2012年02月

2012年02月29日

野生動物との共生、手をたずさえて

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<ミニ講演風景>


  「葉っぱ塾」の活動をするヤギおじさんにはいろいろな「顔」がありますが、28日は南陽市の農林課のお招きを受け、日本熊森協会山形県支部長としてお話をする機会をいただきました。

  一般的には行政でクマの問題を扱うといえば、出没するクマを害獣として駆除するのが仕事のようなところがほとんどです。私たちの協会の活動に耳を傾けよう、という姿勢で対応してくださったのは今回が初めてです。

  私は常々、行政のクマ対策は「モグラたたき」のようなものと感じています。クマが人里に出没する背景について対策がなかなか講じられず、出てきたそのときどきで対応するという状況だからです。

  私は、クマ出没の背景には森林環境の変化があるのではないかというように考えています。目先のことだけを追いかけるのではなく、時間をかけて、よりよい共生の環境を整えることに取り組んでほしいと願っています。

  この日の講話の中でお話ししたのですが、全国的にクマ出没が相次いだ2006年、山形県内だけで700頭近いクマが捕殺されています。この年はブナをはじめ、山の実のなる木の大凶作の年でした。同じような大凶作が2010年にもあったのですが、この年の県内でのクマ捕殺数は220頭ほどでした。

  200頭を超える数字はけっして少ないとは言えませんが、この二つの数字が、4年間でのクマの生息数の減少を反映してはいないのか。そんなことも取り上げてみました。

  生きもののいのちを単に「数字」としてとらえるのではなく、私たちのいのちとのつながりの中で考えることが必要だと思うのです。

  南陽市の農林課からは、スクールインタープリターの活動の場を設けていただいておりますし、来年度は新しい市の施設で「スクールインタープリター養成講座」を開催する方向でお力添えもいただいています。行政と私たち市民が、対峙するのではなく、手をたずさえながらよりよい方向を探るようでありたいと心から願っています。

  お招きただき、ありがとうございました。


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happajuku at 05:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 | 葉っぱ塾からのメッセージ

2012年02月28日

季節の足踏み〜春を届けに

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<雪雲の中の朝陽>


  今の暦ではもう二月が終わろうとしていますが、旧暦ではきょうは「きさらぎ七日」です。

  昨日の朝、雪がさらりと降っていたところでジョギングに出かけたのですが、間もなく雪がひどくなりました。東の空から出ようとしていた太陽がみるみる雪雲に隠されていきました。結局昨日は、真冬のような寒さで、雪が降ったり止んだりの一日となって、春への歩みは足踏み状態でした。

  
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<わが家のおひな様>


  妻が座敷にお雛様を出して飾りました。亡くなった母が少しずつ買ってくれていたもので、たしか五段飾りなのですが、子どもたちが家にいなくなってからは、全部は飾らなくなりました。

  それでも、寒い座敷にこうしてお雛様が飾られるだけで、春の楽しみが近づいてくるような気がします。

  被災地へも「春」を届けたいと考えています。3月1日、陸前高田で「希望の庭」を整備していらっしゃる吉田正子さんのところに、山形の啓翁桜(けいおうざくら)を届けに行きます。吉田さんの「庭」のビニールハウスに置いていただきます。この「庭」を訪ねる方たちが春を感じてくださったら嬉しいです。一緒に行ける方がいらっしゃいましたらご連絡ください( happa-fy@dewa.or.jp)。

  福岡県で品種改良されてつくり出されたこの啓翁桜は、リンゴやサクランボの栽培が盛んなこの山形で栽培技術が確立され、山形が全国一の生産地になっています。卒業式の会場に飾られていた花に桜が使われてはなかったでしょうか? たぶんそれはこの啓翁桜だったのではないでしょうか。

  東松島でお世話になった方々には3月9日あたりにお届けしようかと考えています。今、高畠町の栽培農家の方にお願いして、温度管理していただいています。


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happajuku at 05:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2012年02月27日

☆本日第3信 礼服支援の件

【緊急拡散希望】 宮城県東松島市仮設住宅向け「礼服」の件

全国のみなさまの暖かいご支援のお陰で必要数に達しましたので、 ただいまをもって終了させていただきます。

すでに発送済みの分はありがたくちょうだいさせていただきます。 また、これから発送される分につきましては、相談させてください。 その際は先ずはご連絡ください。

711kazuya@gmail.com  (林一也)

宜しくお願いします。(2月27日 15時)


happajuku at 16:06|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

美女二人、県民の森スノーシュー!

★3月3日〜4日に予定しておりました「特別講習会 地形図の読図とコンパスの使い方」は、申し込みが催行人数に満たなかったために、中止することに決定いたしました。

  せっかくお申し込みいただいた方にはご迷惑をおかけしますが、ご了解ください。来年も同時期に開催予定です。登山の基本中の基本の大切な講座です。今からご予定ください。



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<板橋沼の氷の上を歩く>


  ひまそうな「葉っぱ塾」を見るにみかねてか、美女二人が「県民の森スノーシュー」に参加してくださるというので、特別開催しました。

  前日太平洋側にも降った雪は、下界では湿った雪でしたが、標高600mを超えるこのあたりでは、気温が低く、風が吹けば舞い上がるような雪が積もっていました。

  いつもは沼のほとりを歩くのですが、この日はワカサギ釣りをしている板橋沼の上を真っ直ぐに歩いてみました。


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<こんなドリルで穴を開けます。>


  氷の厚さは50センチほどあると、釣りの方が教えてくれました。大きなドリルを使って穴を開けるのです。子ども二人を連れたお父さんに「釣れましたか?」と尋ねましたら、「一匹だけ」とのこと。でも子どもたちの表情は生き生きしていました。


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<お昼のためにテントを張る準備中>


  月山の展望台にもなっている「曲沼広場」からは眺望はききませんでしたが、広々した空間の中での深呼吸は、心を伸びやかにしてくれます。

  小雪が降って風も少しあったので、ツエルト(簡易テント)を張って昼食をとることにしました。薄い布地の小さなテントですが、こうして掘りコタツのようにして中で腰掛ければ、3人は余裕で入っていられます。先日の蔵王での遭難のとき、できたら持っていてほしかったものの一つです。

  途中で、クロスカントリースキーを楽しむグループと出会いました。年配の方々でしたが、すいすいと滑ってゆかれました。


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<楽しそうなチューブ滑り>


  サービスセンターまで戻ってくると、家族連れでスキーやチューブ滑りを楽しむ声がこだましていました。大人3人で来ている人などいませんでしたが、心は子どものようになっていた私たちもチューブを借りました。「1回だけ」なんて言いながら、ついつい二度三度。途中で後ろ向きになったりするのがスリル満点でした。

  運動不足というお二人、筋肉痛はありませんか? ヤギおじさんとまた歩きましょう。


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happajuku at 05:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2012年02月26日

雪の石巻へ〜「こころサポーターバス」最終回

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<三陸道の雪景色>


  26日は「山形こころサポーター」のボランティア・バスの4回目に参加。バスの運行はこれが最終回となるそうです。私は結局全回参加したことになります。

  明け方からの雪は太平洋側でも山形と変わりなく降っていて、往路の風景は前日の蔵王と見間違えるほど。石巻に入っても雪は降り続きました。

  今回初めて参加のSさんと訪問活動を開始。今回の場所は、浸水したお宅とそうでないお宅とが微妙に入り組んでいる地域でした。「全壊」扱いがあったかと思えば「一部損壊」にもなっていないところもあります。当然、被災者の状況も違っていました。


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<帰り際見つけた茶飲みどころ(?)>


  前回までのように、じっくりとお話をしてくださるお宅は少なく、「こちらの聞き方が不十分だったのか」というちょっと重たい思いで活動を終えました。

  いよいよバスに戻ろうとして信号待ちをしていると、その角に貼ってあるポスターに目がとまりました。ガラス越しに中をのぞくと女性が二人。微笑みに釣られて入ってみると、そこはキリスト教関係の方々が運営しておられる、被災者むけの「お茶飲み処」なのでした。


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<明るい内部>


  中のお二人は、寒さで冷え切ったSさんと私に、熱いコーヒーとお菓子をふるまってくださいました。この建物は以前は焼肉店だったそうです。浸水した建物ごと借り受け、スタッフが上の階に常駐し、被災者の方々の井戸端会議の場を提供しているそうです。

  活動には、震災前にこの近所にお住まいで、今は仮設に住んでおられる被災者の方も参加するようになり、心のよりどころにもなっているようでした。

  地域にしっかりと立って、地域の人々と同じ空気を吸いながらの活動、素晴らしいです。

  「山形こころサポーター」のボラバスは今回で終了ですが、現地での調査傾聴活動はまだまだ続けられます。今後は個人の立場で参加してゆきたいと考えています。「葉っぱ塾」の活動とバッティングしない日程で考えてゆくつもりです。一緒に山形から行ける方、車出します。ご一緒しましょう!

  4回の参加で、一度でも一緒になった方々とは、何だか「仲間」のような気がしています。みなさんと一緒だということで心強い思いで参加し続けることができました。被災者の方々との出会いとまた違った意味で、私には宝物のような出会いでした。本当にありがとうございました。


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happajuku at 06:15|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2012年02月25日

蔵王遭難取材に同行

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<厳しい気象状況の中での取材>


  21日、吹雪の中で遭難し、22日朝無事に救助された蔵王での事故の取材が入るのでガイドしてほしいという依頼がきて、急きょ、24日朝山形市に向かいました。

  山形駅近くのホテルで、ディレクターのMさんをピックアップして蔵王温泉へ。朝方まで下界でもけっこう強い風が吹いていましたが、ロプウェイの事務所で聞いたところ、23日夜はライトアップのための運行は中止されるほどの強風だったとのことでした。

  22日の好天とは違い、中間にある「樹氷高原駅」より上は雲の中という状況でした。山頂駅に着くと、気温は−8.3℃。風速10m以上はあると思われる風が吹き荒れていました。視界は50mからせいぜい100mほど。体感温度は−18℃以下ということになります。

  Mさんは、こんな気象状況の中でもカメラを回し、軽装で上がってくる観光客にも取材していました。カメラに向かってこちらが話すときには、口のまわりがこわばるほどでした。


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<樹氷高原駅付近の霧氷>


  遭難の当日はこうした風に加えて雪もかなり降っていたようでしたので、視界はほとんどゼロに近かったと思われます。夜は風はかなり弱まっていたと思いますが、気温は−13℃ぐらいにはなっていたでしょう。そんな状況下で最悪の事態にならなかったのは幸運としか言いようがありません。

  一日違えば最高の天候に恵まれたのに、どうして登る決断をしたのか。冬山では特に持っているべき簡易テント(ツエルト)を持たなかったということは、やはり装備の不備ではないのか。いざというときに雪洞を掘るためのスコップは持参していたのか。情報は途切れ途切れにしか得られていません。

  便利な世の中ということでしょう、その日の夕方のテレ朝のニュース番組で、映像が放映されて、私も十秒間ぐらい顔を出しました。名古屋の I さんからは「見ましたよ」のメールをいただき、全国放送だったのだとびっくり。


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<「よしのや」のラーメン>


  重い機材とともに全国あちこちと移動しているMさん、お疲れ様でした。今回のような事故で自分がMさんの取材対象になったりしないよう気をつけたいと思います。

  下山してから二人で食べた「よしのや」のラーメン、冷えた体に温かさとうまさがしみこみましたね。


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2012年02月24日

被災地の方に礼服を!〜3.11慰霊祭向けに

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<東松島市内の仮設住宅>


  東松島に足繁く通い、支援活動を続けている林一也(はやし かずや)さんから、緊急の要請がありました。無理のない範囲でご協力ください。

(以下、転載)

【緊急拡散希望】

礼服が足りません!
3/11に東北沿岸部各地で東日本大震災慰霊祭一周忌が予定されてます。
しかし、 仮設住宅にお住まいの多くの方が礼服をお持ちではありません。

皆様のなかで、礼服を譲ってくださる人いませんか?

体型が変わって着れなくなった礼服など。。。。

■必要なもの :クリーニング済み礼服(男女子供各)。サイズは問いません。
         黒ネクタイ
          新品のワイシャツ
礼服に合う靴(できるだけ新しいもの)

◎送られても困るもの:クリーニングされていないもの。破損してるもの。着用後のワイシャツ。汚れのひどい靴

皆様の友人、知人、職場の人へ聞いてください。 よろしくお願いします。


<送り先>
    284-0043 千葉県四街道市めいわ4-23-1  043-433-1123
     セブンイレブン四街道めいわ四丁目店 林一也
     3/5必着。直接店頭または宅急便でお願いします。


    981-0503 宮城県東松島市矢本上新沼4-1 0225-98-6061
     あったかいホール気付 林一也 
     3/8必着。直接または宅急便でお願いします。

問い合わせメール:  711kazuya@gmail.com  (林一也)

※お願い、上記送り先は一時保管場所なので、直接問い合わせしないようお願いします

譲ってくださった礼服は、宮城県東松島市の仮設住宅の方々へお配りする予定です。
少しでも多くの被災者へ礼服をお配りするためには、多くの方々のご理解ご協力が必要です。
どうか宜しくお願いします。


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happajuku at 04:43|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2012年02月23日

樹氷と沈黙を楽しむ〜快晴の蔵王でスキー研修

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<山頂駅付近の樹氷群>


  21日は、N高校のスキー授業のお手伝いの最終回というのに天候が悪く、ほとんど視界がきかないほどの濃い霧でした。帰宅してチェックした翌22日の予報はずばり「晴れ!」。

  2月になって一日晴れるのは初めてとうことで、急遽スキー研修を設定。出掛けのニュースで、前日蔵王で遭難した二人無事救助とのことで、安心。


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<樹氷散策の人でにぎわう山頂駅付近>


  9時前には横倉ゲレンデ着。ロープウェイは混雑していたのでリフト4本乗り継いでユートピアゲレンデへ。山頂線はすぐに乗ることができ、1度目の山頂駅。気温は−11℃ほど。ほぼ無風に近くあまり寒さは感じませんでした。

  スキーヤーやボーダーのほか、樹氷見物の観光客の方々も多く、晴天の樹氷群の間をまわり、盛んに写真を撮っていました。


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<青空に映える樹氷>


  この冬、下界の山形市は例年の3倍も積もる大雪だったのに、蔵王はそれほどの積雪ではありませんでした。また、しっかりした樹氷が見られる標高もユートピアゲレンデと山頂駅の中間あたりよりも上のほうで、ちょっと拍子抜けします。季節風の吹き方が微妙に反映しているのだと思います。


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<ブナ林レストランでランチ>


  この日は小さなザックにコンロや少しの食料を入れて行動していました。あまり人が通らないブナ林でランチ。たかがインスタントラーメンですが、運動した空腹に、青空ラーメンは最高のごちそうです。


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<午後の太陽に照らされる三宝荒神山>


  朝、リフト券を買うとき以外は何も話す必要がありません。ただ黙々と滑るだけです。カービング・スキーに変えて4シーズン目ですが、まだ上手になれるような気がします。


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<夕暮れ近づく樹氷原 


  夕暮れが近づく頃にこの日3度目の山頂へ。スキーの人たちよりも写真撮影の人が多くなっていました。みなさん、三脚に大きなカメラをセットしておられます。さすがにシャッターチャンスを知り尽くした方々です。

  モアイ像のように見えたり、動物の群れに見えたり、光の当たり具合によって様々な想像力を掻き立てる樹氷群に、西日があたってゆきます。


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<夕暮れ近づく樹氷原◆


  もう少し赤みを増すまで居たいな、と思っていたら、「スキーの方は間もなくコース閉鎖します」とのことでやむなく下ることにしました。ほとんど人がいなくなった樹氷原コースを一気に横倉ゲレンデまで滑ると、およそ7分ほどで下ってしまいました。

  時間ギリギリまで横倉ゲレンデで滑りました。最後にはナイター照明が灯り始めました。若いころには天候なんのそので、薄着でスキーをしていましたが、今はこんな天候の良い日だけ、あったかい格好で滑るのがいいですね。

  蔵王の樹氷は2月いっぱい、夕方から夜9時ぐらいまでライトアップされています。それにあわせてロープウェイも夜間運行です。樹氷は3月上旬までは大丈夫のようです。ぜひいいお天気のときにいらしてください。下ってからの温泉がまたいいです!


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happajuku at 07:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | 山形県・長井市内名所案内

2012年02月22日

石巻から嬉しいお便り!〜明るい明日への一歩

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<1月末の活動のときの石巻>


  「山形こころサポーター」の一員として石巻で在宅被災者の家庭訪問をしていますが、1月末にTさんと一緒に訪問した現地のUさんから、昨日、お便りが届いていました。こちらからは、少しでも励ましになればと、吉永小百合さんのCDをお送りしていたお一人です。(その日のことを書いたブログ記事

  地味な家庭訪問活動ですが、明るい希望へ向かって一歩を踏み出してくださったこと、ほんとうに嬉しいです。かえってこちらから「ありがとうございます!」と申し上げたいです。



  まだまだ寒い日が続いていますが
  風邪などひいていませんでしょうか?

  CD届きました。
  思いがけないお便りに心暖まる思いです。

  先日は寒い中訪ねてくださった事、
  沢山話を聞いてくださった事
  やさしいお言葉
  励ましのお言葉
  心より感謝申し上げます

  翌日、女性の方が訪ねてくれました。
  私の為に涙を流しながら「大変でしたね・・・。」

  八木さんをはじめ
  いっしょに来てくださった方
  翌日訪ねてくださった方にも
  たくさんの元気を頂きました。
  胸の中に溜まっていた10ヶ月間の苦痛が柔らいで
  穏やかな気持ちになりました。

  訪ねてくださった数日後、とても嬉しい事がありました。
  「まだ仕事が決まってないなら、いつからでも
  ウチの会社に来ていいよ!」と
  知り合いの方が声を掛けてくれました。が・・・。
  今まで「不採用」の原因でもあった「こちらの条件」が
  頭をよぎりました。
  断られるかも・・・と不安になりながらも
  こちらの条件を切り出しました。

  返ってきた言葉は
  「Uさんさえよければウチは構わないよ!」
  全て知った上で声を掛けてくださったそうです。

  仕事は今まで経験のない業種ですが、
  感謝の気持ちを込め、
  精一杯私なりに頑張りたいと思っています。

  今は確定申告に向けてパソコンとにらめっこの毎日ですが、
  申告が済み次第出勤する予定です。

  ・・・・その前に、
  震災後から通院していなかったので、病院へ行きます!!
  ・・・・それと・・・・
  震災後、ずっと楽しむ事が悪い事のように思え、
  避けてきましたが、
  「楽しんでもいいんだ!」と、少しだけ思えるようになりました。
  震災からもうすぐ一年、
  友人とランチくらいはいいですよね・・・。
  それくらい楽しみを味わってもいいですよね・・・。

  焦らず 一日一日
  心から 笑える日が来ることを信じ
  前向きに頑張って行きたいと思います。

  希望の見えない毎日でしたが、明るい明日への一歩!!
  背中を押して下さった皆様へ
  心から感謝申し上げます。

  お身体大切にお過ごしくださいませ・・・・。



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happajuku at 04:26|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2012年02月21日

デュオ・ケーナルパ白鷹公演チケット準備完了!

白鷹チラシ2012


  ※チラシをクリックすると写真のページに飛びます。さらに写真をクリックすると、拡大されます。


  ケーナを吹いている弟の八木倫明(やぎ りんめい)と、アルパ奏者の池山由香さんによる「デュオ・ケーナルパ」。あまり知名度はありませんが、昨年はTBSラジオの「大澤悠里のゆうゆうワイド」に出演。また、先月にはNHKラジオ第一放送「絆うた」で、CDタイトル曲が紹介されるなど、少しずつ公共の電波にものるようになってきました。

  池山さんは本業は声楽家。アルパ(南米のハープ)を弾きながら歌う日本ではただ一人といってもいい演奏家です。

  待ち遠しい春がやってくる4月22日、山形県白鷹町のホールで、演奏会を開催してただけることになりました。「白鷹音楽愛好会」という集まりがあって、年3回の例会をもっているそうですが、来年度の第1回目の例会にお呼びいただいたのです。

  微力ながら、この「葉っぱ塾」が「後援」ということになりました。会の例会ですので、基本的には会員の方々が入場なさるのですが、特別に、このコンサートだけの入場を認めていただき、この「葉っぱ塾」でチケットを販売することになりました。チケット発送の準備が整いましたので、ぜひご連絡ください。


  ■日時  4月22日(日)  午後2時開演

  ■会場  白鷹町文化交流センター「あゆーむ」
         (フラワー長井線「四季の郷」駅前)
  
  ■料金  前売り2500円  (当日券ある場合3000円)

  ■申込み 「葉っぱ塾」  
           筺090-5230−8819(八木)
           e-mail happa-fy★dewa.or.jp
            (送信の際は★を@に変えてください。)



  この時季の山形は例年であれば各地の桜が見ごろを迎えます。とりわけこの白鷹町から長井市、南陽市にかけては、「置賜(おきたま)桜回廊」とも称されるように、桜の名所、名木がそちこちにあって、見事な花を楽しませてくれます。そうした楽しみと組み合わせておいでになってはいかがでしょうか。「葉っぱ塾」ではこちらでの宿泊のご案内もできます。

  このコンサートについては、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用し、被災地から避難して山形県内にお住まいの方10名をご招待たします。お申込みの際にその旨お知らせください。

  なお、デュオ・ケーナルパのブログに、関連記事が掲載されておりますので、あわせてご覧ください。 


【「葉っぱ塾」からお知らせ】

  “自分通信”として発行しているアナログ情報紙「LEAF」(りーふ)の第153号ができました。ふだんこちらからお送りしている人以外で、もしお読みいただける方がおられましたらお申し出ください。発行は不定期ですが、2か月に1回程度出しています。これは印刷物ではありますが、私にとっては親しい方へのお手紙のようなものです。
     


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happajuku at 06:01|PermalinkComments(3)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2012年02月20日

復興への小さなステップに!〜三度目の陸前高田で

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<雪まみれのバスでボラセン到着>


  雪の長井のわが家を未明の3時半過ぎに発ち、「日曜奉仕団」の陸前高田へのボランティア・バスに参加してきました。山形県庁を5時10分ごろ出たバスは、途中の峠などが雪道ではありましたが、3時間半あまりで現地のボランティア・センターに到着。

  前日一緒に石巻への活動に参加した方も3名。また、別のボランティア・バスで南三陸町だったという方もおられ、連日の参加で大変だったのではないでしょうか?


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<用水路の泥上げ、石上げ作業>


  この日私たちに割り当たったのは、全くの廃墟のようになった市街地を通り過ぎ、広田半島の付け根付近にある「小友」という地域でした。集落の脇を流れる用水路の泥上げ作業ということで取りかかりました。

  参加者は20名。女性が過半数の11名。ボランティアに参加するのが全く初めてという方が数名いらっしゃましたが、最後に参加の申し込みをされた女性は、インターネットで検索していてこの「葉っぱ塾」のブログにアップされた記事を見つけ、大いに参考になったとのこと。新しい方がこうやって見てくださったのは嬉しいことでした。


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<ねじ切られたような道路標識の支柱>


  昼休みに歩いていて、道路標識を支えていた太い支柱の根元だけが残っているものを見つけました。交差点の近くですので、方面を示す、青地に白い矢印や文字の看板が掲げられていたはずです。これがまるで飴細工のようにねじ切られていたのです。破断面は錆び付いていました。

  何度もこの地にボランティアに入っているボラバス主催者のHさんが言うには、「このあたりは、半島がくびれた場所で、両側に海があり、最初の津波は東の海から、そして第二波は西の海から、まるで往復ビンタのようにやってきたそうです」とのこと。複雑な海水の動きが猛烈な破壊力を伴ってこの地域を通過していったことを感じました。


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<用水路にいたサワガニ>


  幅が1.5mほどの用水路は、その3分の2が土砂で埋まっており、すでに1年近く経過するうちに、ササの根が泥の中に入り込み、スコップの刃先さえ容易に受け付けませんでした。女性陣の細腕にはさぞきつい作業だったのではないでしょうか。

  しかも、小さくても人の頭ほどの大きさの花崗岩の石垣の石が、川底にゴロゴロと埋もれていました。重さが100kgにもなろうかという石を引き上げる作業も加わって、氷点下の寒さを感じないほどの運動量となりました。

  20人でかかって、4時間ほどの作業でようやく40mあまりきれいにできただけでした。作業中は泥水が流れているこの用水路に、サワガニが棲んでいました! 作業を終えて片づけをしているうちに水が澄んでゆきました。いつか、何事もなかったようにここに清流が流れ、平穏な日常が戻ってくることを願いながら現地をあとにしました。


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<吉田さんにもお会いできた>


  前回作業した吉田正子さんの「希望の庭」が、ボラセンへの帰り道の途中であったので、リーダーのHさんが気をきかせてくださって、立ち寄ってきました。吉田さんはちょうどビニールハウスにおられて、笑顔で迎えてくださいました。

  しばらく前に、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」から、この庭づくりに使ってくださいとお金をお送りしたのですが、上の写真にあるアルミ製の折りたたみテーブルと丸椅子を買いましたと、ていねいにお礼を述べてくださいました。ここに訪ねて来るたくさんの方々の活動に役立つということをお聞きし、あらためて、募金にご協力くださった皆様に御礼を申し上げます。

  お会いできるのであれば手渡したいと持参していた吉永小百合さんのCDも喜んでくださり、しばし歓談。花咲く季節にまた訪れることを約束し、おいとましました。

  帰りのバスの中では、初めて会った参加者どうしの交流も進み、そこからまた何か新しいことが始まってゆくかもしれないという予感もありました。

  大学生が運営するボランティア・バスの中心となって動いているという女学生とも話をしてきましたが、被災地を見たことがない首都圏の学生たちの被災地訪問を実施し、被災地との連携の中で新しい動きを始めようとしているということも素晴らしい取り組みだと感じました。

  「葉っぱ塾」としても、被災地への支援ということの内容を、より広い幅の中で考え、小さくても、被災地の方々の未来へのステップになるような取り組みをいっそう工夫してきたいという思いを強くしました。

  「葉っぱ塾ボランティア支援募金」からはこの「日曜奉仕団」の活動に2回目の支援金をお渡ししました。この募金は引き続き皆様に呼びかけております。ご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。送金先は下記です。

 ■郵便振替口座番号  02420−5− 19722

  ■名義人         八木文明

   ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。


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happajuku at 05:35|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 葉っぱ塾からのメッセージ

2012年02月19日

なかなか癒えぬ心の傷と向き合う〜石巻での傾聴活動

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<石巻では珍しいほどの雪>


  前日、石巻にしては珍しいほどに積もった雪が、スーパーの駐車場に寄せ集められていました。風はまだ真冬のように冷たい中、3回目の「山形こころサポーター」の活動に参加してきました。

  今回初めて参加の若いKさんと一緒に訪問を開始。昼をはさんで結局4世帯にお伺いすることができました。


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<訪問したお宅で出してくださったクルミ料理>


  一番長くお邪魔したのは2つ目のSさんのところ。震災前にはよく会っておしゃべりの機会をもっていた親しい友だちと、なかなか会うことができなくなったということで、いろいろ話しがなさりたかったようでした。孫娘のようなKさんが一緒だったことで、気持ちも和んだのかもしれません。

  クルミに砂糖や塩や醤油をからめたという手料理も出してくださって、2時間ほどもお話を伺うことができました。Sさんは、非常時に備え、枕元にいつも「緊急持ち出しザック」を準備し、軽食、水、ラジオ、懐中電灯などを入れてあって、今回大いに役立ったということも伺いました。


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<調査票を整理するメンバー>


  今後の支援に必要な情報を書き込んだ調査票を、日々現地で活動しているスタッフに引き継ぐために、バスに戻れば、記載していない事項について質問を受け、細くしてゆきます。

  前回の訪問地は「一部損壊」というところが多い地域でしたが、今回は「全壊」または「大規模損壊」という地域。様々な支援が受けられているほうです。「こんなにいろいろな人たちが来て支えてもらってありがたい」という言葉もお聞きしました。

  損壊程度の微妙な判定が、その後の支援のあり方にかなり影響を与えていることが気になりました。できれば、元の生活に戻ることについては等しく支援の手が差し伸べられるべきではないのでしょうか。

  また、話が震災当日や直後のことに及ぶと、みなさんが気持ちが高ぶり涙ぐまれる表情に、こちらの心も共鳴しました。厳しい場面もご覧になった心の傷が、まだまだ癒えてはいないのだと思います。


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<帰りのバスから見えた石巻の海の夕日>


  活動を終え、山形に向かうバスが海沿いの道を通ると、ちょうど海を挟んで夕日が西に傾きかけていました。夕日は美しく輝いているのに、それを見ることのできないところに住む人もいれば、見えるところにいても、見ないでしまう人もいる。同じように、公の、あるいは民間の様々な支援が提供されている中で、その活用ということができていない人々もまだまだたくさんおられるのではないでしょうか。

  前回のリーダーだった方が帰る間際のバスに来てくださって、私たちが訪問したお宅に数日後チラシを持って伺ったら、「話を聞いてもらってよかった」と言われたことを話してくださいました。小さな活動ではありますが、大切な意味を持った活動であると改めて感じました。

  被災地の人々と私たち外部から入るボランティア、そしてボランティアに参加する人どうし。さまざまな出会いをもたらしながら、地味な傾聴活動が展開されています。
  

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2012年02月18日

南陽市で震災追悼のキャンドルイベント〜今夜!

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<キャンドルスタンドの製作が進められていました>


  今夜、南陽市の宮内地内で、震災の犠牲者、行方不明者数と同じ数、19334本のキャンドルを灯し、追悼するイベントが開催されるとのことです。

  先日のスキー授業の帰りにそのことを知り、準備が進むところを見学させていただきました。

  キャンドルのスタンドを製作中の若い二人。出来上がったものを数えながらダンボール箱に詰めていましたが、その数に圧倒された様子。震災の犠牲者の数が並大抵でないことがこちらにも伝わってきました。


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<雪の壁に立てられるキャンドル>


  今夜のメイン会場は南陽市の文化施設「蔵楽(くらら)」。フラワー長井線宮内駅の近くです。そのほか街の中心部にも灯されるようです。

  こうしたイベントが単なるキャンドルイベントで終わらずに、これによって、あの震災のことが再び思い起こされ、復興途上にある人たちへの支援がまだまだ必要だということがわかっていただけるのであれば嬉しいです。

  私は、本日は石巻への「山形こころサポーター」の活動、明日19日は、「日曜奉仕団」のボラバスに参加して陸前高田に行く予定です。「葉っぱ塾」への参加者がキャンセルになったおかげで(?)、ボランティアに参加できます。


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2012年02月17日

大雪を遊ぶ〜保育園での冬の遊び

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<なかなか地面が出てこないね>


  今年度、夏と秋の2回、園児たちとの「遊び」に伺っている山形市内の保育園に、「冬遊び」に行ってきました。朝は冷え込んだものの、予報以上に青空が広がりました。

  最初は年長さん。河川敷の雪を掘ってみよう、雪の下の葉っぱはどんなふうになっているかな? こちらとしては「準備運動」ぐらいの気持ちで始めたのですが、これがなかなか楽しい活動になりました。

  もともと山形市内はそれほど雪が積もらないところですが、この冬は例年の3倍も降りました。この日の河川敷の積雪は50センチほど。プラスチックの小さなシャベルではなかなか大変な作業のようでした。

  雪の下では葉っぱは氷になっている、と予想する子が多かったのですが、掘り当てた地面の葉っぱは、柔らかく、凍ってはいませんでした。

  子どもたちには言わなかったけれど、雪に覆われることによってちょうど0℃に保たれているのです。葉っぱの中の水分にはいろいろなものが溶けてるので、0℃では凍りません。緑色のまま雪の下で眠っている葉っぱは、雪解け一番に春を知らせてくれるのでしょう。


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<土手でそり滑り>


  年小さんは「そり滑り」。各自が、おうちの方に米袋を利用して「マイそり」を持っていました! 「ササニシキ号」や「秋田小町号」などがにぎやかでした。

  そりのコースが心配で、私は朝早く「現場」に出かけたのですが、早く行ってよかった。表面近くの雪は一度ザラメ状になり、低温にさらされて、固まらない状態でした。そんな雪では抵抗が大きくて、そりは滑りません。

  表面のザラメ雪を取り除き、園からじょうろを借り、水を運んで、コース整備。何とか3本のコースを作ることができました。前日に作って水を撒いておけばなおよかったと反省。

  短いコースではありましたが、子どもたちは何度も何度も滑り、歓声をあげていました。保育士さんたちも一緒に滑って盛り上げてくださいました。


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<雲を眺めるのもいいもんだね>


  あまり天気が良いものですから、雪の上に寝転がって空を観察するグループもありました。雲は刻々と形を変えて、動物になったり人の顔になったりするんですね。先生とそんなひとときを持てた子どもも幸せ者です。


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<木も生きている?>


  年中さんは、やはり雪を掘る活動をした後に、2人に一つ聴診器を渡し、公園のサクラやイチョウの木にあててみました。この活動はネイチャーゲームの中にある『木の鼓動』というアクティビティです。

  水音が聞こえるというわけにはなかなかいきませんが、何より大事なのは、子どもたちが「聞こえた」と感じた音を、自分で表現して伝えることではないでしょうか。「ジュースのような音」、「シャワーのような音」など、多彩な表現が聞かれました。ヤギおじさんの心臓の音を聞いてくれた子どももいます。「生きていた」そうです。


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<園で一緒にいただいた給食>


  園に戻って、年中さんの教室で一緒に給食をただきました。ふだんのわが家は、大人3人とネコ一匹の食卓は静かなものですが、さすがににぎやかな給食の時間でした。ホールには見事なおひなさまが飾られて、「桃の節句」を待つばかり。


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<見事なおひなさま>


  長く高校の教員をしていた私にとっては、幼い子どもたちと遊ぶことは、ある意味で新鮮な体験です。どのように言葉をかけてよいのかのとまどいもまだまだあります。

  「こんどはどんな遊びをしようかな」と考えるのは楽しいことです。その計画を実行に移してみて思うのは、シンプルであることが大切だということです。細かな約束事やルールを理解しなければ遊べないようなものでは、その日、その時間だけ伺って一緒に活動するには、やはり無理が生ずるのです。シンプルであることで、子どもたちがそれぞれに持っている個性の発現の余地が出てくると解釈できるかもしれません。

  教員という仕事を、自分の意志で途中で辞めてしまった私ですが、「子どもたち、若者たちの未来に寄り添う仕事」ということを考えると、それはやはり素晴らしい職業です。

  ただ、自分の教員生活を振り返ると、後悔することのほうが多いのです。その後悔の多くは、こちら側の「思い」に生徒を当てはめようとしたことから来る人間関係の「不整合」として、ずっと心の中にしこりのように残り続けています。

  生徒たちそれぞれが本来備え持っているいろいろな能力を、もっともっと評価してやるべきだったのではないかという思いがあります。この私自身が、誰かからそのように評価されたことをずっと大切に感じて生きていることがその重要さの何よりの証拠であると思うのです。

  少しだけ春が近づいたことを感じさせるような青空の下で、私自身が何より楽しみ、心豊かな時間を過ごすことができました。ありがとうございました。


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happajuku at 05:46|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スクール・インタープリター | 葉っぱ塾行事レポート

2012年02月16日

雪のち晴れ〜久々の蔵王ライザ

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<天候回復、テスト日和>


  2月15日は、先月27日以来のスキー授業のお手伝いで、蔵王ライザスキー場に行ってきました。

  今日のクラス、実は2月2日に2回目だったのですが、大雪で列車がストップ。学校が休校になったために、今回が2回目にして最終回。ということは、テストもあるということです。

  下界の朝は雨模様でしたが、前線が通過してゆくにつれて気温は下がり、蔵王に着いたころにはさらさらの粉雪が降っていました。霧もあって、視界が悪い中での授業のスタートでした。

  しかし、午前中のレッスンが終わるころに次第に雲が上昇し始め、雪も止んできました。昼食後は、風がやや強かったものの、視界もよくなり、まずまずのコンディションになりました。


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<スタート前は緊張します>


  テストって言われればやはりスタート前は緊張します。先に滑った人の後姿を見送りながら、自分の滑りを考えているようでした。

  1年生ですから、来年もあります。来年は3回できるといですね。

  私のお手伝いも来週あと1回で終わります。


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2012年02月15日

陸前高田へボラバス〜ボランティア初心者歓迎

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<12月の作業風景>



  「葉っぱ塾」でもお手伝いしている「日曜奉仕団」のボランティア・バスが19日に出ます。ボランティア初めての方にはとりわけお勧めです。朝がちょっと早いです。日帰りできる限界の場所だと思います。私が参加した12月(上の写真)は、文化財住居があった場所の瓦礫拾い、1月は、「希望の庭」というお花畑の球根植えでした。      


       【日曜奉仕団】ボランティアバス 
震災ボランティア募集!まだまだやります!


■開始日時 2012年 2月 19日 (日曜日) 5時00分

■各終了日時 2012年 2月 19日 (日曜日) 19時00分

■場所 岩手県陸前高田市

■連絡先 日曜奉仕団 代表 早坂 信一 nippoudan@yahoo.co.jp  080-1847-0327

■詳細 私達【日曜奉仕団】は数名〜十数名の少人数で活動しているボランティアグループです。月1〜2回被災地で支援活動を行っています。

一緒に陸前高田へ行ってくれる方を募集しています!
前回に引き続きマイクロバスにて移動します。多数のご参加をお待ちしております。

■日時:
2月19日(日)
AM5:00山形出発〜19:00頃山形帰着
※現地での作業時間9:00〜15:00
※交通状況、気象状況により大幅な遅延が生じる場合もあります。予めご了承ください。

■集合場所:
山形駅西口セントラルビルバス停前 (4:45発)
県庁裏バス停前 (5:00発)
※出発の5分前にはお集まり下さい。
※移動手段の無い方はお申し出下さい。
※また場所によっては途中待ち合わせも可能な場合があります。

■作業場所:
岩手県陸前高田市

■作業内容:
漂流物の撤去、泥出し、草刈り等(現地ボランティアセンターの指示によります)

■服装:
長袖、長ズボンの動きやすい服装(天候、作業場所によりヤッケ、カッパを着用して作業する場合がありますのでご準備下さい)、防水ゴム手袋(厚手の耐油性のもの)、長靴(安全靴または、踏み抜き防止のインソールを入れた物)、頭を保護する帽子など
朝と昼とでは温度差がかなり大きくなるので、脱いだり着たりして温度調節出来る服装が望ましいです。

■持ち物:
着替え、ヤッケ・カッパ等(カッパは上下セパレートのもの)、昼食、飲料水、手洗い用の水、ウエットティッシュ等、タオル、マスク、汚れ物入れのビニール袋、保険証のコピー、その他必要と思った物
※作業用具は現地でお借りできます。

■ボランティア保険:
各市町村の社会福祉協議会にて事前に加入をお願いします。(天災A=490円または天災B=720円)

■募集人数:
21名(最大27名)

■参加費:
2,000円

■募集対象:
18歳以上の健康な方。軽作業もありますので、女性の方も大歓迎です。高校生以下の方は、保護者様同伴でご参加をお願いします。

■応募方法:
PC用登録フォーム

携帯用URL登録フォーム


■お問い合わせ:
日曜奉仕団 代表 早坂 信一 nippoudan@yahoo.co.jp / 080-1847-0327

■注意事項:
昼食は途中のコンビニ又は現地のホカ弁を調達する事ができます。(ホカ弁の場合は幕の内弁当500円とさせていただきます)
交通事情や現地の状況により帰着時間が遅れる場合があります。
通常の業務連絡は携帯又はPCのメールを使用しております。


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happajuku at 05:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2012年02月14日

デュオ・ケーナルパ白鷹公演、開催決定!

メンバー写真(7)

<デュオ・ケーナルパ>


  弟でケーナ奏者の八木倫明(やぎ りんめい)とアルパ奏者で声楽家でもある池山由香さんによるユニット、「デュオ・ケーナルパ」の公演が、ようやく山形で開催されることになりました。

  会場は白鷹町の「あゆ〜む」という新い公共施設の、200人ぐらい入るホールです。この町に「白鷹音楽愛好会」というグループがあって、その会の例会ということで開催していただくものです。後援団体の一つとして「葉っぱ塾」も加えていただきました。

  かつて弟が「ロス・ネリモス」というグループで演奏していたときには何度か山形での公演を主催してきましたが、「デュオ・ケーナルパ」としては初めての県内開催となります。


  ■開催日時  2012年4月22日(日)  午後2時開演

  ■会場     白鷹町鮎貝「あゆ〜む」
            (フラワー長井線「四季の郷」駅前)

  ■料金     前売り¥2500 (当日¥3000)
            (チケット到着後、郵便振替で納入)

  ■申し込み  「葉っぱ塾」 
            筺090-5230−8819 (八木)
            e-mail  happa-fy★dewa.or.jp
            (送信の際は★を@に変えてください。)
  

  
  「葉っぱ塾」では福島はじめ被災地から県内に避難して生活しておられる方々のご招待を計画しています。「ボランティア支援募金」の一部をこちらに支出する考えです。詳しいことが決まりましたらお知らせいたします。

  この時季は、そろそろこのあたりの桜の古木を訪ねる「置賜(おいたま)桜回廊」ツアーが行なわれる頃です。桜を眺めるついでにおいでただくのも嬉しいです。宿泊のご相談なども遠慮なくお寄せください。


CDパンフ表紙

<デュオ・ケーナルパのCD>


  なお、「葉っぱ塾10周年記念事業」として取り組んだデュオ・ケーナルパのCD『広い河の岸辺』を販売(送料込みで¥2800)しております。代金は「葉っぱ塾」の運営に活用させてただきます。ぜひお求めください。お友だちへのプレゼントにもどうぞ。チケットと同じく、上記にご連絡ください。CDタイトルの『広い河の岸辺』は、先月のNHKラジオの番組「絆うた」でも取り上げられました。

  現在、4月21日(土)にも開催を打診しているところがありますが、未定です。決まり次第お知らせいたします。


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happajuku at 05:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 | 葉っぱ塾の予定企画

2012年02月13日

11か月目の東松島へ〜ボランティア支援募金大活用!

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<大曲浜はまだこんな状態>


  家を出る間際になって強い雪が降り出した長井を6時半ごろ出発し、12日は3週間ぶりに東松島に行ってきました。

  現地のCD店に注文していた吉永小百合さんのCDを受け取って、まず向かったのは大曲浜でした。

  千葉出身のOさんがこちらに「移住」し、海苔養殖の復活を目指している方々の支援をしておられます。そのOさんと落ち合って、浜へと向かったのです。

  ここにあった住宅地は、居住区として再建されることはないためか、まだ津波に襲われたときのままと言ってもいいぐらいの惨状です。  


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<海に戻されつつある「鳥海丸」>


  山形県の加茂水産高校の実習船「鳥海丸」が陸地に押し上げられていたのですが、これが少しずつ海に戻される作業が進んでいて、船体の半分ほどが海に戻っていました。人が何日もかかって移動させなければならない大きな船体を、大津波は一瞬のうちに押し上げてしまったのです。


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<サポーターズクラブの資金で設置されたコンテナハウス>


  この日は風が強く、車を止めてみると、車体ごと揺れるような風でした。海苔養殖の復活を目指している人たちのベースとして置かれたコンテナハウスは、1口10000円の「サポーターズクラブ」の資金で調達されたものです。これがあることで、温かい中で食事や打ち合わせができるのです。


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<ワカメを準備してくださる 気気鵝


  「葉っぱ塾ボランティア支援募金」の一部からサポーターズクラブに資金提供してきました。風が強くワカメ漁を早めに切り上げた漁師の方々が、ハウスの中でカップラーメンを食べておられましたが、私のためにワカメやメカブのしゃぶしゃぶの準備をしてくださいました。ぽん酢よし、めんつゆよし、ゴマだれよし。素材の新鮮さは海端ならではです。


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<海苔養殖の「しかけ」をお聞きする>


  何の知識もない私に、海苔養殖の「しかけ」を説明してくださいましたが、想像以上におおかがりなものでした。この図面に描かれた「海苔筏」の長さは60m近くあるのです。こうした筏を、秋までに1000個以上も準備するとのこと。

  国の助成があると言っても、自己資金が2000万、3000万と必要になるという規模なのです。しかもここの方たちはみな、ご自分の家を失っておられます。その再建も別の課題としてあるわけです。気の遠くなるような話です。


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<海苔筏に取り付ける錨>


  海苔筏には2個ずつ、このような錨が取り付けられます。これが2000個以上必要になります。「皇室御献上」の海苔を生産してきた海の男たちは、そのプライドをかけて、海苔養殖の復活にゼロから挑戦することを選択したのでした。

  飾り気のないコンテナハウスに置いてほしいと、あとからCDラジカセを購入し、吉永さんのCDとともにOさんに託してきました。


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<喜んでいただいた吉永さんのCD>


  この日は、矢本のKさん宅、洋菓子店の「ジュリアン」さんにも立ち寄り、さらに小野駅前仮設のTさんにもお伺いしました。Tさんは、集会室にいらっしゃいましたが、そこにある小さなCDプレーヤーで、なんと弟たちのデュオ・ケーナルパのCDを聞いてくださっていました!

  添え状とともに差し上げた吉永さんのCDも喜んでくださって、一緒に聞きながらお茶飲みをしてきました。震災前なら一家に一つぐらいはあったであろうCDプレーヤーも、ここでは個人では持ってない人も多いと聞きました。


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<東名運河は氷が張っていました>


  Tさんたちとお別れし、野蒜、宮戸、東名などで、「アウトドア義援隊」の活動やデュオ・ケーナルパの公演でお世話になった方々にも吉永さんのCDをお届けしてまわりました。この寒さで、東名の運河には一面に氷が張っていました。いつかは溶けるこの氷のように、被災地の方々にも「心の春」が訪れることを願っています。

  「葉っぱ塾ボランティア支援募金」に多くの皆様からのご支援をいただいていることを、最大限に生かそうと工夫しています。被災地の復興全体からみれば、ささやかなものかもしれませんが、確かな心のつながりを感ずることができます。現地を訪ねる私の背後に多くの支援者がいてくださるということを、お会いした方々が感じてくださっています。


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2012年02月12日

スノーシューで県民の森へ

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<板橋沼ではワカサギ釣り>


  「雪山入門編」への参加者がなかった11日は、19日に予定している「県民の森スノーシュー・ハイキング」の下見を兼ねて、白鷹山の中腹に広がる県民の森をスノーシューで歩いてきました。

  サービスセンターの前で、職員から「雪崩の危険があるので通行止めの区間がある」との情報。やはりこの冬は雪が多いからでしょう。別ルートで板橋沼に出てみると、ワカサギ釣りの人たちのテントが華やかに氷上に立てられていました。


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<曲沼広場のあずま屋へ>


  子どもたちのにぎやかな声をあとに曲沼方面へと向かいます。圧雪車で整備された道をクロスカントリー・スキーで滑ってゆく人がいました。途中でその道を外れて林の中も歩きます。一度雨が降って堅くなった雪の上に新しい雪が積もっているので、スノーシューがあまりもぐることなく、楽に歩くことができました。

  曲沼広場は、展望のよい場所ですが、この日はすぐ近くの白鷹山は見えました(あずま屋の左のピークが白鷹山山頂)が、月山の方向は雪雲の中でした。

  あずま屋の屋根には大量の雪が積もり、庇の部分が折れており、今にも壊れそうでした。


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<カラマツの林>


  「県民の森」というだけあって、ここには様々な表情の森があります。もともとあったであろうブナを中心とする広葉樹の森も残されていますが、カラマツやスギの植林地もあります。比較的間伐の手が入っていて、暗い感じはあまりしません。


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<スギ林の中を歩く>


  地図を頼りに、「こっちはどうなってる?」と、これまでにない方向にも歩いてみました。林道の部分は冬でもやはりそれとわかるのですが、そうでないところに踏み込むと、雪の上に飛び出している潅木の枝がやはりうるさいものです。


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<チューブ滑りに興じる子どもたち>


  途中で昼食をはさんで3時間ほど歩き、サービスセンターのところに戻ってきました。ここは小さなゲレンデが整備されていて、スキーのほかに豪快なタイヤチューブ滑りを楽しむことができます。雪が降ったり止んだりの天候でしたので、休日にしては人が少ないようでしたが、子どもたちの歓声が森にこだましていました。

  「葉っぱ塾」では19日に「県民の森スノーシュー・ハイキング」を行ないます。ぜひご参加ください。


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happajuku at 05:03|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2012年02月11日

東京オリンピックの年の「三丁目」

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<パンフレットの表紙>


  もう2年で、「あの年」から50年にもなるのですね。1964年。私は小学校5年生でした。東海道新幹線の開業がたしか3月10日。東京オリンピックの開会式は10月10日でした。『ひょっこりひょうたん島』もこの年に始まっていました。

  しばらくぶりで妻と二人で見に行った映画は『ALWAYS 三丁目の夕日 '64』です。前作から5年が経っているのですが、大人の出演者はそれほど変わっていないのに、小学生だった淳之介や一平はもう高校生になっています。子どもの成長には目を見張ります。

  
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<出演者イラスト>


  今回のテーマは「巣立ち」だということでした。子どもが成長してゆけば、いつか親の下からとびだしてゆく。親も子離れの辛さを経験する。日常の中にもたくさんころがっていそうなテーマではありますが、3作目というマンネリ感を味わうことなく楽しむことができました。

  あの頃の日本は、いわゆる「高度経済成長期」の真っ只中にあり、「何か」に向かってひたすら突き進んでいたわけです。そうすることのゴールにきっと「しあわせ」があるだろうと、多くの人が思っていたような気がします。しかし映画を見て思ったことは、「しあわせ」というのは何かのゴールなのではなく、その途中、過程にこそあるものだということでした。


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<「夢の超特急」だった「ひかり」>


  映画の出演者、スタッフのほとんどが、東京オリンピックを知らない世代です。映画の完成間近にしてあの大震災が起こったそうです。それはスタッフの予期せぬ事態であったと思うのですが、「敗戦から19年」という年月で見事に復活した日本の当時を描くことで、今の大変な時代を生きる私たちへの温かな励ましが、作品にこめられていたように思われました。


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happajuku at 05:12|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 本・CD・映画などのレビュー 

2012年02月10日

心に残る雪の風景〜縄文村スノーシューに参加して

  ■先週末、はるばる宝塚市から訪ねてくださり、「縄文村スノーシュー・ハイキング」に参加してくださった「きよこさん」から、ご感想が届きました。10センチ以上の雪が積もっているのは見たことがない、とおっしゃっていたきよこさんと、2m以上の積雪の縄文村(長井市草岡)を歩いたのです。

   なお、「葉っぱ塾」では19日(日)に「県民の森スノーシュー・ハイキング」を行いますので、どうぞご参加ください。3名以上集まれば、お好きな日にご案内することも可能です。



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<雪に残るキツネ(?)の足跡>


「子どもの頃に見た風景がずっと心の中に残ることがある。
いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、
人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり
勇気を与えられたりすることがきっとあるような気がする。」
(「旅をする木」星野道夫)

山形に行き、豪雪の風景を見た後、雪山に囲まれた
雪原を訪れた風景が心にずっと残っています。

心ひろびろと眺めた風景。真っ白な雪に残る
動物たちの足跡は、私たち人間だけではない、動物たちの
世界が遥かに広がっていることを知らせてくれます。

柿の実に集まる鳥たちの姿も、真っ白な世界の中で
生き物のぬくもりを知らせてくれました。

そして、来る春を待ちながら静かに立っている木々達。
幹ははちきれんばかりになって、樹液を行き渡らせ、
木の芽は冬をこすために様々な工夫をしています。

雪の林に入ると、やはり周りはひんやりとしているのが
印象的だったのを思い出します。


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<縄文村の背後の山々>


雪原で生きている木々たち、動物たちを感じながら、
遠くの山を見ると、白い雪に覆われながらも、
黒い木々が連なっているのが見えます。
山の形によって木々の様子、雪の様子が違います。

それが絶妙な風景となって圧倒的な存在感を感じさせます。

そんな風景が心いっぱいに広がり、仕事をしていても
あるゆとりが感じられます。

星野さんの言われる「もうひとつの時間」を感じているから
でしょうか。
私が大阪で仕事をしている時にも、あの雪原では鳥たちが
集まり、木々が春を待ち、動物たちがそれぞれの世界で
生きている、そんな別の時間が流れていること、
それを感じられたこと・・・あくせくしている自分の
時間以外に流れている自然の中の時間を感じられるように
なったからでしょうか。

今日も静かに朝を迎え、そしてそれが慌ただしい時間へと
姿を変えていきます。

そんな中で「いつか見た風景に励まされたり
勇気を与えられたりすることが
きっとあるような気がする」
という言葉を実感している私です。


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happajuku at 06:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 参加者からのお便り | 葉っぱ塾行事レポート

2012年02月08日

吉永小百合、よみがえる歌声〜被災地応援CD

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<CDとパンフレット表紙>


  「♪この道は長いけど 歩きながらゆこう・・・」。吉永小百合さんの『勇気あるもの』の一節がサブタイトルとなっているCD『吉永小百合 よみがえる歌声』(ビクター VICL 63822)が昨年の11月に発売になっています。CDの収益は全て震災支援に使われるという“被災地応援CD”です。

  CDの冒頭には、「吉永小百合からの手紙」というメッセージの朗読が収録されています。メッセージは吉永さんご自身の文字で書かれています。美しい筆跡にほれぼれします。


   辛い時、 悲しい時、私はいつも音楽によって
   
   心を癒されて来ました
   
   歌を聴き、唄をうたって、 一歩一歩前に
   
   進んで来ました
   
   今、困難な状況のなかで、 必死に
   
   生きていらっしゃる方達を想い、自分にできることを
   
   少しずつでも続けて行くこと、サポートすることが
   
   大切だと思っています。
   
   一途な思いの中で、若い頃歌った唄によって
   
   皆様が少しでも元気になって下さったら
   
   どんなに嬉しいことでしょう。

   
     この道は長いけど 歩きながらゆこう
   
     石っころだらけでも 歌いながらゆこう

   
   未来へ、明日に向かって
   
   支えあい 励ましあって
   
   歩いてゆきましょう。


                  吉永小百合



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<パンフにはたくさんのお宝写真>


  被災地には私よりも上の年代の方がたくさんおられます。青春時代を吉永さんの歌を聞きながら過ごされた方が多いはずです。このCDを聞いて、心に元気と勇気を取り戻していただけたらと願っています。

  「葉っぱ塾」で呼びかけた「ボランティア支援募金」には、吉永さんからもご協力いただきました。それをどう生かそうかと考えていましたが、先月末に東松島市内のCD販売店にこのCDを発注しています。1枚2枚の注文ではなかったものですから、応対してくださった店員さんもびっくりしていました。市内の友人、知人を介してお届けしたいと思います。

  吉永さん、お力添えありがとうございました。「葉っぱ塾」ができることは小さなことでしかありませんが、お気持ちをお伝えすることに、わずかでも貢献できれば嬉しい限りです。


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happajuku at 06:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 吉永小百合さん関連

2012年02月07日

雲が流れる音を聞く〜縄文村スノーシュー・ハイキング

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<雪の上で交錯する動物たちの足跡>


  立春の翌日は、高気圧が張り出してきて、遠くに春の気配が感じられるような空になりました。遠来のきよこさんをご案内して縄文村へスノーシュー・ハイキングに出かけました。

  悪天候のときはあまり見かけない動物たちの足跡ですが、この日は真新しい足跡がたくさんありました。リスやキツネたちは、この季節も活発に動き回っているのです。


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<柿の木レストラン>


  枝に実が残ったままの柿の木は、さながら鳥たちのレストラン。にぎやかにさえずりながら柿の実をついばんでいました。


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<新雪にトレースを刻む>


  新しい雪の上に自分だけのトレースを刻むのは気持ちがよいものです。このあたりの積雪は2mを超えています。雪のない季節であれば、人の頭のさらに上を歩いているとうわけです。


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<何かの顔に見える?>


  木々の冬芽を観察するのも楽しいものです。これはサワグルミの木です。葉痕(葉っぱが落ちた跡)が人や動物の顔に見えたりするのが実に面白いのです。森の小人さんたちが隠れているような気がしてきます。


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<1階部分が埋もれた体験交流センター>


  時おり立ち止まって耳を澄ますと、遠くに聞こえる鳥たちの声がかえって静寂を際立たせています。雲が流れる音さえも聞こえてきそうです。

  きよこさんは「歩いていると自然に笑顔になります」とおっしゃっていましたが、こんな風景に包まれ、太陽の光を浴びたなら、誰もがそうなるのでしょう。お客様をさておき、実は私が一番楽しんでしまったかもしれません。

  冬の里山に、いつかたくさんの子どもたちを連れてきたいものです。

  「葉っぱ塾」のスノーシュー・ハイキングは、19日に「県民の森」でも行ないます。福島など、被災地からの避難者の方には参加費の一部を助成できますのでご相談ください。


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happajuku at 05:17|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2012年02月06日

心なごむ「雪灯り祭」

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<ライトアップされた長井小学校>


  今年も長井市や南陽市では2月の第1土曜日に「雪灯り祭」が開催されました。「葉っぱ塾」には遠来のお客様がおいでくださっていましたので、一緒にその風景を楽しむことができました。

  4日も雪が降り続き、東海道新幹線は遅れが出て、予定していた山形新幹線よりも1つ遅い列車になったきよこさんでした。「10センチ以上の雪は見たことがない」という方にとっては、市内でも2m近い積雪の風景は衝撃だったかもしれません。

  きよこさんはこれまで何度か「葉っぱ塾」においでくださっていたのですが、山形が最も山形らしいときにおいでくださったと喜んでいます。

  わが母校の長井市立長井小学校は、地元企業の協力で今年もライトアップされています。1933(昭和8)年に建てられたこの校舎は、国指定の文化財にもなっていますが、今も私たちが在校した当時のままに保存され、使用されています。ライトアップは12日まで行なわれているそうです。


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<街中のスノーランタン>


  長井市内の商店街には、あちこちにスノーランタンが灯されていました。雪が少ないときには別の場所から雪を運んで作ることもあったのですが、今年は雪に不足はありません。雪の壁に穴をあけただけのようなものであっても、キャンドルの灯りが灯る光景は心を和ませるものです。

  連日の大雪で、雪と「闘う」ような日々ではありますが、いっとき、休戦ということでしょうか。心配されたわが家の屋根の雪も、昨日の夕方までに全て落雪し、今週は、「雪片付け強化週間」になりそうです。


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happajuku at 06:15|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2012年02月05日

積雪記録更新〜災害です!

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<雪でつぶれた作業小屋>


  4日も雪は降り止まず積雪が増えた、と思ったら、今朝の新聞では「長井市で記録更新、166センチ」と出ていました。ほとんどの家は1階が埋まっているような感じです。

  きのうは、このブログにまめにコメントをくださる「きよこさん」が、わざわざ宝塚からおいでくださったので、赤湯の駅まで出迎えに行ったのですが、その途中、雪で崩壊した作業小屋がありました。雪下ろしはどうしても住居優先になりますので、構造の弱い建物から被害が出始めるわけです。これは「大雪」の範疇を超えて、もはや災害です。


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<埋もれかけた郵便ポスト>


  赤湯駅前では、郵便ポストが埋もれかけていました。こちらはまだ愛嬌があるかもしれません。熱いラブレターも冷めてしまいそうです。でも、いまどきラブレターを出す若い人なんかいないから影響はないでしょうか?


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<わが家の屋根からの大量の落雪>


  気温が低かったためになかなか落ちなかったわが家の屋根の雪は、一昨日の夕方から落ち始めました。気温が微妙に上がり始めていたのです。

  自宅の敷地内に落ちる分にはいいのですが、この写真では、奥にある I さんの家に通ずる私道をふさいでしまって、これを除くのに2時間かかりました。

  各地で雪の事故も相次いでいます。屋根から落ちた雪に埋没、屋根から転落、除雪機で大怪我など、犠牲者も連日です。昨日、私は屋根の一部の雪下ろしをしましたが、クライミング用のハーネスを取り出し、ロープで確保しながらの作業でした。「命綱を」といわれるけれど、一般の家庭では、その支点をとるのに苦労するのではないでしょうか。ともかく、ご安全に。

  火曜日あたりからまた雪の予報です。


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happajuku at 06:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2012年02月04日

いいことあるかも、こだわりの納豆

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  宮崎県延岡市出身の佐藤仁敬(よしたか)さんがここ長井市に住み始めて数年。ここ4年ほどは元日の葉山登山にも一緒に参加してくれています。現在は「よっちゃん堂」という名で、いろいろな加工食品づくりを行なってます。

  結婚し、一男一女のパパになっていますが、ご長男は「大吉(だいきち)くん」といいます。元気いっぱいのお子さんです。その名前をつけた納豆が販売されています。

  遺伝子組み換え大豆を使用せず、地元の農家が栽培した大豆を使って、市内の納豆製造業者に委託して作っているそうです。大粒の大豆が使われていて、柔らかな食感でした。

  スーパーで市販されているものよりも値段は少し高いのですが、消費者側が生産者のこうしたこだわりに応えてゆかなければ、日本の農業の将来もなかなか大変であることはいうまでもありません。わが家では近くの農協の直売所「愛菜館」で求めています。

  きょうは「立春」。“春は名のみの 風の寒さや”という『早春賦』の世界で、今朝も新たな雪が20センチほど積もってますが、長井市伊佐沢の佐藤家にも、いい春風が吹きますようにと応援しています。


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happajuku at 05:22|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 

2012年02月03日

稀にみる降雪〜2月2日

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<これは何でしょう?>


  朝起きたときにはさほどでなかった新しい雪。それでも除雪車が通ったあとの片付けなどして、朝食を終えたころから雪が降り出しました。10時ぐらいからは、尋常ではない降り方になりました。

  宅急便のトラックがわが家の前で動けなくなって、運転手がスコップを借りにきたので外に出てびっくり。朝除雪された道が完全に埋もれ、深い轍ができあがっていました。

  お向かいの家の前に置かれた軽乗用車はごらんの通り。雪は午後12時半ごろまで続き、その後は何事もなかったかのような平穏な空に変わりました。結局、朝から昼すぎまでに50センチほど降ったようです。


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<背丈に届きそうな積雪>

  
  スキー授業のお手伝いの準備をして出かけたのでしたが、途中で「今日は中止です」との電話があり、家に戻っていたのが幸いしました。もしあのまま出かけていたら、帰宅後、家が埋もれて掘り出すのが大変だったかもしれません。

  早朝、午前、昼過ぎ、夕方、夜と何度も除雪を行い、昨日は結局歩数は30000歩を超えました。屋根の雪が事前に落ちるように、わが家の屋根には「雪止め」がついていません。しかし、気温が緩まないので、なかなか落ちてくれません。

  道路に面した車庫の上の雪を何とかしたくて、ふだんは使っていない部屋のストーブを焚き、屋根を温めましたら、昨夜11時ごろ、ついにドドッと落雪。大きな音で目を覚まし、深夜も除雪となりました。

  4日の「立春」を前に、今日は「節分」。雪国の春はまだ遠い感じがします。


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happajuku at 05:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2012年02月02日

立春直前、この寒波

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<雪下ろし作業中>


  強い寒波がやってきています。昨日は早朝、昼過ぎ、午後と3回の除雪や雪下ろし。それだけで15000歩以上歩きました。とても「よい」運動です。

  昨日の朝、このあたりは−10℃ぐらいでしたが、米沢市では−17℃を記録したとのこと。かなりの冷え込みでした。

  もちろん日中も氷点下の「真冬日」。寒波は明日まで。天気図を見ると、4日あたりから冬型がゆるみ、気温も上がりそうです。

  今朝もだいぶ雪が積もっていますので、これから除雪。そしてなんと、今日はスキー授業のお手伝いで蔵王ライザへ行く日です。こんな雪で、生徒たちが登校できるのかが心配です。


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happajuku at 05:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ブナの森の四季