありがとうございました。


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happajuku at 06:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | 葉祥明さん関連

2011年12月29日

自宅の周りでスノーシュー!〜雪の晴れ間

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<軒下に落ちた雪>


  年末のうちに60センチもの積雪になることは、このあたりでは珍しいのですが、5日間ほど降り続いた雪も、28日はようやく朝方で止みました。

  屋根に「雪止め」をつけていないわが家では、気温が少し緩むと、屋根のあちこちから雪が落ちてきます。前の冬は大雪で、この軒下の雪が軒先とつながるほどでした。


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<すっかり雪に覆われた庭>


  ついこの間まで落ち葉を集めていたと思っていた庭も、すっかり深い雪に覆われています。手入れしていない庭も、雪化粧をすると少しはきれいに見えるでしょうか。


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<庭木の上にも雪の帽子>


  ほんとうは雪囲いをしてあげるべきなのですが、落ち葉対応でついサボってしまうと、庭木の上にこんなふうに雪が積もってしまいます。「帽子」などと言えば軽そうですが、これで何十キロもあるでしょう。庭木には拷問のようなものかもしれません。


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<田んぼはどこでも歩き放題!>


  重い雪雲に覆われていた数日は見ることのできなかった青空が嬉しくて、スノーシューを履いて田んぼへと歩いてみました。私の正面に見えている山が「長井葉山」です。元日、仲間たちとここに登る予定です。天候はどうでしょうか。


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<用水路には要注意>


  田んぼは広々していて気持ちよいのですが、用水路があちこちに隠れているので、要注意です。クレバスみたいなものですから。このあたりはまだ昔の様子が残っています。たいていは直線のコンクリート水路になってしまいました。子どものころはこのあたりでよく魚獲りをしたものです。

  それにしても、雪とゆるやかな曲線はとても似合っています。しかも「S」。SNOWのイニシャルでしょうか?


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<鳥が描いた南米大陸>


  雪の上にカラスでしょうか、鳥の足跡が残っていました。何だか南米大陸を描いたようでもありますね。吹雪の日には出てこない鳥たちも、好天には外出なのでしょう。

  2日ほど体調を崩していましたが、天候の回復に合わせるように戻ってきましたので、歩き回ることができました。雪の日が多い山形では、青空には特別の価値があります。



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happajuku at 05:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2011年12月28日

「ボランティア支援募金」中間報告〜さらなるご支援のお願い

  5月以降、「葉っぱ塾」につながる皆様に呼びかけてまいりました「葉っぱ塾ボランティア支援募金」の中間報告を申し上げます。多くの皆様から、そして繰り返しご協力もいただき、本当にありがとうございました。いただいたお金を、「今すぐに必要なところ」を重点に使わせていただきました。

  支援のあり方は、時間と共に少しずつ変化してきています。被災地の様子も少しずつですが前進しています。しかし、この災害の規模を考えるとき、全国の皆様が、少しずつそして息長く関わっていただかなければ、真の復興に届かないと感じています。

  子どもさんには、どうか「お年玉」の一部をと呼びかけてみてください。そこから子どもたちの視野が広がる可能性があります。ご友人にもぜひお声をかけてください。一人の人間が多額を負担するのではなく、多くの人々が少しずつ負担するような支援をお願いしたいのです。



■ 葉っぱ塾ボランティア支援募金支出状況


<収入>  ¥ 515,880   (2011年12月26日現在)


<支出>  ¥ 466,693   (2011年12月26日現在)

  ・「アウトドア義援隊」関連   ¥197,396 
       東松島市における「アウトドア義援隊」による被災民家の
       復旧等の支援関連経費

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  ・野崎さくらさん           ¥30,000
       被災地の子どもたちの活動支援 (東松島市)

  ・桝野正博さん           ¥20,000        
       福島の子どもたちの活動支援のための「地球交響曲」チャ
       リティ上映会準備金(金沢市)

  ・「毎週末山形」関連        ¥5,447         
       福島からの一次避難者のレクリエーション活動支援(山形
       市)

  ・IPNET−J関連         ¥12,390         
       スクールインタープリターによる避難所訪問活動支援(宮城
      県内各地)

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  ・川村隆弘さんの活動へ     ¥80,000        
       自宅避難者への石油ストーブ購入費用支援(東松島市)

  ・被災者への直接の支援    ¥64,450        
   物資購入
   果物、野菜、餅などの食品を東松島市内の被災者へ

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  ・ボランティア・バス支援     ¥50,000       
      「日曜奉仕団」による陸前高田への民間ボランティアバス
             運行支援

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  ・事務的経費             ¥7,010      
     宅配便送料、郵送費、手数料等   

    ***************** 

  「葉っぱ塾」では引き続き「ボランティア支援募金」を呼びかけます。被災地への支援は多様になってきており、今後も継続が必要です。下記の郵便振替口座にできれば1000円単位でご送金ください。

【郵便振替口座】  02420−5− 19722

【加入者名】     八木文明

 ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。
  
 


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2011年12月27日

「皇室御献上の浜」サポーターズ・クラブ

皇室献上の浜トップ写真

<宮城県漁協矢本支所のみなさん〜HPより>


  「葉っぱ塾」として東松島を訪問したのは11月中旬のことでした。夏のデュオ・ケーナルパの被災地訪問演奏においでくださった宮戸島の仮設の方々に、山形のリンゴやラフランスをお届けしたのでした。そのとき初めてお会いした太田さんという千葉出身の青年が付き合ってくださったのです。

 彼がわざわざ千葉から東松島に移り住んで、どんなことをしているのか、詳しいことはそのときは尋ねることもなかったのですが、「皇室献上海苔」を生産してきた東松島市大曲浜の復興に関わり始めていたことを、最近になって知りました。彼が中心になって立ち上げたHPがありますので、そちらを参考にご覧ください。

  「皇室献上の浜ホームページ」


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<津波の被害大きかった大曲付近(11月下旬)>


  私が初めて大曲浜付近の惨状を見たのは11月の下旬のことでした。壊滅的な爪あとが残るそのあたりが、新しい住宅街であったこともわからないほどでした。その時点でも私はかつてその周辺が良質な海苔を生産する豊かな海であったとは知らないでいました。

  大きな災害からの復興ということにはいくつかの段階があります。災害直後の緊急支援という段階はすでに終わり、住民の方々の生活基盤をどう復活させてゆくのか、という大きな課題が横たわっています。私たち外部の人間が「支援」というとき、そうした復興のステップに合わせるということも必要になってきます。

  24日に東松島を訪ねたとき、HPで見た「サポーターズクラブ」というのに加入しようと、太田さんに1万円を託しました。そうしたら何と、私が第1号だったということでした。これがきっかけになって「葉っぱ塾」としての活動も海へと広がってゆくかもしれません。漁協の方々とお会いできる日も近いだろうと思っています。

  サポーターズクラブ入会については、HPをご覧になってください。太田さんの益々のご活躍を心から応援しています!


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2011年12月26日

寒波続く

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<雪に耐える柿の実>


  昨年に続きクリスマス寒波となりました。昨日から今朝にかけても雪が降り続き、このあたりの積雪は50センチを超えたようです。

  降ったばかりの雪は軽いので、軽いうちに片付けようと、昨日は日中から夜に入るまで4回ほど雪かきをしましたが、それがいったい何だったんだ、と思えるほど今朝も積もっていました。

  5888歩。これは朝の雪かき作業で行ったり来たりした万歩計の歩数です。朝のうちにけっこう稼いでしまいました。


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<雪降りしきる>


  上の写真は家の玄関付近ですが、地下水をくみ上げて水で雪を解かしています。しかし、水の出が悪くなっていて、きれいに消えてくれません。

  近所の家より早起きした分、お隣やお向かいの家の分も少し除雪しています。わが家が留守のときなどは、屋根から落ちた雪を隣家の人が片付けてくれたりするので、お互い様なのです。

  寒波は明日までということのようです。路面は圧雪凍結でツルツルです。通勤の方はお気をつけて。


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happajuku at 06:54|PermalinkComments(3)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2011年12月25日

☆本日第2信 メリークリスマス!

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<わが家にサンタさんから届いたケーキ!>


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<昨夜灯した「キャンドルリンク」の双子キャンドル>


  サンタさん、わが家にもやって来ました! 何と届いたのは東松島市「ジュリアン」のクリスマスケーキでした! 昨夜は「キャンドルリンク3.11」で作ったキャンドルを灯し、復活の真央さんを見て、ぐっすり。サンタさんには気づきませんでした。

  みなさんの家にもサンタさんがきたことと思います。クリスチャンでもありませんが、このささやかな幸福がとりわけいとおしく感じられる今年のクリスマスです。


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happajuku at 05:34|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

東松島の未来を担う二人の若者

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<奥松島は冬の好天>


  24日朝、ここ長井市では20センチあまりの雪が積もり、久々の本格的な雪かきをしました。この日に東松島で予定されていたフリーマーケットがあまりの寒さのために中止とのことでゆっくり朝食を食べていたところ、フェイスブックで交流している現地の太田さんが「東松島は快晴です!」などと書き込んだものですから、急にむずむずしてきました。

  連絡をとってみると時間が取れるとのことでしたので、9時過ぎに家を出発。山形市内に入ると道路に雪はなく、同じ山形でもこうも違うかと感じながら高速へ。高速の渋滞もなく昼過ぎに、宮戸島の尾形さん宅に到着。ここで太田さんとも合流しました。


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<海の幸たっぷりの昼食メニュー!>


  太田さんとは11月に「葉っぱ塾」として宮戸島の仮設住宅に果物を届けたとき初めてお会いしていました。千葉から東松島に転居し、この地に根を張って本格的な復興支援を行なおうとしている若者です。彼は現在、津波で壊滅的な被害を受けた大曲浜の漁協の方々とともに、その地にもともとあった漁業や海苔の生産を復活させたいと動いています。彼が中心となって立ち上げたHP「大曲浜」を参考にご覧ください。

  いっぽう尾形さんは、昨年7月に私がスクールインタープリターの仲間たちと訪れた宮戸島の「子ども祭り」の仕掛け人だった方です。その後いろいろな形で交流を続けていました。8月には彼が中心となって東松島に2万人以上の人を集める一大復興イベントが開催されました。

  そんな二人とこれからの支援のあり方について語りたくてこの日は出かけて行ったのです。尾形さんのお母様に、海の幸たっぷりの豪華な昼食をいただきました。新鮮な牡蠣フライや海苔の佃煮などは、海を間近に生活するのでなければ味わうことはできないものでした。


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<仮設住宅での餅つきに参加>


  この日は、「アウトドア義援隊」にも参加してくださった徳島の正木さんという方が、徳島の仲間たち26名で市内の仮設住宅を訪問しておられ、餅つきやクリスマスケーキの配達を行なっているとのことでしたので、昼食のあと3人で出かけてみました。徳島から90キロの餅米、臼、杵なども持参しての餅つきがにぎやかに行なわれており、私たちも参加。


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<イクラがのったお雑煮>


  素晴らしいと感じたのは、仮設住宅の方たちが一緒に動いておられたことです。出されたお雑煮にはイクラが乗っており、これまた海で生きている人たち独特のものでした。


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<徳島からのサンタさん>


  徳島からのボランティアの方々は手分けして、餅やケーキを仮設の方々に配っておられました。クリスマスと正月が一緒に来たようなものですから、受け取る方々も笑顔でした。


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<宮戸島の夕暮れ>


  昼食のときから私たち三人で話し合っていたのは、東松島全体の長期的な復興のことでした。現在様々な形で行なわれている支援活動は、それはそれで現地の方々に必要とされ、復興になくてはならない効果を持っています。しかしもう一方では、そこにもともとあった産業、それに関わるたくさんの人々の雇用の問題は、将来にわたっての大きな課題です。

  地域の人たちの視線がどうしても自分のすぐ周囲にしか届かない傾向がある中で、太田さんのように「外」から入った人間がコーディネーター的な役割を担って、地域全体の復興という視点で動いてゆくことはとても大切なことではないかと私は思っています。


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<奥松島の将来を語る二人>


  もちろんこの地域全体の復興が私たちだけでどうにかなるものでもありませんが、遠くを見つめることは大切なことです。「外」から来た太田さん、この地に生まれ育った尾形さんが、人々のネットワークを生かしてこの地域の未来を創り上げてゆくことに、「葉っぱ塾」がちょっとだけでも関わることができるのであれば光栄です。

  三人で、宮戸島の「薬師堂」を訪ねました。夕暮れが迫る奥松島の海には海苔の筏が浮かんでいました。この海に子どもたちの歓声や、地元の方々の笑い声が聞こえる未来を想像していました。


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happajuku at 05:07|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2011年12月24日

特別なクリスマスに灯るキャンドル

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  きょうはクリスマス・イヴ。ちょうど寒波がやってきて、ホワイトクリスマスになりました。

  「キャンドルリンク3.11」がよびかけて取り組んだ双子のキャンドルは、最終的には3100本を超えると安藤さんから連絡がありました。

  今夜、被災地の仮設住宅や、福島から避難しておられるご家庭にキャンドルが灯ります。

  これまで過ごした何回、何十回のクリスマスと違った気持ちで迎える特別なクリスマス、という思いの方が多いのではないでしょうか。

  子どもたちの笑顔がはじけるひとときがそれぞれの家庭でもたれますように。



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happajuku at 06:16|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 葉っぱ塾からのメッセージ

2011年12月23日

デュオ・ケーナルパ、クリスマスコンサート写真報告

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<会場入り口進む準備>

  21日、東京オペラシティ内にある「近江楽堂」で開催されたデュオ・ケーナルパのクリスマス・コンサートは、盛況のうちに終えることができました。ご来場いただきました皆様に、心から感謝申し上げます。


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<Tさん持参のクリスマス飾りも華やか>


  準備スタッフには、大切な友人であるTさん、そして何度もこのコンサートのお手伝いをしてくださるKさん、「応援団長」を自称するOさんと、心強いスタッフが揃い、私はおいでくださったお客様とお話しする余裕もできて、ほんとうにありがたいサポートでした。


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<池山由紀さんの「作品」>


  アルパの由香さんのお母様、由紀さんがいつも会場に準備してくださるお花は、今回はクリスマス・バージョン。会場の雰囲気を作ってくださるためにはなくてはならないものとなっています。


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<ロビーに展示された被災地訪問演奏の写真>


  ロビーには、被災地での訪問演奏の様子を写した写真が展示され、足を止めて見てくださる方もおられました。多くの首都圏の方には震災のことはもう遠くなっているのかもしれませんが、様々な形で働きかけを続けてゆくことで、「忘れてはいけない」という思いも続いてゆくのではないかと感じました。


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<ホールの高い天井は十字架のイメージ>


  教会をイメージして作られたホールの天井には十字架を思わせるスリットが入っています。とりわけクリスマスにはお似合いの会場ではなかったでしょうか。


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<二人の熱演が続く>


  デュオ・ケーナルパの二人の演奏は、回を追って進化(深化?)しているように感じました。彼らの音楽を楽しんでくださり、そして励ましてくださる声があってこそのことだと思います。


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<素晴らしい響きのホール>

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<アンコールでは格好もクリスマスっぽく>


  アンコールではクリスマスにちなんだ曲も演奏されて、お客様も一緒に声を出して歌ってくださいました。

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<今年も素敵だったオペラシティのツリー>


  午後3時開演の部が終わるころには、オペラシティの中庭にある大きなクリスマス・ツリーに電飾が灯り、華やかにクリスマス気分を盛り上げてくれていました。

  「葉っぱ塾」とつながるお客様が何人かおいでくださったこと、本当に嬉しかったです。伊勢崎市からわざわざおいでくださったKさんは、昨年の夏、飯豊連峰の山小屋でたまたま一緒に泊まったときに言葉を交わした方でした。そんなかすかなご縁をこのようにつないでご来場くださったことは、「葉っぱ塾冥利」に尽きることでした。

  また足立区在住のMさんは、この夏、私がガイドした東京C社の月山ツアーのときのお客様でした。天候が悪く、予定のコースを歩くことはできなかったときでした。お友達お二人とご来場くださました。さらに、このたびは、「葉っぱ塾」が呼びかけてきた「脱原発1000万人署名」にもご支援をくださり、200名以上の署名をお送りくださいました。

  そのほかにも、デュオ・ケーナルパを応援しようと動いてくださっている多くの方々と言葉を交わすことができました。こんなマイナーなグループに暖かいお心を傾けてくださって、心からありがとうの気持ちをお伝えしたいと思います。

  コンサートの中で皆様にお知らせがあったように、来年7月26日、彼らは東京文化会館小ホール(座席数649)での公演の開催が決定しています。ぜひお力添えをいただけたらとお願い申し上げます。今後は「葉っぱ塾」からもみなさまに呼びかけをして参ります。


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happajuku at 06:48|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2011年12月22日

東京から

  東京の次男のアパートで朝を迎えました。昨日、東京オペラシティ内の「近江楽堂」で行われたデュオケーナルパのクリスマスコンサートのお手伝いに来ていました。

  午後3時、7時両公演ともほぼ満席のお客様をお迎えし、無事終了しました。ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

  山のガイドとしてお会いした方などにもおいでいただけたことは「葉っぱ塾冥利」に尽きます。

  詳しいご報告は明日のブログの予定です。

  どこを歩いても人混みで落ち着きませんが、せっかく上京したので、午後の新幹線まで動きまわっていきます。


happajuku at 08:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2011年12月21日

本日デュオ・ケーナルパ、クリスマスコンサート!

クリスマスライヴ2011 チラシ



  弟たちの「デュオ・ケーナルパ」のクリスマス・コンサート(第11回 南風のコンサート)が、本日、東京初台の東京オペラシティ内の「近江楽堂」で開催です。受付の手伝いなどで、これから上京します。まだ当日券可能ですので、おいでいただける方はお電話ください(携帯 090-5230−8819)。前売り扱いで取り置きしておきます。


■予定曲

♪広い河の岸辺 スコットランド民謡/やぎりん訳詞
♪コンドルは飛んで行く【自由の風求めて】(ペルー)
 D.A.ロブレス/やぎりん作詞
♪めぐり逢い A.ギャニオン
♪悲しき天使 ロシア・ジプシーロマンス
♪アヴェ・マリア P.マスカーニ
♪オー・ホーリー・ナイト A.アダン
♪聖しこの夜 F.グルーバー
♪聖母の御子 カタルーニャ民謡
♪映画『ミッション』〜ガブリエルのオーボエ
 E.モリコーネ
♪想いの届く日(アルゼンチン) C.カルデル
♪チアパスの娘たち メキシコ民謡
♪白ワイン(ベネズエラ) P.ペドローソ
♪コーヒー・ルンバ(ベネズエラ) J.M.ペローニ
♪君偲ぶ夜(パラグアイ) D.オルティス
♪チョグイ鳥 パラグアイ伝統曲
♪黄色い村の門 アイルランド民謡



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happajuku at 05:22|PermalinkComments(4)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2011年12月19日

☆本日第2信 陸前高田〜大津波編

  そこにどんな街があったのか。瓦礫がかなり撤去され、遠くまで見通せるようになった被災地からはなかなか想像ができません。

  代々この地に住んでいる紺野文彰さんが、作業の合い間、そして作業が終わったあとに、私たちにていねいに説明してくださったことで、この地を襲った津波の巨大さを垣間見ることができました。

  震災当日、命からがら裏手にある諏訪神社の階段を駆け上り、紺野さんが撮影した貴重な映像があります。20秒足らずですが、ご覧ください。


  <紺野さんが撮影した津波の貴重な映像>


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<ほとんど何もなくなった被災地>


  ここを埋め尽くしていた大きな瓦礫はほとんど撤去され、家屋の基礎部分だけが残されています。


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<有名な地元の醤油屋さんの建物>


  津波は、有名な醤油屋さんのこの建物を完全に飲み込んだとのこと。古い町並みの一角を占めていました。


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<途中でえぐられた諏訪神社の石段>


  石段の下には大きな石の鳥居があったそうですが、それもばらばらになっていました。石段は津波で抉り取られています。地面から15mほどの高さまで波がきた跡がありました。


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<避難所となっていて多くの犠牲者が出た小学校>


  指定避難所となっていた小学校の校庭に、数百人もの人が集まっており、そこを津波が襲ったのだそうです。多くの犠牲者が出た場所の一つです。


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<神社の階段で説明くださる紺野さん>


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<上の写真とほぼ同じ位置から撮影した被災以前の写真>


  諏訪神社の階段の途中に立って説明してくださる紺野さんのすぐ下まで波はきたとのことでした。神社内部にこの階段から撮影した被災前の写真が掲げられていました。2つの写真を比べて初めて、「完全に街が失われている!」という実感が湧いてきました。


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<紺野さんが見せてくださった以前の新聞記事>


  これも紺野さんの資料です。気仙川にかかる橋は津波で破壊され、現在は仮設の橋になっていますが、私たちが作業した場所は、この橋を右から左へと渡り、真っ直ぐに突き当たった山の下あたりでした。この写真でも、ここにたくさんの建物があったことがわかります。

  津波は右下から左上に向かってさかのぼり、海岸から8.5キロ地点まで襲っています。明治の三陸大津波のときでさえもそこまでは到達していなかったことで、地元の方々の避難が遅れ、海から遠く離れた場所でも犠牲者が出たと聞きました。


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<震災の夜、神社境内で燃やした松の木>


  震災当日、高台にある諏訪神社境内には当初80名ほどが避難しており、絶え間なくやってくる余震におびえながら、多くの人たちは木を集めて燃やして夜を明かしたそうです。たまたま伐採して置いてあったこの太い松の木も燃やさないと寒さに耐えられなかったと紺野さんは語っておられました。


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<被災した市立病院>

  
  私たちが活動した場所からは気仙川の対岸にあるこの市立病院は4階建てですが、津波はこの3階まできたそうです。かろうじて4階と屋上にいた人だけが助かったとのことでした。


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<海辺に立つ「奇跡の一本松」>


  作業を終え、紺野さんに別れを告げてボランティア・センターに戻るとき、全員で、途中にある「奇跡の一本松」に寄ってきました。先日のニュースでは、この松は、二代目の小さな苗が育ってはいるそうですが、根腐れが進んで、残念ながらどうやら枯れてしまうとのことでした。この松はあの日どんな風景を見ていたのか。寒風の中にすくっと立っている松を眺め、この日紺野さんからお聞きした話を振り返りながら想像していました。

  何度も通った東松島では、津波の、面としての広がりを感じました。そしてここ陸前高田では、このたびの津波の高さを実感しました。

  被災地の方々の復興への道のりは険しいものがあります。私たちボランティアにできることがどれだけ力になるのか不確かではありますが、いずれにしても、歩みを継続してゆかなかれば、本当の復興はないということだけははっきりしています。


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陸前高田〜ボランティア編

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<ボランティア・センター>


  寒河江(さがえ)市のHさんが呼びかけている「日曜奉仕団」というボランティアグループが企画したボランティア・バスに参加して、初めて岩手県最南の沿岸部の町、陸前高田に行ってきました。

  自宅を3時40分ごろ出発、集合場所の山形県庁発が5時05分。東北道の一関IC経由で、現地のボランティア・センター着は8時45分ごろ。やはりかなり遠かったです。

  センターには、この日の作業に参加するボランティアたちがすでに到着し、出発の準備で人が行きかっていました。


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<用具置き場>


  プレハブの建物が6棟ぐらいあったでしょうか。やはり9か月以上経過した中でスタッフたちの仕事が整然と行なわれていることがわかりました。

  まずは体一つで行けば、ここで用具は全部借りることができるようになっています。


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<掲示板>


  掲示板には、陸前高田に関する記事のコピーなどが貼ってあり、最近の被災地の様子がわかるように配慮されていました。


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<作業上の注意事項>


  この日の天気や、作業上の注意事項もていねいに示されていて、初めての参加でも不安のないように気配りが行き届いています。


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<スタッフによるオリエンテーション>


  現地での作業割り当てが決まると、スタッフからの全体的なことのオリエンテーション。行方不明者がまだ200名を超えるこの地らしいと感じたのは、「遺骨が出てくる場合もあります」との説明があったことでした。


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<現場での作業風景>


  自分たちのバスで、その日の作業場に向かい、現場に待機していた依頼主の紺野さんという方の指示で作業開始。ここにあった重要文化財の建物の跡地での瓦礫拾いでした。大きなものはすでに撤去されていますが、少し掘ると、秩序なく様々なものが出てきます。それを分別し、示された場所に運ぶという作業です。広大な被災地の中では気の遠くなるような作業です。


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<ここに建っていた建物の記事>


  ここには、1802年に建てられた「迎賓館」にあたる大きな茅葺の家屋があったそうです。大庄屋(おおしょうや)さんと呼ばれていたそうです。藩主が訪問したときに泊まる家だったとのこと。


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<地元の紺野さんにお話を伺うメンバー>


  この地域の復興を目指している紺野文彰さんが、昼休みに入る私たちに、ていねいに教えてくださいました。おかげで、私たちボランティアは、自分たちが取り組んでいる地味な作業に意味を見出すことができたと思います。紺野さんのお話から、復興への意気込みを感じることもできました。


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<作業終了の対応>


  作業を終えてボランティア・センターに戻ると、うがいや手の消毒などの準備もしてくださってました。建物の中では暖かい飲み物やお菓子の提供もあって、至れりつくせりでした。


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<みんなで見送ってくれたスタッフたち>


  地元の社会福祉協議会に山形出身の女性がいると、他のスタッフが連れてきてくださり、感激の対面も果たしました。こちらに来られて12年になるそうです。津波の被害のないところに住んでおられたとのことでした。

  私たちのバスを、大勢のスタッフが見送ってくれました。朝の受け入れから最後の見送りまで、実に細かに対応がなされており、私たちはさながらベルトコンベアーの上に乗っているような錯覚さえも覚えましたが、「まだまだ人手が足りません」という呼びかけは切実なものがありました。現地を見ると、その言葉が素直に理解されるのでした。

  行きのバスでは一緒に来た仲間だけでの会話だったものが、帰りのバスでは少しその輪が広がり、にぎやかでした。

  企画したHさんは、今後も何とか最低月に1回はバスを出したいとのこと。どこからも支援はなく、参加者の参加費でまかなわなければならないので、財政的なリスクがいつもある、と語っていました。

  私は「葉っぱ塾ボランティア支援募金」から、「少しですが」と資金提供を申し出てきました。私が住む長井からでは往復17時間はちょっと遠いと感じるのですが、何とか山形市周辺の方々で、継続できることを願っています。

  一緒に参加されたみなさん、お疲れ様でした。「アウトドア義援隊」のことに興味ももってくださって、ありがとうございました。


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2011年12月18日

☆本日第2信 陸前高田へ向かいます

  今日は「日曜奉仕団」というグループのボランティア・バスで、陸前高田に向かっています。5時過ぎ山形県庁を出発し、現在サービスエリアで休憩中です。ようやく東の空が白んで来ました。

  参加者は22名。うち15名が女性です。女性パワーはすごいです。

  今日は現地のボランティア・センターでの作業とのことです。

  今、車内で自己紹介が始まりました。

  外は雪が降ってきました。


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厳しい自宅避難者の生活

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<野蒜付近の仙石線線路にも雪>


  寒気が入り、前夜のKさんからのメールでは、東松島もうっすらと雪だとのことでした。17日早朝自宅を出たときはもちろん雪道。高速道路は50キロ規制でした。

  やはり、いつもより余分に時間がかかって東松島に到着。まだ列車の走っていない野蒜駅付近で線路を越えるとき、伸びた線路にも雪がまだ解けずにありました。


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<支援拠点のひとつ、「あったかいホール」>


  現地のKさんたちが支援の拠点にしているのは「あったかいホール」。以前は家具店だったそうです。民間のいろいろな団体が協力しあって、とりわけ自宅避難者の支援に力を入れているとのことでした。


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<ワゴン車満載の石油ストーブ>


  この日は、リストアップされた独居のお年寄りの家をまわり、石油ストーブなどがないところに配ったり、不足なものの聞き取りをしたりするKさんと一緒に動きました。

  このストーブの購入資金の一部は「葉っぱ塾ボランティア支援募金」が使われていました! お役にたって嬉しい限りです。ご協力くださったみなさん、ありがとうございました。

  また、高知から届いたユズ、そして南陽高校で集めてくださったカレンダー、いずれもとても喜ばれました。ご提供いただいた皆様に感謝申し上げます。


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<独居老人宅を巡回するKさん>


  玄関先で、暖房器具の不足はないか、布団は? 毛布は? とKさんは聞いてまわります。何と、この寒さの中、まだストーブがないとか、掛け布団がない、などという方がおられたのにはびっくりしました。

  今後、一人暮らしの方のあとにはお年寄りの二人暮らしの方、そしてその後、家族で住まわれている方々をまわるそうです。何度も何度も同じことを聞いてまわるKさんに頭が下がります。

  22日、23日にホットカーペットの支給があるということでしたが、それを楽しみにしておられる方がたくさんいらっしゃいました。雪こそそうは降らない地域ですが、風がものすごく冷たく、刺すようでした。少しでも暖かく過ごしていただけたらと願っています。


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<最後は「ジュリアン」へ>


  きょうの巡回を終え、帰路につく前に、市内の「ジュリアン」というケーキ屋さんに寄ってきました。俳優の津川雅彦さんが、夏の復興イベントを応援したのをきっかけに、このお店ともつながりができたそうです。おすすめのロールケーキを購入して、帰宅後食べてみましたら、とても上品な甘さが口に広がりました。クリスマスを前に、にぎわっているようでした。またお伺いします。

  来週はフリーマーケットの予定と聞いていますので、また出かけるつもりです。



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happajuku at 04:00|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2011年12月17日

☆本日第2信 「LEAF」第152号発送です。

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<この切手も使わせていただきました!>


  96年夏から発行している“自分通信”の「LEAF」。本日第152号を発送いたします。

  数えてみましたら、今年は7回の発行でした。妻が買っておいてくれたクリスマス切手のほかに、先日、山のお客様からいただいた、たくさんの記念切手も使わせていただきました。

  今回は、全体としては原発に関して考えていることや、福島から避難しておられる方々のことを思い浮かべての編集になりました。

  以前、ある方から、「印刷なんてめんどうなことしてないで、ネットで発信したらどうですか?」と言われたことがあります。ブログはブログでこのように発信しているのですが、「LEAF」には特別の思いがあります。

  印刷物ではあるのですが、自分では私信のつもりでいつも文章を考えています。ですから、あくまでも特定のあて先をもった「お手紙」ということなのです。ここがネット配信と異なるところでしょうか。

  さすがに今はワープロは使わずに、パソコンのWORDで作成しています。最近はほとんどB5判8ページ仕立て(B4両面印刷二つ折り)での発行です。「不定期」とお断りしているので、原稿の締め切りに追われることもなく、書きたいことが「溜まって」きたら一気に書く、というスタイルです。

  もしご希望の方がおられましたらお届けすることはやぶさかではありません。どうぞご連絡ください。ラブレターなら片思いでも出すところですが、こちらのほうはそうもいきません。

  【連絡先】  happa-fy★dewa.or.jp 
          (送信の際は★を@に変えてください。)
 

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happajuku at 04:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

雪の降り始め

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<エノコログサに雪>


  三度目の正直といいますが、雪も3回目ぐらいは、本気で降り出します。昨日の朝から雪が降ったり止んだり。昼過ぎ出かけたときの県道の温度表示は「ー1℃」でした。夕方からは降りかたも本格的になってきました。


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<白つつじ公園も雪景色>


  長井市内の「白つつじ公園」は、つつじの花じゃなくて、雪で白くなりかけていました。花の季節とは打って変わって、静かな公園です。


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<大がかりな雪囲い>


  この公園には琉球白つつじがたくさんありますが、背丈のおおきなものには、大がかりな雪囲いが施されています。福島からこちらに避難してきている人たちも、いろいろな雪囲いを、珍しく見ることになるのではないでしょうか。

  今朝は積雪10センチほど。すっかり真っ白な世界になっています。これから東松島に向かいます。暖房器具などのお届けの手伝いがあるそうです。

  日本熊森協会高知支部の方から無農薬栽培のユズが届きました。お会いした方々にお分けしようと思っています。また、南陽高校では、生徒や先生たちがカレンダーを集めてくださいました。最近は不景気でカレンダーも少なくなっています。被災地でも必要なのではないかと考えて呼びかけていただきました。


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happajuku at 03:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 | 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連

2011年12月16日

急告! 朝日町、石巻で双子のキャンドルづくり追加開催

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 「キャンドルリンク3.11」で呼びかけてきた双子のキャンドルづくり。製作本数は3000本に届いたそうですが、締め切りを過ぎても申し込みが止まらないと、実行委員長の安藤さんから追加製作会の案内が届きました。お時間都合つく方、ぜひご参加ください。


■キャンドルリンク3.11 イン 朝日町

申し込みが止まらず、製作会をもう一度開催します!

被災地の子供達に贈るクリスマス双子キャンドル作り。
一人でも多くの方に届けたいので、ぎりぎりまで頑張ります。
山形でまだ参加してなかった方、ぜひご参加下さい!

12月17日(土)午前10:00から夕方いつでも可
ハチ蜜の森キャンドル二階 無料 所要時間30分
(問)tel 0237-67-3260



■キャンドルリンク3.11 イン 石巻
 
 石巻で蜜ロウソクづくり誰でも参加できます!
 オープンしたての美容室「nico」のお休みの日を利用して
誰でも参加できる蜜ロウソク双子キャンドル作りを
石巻の皆さんに楽しんでいただきに参ります。

12月18日(日)午後1時より夕方 無料 
  所要時間30分

美容室nico (石巻市蛇田新金沼105)
(問)tel0225-25-5359



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happajuku at 05:52|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2011年12月15日

冬の好天逃さず葉山へ!

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<登山口の立看>


  高気圧の中心は東に抜けるものの、前日の予報は「晴れ」でした。冬になるとすっきりした好天が少なくなる雪国です。迷わず葉山に行くことに決めていました。こんな好天は一冬にそう何度もありません。

  森林公園白兎登山口までまだ車で入ることができました。久しぶりの白兎道でした。ナラ枯れによる倒木や落枝への注意を呼びかける看板が立てられていました。朝はこの冬一番の冷え込みで、あたたかい服装で歩き始めましたが、しばらく歩くと汗ばんできました。


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<雪に残る鳥の足跡>


  「3合目半」としている「大場さんのブナ」まではツボ足で登りましたが、そのあたりで積雪25センチほど。雪に足をとられるようになったので、その先はスノーシューを付けての登行となりました。このあたりまでは登山道ははっきり見えていました。雪の上には何の鳥かわかりませんが、足跡があって、これまた登山道を歩いていました。


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<まだ残るナナカマドの実>


  登りはじめの頃はまだ雲がありましたが、中腹まで登るころには上空の雲はすっかりなくなって、快晴! まだあちこちの枝にナナカマドの実が残っていました。雪の上にいくつもの動物の糞を見かけましたが、どれもナナカマドの実が含まれていて、この時期、エサとしての選択の幅が狭くなっているのかもしれないと感じました。


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<青空に背伸びするブナ>


  5合目あたりからは積雪も50センチを超えていて、細い枝が雪で登山道に倒れかかり、歩きにくいことこの上なしといったところで、登山道でないところも選びながら登ることになりました。一人でのラッセルがハードになってきました。

  すっかり葉を落としたブナの大木は、その枝ぶりをしっかりと見せてくれます。いつも思い浮かべるのは、人間の肺の血管、というイメージです。梢はまるで毛細血管のようでもあります。


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<蔵王連峰の眺望>


  先日スキー場開きだったという蔵王も、くっきりと見ることができました。もう下のほうのゲレンデまで大丈夫なのではないでしょうか。


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<大朝日岳>


  およそ4時間かかって山頂到着。山頂付近はおよそ1mの積雪でした。雪面にはウサギの足跡がたくさんあって、もしかしたら今年は個体数が増えているのかもしれません。

  山頂の葉山神社、月山神社にお参りし、大朝日岳が見えるところまで歩きました。この時期はまだ雪が少ないために、風の当たる尾根などは雪が飛ばされていて、その部分が黒く見えています。


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<「奥の院」から見る祝瓶山>


  10分ほど歩いて「奥の院」へ。ここは祝瓶山や飯豊連峰の眺望スポットです。飯豊は逆光に近くなっていましたが、祝瓶山は、冬の太陽を浴びてくっきりとその姿を見せてくれました。いつ見ても惚れ惚れする眺めです。


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<「御田代」は真っ白な雪の原>


  高層湿原の「御田代」は、この時期すっかり雪の原になっています。動物たちの足跡が交錯しています。どこかに身を潜め、こちらの気配をじっと窺っていたのかもしれません。


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<山荘にもサンタさん>


  山荘に入って昼食としました。山荘の奥にはサンタさんがおられました。いつも季節に合わせて飾ってくださるのはHさんだと思います。年末にはきっとお正月飾りなどになっているのではないでしょうか。いつもありがとうございます。

  「葉っぱ塾」では「葉山の自然を守る会」の方たちと、毎年元日にこの葉山に登っています。ご一緒にいかがですか? また、そのためのラッセル登山を29日にと考えています。こちらは、天候と雪の状況によって、実施できない場合もありますが、一応予定に入れています。いずれも「自己責任」での参加になりますが、元日、みんなでラッセルを交代しながら登るのは実に楽しいものです。集合場所、時間などは、参加希望者にお知らせいたします。


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happajuku at 05:21|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2011年12月14日

近づく冬の足音

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<「十九日月」かかる長井の西山>


  12日は「霜月十八日」。十八夜の月は「居待ち月」というそうです。13日の朝方、ジョギングの途中、西の山に沈みかかっている月がありました。


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<朝日差す長井葉山>


  前日の小雨は山では雪だったようで、長井葉山は麓まで雪化粧していました。次第に太陽が昇ってくるに連れて山の斜面が赤みを帯びて輝き始めます。


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<雲間から差し込む光>


  高気圧が移動してきていて、この日は朝には雲が多かったものの、次第に青空が広がってゆきました。遠くの最上川のほうからはハクチョウたちが鳴き交わす声が聞こえてきましたが、こちらに向かって飛んでくる気配はなく、その姿を見ることができませんでした。「出勤」する現場が変わったのでしょうか。


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<長井葉山全景>


  帰る途中振り返ると、長井葉山ががらんとした水田地帯の奥にゆったりと構えている風景が見えました。この地域に住んでいる人にとってはあまりにあたり前の景色なのですが、どこが山頂だかわからないような屏風のようなこの山が、標高差900mほどもある大きな断層崖(だんそうがい)だという目で見ている人はそう多くないのかもしれません。

 予報を見ると今日の「晴れ」以降、明日は雨、それ以降はずっと雪のマークが並んでいます。これは今日あたり山に出かけてみるべきでしょう。

 冬の足音が少しずつ大きく聞こえ始めています。


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happajuku at 05:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2011年12月13日

山形大学でボランティア講話

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<Y先生にお手伝いしていただき、映像準備中>


  「葉っぱ塾」の田んぼオーナーにもなってくださっている山形大学のY先生から「震災ボランティアのことを学生に話してもらえませんか?」と依頼されていました。12日午前の講義の時間にお邪魔して、40数名の学生たちに、「アウトドア義援隊」や「スクールインタープリター」としての活動を、お話ししてきました。

  最初に、私が被災地で撮影した30枚ほどの写真を見てもらいました。次に、4月にテレビ朝日で放送されたニュース番組の録画を15分ほど。これは「アウトドア義援隊」の活動によって東京の家族が送った物資が、被災地に届くまでを追ったもので、ボランティアの動きがよくわかるものでした。


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<学生に配った資料の「ネタ本」>


  資料としては、モンベルクラブの会報『Outward』と、小学館のコミック雑誌『ビッグコミック・スピリッツ』のコピーと、東北の簡単な地図、それに、9月の新聞記事「国を覆う『被害の抑圧』」のコピー。それらをA3表裏に印刷し、つごう6ページの小冊子として配布しました。

  そして最後には、「アウトドア義援隊」の活動にも参加したご経験のあるGさんが制作した『それでも桜は咲く』という、歌と映像の7分間のDVDを流しました。

  学生たちは真剣に私の話を聞いてくれたと感じました。講話のあと、最後まで教室に残っていた女学生に声をかけましたら、彼女は南三陸町出身で、津波で自宅が流され、民宿を営んでいたその建物だけが今は残っているという被災者でもありました。滞在していた仙台の友人のアパートで震災に遭い、家族の安否を確認するまで5日間かかったことを、涙ぐみながら話してくれました。


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<最後に感想を書いてくれている学生たち>


  残り10分もあるかないかの短い時間でしたが、Y先生が準備してくださった用紙に、学生たちは真剣に感想を書いてくれました。そのなかから一部を紹介いたします。


  ■今まで(被災地を)見てきた人々は「ボランティアって大変なんだよ!」と自己アピールをするあまり、ボランティアへの抵抗感を強めているところがあったと思う。何のために大学に来たのかわからない。今回の話は、本当に支援を行なってきた人が、その支援を広げるために行なったという感じがした。全くもって恥ずかしいが、私は今まで、そのような「純粋な」ボランティア体験の話にふれたことがなかったのだ。


  ■何かしたい、でも、迷惑になるかもしれない。そんな気持ちが、八木さんのお陰で少しなくなったような気がします。「迷惑にならない、むしろ人手が欲しい。」そう言っていただけるなら、今からでもまにあい、少しでも力になれるのであれば何かしらの支援活動を行なっていきたいです。細くても長い支援活動を、目的をもって行なおうとしている八木さんの姿勢は本当に素晴らしいと思います。


  ■私は「山形United Children」という高校生のボランティア団体のサポーターをしていて、10月23日に石巻で芋煮会をしてきました。3月の時点よりは人の表情や町の活気が少しずつもどってきたように思いました。9ヶ月たって、今何が必要とされているのか、どうやって情報を得たらよいのかと悩んでいたところでした。今日のお話を聞いて、想像することだけでも色々な可能性があると思いました。現地で、山形で、私たちの年代に求められているボランティアや、現状を知るということを大切にしていきたいと思います。


  ■私は、震災が起きたとき、仙台にいる友人のところへ遊びに行っていて、たまたま被災してしまった。八木山の小学校で5日間避難所生活をし、その中でわずかではあるがボランティアをしてきた。先生のおっしゃっていた通り、避難所の方たちは話を始めると止まらなくなる、といったことがよくあった。話をするだけでも落ち着いていくのだろうと感じた。八木山は被害の少ない所だったが、そこに5日間いただけでも、帰ってきた後は軽いうつのようになった。もっとひどい被害を受けたところでボランティアをしている方たちは、もっと心が疲れているのではないかと思う。



  まだまだたくさんあります。若者たちが、それぞれの立ち位置で、今回の震災と向き合っているのだということに感銘を受けています。ボランティア活動に無理は禁物。だれでも最初の一歩を踏み出すのは難しいものですが、できることは無限にあると私は思います。ボランティアに限らず、「自分にしかできない何か」を探し続けてほしいと願っています。

  得がたい機会を与えてくださったY先生、どうもありがとうございました。


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2011年12月12日

クリスマスに灯る2700本の「希望」〜キャンドルリンク3.11

  12月11日。震災からちょうど9か月目のこの日、夏から準備を進めてきた「キャンドルリンク3.11」のキャンドル発送作業を山形市内の公民館をお借りして行ないました。

  10月から製作会に入り、全国で取り組まれましたが、集まったキャンドルは2700本余り。「双子のキャンドル」を作りましたから、作られたキャンドルは5400本以上ということになります。

  県内各地はもとより、仙台からかけつけてくださった方を含めて、発送作業を行いました。震災や津波の被災地、そして福島県内で放射能汚染にさらされている人や、福島県外への避難者の皆様と子どもたちに向けて、まもなく発送されます!

  それぞれの行く先で、ほんのひととき、人々に笑顔と安息の時間がもたらされますように。そして子どもたちにサンタさんが来てくれますようにと心から願っています。



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<カラフルな包装紙で包まれたキャンドル>


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<可愛らしい袋に入ったキャンドル>


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<製作会で掲げられたポスターも送ってくださった!>


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<手前のテーブルでは説明書を輪ゴムでとめています。>


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<ラッピングの修正作業>


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<実行委員へのお心遣いに感謝>


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<途中での休憩風景>


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<2700本のキャンドルって、これぐらい!>


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<数を数えて梱包準備>


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<箱のテープもクリスマスカラー>


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2011年12月11日

☆本日第2信 キャンドルリンク発送作業中

   今、山形市内でキャンドルリンク3.11のキャンドル発送作業を行っているところです。全国の皆様のご協力でおよそ2700本のキャンドルが集まっています。

  ボランティアの私たちにお菓子の差し入れもいただきました。ありがとうございました。明日詳しい報告をいたします。


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東松島でのフリーマーケット

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<国道348号線沿いの雪景色>


  10日の朝はこの冬初めての積雪となりました。自宅周辺で10センチ弱。国道348号の峠は圧雪の雪道でした。シーズン初めの雪道の運転はいつもながら緊張します。


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<三陸道にかかるユニークな形の橋>


  東松島市で独自の支援活動をしておられるKさんに、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」の一部をお届けするのと、Kさんのフリーマーケットのお手伝いを兼ねて現地に向かいましたが、冬型の日、奥羽山脈の向こうはたいてい青空です。

  いつも通る仙台南部道路は「渋滞6キロ」などと表示があったので、仙台北部道路経由で向かいました。こちらは目立った渋滞もなく、スムーズでした。


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<Kさんの車>


  少し早めにKさんのお宅に到着。玄関先、物置、そして家の中まで、各地から届いたさまざまな物資の段ボール箱が山積みです。まずは支援金をお渡ししました。今はまだまだ暖房器具が不足しているそうです。こちらでは雪が降ることは珍しいそうですが、それでも寒風が身にしみます。こんな季節になっても、ストーブがない自宅避難者がまだおられるというのです。必要なものをピンポイントで届けていただけたらうれしいです、とお伝えしてきました。「葉っぱ塾」の募金に送金くださった皆様にもご報告できる日がそう遠くないと思います。


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<私の車も、荷物満載>


  Kさんのワゴン車だけでなく、私の車にも荷物満載で出発。この日は東松島市矢本の境堀地区にある、閉店になった小さなスーパーの駐車場をお借りしてのフリーマーケットでした。Kさんとその娘さん、そして私の3人でテントを立て、シートを敷いて準備。風があまりなく、日差しがありがたかったのですが、気温は低かったです。


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<配慮を感じる提供品>


  衣料品は各地から送られてきた古着が中心です。提供くださる方によって、箱の中の様子は様々です。たんすや押入れから引っ張り出してそのまま箱詰めしたようなものもありますが、こんなふうに包装し、中身がわかるようにメモ書きしてくださるのは、本当にありがたいです。ていねいに、「風邪をひかないように」などのメッセージも一品一品に添えられていました。


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<おいでくださったお客様>


  この周辺は仮設住宅ではなく、自宅避難者と、借り上げの住宅住まいの方が多いのですが、「仮設と違って何にも支援が来ないから・・・」と言いながら、品物を見て、買っていってくださいました。通りかかったトラックの運転手の方が「男物のジャンパーない?」などと声をかけてくださいました。
  

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<これは掘り出し物!>


  値段は100円から500円のあいだです。この時期やはり「暖かく過ごせるもの」に人気がありました。中にはこんなメーカー品も混じっているので、「当たった!」と喜ぶ人もおられます。私も冬の「葉っぱ塾」の活動で使えそうなニット帽やネックウォーマーなどを数点買ってきました。

  先日盛岡にガイドの研修で行ったときもありがたかったのですが、東北の太平洋側の高速が現在無料で通行できます。山形からでも往復3000円以上かかっていたものが、出口で「0円」と表示されるのは、足繁く通う者としては助かります。冬ではありますが、全国の皆さん、東北においでください。おいでいただくことも支援になります。

  来週もフリマがあればお手伝いに行きます! また、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」はまだまだ継続中です。ぜひご協力ください。送金先は次の通りです。

  【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

     郵便振替口座  02420−5− 19722
 
     名義人      八木文明

     ※通信欄に「ボランティア支援」と記入ください。


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2011年12月10日

☆本日第2信 自主避難者の言葉〜国会での発言

  福島から北海道に自主避難しておられる宍戸隆子さんが、参議院復興特別委員会で述べられた証言を文字お越ししたものを転載します。もとのブログ「みんな楽しくHappyがいい」の記事も参照ください。

     *******************


私が現在住んでいる厚別の雇用促進住宅には160世帯もの自主避難家族がおります。
北海道は、早い段階から自主避難者の受け入れを表明して下さいました。
そして、今も手厚く援助をして下さっています。
ですから、避難指示県からの避難者よりも、自主避難者の割合が高いです。
そして、今も僅かずつですが、北海道に避難してきている人たちがいます。

当初福島では停電の影響などもあり、何が起きているかを知るすべは全くありませんでした。
あのぅ・・停電が解消されてからも、
報道から流れてくる情報は安全を強調したものが多く、
また、多くの事実が後出しでした。
私たちは、みんな必死でネットなどで情報を収集しました。
そこにあった情報は、テレビなんかとは本当に違ったもので、
その情報の開示にみんなが不安を感じておりました。

私自身が避難を決断したのは、文部科学省のホームページに
1歳児の甲状腺の被ばく量換算のSPEDDIの予測データがあったんですが、それを見たことです。
私は。文科省のホームページのデータを見て避難をきめました。
1歳児の甲状腺の被ばくのラインがちょうど私が住んでいた所のはじっこに引っ掛かっていたんですね。
それで避難を決めました。

で、北海道に避難している方達といろいろ話をしまして、
その中で避難、
例えば、鼻血なんですけれども、そういうふうな症状を訴えていたお子さんが非常に多かったです。

福島ではですね、子どもが生まれたら家を建てるという家庭が割と多いんです。
小さなお子さんとお母さんを避難させて、お父さんは福島で住宅ローンと生活費のために働いている。
ですが、二つかまどというのは、想像以上にお金がかかります。
経済的に苦しい中避難を決めた母子家庭がいます。
最近は家族そろっての避難が増えてきました。
お父さんもお母さんも仕事を辞めて、新しい生活を北海道で1から始める。
そういう家庭が多いです。

本当のことは何も分からないんです。
国は安全だと言う。
これ位の低線量では身体的な影響は出ないといいます。
私も初めはそう思っていました。
自分の娘も鼻血を出したりしたんですが、
それでもそれを、あの、被ばくのせいだとは、私ははじめ考えておりませんでしたし、
今でも疑っているのも事実です。

ですが、聞き取りをしてその考えを今改めています。

目の前で、今まで出したこともないような鼻血を出している子どもたちがいたら、
みなさん、どうしますか?
偉い学者さんがどんなに安全だと言っても、今起きているその事象を優先しませんか?

本当に、あの、お手元に資料が配られていると思うんですが、
みんな目の前で起こったことを、それを見て避難を決めている方も沢山いらっしゃいます。

私たちは自主避難者です。
国の指示を待たず自分たちの意思で避難を決めました。
それは、地縁血縁の強い福島ではとても勇気のいることです。
おじいちゃん、おばあちゃんの理解が、まず得られません。
お父さんと喧嘩をした人も沢山います。
「国が安全だと言うのにそれを聞けないのか」
そう、もっと強い言葉でなじられている人も沢山います。
「自分が安全な場所に避難しておいて、除染して綺麗になった福島に帰ってくるつもりなのか」
そういう言葉も投げかけられました。
「いいよね〜ぇ、あなた達は逃げられて」
そういうふうにも言われます。

私たちは、今福島に残っている人たちのことを本当に心配しています。
でもその思いは届きません。

私達と、福島に残る人達の間には大きな溝があります。
その状況はこの原発事故で引き起こされたものです。

私はもともと政治不信でした。
失礼ながら「政治家なんてロクなもんじゃない」と今までずっと思って生きてきました。
でも今は違います。
このような状況になって、北海道で自治会なんか立ち上げてしまったものですから、
党派を超えて沢山の方々が声をかけて下さいました。
何が出来るのか、何をしなければいけないのかを、
必死で考えて動いてくれている人たちが沢山いる事に気が付きました。

だから私は政治に期待します。

選択的避難の権利を国に認めて欲しい。
子どもの、人間の命を守ることを最優先に考えた方策を考えて下さい。
自主避難者への補償はその権利を国が認めてくれることです。

きちんとした補償が出る。
あえてこの言葉を使います。

国が逃げてもいいと言ってくれたなら、本当に避難したい人は沢山いるんです。
福島の復興のために力を尽くす。
福島を盛りたてていく、それも大事だと思います。
それと同時に避難を考えている人の権利も認めて欲しい。
今の福島にいて、何の不安もないと思いますか?

避難している人も、福島で頑張っている人も、みんな苦しんでいます。

今、ここにいる皆さんに、
福島の人は見えていますか?
私が見えていますか?
どうか、福島で苦しんでいる人、その人たちのために最大限のご配慮をお願いいたします。



happajuku at 05:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

若い保育士さんたちの可能性

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<保育士さんたちの研修会で>


  8日は、山形市内にある「民間立保育園」が連携して開催している保育士さんたちの研修会によばれていました。前夜泊まった岩手県の宿から高速を使って一路山形へ。

  この日の研修には22名の保育士さんが参加でした。男性も数名。いずれもまだ若い方々ばかりでした。毎月1回集まってはさまざまな研修を行なっているのだそうです。

  私に与えられたお題は、「自然の中での遊び」ということでした。本当は屋外でできればよいのですが、限られた時間、天候を考えれば、室内での活動になったのはやむをえなかったかもしれません。


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<実際に、「遊び」も体験>


  ネイチャーゲームやスクールインタープリターの活動を紹介しながら、いくつかのアクティビティを体験していただきました。さすがだなあと感心したのは、子どもの心に「すっ」となれるところです。子どもたちの視線と同じレベルで周りを見るということが自然体でできるのはさすがでした。

  「遊び」を楽しんでいただくのが半分、そして、そうした活動の意義を考えていただくのが半分です。「何のために体験活動をするのか」ということをしっかりとらえておいてほしいとお伝えしました。

  学校の教員を辞めてからつくづく思うのですが、学校の教員も、幼稚園や保育園の先生たちも、「子どもたちの可能性に寄り添う」職業なのですね。目先の「成果」に気をとられないように。そして、一艘の小さな船に対する大きな海、一羽のひな鳥に対する大空のような存在であってほしいと願っています。

  子どもたちと同じように、若い保育士さんたちの可能性も大きいですね。

  私も若さのエネルギーをいただきました。ありがとうございました。



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スクール・インタープリター | シェアリングネイチャー

2011年12月09日

☆本日第2信 福島県知事、方針変更!

  5日のブログ第2信で、福島県知事が、他県に対して、福島からの避難者に対する新規の住宅借り上げをやめるよう要請したことに、翻意を促すメールを送ったことを書きました。

  本日の福島の地元紙のウェブサイトに、その方針が変更されるとの記事が出ていました!

  ちょっとは効果があったのですね。避難者、そしてこれから避難を考える人たち本位に考えてくださることを願います。


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happajuku at 17:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

山でのアクシデントへの備え〜ガイド研修

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<基本的な練習も>


  7日は、岩手県矢巾町にある南昌山入り口の温泉駐車場に集合で、東北山岳ガイド協会の研修会が開催されました。17名の参加がありました。福島からの参加者は「東京より遠い」と笑っていました。

  青空も少しのぞきはしましたが、冷え込んで、ときおり冷たい雨や雪が降ってくる時間帯もある中での研修となりました。

  私たちガイドは、めったに山での事故には遭遇しません。しかし、山にはさまざまな危険が潜んでいて、予想もしないような事態が起こることはいつも考えておかなければなりません。ですから、こうした研修に年に1,2回参加することは、とても大事なことだと考えています。


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<南昌山登山道脇の急斜面を下りる>


  駐車場輪脇の斜面での基本的なことの確認の後、南昌山への登山道に、グループごとに分かれて入りました。急な斜面でゲストを確保しながら登り下りするロープさばきなどは、もしそのような場面があれば、直接ゲストの命を預ることでもあり、研修とはいえ、緊張するものです。

  万が一ゲストが急な斜面で滑落などしてしまったら、私たちガイドも、そこに下りなければならないかもしれず、そこにも研修の要素があります。ロープの支点の取り方、素早く下ったり安全に登り返す技術などです。


急坂の搬送(2) 2011.12.7

<「ケガ人」をチームで搬送準備> *大友ガイド撮影


  最後は、歩けなくなったゲストを、ザックを用いて、チームで搬送することに取り組みました。黄色い雨具を着ているのが私です。ケガ人がずりおちないように、しっかりと固定し、他の人は、急な下り坂などでも安全に下れるように、後ろからロープで確保します。狭い山道ではなかなか大変なことです。

  背負う人は途中で交代しますが、そこにも技術が必要で、ケガ人にストレスを与えないような配慮も学びます。役割をしっかり分担し、また交代しながら、本番さながらでした。夕方薄暗くなるころ、ようやく登山口まで「ケガ人」を背負って下山。この日の研修は終了しました。

  これから冬になって、山スキーのガイドで山に入る仲間も多くなります。冬の風景の美しさは格別ですが、危険度もまた格別です。どうぞ安全にこのシーズンを過ごせますように。

  なお、上の写真を撮影してくれた岩手の大友さんのブログが、このブログの「Links」にリストアップされています。ぜひご覧ください。



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happajuku at 06:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2011年12月08日

鶯宿温泉から

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  今朝は、岩手県雫石町にある「鶯宿温泉」の老舗旅館「加賀助」で目を覚ましました。「おうしゅく」と読むそうです。

  昨日は、私が所属する「東北山岳ガイド協会」の研修会。ここのお隣の矢巾町にある南昌山という山で、朝から夕方まで研修。その後こちらに移動して、協会発足10周年を祝いました。

  いつもの時間には目を覚まし、先ほど朝風呂に入ってきましたが、同室の皆さんはまだお休みです。

  花巻の少し北にあるここ雫石町には、宮澤賢治の足跡がいたるところにあります。いつかゆっくり、訪ねてみたいものです。





happajuku at 06:46|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ